JP7047241B2 - プログラム、情報処理装置およびシステム - Google Patents

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Description

本発明は、プログラム、情報処理装置およびシステムに関する。
従来、オンラインサービスにおいて、ユーザによる課金を制限する技術が知られている(非特許文献1参照)。この技術では、オンラインゲームで使用するアイテムを購入するためにユーザが課金を要求すると、ユーザの年齢を確認するためのダイアログを表示させる。そして、この技術では、このダイアログにおいて確認された年齢により、ユーザに対して一定期間(例えば、1ヶ月など)における課金の上限額が設定される。
"未成年の方へ 魔法石を購入する時のご注意",[online],令和元年10月2日,ガンホー・オンライン・エンターテイメント株式会社,[令和2年1月16日],インターネット,<https://pad.gungho.jp/member/130212_notice.html>
非特許文献1に記載の従来技術では、ユーザが課金を要求する度に上記ダイアログが毎回表示される。ユーザの年齢は頻繁に変わるものではないのにも関わらず、上記年齢を確認するためのダイアログが毎回表示されるのは煩わしい。このため、特許文献1に記載の従来技術では、ユーザの操作性が十分であるとはいえない。
本開示は、ユーザの操作性を改善できるプログラム、情報処理装置およびシステムを提供する。
第1の側面は、コンピュータを、
ユーザによる課金の要求を受け付ける課金受付手段と、
一定期間における前記課金の総額の上限額に関する選択を受け付ける表示画面を表示させる表示手段と、
前記表示画面に対する前記ユーザによる操作に応じて、前記上限額を設定する上限額設定手段と、して機能させ、
前記上限額設定手段は、第1期間における前記ユーザによる課金の総額の第1上限額を設定し、
前記第1期間が経過した後の第2期間において前記課金受付手段が前記要求を受け付け、前記第2期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超える場合、前記表示手段は前記表示画面を表示させる一方で、前記第2期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超えない場合、前記表示手段は前記表示画面を表示させない、
プログラムである。
また、第1の側面において、前記第2期間において表示される前記表示画面は、前記第1上限額以下の前記上限額に関する選択が不能であることを識別可能である。
また、第1の側面において、前記課金受付手段は、
前記第2期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超える場合であって、前記表示画面が表示されたことに応じて前記上限額が第2上限額に更新されない場合には、前記第1上限額を超える課金の要求を拒否し、
前記第2期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超える場合であって、前記表示画面が表示されたことに応じて前記上限額が第2上限額に更新される場合には、前記第1上限額を超える課金の要求を許可するとともに、前記第2上限額を超える課金の要求を拒否することができる。
また、第1の側面において、前記表示手段は、前記第2期間における前記課金の総額が前記上限額を超える場合であって、前記表示画面が表示されたことに応じて前記上限額が更新されない場合には、前記第2期間中における前記上限額の変更が不能である旨を表示させることができる。
また、第1の側面において、前記上限額設定手段は、前記第2期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超える場合であって、前記表示画面が表示されたことに応じて前記上限額を第2上限額に更新する場合には、前記第2期間における前記上限額の更なる変更を不能とすることができる。
また、第1の側面において、前記上限額に関する選択は、前記上限額に関連付けられた前記ユーザの年齢または年齢層の選択である。
また、第1の側面において、コンピュータを、
前記課金受付手段が受け付けた課金の要求に基づき、前記ユーザが使用する通貨の種類を判定する判定手段と、
前記通貨の種類に基づき、前記ユーザが前記プログラムを使用する国を推定する推定手段と、
