JP7064857B2 - 粘着剤組成物、その溶液、粘着剤層および表面保護フィルム - Google Patents
粘着剤組成物、その溶液、粘着剤層および表面保護フィルム Download PDFInfo
- Publication number
- JP7064857B2 JP7064857B2 JP2017239443A JP2017239443A JP7064857B2 JP 7064857 B2 JP7064857 B2 JP 7064857B2 JP 2017239443 A JP2017239443 A JP 2017239443A JP 2017239443 A JP2017239443 A JP 2017239443A JP 7064857 B2 JP7064857 B2 JP 7064857B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pressure
- sensitive adhesive
- meth
- component
- adhesive composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Active
Links
Classifications
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J201/00—Adhesives based on unspecified macromolecular compounds
- C09J201/02—Adhesives based on unspecified macromolecular compounds characterised by the presence of specified groups, e.g. terminal or pendant functional groups
- C09J201/06—Adhesives based on unspecified macromolecular compounds characterised by the presence of specified groups, e.g. terminal or pendant functional groups containing oxygen atoms
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J11/00—Features of adhesives not provided for in group C09J9/00, e.g. additives
- C09J11/02—Non-macromolecular additives
- C09J11/06—Non-macromolecular additives organic
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J175/00—Adhesives based on polyureas or polyurethanes; Adhesives based on derivatives of such polymers
- C09J175/04—Polyurethanes
- C09J175/14—Polyurethanes having carbon-to-carbon unsaturated bonds
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J7/00—Adhesives in the form of films or foils
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J7/00—Adhesives in the form of films or foils
- C09J7/30—Adhesives in the form of films or foils characterised by the adhesive composition
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J2301/00—Additional features of adhesives in the form of films or foils
- C09J2301/40—Additional features of adhesives in the form of films or foils characterized by the presence of essential components
- C09J2301/408—Additional features of adhesives in the form of films or foils characterized by the presence of essential components additives as essential feature of the adhesive layer
