JP7063094B2 - タイヤ製造情報の解析方法 - Google Patents

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Description

本発明は、タイヤ製造情報の解析方法に関し、さらに詳しくは、タイヤのユニフォミティとダイナミックバランスの少なくとも一方を改善するための解析作業を効率的に行うことができるタイヤ製造情報の解析方法に関するものである。
タイヤ製造情報には、ユニフォミティ情報やダイナミックバランス情報など様々な情報がある。それぞれのタイヤに対して、多様なタイヤ製造情報を容易に把握できれば、タイヤのユニフォミティやダイナミックバランスの改善のための解析等に利用できるので非常に有益である。例えば、タイヤの基準点となる目印(バーコードなど)に対する特異点(バランス軽点やRFVの一次ピーク点など)の回転方向角度を測定するタイヤの検査方法および装置が提案されている(特許文献1参照)。
特許文献1では、基準となる目印に対して特異点がタイヤ回転方向でどの程度ずれた位置に出現し易いかを把握して、その把握した情報をタイヤの改善に役立てることができる旨、記載されている(段落0003参照)。しかしながら、特許文献1では、基準点となる目印に対する特異点の回転方向角度を、時間と労力を要せずに測定することに注目しているだけである(段落0005等参照)。それ故、タイヤ製造情報を用いてユニフォミティやダイナミックバランスを改善するための解析作業を効率的に行える方法が要望される。
特開2001-159584号公報
本発明の目的は、タイヤのユニフォミティとダイナミックバランスの少なくとも一方を改善するための解析作業を効率的に行うことができるタイヤ製造情報の解析方法を提供することにある。
上記目的を達成するため本発明のタイヤ製造情報の解析方法は、成形工程では同じ成形機を使用してグリーンタイヤを成形し、加硫工程では前記グリーンタイヤを同じ加硫機を使用して加硫することにより製造された同一仕様の複数のタイヤについて、それぞれのタイヤのユニフォミティ波形データおよびこの波形データのタイヤ周方向の位相情報と、前記波形データに影響を与える前記成形工程における成形要因のタイヤ周方向の位相情報と、前記波形データに影響を与える前記加硫工程における加硫要因のタイヤ周方向の位相情報とを記憶部に記憶しておき、前記記憶部に記憶されている前記波形データとそれぞれの前記位相情報とに基づいて、前記波形データに対する前記成形要因および前記加硫要因のそれぞれの前記位相情報の影響度の大きさを演算部により算出し、この算出された結果に基づいて、前記波形データにより特定されるユニフォミティ値を許容範囲にさせる前記成形要因および前記加硫要因のそれぞれの前記位相情報を前記演算部により算出することを特徴とする。
本発明の別のタイヤ製造情報の解析方法は、成形工程では同じ成形機を使用してグリーンタイヤを成形し、加硫工程では前記グリーンタイヤを同じ加硫機を使用して加硫することにより製造された同一仕様の複数のタイヤについて、それぞれのタイヤのダイナミックバランスベクトルデータおよびこのベクトルデータのタイヤ周方向の位相情報と、前記ベクトルデータに影響を与える前記成形工程における成形要因のタイヤ周方向の位相情報と、前記ベクトルデータに影響を与える前記加硫工程における加硫要因のタイヤ周方向の位相情報とを記憶部に記憶しておき、前記記憶部に記憶されている前記ベクトルデータとそれぞれの前記位相情報とに基づいて、前記ベクトルデータに対する前記成形要因および前記加硫要因のそれぞれの前記位相情報の影響度の大きさを演算部により算出し、この算出された結果に基づいて、前記ベルトルデータにより特定されるダイナミックバランス値を許容範囲にさせる前記成形要因および前記加硫要因のそれぞれの前記位相情報を前記演算部により算出することを特徴とする。
