JP6952632B2 - レーザー重ね溶接の構造および方法 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の実施の形態1に係る溶接構造を有する接合体の構成を示す斜視図である。図2は、図1の矢視A方向からみた接合体の平面図である。図3は、図2に示すB−B線に対応する接合体の断面図である。図1〜図3に示す接合体1は、ともに板状をなし、互いの主面同士が重なり合って接続する第一部材2および第二部材3を備える。接合体1には、レーザー溶接によって一部が溶融固化してなり、第一部材2と第二部材3とを接合する溶接部4が形成されている。ここで、本明細書における「主面」とは、部材を構成する外表面のうち、最も面積の大きい外表面をさす。また、部材における主面間の厚さを板厚といい、板厚方向、および部材の長手方向と直交する方向の長さを幅という。接合体1は、第一部材2および第二部材3の長手方向が揃っている。以下の説明においては、部材(接合体1)の長手方向をX軸方向、幅方向をY軸方向、板厚方向をZ軸方向として説明する(図2参照)。
図8は、本発明の実施の形態1の変形例1に係る溶接構造を有する接合体の構成を説明する図である。図9は、本発明の実施の形態1の変形例1に係る溶接構造を有する接合体を示す平面図である。図10は、図9に示すC−C線断面図である。変形例1に係る接合体1Aは、ともに板状をなし、互いの主面同士を重ねて接続している第一部材2Aおよび第二部材3を備える。接合体1Aには、レーザー溶接によって一部が溶融固化してなり、第一部材2Aと第二部材3とを接合する溶接部4Aが形成されている。
図11は、本発明の実施の形態1の変形例2に係る溶接構造を有する接合体の構成を説明する図である。図12は、本発明の実施の形態1の変形例2に係る溶接構造を有する接合体を示す平面図である。変形例2に係る接合体1Bは、ともに板状をなし、互いの主面同士を重ねて接続している第一部材2Bおよび第二部材3を備える。接合体1Bには、レーザー溶接によって一部が溶融固化してなり、第一部材2Bと第二部材3とを接合する溶接部4Bが形成されている。
図13は、本発明の実施の形態1の変形例3に係る溶接構造を有する接合体の構成を説明する図である。図14は、本発明の実施の形態1の変形例3に係る溶接構造を有する接合体を示す平面図である。変形例3に係る接合体1Cは、ともに板状をなし、互いの主面同士を重ねて接続している第一部材2Cおよび第二部材3を備える。接合体1Cには、レーザー溶接によって一部が溶融固化してなり、第一部材2Cと第二部材3とを接合する溶接部4Cが形成されている。
図15は、本発明の実施の形態1の変形例4に係る溶接構造を有する接合体の構成を説明する図である。図16は、本発明の実施の形態1の変形例4に係る溶接構造を有する接合体を示す平面図である。変形例4に係る接合体1Dは、ともに板状をなし、互いの主面同士を重ねて接続している第一部材2Dおよび第二部材3を備える。接合体1Dには、レーザー溶接によって一部が溶融固化してなり、第一部材2Dと第二部材3とを接合する溶接部4Dが形成されている。
次に、本発明の実施の形態2について、図17〜図19を参照して説明する。図17は、本発明の実施の形態2に係る溶接構造を有する接合体を示す平面図である。図18は、図17に示すD−D線断面図である。本実施の形態2に係る接合体1Eは、ともに筒状をなす第一部材2Eおよび第二部材3Aを備える。接合体1Eには、レーザー溶接によって一部が溶融固化してなり、第一部材2Eと第二部材3Aとを接合する溶接部4Eが形成されている。本実施の形態2では、Y軸方向が、筒の中心軸方向に相当する。また、X軸方向およびZ軸方向は、それぞれ筒の径方向であり、厚さ方向に相当する。
2、2A、2B、2C、2D、2E、200 第一部材
3、3A 第二部材
4、4A、4B、4C、4D、4E、40 溶接部
20、21、22、23、24、25 貫通部
Claims (6)
- レーザー光の照射側に面して配置された第一部材と、前記第一部材の前記照射側と反対側に接して重ねた第二部材とを、前記レーザー光を照射して接合するレーザー重ね溶接の構造において、
前記第一部材は、前記第一部材と前記第二部材とが重なって接する重合領域の内側において、前記第二部材との重ね方向に穿設された少なくとも一つの貫通部を有し、
前記第一部材と前記第二部材とは、
前記第一部材と前記第二部材とが重なって接する重合領域から、前記貫通部が前記第二部材に投影される貫通領域まで、前記重合領域と前記貫通領域との境界の一部のみを含んで亘る溶接部で接合されている
ことを特徴とするレーザー重ね溶接の構造。 - 前記貫通領域の形状が凸形状をなす
ことを特徴とする請求項1に記載のレーザー重ね溶接の構造。 - 前記貫通領域の形状が凹形状をなす
ことを特徴とする請求項1に記載のレーザー重ね溶接の構造。 - レーザー光の照射側に面して配置された第一部材と、前記第一部材の前記照射側と反対側に接して重ねた第二部材とを、前記レーザー光を照射して接合するレーザー重ね溶接の方法において、
前記第一部材において、前記第一部材と前記第二部材とが重なって接する重合領域の内側に、前記第二部材との重ね方向に穿設して少なくとも一つの貫通部を形成し、
前記第一部材と前記第二部材とが重なって接する重合領域と、前記貫通部が前記第二部材に投影される貫通領域との境界の一部のみを含んで亘る照射領域に前記レーザー光を照射して、前記第一部材と前記第二部材とを接合する
ことを特徴とするレーザー重ね溶接の方法。 - 前記貫通領域の形状が凸形状をなす
ことを特徴とする請求項4に記載のレーザー重ね溶接の方法。 - 前記貫通領域の形状が凹形状をなす
ことを特徴とする請求項4に記載のレーザー重ね溶接の方法。
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