前記表示手段が表示させる画面の言語に関する国、または前記推定された国が、前記上限額を適用させる国である場合、前記上限額に関する所定の処理を実行するヘルプ手段と、してさらに機能させることができる。
また、第1の側面において、前記ヘルプ手段は、前記推定された国が前記上限額を適用させる国の場合であって、前記画面の言語と前記上限額を適用させる国の言語とが異なる場合には、前記上限額に関する表示にガイドすることができる。
第2の側面は、ユーザによる課金の要求を受け付ける課金受付部と、
一定期間における前記課金の総額の上限額に関する選択を受け付ける表示画面を表示させる表示部と、
前記表示画面に対する前記ユーザによる操作に応じて、前記上限額を設定する上限額設定部と、して機能させ、
前記上限額設定部は、第1期間における前記ユーザによる課金の総額の第1上限額を設定し、
前記第1期間が経過した後の第2期間において前記課金受付部が前記要求を受け付け、前記第2期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超える場合、前記表示部は前記表示画面を表示させる一方で、前記第2期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超えない場合、前記表示部は前記表示画面を表示させない、
情報処理装置である。
第3の側面は、ユーザによる課金の要求を受け付ける課金受付ステップと、
一定期間における前記課金の総額の上限額に関する選択を受け付ける表示画面を表示させる表示ステップと、
前記表示画面に対する前記ユーザによる操作に応じて、前記上限額を設定する上限額設定ステップと、を含み、
前記上限額設定ステップは、第1期間における前記ユーザによる課金の総額の第1上限額を設定し、
前記第1期間が経過した後の第2期間において前記課金受付ステップが前記要求を受け付け、前記第2期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超える場合、前記表示ステップは前記表示画面を表示させる一方で、前記第2期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超えない場合、前記表示ステップは前記表示画面を表示させない、
システムである。
本開示によれば、ユーザの操作性を改善できるプログラム、情報処理装置およびシステムを提供する。
本実施形態におけるゲームシステムの構成を示すブロック図である。 ゲーム中にディスプレイに表示される画面例である。 ゲーム中にディスプレイに表示される画面例である。 ゲーム中にディスプレイに表示される画面例である。 ゲーム中にディスプレイに表示される画面例である。 ゲーム中にディスプレイに表示される画面例である。 本実施形態におけるゲームシステムの一連の動作の流れを表すフロー図である。 本実施形態におけるゲームシステムの一連の動作の流れを表すフロー図である。
[実施形態]
本開示の実施形態にかかるゲームシステム1について、図面を参照して説明する。
<ゲームの説明>
図1に示すゲームシステム1では、サーバ装置2および複数のゲーム装置5が通信ネットワーク6を介して互いに通信可能に接続され、ゲーム装置5においてゲームが実行される。
本実施形態にかかるゲームは、ゲームシステム1にて実行されるオンラインのゲームである。このゲームでは、ゲーム装置5のユーザは、1または複数のプレイヤキャラクタ(オブジェクトに相当)を仮想ゲーム空間で活動させたり、プレイヤキャラクタを、ノンプレイヤキャラクタである敵キャラクタと対戦させたりする。
上記のようなゲームは、プレイステーション(登録商標)などの家庭用ゲーム機、ニンテンドースイッチ(登録商標)などの携帯用ゲーム機、もしくは、パーソナルコンピュータ、スマートフォン、タブレットなどの電子機器であるゲーム装置5、を用いて実行される。以下では、ゲーム装置5がスマートフォンである場合を例示する。
<ゲームシステム1の概要>
ゲームシステム1は、サーバ装置2および複数のゲーム装置5にて構成される。サーバ装置2は、ゲームプログラムおよびゲームデータを記憶しており、ゲーム装置5の(下記のアカウント情報ごとの)ゲームデータの管理を行う。