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J2467/00—Presence of polyester
- C09J2467/006—Presence of polyester in the substrate
-
- C—CHEMISTRY; METALLURGY
- C09—DYES; PAINTS; POLISHES; NATURAL RESINS; ADHESIVES; COMPOSITIONS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; APPLICATIONS OF MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
- C09J—ADHESIVES; NON-MECHANICAL ASPECTS OF ADHESIVE PROCESSES IN GENERAL; ADHESIVE PROCESSES NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE; USE OF MATERIALS AS ADHESIVES
- C09J2475/00—Presence of polyurethane
Landscapes
- Chemical & Material Sciences (AREA)
- Organic Chemistry (AREA)
- Adhesives Or Adhesive Processes (AREA)
- Adhesive Tapes (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Description
本発明の一形態は、水酸基含有ウレタンプレポリマー(A)(以下、(A)成分とも称する)と、多官能(メタ)アクリレート(B)(以下、(B)成分とも称する)と、熱ラジカル開始剤(C)(以下、(C)成分とも称する)と、架橋剤(D)(以下、(D)成分とも称する)と、光ラジカル開始剤(E)(以下、(E)成分とも称する)と、を含有する、粘着剤組成物に関する。
本発明の粘着剤組成物は、(A)成分を含む。(A)成分は粘着剤組成物への粘着性付与に寄与しうる。
本発明の粘着剤組成物は、多官能(メタ)アクリレート(B)を含む。(B)成分は、リワークの際の光照射によって光重合、架橋反応が進行して粘着剤組成物の粘着力を低下させることで、粘着剤組成物へのリワーク性付与に寄与しうる。
本発明の粘着剤組成物は、熱ラジカル開始剤(C)を含む。(C)成分は、(B)成分の熱重合、架橋反応を進行させるため、粘着剤組成物への粘着性付与、ならびに粘着剤層の脱落の発生の低減に寄与しうる。
本発明の粘着剤組成物は、架橋剤(D)を含む。(D)成分は、(A)成分との間での熱重合、架橋を進行させるため、粘着剤組成物への粘着性付与、ならびに粘着剤層の脱落の発生の低減に寄与しうる。
本発明の粘着剤組成物は、光ラジカル開始剤(E)を含む。(E)成分は、リワークの際の光照射によってラジカルを発生し、(B)成分の光重合、架橋を進行させることで、光照射後の粘着力の低下によるリワーク性の向上に寄与しうる。
粘着剤組成物における(E)成分の含有量は、特に制限されないが、(A)成分100質量部に対して、0.01質量部以上10質量部以下であることが好ましく、0.1質量部以上10質量部以下であることがより好ましく、0.5質量部以上10質量部以下であることがさらに好ましく、0.5質量部以上5質量部以下であることがよりさらに好ましく、1質量部以上2質量部以下であることが特に好ましい。上記範囲であると、リワーク性がより向上する。この理由は、リワークの際の光照射による(B)成分の光重合、架橋反応がより進行するからであると推測している。
本発明の一形態に係る粘着剤組成物は、帯電防止剤(F)を含むことが好ましい。帯電防止剤は、粘着剤組成物から形成される粘着剤層の表面抵抗値の低下に寄与しうる。これより、被着体である液晶セル等に貼合した後、貼りミス等により剥離する必要が生じた際に、静電気の発生を効果的に抑制することができる。その結果、偏光板等の表面にゴミが付着し易くなったり、液晶配向に乱れが生じやすくなったり、周辺回路素子の静電破壊が生じ易くなったりすることを、安定的に防止することができる。
本発明の一形態に係る粘着剤組成物は、本発明の効果を損なわない限り、添加剤として公知の添加剤を含んでいてもよい。添加剤としては、特に制限されないが、例えば、硬化促進剤、リチウム塩、無機充填剤、軟化剤、酸化防止剤、老化防止剤、安定剤、粘着付与樹脂、レベリング剤、消泡剤、可塑剤、染料、顔料、処理剤、蛍光増白剤、分散剤、熱安定剤、光安定剤、滑剤等が挙げられる。
