JP7050651B2 - 座席ユニット、座席装置 - Google Patents

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Description

この発明は、座席ユニット、座席装置に関する。
船舶、航空機、列車等をはじめとする各種の乗物は、利用者が着座する座席を複数備えている。このような座席に利用者が着座したとき、他の座席に着座した他の利用者の存在や他の利用者の視線等が気になり、プライベート性が損なわれることがある。
例えば特許文献1には、複数の座席と座席との間に、仕切板を設ける構成が開示されている。この仕切板により、他の利用者や、他の利用者の視線等を遮り、各座席に着座する利用者のプライベート性を高めている。
特許文献2には、座席の背凭れにフェイスカバーを設ける構成が開示されている。この構成によれば、座席に着座した利用者の好みに応じて、フェイスカバーを開閉できるようになっている。
特許第3039962号公報 実用新案登録第3113377号公報
しかしながら、乗物における座席の使用形態には、様々なものがある。例えば、上記したような仕切板やフェイスカバーを設けた座席は、航空機、列車、バス等の乗物に用いられるもことを主に想定している。これらの乗物では、座席は、主に、乗物の進行方向前方を向いて設置される。しかし、例えば、船舶においては、船内の広いスペースに座席を設置することができ、座席が船舶の進行方向前方を向いて設置されるとは限らない。このため、座席の使用形態によっては、向きが互いに異なる座席に着座した利用者同士の視線が交錯しやすい場合がある。
この発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、プライベート性を確保しつつ、様々な座席の使用形態に対応することのできる座席ユニット、座席装置を提供することを目的とする。
この発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
この発明の第一態様によれば、座席ユニットは、複数の座席と、仕切部材とを備える。複数の前記座席は、幅方向に並設されている。前記仕切部材は、幅方向で互いに隣り合う前記座席の間に設けられている。前記座席は、座部と、背凭れ部とを備える。前記背凭れ部は、前記座部の前後方向の第一端部から立ち上がる第一状態、及び前記座部の前後方向の第二端部から立ち上がる第二状態の間で移動可能である。前記仕切部材は、第一固定部と、第二固定部と、仕切体と、を備える。前記第一固定部は、幅方向で互いに隣り合う二つの前記座席のうち幅方向の一方に配置されている。前記第二固定部は、幅方向で互いに隣り合う二つの前記座席のうち幅方向の他方に配置されている。前記仕切体は、前記第一固定部と前記第二固定部との間に設けられ、前後方向に伸縮可能である。
このように構成することで、幅方向で互いに隣り合う座席の背凭れ部の前後方向における位置が異なると、第一固定部と第二固定部との前後方向における相対位置が異なることになる。すると、第一固定部と第二固定部との間に設けられた仕切体は前後方向に伸びた状態となる。前後方向に延びた状態の仕切体により、互いに隣り合う座席に着座する利用者同士の視線等を遮り、プライベート性を向上させることができる。
また、幅方向で互いに隣り合う座席の背凭れ部同士で、前後方向における位置が同一であれば、第一固定部と第二固定部との前後方向における相対位置も同一となる。この状態で、第一固定部と第二固定部との間に設けられた仕切体は前後方向において縮んだ状態となる。
このように、仕切部材は、幅方向で互いに隣り合う座席の背凭れ部同士の相対位置に応じて、前後方向に伸縮する。また、仕切体の伸縮は、互いに隣り合う座席の背凭れ部の前後方向の動作にともなって行われるので、仕切体を伸縮させるための操作を利用者が行う必要がない。
この発明の第二態様によれば、第一態様に係る前記仕切部材は、幅方向で互いに隣り合う前記座席のいずれか一方の前記背凭れ部が前記第一状態とされ、他方の前記背凭れ部が第二状態とされた場合に、前記仕切体が前後方向に伸びる伸張状態とされる。前記仕切部材は、互いに隣り合う前記座席の双方の前記背凭れ部が、前記第一状態又は前記第二状態とされた場合に、前記仕切体が前後方向で縮む収縮状態とされるようにしてもよい。
このように構成することで、幅方向で互いに隣り合う座席のいずれか一方の背凭れ部が第一状態とされ、他方の背凭れ部が第二状態とされた場合、一方の座席に着座した利用者と他方の座席に着座した利用者とは、双方の座席の間を挟んで前後方向で互いに向かい合うようになる。この場合、双方の座席の間で、仕切体が前後方向に伸張状態となるので、互いに隣り合う座席の間を仕切部材によって仕切り、利用者同士の視線が交錯することを抑制できる。