ゲーム装置5は、ユーザの操作に基づいて所定のゲームを実行する。そのために、ゲーム装置5は、通信ネットワーク6を介して、サーバ装置2からゲームプログラムおよびゲームデータを受信(具体的にはダウンロードおよびインストール)する。各ユーザには、ゲーム装置5に対応づけて、識別情報およびパスワードを含むアカウント情報が、ユーザごとに割り当てられている。このアカウント情報は、ログイン時、ゲーム装置5からサーバ装置2に送信され、サーバ装置2におけるユーザ認証に利用される。
ユーザ認証を経て、サーバ装置2とゲーム装置5との相互通信が可能となる。ログイン後、ゲーム装置5は、ゲーム進行に必要なデータ(ゲーム進行状況に関するデータ)をサーバ装置2から受信すると、ユーザの操作に基づいてゲーム画像や音声をディスプレイ61およびスピーカ62に出力しながら、ゲームを進行させる。
<ゲームシステム1の構成>
以下、図1を参照して、サーバ装置2およびゲーム装置5の各ハードウェア構成について説明する。なお、複数のゲーム装置5それぞれは、互いに同じ構成を有する。
<サーバ装置2の構成>
図1に示すように、サーバ装置2は、ネットワークインターフェース21、記憶部22および制御部23を有する。ネットワークインターフェース21および記憶部22は、バス29を介して制御部23と電気的に接続されている。
ネットワークインターフェース21は、インターネットおよびLANなどの通信ネットワーク6を介して各ゲーム装置5と通信可能接続されている。
記憶部22は、HDD(Hard Disk Drive)、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)およびSSD(Solid State Drive)などで構成される。記憶部22には、本実施形態にかかるゲームプログラムの一部を含む各種プログラムの他、ユーザDB221などの各種データなどが記憶されている。
ユーザDB221には、ゲームをプレイするユーザの識別番号ごとに、ユーザが操作するプレイヤキャラクタに関する情報(ステータスなど)、現実社会でのユーザによる課金に関する情報、仮想ゲーム空間内にて使用可能な消費媒体の額などが、対応づけて記憶されている。また「課金に関する情報」には、例えば、ユーザの識別番号と、一定期間における課金の総額と、一定期間における課金の総額の上限額(以下、単に「上限額」ともいう)と、が関連付けられている。
ここで、消費媒体は、仮想ゲーム空間内で使用可能な通貨やポイントなどであって、ゲームを進めるにあたりゲーム内で消費される媒体である。消費媒体は、クエストのクリア報酬として、また、現実社会での課金により、ユーザに付与される。
制御部23は、CPUおよび半導体メモリを含むマイクロコンピュータで構成され、自装置2の動作を制御する。
制御部23は、各種プログラムを実行することにより、情報処理手段231、照合手段232として機能する。
―情報処理手段―
情報処理手段231は、各ゲーム装置5との間で各種データを送受信する。情報処理手段231が受信する主なデータとしては、ゲームプログラムのダウンロード要求情報、ユーザの操作に応じたガチャの抽せん要求、クエスト実行要求、アカウント情報などが挙げられる。情報処理手段231が送信する主なデータとしては、ゲームプログラムをゲーム装置5が受信したことを確認するための情報、ガチャにて得られたゲーム媒体に関する情報などが挙げられる。
ここで、ゲーム媒体とは、ゲームに関する要素を表した電子データであって、プレイヤキャラクタとして使用するキャラクタの名称、プレイヤキャラクタが仮想ゲーム空間内にて使用するアイテム(武器、防具、道具)などが含まれる。ユーザは、ゲーム媒体を、課金による直接購入やクエストクリアの他、ガチャと呼ばれる抽せん方法によって入手することができる。入手したゲーム媒体は、そのゲーム媒体を所有することとなったユーザの識別情報と対応づけて、ユーザDB221に記憶され管理される。
情報処理手段231は、ネットワークインターフェース21を介してゲーム装置5から受信したユーザによる課金の要求(以下、単に「課金の要求」ともいう)に基づき、当該課金を決済するための処理(以下、「決済処理」という)を実行する。
-照合手段―
照合手段232は、ゲーム装置5から受信したユーザの識別情報を用いて、ユーザアカウントの認証を行う。
<ゲーム装置5の構成>
ゲーム装置5には、ディスプレイ61、スピーカ62およびタッチパッド63が外部接続または内蔵される。また、ゲーム装置5は、ネットワークインターフェース51、グラフィック処理部52、オーディオ処理部53、操作部54、記憶部55および制御部56を有する。ネットワークインターフェース51、グラフィック処理部52、オーディオ処理部53、操作部54および記憶部55は、バス59を介して制御部56と電気的に接続されている。
