JP7049917B2 - 異種金属材料の接合構造、および異種金属材料の接合方法 - Google Patents

異種金属材料の接合構造、および異種金属材料の接合方法 Download PDF

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Description

本発明は、異種金属材料の接合構造、および異種金属材料の接合方法に関する。
従来、二つの部材を接合する技術として、レーザー光を照射して溶融固化させるレーザー溶接が知られている。レーザー溶接において、種類が異なる金属(以下、異種金属ともいう)同士を溶接する際、溶融によって金属間化合物が生成する金属の組み合わせは溶接することが困難であることが知られている。例えば、鉄鋼材料とチタン基合金とを重ね合わせて、一般的な方法で溶接すると、脆い金属間化合物が生成し、溶接部分に割れが発生しやすくなってしまう。このような現象によって溶接部に割れが発生した場合、溶接部分の機械的強度が低下してしまう。
そこで、金属間化合物の生成が予想される異種金属を溶接する際には、溶接部分における金属間化合物の生成量を少なくすることが望まれる。この要望に対し、金属間化合物の生成量を少なくする構造や方法が提案されている(特許文献1、2を参照)。
特許文献1には、異種金属の重ね合わせ溶接構造において、金属同士を突き合わせた突合せ部と、金属同士が重なり合う重ね部とを有し、突合せ部および重ね部には、一方の金属のみが溶融した溶接部がそれぞれ形成された構造が記載されている。
また、特許文献2には、異種金属のレーザー重ね合わせ接合方法について記載されている。特許文献2では、レーザーを照射する側の金属の表面よりも手前(光源側)にレーザー光の焦点が位置するようにしてレーザー光を金属に照射して厚さ方向に完全溶融させるとともに、その融液と重ね合わせた下側の金属との界面において固液拡散による層を形成させるようにして、脆い化合物層を生成することなく異種金属を接合している。
特開2001-47244号公報 特開2001-25277号公報
しかしながら、特許文献1は、二つの金属に突合せ部と重ね部との両方の溶接部を設けた場合は強度特性に優れるが、突合せ部および重ね部の一方にのみ溶接部を設ける構成では、接合強度が低いという問題があった。具体的には、突合せ部および重ね部の一方にのみ溶接部を設けた場合、せん断強度に対しては比較的強度は高いが、引き剥がし方向に対する強度は弱い。
また、特許文献2のレーザー重ね合わせ接合方法では、板状をなす二つの金属同士であれば、レーザー照射前に重ね合わせた際に金属同士の接触面積が大きく強固に接合できるが、板状の金属と断面が円の金属とを接合する場合、重ね合わせた際の接触面積が小さく十分な接合強度を得られないことがある。接触面積が小さいと、十分な接合強度が得られないことは、特許文献1でも同様である。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、重ね合わせた際の接触面積が小さい部材同士を強固に接合することができる異種金属材料の接合構造、および異種金属材料の接合方法を提供することを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る異種金属材料の接合構造は、互いに組成が異なる金属からなる第一部材および第二部材を接合した接合構造であって、前記第二部材が曲面を有する接合構造において、前記第一部材の一部が溶融固化してなり、該溶融した部分が前記第二部材の曲面に密接する溶接部を有し、前記溶接部において、前記第一部材と前記第二部材とが密接した密接部分の少なくとも一部は、固液拡散してなることを特徴とする。
本発明に係る異種金属材料の接合構造は、上記発明において、前記密接部分には、前記第二部材と接する側に固液拡散層が形成されていることを特徴とする。
本発明に係る異種金属材料の接合構造は、上記発明において、前記第一部材と前記第二部材とは、各部材の組成が、互いに溶融した際に金属間化合物を生成する金属の組み合わせであることを特徴とする。