本発明の一形態に係る粘着剤組成物の調製方法(製造方法)は、特に制限されず公知の方法を用いることができ、通常は、上述した各成分を混合することにより得ることができる。混合方法にも特に制限はなく、成分を一括に混合するか、各成分を順次混合するか、または任意の複数の成分を混合した後に残りの成分を混合するなどして、均一な混合物となるように攪拌することにより製造することができる。必要に応じて、特定波長の光を遮光した場所で攪拌を行ってもよく、加温、例えば30℃以上40℃以下の温度に加温し、スターラーなどで均一になるまで、例えば10分以上5時間以下攪拌することにより調製してもよい。
本発明の他の一形態は、本発明の一形態に係る粘着剤組成物から形成される粘着剤層に関する。すなわち、当該形態は、本発明の一形態に係る粘着剤組成物の熱硬化物である粘着剤層であるともいえる。なお、本明細書において、熱硬化物とは、熱により架橋反応が進行することで形成される硬化物であり、必ずしも加熱を必要とするものではなく、室温にて硬化された硬化物も含むものとする。
本発明の他の一形態は、樹脂フィルムと、本発明の一形態に係る粘着剤組成物から形成される粘着剤層(すなわち、上述した粘着剤層)と、を含む、表面保護フィルムに関する。すなわち、当該形態は、樹脂フィルムと、本発明の一形態に係る粘着剤組成物の熱硬化物である粘着剤層と、を含む、表面保護フィルムであるともいえる。なお、粘着剤層の詳細は、上述した通りである。
[粘着剤組成物1の調製]
(A)成分である東洋インキ株式会社製 商品名:サイアバイン(登録商標)SH101 100質量部に対して、(B)成分として新中村工業株式会社製 商品名:A-9550 125質量部、(C)成分として日油株式会社製 商品名:パーロイル(登録商標)TCP 5質量部、(D)成分として東ソー株式会社製 商品名:コロネート(登録商標)L-45E 14.8質量部、(E)成分としてIGM RESINS社製 商品名:IRGACURE(登録商標)TPO 2質量部、(F)成分として3Mジャパン株式会社製 商品名:3M(商標)イオン液体型帯電防止剤FC4400 5質量部を混合して粘着剤組成物1を調製し、(A)から(F)成分の合計の濃度が50質量%となるように酢酸エチルを加えて粘着剤組成物溶液1を調製した。
上記粘着剤組成物1の調製において、(A)から(F)成分の種類、添加量を下記表1および下記表2に記載のように変更して、各粘着剤組成物を調製し、各粘着剤組成物溶液を調製した。
A1:サイアバイン(登録商標)SH101(2個以上の水酸基を有するウレタンプレポリマー、水酸基価18mgKOH/g、二重結合当量4000g/mol)、東洋インキ株式会社製、
A2:アートレジン(登録商標)UN5500(2個以上の水酸基と、アクリロイルオキシ基とを有し、かつポリカーボネート骨格を有する、ウレタンプレポリマー、水酸基価4.5mgKOH/g)、根上工業株式会社製。
B1:A-9550(ジペンタエリスリトールポリアクリレート、水酸基価53mgKOH/g、二重結合当量110g/mol)、新中村工業株式会社製。
C1:パーロイル(登録商標)TCP(ペルオキシ二炭酸ビス(4-t-ブチルシクロヘキシル)、1分間半減期温度92.1℃)、日油株式会社製。
D1:コロネート(登録商標)L-45E、東ソー株式会社製、
D2:スタビオ(登録商標)D-376N、三井化学株式会社製、
D3:デュラネート(登録商標)E402-80B、旭化成株式会社製、
D4:NISSO-PB(登録商標)TP1001、日本曹達株式会社製。
E1:IRGACURE(登録商標)TPO(2,4,6-トリメチルベンゾイル-ジフェニル-ホスフィンオキサイド)、IGM Resins社製。
F1:3M(商標)イオン液体型帯電防止剤FC4400(トリ-n-ブチルメチルアンモニウムビストリフルオロメタンスルホンイミド)、3Mジャパン株式会社製。
[表面保護フィルム1の製造]
両面にAS処理(帯電防止処理)を施した厚さ75μmのポリエチレンテレフタレート(PET)フィルムの片面に、上記作製した粘着剤組成物溶液を、乾燥後の厚さが75μmとなるよう塗布した。次いで、PETフィルム上の塗膜を120℃の熱風循環式オーブンにて5分間乾燥させ、PETフィルム上に粘着剤層を形成した。続いて、粘着剤層の表面(PETフィルム側の面とは反対側の面)に、剥離フィルム(ダイヤホイル(登録商標)MRF38(厚さ38μmのPETフィルムの表面を、シリコーン剥離剤で処理したもの)、三菱樹脂株式会社製)を貼合した。その後、PETフィルムと、粘着剤層と、剥離フィルムとがこの順に積層されてなる積層体を23℃×50%RHの試験環境下、7日間放置して、粘着フィルム(表面保護フィルム1)を製造した。
上記表面保護フィルム1の製造において、粘着剤組成物溶液1を粘着剤組成物溶液2から5へと変更した以外は同様にして、各粘着フィルム(表面保護フィルム2から25)を製造した。
上記製造した各粘着フィルムについて、以下の評価を行った。各評価結果は、下記表1および下記表2に示す。
