JP7050290B2 - 加熱用調理器具 - Google Patents

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Description

本発明は、加熱用調理器具に関する。
下記特許文献1には、パンなどを焼成する電熱調理器が開示されている。この電熱調理器について簡単に説明すると、電熱調理器は、上型及び下型を備えており、上型及び下型には、複数の凹部が形成されている。そして、予め練り上げておいた生地材を凹部内に挿入して、上型及び下型を加熱することで、棒状のパンなどが焼成される。
一方、加熱用調理器具としては、既に焼成された一対のパンを挟んで、ホットサンドを生成するホットサンドメーカーがある。ホットサンドメーカーでは、所定の厚さに切られた一対のパンなどの間に具材を挟んで、ホットサンドメーカーの上型及び下型によって、一対の食パンを挟み込む。そして、この状態で、ガスコンロなどの加熱器によってホットサンドメーカーを両面から加熱することで、ホットサンドを生成する。すなわち、ホットサンドメーカーでは、食パンの外周部を圧着して、中身の具材を包み込むように、ホットサンドを生成する。
特許第5453476号
ここで、上記電熱調理器の構造をホットサンドメーカー(加熱用調理器具)に適用した場合には、以下に示す問題がある。
つまり、ホットサンドでは、上述のように、一対のパンの間に具材を配置して、一対のパンを上下に挟み込んで、一対のパンの外周部を圧着させる。このため、上型を回動させて下型を閉じるときには、初めに、上型の凹部の開口部が、上側のパンの外周部に当たるようになる。このため、上型を下型に対して閉じるときには、上型の凹部の開口部によって上側のパンが前方側へ押し出されて、下側のパンに対する上側のパンの位置が前側へずれる場合がある。この場合には、上側のパンを後側へ押込みながら、上型を閉じる必要がある。これにより、調理者に対する調理作業が煩雑になる虞がある。
本発明は、上記事実を考慮して、調理者に対する調理作業の煩雑さを抑制できる加熱用調理器具を提供することを目的とする。
形態1:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、パンなどの食材を挟んで前記食材を加熱するための加熱用調理器具であって、上側へ開放された凹状を成すと共に、後部に下側連結部を有する下型と、前記下型の上側に設けられ、下側へ開放された凹状を成すと共に、左右方向を軸方向として前記下側連結部に回動可能に連結された上側連結部を後部に有すると共に、前記下型の開口部を開く開位置と前記下型の開口部を閉塞する閉位置との間を回動する上型と、前記下型の内部に設けられ、前記下型における内周面の底面から上側へ延出された枠状を成すと共に、上端が前記下型の開口端面よりも下側に配置された下側囲繞壁と、前記上型の内部に設けられ、前記上型における内周面の頂面から下側へ延出された枠状を成すと共に、下端が前記上型の開口端面よりも上側に配置され、前記下側囲繞壁と共に前記食材の外周部を上下に挟んで当該外周部を圧着させる上側囲繞壁と、を備え、前記上側連結部の回動中心が、上側囲繞壁の下端よりも上側に設定されており、開位置と閉位置との間では、前記上側連結部が下側連結部に対して前後方向に相対移動可能に構成されている加熱用調理器具である。
形態2:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記上側連結部の回動中心が、前記上型の上下方向の中央よりも上側に且つ前記上型の上端よりも下側に設定されていることを特徴とする加熱用調理器具である。
形態3:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記上側連結部が、前記下側連結部に着脱可能に連結されており、前記下側連結部には、上下方向に貫通された連結孔と、前記連結孔の後側で左右方向に延在された連結軸と、が形成され、前記上側連結部の後端部が、前記連結軸の軸回りに回転可能に且つ前後方向に移動可能に前記連結孔の内部に遊嵌され、前記上型の閉位置では、前記上側連結部の後端部と前記連結軸とが上下方向に係合することを特徴とする加熱用調理器具である。
形態4:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記下型の内部には、前記下側囲繞壁の内側において、前記下型における内周面の底面から上側へ延出された下側分割壁が形成されており、前記上型の内部には、前記上側囲繞壁の内側において、前記上型における内周面の頂面から下側へ延出され且つ前記下側分割壁と上下方向に対向して配置された上側分割壁が形成され、前記下側分割壁の上端が、前記下側囲繞壁の上端よりも上側に配置されており、前記上側分割壁の下端が、前記上側囲繞壁の下端よりも下側に配置されていることを特徴とする加熱用調理器具である。
形態5:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記下側分割壁の上端部には、下側圧着部が形成され、前記下側圧着部の幅寸法が、前記下側分割壁における前記下側圧着部以外の部分の幅寸法よりも小さく設定されており、前記上側分割壁の下端部には、上側圧着部が形成されており、前記上側圧着部の幅寸法が、前記上側分割壁における前記上側圧着部以外の部分の幅寸法よりも小さく設定されており、前記下側圧着部及び前記上側圧着部によって、前記食材を上下に圧着することを特徴とする加熱用調理器具。
形態6:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記下側囲繞壁の側面に板厚方向外側且つ上側へ開放された下側溝部が形成されており、前記上側囲繞壁の側面に板厚方向外側且つ下側へ開放された上側溝部が形成されていることを特徴とする加熱用調理器具である。
形態7:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記下側囲繞壁及び前記下側分割壁のそれぞれの側面には、板厚方向外側且つ上側へ開放された下側溝部が形成されており、前記上側囲繞壁及び前記上側分割壁のそれぞれの側面には、板厚方向外側且つ下側へ開放された上側溝部が形成されていることを特徴とする加熱用調理器具。
形態8:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、上下方向における、前記下側囲繞壁と前記上側囲繞壁との間の隙間が、前記下側分割壁と前記上側分割壁との間の隙間と比べて大きく設定されていることを特徴とする加熱用調理器具である。
形態9:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記下側囲繞壁と前記上側囲繞壁との間の隙間が、2mm以上8mm以下に設定され、前記下側分割壁と前記上側分割壁との間の隙間が、0.5mm以上2mm未満に設定されていることを特徴とする加熱用調理器具である。