本発明に係る異種金属材料の接合構造は、上記発明において、前記溶接部は、所定の方向において、前記第一部材の主面に前記第二部材を投影した投影領域よりも広く形成されることを特徴とする。
本発明に係る異種金属材料の接合方法は、互いに組成が異なる金属からなる第一部材および第二部材を接合する接合方法であって、前記第二部材が曲面を有する接合方法において、前記第一部材と前記第二部材とを当接し、前記第一部材側からレーザー光を照射して前記第一部材を溶融させ、溶融物を前記第二部材の前記曲面に広げて前記第二部材に密接させ、前記第二部材側の密接部分の少なくとも一部が固液拡散して接合することを特徴とする。
本発明によれば、重ね合わせた際の接触面積が小さい部材同士を強固に接合することができるという効果を奏する。
図1は、本発明の実施の形態1に係る溶接構造を有する接合体の構成を示す斜視図である。 図2は、図1に示すA-A線断面図である。 図3は、本発明の実施の形態1に係る接合体の溶接部の生成を説明する図である。 図4は、本発明の実施の形態1の変形例1に係る溶接構造を有する接合体を示す断面図である。 図5は、本発明の実施の形態1の変形例2に係る溶接構造を有する接合体を示す断面図である。 図6は、本発明の実施の形態1の変形例2に係る接合体の溶接部の生成を説明する図である。 図7は、本発明の実施の形態1の変形例3に係る溶接構造を有する接合体を示す断面図である。 図8は、本発明の実施の形態1の変形例4に係る溶接構造を有する接合体を示す断面図である。 図9は、本発明の実施の形態2に係る溶接構造を有する接合体の構成を示す斜視図である。 図10は、図9の矢視B方向からみた接合体の平面図である。 図11は、本発明の実施の形態2に係る接合体の溶接部の生成を説明する図である。 図12は、本発明の実施の形態2の変形例に係る溶接構造を有する接合体の構成を示す斜視図である。 図13は、図12の矢視C方向からみた接合体の平面図である。 図14は、本発明の実施の形態2の変形例に係る接合体の溶接部の生成を説明する図である。
以下、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」という)を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、図面は模式的なものであり、各部の寸法の関係や比率は、現実と異なる。また、図面の相互間においても、互いの寸法の関係や比率が異なる部分が含まれる。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る溶接構造を有する接合体の構成を示す斜視図である。図1に示すA-A線断面図である。図1および図2に示す接合体1は、板状をなす第一部材2と、棒状の第二部材3とを備え、第一部材2と第二部材3とが重なり合って接続した構成をなす。接合体1には、レーザー溶接によって一部が溶融固化してなり、第一部材2と第二部材3とを接合する溶接部4が形成されている。ここで、本明細書では、部材の表面を構成する表面のうち、最も面積の大きい表面を「主面」と呼ぶ。また、その主面間の厚さを板厚といい、板厚方向、および部材の長手方向と直交する方向の長さを幅という。接合体1は、第一部材2および第二部材3の長手方向が揃っている。以下の説明においては、部材(接合体1)の長手方向をX軸方向、幅方向をY軸方向、板厚方向をZ軸方向として説明する。
第一部材2は、溶接時にレーザー光の照射側に面して配置される板状の部材である。第一部材2は、例えば、ステンレス等の金属製の材料を用いて構成される。
第二部材3は、溶接時に、第一部材2のレーザー光の照射側と反対側に接する棒状の部材である。第二部材3は、板状の第一部材2と比して、表面のなす曲率半径が小さい。第二部材3は、例えば、チタン基合金(例えばニッケル-チタン合金、Ti6AL‐4V)や、純チタン等の金属製の材料(ワイヤ)を用いて構成される。なお、本実施の形態1では、第二部材3は円柱状をなすものとして説明するが、パイプ状をなすものであってもよい。
第一部材2および第二部材3は、互いに組成の異なる金属であって、互いに溶融した際に、金属間化合物を生成する組み合わせの金属からなる。
第一部材2と第二部材3とは、レーザー光によるスポット溶接によって接続される。具体的に、接合体1には、図1および図2に示すように、第一部材2と第二部材3とを接続する溶接部4が形成されている。溶接部4は、スポット溶接によって形成される溶接ビードである。溶接ビードは、スポット溶接によって第一部材2の一部が溶融した後に固化してなる。
溶接部4は、溶融部分と非溶融部分とを境界として第一部材2に連なっている。具体的には、非溶融部分が第一部材2に相当し、溶融部分が溶接部4に相当する。溶接部4は、幅方向において、第一部材2の主面に第二部材3を投影した投影領域よりも広く形成されている。例えば、図2において、溶接部4の幅(図2中の左右方向の長さ)は、第二部材3の直径よりも大きい。
また、溶接部4は、レーザー溶接によって第一部材2の一部が溶融した溶融物が第二部材3の表面に密接する密接部41を有する。密接部41は、第二部材3の表面の一部を覆っている。密接部41の第二部材3側には、固液拡散層42が形成されている。固液拡散層42は、液相状態の第一部材2と、固相状態の第二部材3とが接触し、第一部材2と第二部材3との構成元素の両方が存在している領域において互いに拡散し、その後固化してなる。
また、溶接部4は、第一部材2から凸状に突出している。ここでいう「凸状」とは、第一部材2の主面と平行な直線と、溶接部4の第一部材2側から突出する基端面における接線とのなす角度θ1が鈍角となる形状である。
次に、上述した接合体1の製造方法について説明する。図3は、本発明の実施の形態1に係る接合体の溶接部の生成を説明する図である。図3は、レーザー溶接前の第一部材2および第二部材3を板厚方向に重ねた状態を示しており、図1に示すA-A線断面に対応している。
まず、第一部材2と第二部材3とを当接させる(図3参照)。この際、第二部材3は、第一部材2の主面に対し、線接触した状態となっている。また、この際、第二部材3は、第一部材2に対して、重力方向(図3の矢印G)の下側に配置される。
第一部材2と第二部材3とを重ね合わせ(図3参照)、その後、第一部材2の第二部材3と接触する側と反対側の主面に向けてレーザー光を照射して溶接する。レーザー光は、発振周期をナノ秒から数秒単位で制御可能である。レーザー光の照射範囲は、幅方向において第二部材3の直径よりも大きい範囲RIに設定される。ここで、第二部材3の直径は、長手方向と直交する断面(円)の直径である。レーザー光を照射すると、溶接ビードが形成される。この際、第一部材2の溶融物は、重力によって第二部材3側に垂れ、第二部材3の表面に広がった後、溶接部4が形成される。また、溶接部4の形成段階では、溶融物が第二部材3に密接するとともに、その密接部分において液相状態の第一部材2と、固相状態の第二部材3とが固液拡散して固液拡散層42を形成する。溶接部4は、熱伝導によって、レーザー光の照射範囲RIよりも幅方向に広い範囲RMに形成される。溶接部4と第二部材3との接触面積は、レーザー溶接前の第一部材2と第二部材3との接触面積より大きい。このようにして、図1および図2に示す溶接部4が形成された接合体1が完成する。
例えば、板厚が0.04mmのステンレス製の第一部材2と、φ0.1mmのニッケル-チタン合金製の第二部材3とを用いてレーザー溶接を行った。この第一部材2と第二部材3とを重ね合わせ、レーザー溶接した。レーザー溶接には、スポット径がφ0.3mm、レーザー出力が240W、パルス幅が1.5ミリ秒のレーザー光を用いた。照射範囲(スポット径)には、幅方向で第二部材3をすべて含んでいる。レーザー溶接によって、ステンレス(第1部材2)の一部が溶融して、ニッケル-チタン合金(第二部材3)の表面に広がり、その後固化して溶接部4が形成された。これにより、図1に示す接合体1が得られた。この溶接部4には、第二部材3との密接部分(密接部41)において固液拡散層42が形成されている。
また、比較例として、上述した第一部材2と第二部材3とをレーザー溶接して接合した接合体であって、固液拡散層42を有しない接合体を作製した。比較例に係る接合体は、第一部材2の一部と第二部材3の一部とが溶融することによって溶接部が形成される。
その後、得られた接合体1と、比較例の接合体について、X軸方向(図1参照)の引張強度を測定した。接合体1の引張強度は、約7Nであった。これに対し、比較例の接合体の引張強度は、3Nであった。このことから、固液拡散層42を設けることによって、強度を向上した接合体が得られることがわかる。
以上説明した本発明の実施の形態1では、第一部材2と、第一部材2よりも曲率半径の小さい第二部材3とをレーザー溶接して形成した溶接部4において、第二部材3と密接する密接部41に固液拡散層42を設けるようにした。本実施の形態1によれば、固液拡散層42を有し、第二部材2の表面に広がる溶接部4の形成によって、レーザー溶接時の溶融によって生じる金属間化合物の生成が抑制されるため、重ね合わせた際の接触面積が小さい部材同士を強固に接合することができる。
なお、上述した実施の形態1では、発振周期をナノ秒から数秒単位で制御可能なレーザー光を照射するものとして説明したが、第一部材2および第二部材3を溶融して固化させることができれば、これに限らず、連続波のレーザー光の照射を行ってもよい。
また、上述した実施の形態1において、溶接部4は、一箇所にレーザー光を照射して形成してもよいし、複数箇所にレーザー光を照射し、一部で繋がる複数の溶接ビードを形成して、これを溶接部としてもよい。
また、上述した実施の形態1では、溶接部4において、密接部41の第二部材3側に固液拡散層42が形成されているものとして説明したが、第二部材3と密接する部分の一部において固液拡散層が形成されていればよく、密接部41全体が固液拡散されてなるものであってもよい。
また、上述した実施の形態1において、溶接部4は、幅方向において、第一部材2の主面に第二部材3を投影した投影領域よりも大きいものとして説明したが、溶接部4が第二部材3の表面に広がっていれば、第一部材2における溶接部4の形成領域は、上述した投影領域よりも小さいものであってもよい。
(実施の形態1の変形例1)
図4は、本発明の実施の形態1の変形例1に係る溶接構造を有する接合体を示す断面図である。変形例1に係る接合体1Aは、板状をなす第一部材2と、棒状の第二部材3とを備え、第一部材2と第二部材3とが重なり合って接続した構成をなす。接合体1Aには、レーザー溶接によって一部が溶融固化してなり、第一部材2と第二部材3とを接合する溶接部4Aが形成されている。以下、上述した実施の形態1とは異なる溶接部4Aについて説明する。
溶接部4Aは、スポット溶接によって形成される溶接ビードである。溶接部4Aは、溶融部分と非溶融部分とを境界として第一部材2に連なっている。具体的には、非溶融部分が第一部材2に相当し、溶融部分が溶接部4Aに相当する。
また、溶接部4Aは、第二部材3の表面の一部を覆って第二部材3の表面に密接する密接部41Aを有する。密接部41Aの第二部材3側には、固液拡散層42Aが形成されている。固液拡散層42Aは、液相状態の第一部材2と、固相状態の第二部材3とが互いに拡散し、その後固化してなる。
また、溶接部4Aは、第一部材2から凹状に突出している。ここでいう「凹状」とは、第一部材2の主面と平行な直線と、溶接部4Aの第一部材2側から突出する基端面における接線とのなす角度θ2が鋭角となる形状である。溶接部4Aは、第一部材2から突出した後、第二部材3の表面にならって放射状に広がっている。
本変形例1においても、上述した実施の形態1と同様に、固液拡散層42Aを有し、第二部材3の表面に広がる溶接部4Aの形成によって、レーザー溶接時の溶融によって生じる金属間化合物の生成が抑制されるため、重ね合わせた際の接触面積が小さい部材同士を強固に接合することができる。
(実施の形態1の変形例2)
図5は、本発明の実施の形態1の変形例2に係る溶接構造を有する接合体を示す断面図である。変形例2に係る接合体1Bは、板状をなす第一部材2と、棒状の第二部材3とを備え、第一部材2と第二部材3とが重なり合って接続した構成をなす。接合体1Bには、レーザー溶接によって一部が溶融固化してなり、第一部材2と第二部材3とを接合する溶接部4Bが形成されている。以下、上述した実施の形態1とは異なる溶接部4Bについて説明する。
溶接部4Bは、スポット溶接によって形成される溶接ビードである。溶接部4Bは、溶融部分と非溶融部分とを境界として第一部材2に連なっている。溶接部4Bは、第一部材2から凸状に突出している。
溶接部4Bは、幅方向に光軸の位置を変えて複数回(本変形例2では3回)レーザー光を照射して形成される。図6は、本発明の実施の形態1の変形例2に係る接合体の溶接部の生成を説明する図である。溶接部4Bは、まず、第二部材3を通過する光軸NL1のレーザー光L1を照射して第1溶接部41を形成する。その後、第二部材3から外れた位置を通過する光軸NL2のレーザー光L2を照射して第2溶接部42を形成する。さらに、第二部材3から外れた位置であり、光軸NL1に対して光軸NL2とは反対側を通過する光軸NL3のレーザー光L3を照射して第3溶接部43を形成する。ここで、溶接時の第一部材2と第二部材3とは、上述した実施の形態1と同様に、第二部材3が、第一部材2に対して重力方向(矢印G)の下側に配置される。なお、レーザー光L1によって形成される第1溶接部41は、例えば、上述した実施の形態1の溶接部4に相当する。また、レーザー光L2、L3の照射範囲は、レーザー光L1の照射範囲よりも狭い。
また、溶接部4Bは、第1溶接部41、第2溶接部42および第3溶接部43にわたり形成され、第二部材3の表面の一部を覆って第二部材3の表面に密接する密接部41Bを有する。密接部41Bの第二部材3側には、固液拡散層42Bが形成されている。固液拡散層42Bは、第1溶接部41、第2溶接部42および第3溶接部43を形成する段階において、液相状態の第一部材2と、固相状態の第二部材2とが互いに拡散し、その後固化してなる。
本変形例2においても、上述した実施の形態1と同様に、固液拡散層42Bを有し、第二部材2の表面に広がる溶接部4Bの形成によって、レーザー溶接時の溶融により生じる金属間化合物の生成が抑制されるため、重ね合わせた際の接触面積が小さい部材同士を強固に接合することができる。
また、本変形例2では、複数の溶接部(第1溶接部41、第2溶接部42および第3溶接部43)を形成することによって、第二部材3に対して一層広範囲に溶接部4Bを密着させ、第一部材2と第二部材3とを一段と強固に接合することができる。
なお、上述した実施の形態1および変形例1、2では、溶接部4、4A、4Bが、長手方向と平行かつ幅方向と直交する平面であって、第二部材3の中心軸を通過する平面(例えば図2に示す平面P1)に対して対称性を有するものを例に説明したが、対称性を有しない構成、例えば、図2に示す断面において、上述した平面P1に対し、左右の形状が異なるものであってもよい。
(実施の形態1の変形例3)
図7は、本発明の実施の形態1の変形例3に係る溶接構造を有する接合体を示す断面図である。変形例3に係る接合体1Cは、断面がアーチ状をなして延びる第一部材2Aと、棒状の第二部材3とを備え、第一部材2Aと第二部材3とが重なり合って接続した構成をなす。第一部材2Aの第二部材3に接する側の曲率半径は、第二部材3の曲率半径よりも大きい。接合体1Cには、レーザー溶接によって一部が溶融固化してなり、第一部材2Aと第二部材3とを接合する溶接部4Cが形成されている。第二部材3は、上述した実施の形態1と同じであるため、説明を省略する。
第一部材2Aは、溶接時にレーザー光の照射側に面して配置される部材である。第一部材2Aは、上述したように、断面がアーチ状をなして延びる半円筒形状をなす。第一部材2Aは、例えば、ステンレス等の金属製の材料を用いて構成される。
接合体1Cは、第一部材2Aの主面が幅方向で互いに向き合う側に第二部材3が配置され、溶接部4Cによって第一部材2Aと第二部材3とが接続される。
溶接部4Cは、スポット溶接によって形成される溶接ビードである。溶接部4Cは、溶融部分と非溶融部分とを境界として第一部材2Aに連なっている。溶接部4Cは、第一部材2Aから凹状に突出している。
また、溶接部4Cは、第二部材3の表面の一部を覆って第二部材3の表面に密接する密接部41Cを有する。密接部41Cの第二部材3側には、固液拡散層42Cが形成されている。固液拡散層42Cは、液相状態の第一部材2Aと、固相状態の第二部材3とが互いに拡散し、その後固化してなる。
以上説明した変形例3のように、第二部材3よりも曲率半径の大きい第一部材2Aと、第二部材3とを溶接して接続する場合であっても、上述した実施の形態1と同様に、固液拡散層42Cを有し、第二部材2Aの表面に広がる溶接部4Cの形成によって、レーザー溶接時の溶融によって生じる金属間化合物の生成が抑制されるため、重ね合わせた際の接触面積が小さい部材同士を強固に接合することができる。
(実施の形態1の変形例4)
図8は、本発明の実施の形態1の変形例4に係る溶接構造を有する接合体を示す断面図である。変形例4に係る接合体1Dは、断面がアーチ状をなして延びる第一部材2Bと、棒状の第二部材3とを備え、第一部材2Bと第二部材3とが重なり合って接続した構成をなす。第一部材2Bの第二部材3に接する側の曲率半径は、第二部材3の曲率半径よりも大きい。接合体1Dには、レーザー溶接によって一部が溶融固化してなり、第一部材2Bと第二部材3とを接合する溶接部4Dが形成されている。
第一部材2Bは、溶接時にレーザー光の照射側に面して配置される部材である。第一部材2Bは、上述したように、断面がアーチ状をなして延びる半円筒形状をなす。第一部材2Aは、例えば、ステンレス等の金属製の材料を用いて構成される。
接合体1Dは、第一部材2Bの主面が幅方向で互いに向き合う側と反対側に第二部材3が配置され、溶接部4Dによって第一部材2Bと第二部材3とが接続される。すなわち、本変形例4にかかる接合体1Dは、上述した変形例3にかかる接合体1Cにおいて、第一部材2Bを反対向きにして、溶接部4Dによって接続した構造をなしている。
溶接部4Dは、スポット溶接によって形成される溶接ビードである。溶接部4Dは、溶融部分と非溶融部分とを境界として第一部材2Bに連なっている。溶接部4Dは、第一部材2Bから凹状に突出している。
また、溶接部4Dは、第二部材3の表面の一部を覆って第二部材3の表面に密接する密接部41Dを有する。密接部41Dの第二部材3側には、固液拡散層42Dが形成されている。固液拡散層42Dは、液相状態の第一部材2Bと、固相状態の第二部材3とが互いに拡散し、その後固化してなる。
以上説明した変形例4のように、第二部材3よりも曲率半径の大きい第一部材2Bと、第二部材3とを溶接して接続する場合であっても、上述した実施の形態1と同様に、固液拡散層42Dを有し、第二部材2Bの表面に広がる溶接部4Dの形成によって、レーザー溶接時の溶融によって生じる金属間化合物の生成が抑制されるため、重ね合わせた際の接触面積が小さい部材同士を強固に接合することができる。
(実施の形態2)
次に、本発明の実施の形態2について、図9~図11を参照して説明する。図9は、本発明の実施の形態1に係る溶接構造を有する接合体の構成を示す斜視図である。図10は、図9の矢視B方向からみた接合体の平面図である。本実施の形態2に係る接合体1Eは、円筒状の第一部材2Cと、円柱状の第二部材3Aを備える。接合体1Eには、レーザー溶接によって一部が溶融固化してなり、第一部材2Cと第二部材3Aとを接合する溶接部4Eが形成されている。本実施の形態2では、Y軸方向が、筒の中心軸方向に相当する。また、X軸方向およびZ軸方向は、それぞれ筒の径方向であり、厚さ方向に相当する。
第一部材2Cは、溶接時にレーザー光の照射側に面して配置される円筒状の部材である。第一部材2Cは、例えば、ステンレス等の金属製の材料を用いて構成される。
第二部材3Aは、溶接時に、第一部材2Cのレーザー光の照射側と反対側に接する円柱状の部材である。第二部材3Aは、板状の第一部材2Cと比して、表面のなす曲率半径が小さい。第二部材3Aは、例えば、ニッケル-チタン合金や純チタン等の金属製の材料を用いて構成される。
第一部材2Cおよび第二部材3Aは、互いに組成の異なる金属であって、互いに溶融した際に、金属間化合物を生成する組み合わせの金属からなる。
溶接部4Eは、スポット溶接によって形成される溶接ビードである。溶接部4Eは、溶融部分と非溶融部分とを境界として第一部材2Cに連なっている。溶接部4Eは、第一部材2Cの外周側から第二部材3Aの表面に広がっている。
また、溶接部4Eは、第二部材3Aの表面の一部を覆って第二部材3Aの表面に密接する密接部41Eを有する。密接部41Eの第二部材3A側には、固液拡散層42Eが形成されている。固液拡散層42Eは、液相状態の第一部材2Cと、固相状態の第二部材3Aとが互いに拡散し、その後固化してなる。
次に、上述した接合体1Eの製造方法について説明する。図11は、本発明の実施の形態2に係る接合体の溶接部の生成を説明する図である。まず、第一部材2Cと第二部材3Aとを当接させる(図11参照)。この際、第二部材3Aは、第一部材2Cの主面に対し、線接触した状態となっている。また、この際、第二部材3Aは、第一部材2Cに対して、重力方向(矢印G)の下側に配置される。
第一部材2Cと第二部材3Aとを重ね合わせた後、第一部材2Cの第二部材3Aと接触する側と反対側の面であり、第一部材2Cの内周面に向けてレーザー光Lを照射して溶接する(図11参照)。レーザー光Lは、第一部材2Cの外側から内部に向けて出射される。レーザー光Lの光軸NLは、上述した中心軸方向および厚さ方向に対して傾斜している。レーザー光Lを照射すると、溶接ビードが形成される。この際、第一部材2Cの溶融物は、重力によって第二部材3A側に垂れ、第二部材3Aの表面に広がった後、溶接部4Eが形成される。溶接部4Eには、上述した密接部42Eが形成される。溶接部4Eと第二部材3Aとの接触面積は、レーザー溶接前の第一部材2Cと第二部材3Aとの接触面積より大きい。このようにして、図9および図10に示す溶接部4Eが形成された接合体1Eが完成する。
以上説明した本発明の実施の形態2では、第一部材2Cと、第一部材2Cよりも曲率半径の小さい第二部材3Aとをレーザー溶接して形成した溶接部4Eにおいて、第二部材3Aと密接する密接部41Eに固液拡散層42Eを設けるようにした。本実施の形態2によれば、固液拡散層42Eを有し、第二部材2Cの表面に広がる溶接部4Eの形成によって、レーザー溶接時の溶融によって生じる金属間化合物の生成が抑制されるため、重ね合わせた際の接触面積が小さい部材同士を強固に接合することができる。
(実施の形態2の変形例)
次に、本発明の実施の形態2について、図12~図14を参照して説明する。図12は、本発明の実施の形態2の変形例に係る溶接構造を有する接合体の構成を示す斜視図である。図13は、図12の矢視C方向からみた接合体の平面図である。本変形例に係る接合体1Fは、円柱状の第一部材2Dと、円筒状の第二部材3Bを備える。接合体1Fには、レーザー溶接によって一部が溶融固化してなり、第一部材2Dと第二部材3Bとを接合する溶接部4Fが形成されている。
第一部材2Dは、溶接時にレーザー光の照射側に面して配置される円柱状の部材である。第一部材2Dは、例えば、ステンレス等の金属製の材料を用いて構成される。
第二部材3Bは、溶接時に、第一部材2Dのレーザー光の照射側と反対側に接する円柱状の部材である。第二部材3Bは、板状の第一部材2Dと比して、表面のなす曲率半径が大きい。第二部材3Bは、例えば、ニッケル-チタン合金や純チタン等の金属製の材料を用いて構成される。
第一部材2Dおよび第二部材3Bは、互いに組成の異なる金属であって、互いに溶融した際に、金属間化合物を生成する組み合わせの金属からなる。
溶接部4Fは、スポット溶接によって形成される溶接ビードである。溶接部4Fは、溶融部分と非溶融部分とを境界として第一部材2Dに連なっている。溶接部4Fは、第一部材2Dの外周側から第二部材3Bの外表面に広がっている。
また、溶接部4Fは、第二部材3Bの表面の一部を覆って第二部材3Bの表面に密接する密接部41Fを有する。密接部41Fの第二部材3B側には、固液拡散層42Fが形成されている。固液拡散層42Fは、液相状態の第一部材2Dと、固相状態の第二部材3Bとが互いに拡散し、その後固化してなる。
次に、上述した接合体1Fの製造方法について説明する。図14は、本発明の実施の形態2の変形例に係る接合体の溶接部の生成を説明する図である。まず、第一部材2Dと第二部材3Bとを当接させる(図14参照)。この際、第二部材3Bは、第一部材2Dの主面に対し、線接触した状態となっている。また、この際、第二部材3Bは、第一部材2Dに対して、重力方向(矢印G)の下側に配置される。
第一部材2Dと第二部材3Bとを重ね合わせた後、第一部材2Dの第二部材3Bと接触する側と反対側の面であり、第一部材2Dの表面に向けてレーザー光Lを照射して溶接する(図14参照)。レーザー光Lの光軸NLは、例えば、第一部材2Dの中心軸と、第二部材3Bの中心軸とを通過する。レーザー光Lを照射すると、溶接ビードが形成される。この際、第一部材2Dの溶融物は、重力によって第二部材3B側に垂れ、第二部材3Bの表面に広がった後、溶接部4Fが形成される。溶接部4Fには、上述した密接部42Fが形成される。溶接部4Fと第二部材3Bとの接触面積は、レーザー溶接前の第一部材2Dと第二部材3Bとの接触面積より大きい。このようにして、図12および図13に示す溶接部4Fが形成された接合体1Fが完成する。
本変形例においても、上述した実施の形態2と同様に、固液拡散層42Fを有し、第二部材2Dの表面に広がる溶接部4Fの形成によって、レーザー溶接時の溶融によって生じる金属間化合物の生成が抑制されるため、重ね合わせた際の接触面積が小さい部材同士を強固に接合することができる。
ここまで、本発明を実施するための形態を説明してきたが、本発明は上述した実施の形態によってのみに限定されるべきものではない。
このように、本発明は、特許請求の範囲に記載した技術的思想を逸脱しない範囲内において、様々な実施の形態を含みうるものである。
1、1A、1B、1C、1D、1E、1F 接合体
2、2A、2B、2C、2D 第一部材
3、3A、3B 第二部材
4、4A、4B、4C、4D、4E、4F 溶接部
41、41A、41B、41C、41D、41E、41F 密接部
42、42A、42B、42C、42D、42E、42F 固液拡散層

Claims (5)

  1. 互いに組成が異なる金属であって、互いに溶融した際に、金属間化合物を生成する組み合わせの金属からなる第一部材および第二部材を接合した接合構造であって、前記第二部材が曲面を有する接合構造において、
    前記第一部材の一部が溶融固化してなり、該溶融した部分が前記第二部材の曲面に密接する溶接部を有し、
    前記溶接部において、前記第一部材と前記第二部材とが密接した密接部分の少なくとも一部は、固液拡散することによって溶融によって生じる前記金属間化合物の生成が抑制されてなる
    ことを特徴とする異種金属材料の接合構造。
  2. 前記密接部分には、前記第二部材と接する側に固液拡散層が形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の異種金属材料の接合構造。
  3. 前記第一部材と前記第二部材とは、各部材の組成が、互いに溶融した際に金属間化合物を生成する金属の組み合わせである
    ことを特徴とする請求項1に記載の異種金属材料の接合構造。
  4. 前記溶接部は、所定の方向において、前記第一部材の主面に前記第二部材を投影した投影領域よりも広く形成される
    ことを特徴とする請求項1に記載の異種金属材料の接合構造。
  5. 互いに組成が異なる金属であって、互いに溶融した際に、金属間化合物を生成する組み合わせの金属からなる第一部材および第二部材を接合する接合方法であって、前記第二部材が曲面を有する接合方法において、
    前記第一部材と前記第二部材とを当接し、
    前記第一部材側からレーザー光を照射して前記第一部材を溶融させ、溶融物を前記第二部材の前記曲面に広げて前記第二部材に密接させ、前記第二部材側の密接部分の少なくとも一部が固液拡散して溶融によって生じる前記金属間化合物の生成が抑制された状態で接合する
    ことを特徴とする異種金属材料の接合方法。
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