ネットワークインターフェース51は、ゲーム装置5とサーバ装置2との間で各種データを送受信するために、通信ネットワーク6に通信可能に接続される。
グラフィック処理部52は、制御部56から出力されるゲーム画像情報に従って、キャラクタおよび仮想ゲーム空間に関する各種オブジェクトを含むゲーム画像を、動画形式で描画する。グラフィック処理部52は、例えば液晶型であるディスプレイ61と接続されており、動画形式に描画されたゲーム画像は、ゲーム画面としてディスプレイ61上に表示される。
オーディオ処理部53は、スピーカ62と接続され、制御部56の指示に従ってゲーム音声を再生および合成すると、これをスピーカ62から出力させる。
操作部54は、タッチパッド63と接続され、操作入力に関するデータをタッチパッド63との間で送受信する。ユーザは、タッチパッド63をタッチすることで、ゲーム装置5に操作信号を入力する。
記憶部55は、HDD、SSD、RAMおよびROMなどで構成される。記憶部55には、サーバ装置2からダウンロードしたゲームデータ、ゲームプログラムの一部を含む各種プログラム、自装置5のアカウント情報などが格納されている。
制御部56は、CPUおよび半導体メモリを含むマイクロコンピュータで構成され、自装置5の動作を制御する。
制御部56は、各種プログラムを実行することにより、通信手段561、ゲーム実行手段562、音声制御手段563、課金受付手段564、表示手段565、上限額設定手段566、判定手段567、推定手段568、ヘルプ手段569として機能する。
―通信手段561―
通信手段561は、ネットワークインターフェース51を介してサーバ装置2との通信を行う機能である。
通信手段561は、操作部54がタッチパッド63から受信した各種操作信号に応じて、サーバ装置2が把握可能な情報を生成して送信する。例えば、通信手段561は、アカウント情報、新たなゲームデータのダウンロード要求情報、ガチャ実行要求、クエスト実行要求などを、サーバ装置2に送信する。また、通信手段561は、ダウンロード要求情報に応じてサーバ装置2から送られてきた新たなゲームデータ、抽せん処理により選択されたゲーム媒体に関する情報などを、サーバ装置2から受信する。
―ゲーム実行手段-
ゲーム実行手段562は、自装置5のユーザによるタッチパッド63の操作に従って、ゲームデータに含まれる仮想ゲーム空間オブジェクトおよびテクスチャなどのデータを記憶部55から読み出すかまたはサーバ装置2から受信したデータを用いて、ゲームプログラムを実行する。
そして、ゲーム実行手段562は、ゲーム画像上に、自装置5のユーザの操作に従ってキャラクタを配置させ、そのユーザの操作およびゲームの進行状況に応じて仮想ゲーム空間におけるキャラクタの行動を制御する。例えば、ゲーム実行手段562は、ユーザのタッチパッド63を介した操作に応じて、ゲームにおいてクエストを実行させる。また、ゲーム実行手段562は、ユーザのタッチパッド63を介した操作に応じて、ユーザにより選択されたアイテムをプレイヤキャラクタに使用させる。
―音声制御手段-
音声制御手段563は、ゲームの実行にあたり、自装置5のユーザの操作などに応じてスピーカ62の音声出力制御を行う。
-課金受付手段-
課金受付手段564は、タッチパッド63および操作部54を介して、課金の要求を受け付ける。課金受付手段564は、例えば、アイテムを購入するための画面に対するユーザの操作に応じて、課金の要求を受け付ける。ここで「アイテムを購入するための画面に対するユーザの操作」とは、特定のアイテムを購入するための購入ボタンを押下することである。また、ここで「課金」とは、例えば、ゲームをプレイする、ゲーム媒体を得る、またはガチャを引くなどの目的のために、ユーザがその対価を支払うことである。
課金受付手段564は、一定期間における課金の総額がその期間における上限額を超えないように、課金の要求を受け付ける。なお、本実施形態では、「一定期間」を一か月とする例を説明するが、これに限る趣旨ではない。