形態10:本発明の1又はそれ以上の実施形態は、前記下型における内周面の底面が、上側へ開放された凹曲面として構成されており、前記上型における内周面の頂面が、下側へ開放された凹曲面として構成されていることを特徴とする加熱用調理器具である。
本発明の1又はそれ以上の実施形態によれば、調理者に対する調理作業の煩雑さを抑制することができる。
第1の実施の形態に係るホットサンドメーカーにおいて、上型プレートを閉じるときの上型プレートの回動軌跡を説明するための断面図である。 (A)は、第1の実施の形態に係るホットサンドメーカーを示す平面図であり、(B)は、(A)に示されるホットサンドメーカーの側面図である。 図2(A)に示されるホットサンドメーカーを示す右側から見た側断面図(図2(A)の3-3線断面図)である。 図2に示されるホットサンドメーカーに用いられる下型プレートを示す下側から見た斜視図である。 図4に示される下型プレートを示す上側から見た斜視図である。 図5に示される下型プレートにおけるプレート本体の前後方向中央部の部位を示す前側から見た断面図である。 図2に示されるホットサンドメーカーに用いられる上型プレートを示す斜視図である。 図2に示される上型プレートを下型プレートに組付ける前の状態を示す斜視図である。 比較例のホットサンドメーカーにおいて、上型プレートを閉じるときの上型プレートの回動軌跡を説明するための断面図である。 第2の実施の形態に係るホットサンドメーカーを、上型プレートを開位置に配置した状態で示す斜視図である。 図10に示されるホットサンドメーカーを、上型プレートを閉位置に配置した状態で示す、前側から見た断面図である。 図10に示されるホットサンドメーカーの変形例を示す斜視図である。 図12に示される下型プレート本体を示す平面図である。 図3に示される下型プレートと上型プレートとの連結構造の変形例を示す側断面図である。
(第1の実施の形態)
以下、図1~図9を用いて、第1の実施の形態に係る「加熱用調理器具」としてのホットサンドメーカー10について説明する。なお、図面において適宜示される矢印UP,矢印FR,矢印RHは、それぞれホットサンドメーカー10の上側、前側、右側(幅方向一方側)を示している。そして、以下の説明において、上下、前後、左右の方向を用いて説明するときには、特に断りのない限り、ホットサンドメーカー10の上下方向、前後方向、左右方向を示すものとする。
(ホットサンドメーカーの全体構成について)
図2及び図3に示されるように、ホットサンドメーカー10は、上下に2分割されている。具体的には、ホットサンドメーカー10は、ホットサンドメーカー10の下部を構成する「下型」としての下型プレート20と、ホットサンドメーカー10の上部を構成する「上型」としての上型プレート40と、を含んで構成されている。上型プレート40は、下型プレート20に着脱可能に連結されると共に、左右方向を軸方向として下型プレート20に対して回動可能に構成されている。詳しくは、上型プレート40は、図3の2点鎖線にて示される開位置と、図3の実線にて示される閉位置と、の間を回動可能に構成されている。そして、上型プレート40の閉位置において、ホットサンドメーカー10の内部に配置された上下一対の食材としてのパン(図示省略)を、下型プレート20及び上型プレート40によって挟み込んで、ホットサンドメーカー10をガスコンロなどの加熱器によって加熱することで、ホットサンドを生成(焼成)するようになっている。以下、ホットサンドメーカー10の各構成について説明する。
(下型プレートについて)
図3~図6に示されるように、下型プレート20は、アルミニウム合金などの金属によって構成され、下型プレート本体22と、下側連結部34と、を含んで構成されている。
<下型プレート本体について>
下型プレート本体22は、上側へ開放された、比較的底の浅い略矩形凹状に形成されている。具体的には、下型プレート本体22は、底壁22Aと、底壁22Aの外周端部から上側へ延出された側壁22Bと、を含んで構成されており、底壁22Aと側壁22Bとが滑らかに接続されている。そして、下型プレート本体22の内部が、パンを加熱するための加熱調理部22Cとして構成されている。
底壁22Aは、上側へ開放された凹状に湾曲されている。具体的には、側方から見た断面視及び前側から見た断面視で、底壁22Aが、上側へ開放された略円弧状に湾曲されている(図3及び図6参照)。これにより、加熱調理部22Cの底面22C1が、上側へ開放された凹曲面状に形成されている。
底壁22Aの下面外周部には、下側へ突出された外側脚部24が一体に形成されている。外側脚部24は、リブ状に形成されると共に、下側から見て略矩形枠状に形成されている。また、底壁22Aの下面には、外側脚部24の内側において、内側脚部26が一体に形成されている。内側脚部26は、外側脚部24と同様に、リブ状に形成されると共に、下側から見て略矩形枠状に形成されている。そして、外側脚部24及び内側脚部26のそれぞれの先端面(下端面)は、上下方向に対して直交する面に沿って配置されており、外側脚部24の先端面と内側脚部26の先端面とが、面一に配置されている。また、外側脚部24及び内側脚部26は、ガスコンロなどの加熱器の台にホットサンドメーカー10を載置するための脚部として構成されている。
下型プレート本体22(側壁22B)の開口部には、下型プレート本体22の外側へ張出されたフランジ22Dが形成されており、フランジ22Dは、下型プレート本体22の周方向全周に亘って形成されている。このフランジ22Dの上面には、嵌合溝22D1が形成されている。嵌合溝22D1は、下型プレート本体22の周方向全周に亘って形成され、下型プレート本体22の周方向から見て、上側へ開放された略半円状に形成されている。
さらに、下型プレート本体22の加熱調理部22Cにおける外周側の部分には、下側囲繞壁28が一体に形成されている。下側囲繞壁28は、底壁22Aから上側へ突出されると共に、上側から見た平面視で略矩形枠状に形成されている。これにより、加熱調理部22Cの内側部分と外周側の部分とが、下側囲繞壁28によって仕切られている。下側囲繞壁28の先端面(上端面)は、上下方向に対して直交する面に沿って配置されており、フランジ22Dの上面(下型プレート本体22の開口端面)よりも若干下側に位置している。また、下側囲繞壁28は、平面視で、外側脚部24と内側脚部26との間に配置されており、下側囲繞壁28の各辺が、平面視で、側壁22Bと平行に直線状に延在している。
下型プレート本体22の底面22C1には、下側囲繞壁28の内側において、複数(本実施の形態では、12本)のリブ30が一体に形成されている。このリブ30は、底面22C1から上側へ隆起されると共に、前後方向に延在されており、複数のリブ30が、左右方向に所定の間隔を空けて並んで配置されている。
さらに、下型プレート本体22における前側の側壁22Bの外周部には、下側取手60(図2参照)を取付けるための取付部32が一体に形成されている。取付部32は、正面視で、上側へ開放された略U字形ブロック状に形成されて、側壁22Bの上端部から前側へ突出されている。そして、取付部32には、下側取手60の基端部が取付けられており、下側取手60は、取付部32から前側へ延出されている。
<下側連結部について>
下側連結部34は、下型プレート本体22の後側の側壁22Bにおける上端部に設けられ、当該側壁22Bの左右方向中央部から後側に突出されている。この下側連結部34は、所定の厚みを有する板状に形成され、側面視で上側且つ後側へ略クランク状に屈曲されている。具体的には、下側連結部34は、下側連結部34の前部を構成する連結基部36と、下側連結部34の後部を構成する連結本体部38と、を含んで構成されている。
連結基部36は、側面視で下斜め後側へ凸となる略円弧状に湾曲されており、連結基部36の前端部が、下型プレート本体22における後側の側壁22Bの上端部に接続されている。これにより、連結基部36の後端部が、下型プレート本体22の開口端面に対して上側に配置されると共に、下型プレート本体22に対して後側に配置されている。
連結本体部38は、上下方向を板厚方向とする略矩形板状に形成されており、連結本体部38の前端部が連結基部36の後端部に接続されている。連結本体部38の略中央部には、連結孔38Aが上下方向に貫通形成されており、連結孔38Aは、平面視で左右方向を長手方向とする略矩形状に形成されている。また、連結本体部38の後端部(詳しくは、連結孔38Aの後側の外周面を構成する部分)は、連結軸38Bとして構成されている。連結軸38Bは、後述する上型プレート40が開位置と閉位置との間を回動するときのガイド軸(回動軸)として構成されている。図1及び図3に示されるように、連結軸38Bの前面(すなわち、連結孔38Aの後側の外周面を構成する部分)は、側断面視で、連結軸38Bの軸線ALを中心とした略半円状に湾曲しており、軸線ALが、後述する上型プレート40の回動中心として設定されている。
(上型プレートについて)
図2、図3、及び図7に示されるように、上型プレート40は、下型プレート20と同様に、アルミニウム合金などの金属によって構成され、上型プレート本体42と、上側連結部54と、を含んで構成されている。
<上型プレート本体について>
上型プレート本体42は、下側へ開放された、比較的底の浅い略矩形凹状に形成されている。また、上型プレート本体42は、上型プレート本体42における開口端部の構成を除いて、前述した下型プレート20の下型プレート本体22を上下に反転した構造を成している。すなわち、上型プレート本体42は、頂壁42Aと、頂壁42Aの外周端部から下側へ延出された側壁42Bと、を含んで構成されている。そして、上型プレート本体42の内部が、パンを加熱するための加熱調理部42Cとして構成されている。
また、頂壁42Aは、下側へ開放された凹状に湾曲されており、加熱調理部42Cの頂面42C1が、下側へ開放された凹曲面状に湾曲されている。
さらに、頂壁42Aの上面外周部には、上側へ突出されたリブ状の外側脚部44が一体に形成されており、外側脚部44は、上側から見て略矩形枠状に形成されている。また、頂壁42Aの上面には、外側脚部44の内側において、上側へ突出されたリブ状の内側脚部46が一体に形成されており、内側脚部46は、上側から見て略矩形枠状に形成されている。そして、外側脚部44及び内側脚部46のそれぞれの先端面(上端面)が、上下方向に対して直交する面に沿って配置されており、外側脚部44の先端面と内側脚部46の先端面とが、面一に配置されている。さらに、上下反転させた状態のホットサンドメーカー10をガスコンロなどの加熱器によって加熱するときには、外側脚部44及び内側脚部46が、加熱器の台に載置される構成になっている。
また、上型プレート本体42(側壁42B)の開口部には、上型プレート本体42の外側へ張出されたフランジ42Dが形成されており、フランジ42Dは、上型プレート本体42の周方向全周に亘って形成されている。このフランジ42Dの下面には、嵌合リブ42B1が一体に形成されている。嵌合リブ42B1は、上型プレート本体42の開口端面の周方向全周に亘って形成され、上型プレート本体42の周方向から見て、下側へ凸となる略半円状に形成されている。そして、上型プレート40の閉位置では、嵌合リブ42B1が下型プレート20の嵌合溝22D1内に嵌合されて、下型プレート20の開口部が上型プレート40の開口端部によって閉塞される構成になっている。すなわち、上型プレート40の閉位置では、ホットサンドメーカー10における加熱調理部22C内及び加熱調理部42C内の密閉性が、嵌合リブ42B1及び嵌合溝22D1によって確保された状態で、下型プレート20及び上型プレート40の開口部が閉塞されている。
さらに、上型プレート本体42の加熱調理部42Cにおける外周側の部分には、上側囲繞壁48が一体に形成されている。上側囲繞壁48は、頂壁42Aから下側へ突出されると共に、下側から見た下面視で略矩形枠状に形成されている。これにより、加熱調理部42Cの内側部分と外周側の部分とが、上側囲繞壁48によって仕切られている。上側囲繞壁48の先端面(下端面)は、上下方向に対して直交する面に沿って配置され、上型プレート本体42(側壁42B)の開口端面よりも若干上側に位置している。より詳しくは、上側囲繞壁48の先端面(下端面)が、上型プレート40の上下方向の中央線CL(図3参照)よりも下側に配置されている。
また、上側囲繞壁48は、平面視で、外側脚部44と内側脚部46との間に配置されており、上側囲繞壁48の各辺が、平面視で、側壁42Bと平行に略直線状に延在されている。さらに、上型プレート40の閉位置では、上側囲繞壁48の先端面と下側囲繞壁28の先端面とが、所定の隙間を空けて上下方向に対向して配置されている。そして、上型プレート40の閉位置において、上側囲繞壁48及び下側囲繞壁28によって、ホットサンドメーカー10内の上下一対のパンの外周部を上下に挟み込んで、上下一対のパン同士を圧着するように構成されている。これにより、上下一対のパンの内部に具材を挟み込んだ状態のホットサンドを生成するようになっている。
また、上型プレート本体42の頂面42C1には、上側囲繞壁48の内側において、複数(本実施の形態では、12本)のリブ50が一体に形成されている。このリブ50は、頂面42C1から下側へ隆起されると共に、前後方向に延在されており、複数のリブ50が、所定の間隔を空けて左右方向に並んで配置されている。
さらに、上型プレート本体42における前側の側壁42Bの外周部には、上側取手62(図2(B)参照)を取付けるための取付部52が一体に形成されている。取付部52は、正面視で、下側へ開放された略逆U字形ブロック状に形成されて、側壁42Bの上端部から前側へ突出されている。この取付部52には、上側取手62の基端部が取付けられており、上側取手62は、取付部52から前側へ延出されている。なお、下側取手60及び上側取手62の一方の先端部には、ロック部材(図示省略)が設けられており、ロック部材が下側取手60及び上側取手62の他方に係合することで、上型プレート40の閉位置の状態が維持される構成になっている。
<上側連結部について>
上側連結部54は、上型プレート本体42における後側の側壁42Bの下端部に設けられ、当該側壁42Bの下端部における左右方向中央部から後側に突出されている。この上側連結部54は、所定の厚みを有する板状に形成されており、上側連結部54における後側部分の左右方向の寸法が、下型プレート20の連結孔38Aにおける左右方向の寸法よりも僅かに小さく設定されている。また、上側連結部54は、側面視で下側へ開放された略U字形状に屈曲されている。具体的には、上側連結部54は、上側連結部54の前部を構成する連結基部56と、上側連結部54の後部を構成する連結本体部58と、を含んで構成されている。
連結基部56は、側面視で下斜め後側へ凸となる略円弧状に湾曲されており、連結基部56の前端部が、上型プレート本体42における後側の側壁42Bの上端部に接続されている。そして、連結基部56が、下型プレート20の連結基部36の上側に配置されている。
連結本体部58は、上下方向を板厚方向とした略矩形板状に形成されており、連結本体部58の前端部が連結基部56の後端部に接続されている。連結本体部58の後端部58Aは、下側且つ後側へ略クランク状に屈曲されている。具体的には、連結本体部58の後端部58Aは、下斜め後側へ屈曲された屈曲部58A1と、屈曲部58A1の下端部から後側へ突出された係合部58A2と、を含んで構成されている。係合部58A2は、連結基部56の前端部よりも下側に配置されると共に、当該前端部と平行に配置されている。
そして、上側連結部54は、下側連結部34に着脱可能(分解可能)に、且つ左右方向を軸方向として下側連結部34に回動可能に連結されている。すなわち、図8に示されるように、上型プレート40を下型プレート20から分解した状態において、上型プレート40を起立状態に配置し、連結本体部58の係合部58A2を、下型プレート20の連結孔38A内に上側から挿入することで、上型プレート40が、開位置に配置されるようになっている。この状態では、屈曲部58A1が、下型プレート20の連結軸38Bの上面に当接するようになっている。
そして、この状態から、上型プレート40を連結軸38Bにおける軸線ALの回りに回動させることで、上型プレート40が開位置から閉位置に回動するようになっている。また、上型プレート40の閉位置では、連結軸38Bの下側に係合部58A2が隣接配置して、係合部58A2と連結軸38Bとが上下方向に係合する構成になっている(図3参照)。これにより、閉位置における上型プレート40の上側の変位が制限されて、上型プレート40と下型プレート20とによって、上下一対のパンを挟み込みように構成されている。
ここで、図3に示されるように、連結軸38Bにおける軸線AL(すなわち、上型プレート40の回動中心)が、上側囲繞壁48の下端面よりも上側に配置されている。より詳しくは、連結軸38Bにおける軸線ALが、上型プレート40の上下方向の中央線CLよりも上側に配置されると共に、上型プレート40の上端(すなわち、外側脚部44及び内側脚部46の上端)よりも下側に配置されている。また、本実施の形態では、上型プレート40の閉位置において、上型プレート40の上側連結部54が、上型プレート40の上端よりも下側に配置されるように、上下方向における連結軸38Bの軸線ALの位置と、上側連結部54の厚み寸法と、が設定されている。
また、下型プレート20の連結孔38Aにおける前後方向の寸法は、上型プレート40の上側連結部54(後端部58A)の厚み寸法よりも大きく設定されている。より具体的には、上型プレート40の上側連結部54(後端部58A)が、下型プレート20の連結孔38A内に遊嵌されている。そして、上型プレート40が開位置から閉位置へ回動するときには、上側連結部54(後端部58A)と連結孔38Aとの間には、上側連結部54(後端部58A)の前後において、所定の隙間が生じるように、連結孔38Aの前後方向の寸法が設定されている。このため、上型プレート40が開位置から閉位置へ回動するときには、上型プレート40が下型プレート20に対して前後方向に相対移動可能に構成されている。
(作用効果)
次に、ホットサンドメーカー10内に上下一対のパンを挟み込む手順を説明しつつ、本実施の形態の作用及び効果について説明する。
ホットサンドメーカー10によって上下一対のパンを挟み込むときには、初めに、上型プレート40を、下型プレート20に組付けて、開位置に配置する。具体的には、図8に示されるように、上型プレート40を起立した状態にして、上型プレート40における上側連結部54の係合部58A2を、下型プレート20の連結孔38A内に上側から挿入する。これにより、上型プレート40における上側連結部54の屈曲部58A1が、下型プレート20の連結軸38Bの上面に当接して、上型プレート40が開位置に配置される(図3の2点鎖線で示される上型プレート40を参照)。
この状態において、下型プレート20の加熱調理部22Cに上下一対のパンを配置する。詳しくは、下型プレート20の下側囲繞壁28の上端に、下側のパンを載置する。また、下側のパンの上面に具材を載せ、且つ具材の上側に上側のパンを配置する。これにより、具材を挟んだ状態の上下一対のパンが、下型プレート20の下側囲繞壁28の上端に載置される。
この状態から、調理者が、上型プレート40の上側取手62を把持して、上型プレート40の前端側を下すように、上型プレート40を下型プレート20に対して相対回動させる。これにより、上型プレート40における上側連結部54の後端部58Aが、下型プレート20における下側連結部34の連結軸38Bの軸線AL回りに回動して、上型プレート40が開位置から閉位置に回動される。その結果、上型プレート40と下型プレート20とによって、一対のパンが上下に挟みこまれる。この状態で、ホットサンドメーカー10を加熱器によって両面加熱することで、ホットサンドが焼成される。
ここで、ホットサンドメーカー10では、上型プレート40の上側連結部54が、下型プレート20の下側連結部34に左右方向を軸方向として回動可能に連結されている。さらに、上側連結部54の回動中心(すなわち、下型プレート20の連結軸38Bの軸線AL)が、上型プレート40の上側囲繞壁48の下端よりも上側に配置されている。また、上型プレート40の開位置と閉位置との間では、上側連結部54が下側連結部34に対して前後方向に相対移動可能に構成されている。これにより、ホットサンドメーカー10によって上下一対のパンを挟み込むときの、前後方向における上側のパンのずれを抑制することができる。以下、この点について、比較例のホットサンドメーカー100と比較して説明する。
初めに、比較例のホットサンドメーカー100について説明する。比較例のホットサンドメーカー100では、以下に示す点を除いて、第1の実施の形態のホットサンドメーカー10と同様に構成されている。なお、比較例のホットサンドメーカー100の説明において、第1の実施の形態のホットサンドメーカー10と同様に構成されている部位には、第1の実施の形態と同一の符号を付して説明する。
すなわち、図9に示されるように、比較例のホットサンドメーカー100では、上型プレート40が下型プレート20に左右方向を軸方向として回動可能に連結されており、上型プレート40の回動中心となる軸線AL1が、上型プレート40の上側囲繞壁48の下端よりも下側に配置されている。具体的には、上型プレート40の回動中心となる軸線AL1が、上下方向において、上型プレート40と下型プレート20との合わせ面と同じ位置に設定されている。また、比較例のホットサンドメーカー100では、上型プレート40の開位置と閉位置との間の回動時において、上型プレート40が下型プレート20に対して、前後方向に相対移動不能に構成されている。
このため、上型プレート40が閉位置から開位置へ回動するときには、上型プレート40における上側囲繞壁48の下端部が、側面視で上側へ向かうに従い後側へ変位する(図9の2点鎖線BL1参照)。すなわち、これとは逆に上型プレート40が開位置から閉位置へ回動するときには、上型プレート40における上側囲繞壁48の下端部が、側面視で下側へ向かうに従い前側へ変位する。
また、ホットサンドメーカー100の下側囲繞壁28及び上側囲繞壁48は、上下一対のパンの外周部を上下に圧着する壁部として構成されている。このため、上型プレート40を開位置から閉位置へ回動させるときには、上型プレート40の後側の上側囲繞壁48における下端部が、上側のパンの外周部の上面に最初に当接して、当該上側囲繞壁48が上側のパンを下側へ押圧する。
ここで、上述のように、比較例のホットサンドメーカー100において、上型プレート40が開位置から閉位置へ回動するときには、上型プレート40における上側囲繞壁48の下端部が、側面視で下側へ向かうに従い前側へ変位する。このため、上型プレート40を開位置から閉位置へ回動させると、上型プレート40における上側囲繞壁48の下端部が、上側のパンを、前側へ押し出しながら、下側へ押圧する。これにより、上側のパンが、上側囲繞壁48によって前側へ押し出されて、下側のパンに対して前側へずれる傾向になる。よって、この場合には、調理者が、前側へずれるパンを後側へ押込みながら、上型プレート40を閉位置へ回動させる必要がある。したがって、比較例のホットサンドメーカー100では、調理者に対する調理作業が煩雑になる虞がある。
これに対して、第1の実施の形態のホットサンドメーカー10では、図1に示されるように、上側連結部54の回動中心(すなわち、下型プレート20の連結軸38Bの軸線AL)が、上型プレート40の上側囲繞壁48の下端よりも上側に配置されている。
このため、上型プレート40が閉位置から開位置へ回動するときには、上型プレート40における上側囲繞壁48の下端部が、上側へ向かうに従い前側へ一旦変位して、その後、上側へ向かうに従い後側へ変位する(図1の2点鎖線BL参照)。すなわち、これとは逆に、上型プレート40が開位置から閉位置へ回動するときには、上型プレート40が閉位置に到達する手前において(より詳しくは、軸線ALよりも下側において)、上型プレート40における上側囲繞壁48の下端部が、下側へ向かうに従い後側へ変位する。また、上記比較例と比べて、上側囲繞壁48の下端部が、挟み込むパンに対して、真上から下げられるようになる。
これにより、上型プレート40を開位置から閉位置へ回動させるときには、上型プレート40における上側囲繞壁48の下端部によって、上側のパンの外周部を後側へ引き込みながら、上型プレート40を閉じることができる。これにより、上側のパンが、下側のパンに対して前側へずれることを抑制できる。
しかも、本実施の形態のホットサンドメーカー10では、上型プレート40の開位置と閉位置との間において、上側連結部54が下側連結部34に対して前後方向に相対移動可能に構成されている。このため、上型プレート40を下型プレート20に対して前後にずらしながら、上型プレート40を開位置から閉位置へ回動させることができる。これにより、上側のパンの下側のパンに対するずれ具合を調整しながら、上型プレート40を開位置から閉位置へ回動させることができる。したがって、上側のパンが、下側のパンに対して前側へずれることを一層抑制しながら、上型プレート40を閉位置へ回動させることができる。その結果、上記比較例のように、調理者による、前側へずれるパンを後側へ押込みながら、上型プレート40を閉位置へ回動させる作業を抑制できる。以上により、調理者に対する調理作業の煩雑さを抑制することができる。
また、ホットサンドメーカー10では、上側連結部54の回動中心(すなわち、下型プレート20の連結軸38Bの軸線AL)が、上型プレート40の上下方向の中央線CLよりも上側に配置され、上型プレート40の上端よりも下側に配置されている。さらに、上型プレート40の閉位置では、上側連結部54が上型プレート40の上端よりも下側に配置されている。このため、上側連結部54が上型プレート40の上端よりも上側に突出することを抑制しつつ、上側連結部54の回動中心(すなわち、下型プレート20の連結軸38Bの軸線AL)を比較的上側に配置することができる。したがって、上下方向におけるホットサンドメーカー10の大型化を抑制しつつ、ホットサンドメーカー10によってパンを挟み込むときのパンのずれを抑制することができる。
また、上型プレート40の閉位置において、上側連結部54を上型プレート40の上端よりも下側に配置することで、ホットサンドメーカー10を上下反転させてガスコンロなどの加熱器の台に載置するときに、上側連結部54と加熱器の台との干渉を抑制することができる。換言すると、上下反転させた状態のホットサンドメーカー10を加熱器の台に良好に載置することができる。
また、ホットサンドメーカー10では、上型プレート40の上側連結部54が、下型プレート20の下側連結部34に着脱可能に連結されている。具体的には、上側連結部54の係合部58A2が、連結軸38Bの軸線AL回りに回転可能に且つ前後方向に移動可能に、下側連結部34の連結孔38Aの内部に遊嵌され、上型プレート40の閉位置において、上側連結部54の係合部58A2と下側連結部34の連結軸38Bとが上下方向に係合する。これにより、簡易な構成で、上型プレート40を下型プレート20に、前後方向に相対移動可能に且つ左右方向を軸方向として回動可能に連結することができる。
また、ホットサンドメーカー10では、下型プレート20の底面22C1が上側へ開放された凹曲面状に形成されており、上型プレート40の頂面42C1が下側へ開放された凹曲面状に形成されている。このため、ホットサンドメーカー10によって生成されたホットサンドの中央部の厚みを厚くすることができる。よって、パンによって挟み込む具材の量を多くしながら、パンの外周部を下側囲繞壁28及び上側囲繞壁48によって圧着させることができる。
(第2の実施の形態)
以下、図10及び図11を用いて第2の実施の形態に係る「加熱用調理器具」としてのホットサンドメーカー200について説明する。第2の実施の形態のホットサンドメーカー200は、以下に示す点を除いて、第1の実施の形態のホットサンドメーカー10と同様に構成されている。なお、図10及び図11では、ホットサンドメーカー200において、第1の実施の形態と同様に構成されている部分には、第1の実施の形態と同一の符号を付している。
すなわち、第2の実施の形態では、下型プレート20(下型プレート本体22)の内部に、下側分割壁22Eが設けられている。この下側分割壁22Eは、下型プレート本体22の底壁22Aの幅方向中央部から上側へ延出されると共に、前後方向に延在されている。また、下側分割壁22Eの前後方向の両端部が、下型プレート本体22の前後の側壁22Bに接続されている。これにより、下側分割壁22Eによって、加熱調理部22Cにおける下側囲繞壁28の内側部分が、左側の加熱調理部22CLと、右側の加熱調理部22CRと、に2分割されている。
下側分割壁22Eの上端部には、上側へ突出された下側圧着部22E1が形成されている。すなわち、下側分割壁22Eの上端部が、下側圧着部22E1によって構成されている。下側圧着部22E1は、下側分割壁22Eの長手方向全体に亘って連続して形成されている。また、下側圧着部22E1は、断面視で略矩形状に形成されており、下側圧着部22E1の幅寸法(板厚)が、下側分割壁22Eの他の部分の幅寸法(板厚)よりも小さく設定されている。そして、下側分割壁22Eの上端(下側圧着部22E1)が、下側囲繞壁28の上端よりも上側に配置されると共に、下型プレート本体22の開口端面よりも下側に配置されている。
また、下型プレート20では、加熱調理部22CLの底面及び加熱調理部22CRの底面が、それぞれ上側へ開放された凹曲面状に形成されている。さらに、第2の実施の形態では、加熱調理部22CLの底面及び加熱調理部22CRの底面に、複数のリブ30がそれぞれ形成されており、複数のリブ30が前後方向に並んで配置されている。
一方、上型プレート40では、第1の実施の形態と同様に、上型プレート本体42が、開口端部の構成を除いて、下型プレート本体22と上下対称の構造を成している。すなわち、上型プレート40(上型プレート本体42)の内部に、上側分割壁42Eが設けられている。この上側分割壁42Eは、上型プレート本体42の頂壁42Aの幅方向中央部から下側へ延出されると共に、前後方向に延在されている。また、上側分割壁42Eの前後方向の両端部が、上型プレート本体42の前後の側壁42Bに接続されている。これにより、上側分割壁42Eによって、加熱調理部42Cにおける上側囲繞壁48の内側部分が、左側の加熱調理部42CLと、右側の加熱調理部42CRと、に2分割されている。
上側分割壁42Eの下端部には、下側へ突出された上側圧着部42E1が形成されている。すなわち、上側分割壁42Eの下端部が、上側圧着部42E1によって構成されている。上側圧着部42E1は、上側分割壁42Eの長手方向全体に亘って連続して形成されている。また、上側圧着部42E1は、断面視で略矩形状に形成されており、上側圧着部42E1の幅寸法(板厚)が、上側分割壁42Eの他の部分の幅寸法(板厚)よりも小さく設定されている。そして、上側分割壁42Eの下端(上側圧着部42E1)が、上側囲繞壁48の下端よりも下側に配置されると共に、上型プレート本体42の開口端面よりも上側に配置されている。さらに、上型プレート40の閉位置では、上側圧着部42E1及び下側圧着部22E1が、上下方向に対向して配置されており、上側圧着部42E1と下側圧着部22E1との間には、上下方向に隙間H1(図11参照)が形成されている。具体的には、隙間H1が、0.5mm以上2mm未満に設定されている。
また、上述のように、下側分割壁22Eの上端(下側圧着部22E1)が、下側囲繞壁28の上端よりも上側に配置され、上側分割壁42Eの下端(上側圧着部42E1)が、上側囲繞壁48の下端よりも下側に配置されているため、上下方向における下側囲繞壁28と上側囲繞壁48との間の隙間H2(図11参照)が、隙間H1よりも大きく設定されている。具体的には、隙間H2が、2mm以上8mm以下に設定されている。
また、上型プレート40では、加熱調理部42CLの底面及び加熱調理部42CRの底面が、それぞれ下側へ開放された凹曲面状に形成されている。さらに、第2の実施の形態では、加熱調理部42CLの底面及び加熱調理部42CRの底面に、複数のリブ50がそれぞれ形成されており、複数のリブ50が前後方向に並んで配置されている。
そして、第2の実施の形態のホットサンドメーカー200においても、第1の実施の形態と同様に、上型プレート40の上側連結部54が、下型プレート20の下側連結部34に左右方向を軸方向として回動可能に連結されている。さらに、上側連結部54の回動中心(すなわち、下型プレート20の連結軸38Bの軸線AL)が、上型プレート40の上側囲繞壁48の下端よりも上側に配置されている。また、上型プレート40の開位置と閉位置との間では、上側連結部54が下側連結部34に対して前後方向に相対移動可能に構成されている。これにより、ホットサンドメーカー10によって上下一対のパンを挟み込むときの、前後方向における上側のパンのずれを抑制することができる。したがって、第2の実施の形態においても、第1の実施の形態と同様の作用効果を奏することができる。
また、第2の実施の形態では、下型プレート20(下型プレート本体22)に下側分割壁22Eが設けられており、下側分割壁22Eによって、加熱調理部22Cにおける下側囲繞壁28の内側部分が、左側の加熱調理部22CLと、右側の加熱調理部22CRと、に2分割されている。また、上型プレート40(上型プレート本体42)に上側分割壁42Eが設けられており、上側分割壁42Eによって、加熱調理部42Cにおける上側囲繞壁48の内側部分が、左側の加熱調理部42CLと、右側の加熱調理部42CRと、に2分割されている。これにより、ホットサンドメーカー200によって生成(焼成)されたホットサンドを左右に2分割することができる。
しかも、下側分割壁22E(下側圧着部22E1)の上端が、下側囲繞壁28の上端よりも上側に配置され、上側分割壁42E(上側圧着部42E1)の下端が、上側囲繞壁48の下端よりも下側に配置されている。また、上側圧着部42E1と下側圧着部22E1とが、上下方向に対向して配置されている。さらに、下側圧着部22E1の幅寸法が、下側分割壁22Eの他の部分の幅寸法よりも小さく設定され、上側圧着部42E1の幅寸法が、上側分割壁42Eの他の部分の幅寸法よりも小さく設定されている。このため、ホットサンドメーカー200によってホットサンドを生成(焼成)したときには、上側圧着部42E1及び下側圧着部22E1によって、ホットサンドに切れ目が形成されるようになる。これにより、ホットサンドメーカー200によってホットサンドを生成(焼成)したときに、分割したホットサンドを容易に切り離すことができる。
なお、第2の実施の形態では、下側分割壁22E(上側分割壁42E)によって、加熱調理部22C(加熱調理部42C)を左右に分割する構成になっているが、下側分割壁22E(上側分割壁42E)によって、加熱調理部22C(加熱調理部42C)を前後に分割する構成にしてもよい。
また、第2の実施の形態では、下側圧着部22E1(上側圧着部42E1)が、下側分割壁22E(上側分割壁42E)の長手方向に連続して形成されているが、下側圧着部22E1(上側圧着部42E1)を下側分割壁22E(上側分割壁42E)の長手方向に断続的に形成してもよい。
また、第2の実施の形態では、下側圧着部22E1(上側圧着部42E1)の断面形状が略矩形状に形成されているが、下側圧着部22E1(上側圧着部42E1)の断面形状を、例えば、上側(下側)へ凸となる三角形状や半円状に形成してもよい。
また、第2の実施の形態のホットサンドメーカー200では、下側囲繞壁28、上側囲繞壁48、下側分割壁22E、及び上側分割壁42Eの側面が、平面状に形成されているが、下側囲繞壁28、上側囲繞壁48、下側分割壁22E、及び上側分割壁42Eの側面に溝部を形成してもよい。以下、この点について、図12及び図13を用いて説明する。
すなわち、下型プレート20における下側囲繞壁28の両側面には、下側囲繞壁28の板厚方向外側(幅方向外側)へ且つ上側へ開放された複数の下側溝部29が形成されている。この下側溝部29は、上側から見て、下側囲繞壁28の板厚方向外側(幅方向外側)へ開放された略半円状に形成されており、下側溝部29の溝深さが下側へ向かうに従い浅くなるように設定されている。また、下側溝部29は、下側囲繞壁28の4隅の角部を除く部分に形成されると共に、所定の間隔を空けて下側囲繞壁28の周方向に並んで配置されている。さらに、下側囲繞壁28の外側面に形成された下側溝部29と、下側囲繞壁28の内側面に形成された下側溝部29とが、下側囲繞壁28の周方向において、交互に配置されている。
また、下型プレート20における下側分割壁22Eの両側面にも、複数の下側溝部29が形成されており、下側溝部29が、下側囲繞壁28の内側において、所定の間隔を空けて前後方向に並んで配置されている。そして、下側分割壁22Eでは、下側分割壁22Eの左側面に形成された下側溝部29と、下側分割壁22Eの右側面に形成された下側溝部29とが、前後方向において、一致した位置に配置されている。
一方、上型プレート40における上側囲繞壁48の両側面には、下側溝部29と同様に構成された複数の上側溝部49が形成されている。すなわち、上側溝部49は、上側囲繞壁48の板厚方向外側(幅方向外側)へ且つ下側(即ち、上側囲繞壁48の先端側)へ開放されている。また、上側溝部49は、下側から見て、上側囲繞壁48の板厚方向外側(幅方向外側)へ開放された略半円状に形成されており、上側溝部49の溝深さが上側へ向かうに従い浅くなるように設定されている。さらに、上側溝部49は、上側囲繞壁48の4隅の角部を除く部分に形成されると共に、所定の間隔を空けて上側囲繞壁48の周方向に並んで配置されている。また、上側囲繞壁48の外側面に形成された上側溝部49と、上側囲繞壁48の内側面に形成された上側溝部49とが、上側囲繞壁48の周方向において、交互に配置されている。
また、上型プレート40における上側分割壁42Eの両側面にも、複数の上側溝部49が形成されており、上側溝部49が、上側囲繞壁48の内側において、所定の間隔を空けて前後方向に並んで配置されている。そして、上側分割壁42Eでは、上側分割壁42Eの左側面に形成された上側溝部49と、上側分割壁42Eの右側面に形成された上側溝部49とが、前後方向において、一致した位置に配置されている。
そして、上型プレート40の閉位置では、上側溝部49と下側溝部29とが、上下に対向するように配置されている。これにより、ホットサンドメーカー200において、下側囲繞壁28及び上側囲繞壁48によって食材を圧着する部分の幅寸法と、下側分割壁22E及び上側分割壁42Eによって食材を圧着する部分の幅寸法とが、第2の実施の形態と比べて小さくなる。すなわち、第2の実施の形態と比べて、食材を圧着する面積を減らして、ホットサンドの一部を圧着しながら焼成することができる。これにより、焼成後のホットサンドにおける、下側囲繞壁28及び上側囲繞壁48によって圧着された部分、及び下側分割壁22E及び上側分割壁42Eによって圧着された部分の焼き加減を良好にすることができると共に、ひいてはホットサンドの食感性を向上することができる。
なお、図12及び図13に示される例では、下側囲繞壁28(上側囲繞壁48)の両側面、及び下側分割壁22E(上側分割壁42E)の両側面に、下側溝部29(上側溝部49)が形成されているが、下側囲繞壁28(上側囲繞壁48)の両側面の一方、及び下側分割壁22E(上側分割壁42E)の両側面の一方に、下側溝部29(上側溝部49)を形成してもよい。
また、上記の例では、下側囲繞壁28(上側囲繞壁48)の外側面に形成された下側溝部29(上側溝部49)と、下側囲繞壁28(上側囲繞壁48)の内側面に形成された下側溝部29(上側溝部49)とが、下側囲繞壁28(上側囲繞壁48)の周方向において、交互に配置されている。これに代えて、下側囲繞壁28(上側囲繞壁48)の外側面に形成された下側溝部29(上側溝部49)と、下側囲繞壁28(上側囲繞壁48)の内側面に形成された下側溝部29(上側溝部49)とを、下側囲繞壁28(上側囲繞壁48)の周方向において、一致した位置に配置してもよい。
また、上記の例では、下側分割壁22E(上側分割壁42E)の左側面に形成された下側溝部29(上側溝部49)と、下側分割壁22E(上側分割壁42E)の右側面に形成された下側溝部29(上側溝部49)とが、前後方向において、一致した位置に配置されている。これに代えて、下側分割壁22E(上側分割壁42E)の左側面に形成された下側溝部29(上側溝部49)と、下側分割壁22E(上側分割壁42E)の右側面に形成された下側溝部29(上側溝部49)とを、前後方向において、交互に配置してもよい。
また、上記の例では、下側囲繞壁28及び下側分割壁22Eに下側溝部29が形成され、上側囲繞壁48及び上側分割壁42Eに上側溝部49が形成されているが、下側囲繞壁28及び下側分割壁22Eの一方に下側溝部29を形成し、上側囲繞壁48及び上側分割壁42Eの一方に上側溝部49を形成してもよい。
さらに、上記の例では、第2の実施の形態のホットサンドメーカー200に下側溝部29及び上側溝部49を適用した例を示したが、第1の実施の形態のホットサンドメーカー10の下側囲繞壁28(上側囲繞壁48)に下側溝部29(上側溝部49)を形成してもよい。
また、第1の実施の形態及び第2の実施の形態のホットサンドメーカー10,200では、上型プレート40の上側連結部54が、下型プレート20の下側連結部34に着脱可能に連結されている。これに代えて、上型プレート40の上側連結部54を、下型プレート20の下側連結部34に着脱不能に連結してもよい。以下、この点について、第1の実施の形態のホットサンドメーカー10を用いて説明する。
すなわち、図14に示されるように、例えば、下型プレート20における下側連結部34の連結本体部38に、側面視で前後方向に延在された長孔38Cを形成する。また、上型プレート40における上側連結部54の連結本体部58に、長孔38C内にスライド可能に挿入される連結軸59を設ける。これにより、上型プレート40が、左右方向を軸方向として回動可能に下型プレート20に連結されると共に、下型プレート20に対して前後方向に相対移動可能に連結される。したがって、第1の実施の形態及び第2の実施の形態と同様に、上型プレート40が、左右方向を軸方向として回動可能に構成されると共に、開位置と閉位置との間において、下型プレート20に対して前後方向に相対移動可能に構成される。
また、第1の実施の形態及び第2の実施の形態のホットサンドメーカー10,200では、ホットサンドメーカー10,200によって挟み込む食材をパンとして説明したが、ホットサンドメーカー10,200によって挟み込む食材は、これに限らない。例えば、ホットサンドメーカー10,200によって、パイ生地やホットケーキの生地などを挟み込んでもよい。
10 ホットサンドメーカー
20 下型プレート(下型)
22C1 底面
22E 下側分割壁
22E1 下側圧着部
28 下側囲繞壁
29 下側溝部
34 下側連結部
38A 連結孔
40 上型プレート(上型)
42C1 頂面
42E 上側分割壁
42E1 上側圧着部
48 上側囲繞壁
49 上側溝部
54 上側連結部
58A 後端部
200 ホットサンドメーカー(加熱用調理器具)

Claims (10)

  1. パンなどの食材を挟んで前記食材を加熱するための加熱用調理器具であって、
    上側へ開放された凹状を成すと共に、後部に下側連結部を有する下型と、
    前記下型の上側に設けられ、下側へ開放された凹状を成すと共に、左右方向を軸方向として前記下側連結部に回動可能に連結された上側連結部を後部に有すると共に、前記下型の開口部を開く開位置と前記下型の開口部を閉塞する閉位置との間を回動する上型と、
    前記下型の内部に設けられ、前記下型における内周面の底面から上側へ延出された枠状を成すと共に、上端が前記下型の開口端面よりも下側に配置された下側囲繞壁と、
    前記上型の内部に設けられ、前記上型における内周面の頂面から下側へ延出された枠状を成すと共に、下端が前記上型の開口端面よりも上側に配置され、前記下側囲繞壁と共に前記食材の外周部を上下に挟んで当該外周部を圧着させる上側囲繞壁と、
    を備え、
    前記上側連結部の回動中心が、上側囲繞壁の下端よりも上側に設定されており、開位置と閉位置との間では、前記上側連結部が下側連結部に対して前後方向に相対移動可能に構成されている加熱用調理器具。
  2. 前記上側連結部の回動中心が、前記上型の上下方向の中央よりも上側に且つ前記上型の上端よりも下側に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の加熱用調理器具。
  3. 前記上側連結部が、前記下側連結部に着脱可能に連結されており、
    前記下側連結部には、上下方向に貫通された連結孔と、前記連結孔の後側で左右方向に延在された連結軸と、が形成され、
    前記上側連結部の後端部が、前記連結軸の軸回りに回転可能に且つ前後方向に移動可能に前記連結孔の内部に遊嵌され、
    前記上型の閉位置では、前記上側連結部の後端部と前記連結軸とが上下方向に係合することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加熱用調理器具。
  4. 前記下型の内部には、前記下側囲繞壁の内側において、前記下型における内周面の底面から上側へ延出された下側分割壁が形成されており、
    前記上型の内部には、前記上側囲繞壁の内側において、前記上型における内周面の頂面から下側へ延出され且つ前記下側分割壁と上下方向に対向して配置された上側分割壁が形成され、
    前記下側分割壁の上端が、前記下側囲繞壁の上端よりも上側に配置されており、前記上側分割壁の下端が、前記上側囲繞壁の下端よりも下側に配置されていることを特徴とする請求項1~請求項3の何れか1項に記載の加熱用調理器具。
  5. 前記下側分割壁の上端部には、下側圧着部が形成され、前記下側圧着部の幅寸法が、前記下側分割壁における前記下側圧着部以外の部分の幅寸法よりも小さく設定されており、
    前記上側分割壁の下端部には、上側圧着部が形成されており、前記上側圧着部の幅寸法が、前記上側分割壁における前記上側圧着部以外の部分の幅寸法よりも小さく設定されており、
    前記下側圧着部及び前記上側圧着部によって、前記食材を上下に圧着することを特徴とする請求項4に記載の加熱用調理器具。
  6. 前記下側囲繞壁の側面に板厚方向外側且つ上側へ開放された下側溝部が形成されており、前記上側囲繞壁の側面に板厚方向外側且つ下側へ開放された上側溝部が形成されていることを特徴とする請求項1~請求項3の何れか1項に記載の加熱用調理器具。
  7. 前記下側囲繞壁及び前記下側分割壁のそれぞれの側面には、板厚方向外側且つ上側へ開放された下側溝部が形成されており、
    前記上側囲繞壁及び前記上側分割壁のそれぞれの側面には、板厚方向外側且つ下側へ開放された上側溝部が形成されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の加熱用調理器具。
  8. 上下方向における、前記下側囲繞壁と前記上側囲繞壁との間の隙間が、前記下側分割壁と前記上側分割壁との間の隙間と比べて大きく設定されていることを特徴とする請求項4、請求項5、請求項7の何れか1項に記載の加熱用調理器具。
  9. 前記下側囲繞壁と前記上側囲繞壁との間の隙間が、2mm以上8mm以下に設定され、
    前記下側分割壁と前記上側分割壁との間の隙間が、0.5mm以上2mm未満に設定されていることを特徴とする請求項8に記載の加熱用調理器具。
  10. 前記下型における内周面の底面が、上側へ開放された凹曲面として構成されており、前記上型における内周面の頂面が、下側へ開放された凹曲面として構成されていることを特徴とする請求項1~請求項9の何れか1項に記載の加熱用調理器具。
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