粘着フィルムを、幅25mm、長さ200mmに裁断した。次いで、質量2000gのゴムロール(厚さ6mmのゴム層で被覆された、幅45mm、直径(ゴム層を含む)95mmのロール、ロール表面のスプリング硬さ80Hs)を用いて、剥離フィルムを剥離した後の粘着フィルムの粘着剤層表面と無アルカリガラス(EAGLE XG(登録商標)、Corning社製)とを圧着した。続いて、23℃×50%RHの試験環境下、引張試験機を用いて、2400mm/分の剥離速度で180°の方向に、無アルカリガラスから粘着フィルムを剥離したときの強度を測定した。この値を粘着フイルム(表面保護フィルム)のガラス粘着力(g/25mm)とした。なお、ガラス粘着力は、15g/25mm以上90g/25mm以下である場合に良好であるとした。
粘着フィルムを、幅25mm、長さ200mmに裁断した。次いで、粘着フィルムに対して、PETフィルム側から、PETフィルム越しに、23℃×50%RHの試験環境下、メタルハライドランプにて300mJ/cm2の紫外線を照射し、粘着剤層の硬化を進行させた。続いて、上記ガラス粘着力の測定と同様にしてガラス粘着力を測定した。この値を粘着フイルム(表面保護フィルム)の紫外線照射後のガラス粘着力(g/25mm)とした。紫外線照射後のガラス粘着力は、10g/25mm以下である場合に良好であるとした。
粘着フィルムから剥離フィルムを剥離した。次いで、JIS K5600-5-4:1999に記載の引っかき硬度試験法を参照して、粘着剤層表面に、SUS製の先端が1mmφのPENを45度の角度で500gおよび1000gの荷重で押し付け、2cm滑らせたときの粘着剤カスの発生有無を確認した。打ち抜き時の粘着剤層の脱落の発生頻度と当該試験における粘着剤カスの発生の程度とが対応する傾向を確認しており、当該試験結果は打ち抜き加工性の指標として用いることができる。以下の基準に従って粘着フィルム(表面保護フィルム)の打ち抜き加工性を評価し、○以上が良好な結果であるとした。
◎:1000g荷重において、粘着剤カスが発生しなかった、
○:500g荷重において、粘着剤カスが発生しなかった、
△:500g荷重において、粘着剤層の一部で粘着剤カスが発生した、
×:500g荷重において、粘着剤層の全面で粘着剤カスが発生した。
上記ガラス粘着力の測定と同様にして、粘着フィルムと無アルカリガラス(EAGLEXG(登録商標)、Corning社製)とを圧着した後、無アルカリガラスから粘着フィルムを剥離した。剥離の際に発生する粘着フィルムの電位を、23℃、50%RHの環境下で、該粘着フィルムの中央から高さ30mmの位置に固定してある電位測定機(STATIRON(登録商標)DZ4、シシド静電気株式会社製)を用いて測定した。この値を粘着フィルム(表面保護フィルム)の剥離帯電圧とした。なお、剥離帯電圧は、値が小さいほど好ましい。
上記ガラス粘着力の測定と同様にして、粘着フィルムと無アルカリガラス(EAGLE XG(登録商標)、Corning社製)とを圧着した後、無アルカリガラスから粘着フィルムを剥離した。次いで、粘着フィルムの剥離後の無アルカリガラスについて、表面の付着物の有無を目視で確認し、抵抗率計(ハイレスタ(登録商標)MCP-HT450、三菱ケミカルアナリテック社製)を用いて表面抵抗を測定した。粘着フィルム(表面保護フィルム)のガラス汚染性は、以下の基準に従って評価した。
○:付着物なし、表面抵抗1.0×1016Ω/□以上、
△:付着物なし、表面抵抗1.0×1016Ω/□以下、
×:付着物あり、表面抵抗1.0×1016Ω/□以下。
Claims (13)
- 水酸基含有ウレタンプレポリマー(A)と、多官能(メタ)アクリレート(B)と、熱ラジカル開始剤(C)と、架橋剤(D)と、光ラジカル開始剤(E)と、を含有し、
前記水酸基含有ウレタンプレポリマー(A)は、(メタ)アクリロイル基を有する、
粘着剤組成物。 - 前記水酸基含有ウレタンプレポリマー(A)100質量部に対する前記熱ラジカル開始剤(C)の含有量が0.01質量部以上、20質量部以下である、請求項1に記載の粘着剤組成物。
- 前記水酸基含有ウレタンプレポリマー(A)100質量部に対する前記多官能(メタ)アクリレート(B)の含有量が5質量部以上、500質量部以下である、請求項1または2に記載の粘着剤組成物。
- 前記多官能(メタ)アクリレート(B)は、水酸基価が5mgKOH/g以上である、請求項1から3のいずれか1項に記載の粘着剤組成物。
- 前記熱ラジカル開始剤(C)は、過酸化物である、請求項1から4のいずれか1項に記載の粘着剤組成物。
- 前記架橋剤(D)はイソシアネート基を有する化合物を含み、前記水酸基含有ウレタンプレポリマー(A)の水酸基総量に対する前記イソシアネート基を有する化合物のイソシアネート基総量との当量比(NCO(モル)/OH(モル))が、0.5以上20以下である、請求項1から5のいずれか1項に記載の粘着剤組成物。
- 前記水酸基含有ウレタンプレポリマー(A)100質量部に対する前記光ラジカル開始剤(E)の含有量が0.01質量部以上、10質量部以下である、請求項1から6のいずれか1項に記載の粘着剤組成物。
- 帯電防止剤(F)をさらに含有する、請求項1から7のいずれか1項に記載の粘着剤組成物。
- 前記水酸基含有ウレタンプレポリマー(A)100質量部に対する前記帯電防止剤(F)の含有量が0.5質量部以上、30質量部以下である、請求項8に記載の粘着剤組成物。
