JP7049957B2 - 電子制御装置の製造方法 - Google Patents

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本発明は、複数の回路基板が樹脂に封止されてなる電子制御装置に関する。
樹脂封止構造を有した電子制御装置のなかには、エッジコネクタソケットに差し込み可能なカードエッジコネクタを備えた、いわゆるカードエッジコネクタ型電子制御装置がある。カードエッジコネクタは、エッジコネクタソケットに差し込み可能なカードエッジ端子部(外部接続端子)を備えた回路基板の端部のことである。このようなカードエッジコネクタ型電子制御装置に関しては、特許文献1に開示される技術がある。
特許文献1に開示されている電子制御装置は、下型及び上型からなるトランスファーモールド用金型のキャビティに回路基板を配置し、この回路基板のカードエッジ端子部を下型と上型によって挟み込んで、キャビティに溶融した樹脂素材を押し込むことによって、回路基板を樹脂によって封止している。
特開2006-173402号公報
ところで、電子制御装置のなかには、外部との信号伝達系統を増やしたい場合がある。その場合には、カードエッジ端子部の個数を増やせばよい。特許文献1に開示されている電子制御装置において、カードエッジ端子部の個数を増やすには、回路基板のなかの、カードエッジ端子部を有している端部の幅を大きくすることになる。これでは、電子制御装置の小型化の観点からは不利である。このため、カードエッジ端子部の個数を増やすには、限界がある。
そこで、2つの回路基板の板面同士を、離間しつつ向かい合わせて配置し、全体を封止樹脂によって封止することが考えられる。この場合に、各回路基板に設けられているカードエッジ端子部の向きは、同じ方向である。2つの回路基板を樹脂によって封止した場合に、各カードエッジ端子部は外部に露出する。
このように、2つの回路基板の板面同士を、離間しつつ向かい合わせて配置した場合には、トランスファーモールド用金型のキャビティへ溶融した樹脂素材を押し込む際に、カードエッジ端子部間をシールする必要がある。シールする手法の一例としては、各カードエッジ端子部間にスライド型を移動して嵌め込むことが考えられる。キャビティからの溶融した樹脂素材の漏洩を防止するために、各カードエッジ端子部とスライド型とは、強く接することになる。このため、スライド型は移動することによって、各カードエッジ端子部に擦れる。この擦れ現象に対して各カードエッジ端子部の品質を確保することが、電子制御装置の品質を高める上で重要である。
本発明は、カードエッジ端子部の品質を確保することができる技術を提供することを課題とする。
請求項による発明によれば、それぞれ一端部のみにカードエッジ端子部を有している2つの回路基板と、少なくとも2つの型によって構成され前記回路基板の他端部を樹脂封止するための成形型と、を準備する準備工程と、
前記各カードエッジ端子部同士が向かい合うように、前記2つの回路基板を互いに離間しつつ向かい合わせて前記型に配置する基板配置工程と、
前記2つの回路基板が配置された状態で前記型を重ね合わせ、内部にキャビティを形成する型締め工程と、
向かい合わせに配置された前記回路基板の前記カードエッジ端子部間にスライド型を移動して嵌め込むことによって、前記カードエッジ端子部間をシールするシール工程と、
前記カードエッジ端子部間をシールした状態のまま、前記キャビティに溶融した樹脂素材を充填し、前記回路基板の他端部を前記溶融した樹脂素材によって封止する樹脂成型工
程と、
前記樹脂成型工程の後に、前記各カードエッジ端子部間から前記スライド型を引き抜く引き抜き工程と、を備えている電子制御装置の製造方法であって、
前記スライド型は、前記キャビティに臨む先端部よりも、スライド方向を基準として逆側の端部である基端部の方が長く形成されることにより、基端部から先端部がテーパ状に形成されてなり、
前記シール工程において、前記2つの回路基板は、前記各一端部同士の間隔が反対側の各他端部同士の間隔よりも開く方向へ、一定の開き角となるように互いに傾けて配置されていることを特徴とする電子制御装置の製造方法が提供される。
請求項に記載のごとく、好ましくは、前記開き角は、前記各カードエッジ端子部の両方にエッジコネクタソケットを同時に差し込み可能な大きさの範囲である。
請求項に係る発明では、2つの回路基板は、各一端部同士の間隔が反対側の各他端部同士の間隔よりも開く方向へ、一定の開き角となるように互いに傾けて、キャビティに配置される。この結果、互いに向かい合っているカードエッジ端子部同士は、間隔が開く方向へ傾いて、いわゆる雌テーパ状に配置される。このため、各カードエッジ端子部間に対して、スライド型を嵌め込むときや引き抜くときに、スライド型は僅かに移動するだけで、各カードエッジ端子部に対して非接触となる。従って、各カードエッジ端子部に対するスライド型の擦れ現象が発生する範囲は、極く僅かである。この結果、この擦れ現象に対して各カードエッジ端子部の品質を確保することができる。電子制御装置の品質を、容易に高めることができる。
