JP2019150416A - 加熱用調理器具 - Google Patents
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Description
つまり、ホットサンドでは、上述のように、一対のパンの間に具材を配置して、一対のパンを上下に挟み込んで、一対のパンの外周部を圧着させる。このため、上型を回動させて下型を閉じるときには、初めに、上型の凹部の開口部が、上側のパンの外周部に当たるようになる。このため、上型を下型に対して閉じるときには、上型の凹部の開口部によって上側のパンが前方側へ押し出されて、下側のパンに対する上側のパンの位置が前側へずれる場合がある。この場合には、上側のパンを後側へ押込みながら、上型を閉じる必要がある。これにより、調理者に対する調理作業が煩雑になる虞がある。
以下、図1〜図9を用いて、第1の実施の形態に係る「加熱用調理器具」としてのホットサンドメーカー10について説明する。なお、図面において適宜示される矢印UP,矢印FR,矢印RHは、それぞれホットサンドメーカー10の上側、前側、右側(幅方向一方側)を示している。そして、以下の説明において、上下、前後、左右の方向を用いて説明するときには、特に断りのない限り、ホットサンドメーカー10の上下方向、前後方向、左右方向を示すものとする。
図2及び図3に示されるように、ホットサンドメーカー10は、上下に2分割されている。具体的には、ホットサンドメーカー10は、ホットサンドメーカー10の下部を構成する「下型」としての下型プレート20と、ホットサンドメーカー10の上部を構成する「上型」としての上型プレート40と、を含んで構成されている。上型プレート40は、下型プレート20に着脱可能に連結されると共に、左右方向を軸方向として下型プレート20に対して回動可能に構成されている。詳しくは、上型プレート40は、図3の2点鎖線にて示される開位置と、図3の実線にて示される閉位置と、の間を回動可能に構成されている。そして、上型プレート40の閉位置において、ホットサンドメーカー10の内部に配置された上下一対の食材としてのパン(図示省略)を、下型プレート20及び上型プレート40によって挟み込んで、ホットサンドメーカー10をガスコンロなどの加熱器によって加熱することで、ホットサンドを生成(焼成)するようになっている。以下、ホットサンドメーカー10の各構成について説明する。
図3〜図6に示されるように、下型プレート20は、アルミニウム合金などの金属によって構成され、下型プレート本体22と、下側連結部34と、を含んで構成されている。
下型プレート本体22は、上側へ開放された、比較的底の浅い略矩形凹状に形成されている。具体的には、下型プレート本体22は、底壁22Aと、底壁22Aの外周端部から上側へ延出された側壁22Bと、を含んで構成されており、底壁22Aと側壁22Bとが滑らかに接続されている。そして、下型プレート本体22の内部が、パンを加熱するための加熱調理部22Cとして構成されている。
下側連結部34は、下型プレート本体22の後側の側壁22Bにおける上端部に設けられ、当該側壁22Bの左右方向中央部から後側に突出されている。この下側連結部34は、所定の厚みを有する板状に形成され、側面視で上側且つ後側へ略クランク状に屈曲されている。具体的には、下側連結部34は、下側連結部34の前部を構成する連結基部36と、下側連結部34の後部を構成する連結本体部38と、を含んで構成されている。
図2、図3、及び図7に示されるように、上型プレート40は、下型プレート20と同様に、アルミニウム合金などの金属によって構成され、上型プレート本体42と、上側連結部54と、を含んで構成されている。
上型プレート本体42は、下側へ開放された、比較的底の浅い略矩形凹状に形成されている。また、上型プレート本体42は、上型プレート本体42における開口端部の構成を除いて、前述した下型プレート20の下型プレート本体22を上下に反転した構造を成している。すなわち、上型プレート本体42は、頂壁42Aと、頂壁42Aの外周端部から下側へ延出された側壁42Bと、を含んで構成されている。そして、上型プレート本体42の内部が、パンを加熱するための加熱調理部42Cとして構成されている。
上側連結部54は、上型プレート本体42における後側の側壁42Bの下端部に設けられ、当該側壁42Bの下端部における左右方向中央部から後側に突出されている。この上側連結部54は、所定の厚みを有する板状に形成されており、上側連結部54における後側部分の左右方向の寸法が、下型プレート20の連結孔38Aにおける左右方向の寸法よりも僅かに小さく設定されている。また、上側連結部54は、側面視で下側へ開放された略U字形状に屈曲されている。具体的には、上側連結部54は、上側連結部54の前部を構成する連結基部56と、上側連結部54の後部を構成する連結本体部58と、を含んで構成されている。
次に、ホットサンドメーカー10内に上下一対のパンを挟み込む手順を説明しつつ、本実施の形態の作用及び効果について説明する。
また、上型プレート40の閉位置において、上側連結部54を上型プレート40の上端よりも下側に配置することで、ホットサンドメーカー10を上下反転させてガスコンロなどの加熱器の台に載置するときに、上側連結部54と加熱器の台との干渉を抑制することができる。換言すると、上下反転させた状態のホットサンドメーカー10を加熱器の台に良好に載置することができる。