また、幅方向で互いに隣り合う座席の双方の背凭れ部が第一状態又は第二状態とされると、互いに隣り合う双方の座席に着座した利用者は、前後方向で同じ向きを向くことになる。この場合、双方の座席の間で仕切体は収縮状態となるので、互いに隣り合う座席の間が仕切部材によって仕切られることがなく、開放感が得られる。
この発明の第三態様によれば、第一又は第二態様に係る前記仕切体は、前後方向に伸縮可能な蛇腹状をなしているようにしてもよい。
このように構成することで、互いに隣り合う座席の背凭れ部の前後方向の相対位置に応じて、仕切体が前後方向に容易に伸縮する。また、背凭れ部は、下端部側を中心として上端部が旋回するようにして前後方向に移動する。仕切体は、背凭れ部の動作に応じて、円弧状の軌跡に沿って伸縮する。仕切体が蛇腹状であれば、このような円弧状の軌跡に沿った伸縮が容易に可能である。
この発明の第四態様によれば、座席ユニットは、複数の座席と、仕切装置と、を備えるようにしてもよい。複数の前記座席は、幅方向に並設されている。前記仕切装置は、幅方向で互いに隣り合う座席の間に設けられている。前記座席は、座部と、背凭れ部と、を備える。前記背凭れ部は、前記座部の前後方向の端部から立ち上がる。前記仕切装置は、固定部と、着脱部と、仕切材と、を備える。前記固定部は、前記座部及び前記背凭れ部のいずれか一方に固定される。前記着脱部は、前記固定部に対して移動可能に設けられ、前記座部及び前記背凭れ部のいずれか他方に着脱可能に固定される。前記仕切材は、前記固定部と前記着脱部との間に設けられ、前記固定部と前記着脱部との間で伸縮可能である。
このように構成することで、座部及び背凭れ部のいずれか一方に固定部を固定し、座部及び背凭れ部の他方に着脱部を固定すると、仕切材が固定部と着脱部との間で伸びた状態となる。この仕切材により、互いに隣り合う座席に着座する利用者同士の視線等を遮り、プライベート性を向上させることができる。
この発明の第五態様によれば、第四態様に係る前記仕切装置は、前記座部及び前記背凭れ部のいずれか一方に、前記固定部、前記仕切材、及び前記着脱部を収容可能な収容部をさらに備えるようにしてもよい。
このように構成することで、座部及び背凭れ部のいずれか一方に固定された固定部と、座部及び背凭れ部の他方から取り外した着脱部と、仕切材とを、収容部に収容することができる。
この発明の第六態様によれば、第四又は第五態様に係る座席ユニットは、幅方向で互いに隣り合う前記座席のいずれか一方の前記座部が、座部本体と、側部部材と、を備えるようにしてもよい。前記側部部材は、前記座部本体に対して幅方向側方に設けられている。前記仕切装置の前記固定部又は前記着脱部は、前記座部の前記側部部材に設けられているようにしてもよい。
このように構成することで、座部に、座部本体の幅方向側方に位置する側部部材が設けられている場合、固定部又は着脱部を側部部材に設けることができる。これにより、座部の側部部材及び背凭れ部のいずれか一方に固定部が固定され、座部の側部部材及び背凭れ部の他方に着脱部を固定すると、仕切材が固定部と着脱部との間で伸びた状態となる。この仕切材により、互いに隣り合う座席に着座する利用者同士の視線等を遮り、プライベート性を向上させることができる。
この発明の第七態様によれば、第六態様に係る前記側部部材は、上下方向に昇降可能であるようにしてもよい。
このように構成することで、側部部材を上昇させた状態で、座部の側部部材及び背凭れ部のいずれか一方に固定部を固定し、座部の側部部材及び背凭れ部の他方に着脱部を固定すると、仕切材が固定部と着脱部との間で伸びた状態となる。これにより、側部部材の上方で仕切装置を展開させてプライベート性を高めることができる。
この発明の第八態様によれば、座席装置は、座席と、仕切装置と、を備える。前記座席は、座部、及び前記座部の前後方向の端部から立ち上がる背凭れ部を備える。前記仕切装置は、前記座席の幅方向の側部に設けられている。前記仕切装置は、固定部と、着脱部と、仕切材と、を備える。前記固定部は、前記座部及び前記背凭れ部のいずれか一方に固定されている。前記着脱部は、前記固定部に対して移動可能に設けられ、前記座部及び前記背凭れ部のいずれか他方に着脱可能に固定されている。前記仕切材は、前記固定部と前記着脱部との間に設けられ、前記固定部と前記着脱部との間で伸縮可能である。