前者の本発明によれば、成形機および加硫機を同一にして製造された同一仕様の複数のタイヤについて、それぞれのタイヤのユニフォミティ波形データおよびこの波形データのタイヤ周方向の位相情報と、前記波形データに影響を与える前記成形工程における成形要因のタイヤ周方向の位相情報と、前記波形データに影響を与える前記加硫工程における加硫要因のタイヤ周方向の位相情報とを記憶部に記憶しておく。そのため、前記記憶部に記憶されているデータおよび情報を用いることで、前記波形データにより特定されるユニフォミティ値を許容範囲にさせる前記成形要因および前記加硫要因のそれぞれのタイヤ周方向の位相情報を前記演算部により迅速に算出できる。したがって、ユニフォミティを改善するための解析作業の効率化を図ることが可能になる。
後者の本発明によれば、成形機および加硫機を同一にして製造された同一仕様の複数のタイヤについて、それぞれのタイヤのダイナミックバランスベクトルデータおよびこのベクトルデータのタイヤ周方向の位相情報と、前記ベクトルデータに影響を与える前記成形工程における成形要因のタイヤ周方向の位相情報と、前記波形データに影響を与える前記加硫工程における加硫要因のタイヤ周方向の位相情報とを記憶部に記憶しておく。そのため、前記記憶部に記憶されているデータおよび情報を用いることで、前記ベルトルデータにより特定されるダイナミックバランス値を許容範囲にさせる前記成形要因および前記加硫要因のそれぞれのタイヤ周方向の位相情報を前記演算部により迅速に算出できる。したがって、ダイナミックバランスを改善するための解析作業の効率化を図ることが可能になる。
タイヤ製造情報の解析方法に用いる解析装置を例示する説明図である。 タイヤの上半分を断面視で例示する説明図である。 図2のタイヤを側面視で例示する説明図である。 一次グリーンタイヤの成形工程をタイヤの側面視で例示する説明図である。 図4の一次グリーンタイヤを用いてグリーンタイヤを成形する工程をタイヤ側面視で例示する説明図である。 グリーンタイヤの加硫工程をタイヤの横断面視で例示する説明図である。 図6の加硫用モールドとグリーンタイヤをタイヤの側面視で例示する説明図である。 タイヤ構成部材のスプライス位置をタイヤの側面視で例示する説明図である。 RFV波形データを例示するグラフ図である。 基準点を基準にして位相合わせされた図9のRFV波形データを例示するグラフ図である。 ダイナミックバランスベクトルデータを例示する模式図である。
以下、本発明のタイヤ製造情報の解析方法を図に示した実施形態に基づいて説明する。
この解析方法の実施形態では、同一仕様の複数のタイヤのタイヤ製造情報を用いて、その同一仕様のタイヤのユニフォミティ(以下、UFという)およびダイナミックバランス(以下、DBという)を改善するための解析を行う。図1に例示するように、この解析方法を行うために用いる解析装置1は、演算部2aと記憶部2bとを有している。演算部2a、記憶部2bとしてはそれぞれ、コンピュータを構成するCPU、メモリを例示できる。したがって、解析装置1としては、演算部2aと記憶部2bを備えたコンピュータサーバー2(以下、サーバー2という)を用いればよい。記憶部2bには後述するデータベースBsが格納されている。
サーバー2には、検知機4がその検知データを入力可能に接続されている。検知機4は、タイヤTの側面上に付された目印マークM(M1、M2、M3)および基準点Mcの位置を取得する。この実施形態では、タイヤTの側面視画像を取得するデジタルカメラ(画像取得機)が検知機4として使用されている。画像取得機4には、画像コントローラ4aが接続されていて、画像コントローラ4aは制御部3を介してサーバー2に接続されている。画像取得機4の作動は、制御部3の指示により画像コントローラ4aによって制御される。制御部3や画像コントローラ4aの機能を、サーバー2に組み入れた構成にしてもよい。
目印マークMとしては例えば、RFV波形データの一次成分が最大値となるタイヤ周方向位置を示すUFマークM1、タイヤTが最も軽量となるタイヤ周方向位置を示す軽点マークM2、タイヤTを製造した工場を示す工場コードマークM3を用いることができる。
基準点Mcは、タイヤTの側面上の予め設定されている点であり、種々の指標を用いることができる。この実施形態では基準点McにQRラベルが付されているので、QRラベルを基準点Mcとして用いることができる。QRラベルはそのタイヤTの様々な製造情報を有している(様々な製造情報にアクセスできる)公知のラベルであり、基準点Mcとして用いるには好適である。