請求項に係る発明では、2つの回路基板の開き角は、各カードエッジ端子部の両方に、エッジコネクタソケットを同時に差し込み可能な範囲に設定される。このため、各カードエッジ端子部に対するスライド型の擦れ現象を抑制しつつ、各カードエッジ端子部に対するエッジコネクタソケットの差し込みを容易にすることができる。
図1(a)は、本発明の実施例による電子制御装置の断面図、図1(b)は、図1(a)の1b部拡大図である。 図1(a)に示された電子制御装置の製造方法を説明する図である。 図3(a)は、比較例による電子制御装置の製造方法のシール工程について説明する図、図3(b)は、図3(a)の作用を説明する図、図3(c)は、実施例による電子制御装置の製造方法のシール工程について説明する図、図3(d)は、図3(c)の作用を説明する図である。
本発明の実施の形態を添付図に基づいて以下に説明する。
<実施例>
図1(a)を参照する。電子制御装置10は、例えば、二輪車に搭載され、エッジコネクタソケットCoに差し込まれて用いられる。
電子制御装置10は、電源基板20(回路基板20)と、この電源基板20に対向して設けられた制御基板30(回路基板30)と、これらの回路基板20、30を電気的に接続している接続部13と、これらの回路基板20、30の一部及び接続部13を封止している樹脂製の封止樹脂部14と、を有している。
電源基板20は、ガラス板を基材として、基材の表面に銅箔によって回路が印刷されたプリント基板である。電源基板20には、複数の電子部品21~23が実装され、これらの電子部品21~23に給電可能であると共にエッジコネクタソケットCoに差し込み可能な第1のカードエッジ端子部25(カードエッジ端子部25)が形成されている。電子部品21~23は、例えば、トランジスタ、IC、ダイオード等である。
第1のカードエッジ端子部25は、電源基板20の一端部20aに形成され、外部に露出している。第1のカードエッジ端子部25は、電源基板20の両面に形成されている。なお、本発明において、第1のカードエッジ端子部25は、少なくとも、電源基板20の制御基板30に対向する面に形成される必要がある。
制御基板30は、ガラス板を基材として、基材の表面に銅箔によって回路が印刷されたプリント基板である。制御基板30には、複数の電子部品31~34が実装され、これらの電子部品31~34に給電可能であると共にエッジコネクタソケットCoに差し込み可能な第2のカードエッジ端子部35(カードエッジ端子部35)が形成されている。電子部品31~34は、例えば、トランジスタ、IC、ダイオード等である。
第2のカードエッジ端子部35は、制御基板30の一端部30aに形成され、外部に露出している。第2のカードエッジ端子部35は、制御基板30の両面に形成されている。なお、本発明において、第2のカードエッジ端子部35は、少なくとも、制御基板30の電源基板20に対向する面に形成される必要がある。
図1(b)を参照する。互いに平行に延びる平行線PL、PLを基準として、電源基板20及び制御基板30は、傾いて配置されている。電源基板20の平行線PLに対する傾き角は、θ1であり、制御基板30の平行線PLに対する傾き角は、θ2である。θ1及びθ2は、同じ角度であってもよいし、異なっていてもよい。θ1及びθ2は、0.5°~2.0°であることが望ましい。
電源基板20及び制御基板30の距離は、それぞれの一端部20a、30aにおいて、L1である。電源基板20及び制御基板30の距離は、封止樹脂部14近傍において、L2である。ここで、L1>L2である。2つの回路基板20、30は、カードエッジ端子部25、35が離間しつつ対向して配置されていると共に、封止樹脂部14から露出している部位の間隔が、一端部20a、30aから他端部20b、30b(図1(a)参照)に向かって狭まるよう、互いに傾けて配置されている。
図1(a)を参照する。接続部13は、ワイヤ、バスバー、フレキシブル配線等任意の部品を採用することができる。
封止樹脂部14は、トランスファーモールドにより成形されている。封止樹脂部14の素材には、エポキシ樹脂、フェノール樹脂、メラミン樹脂、不飽和ポリエステル、シリコン樹脂、ポリウレタン、ポリプロピレン等、任意の樹脂素材を採用することができる。
次に、封止樹脂部14を成形するための型について説明する。
図2を参照する。図2には、成形型50が模式的に示されている。成形型50は、固定されている下型51(型51)と、この下型51の上部に重ねられ上下に移動可能な上型52(型52)と、これらの下型51及び上型52によって形成されたキャビティCaに先端が臨み左右方向にスライド可能に設けられたスライド型53と、下型51に臨み電源基板20を支持する第1の支持部材54と、下型51に臨み制御基板30を支持する第2の支持部材55と、下型51に臨み電源基板20をスライド型53に向かって付勢する第1の付勢部56と、上型52に臨み制御基板30をスライド型53に向かって付勢する第2の付勢部57と、上型52に臨み樹脂素材14Mを加熱しキャビティCa内に充填するプランジャー58と、を有する。