課金受付手段564は、課金の要求に基づき一定期間におけるユーザによる課金の総額が上限額を超えないと判定した場合は、当該課金の要求を許可する。課金受付手段564は、課金の要求を許可すると、当該課金の要求に基づき課金をするための処理(以下、「課金処理」という)を実行する。具体的には、課金受付手段564は、ユーザから受け付けた課金の要求を、ネットワークインターフェース51を介してサーバ装置2に送信する。そして、サーバ装置2は、課金の要求を受信すると、これに基づき決済処理を実行する。一方、課金受付手段564は、課金の要求に基づきユーザによる課金の総額が上限額を超えると判定した場合は、受け付けた課金の要求を拒否する。課金受付手段564が課金の要求を拒否する際、後述の表示手段565が、図5に示す課金エラーダイアログ630を表示させる。
課金受付手段564は、例えば、第2期間における課金の総額が第1上限額を超える場合であって、年齢確認ダイアログが表示されたことに応じて上限額が第2上限額に更新されない場合には、第1上限額を超える課金の要求を拒否する。
「年齢確認ダイアログ」とは、一定期間における上限額に関する選択を受け付けるダイアログである。また、年齢確認ダイアログは、上限額を設定するためにユーザに対して該当する年齢または年齢層を確認するダイアログでもある。ここで「上限額に関する選択」とは、例えば、上限額に関連付けられたユーザの年齢または年齢層の選択である。この構成によれば、年齢確認ダイアログは、ユーザに自身の年齢または年齢層を選択させることで、その年齢に見合った課金の上限額を選択させることができる。なお、ダイアログは、表示手段565が表示させる画面(以下、「表示画面」という)の一態様である。
年齢確認ダイアログでは、例えば、ユーザによる自身の年齢の選択を上限額に関する選択として受け付ける。そして、後述の上限額設定手段566が、年齢確認ダイアログが受け付けたユーザの年齢に応じて、一定期間内における上限額を設定する。
「第1上限額」とは、第1期間におけるユーザによる課金の総額の上限額である。また、「第2上限額」とは、第1上限額とは異なる上限額である。第2上限額は、第2期間において後述の上限額設定手段566により上限額を第1上限額から更新設定されたものである。ここで「第2期間」とは、第1期間が経過した後の期間である。
課金受付手段564は、第2期間における課金の総額が第1上限額を超える場合であって、年齢確認ダイアログが表示されたことに応じて上限額が第2上限額に更新される場合には、第1上限額を超える課金の要求を許可するとともに、第2上限額を超える課金の要求を拒否する。このような構成によれば、課金受付手段564は、年齢確認ダイアログで更新した第2上限額をもって課金を制限することができる。
―表示手段-
表示手段565は、ゲームの実行にあたり、自装置5のユーザの操作などに応じてディスプレイ61の表示出力制御を行う。具体的には、まず、表示手段565は、2次元または3次元のゲーム画像情報を生成する。次いで、表示手段565は、生成したゲーム画像情報をグラフィック処理部52によって処理させる。そして、表示手段565は、ディスプレイ61に処理後のゲーム画像を逐次表示する。
表示手段565は、ディスプレイ61に年齢確認ダイアログを表示させる。また、表示手段565は、例えば、表示画面の言語が上限額を適用させる国の言語と異なる場合、ディスプレイ61に年齢確認ダイアログを表示させない。
課金受付手段564が第2期間において課金の要求を受け付け、第2期間における課金の総額が第1上限額を超える場合、表示手段565は年齢確認ダイアログ表示させる。一方、課金受付手段564が第2期間において課金の要求を受け付け、第2期間における課金の総額が第1上限額を超えない場合、表示手段565は年齢確認ダイアログ表示させない。
上記構成によれば、表示手段565は、第2期間においてユーザが課金を要求した際に、第1上限額を超える場合に限定して年齢確認ダイアログを表示させる。このため、表示手段565は、課金を要求する度に年齢確認ダイアログが毎回表示される煩わしさを解消することができる。したがって、表示手段565は、ユーザの操作性を改善できる。
第2期間において表示される年齢確認ダイアログは、例えば、第1上限額以下の上限額に関する選択が不能であることを識別可能である。
上記構成によれば、年齢確認ダイアログは、第1上限以下の上限額に関する選択ができないことをユーザに認識させることができる。すなわち、上記構成によれば、年齢確認ダイアログは、例えば、現状のユーザの年齢層以下の年齢層の選択ができないことをユーザに認識させることができる。このため、上記構成によれば、年齢確認ダイアログは、ユーザによる上限額に関する選択において視認性を向上させることができる。