- 請求項1から9のいずれか1項に記載の粘着剤組成物と、溶剤とを含む、粘着剤組成物溶液。
- 請求項1から9のいずれか1項に記載の粘着剤組成物から形成される、粘着剤層。
- 樹脂フィルムと、請求項11に記載の粘着剤層と、を含む、表面保護フィルム。
- 光照射処理により前記粘着剤層の粘着力が低下する、請求項12に記載の表面保護フィルム。
Priority Applications (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017239443A JP7064857B2 (ja) | 2017-12-14 | 2017-12-14 | 粘着剤組成物、その溶液、粘着剤層および表面保護フィルム |
KR1020180040647A KR102210257B1 (ko) | 2017-12-14 | 2018-04-06 | 점착제 조성물, 그의 용액, 점착제층 및 표면 보호 필름 |
CN201811527401.7A CN109971410B (zh) | 2017-12-14 | 2018-12-13 | 粘合剂组合物、其溶液、粘合剂层及表面保护膜 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2017239443A JP7064857B2 (ja) | 2017-12-14 | 2017-12-14 | 粘着剤組成物、その溶液、粘着剤層および表面保護フィルム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2019104870A JP2019104870A (ja) | 2019-06-27 |
JP7064857B2 true JP7064857B2 (ja) | 2022-05-11 |
Family
ID=67056232
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2017239443A Active JP7064857B2 (ja) | 2017-12-14 | 2017-12-14 | 粘着剤組成物、その溶液、粘着剤層および表面保護フィルム |
Country Status (3)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP7064857B2 (ja) |
KR (1) | KR102210257B1 (ja) |
CN (1) | CN109971410B (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7334087B2 (ja) * | 2019-08-19 | 2023-08-28 | リンテック株式会社 | 保護膜形成用複合シートロール |
JP7422622B2 (ja) | 2019-09-25 | 2024-01-26 | マクセル株式会社 | 粘着テープ |
KR102315065B1 (ko) * | 2019-12-20 | 2021-10-20 | (주)이녹스첨단소재 | 디스플레이용 점착력 가변형 점착조성물 및 이를 포함하는 디스플레이용 점착시트 |
JP2022154859A (ja) * | 2021-03-30 | 2022-10-13 | マクセル株式会社 | 粘着テープ |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007112903A (ja) | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Nitto Denko Corp | 粘着剤層およびその製造方法、粘着剤付光学部材、ならびに画像表示装置 |
JP2007238766A (ja) | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Mitsubishi Chemicals Corp | 接着剤及びその製造方法、接着剤硬化物、並びにこれを用いた積層体 |
JP2007302846A (ja) | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Nitto Denko Corp | 光学部材用粘着剤組成物、光学部材用粘着剤層およびその製造方法、粘着剤付光学部材、ならびに画像表示装置 |
JP2011508814A (ja) | 2007-12-28 | 2011-03-17 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 熱および化学線硬化型接着剤組成物 |
JP2011522063A (ja) | 2008-04-21 | 2011-07-28 | エルジー・ケム・リミテッド | 粘着剤組成物と、これを含む偏光板及び液晶表示装置 |
JP2014130853A (ja) | 2012-12-27 | 2014-07-10 | Fujifilm Corp | 半導体装置製造用仮接着剤、並びに、それを用いた接着性支持体、及び、半導体装置の製造方法 |