下型51及び上型52は、いわゆる主型である。
スライド型53は、キャビティCaに臨む先端部53aの長さがL3であり、逆側の端部である基端部53bの長さがL4である。先端部53aの長さL3よりも、基端部53bの長さL4は、長い。つまり、L3<L4とされている。スライド型53は、キャビティCaに臨む先端部53aよりも、スライド方向を基準として逆側の端部である基端部53bの方が長く形成されることにより、基端部53bから先端部53aがテーパ状に形成されている。
第1の支持部材54及び第2の支持部材55は、ロッド54a、55aがキャビティCaに対して進退可能に設けられたシリンダによって構成されている。それぞれの回路基板20、30は、ロッド54a、55aの先端に載せられる。ロッド54a、55aは、キャビティCaへの樹脂素材14Mの充填中において任意のタイミングで後退させることができる。
第1の付勢部56及び第2の付勢部57は、共に、ばね56a、57aによってこま56b、57bを付勢する構成とされている。第1のこま56bの先端は、電源基板20に当接し、電源基板20を上方に付勢している。第2のこま57bの先端は、制御基板30に当接し、制御基板30を下方に付勢している。
次に、電子制御装置10(図1(a)参照)の製造方法について説明する
まず、それぞれ一端部20a、30aのみにカードエッジ端子部25、35を有している2つの回路基板20、30と、下型51及び上型52によって構成され回路基板20、30の他端部20b、30bを樹脂封止するための成形型50と、を準備する(準備工程)。
次に、カードエッジ端子部25、35同士が向かい合うようにして、それぞれ支持部材54、55に載置する。支持部材54、55のロッド54a、55aの前進量が異なるため、2つの回路基板20、30は、互いに離間した状態で配置される(基板配置工程)。
次に、2つの回路基板20、30が配置された状態で、下型51に上型52を重ね合わせ、内部にキャビティCaを形成する(型締め工程)。
次に、カードエッジ端子部25、35間にスライド型53を移動して嵌め込むことによって、カードエッジ端子部25、35間をシールする(シール工程)。
スライド型53に沿って2つの回路基板20、30が配置されることにより、2つの回路基板20、30は、各一端部20a、30a同士の間隔が反対側の各他端部20b、30b同士の間隔よりも開く方向へ、一定の開き角となるように互いに傾けて配置されている。
次に、各付勢部56、57を型締め方向に相対移動して、各回路基板20、30を、スライド型53に押し付ける(押し付け工程)。
次に、カードエッジ端子部25、35間をシールした状態のまま、キャビティCaに溶融させた樹脂素材14Mを充填し、回路基板20、30の他端部20b、30bを溶融した樹脂素材14Mによって封止する(樹脂成型工程)。
樹脂成型工程の後に、各カードエッジ端子部25、35間からスライド型53を引き抜き(引き抜き工程)、上型52を上方に移動させることにより、電子制御装置10(図1(a)参照)を成形型50から取り出すことができる。
図3(a)及び図3(b)を参照する。図3(a)及び図3(b)には、比較例によるスライド型153が示されている。比較例によるスライド型153は、先端部153aの長さと基端部153bの長さが同じである。このようなスライド型153に沿って配置された2枚の回路基板120、130は、互いに平行に配置される。
スライド型153を後退させる際に、スライド型153は、カードエッジ端子部125、135に接触し続ける。スライド型153を前進させる際も、同様である。
図3(c)及び図3(d)を参照する。図3(c)及び図3(d)には、実施例によるスライド型53が示されている。実施例によるスライド型53は、2つのカードエッジ端子部25、35をシールするシール面53c、53dが、スライド方向を基準としてテーパ状に形成されたテーパ面とされている。回路基板20、30は、スライド型53のテーパ面53c、53dに沿って、互いに傾けて配置されている。
スライド型53を後退させる際に、スライド型53は、カードエッジ端子部25、35からすぐに離間する。前進させる際も同様である。
以上に説明した本発明は、以下の効果を奏する。
図1を参照する。2つの回路基板20、30は、カードエッジ端子部25、35が離間しつつ対向して配置されていると共に、封止樹脂部14から露出している部位の間隔が、一端部20a、30aから他端部20b、30bに向かって狭まるよう、互いに傾けて配置されている。つまり、2つの回路基板20、30は、各一端部20a、30a同士の間隔が反対側の各他端部20b、30b同士の間隔よりも開く方向へ、一定の開き角となるように互いに傾けて配置されている。