表示手段565は、例えば、第2期間における課金の総額が上限額を超える場合であって、年齢確認ダイアログが表示されたことに応じて上限額が更新されない場合には、第2期間中における上限額の変更が不能である旨を表示する。
上記構成によれば、表示手段565は、上限額が更新されない場合、すなわち上限額の変更が不能であることをユーザに認識させることができる。
-上限額設定手段-
上限額設定手段566は、年齢確認ダイアログに対するユーザによる操作に応じて、上限額を設定する。
まず前提として、予めユーザの年齢層と上限額とを関連付けて記憶部55に記憶させておく。上限額設定手段566は、記憶部55を参照して、年齢確認ダイアログに対するユーザによる操作で選択された年齢層に応じて上限額を判定する。次いで、上限額設定手段566は、判定した上限額をユーザDB221に登録させるための要求を、ネットワークインターフェース51を介してサーバ装置2に送信する。そして、サーバ装置2は、上記要求を受信すると、上記上限額と上記ユーザの識別番号とを対応付けてユーザDB221に登録する。
上限額設定手段566は、例えば、第2期間における課金の総額が第1上限額を超える場合であって、年齢確認ダイアログが表示されたことに応じて上限額を第2上限額に更新する場合には、第2期間における上限額の更なる変更を不能とする。
上記構成によれば、上限額設定手段566は、第2期間における上限額の変更を一度に限定することができる。上限額を頻繁に変更することを許容してしまうと、ユーザに対して課金を制限する上限額の機能を妨げることになる。このため、上記構成によれば、上限額設定手段566は、上限額の変更を一度に限定することで上限額の機能を妨げずに上限額の更新設定を行うことができる。さらに、ユーザの年齢に応じた上限額に関していえば、年齢は1年に1回/一か月に0~1回と頻繁に変わるものではなく上限額もそれに応じた変更頻度のみ許容することで、上限額の更新設定をより単純化することができる。
<表示処理および上限額設定処理>
ここで図2~6を用いて、表示手段565および上限額設定手段566の処理の例について具体的に説明する。図2および図6は、年齢確認ダイアログの一例を示す図である。また図3は、最終確認ダイアログの一例を示す図である。また図4は、詳細ダイアログの一例を示す図である。また図5は、課金エラーダイアログの一例を示す図である。
本例では、第1期間を「N月」とし、第2期間を第1期間の次の月である「N+1月」とする。
N+1月において課金受付手段564がユーザによる課金の要求を受け付け、N+1月における課金の総額が第1上限額を超える場合、図2に示すように、表示手段565は、年齢確認ダイアログ600を表示させる。年齢確認ダイアログ600は、ユーザによる年齢の選択を受け付ける選択領域601と、閉じるボタン602と、詳細ダイアログ620を表示するための詳細表示ボタン603と、リンク表示領域604と、を含む。
選択領域601には、ユーザの年齢層ごとの選択ボタン601a~601cが設けられている。具体的には、選択領域601は、15歳未満を選択するための第1選択ボタン601aと、16歳以上19歳未満を選択するための第2選択ボタン601bと、20歳以上を選択するための第3選択ボタン601cと、をリスト表示する。
例えば、N+1月において選択ボタン601a~601cのうち第2選択ボタン601bがユーザにより押下されると、年齢確認ダイアログ600はユーザの年齢層を16歳以上19歳未満と受け付ける。表示手段565は、年齢確認ダイアログ600でユーザの年齢層を受け付けると、年齢確認ダイアログ600を閉じて図3に示す最終確認ダイアログ610を表示させる。
閉じるボタン602が選択されると、表示手段565は年齢確認ダイアログ600を閉じる。そして、年齢確認ダイアログ600が閉じられると、課金受付手段564は課金の要求を拒否する。
詳細表示ボタン603が選択されると、表示手段565は図4に示す詳細ダイアログ620を表示させる。
リンク表示領域604は、テキスト「利用規約はこちら」を表示する。このテキストには、利用規約ダイアログ(不図示)を表示させるためのリンクが貼られている。利用規約ダイアログは、ゲームの利用規約を表示するダイアログである。また、この「利用規約」には、課金の制限、特に課金の年齢制限に関する規約が含まれている。