このように構成することで、座部及び背凭れ部のいずれか一方に固定部を固定し、座部及び背凭れ部の他方に着脱部を固定すると、仕切材が固定部と着脱部との間で伸びた状態となる。この仕切材により、他の座席に着座する利用者の視線等を遮り、プライベート性を向上させることができる。
上記座席ユニット、座席装置によれば、プライベート性を確保しつつ、様々な座席の使用形態に対応することが可能となる。
この発明の第一実施形態における座席ユニットの概略構成を示す側面図である。 上記座席ユニットの平面図であり、座席ユニットを構成する複数の座席の双方の背凭れ部を第一状態とした使用形態を示す図である。 上記座席ユニットを構成する複数の座席の使用形態の一例を示す図であり、双方の座席の背凭れ部を第二状態とした使用形態を示す平面図である。 上記座席ユニットを構成する複数の座席の使用形態の一例を示す図であり、一方の座席の背凭れ部を第一状態とし、他方の座席の背凭れ部を第二状態とした使用形態を示す平面図である。 上記座席ユニットを構成する複数の座席の使用形態の一例を示す図であり、一方の座席の背凭れ部を第二状態とし、他方の座席の背凭れ部を第一状態とした使用形態を示す平面図である。 上記座席ユニットの仕切部材を伸張させた状態を示す側面図である。 この発明の第二実施形態における座席ユニット、座席装置の概略構成を示す側面図である。 上記座席ユニットの平面図である。 上記座席ユニットの仕切装置を伸張させた状態を示す側面図である。 この発明の第二実施形態の変形例における座席ユニット、座席装置の概略構成を示す側面図である。 上記座席ユニットの仕切装置を伸張させた状態を示す側面図である。 上記仕切装置の肘掛けを下降させた状態を示す側面図である。
以下、この発明の一実施形態における座席ユニット、座席装置を、図面に基づき説明する。
(第一実施形態)
図1は、この実施形態における座席ユニットの概略構成を示す側面図である。図2は、上記座席ユニットの平面図であり、座席ユニットを構成する複数の座席の双方の背凭れ部を第一状態とした使用形態を示す図である。
図1、図2に示すように、この実施形態の座席ユニット1Aは、複数の座席2と、仕切部材10とを備える。
以下の説明においては、座席2に着座した利用者から見た幅方向(左右方向)を幅方向Dwとする。また、座席2に着座した利用者から見た前後方向を、前後方向Daとする。ここで、座席ユニット1Aは、例えば船舶内に設置される。座席ユニット1Aの船舶内における設置方向は、船舶の進行方向と一致するとは限らず、任意の方向に設置可能である。すなわち、以下の説明における前後方向Daは、船舶の船首尾方向と一致するとは限らない。
複数の座席2は、幅方向Dwに並設されている。この実施形態では、座席ユニット1Aは、幅方向Dwに2つの座席2が並設されている。座席ユニット1Aは、幅方向Dwに3以上の座席2を並設してもよい。この実施形態では、二つの座席2の幅方向Dwの外側に利用者が移動するための通路が設けられている。
各座席2は、座部4と、背凭れ部5とを備えている。
座部4は、座部本体6と、床面上に設けられた脚部7と、を備えている。座部本体6は、脚部7に支持されたフレーム(図示せず)と、フレームを覆うように設けられたクッション材(図示せず)及び表皮材6fと、を備えている。座部本体6は、その上面に、利用者が着座する着座面6sを有する。
背凭れ部5は、その下端部5aが、回動機構(図示せず)を介して、座部4に対して幅方向Dwに延びる水平軸(図示せず)周りに回動自在に連結されている。図1に示すように、背凭れ部5は、座部4の前後方向Daの第一端部4aから立ち上がる第一状態P1(図1中、実線で示す)と、座部4の前後方向Daの第二端部4bから立ち上がる第二状態P2(図1中、二点鎖線で示す)との間で移動(揺動)可能である。
このような座席2において、背凭れ部5が第一状態P1にあるときに座席2に着座した利用者は、前後方向Daにおいて、座部4の第二端部4b側(図1において左側)を向く。また、背凭れ部5が第二状態P2にあるときに座席2に着座した利用者は、前後方向Daにおいて、座部4の第一端部4a側(図1において右側)を向く。
図3は、上記座席ユニットを構成する複数の座席の使用形態の一例を示す図であり、双方の座席の背凭れ部を第二状態とした使用形態を示す平面図である。図4は、上記座席ユニットを構成する複数の座席の使用形態の一例を示す図であり、一方の座席の背凭れ部を第一状態とし、他方の座席の背凭れ部を第二状態とした使用形態を示す平面図である。図5は、上記座席ユニットを構成する複数の座席の使用形態の一例を示す図であり、一方の座席の背凭れ部を第二状態とし、他方の座席の背凭れ部を第一状態とした使用形態を示す平面図である。