図2を併せて参照する。このような電子制御装置10は、2つの回路基板20、30をキャビティCaに配置し、キャビティCaに樹脂素材14Mを流すことにより製造することができる。回路基板20、30のうち、カードエッジ端子部25、35が形成された部位は、樹脂によって封止されない。このため、互いに対向しているカードエッジ端子部25、35間に、スライド型53を臨ませ、シールする。2つの回路基板20、30は、各一端部20a、30a同士の間隔が反対側の各他端部20b、30b同士の間隔よりも開く方向へ、一定の開き角となるように互いに傾けて、キャビティCaに配置される。
図3(c)及び図3(d)を参照する。この結果、互いに向かい合っているカードエッジ端子部25、35同士は、間隔が開く方向へ傾いて、いわゆる雌テーパ状に配置される。このため、各カードエッジ端子部25、35間に対して、スライド型53を嵌め込むときや引き抜くときに、スライド型53は僅かに移動するだけで、各カードエッジ端子部25、35に対して非接触となる。従って、各カードエッジ端子部25、35に対するスライド型53の擦れ現象が発生する範囲は、極く僅かである。この結果、この擦れ現象に対して各カードエッジ端子部25、35の品質を確保することができる。電子制御装置10(図1参照)の品質を、容易に高めることができる。
図2を参照する。2つの回路基板20、30の開き角は、各カードエッジ端子部25、35の両方に、エッジコネクタソケットCo(図1参照)を同時に差し込み可能な範囲に設定される。このため、各カードエッジ端子部25、35に対するスライド型53の擦れ現象を抑制しつつ、各カードエッジ端子部25、35に対するエッジコネクタソケットCoの差し込みを容易にすることができる。
シール工程の次に、2つの型51、52の両方に備えた各付勢部56、57を型締め方向に相対移動して、各回路基板20、30の各一端部20a、30aを、各カードエッジ端子部25、35の反対側からスライド型53に押し付ける押し付け工程を、更に有している。2つの回路基板20、30の各一端部20a、30aを、各カードエッジ端子部25、35の反対側からスライド型53に押し付ける。このため、雌テーパ状に配置されている各カードエッジ端子部25、35間とスライド型53との間の、シール性を一層高めることができる。
なお、本発明による電子制御装置は、二輪車以外の車両の他、他の乗り物にも搭載することができる。即ち、本発明の作用及び効果を奏する限りにおいて、本発明は、実施例に限定されるものではない。
本発明の電子制御装置は、二輪車に好適である。
10…電子制御装置
14…樹脂封止部
14M…樹脂素材
20…電源基板(回路基板)
20a…(電源基板の)一端部
20b…(電源基板の)他端部
25…第1のカードエッジ端子部(カードエッジ端子部)
30…制御基板(回路基板)
30a…(制御基板の)一端部
30b…(制御基板の)他端部
35…第2のカードエッジ端子部(カードエッジ端子部)
50…成形型
51…下型(型)
52…上型(型)
53…スライド型
53a…先端部
53b…基端部
Ca…キャビティ
Co…エッジコネクタソケット

Claims (2)

  1. それぞれ一端部のみにカードエッジ端子部を有している2つの回路基板と、少なくとも2つの型によって構成され前記回路基板の他端部を樹脂封止するための成形型と、を準備する準備工程と、
    前記各カードエッジ端子部同士が向かい合うように、前記2つの回路基板を互いに離間しつつ向かい合わせて前記型に配置する基板配置工程と、
    前記2つの回路基板が配置された状態で前記型を重ね合わせ、内部にキャビティを形成する型締め工程と、
    向かい合わせに配置された前記回路基板の前記カードエッジ端子部間にスライド型を移動して嵌め込むことによって、前記カードエッジ端子部間をシールするシール工程と、
    前記カードエッジ端子部間をシールした状態のまま、前記キャビティに溶融した樹脂素材を充填し、前記回路基板の他端部を前記溶融した樹脂素材によって封止する樹脂成型工程と、
    前記樹脂成型工程の後に、前記各カードエッジ端子部間から前記スライド型を引き抜く引き抜き工程と、を備えている電子制御装置の製造方法であって、
    前記スライド型は、前記キャビティに臨む先端部よりも、スライド方向を基準として逆側の端部である基端部の方が長く形成されることにより、基端部から先端部がテーパ状に形成されてなり、
    前記シール工程において、前記2つの回路基板は、前記各一端部同士の間隔が反対側の各他端部同士の間隔よりも開く方向へ、一定の開き角となるように互いに傾けて配置されていることを特徴とする電子制御装置の製造方法。
  2. 前記開き角は、前記各カードエッジ端子部の両方にエッジコネクタソケットを同時に差し込み可能な大きさの範囲である、ことを特徴とする請求項記載の電子制御装置の製造方法。
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