図3に示すように、表示手段565は、年齢確認ダイアログ600がユーザの年齢層を受け付けると、最終確認ダイアログ610を表示させる。最終確認ダイアログ610は、ユーザに対して選択した年齢層でよいか最終確認するダイアログである。最終確認ダイアログ610は、注意表示領域611と、実行ボタン612と、キャンセルボタン613と、閉じるボタン614と、を含む。
注意表示領域611は、上限額を更新設定する際の注意事項としてN+1月における上限額の更なる変更を不能とする旨を表示する。換言すれば、注意表示領域611は、N+1月において上限額が一度更新設定されるとN+1月では上限額を再度更新できない旨を表示する。注意表示領域611は、例えば、「一度登録すると、翌月以降に年齢確認が表示されるまで変更できません」と表示する。ここで「翌月」とは、N+2月のことである。
実行ボタン612が選択されると、上限額設定手段566は、年齢確認ダイアログ600で受け付けたユーザ年齢層に応じた第2上限額「20,000円」を判定する。そして上限額設定手段566は、N+1月における上限額をこの判定した第2上限額に更新設定する。
上限額設定手段566がN+1月における上限額を更新設定すると、課金受付手段564は、N+1月における課金の総額がこの上限額を超えるか否か判定する。具体的には、課金受付手段564は、課金の要求を受け付けるまでのユーザの課金の累計額と、今回要求する課金の額と、を合計した課金の総額が、N+1月における上限額20,000円を超えるか否か判定する。
課金受付手段564は、N+1月におけるユーザによる課金の総額が上限額20,000円を超えないと判定した場合は、受け付けた課金の要求を、ネットワークインターフェース51を介してサーバ装置2に送信する。そして、サーバ装置2は、課金の要求を受信すると、この課金の要求に基づき決済処理を実行する。一方、課金受付手段564は、ユーザによる課金の総額が上限額20,000円を超えると判定した場合は、受け付けた課金の要求を拒否する。課金受付手段564が課金の要求を拒否する際、表示手段565は図5に示す課金エラーダイアログ630を表示させる。
キャンセルボタン613または閉じるボタン614が選択されると、表示手段565は、最終確認ダイアログ610を閉じる。そしてこれらのボタンにより最終確認ダイアログ610が閉じられると、課金受付手段564は、受け付けた課金の要求を拒否する。
図4に示すように、詳細ダイアログ620は、年齢確認ダイアログ600に表示されている情報よりも詳細な、課金に関する情報を表示する。詳細ダイアログ620は、説明表示領域621と、案内表示領域622と、リンク表示領域623と、閉じるボタン624と、を含む。
説明表示領域621は、年齢確認ダイアログ600に関する説明を表示する。また、案内表示領域622は、ユーザ年齢が変わった場合には翌月以降に上限額が変更できる旨の案内を表示する。リンク表示領域623は、利用規約ダイアログを表示させるためのリンクが貼られたテキスト「利用規約はこちら」を表示する。
表示手段565は、閉じるボタン624が選択されると、詳細ダイアログ620を閉じる。そして詳細ダイアログ620を閉じると、表示手段565は、年齢確認ダイアログ600に表示を戻す。
図5に示すように、課金エラーダイアログ630は、課金不能の表示領域631と、変更不能の表示領域632と、OKボタン633と、閉じるボタン634と、を含む。
課金不能の表示領域631は、N+1月における課金の総額が上限額を超えるため更なる課金が不能である旨を表示する。課金不能の表示領域631は、例えば「アイテムの購入金額が今月の上限額を超えるため、誠に申し訳ございませんが、ご購入いただくことができません」と表示させる。
変更不能の表示領域632は、N+1月における課金の総額が上限額を超える場合であって、年齢確認ダイアログ600が表示されたことに応じて上限額が更新されない場合には、N+1月中における上限額の変更が不能である旨を表示する。換言すれば、変更不能の表示領域632は、年齢確認ダイアログ600において上限額を更新設定できなかった場合には、上記上限額の変更が不能である旨を表示する。一方、変更不能の表示領域632は、年齢確認ダイアログ600において上限額を更新設定ができた場合には、上記上限額の変更が不能である旨は表示しない。変更不能の表示領域632は、例えば、「今月は既に上限額を更新登録しているため、上限額を変更できません」と表示する。