座席ユニット1Aにおけるそれぞれの座席2は、個別に背凭れ部5の向きを、第一状態P1と第二状態P2とに変更することができる。具体的には、座席ユニット1Aにおいて幅方向Dwで互いに隣り合う座席2A、2Bにおいて、一方の座席2Aの背凭れ部5Aと他方の座席2Bの背凭れ部5Bとを、それぞれ第一状態P1とすることができる。また、図3に示すように、一方の座席2Aの背凭れ部5Aと他方の座席2Bの背凭れ部5Bとを、それぞれ第二状態P2とすることができる。また、図4に示すように、一方の座席2Aの背凭れ部5Aを第一状態P1とし、他方の座席2Bの背凭れ部5Bを第二状態P2とすることができる。さらに、図5に示すように、一方の座席2Aの背凭れ部5Aを第二状態P2とし、他方の座席2Bの背凭れ部5Bを第一状態P1とすることができる。
図6は、上記座席ユニットの仕切部材を伸張させた状態を示す側面図である。
図2から図6に示すように、仕切部材10は、幅方向Dwで互いに隣り合う座席2の間に設けられている。仕切部材10は、第一固定部11と、第二固定部12と、仕切体13と、を備えている。
第一固定部11は、座席2Aの背凭れ部5Aの側面のうち、幅方向Dw第一側(言い換えれば、幅方向Dwで座席2Bに近い側)の側面5sに固定されている。
第二固定部12は、座席2Bの背凭れ部5Bの側面のうち、幅方向Dw第二側(言い換えれば、幅方向Dwで座席2Aに近い側)の側面5tに固定されている。背凭れ部5Aと背凭れ部5Bとが両方とも第一状態P1や第二状態P2となっている場合、座席2Aの背凭れ部5Bの側面5sは、側面5tに対向する。
仕切体13は、第一固定部11と第二固定部12との間に設けられている。仕切体13は、仕切体13は、前後方向Daに伸縮可能な蛇腹状をなしている。
図2、図3に示すように、仕切体13は、第一固定部11と第二固定部12とが幅方向Dwで互いに対向した状態にあるときには、ジグザグ状に折り畳まれた収縮状態とされている。
詳しくは、図1,図2に示すように、幅方向Dwで互いに隣り合う座席2A,2Bの双方の背凭れ部5A,5Bが、第一状態P1とされた場合、仕切部材10は、第一固定部11と第二固定部12とが幅方向Dwで互いに対向する。この状態で、仕切体13は、前後方向Daで折り畳まれた収縮状態とされている。
また、図3に示すように、幅方向Dwで互いに隣り合う座席2A,2Bの双方の背凭れ部5A,5Bが、第二状態P2とされた場合、仕切部材10は、第一固定部11と第二固定部12とが幅方向Dwで互いに対向する。この状態で、仕切体13は、前後方向Daで折り畳まれた収縮状態とされている。
図4から図6に示すように、仕切体13は、第一固定部11と第二固定部12とが前後方向に離間した状態にあるときには、前後方向Daに伸びて展開され、伸張状態となる。仕切体13は、伸張状態において、幅方向Dwからの側面視で扇状に広がっている。
詳しくは、図4、図6に示すように、幅方向Dwで互いに隣り合う座席2A、2Bのうち、一方の座席2Aの背凭れ部5Aが第一状態P1とされ、他方の座席2Bの背凭れ部5Bが第二状態P2とされた場合、仕切部材10の第一固定部11と第二固定部12とは、前後方向Daにおける相対位置が異なった状態となる。この状態で、仕切体13が前後方向Daに伸び、扇状に展開された伸張状態とされている。
また、図5に示すように、幅方向Dwで互いに隣り合う座席2A、2Bのうち、一方の座席2Aの背凭れ部5Aが第二状態P2とされ、他方の座席2Bの背凭れ部5Bが第一状態P1とされた場合、仕切部材10の第一固定部11と第二固定部12とは、前後方向Daにおける相対位置が異なった状態となる。この状態で、仕切体13が前後方向Daに伸び、扇状に展開された伸張状態とされている。
このような座席ユニット1Aにおいて、利用者は、各座席2の背凭れ部5の位置(向き)を第一状態P1と第二状態P2との間で任意に変更することができる。
図2に示すように、互いに隣り合う座席2A,2Bの双方の背凭れ部5A,5Bが、第一状態P1であるときに、図4又は図5に示すように、背凭れ部5A,5Bいずれか一方を第一状態P1から第二状態P2に変更すると、仕切部材10が収縮状態から前後方向Daに延び、扇状に展開された伸張状態となる。
図3に示すように、互いに隣り合う座席2A,2Bの双方の背凭れ部5A,5Bが、第二状態P2であるときに、図4又は図5に示すように、背凭れ部5A,5Bいずれか一方を第二状態P2から第一状態P1に変更すると、仕切部材10が収縮状態から前後方向Daに延び、扇状に展開された伸張状態となる。