WO2016092971A1 (ja) | 2014-12-09 | 2016-06-16 | Dic株式会社 | 紫外線硬化型粘着剤組成物、紫外線硬化型粘着シートの製造方法、及び積層体の製造方法 |
WO2016175112A1 (ja) | 2015-04-30 | 2016-11-03 | リンテック株式会社 | ワーク加工用粘着テープ |
Family Cites Families (10)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4339503B2 (ja) | 2000-11-14 | 2009-10-07 | 横浜ゴム株式会社 | ポリウレタン組成物 |
WO2008047562A1 (fr) * | 2006-09-29 | 2008-04-24 | Asahi Glass Co., Ltd. | Matière de base pour un adhésif et procédé de fabrication de l'adhésif |
KR100872526B1 (ko) | 2007-07-26 | 2008-12-08 | 조광페인트주식회사 | 서페이서용 경화형 수지 및 그를 이용한 자외선 경화형서페이서 조성물 |
KR101134553B1 (ko) * | 2008-07-01 | 2012-04-13 | 주식회사 엘지화학 | 점착제 조성물,편광판 및 액정표시장치 |
JP5394450B2 (ja) | 2010-08-27 | 2014-01-22 | 三洋化成工業株式会社 | ドライラミネート用接着剤 |
CN103450817B (zh) * | 2012-06-01 | 2017-07-04 | 汉高股份有限公司 | 粘合剂组合物 |
JP6075009B2 (ja) * | 2012-10-31 | 2017-02-08 | Dic株式会社 | 加飾ハードコートフィルム及び加飾ハードコート粘着フィルム。 |
KR101612161B1 (ko) * | 2013-08-30 | 2016-04-12 | 주식회사 엘지화학 | 중합체의 제조 방법 |
JP6166152B2 (ja) * | 2013-11-06 | 2017-07-19 | 株式会社有沢製作所 | 保護フィルム用組成物、保護フィルム、積層体及び積層体の製造方法 |
JP6172312B1 (ja) * | 2016-02-18 | 2017-08-02 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 再剥離型粘着剤、および表面保護フィルム |
-
2017
- 2017-12-14 JP JP2017239443A patent/JP7064857B2/ja active Active
-
2018
- 2018-04-06 KR KR1020180040647A patent/KR102210257B1/ko active IP Right Grant
- 2018-12-13 CN CN201811527401.7A patent/CN109971410B/zh active Active
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2007112903A (ja) | 2005-10-20 | 2007-05-10 | Nitto Denko Corp | 粘着剤層およびその製造方法、粘着剤付光学部材、ならびに画像表示装置 |
JP2007238766A (ja) | 2006-03-08 | 2007-09-20 | Mitsubishi Chemicals Corp | 接着剤及びその製造方法、接着剤硬化物、並びにこれを用いた積層体 |
JP2007302846A (ja) | 2006-05-15 | 2007-11-22 | Nitto Denko Corp | 光学部材用粘着剤組成物、光学部材用粘着剤層およびその製造方法、粘着剤付光学部材、ならびに画像表示装置 |
JP2011508814A (ja) | 2007-12-28 | 2011-03-17 | イー・アイ・デュポン・ドウ・ヌムール・アンド・カンパニー | 熱および化学線硬化型接着剤組成物 |
JP2011522063A (ja) | 2008-04-21 | 2011-07-28 | エルジー・ケム・リミテッド | 粘着剤組成物と、これを含む偏光板及び液晶表示装置 |
JP2014130853A (ja) | 2012-12-27 | 2014-07-10 | Fujifilm Corp | 半導体装置製造用仮接着剤、並びに、それを用いた接着性支持体、及び、半導体装置の製造方法 |
WO2016092971A1 (ja) | 2014-12-09 | 2016-06-16 | Dic株式会社 | 紫外線硬化型粘着剤組成物、紫外線硬化型粘着シートの製造方法、及び積層体の製造方法 |