サーバー2にはさらに、読取機5、UF測定器6、DB測定器7が、それぞれの検知データを入力可能に接続されている。読取機5は、QRラベルMcを読取ってQRラベルMcが有する所定のタイヤ製造情報を取得する。UF測定器6は、UFマークM1をタイヤTの側面に付与するマーク付与部6aを有している。DB測定器7は、軽点マークM2をタイヤTの側面に付与するマーク付与部7aを有している。
この解析装置1が解析対象とするタイヤ製造情報は、同一仕様の複数のタイヤTおよびその製造工程から得られる。図2、3に例示するそれぞれのタイヤTを製造するには、図4、5に例示する同じ成形機8(成形ドラム8a)を用いてグリーンタイヤGが成形される。次いで、成形されたグリーンタイヤGは、図6、7に例示する同じ加硫機9(加硫用モールド10)を用いて加硫されることでタイヤTになる。図中のCLはタイヤ軸心を示している。
図2に例示するように、タイヤT(空気入りタイヤT)は様々なタイヤ構成部材g(g1~g7)が積層されて構成されている。具体的には、最内周のインナーライナg1の外周面にカーカスg2が積層されている。カーカスg2は左右一対のビードg3の間に架装されている。カーカスg2の両端部はそれぞれのビードg3のビードコアの周りでタイヤ内側から外側に折り返されている。カーカスg2のタイヤ幅方向中央部にはベルトg5が埋設されていて、ベルトg5の外周面にはベルトカバーg6およびトレッドゴムg7が積層されている。トレッドゴムg7のタイヤ幅方向両側のカーカスg2の外周面にはサイドゴムg4が積層されている。グリーンタイヤGの構成部材gは主に未加硫ゴムおよび補強材であり、その他、適宜必要な構成部材gが使用されてタイヤTは構成される。ベルトカバーg6は、ベルトg5の全幅を覆う仕様だけでなく幅方向一部を覆う仕様の場合もある。また、ベルトカバーg6を設けない場合もある。
図3では、UFマークM1はタイヤ軸心CLを中心にして基準点(QRラベル)Mcに対して時計まわりで角度A1の位置に付されている。軽点マークM2、工場コードマークM3はそれぞれ、角度A2、A3の位置に付されている。
成形工程では図4、図5に例示するように、グリーンタイヤG(G1)は、成形機8の成形ドラム8a上でタイヤ構成部材gを貼り合せて成形される。詳述すると、図4では、成形ドラム8a上にインナーライナg1、カーカスg2、ビードg3、サイドゴムg4等を貼り合せることで、一次グリーンタイヤG1が成形されている。図5では、成形ドラム8a上で左右一対のビードg3どうしを近接させるとともに、インナーライナg1、カーカスg2およびサイドゴムg4を外周側へ膨出させた一次グリーンタイヤG1の外周面に、ベルトg5、ベルトカバーg6、トレッドゴムg7などを貼り合せてグリーンタイヤGが成形されている。
帯状のタイヤ構成部材gは、タイヤ周方向で1か所または複数か所でスプライスされて筒状(環状)に成形される。尚、一次グリーンタイヤG1とグリーンタイヤGとは、同じ1つの成形機8を用いて成形されることも、一次グリーンタイヤG1とグリーンタイヤGは別々の専用の成形機8を用いて成形されることもある。
加硫工程では図6、図7に例示するように、成形されたグリーンタイヤGは加硫機9に投入されて、加硫機9に取り付けられた加硫用モールド10の中に横倒し状態で配置される。グリーンタイヤGを加硫機9に投入した際の加硫機9(加硫用モールド10)に対するグリーンタイヤGの投入位置データ(加硫用モールド10に配置された工場コードマークM3用の刻印部に対する基準点Mcのタイヤ周方向位置データ)は記憶部2bに記憶される。
このグリーンタイヤGは、加硫用モールド10を型閉めした後、グリーンタイヤGの内側の加硫用ブラダ9aを膨張させた状態にして加硫される。この実施形態では加硫用モールド10は、円環状に配置された多数のセクタモールド10aと、円環状の上側サイドモールド10bおよび下側サイドモールド10cとで構成されている。加硫工程では、加硫用モールド10によってグリーンタイヤGの外周面にはトレッドバターンが刻印され、側面には模様や工場コードマークM3等が刻印されてタイヤTが加硫される。加硫用モールド10としては、この実施形態で例示しているセクショナルタイプに限らず、いわゆる二つ割モールドが使用されることもある。
加硫されたタイヤTの側面の基準点Mcの位置にはQRラベルが付される。タイヤTはその後、図1に例示したUF測定器6やDB測定器7による品質検査等を経てストックされる。UF測定器6ではタイヤTの側面にUFマークM1が付される。DB測定器7ではタイヤTの側面に軽点マークM2が付される。これにより、図3に例示するように、タイヤTの側面には、基準点(QRラベル)Mc、目印マークM(UFマークM1、軽点マークM2および工場コードマークM3)が付された状態になる。
図8では、タイヤ構成部材gを代表して、インナーライナg1、サイドゴムg4、トレッドゴムg7のスプライス位置がそれぞれ、S1、S2、S3で示されている。即ち、インナーライナg1のスプライス位置S1はタイヤ軸心CLを中心にして基準点(QRラベル)Mcに対して時計まわりで角度a1の位置、サイドゴムg4のスプライス位置S2、トレッドゴムg7のスプライス位置S3はそれぞれ、角度a3、a2の位置になっている。このように主なタイヤ構成部材gのスプライス位置が、基準点(QRラベル)Mcに対して、予め設定された所定位置(所定角度)になるようにしてグリーンタイヤGは成形されている。QRラベルMcに対するタイヤ構成部材gのスプライス位置(所定角度)を示すこのタイヤ製造情報は、記憶部2bに記憶されている。
その他の所定のタイヤ製造情報が記憶部2bに記憶されている。例えば、グリーンタイヤGの成形に使用した成形機8の成形ドラム8aの所定位置に対する基準点Mcのタイヤ周方向位置も記憶部2bに記憶されている。また、タイヤTの加硫に使用した加硫機9の機番、成形機8の機番、タイヤ構成部材gの仕様、タイヤ構成部材gの製造条件(製造時間や設備番号など)、グリーンタイヤGの成形条件や加硫条件(時間、温度、圧力など)等の所定の製造情報も記憶部2bに記憶されている。QRラベルMcが有する所定のタイヤ製造情報として、少なくとも、グリーンタイヤGの成形時におけるタイヤ構成部材gのスプライス位置の基準点Mcに対するタイヤ周方向位置と、成形ドラム8aの所定位置に対する基準点Mcのタイヤ周方向位置とが、記憶部2bに記憶されていることが望ましい。
以下、この解析装置1を用いてUFおよびDBを改善するための解析方法の一例を説明する。
図1に例示するように、加硫されたタイヤTのタイヤ側面に付されたQRラベルMcを読取機5によって読取り、QRラベルMcが有しているこのタイヤTの上述した所定の製造情報を取得してサーバー2に入力する。入力された所定の製造情報は記憶部2bに記憶される。
次いで、このタイヤTをUF測定器6にセットして測定を行うことでUF波形データを取得する。UF波形データとしては、RFV、LFVなどの波形データ(生波形データ、一次成分波形データ、複次成分波形データなど)が取得される。取得されたUF波形データは、サーバー2に入力されて記憶部2bに記憶される。取得されたUF波形データに基づいて、演算部2aによって、RFV波形データの一次成分が最大値となるタイヤ周方向位置として特定された位置には、目印マーク付与部6aによってUFマークM1が付される。
次いで、タイヤTをDB測定器7にセットして測定を行うことでDBベクトルデータを取得する。取得されたDBベクトルデータは、サーバー2に入力されて記憶部2bに記憶される。取得されたデータに基づいて、演算部2aによって、タイヤTが最軽量となるタイヤ周方向位置として特定された位置には、目印マーク付与部7aによって軽点マークM2が付される。尚、UF波形データとDBベクトルデータを取得する順序は、どちらが先でもよい。
次いで、画像取得機4によって、目印マークM(M1、M2、M3)およびQRラベルMcが付されているタイヤTの側面視画像を取得することで、目印マークMおよびQRラベルMcの位置を取得する。この取得した側面視画像に基づいて、目印マークMおよびQRラベルMcは、周辺との色の濃淡や彩度の違い等によって検知されて、その位置が演算部2aにより算出される。これに伴い、基準点(QRラベル)Mcに対する目印マークMのタイヤ周方向相対位置も演算部2aにより算出される。
UF波形データ、DBベルトルデータはそれぞれ、記憶部2bに記憶されている。そこで、記憶部2bに記憶されているUF波形データと、算出された基準点(QRラベル)Mcに対するUFマークM1のタイヤ周方向相対位置とが関連付けられて記憶部2bに記憶される。また、記憶部2bに記憶されているDBベクトルデータと、算出された基準点(QRラベル)Mcに対する軽点マークM2のタイヤ周方向相対位置とが関連付けられて記憶部2bに記憶される。
これにより、記憶部2bに記憶されたUF波形データ、DBベルトルデータのそれぞれにおけるタイヤ周方向位置のパラメータを、基準点Mcのタイヤ周方向位置を基準にすることで、これら特定のタイヤ製造情報(UF波形データ、DBベクトルデータ)を実際のタイヤの周方向位置に対応させて把握することができる。即ち、UF波形データおよびDBベクトルデータそれぞれのタイヤ周方向の位相情報を把握できる。
具体的には、UF測定器6でタイヤTを測定することで、図9に例示するように、そのタイヤTのRFV波形データを取得することができる。図9の曲線RはRFVの生の波形データ、曲線R1は一次成分波形データを示している。点pは、一次成分波形データのピークの位置を示していて、測定したタイヤTの側面には、点pの周方向位置に相当する位置にUFマークM1が付されている。
UF測定器6にセットされるタイヤTの周方向位置はランダムなので、図9に例示するRFV波形データを取得しても、実際のタイヤTにおけるRFV波形データの位相情報は不明である。しかし、基準点(QRラベル)Mcに対するUFマークM1(RFV波形データにおける点p)のタイヤ周方向相対位置が判明しているので、基準点(QRラベル)Mcを基準にして、記憶部2bに記憶されたRFV波形データの位相情報を把握できる。それ故、図9に例示するRFV波形データを、図10に例示するように基準点(QRラベル)Mcのタイヤ周方向位置を基準にして位相合わせすることができる。
軽点マークM2の位相情報についてもUFマークM1と同様である。DB測定器7によってタイヤTを測定することで、図11に例示するように、スタティックバランスベクトルデータF(以下、SBベクトルデータFという)が把握される。SBベクトルデータFの向きは、タイヤTの最も軽いタイヤ周方向位置を示し、そのタイヤ周方向位置に軽点マークM2が付される。
また、DB測定器7では、横置き状態でタイヤ軸心CLを中心に回転させることで、タイヤ上面側および下面側でのアンバランス質量に起因してタイヤTに回転振れを生じさせるタイヤ上面側および下面側でのモーメントバランスMB1、MB2が把握される。把握したそれぞれのモーメントバランスMB1、MB2に基づいて、タイヤ上面側および下面側でのアンバランス質量によって生じる遠心力に対応するDBベルトルデータf1、f2が把握される。
DB測定器7の測定によって、SBベクトルデータF、DBベルトルデータf1、f2どうしの相対的なタイヤ周方向位置(配置)は把握できる。しかし、DB測定器7にセットされるタイヤTの周方向位置はランダムなので、DBベクトルデータf1、f2を取得しても、実際のタイヤTにおけるDBベクトルデータf1、f2の位相情報は不明である。しかし、基準点(QRラベル)Mcに対する軽点マークM2のタイヤ周方向相対位置(角度A2)が判明しているので、基準点(QRラベル)Mcを基準にして、記憶部2bに記憶されたDBベクトルデータf1、f2の位相情報を把握できる。それ故、DBベクトルデータf1、f2についても、基準点(QRラベル)Mcのタイヤ周方向位置を基準にして位相合わせをすることができる。
工場コードマークM3についてもUFマークM1や軽点マークM2と同様であり、加硫機9に対するグリーンタイヤGの投入位置データの位相情報を把握するには多大な労力を要する。しかし、加硫機9に対するグリーンタイヤGの投入位置データについても、基準点(QRラベル)Mcのタイヤ周方向位置を基準にして位相合わせをすることができる。工場コードマークM3用の刻印部の加硫機9でのタイヤ周方向位置は既知なので、基準点Mcと工場コードマークM3のタイヤ周方向相対位置が判明すれば、この投入位置データの位相情報を把握できる。
成形機8の成形ドラム8aにおけるグリーンタイヤGの配置位置や、グリーンタイヤGにおけるタイヤ構成部材gのスプライス位置の配置位置は、UF波形データに影響を与える成形工程における成形要因となり、DBベクトルデータに影響を与える成形工程における成形要因にもなる。加硫機9に対するグリーンタイヤGの投入位置データ、即ち、加硫機9におけるグリーンタイヤGの配置位置は、UF波形データに影響を与える加硫工程における加硫要因になり、DBベクトルデータに影響を与える加硫工程における加硫要因にもなる。
そこで、それぞれのタイヤTのUF波形データおよびUF波形データのタイヤ周方向の位相情報と、UF波形データに影響を与える成形工程における成形要因のタイヤ周方向の位相情報と、UF波形データに影響を与える加硫工程における加硫要因のタイヤ周方向の位相情報とを記憶部2bに記憶しておく。同様に、それぞれのタイヤTのDBベクトルデータおよびDBベクトルデータのタイヤ周方向の位相情報と、DBベクトルデータに影響を与える成形工程における成形要因のタイヤ周方向の位相情報と、DBベクトルデータに影響を与える加硫工程における加硫要因のタイヤ周方向の位相情報とを記憶部2bに記憶しておく。
このタイヤTのUFを改善するためにタイヤ製造情報を分析する際には、記憶部2bに記憶されているUF波形データと記憶されているそれぞれの位相情報とに基づいて、UF波形データに対する成形要因および加硫要因のそれぞれのタイヤ周方向の位相情報の影響度の大きさが演算部2aにより算出される。そして、算出された成形要因および加硫要因のそれぞれの位相情報の影響度の大きさに基づいて、UF波形データにより特定されるUF値(最大値)を許容範囲にさせる成形要因および加硫要因のそれぞれの位相情報が演算部2aにより算出される。ここで、UF値(最大値)を許容範囲にさせるとは、UF値(最大値)をより小さくすることであり、設定されている許容範囲内でも最小値にすることが理想である。
具体的には、複数(多数の)タイヤTについての上述したタイヤ製造情報を基準点Mcを基準にして位相合わせして整理する。そして、例えば、成形ドラム8aにおけるグリーンタイヤGの配置位置のタイヤ周方向の位相情報が主に相違するケース間での、この位相情報に違いに起因するUF値(最大値)の変化具合に基づいて、この位相情報のUF値(最大値)に対する影響の大きさを評価する。例えば、この位相情報の変化が小さいにも拘わらずUF値(最大値)の変化が大きければ、この位相情報の影響度は大きく、この位相情報の変化が大きいにも拘わらずUF値(最大値)の変化が小さければ、この位相情報の影響度は小さいと評価して重み付けする。
同様に、グリーンタイヤGにおけるタイヤ構成部材gのスプライス位置の配置位置のタイヤ周方向の位相情報が主に相違するケース間での、この位相情報の違いに起因するUF値(最大値)の変化具合に基づいて、この位相情報のUF値(最大値)に対する影響の大きさを評価する。加硫機9におけるグリーンタイヤGの配置位置についても同様に、この位相情報が主に相違するケース間での、この位相情報の違いに起因するUF値(最大値)の変化具合に基づいて、この位相情報のUF値(最大値)に対する影響の大きさを評価する。
そして、それぞれの成形要因、加硫要因の位相情報の影響の大きさが考慮されて、UF値(最大値)を許容範囲にさせるそれぞれの成形要因および加硫要因のタイヤ周方向の位相情報の組合せが算出される。UF値(最大値)とは、RFVの生波形データの振幅(最大値)である。そこで、上述の分析によって、UF値(最大値)を予め設定された許容範囲にさせることが可能な、成形ドラム8aにおけるグリーンタイヤGの配置位置の位相情報(成形ドラム8の所定位置に対する基準点Mcのタイヤ周方向の角度)、グリーンタイヤGにおけるタイヤ構成部材gのスプライス位置の配置位置の位相情報(基準点Mcに対するスプライス位置のタイヤ周方向の角度)および加硫機9におけるグリーンタイヤGの配置位置の位相情報(工場マークコードマークM3に対する基準点Mcのタイヤ周方向の角度)の組合せが算出される。
簡潔に言えば、成形要因(成形ドラム8aにおけるグリーンタイヤGの配置位置、グリーンタイヤGにおけるタイヤ構成部材gのスプライス位置)および加硫要因(加硫機9におけるグリーンタイヤGの配置位置)の位相情報を用いて、RFVの生波形データの振幅を相殺するそれぞれの位相情報を選択する処理を行う。このデータ処理によってRFVの生波形データの振幅を最小する、即ち、UF値(最大値)を最小にする位相情報が特定される。
このタイヤTのDBを改善するためにタイヤ製造情報を分析する際も、UFを改善する分析と同じ要領で、記憶部2bに記憶されているDBベクトルデータと記憶されているそれぞれの位相情報とに基づいて、DBベクトルデータに対する成形要因および加硫要因のそれぞれのタイヤ周方向の位相情報の影響度の大きさが演算部2aにより算出される。そして、算出された成形要因および加硫要因のそれぞれの位相情報の影響度の大きさに基づいて、DBベルトルデータにより特定されるDB値(最大値)を許容範囲にさせる成形要因および加硫要因のそれぞれの位相情報が演算部2aにより算出される。ここで、DB値(最大値)を許容範囲にさせるとは、DB値(最大値)をより小さくすることであり、設定されている許容範囲内でも最小値にすることが理想である。
具体的には、複数(多数の)タイヤTについての上述したタイヤ製造情報を基準点Mcを基準にして位相合わせして整理する。そして、例えば、成形ドラム8aにおけるグリーンタイヤGの配置位置のタイヤ周方向の位相情報が主に相違するケース間での、この位相情報の違いに起因するDB値(最大値)の変化具合に基づいて、この位相情報のDB値(最大値)に対する影響の大きさを評価する。同様に、グリーンタイヤGにおけるタイヤ構成部材gのスプライス位置の配置位置のタイヤ周方向の位相情報が主に相違するケース間での、この位相情報の違いに起因するDB値(最大値)の変化具合に基づいて、この位相情報のDB値(最大値)に対する影響の大きさを評価する。加硫機9におけるグリーンタイヤGの配置位置についても同様に、この加硫要因のタイヤ周方向の位相情報が主に相違するケース間での、この位相情報の違いに起因するDB値(最大値)の変化具合に基づいて、この位相情報のDB値(最大値)に対する影響の大きさを評価する。
そして、それぞれの成形要因、加硫要因の位相情報の影響の大きさが考慮されて、DB値(最大値)を許容範囲にさせるそれぞれの成形要因および加硫要因のタイヤ周方向の位相情報の組合せが算出される。DB値(最大値)とは、図11ではDBベクトルデータf1、f2のベクトル長さである。そこで、上述の分析によって、ベクトル長さを予め設定された許容範囲にさせることが可能な、成形ドラム8aにおけるグリーンタイヤGの配置位置の位相情報(成形ドラム8の所定位置に対する基準点Mcのタイヤ周方向の角度)、グリーンタイヤGにおけるタイヤ構成部材gのスプライス位置の配置位置の位相情報(基準点Mcに対するスプライス位置のタイヤ周方向の角度)および加硫機9におけるグリーンタイヤGの配置位置の位相情報(工場マークコードマークM3に対する基準点Mcのタイヤ周方向の角度)の組合せが算出される。
この実施形態によれば、データベースBsには同じ仕様の多数のタイヤTについて、UF波形データ、DBベクトルデータ、加硫機9におけるグリーンタイヤGの配置位置、成形機8(成形ドラム8a)におけるグリーンタイヤGの配置位置、グリーンタイヤGにおけるタイヤ構成部材gのスプライス位置の配置位置が記憶されていて、これらのタイヤ周方向の位相情報も記憶されている。それ故、記憶部2bに記憶されているデータおよび情報を用いることで、UF波形データにより特定されるUF値(最大値)を許容範囲にさせる成形要因および加硫要因のそれぞれのタイヤ周方向の位相情報が演算部2aにより迅速に算出される。したがって、UFを改善するための解析作業の効率化を図ることが可能になる。
同様に、DBベルトルデータにより特定されるDB値(最大値)を許容範囲にさせる成形要因および加硫要因のそれぞれのタイヤ周方向の位相情報が演算部2aにより迅速に算出される。したがって、DBを改善するための解析作業の効率化を図ることが可能になる。即ち、この実施形態の解析では、UFとDBを高い水準で両立させることができる。
本発明はUFだけに注目してUFを改善するための分析に適用することもできる。この場合は、DBに関する情報、データは不要になる。或いは、DBだけに注目してDBを改善するための分析に適用することもできる。この場合は、UFに関する情報、データは不要になる。
1 解析装置
2 サーバー
2a 演算部
2b 記憶部
3 制御部
4 画像取得機(検知機)
4a 画像コントローラ
5 読取部
6 ユニフォミティ測定器
6a 目印マーク付与部
7 ダイナミックバランス測定器
7a 目印マーク付与部
8 成形機
8a 成形ドラム
9 加硫機
9a 加硫用ブラダ
10 加硫用モールド
10a セクタモールド
10b、10c サイドモールド
T タイヤ
G グリーンタイヤ
G1 一次グリーンタイヤ
CL タイヤ軸心
g タイヤ構成部材
g1 インナーライナ
g2 カーカス
g3 ビード
g4 サイドゴム
g5 ベルト
g6 ベルトカバー
g7 トレッドゴム
Mc 基準点(QRラベル)
M 目印マーク
M1 UFマーク(目印マーク)
M2 軽点マーク(目印マーク)
M3 工場コードマーク(目印マーク)
Bs データベース

Claims (4)

  1. 成形工程では同じ成形機を使用してグリーンタイヤを成形し、加硫工程では前記グリーンタイヤを同じ加硫機を使用して加硫することにより製造された同一仕様の複数のタイヤについて、それぞれのタイヤのユニフォミティ波形データおよびこの波形データのタイヤ周方向の位相情報と、前記波形データに影響を与える前記成形工程における成形要因のタイヤ周方向の位相情報と、前記波形データに影響を与える前記加硫工程における加硫要因のタイヤ周方向の位相情報とを記憶部に記憶しておき、前記記憶部に記憶されている前記波形データとそれぞれの前記位相情報とに基づいて、前記波形データに対する前記成形要因および前記加硫要因のそれぞれの前記位相情報の影響度の大きさを演算部により算出し、この算出された結果に基づいて、前記波形データにより特定されるユニフォミティ値を許容範囲にさせる前記成形要因および前記加硫要因のそれぞれの前記位相情報を前記演算部により算出することを特徴とするタイヤ製造情報の解析方法。
  2. 成形工程では同じ成形機を使用してグリーンタイヤを成形し、加硫工程では前記グリーンタイヤを同じ加硫機を使用して加硫することにより製造された同一仕様の複数のタイヤについて、それぞれのタイヤのダイナミックバランスベクトルデータおよびこのベクトルデータのタイヤ周方向の位相情報と、前記ベクトルデータに影響を与える前記成形工程における成形要因のタイヤ周方向の位相情報と、前記ベクトルデータに影響を与える前記加硫工程における加硫要因のタイヤ周方向の位相情報とを記憶部に記憶しておき、前記記憶部に記憶されている前記ベクトルデータとそれぞれの前記位相情報とに基づいて、前記ベクトルデータに対する前記成形要因および前記加硫要因のそれぞれの前記位相情報の影響度の大きさを演算部により算出し、この算出された結果に基づいて、前記ベルトルデータにより特定されるダイナミックバランス値を許容範囲にさせる前記成形要因および前記加硫要因のそれぞれの前記位相情報を前記演算部により算出することを特徴とするタイヤ製造方法の解析方法。
  3. 前記複数のタイヤについて、それぞれのタイヤのダイナミックバランスベクトルデータおよびこのベクトルデータのタイヤ周方向の位相情報と、前記ベクトルデータに影響を与える前記成形工程における成形要因のタイヤ周方向の位相情報と、前記波形データに影響を与える前記加硫工程における加硫要因のタイヤ周方向の位相情報とを前記記憶部に記憶しておき、前記記憶部に記憶されている前記ベクトルデータとそれぞれの前記位相情報とに基づいて、前記ベクトルデータに対する前記成形要因および前記加硫要因のそれぞれの前記位相情報の影響度の大きさを前記演算部により算出し、この算出された結果に基づいて、前記ベルトルデータにより特定されるダイナミックバランス値を許容範囲にさせる前記成形要因および前記加硫要因のそれぞれの前記位相情報を前記演算部により算出する請求項1に記載のタイヤ製造情報の解析方法。
  4. 前記成形要因が、少なくとも、前記成形機の成形ドラムにおける前記グリーンタイヤの配置位置と、前記グリーンタイヤにおけるタイヤ構成部材のスプライス位置の配置位置とであり、前記加硫要因が、少なくとも、前記加硫機における前記グリーンタイヤの配置位置である請求項1~3のいずれかに記載のタイヤ製造情報の解析方法。
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