また、図4又は図5に示すように、互いに隣り合う座席2A、2Bの背凭れ部5A,5Bのいずれか一方が第一状態P1にあり、他方が第二状態P2にあるときに、図2に示すように、背凭れ部5A,5Bの双方を第一状態P1にすると、仕切部材10が伸張状態から折り畳まれて収縮状態となる。
同様に、図4又は図5に示すように、互いに隣り合う座席2A、2Bの背凭れ部5A,5Bのいずれか一方が第二状態P2にあり、他方が第一状態P1にあるときに、図3に示すように、背凭れ部5A,5Bの双方を第二状態P2にすると、仕切部材10が伸張状態から折り畳まれて収縮状態となる。
(第一実施形態の作用効果)
上述した第一実施形態の座席ユニット1Aでは、仕切部材10の仕切体13は、第一固定部11と第二固定部12との間に設けられ、前後方向Daに伸縮可能である。このように構成することで、幅方向Dwで互いに隣り合う座席2の背凭れ部5の前後方向Daにおける位置が異なると、第一固定部11と第二固定部12との間に設けられた仕切体13は前後方向Daに伸びた状態となる。この仕切体13により、互いに隣り合う座席2に着座する利用者同士の視線等を遮り、プライベート性を向上させることができる。
また、幅方向Dwで互いに隣り合う座席2の背凭れ部5同士で、前後方向Daにおける位置が同一であれば、第一固定部11と第二固定部12との前後方向Daにおける相対位置も同一となる。この状態で、第一固定部11と第二固定部12との間に設けられた仕切体13は、前後方向Daにおいて縮んだ状態となる。
このように、仕切部材10は、幅方向Dwで互いに隣り合う座席2の背凭れ部5同士の相対位置に応じて、前後方向Daに伸縮する。したがって、上記座席ユニット1Aによれば、プライベート性を確保しつつ、様々な座席2の使用形態に対応することが可能となる。
さらに、仕切体13の伸縮は、互いに隣り合う座席2の背凭れ部5の前後方向Daの動作にともなって行われるので、仕切体13を伸縮させるための操作を利用者が行う必要がない。
また、仕切部材10は、幅方向Dwで互いに隣り合う座席2のいずれか一方の座席2Aの背凭れ部5が第一状態P1とされ、他方の座席2Bの背凭れ部5が第二状態P2とされた場合に、仕切体13が前後方向Daに伸びる伸張状態とされる。仕切部材10は、互いに隣り合う座席2の双方の背凭れ部5が、第一状態P1又は第二状態P2とされた場合に、仕切体13が前後方向Daで縮む収縮状態とされる。
このように構成することで、一方の座席2Aの座席2に着座した利用者と、他方の座席2Bの座席2に着座した利用者とが、双方の座席2の間を挟んで前後方向Daで互いに向かい合う場合、双方の座席2の間で、仕切体13が前後方向Daに伸張状態となる。これにより、互いに隣り合う座席2の間を仕切部材10によって仕切り、利用者同士の視線が交錯することを抑制できる。これにより、プライベート性を高めることができる。
さらに、互いに隣り合う双方の座席2に着座した利用者が、前後方向Daで同じ向きを向く場合、双方の座席2の間で仕切体13は収縮状態となる。これにより、互いに隣り合う座席2の間が仕切部材10によって仕切られることがなく、開放感が得られる。
また、仕切体13は、前後方向Daに伸縮可能な蛇腹状をなしている。
このように構成することで、互いに隣り合う座席2の背凭れ部5の前後方向Daの相対位置に応じて、仕切体13を前後方向Daに容易に伸縮させることができる。また、背凭れ部5は、下端部側を中心として上端部が旋回するようにして前後方向Daに移動する。そして、仕切体13は、背凭れ部5の動作に応じて、円弧状の軌跡に沿って伸縮する。そのため、仕切体13が蛇腹状であれば、このような円弧状の軌跡に沿った伸縮が容易に可能である。
(第二実施形態)
次に、この発明に係る座席ユニット第二実施形態について説明する。以下に説明する第二実施形態においては、第一実施形態と仕切装置30の構成のみが異なるので、第一実施形態と同一部分に同一符号を付して説明するとともに、重複説明を省略する。
図7は、この第二実施形態における座席ユニット、座席装置の概略構成を示す側面図である。図8は、上記座席ユニットの平面図である。
図7、図8に示すように、この実施形態における座席ユニット1Bは、複数の座席20と、仕切装置30と、を備えている。
複数の座席20は、座席20の幅方向Dwに並設されている。この実施形態では、座席ユニット1Bは、幅方向Dwに2つの座席20が並設されている。座席ユニット1Bは、幅方向Dwに3以上の座席20を並設してもよい。
各座席20は、座部21と、背凭れ部25とを備えている。
座部21は、座部本体22と、床面上に設けられた脚部27と、を備えている。座部本体22は、脚部27に支持されたフレーム(図示せず)と、フレームを覆うように設けられたクッション材(図示せず)及び表皮材22fと、を備えている。座部本体22は、その上面に、利用者が着座する着座面22sを有する。
背凭れ部25は、その下端部25aが、脚部27に対して、幅方向Dwに延びる水平軸周りに回動自在に連結されている。背凭れ部25は、上記第一実施形態と同様、座部21の前後方向Daの第一端部21aから立ち上がる第一状態P11と、座部21の前後方向Daの第二端部21bから立ち上がる第二状態P12との間で移動可能である。このような背凭れ部25を備えた座席20が複数設けられた座席ユニット1Bにおいては、複数の座席20のそれぞれを、第一状態P11又は第二状態P12の何れか一方にすることができる。これにより、座席ユニット1Bは、上記第一実施形態で例示したのと同様、様々な使用形態とすることができる。
このような座席20において、背凭れ部25が第一状態P11にあるときに座席20に着座した利用者は、前後方向Daにおいて、座部21の第二端部21b側を向く。また、背凭れ部25が第二状態P12にあるときに座席20に着座した利用者は、前後方向Daにおいて、座部21の第一端部21a側を向く。
座席ユニット1Bにおいて、それぞれの座席20は、背凭れ部25の向きを、第一状態P11と第二状態P12とに、個別に変更することができる。
仕切装置30は、幅方向Dwで互いに隣り合う座席20の間に設けられている。仕切装置30は、幅方向Dwで互いに隣り合う座席20のいずれか一方に設けられている。仕切装置30は、固定部31と、着脱部32と、仕切材33と、収容部35と、を備えている。
固定部31は、座部21の幅方向Dw側方に固定されている。
着脱部32は、座部21に設けられた固定部31に対して移動可能に設けられている。着脱部32は、固定部31と、背凭れ部25の側面25sとの間で移動可能に設けられている。着脱部32は、背凭れ部25の側面25sに設けられた受け部34に対し、フック、マグネット、面ファスナー等により着脱可能に固定されている。
図9は、上記座席ユニットの仕切装置を伸張させた状態を示す側面図である。
図9に示すように、仕切材33は、固定部31と着脱部32との間に設けられている。固定部31と着脱部32との間で伸縮可能な蛇腹状をなしている。仕切材33は、着脱部32が収容部35に収容されて固定部31と上下方向で対向している状態では、ジグザグ状に折り畳まれた収縮状態とされている。仕切材33は、着脱部32が背凭れ部25の側面25sに設けられた受け部34に固定された状態では、幅方向Dwからの側面視で、扇状に伸びて展開された伸張状態とされている。なお、仕切材33は、背凭れ部25が第一状態P11、第二状態P12のいずれにあるときでも、着脱部32を受け部34に固定することで、扇状に展開された伸張状態とされる。
収容部35は、座部21の幅方向Dw側方に設けられている。収容部35は、上方に向かって開口した開口部を有する。収容部35は、その内部に固定部31が設けられている。収容部35は、仕切材33が収縮状態にあるときに、仕切材33と、着脱部32とを収納可能である。収容部35は、固定部31、仕切材33、及び着脱部32を収容した状態で、その上方の開口部を閉塞する開閉蓋(図示せず)を備えても良い。
上記仕切装置30と、座席20とにより、座席装置100が構成されている。
このような仕切装置30においては、利用者が、収容部35から着脱部32を取り出し、背凭れ部25の側面25sに固定すると、仕切材33が伸び、扇状に展開された伸張状態となる。
また、図7に示すように、仕切装置30は、背凭れ部25の側面25sに固定された着脱部32を収容部35に収容すれば、仕切材33が伸張状態から折り畳まれて収縮状態となる。
(第二実施形態の作用効果)
上述した第二実施形態の座席ユニット1B、座席装置100では、仕切装置30の仕切材33が、固定部31と着脱部32との間に設けられ、座部21と背凭れ部25との間で伸縮可能である。そして、座部21に固定部31を固定し、背凭れ部25に着脱部32を固定すると、仕切材33が固定部31と着脱部32との間で伸びた状態となる。そのため、この仕切材33により、互いに隣り合う座席20に着座する利用者同士の視線等を遮り、プライベート性を向上させることができる。
したがって、プライベート性を確保しつつ、様々な座席20の使用形態に対応することが可能となる。
また、仕切装置30は、固定部31、仕切材33、及び着脱部32を収容可能な収容部35をさらに備えている。このように構成することで、仕切装置30の不使用時には、固定部31と、着脱部32と、仕切材33とを、収容部35に収容することができる。
また、背凭れ部25は、第一状態P11、及び第二状態P12との間で移動可能である。このような場合、幅方向Dwで互いに隣り合う座席20のいずれか一方の背凭れ部25が第一状態P11とされ、他方の背凭れ部25が第二状態P12とされると、一方の座席20に着座した利用者と、他方の座席20に着座した利用者とは、双方の座席20の間を挟んで前後方向Daで互いに向かい合うようになる。しかし、双方の座席20の間で、一方の座席20に設けられた仕切装置30を展開させることで、互いに隣り合う座席20の間を仕切装置30によって仕切り、利用者同士の視線が交錯することを抑制できる。
また、幅方向Dwで互いに隣り合う座席20の双方の背凭れ部25が第一状態P11又は第二状態P12とされた場合、互いに隣り合う双方の座席20に着座した利用者は、前後方向Daで同じ向きを向くことになる。この場合においても、双方の座席20の間で、仕切装置30を展開させることで、互いに隣り合う座席20の間を仕切装置30によって仕切り、利用者同士の視線が交錯することを抑制し、プライベート性を確保できる。
なお、上記第二実施形態において、仕切装置30を、幅方向Dwで隣り合う一方の座席20にのみ設けるようにしたが、幅方向Dwで隣り合う座席20の双方にそれぞれ設けるようにしても良い。
(第二実施形態の変形例)
上記第二実施形態では、仕切装置30の固定部31を、座部21の幅方向Dw側方に設けるようにしたが、これに限らない。
図10は、この発明の第二実施形態の変形例における座席ユニット、座席装置の概略構成を示す側面図である。図11は、上記座席ユニットの仕切装置を伸張させた状態を示す側面図である。
図10、図11に示すように、この変形例の座席ユニット1Cにおいて、座席20Cの座部21は、座部本体22と、肘掛け(側部部材)23と、脚部27と、を備えている。
肘掛け23は、座部本体22の幅方向Dwの側方に設けられている。肘掛け23は、座部本体22よりも上方に設けられている。
仕切装置30の固定部31は、座部21の肘掛け23に設けられている。すなわち、肘掛け23に、仕切装置30の収容部35が設けられている。仕切装置30の固定部31は、肘掛け23に設けられた収容部35に収容されている。
着脱部32は、肘掛け23に設けられた固定部31に対して移動可能に設けられている。仕切材33は、固定部31と着脱部32との間に設けられている。仕切材33は、固定部31と着脱部32との間で伸縮可能な蛇腹状をなしている。
上記座席20Cと、仕切装置30とにより、座席装置100Cが構成されている。
図11に示すように、このような仕切装置30を備える座席装置100Cは、座部21の肘掛け23に固定部31を固定し、背凭れ部25の受け部34に着脱部32を固定すると、仕切材33が固定部31と着脱部32との間で伸びた状態となる。この仕切材33により、互いに隣り合う座席20に着座する利用者同士の視線等を遮り、プライベート性を向上させることができる。
図12は、上記仕切装置の肘掛けを下降させた状態を示す側面図である。
この肘掛け23は、上下方向に昇降可能であるようにしてもよい。図12に示すように、仕切装置30及び肘掛け23の不使用時には、肘掛け23を下降させておく。図11に示すように、仕切装置30を展開状態するときには、肘掛け23を上昇させる。この状態で、座部21の肘掛け23に固定した固定部31と、背凭れ部25の受け部34に固定した着脱部32との間で、仕切装置30を展開させてプライベート性を高めることができる。
(第二実施形態の他の変形例)
この第二実施形態及び変形例では、仕切装置30の固定部31を座部21に設け、着脱部32を背凭れ部25に設けるようにしたが、着脱部32を座部21に設け、固定部31を背凭れ部25に設けるようにしてもよい。
また、上記第二実施形態では、背凭れ部25は、第一状態P11と第二状態P12との間で移動可能であるようにしたが、これに限らない。背凭れ部25は、座部21の前後方向Daの第一端部21a及び第二端部21bのみから立ち上がるように設けてもよい。
さらに、上記第二実施形態では、座席20を幅方向Dwに複数備える座席ユニット1Bについて例示したが、仕切装置30を備えた座席20、すなわち座席装置100を単体で設置することも可能である。
また、上記第二実施形態の変形例では、仕切装置30を肘掛け23に設けるようにしたが、側部部材は、座部本体22の側方に設けられているのであれば、肘掛け23以外の用途のものとしてもよい。
(その他の変形例)
なお、この発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、この発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上述した実施形態に種々の変更を加えたものを含む。すなわち、実施形態で挙げた具体的な形状や構成等は一例にすぎず、適宜変更が可能である。
例えば、上記実施形態では、仕切体13、仕切材33として、蛇腹状のものを用いたが、その材質は何ら問うものではない。また、仕切部材10、仕切装置30の開閉動作にともなって伸縮するのであれば、仕切体13、仕切材33として、伸縮性を有する材料を用いてもよい。
1A、1B、1C 座席ユニット
2、2A、2B、20、20C 座席
4、21 座部
4a、21a 第一端部
4b、21b 第二端部
5、5A、5B、25 背凭れ部
5a、25a 下端部
5s、5t、25s 側面
6,22 座部本体
6f,22f 表皮材
6s,22s 着座面
7 脚部
10 仕切部材
11 第一固定部
12 第二固定部
13 仕切体
23 肘掛け(側部部材)
27 脚部
30 仕切装置
31 固定部
32 着脱部
33 仕切材
34 受け部
35 収容部
100、100C :座席装置
Da 前後方向
Dw 幅方向
P1、P11第一状態
P2、P12第二状態

Claims (8)

  1. 幅方向に並設された複数の座席と、
    幅方向で互いに隣り合う前記座席の間に設けられた仕切部材と、を備え、
    前記座席は、
    座部と、
    前記座部の前後方向の第一端部から立ち上がる第一状態、及び前記座部の前後方向の第二端部から立ち上がる第二状態との間で移動可能な背凭れ部と、を備え、
    前記仕切部材は、
    幅方向で互いに隣り合う二つの前記座席のうち幅方向の一方に配置された前記座席の前記背凭れ部に固定される第一固定部と、
    幅方向で互いに隣り合う二つの前記座席のうち幅方向の他方に配置された前記座席の前記背凭れ部に固定される第二固定部と、
    前記第一固定部と前記第二固定部との間に設けられ、前後方向に伸縮可能な仕切体と、を備える
    座席ユニット。
  2. 前記仕切部材は、
    幅方向で互いに隣り合う前記座席のいずれか一方の前記背凭れ部が前記第一状態とされ、他方の前記背凭れ部が第二状態とされた場合に、前記仕切体が前後方向に伸びる伸張状態とされ、
    互いに隣り合う前記座席の双方の前記背凭れ部が、前記第一状態又は前記第二状態とされた場合に、前記仕切体が前後方向で縮む収縮状態とされる
    請求項1に記載の座席ユニット。
  3. 前記仕切体は、前後方向に伸縮可能な蛇腹状をなしている
    請求項1又は2に記載の座席ユニット。
  4. 幅方向に並設された複数の座席と、
    幅方向で互いに隣り合う前記座席の間に設けられた仕切装置と、を備え、
    前記座席は、
    座部と、
    前記座部の前後方向の端部から立ち上がる背凭れ部と、を備え、
    前記仕切装置は、
    前記座部及び前記背凭れ部のいずれか一方に固定される固定部と、
    前記固定部に対して移動可能に設けられ、前記座部及び前記背凭れ部のいずれか他方に着脱可能に固定される着脱部と、
    前記固定部と前記着脱部との間に設けられ、前記固定部と前記着脱部との間で伸縮可能な仕切材と、を備える
    座席ユニット。
  5. 前記仕切装置は、前記座部及び前記背凭れ部のいずれか一方に、前記固定部、前記仕切材、及び前記着脱部を収容可能な収容部をさらに備える
    請求項4に記載の座席ユニット。
  6. 幅方向で互いに隣り合う前記座席のいずれか一方の前記座部は、
    座部本体と、
    前記座部本体に対して幅方向側方に設けられた側部部材と、を備え、
    前記仕切装置の前記固定部又は前記着脱部は、前記座部の前記側部部材に設けられている
    請求項4又は5に記載の座席ユニット。
  7. 前記側部部材は、上下方向に昇降可能とされている
    請求項6に記載の座席ユニット。
  8. 座部、及び前記座部の前後方向の端部から立ち上がる背凭れ部を備える座席と、
    前記座席の幅方向の側部に設けられた仕切装置と、を備え、
    前記仕切装置は、
    前記座部及び前記背凭れ部のいずれか一方に固定される固定部と、
    前記固定部に対して移動可能に設けられ、前記座部及び前記背凭れ部のいずれか他方に着脱可能に固定される着脱部と、
    前記固定部と前記着脱部との間に設けられ、前記固定部と前記着脱部との間で伸縮可能な仕切材と、を備える
    座席装置。
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