以下、図10及び図11を用いて第2の実施の形態に係る「加熱用調理器具」としてのホットサンドメーカー200について説明する。第2の実施の形態のホットサンドメーカー200は、以下に示す点を除いて、第1の実施の形態のホットサンドメーカー10と同様に構成されている。なお、図10及び図11では、ホットサンドメーカー200において、第1の実施の形態と同様に構成されている部分には、第1の実施の形態と同一の符号を付している。
20 下型プレート(下型)
22C1 底面
22E 下側分割壁
22E1 下側圧着部
28 下側囲繞壁
29 下側溝部
34 下側連結部
38A 連結孔
40 上型プレート(上型)
42C1 頂面
42E 上側分割壁
42E1 上側圧着部
48 上側囲繞壁
49 上側溝部
54 上側連結部
58A 後端部
200 ホットサンドメーカー(加熱用調理器具)
Claims (10)
- パンなどの食材を挟んで前記食材を加熱するための加熱用調理器具であって、
上側へ開放された凹状を成すと共に、後部に下側連結部を有する下型と、
前記下型の上側に設けられ、下側へ開放された凹状を成すと共に、左右方向を軸方向として前記下側連結部に回動可能に連結された上側連結部を後部に有すると共に、前記下型の開口部を開く開位置と前記下型の開口部を閉塞する閉位置との間を回動する上型と、
前記下型の内部に設けられ、前記下型における内周面の底面から上側へ延出された枠状を成すと共に、上端が前記下型の開口端面よりも下側に配置された下側囲繞壁と、
前記上型の内部に設けられ、前記上型における内周面の頂面から下側へ延出された枠状を成すと共に、下端が前記上型の開口端面よりも上側に配置され、前記下側囲繞壁と共に前記食材の外周部を上下に挟んで当該外周部を圧着させる上側囲繞壁と、
を備え、
前記上側連結部の回動中心が、上側囲繞壁の下端よりも上側に設定されており、開位置と閉位置との間では、前記上側連結部が下側連結部に対して前後方向に相対移動可能に構成されている加熱用調理器具。 - 前記上側連結部の回動中心が、前記上型の上下方向の中央よりも上側に且つ前記上型の上端よりも下側に設定されていることを特徴とする請求項1に記載の加熱用調理器具。
- 前記上側連結部が、前記下側連結部に着脱可能に連結されており、
前記下側連結部には、上下方向に貫通された連結孔と、前記連結孔の後側で左右方向に延在された連結軸と、が形成され、
前記上側連結部の後端部が、前記連結軸の軸回りに回転可能に且つ前後方向に移動可能に前記連結孔の内部に遊嵌され、
前記上型の閉位置では、前記上側連結部の後端部と前記連結軸とが上下方向に係合することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加熱用調理器具。 - 前記下型の内部には、前記下側囲繞壁の内側において、前記下型における内周面の底面から上側へ延出された下側分割壁が形成されており、
前記上型の内部には、前記上側囲繞壁の内側において、前記上型における内周面の頂面から下側へ延出され且つ前記下側分割壁と上下方向に対向して配置された上側分割壁が形成され、
前記下側分割壁の上端が、前記下側囲繞壁の上端よりも上側に配置されており、前記上側分割壁の下端が、前記上側囲繞壁の下端よりも下側に配置されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の加熱用調理器具。 - 前記下側分割壁の上端部には、下側圧着部が形成され、前記下側圧着部の幅寸法が、前記下側分割壁における前記下側圧着部以外の部分の幅寸法よりも小さく設定されており、
前記上側分割壁の下端部には、上側圧着部が形成されており、前記上側圧着部の幅寸法が、前記上側分割壁における前記上側圧着部以外の部分の幅寸法よりも小さく設定されており、
前記下側圧着部及び前記上側圧着部によって、前記食材を上下に圧着することを特徴とする請求項4に記載の加熱用調理器具。 - 前記下側囲繞壁の側面に板厚方向外側且つ上側へ開放された下側溝部が形成されており、前記上側囲繞壁の側面に板厚方向外側且つ下側へ開放された上側溝部が形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか1項に記載の加熱用調理器具。
- 前記下側囲繞壁及び前記下側分割壁のそれぞれの側面には、板厚方向外側且つ上側へ開放された下側溝部が形成されており、
前記上側囲繞壁及び前記上側分割壁のそれぞれの側面には、板厚方向外側且つ下側へ開放された上側溝部が形成されていることを特徴とする請求項4または請求項5に記載の加熱用調理器具。 - 上下方向における、前記下側囲繞壁と前記上側囲繞壁との間の隙間が、前記下側分割壁と前記上側分割壁との間の隙間と比べて大きく設定されていることを特徴とする請求項4、請求項5、請求項7の何れか1項に記載の加熱用調理器具。
- 前記下側囲繞壁と前記上側囲繞壁との間の隙間が、2mm以上8mm以下に設定され、
前記下側分割壁と前記上側分割壁との間の隙間が、0.5mm以上2mm未満に設定されていることを特徴とする請求項8に記載の加熱用調理器具。 - 前記下型における内周面の底面が、上側へ開放された凹曲面として構成されており、前記上型における内周面の頂面が、下側へ開放された凹曲面として構成されていることを特徴とする請求項1〜請求項9の何れか1項に記載の加熱用調理器具。
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