WO2016175112A1 (ja) | 2015-04-30 | 2016-11-03 | リンテック株式会社 | ワーク加工用粘着テープ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CN109971410B (zh) | 2022-02-01 |
KR20190071558A (ko) | 2019-06-24 |
KR102210257B1 (ko) | 2021-02-01 |
JP2019104870A (ja) | 2019-06-27 |
CN109971410A (zh) | 2019-07-05 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP7064857B2 (ja) | 粘着剤組成物、その溶液、粘着剤層および表面保護フィルム | |
EP3121209B1 (en) | Urethane oligomer and active energy ray curable resin composition containing same | |
US9534151B2 (en) | Sheet and adhesive sheet | |
JP5455362B2 (ja) | 粘着剤組成物およびこれを用いた光学部材 | |
JP5528861B2 (ja) | 紫外線硬化型粘着剤組成物 | |
JP2015028607A (ja) | 偏光板用活性エネルギー線硬化性接着剤 | |
JP2011528392A (ja) | 粘着剤組成物、偏光板及び液晶表示装置 | |
WO2010026980A1 (ja) | 複合フィルム | |
JP7012427B2 (ja) | 光硬化性組成物、及び粘着シート | |
TWI585182B (zh) | 保護薄膜 | |
WO2016092971A1 (ja) | 紫外線硬化型粘着剤組成物、紫外線硬化型粘着シートの製造方法、及び積層体の製造方法 | |
TW202128934A (zh) | 黏著片材、可撓性圖像顯示裝置構件、光學構件及圖像顯示裝置 | |
JP7285072B2 (ja) | 粘着剤組成物、硬化物および表面保護フィルム | |
US20210246341A1 (en) | Photocurable adhesive composition for optical film, photocurable adhesive layer for optical film, optical member, and display apparatus | |
JP2011132297A (ja) | 粘着剤組成物、および該粘着剤を用いた光学部材 | |
JP7241538B2 (ja) | 粘着剤組成物、硬化物および表面保護フィルム | |
JP7241537B2 (ja) | 熱硬化型粘着剤組成物、熱硬化物および表面保護フィルム | |
EP4317345A1 (en) | Radiation-curable adhesive sheet | |
EP4317344A1 (en) | Radiation-curable adhesive sheet | |
EP4317343A1 (en) | Radiation-curable adhesive sheet | |
CN111378387A (zh) | 可热固化粘着组合物、热固化产物以及表面保护膜 | |
JP2021130740A (ja) | 樹脂組成物、硬化物、偏光板、画像表示装置 | |
WO2023189573A1 (ja) | 粘着シート、離型フィルム付き粘着シート、及びフレキシブル画像表示装置構成部材用粘着シート | |
JP2023144908A (ja) | 粘着シート、画像表示装置構成用積層体および画像表示装置 | |
CN117355587A (zh) | 粘合剂组合物、粘合片、光学层叠体及图像显示装置 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20201113 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210625 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210713 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20211007 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20220329 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20220425 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 7064857 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |