JP7056107B2 - 塗布膜形成方法及び塗布膜形成装置 - Google Patents

塗布膜形成方法及び塗布膜形成装置 Download PDF

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Description

本発明は、基板に塗布液を供給して塗布膜を形成する技術分野に関する。
半導体製造工程におけるフォトリソグラフィにおいては、基板である半導体ウエハ(以下、ウエハと記載する)の表面にレジストなどの各種の塗布液が供給されて、塗布膜が形成される。この塗布液の塗布時に、ウエハの表面にはラインアンドスペースやコンタクトホールなどが凹凸のパターンとして形成されている場合が有る。
このパターンの凹部内が埋めつくされることなく、当該凹部内も含めてウエハの表面の各部で均一性高い膜厚となるように塗布膜を形成する要請が有る。つまり、凹部内の側壁及び底部も被覆するように、ウエハの各部で膜厚の均一性が高い塗布膜を形成することが求められる場合が有る。しかし、凹部内に供給された塗布液は重力により当該凹部の底部へと移動するため、当該底部の膜厚が大きくなる一方で、凹部の側壁は塗布膜によって被覆され難いという問題が有る。特許文献1には、ノズルからミスト状の塗布液を、表面に凹凸を有する基板に供給して成膜を行うことについて示されているが、上記の問題を解決するには不十分である。
特開2005-19560号公報
本発明はこのような問題を解決するためになされたものであり、その課題は、表面に凹凸パターンが形成された基板に塗布液を供給して塗布膜を形成するにあたり、凹部内を含む基板の面内各部で膜厚の均一性高くなるように塗布膜を形成することである。
本発明の塗布膜形成工程は、表面に凹凸パターンが形成された基板を基板保持部に保持する工程と、
前記基板保持部に保持された基板の表面に塗布液のミストを吐出する吐出工程と、
前記凹凸パターンをなす凹部内で前記塗布液を流動させて当該凹部の側壁を当該塗布液で被覆するために、前記基板を傾斜した状態で回転させるか、あるいは前記基板の傾斜角度を変更する被覆工程と、
前記塗布液を乾燥させて塗布膜を形成する工程と、
を備え
前記被覆工程は、前記基板を傾斜した状態で回転させる工程であることを特徴とする。

本発明によれば、塗布液のミストを供給した基板について、傾斜した状態で回転させるかあるいは傾斜角度を変更することにより、当該塗布液を流動させる。それによって、凹凸パターンを形成する凹部の側壁を塗布液で被覆し、凹部内を含む基板の面内各部で膜厚の均一性高くなるように塗布膜を形成することができる。
本発明に係るレジスト膜形成モジュールを含む基板処理装置の平面図である。 前記レジスト膜形成モジュールの縦断側面図である。 前記レジスト膜形成モジュールの平面図である。 前記レジスト膜形成モジュールにおける傾斜の変更動作の説明図である。 前記レジスト膜形成モジュールによって処理されるウエハの斜視図である。 前記ウエハの斜視図である。 前記ウエハの斜視図である。 前記ウエハの斜視図である。 前記ウエハの斜視図である。 前記ウエハの斜視図である。 前記ウエハの表面を示す縦断側面図である。 前記ウエハの表面を示す縦断側面図である。 前記ウエハの表面を示す縦断側面図である。 前記ウエハの表面を示す縦断側面図である。 前記ウエハの表面を示す縦断側面図である。 前記ウエハの表面を示す縦断側面図である。 前記ウエハの斜視図である。 前記ウエハの斜視図である。 前記ウエハの表面を示す縦断側面図である。 前記ウエハの表面を示す縦断側面図である。 本発明に係る他のレジスト膜形成モジュールの縦断側面図である。 前記レジスト膜形成モジュールの平面図である。 前記レジスト膜形成モジュールによって処理されるウエハの斜視図である。 本発明に係るさらに他のレジスト膜形成モジュールの縦断側面図である。 前記基板処理装置に設けられる搬送機構の斜視図である。 前記搬送機構の斜視図である。 ウエハの傾きが変化する様子を説明するための斜視図である。 ウエハの傾きが変化する様子を説明するための平面図である。
本発明の塗布膜形成装置の一実施の形態に係るレジスト膜形成モジュールを含む基板処理装置1について、図1の平面図を参照して説明する。基板処理装置1は、キャリアブロックD1と処理ブロックD2とを含む。キャリアブロックD1は、円形の基板であるウエハWを格納するキャリア11を載置する載置台12と、当該キャリア11と処理ブロックD2との間でウエハWを受け渡す搬送機構13と、を備えている。ウエハWの表面には、背景技術の項目で説明したように凹凸パターンが形成されている。
処理ブロックD2には、主搬送機構14が設けられている。また、平面で見て主搬送機構14の周囲を囲むようにユニットU1~U3と、レジスト膜形成モジュール2と、が設けられている。ユニットU1~U3はモジュールの積層体であり、例えばユニットU1は受け渡しモジュール15を、ユニットU2、U3は加熱モジュール16を夫々備えている。上記の搬送機構13は、受け渡しモジュール15に対してウエハWの受け渡しを行う。レジスト膜形成モジュール2は、ウエハWの表面に塗布液であるレジストを供給して塗布膜であるレジスト膜を形成する。このレジスト膜形成モジュール2については後に詳述する。
加熱モジュール16は、レジスト膜形成モジュール2よりレジスト膜が形成されたウエハWを加熱し、レジスト膜中に含まれる溶剤を揮発させて除去する。主搬送機構14は、ウエハWの裏面を水平に支持して、処理ブロックD2の各モジュール間でウエハWを搬送する。基板処理装置1においてウエハWは、キャリア11→受け渡しモジュール15→レジスト膜形成モジュール2→加熱モジュール16→受け渡しモジュール15→キャリア11の順で搬送されて処理される。
レジスト膜形成モジュール2は、ウエハWにおける凹凸パターンを形成する凹部がレジストに埋め尽くされずに当該凹凸パターンの表面に沿い、その表面の各部で均一性高い膜厚のレジスト膜を形成できるように構成されている。このレジスト膜形成モジュール2について、図2の縦断側面図及び図3の平面図を参照しながら説明する。図中21は、基板保持部である水平な円形のスピンチャックである。スピンチャック21は、ウエハWの裏面中央部を載置するための載置面20を備え、載置されたウエハWは当該載置面20に吸着されて水平に保持される。図中22は回転機構であり、垂直な軸部23を介してスピンチャック21に接続されており、回転機構22によってスピンチャック21が中心軸回りに回転する。平面で見て、ウエハWは、その中心がスピンチャック21の中心に揃うように当該スピンチャック21に載置されるため、ウエハWについてもその中心軸回りに回転する。
図中31はカップであり、回転するウエハWより飛散したり、こぼれ落ちた排液を受け止めるために、スピンチャック21に保持されるウエハWを囲むように設けられている。図中30は、ウエハWを搬入出するためにカップ31に形成された開口部であり、垂直方向に開口している。図中32は、カップ31の底部に開口する排液口である。図中33はカップの底部に起立して設けられた排気管であり、レジスト膜形成モジュール2におけるウエハWの処理中に、カップ31内を排気する。なお、カップ31内には、排液口32及び排気管33に至る排液、排気をガイドするガイド部材が設けられるが、図示は省略している。
図中34は軸部23を囲む水平な支持板であり、3本の垂直な昇降ピン35(図1では2本のみ表示している)が、ウエハWの回転方向に沿って間隔を空けて当該支持板34に支持されている。この支持板34は、カップ31に設けられる昇降機構36によって昇降自在に構成されている。つまり、昇降ピン35が昇降機構36によって昇降し、上記の主搬送機構14とスピンチャック21との間でウエハWを受け渡す。
上記の回転機構22は、傾斜変更機構37に接続されている。また、傾斜変更機構37は例えば接続アーム38を介してカップ31の底部に接続されている。この傾斜変更機構37は、カップ31、スピンチャック21、軸部23及び回転機構22を、これらの各部材の互いの位置関係が保たれるように、水平軸Rの回りに回転させて傾斜を変更することができる。従って、スピンチャック21に保持されるウエハWの傾斜を変更することができる。
図4も参照して説明する。ウエハWの中心軸、即ちウエハWの中心を通過し、ウエハWの表面に直交する軸をR1とする。また、垂直軸をR2とし、中心軸R1と垂直軸R2とのなす角を傾斜角度θとする。この実施形態における処理では、ウエハWにレジストを供給するときには、傾斜角度θ=0°、即ちウエハWの表面が水平とされる。そして、ウエハWにレジストが供給された後は、傾斜角度θ=90°、即ちウエハWの表面が垂直とされる。そのようにθ=0°であるときのウエハW及びレジスト膜形成モジュール2の各部を、図4中に鎖線で、θ=90°であるときのウエハW及びレジスト膜形成モジュール2の各部を、図4中に実線で夫々示している。
図2、図3に戻って説明を続ける。図中41はスプレーをなすレジスト供給ノズルであり、下方に開口した吐出孔42を備えている。図中43はレジスト供給源であり、レジスト供給ノズル41にレジストを供給する。図中44はN2(窒素)ガスの供給源であり、レジスト供給ノズル41にN2ガスを供給する。レジスト供給ノズル41へのレジストの供給と、N2ガスの供給とが同時に行われ、レジスト供給ノズル41に供給されたレジストはN2ガスの作用によりミスト化されて当該N2ガスと共に吐出孔42から下方に噴霧される。
このようにレジストを液流の状態では無く、ミスト化してウエハWに供給するのは、ウエハWの表面に形成される凹部がレジストに埋め尽くされることを防ぐためである。また、そのようにミストの状態でレジスト供給ノズル41からレジストを吐出させること及び後述するようにウエハWの表面でレジストを流動させることを目的として、上記のレジスト供給源43は、比較的低い粘度、例えば3cP~10cPのレジストをレジスト供給ノズル41に供給する。
図3中45はその先端側にてレジスト供給ノズル41を支持するアームであり、アーム45の基端側は移動機構46に接続されている。移動機構46はアーム45を昇降させると共に、ガイドレール47に沿って水平方向に移動自在に構成されている。このガイドレール47に沿った移動により、レジスト供給ノズル41の吐出孔42は、回転するウエハWの直径上を移動することができ、ウエハWの表面全体にレジストのミストを供給することができる。
図中51はシンナー供給ノズルである。図中52はシンナー供給源であり、シンナー供給ノズル51にシンナーを供給する。シンナー供給ノズル51はこのシンナーを液流として下方に吐出する。このシンナーはレジストの供給前にウエハWの表面を濡らして改質するプリウエットを行うための処理液であり、凹部内へのレジストの進入を促進させる。図中53はその先端側にてシンナー供給ノズル51を支持するアームであり、アーム53の基端側は移動機構54に接続されている。移動機構54はアーム53を昇降させると共に、ガイドレール47に沿って水平方向に移動自在に構成されている。シンナー供給ノズル51はウエハWの中心部上にシンナーを供給することができ、ウエハWの回転によるスピンコートによって、シンナーはウエハWの表面全体に供給される。
図2に示すようにレジスト膜形成モジュール2には、コンピュータである制御部10が設けられている。制御部10には、例えばコンパクトディスク、ハードディスク、MO(光磁気ディスク)、メモリーカード、DVDなどの記憶媒体に格納されたプログラムがインストールされる。インストールされたプログラムは、レジスト膜形成モジュール2の各部に制御信号を送信して、その動作を制御し、後述する処理を行うことができるように命令(各ステップ)が組み込まれている。具体的には、回転機構22によるウエハWの回転数の変更、昇降機構36による昇降ピン35の昇降、傾斜変更機構37によるカップ31及びスピンチャック21の傾斜、レジスト供給源43からレジスト供給ノズル41へのレジストの供給、N2ガス供給源44からレジスト供給ノズル41へのN2ガスの供給、シンナー供給源52からシンナー供給ノズル51へのシンナーの供給、移動機構46によるレジスト供給ノズル41の移動、移動機構54によるシンナー供給ノズル51の移動などの動作がプログラムにより制御される。
続いて、レジスト膜形成モジュール2におけるウエハWの処理について、図5~図10及び図11~図15を参照して説明する。図5~図10は、レジスト膜形成モジュール2において処理されるウエハWの斜視図であり、図11~図15は当該ウエハWの縦断側面図が変化する様子を示している。図11はレジスト膜形成モジュール2に搬送されるときのウエハWを示しており、図中の61は、凹凸パターンをなす凹部である。この凹部61の幅L1は例えば10μm~50μm、より具体的には例えば25μmである。凹部61の高さH1は50μm~200μm、より具体的には例えば100μmである。また、アスペクト比=H1/L1は例えば2~10である。
カップ31の開口部30が上方に向くと共に、スピンチャック21の載置面20が水平な状態で、図11で説明した凹凸パターンが形成されたウエハWが、主搬送機構14によりカップ31上に搬送される。昇降ピン35の昇降動作により、ウエハWの裏面中央部が載置面20に載置されて吸着され、その表面が水平となるように、即ち図4で説明した傾斜角度θが0°となるように、ウエハWがスピンチャック21に保持される(図5)。
然る後、シンナー供給ノズル51がウエハWの中心部上に位置する。そして、当該ウエハWの中心部にシンナー62が供給されると共に、ウエハWが回転して遠心力によってシンナー62はウエハWの周縁部に展伸されて、プリウエットが行われる(図6)。その後、シンナー62の供給が停止してシンナー供給ノズル51がウエハW上からカップ31の外側へと退避する。続いて、レジスト供給ノズル41がウエハW上に位置すると共に、ウエハWが例えば600rpm以下で回転する。そして、レジスト供給ノズル41は、ウエハWの中心部上と、周縁部上との間を往復移動しながらレジスト63のミストを吐出し、回転するウエハWの表面全体にレジスト63が供給される(図7)。従って、凹部61の外側、即ち凸部上にレジスト63の液膜が形成される。また、プリウエットが行われていることで、ウエハWの表面におけるレジスト63の流動性が高いため、比較的多くの量のレジスト63が凹部61内に進入し、重力によって凹部61の底部に貯留される(図12)。
然る後、レジスト供給ノズル41からレジスト63のミストの吐出が停止し、レジスト供給ノズル41がウエハW上から退避すると共に、例えばウエハWの回転が一旦停止する。続いて傾斜変更機構37によりスピンチャック21及びカップ31が傾斜し、ウエハWの表面が垂直となる。つまり、図4で説明したように、傾斜角度θ=90°となる。このようにウエハWが傾斜することで、凹部61内においては乾燥途中で、依然として流動性を有しているレジスト63が凹部61の側壁へと流れ、当該側壁及び凹部61の底部がレジスト63に被覆された状態となる(図13)。そしてθ=90°の状態のまま、ウエハWは例えば600rpm以下で回転し、この回転によって凹部61の側壁に沿うように当該凹部61の周方向にレジスト63が流れ、凹部61の側壁全体がレジスト63に被覆される。つまり、凹部61内全体及び凹部61の外側が、レジスト63に被覆された状態となる(図14)。
そして、回転によるウエハWの周囲の気流により、レジスト63の乾燥が進行し、ウエハWの面内全体においてウエハWの表面の凹凸に沿うようにレジスト膜64が形成される(図15)。このレジスト膜64の膜厚L3は、例えば500nm~10μmである。然る後、ウエハWの回転が停止し、傾斜角度θが0°に戻るようにスピンチャック21及びカップ31の傾斜が変更される。つまりウエハWが水平となる(図10)。然る後、昇降ピン35の上昇によって、当該ウエハWがスピンチャック21から主搬送機構14に受け渡される。
このレジスト膜形成モジュール2においては、ウエハWを水平な状態としてレジスト63のミストをウエハWの表面全体に噴霧した後、ウエハWを傾斜させた状態とし、回転させることで凹部61内に供給されたレジスト63を当該凹部61内で流動させて側壁を当該レジスト63により被覆することで、凹凸パターンに沿ったレジスト膜64をウエハWの表面全体に、パターンの凹部が埋め尽くされることなく、均一性高い膜厚で形成することができる。
ところで上記の処理において、レジストのミストを供給するときのウエハWの回転数、凹部61内の側壁を被覆するためにウエハWを傾斜させて回転させるときのウエハWの回転数としては、処理を速く完了するためには夫々大きい値とすることが好ましい。しかし、上記のようにレジスト63の粘度は比較的低いので、各回転数が大きすぎると当該ウエハWから当該レジスト63が飛散してしまう。このような観点から、上記の各回転数としては既述のように600rpm以下とすることが好ましい。
また、上記の処理ではウエハWの中心部上と周端部上との間でレジスト塗布ノズル41を往復させているが、そのように往復させずに、中心部上及び周端部上の一方から他方への1回の移動によってレジスト63を供給するようにしてもよい。また、比較的大型のノズルを用いたり、複数のノズルを用いたりすることで、ウエハWの表面全体にレジスト63を供給することができれば、レジスト塗布ノズル41が移動しなくてもよいし、レジスト63の供給時にウエハWが回転しなくてもよい。
さらに、レジスト63のミストを供給するときにウエハWを水平状態で回転させることには限られず、例えば傾斜角度θが5~30°でウエハWを回転させ、その後、側壁がレジスト63に被覆されるように傾斜角度θをより大きな値、例えば上記のように90°としてウエハWを回転させてもよい。ただし、ウエハWの表面に均一性高い量でレジスト63を供給してレジスト膜64の膜厚の均一化を図るために、水平状態のウエハWにレジスト63を供給することが好ましい。なお、装置の部品の組み立て誤差や加工精度などに起因して水平面に対して若干の傾き、例えば3°以内の傾きを有する場合も水平であることに含まれる。
上記の基板処理装置1において、レジスト膜形成モジュール2、加熱モジュール16の順番でのウエハWの搬送を複数回繰り返し行い、複数層のレジスト膜64が積層されるように形成されてもよい。図16は、上記の順番での搬送を2回繰り返して、2層のレジスト膜64を積層した例を示している。このように搬送を行い、レジスト膜の形成、加熱によるレジスト膜からの溶剤の除去を繰り返し行うことで所望の膜厚を有するようにレジスト膜を成膜することができる。
ところで、上記の例では凹部61の側壁をレジスト63で被覆するために傾斜角度θが90°となるようにウエハWを傾斜させているが、そのように傾斜角度θを90°とすることには限られない。ただし、この傾斜角度θが小さすぎると、凹部61内の側壁がレジスト63で被覆されない。そこで、傾斜角度θについては20°以上とする。そして、本明細書ではそのように傾斜角度θが20°以上であるときに、ウエハWは傾斜した状態になっているものとする。傾斜した状態とは、水平面に対して傾斜した状態であるという意味である。
なお、傾斜角度θが90°であるときには、凹部61の底部に溜まったレジスト63が当該凹部61の側壁に供給されることで、側壁がレジスト63に被覆されると説明したが、傾斜角度θが90°より小さくなるようにウエハWを傾けたときには、凹部61の開口縁部に溜まったレジスト63が側壁を伝わって凹部61の底部に向かうため、傾斜角度θが90°であるときと同様、傾斜した状態でウエハWを回転させることで、凹部61の側壁をレジスト63で被覆することができる。ただし、凹部61の底部におけるレジスト膜64の膜厚が大きくなることを防ぐために、当該凹部61の底部に溜まったレジスト63が凹部61の側壁に供給されるようにすることが好ましく、そのために傾斜角度θとしては例えば70°以上であることが特に好ましい。
ところでカップ31については、塗布処理時のウエハWから塗布液の飛散を抑制することができればよいため、ウエハWと共に傾斜することには限られない。具体的には、例えばカップ31内にスピンチャック21、軸部23、回転機構22及び傾斜変更機構37が設けられる構成とし、傾斜変更機構37によってカップ31の傾斜は変化せず、カップ31内におけるウエハWの傾斜が変化する構成であってもよい。
また、プリウエット用のシンナーについてもレジストと同様の手法でウエハWに塗布されるようにしてもよい。具体的に述べると、シンナー吐出ノズル51についてレジスト吐出ノズル41と同様に、シンナーをミスト化してウエハWに供給するように構成する。そして、例えば図7で説明したレジスト吐出ノズル41と同様にシンナー吐出ノズル51を動作させる。つまり、水平状態で回転するウエハWに対して、ウエハWの上方を移動するシンナー吐出ノズル51からシンナーのミストを吐出する。然る後、図8、図9で説明したように傾斜角度θ=90°とした状態でウエハWを回転させて、凹部61内にシンナーを行き渡らせるようにプリウエットを行う。このプリウエットの後は、ウエハWを水平に戻し、図7~図9で説明したようにレジスト63を塗布してレジスト膜を成膜する。
このようにウエハWの表面にシンナーのミストを吐出する工程と、ウエハWの表面に形成される凹部内でシンナーを流動させて当該凹部の側壁に当該シンナーを供給するために、ウエハWを傾斜した状態で回転させる工程と、を含むようにプリウエットを行うことで、凹部61内の側壁を含むウエハWの表面の各部には均一性高くシンナーを供給することができる。そのようにシンナーを供給することで、プリウエット後に形成されるレジスト膜64の膜厚について、ウエハWの面内の各部における均一性をより高くすることができ、当該レジスト膜64によるウエハW表面の被覆性をより高くすることができる。なお、これ以降にレジスト膜を成膜するものとして説明する手法についても、プリウエットに適用することができる。従って、ウエハWにシンナーを供給した後、ウエハWの傾斜角度を変更する工程を実行することで、シンナーを凹部61内に行き渡らせてもよい。
レジスト膜形成モジュール2における他の処理例について、図17、図18のウエハWの斜視図、及び図19、図20のウエハWの縦断側面図を参照しながら説明する。先ず、図6、図7で説明したようにプリウエットを行った後、レジスト63のミストをウエハWの表面に供給した後、傾斜変更機構37によりウエハWの表面が下方に向かうと共に水平になるように当該ウエハWを傾斜させる。つまり、上記の角度θ=180°となるようにウエハWを傾斜させる(図17)。
凹部61の底部に溜まっていたレジスト63が重力の作用により下方へ向かう。その際に表面張力の作用によって、レジスト63は凹部61の側壁を伝わって凹部61の開口縁部へと流れ、凹部61の外側に表面張力によって付着しているレジスト63の液膜と合わさる(図19)。そして、ウエハWが回転し(図18)、遠心力の作用により、凹部61の側壁に付着したレジスト63が当該側壁に沿って移動する。側壁のうちレジスト63が供給されていなかった箇所が有っても、このレジスト63の移動により当該箇所にレジスト63が供給され、側壁全体がレジスト63で被覆される。そしてウエハWの回転による気流に曝されてレジスト63の乾燥が促進され、レジスト膜64が形成される(図20)。このように凹部61の側壁を被覆する際の傾斜角度θとしては180°以下の値で設定し得る。
続いて、レジスト膜形成モジュール2の変形例であるレジスト膜形成モジュール7について、図21の縦断側面図及び図22の平面図を参照しながら、レジスト膜形成モジュール2との差異点を中心に説明する。このレジスト膜形成モジュール7においては、上記の移動機構46に基端側が接続されたアーム45の先端部に昇降機構71が設けられている。この昇降機構71によりアーム45の先端部に設けられた昇降アーム72が昇降し、昇降アーム72に既述のレジスト供給ノズル41が設けられている。このレジスト供給ノズル41は、その吐出孔42が、上記の傾斜角度θ=90°であるウエハWの表面、即ち垂直なウエハWの表面に向かうように側方に開口している。そして、昇降アーム72の昇降により、当該吐出孔42は回転するウエハWの表面側から見て、ウエハWの直径に沿って移動する。
このレジスト膜形成モジュール7においては、レジスト膜形成モジュール2と同様に図6で説明したように傾斜角度θ=0°でプリウエットが行われた後、傾斜角度θ=90°となり、ウエハWが回転する。そして、吐出孔42がウエハWの中心部に向かう位置と、吐出孔42が周端部に向かう位置との間で往復移動するようにレジスト供給ノズル41の昇降が繰り返されると共に、当該吐出孔42からレジスト63のミストが吐出される(図23)。ウエハWの凹部61の底部及び凸部に向けてレジスト63が吐出されているので、これら凹部61の底部及び凸部にレジスト63が供給される。そして、凹部61の底部に供給されたレジスト63の一部は、重力により凹部61の側壁に供給される。従って図13に示した例と同様に、凹部61内でレジスト63が流動する。
そしてウエハWが回転しているため、そのように凹部61の側壁に供給されたレジスト63は、当該側壁に沿うように凹部61の周方向に流れて、図14で示したように凹部61の底部及び側壁全体を含むウエハWの表面がレジスト63に被覆される。然る後、レジスト供給ノズル41からのレジスト63の吐出が停止し、ウエハW表面のレジスト63が乾燥して、図15に示したようにレジスト膜64が形成される。
図24は、レジスト膜形成モジュール2のさらなる変形例であるレジスト膜形成モジュール74を示しており、レジスト膜形成モジュール2の代わりに、このようなレジスト膜形成モジュール74を基板処理装置1に設けてもよい。このレジスト膜形成モジュール74は、傾斜変更機構37が設けられておらず、レジスト膜形成モジュール74におけるカップ31、スピンチャック21、軸部23及び回転機構22は、レジスト膜形成モジュール2において傾斜角度θ=90°である状態のカップ31、スピンチャック21、軸部23及び回転機構22と同様の傾きを持つように構成されている。従って、カップ31の開口部30は横方向に開口し、スピンチャック21の載置面20は垂直である。
このレジスト膜形成モジュール74には、昇降ピン35及び昇降機構36が設けられておらず、回転機構22は、水平移動機構75に接続されている。この水平移動機構75によりスピンチャック21は、カップ31内でウエハWの処理を行う処理位置(図中に実線で表示している)と、カップ31の外側で主搬送機構14に対して後述のようにウエハWを受け渡すための受け渡し位置(図中に鎖線で表示している)との間で移動することができる。なお、カップ31内から排液できるように、カップ31の排液口32は、カップ31の開口部30から見た下方に設けられている。
このレジスト膜形成モジュール74においては、レジスト膜形成モジュール7と同様に昇降機構71により、昇降アーム72に設けられたレジスト供給ノズル41が昇降し、レジスト膜形成モジュール7と同様にウエハWの表面全体にレジスト63の供給が行われる。また、例えばこのレジスト供給ノズル41にシンナー供給源52が接続されており、シンナーについてもレジストと同様にレジスト供給ノズル41でN2ガスと混合され、ミストの状態でウエハWに吐出される。従ってこのレジスト膜形成モジュール74におけるプリウエットは、ウエハWの回転中にシンナーを吐出する状態のレジスト供給ノズル41が、図23で説明したレジストの供給時と同様に昇降することで行われる。
このレジスト膜形成モジュール74が設けられる基板処理装置1の主搬送機構14の一例を、図25に示している。図中81はウエハWの側周を囲む平面視C字状の本体部である。図中82はウエハWの裏面の周縁部を支持する支持部であり、本体部81の周方向に間隔をおいて複数設けられている。この支持部82は、平坦面であるウエハWの載置面を備え、当該載置面にはウエハWの裏面を吸引して保持するための吸引孔83が開口している。ウエハWを載置面に保持する際には吸引孔83からの吸引が行われ、各モジュールがウエハWを受け取る際には、吸引孔83からの吸引が停止する。図中84は、本体部81に接続される回転機構であり、水平軸回りに本体部81を回転させることができる。そして、この回転機構84は、進退自在且つ垂直軸回りに回転自在に構成される。
処理ブロックD2のレジスト膜形成モジュール74以外の各モジュールに対してウエハWを受け渡す際には、図25に示すようにウエハWを水平に保持できるように支持部82の載置面が水平となる。そして、レジスト膜形成モジュール74に対してウエハWを受け渡す際には、図26に示すようにウエハWを垂直に保持できるように支持部82の載置面が垂直となる。スピンチャック21が上記の受け渡し位置へと水平移動することで、そのように垂直に保持されたウエハWの裏面中央部を吸着し、本体部81とスピンチャック21との間でウエハWの受け渡しを行うことができる。スピンチャック21にウエハWが受け渡された後は、スピンチャック21はカップ31内の処理位置へと移動し、上記のようにプリウエットが行われ、次いでレジスト63が供給されて、レジスト膜64が形成される。
また、傾斜した状態でウエハWを回転させることによって、凹部61の側壁をレジスト63で被覆することには限られない。図27、図28に示す傾斜方向変更機構85には軸部23の下端が接続され、軸部23の上端はウエハWの裏面を吸着保持するスピンチャック21と同様の構成の保持部86に接続されている。ただし、図27では保持部86の表示は省略している。傾斜変更機構85により、水平面に沿った円R3を描くように軸部23の傾斜が変化する。このように円R3を描く間、ウエハWの周において下端となる位置が変化するように、傾斜方向変更機構85は軸部23が傾く方向を変化させる。つまりウエハWが傾斜した状態における、当該ウエハWの傾斜する向きを変化させる。さらに詳しく述べると、ウエハWが傾斜した状態が維持されたままで、上記の垂直軸R2に対するウエハWの中心軸R1の傾きの方向が変化する。より具体的に説明すると、ウエハWの周端における互いに等間隔離れた各位置をP1~P4とし、円R3における互いに異なると共に等間隔離れた各位置をQ1~Q4とすると、ウエハWの中心が位置Q1、Q2、Q3、Q4に位置しているときはウエハWの周端の位置P1、P2、P3、P4が夫々下端となるように傾斜変更機構85が軸部23の傾斜を変化させる。
例えば、図6、図7に示したようにプリウエット、レジストのミストの供給を行う際には、傾斜変更機構85は軸部23を垂直とし、ウエハWが水平な状態で処理が行われるようにする。然る後、上記のようにウエハWの中心が円R3に沿って移動するようにウエハWの傾く方向を変化させて、凹部61の側壁をレジスト63で被覆し、さらにそのようにウエハWが移動することによって形成される気流によってレジスト63を乾燥させて、レジスト膜64を形成する。このようにウエハWの傾斜の向きを変更することは、図28に示すように側方から見たときに鉛直軸に対してウエハWの中心軸の傾きが変化することになるため、ウエハWの傾斜角度が変化することに含まれるものとする。
ところで、上記のレジスト膜形成モジュール2において、ウエハWが水平な状態で例えば図7で説明したようにレジスト63のミストを供給した後、傾斜変更機構37によりウエハWを傾斜させる。つまり、ウエハWの回転を行わず、傾斜角度の変更を行うようにしてもよい。この傾斜角度の変更により、凹部63内においてレジスト63を流動させて、当該凹部63内を含むウエハWの表面全体がレジスト63に被覆されるようにすることができる。また、傾斜した状態のウエハWにレジスト63のミストを供給し、その後にウエハWの傾斜角度を変更することによってレジスト63を流動させて、凹部61内を含むウエハWの表面全体がレジスト63に被覆されるようにしてもよい。
塗布液としては、レジストに限られることなく、塗布膜として例えば反射防止膜や絶縁膜などを形成するための原料が含まれた薬液であってもよい。また、基板についてもウエハであることには限られず、フラットパネルディスプレイ用基板、太陽電池用の基板、プリント基板等の各種の基板を用いることができる。また、本発明は上記した実施例には限られず、各実施例は互いに組み合わせることができるし、適宜変更してもよい。
W ウエハ
1 基板処理装置
10 制御部
2 レジスト膜形成モジュール
21 スピンチャック
22 回転機構
31 カップ
37 傾斜変更機構
41 レジスト供給ノズル

Claims (9)

  1. 表面に凹凸パターンが形成された基板を基板保持部に保持する工程と、
    前記基板保持部に保持された基板の表面に塗布液のミストを吐出する吐出工程と、
    前記凹凸パターンをなす凹部内で前記塗布液を流動させて当該凹部の側壁を当該塗布液で被覆するために、前記基板を傾斜した状態で回転させるか、あるいは前記基板の傾斜角度を変更する被覆工程と、
    前記塗布液を乾燥させて塗布膜を形成する工程と、
    を備え
    前記被覆工程は、前記基板を傾斜した状態で回転させる工程であることを特徴とする塗布膜形成方法。
  2. 前記吐出工程は、傾斜した状態で回転する前記基板に前記ミストを吐出する工程を含むことを特徴とする請求項記載の塗布膜形成方法。
  3. 前記被覆工程は、前記吐出工程が行われるときよりも傾斜が大きい状態で前記基板を回転させる工程を含むことを特徴とする請求項記載の塗布膜形成方法。
  4. 前記吐出工程は、水平な状態の基板に前記ミストを吐出する工程であることを特徴とする請求項記載の塗布膜形成方法。
  5. 表面に凹凸パターンが形成された基板を基板保持部に保持する工程と、
    前記基板保持部に保持された基板の表面に塗布液のミストを吐出する吐出工程と、
    前記凹凸パターンをなす凹部内で前記塗布液を流動させて当該凹部の側壁を当該塗布液で被覆するために、前記基板を傾斜した状態で回転させるか、あるいは前記基板の傾斜角度を変更する被覆工程と、
    前記塗布液を乾燥させて塗布膜を形成する工程と、
    を備え、
    前記被覆工程は基板の傾斜角度を変更する工程であり、
    当該基板の傾斜の向きを変更する工程を含むことを特徴とする塗布膜形成方法。
  6. 表面に凹凸パターンが形成された基板を保持する基板保持部と、
    前記基板保持部に保持された前記基板の表面に、乾燥して塗布膜を形成するための塗布液のミストを吐出する塗布液吐出ノズルと、
    前記凹凸パターンを形成する凹部内で前記塗布液を流動させて当該凹部の側壁を当該塗布液で被覆するために設けられる、前記基板を傾斜した状態で回転させる回転機構及び基板の傾斜角度を変更する傾斜変更機構と、
    を備え、
    前記傾斜変更機構は、回転可能な前記基板の傾斜角度を変更するように構成され、
    前記基板への前記ミストの供給後は、当該基板への前記ミストの供給中よりも傾斜が大きい状態で前記基板を回転させるように制御信号を出力する制御部を備える塗布膜形成装置。
  7. 前記塗布液吐出ノズルは、前記回転機構により傾斜した状態で回転する基板に前記ミストを供給するために、側方に開口した吐出孔を備えることを特徴とする請求項記載の塗布膜形成装置。
  8. 前記ミストの供給中において、前記基板は水平な状態であることを特徴とする請求項6または7記載の塗布膜形成装置。
  9. 前記傾斜変更機構が設けられ、
    当該傾斜変更機構は、基板の傾斜の向きを変更することを特徴とする請求項6ないし8のいずれか一つに記載の塗布膜形成装置。
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