図6に示すように、年齢確認ダイアログ600の選択領域601は、上記のとおりN+1月において上限額を第2上限額に更新しN+2月において課金の総額が第2上限額を超える場合には、第2上限額を下回る上限額に関する選択が不能であることを識別可能に表示する。具体的には、選択領域601は、上記のような場合には、第2上限額を下回る上限額、すなわち、20,0000円を下回る上限額5,000円である15歳未満を選択するための第1選択ボタン601aをグレーアウトにする。
―判定手段-
図3に戻って説明を続ける。判定手段567は、課金受付手段564が受け付けた課金の要求に基づき、ユーザが使用する通貨の種類を判定する。判定手段567は、例えば、課金をクレジットカード決済で行うようユーザから要求された場合、そのクレジットカードの支払通貨の種類が「円」であればユーザが使用する通貨の種類を「円」と判定する。
―推定手段-
推定手段568は、判定手段567により判定された通貨の種類に基づき、ユーザがゲームプログラムを使用する国を推定する。推定手段568は、例えば、判定手段567により判定された通貨の種類が「円」の場合、ユーザがゲームプログラムを使用する国を「日本」と推定する。
-ヘルプ手段-
ヘルプ手段569は、表示画面の言語に関する国、または推定手段568により推定された国が上限額を適用させる国である場合、上限額に関する所定の処理を実行する。ここで「上限額に関する所定の処理」とは、例えば、図4に示すリンク表示領域623にテキスト「利用規約はこちら」を表示させ、またこのテキストに利用規約ダイアログを表示させるリンクを貼る処理である。
ヘルプ手段569は、例えば、表示画面の言語が「日本語」でその言語の国を「日本」とする場合であって、日本が上限額を適用させる国である場合には、リンク表示領域623のテキスト「利用規約はこちら」を表示させ、日本語版の利用規約ダイアログを表示させるリンクを貼る処理を実行する。
ヘルプ手段569は、上記推定された国が上限額を適用させる国の場合であって、表画面の言語が上限額を適用させる国の言語と異なる場合には、上限額に関する表示にガイドする。ここで「ガイドする」とは、表示手段565が表示させる表示画面に利用規約ダイアログに案内するテキストを表示させ、さらに利用規約ダイアログを表示させるためのリンクをこのテキストに貼ることである。
ヘルプ手段569は、例えば、上記推定された国が「日本」で上限額を適用させる国の場合であって、上記画面の言語が「英語」で上限額を適用させる国の言語ではない場合には、アイテムを購入するための英語の画面にテキスト「Terms of Service(Click here)」を表示させ、このテキストに日本語版の利用規約ダイアログを表示させるリンクを貼る。
例えば、英語が上限額を適用させる国の言語ではない場合、英語版のゲームプログラムを日本で使用しているユーザに対して年齢確認ダイアログは表示されない。しかしながら、日本でゲームプログラムを使用している以上、日本は上限額を適用させる国であるため、日本語版でも英語版でも上限額内で課金をさせることが望ましい。上記構成によれば、課金に使用された通貨の種類に基づきゲームプログラムを使用する国が日本と推定されれば、利用規約ダイアログを表示させるようガイドすることができる。したがって、上記のような日本でプレイしているにも関わらず英語版のゲームプログラムを使用している場合でも、上記構成によれば、ユーザに課金の制限に関する利用規約を認識させることができる。
<ゲームシステム1の動作の流れ>
図7~9を用いて、課金の要求の受け付け処理から課金処理までの流れについて説明する。
図7は、第1期間における課金の要求の受け付け処理から課金処理までの流れを示すフローチャートである。
図7に示すように、第1期間において、まず、ゲーム装置5の課金受付手段564は、ユーザによる課金の要求を受け付ける(ステップst1)。
次いで、表示手段565は、ディスプレイ61に年齢確認ダイアログを表示させる(ステップst2)。
次いで、年齢確認ダイアログは、第1期間における上限額に関する選択を受け付ける(ステップst3)。
次いで、上限額設定手段566は、年齢確認ダイアログに対するユーザによる操作に応じて、上限額を第1上限額に設定する(ステップst4)。
次いで、第1期間における課金の総額が第1上限額を超えない場合(ステップst5のNo)、課金受付手段564は課金処理を実行する(ステップst6)。
第1期間における課金の総額が第1上限額を超える場合(ステップst5のNo)、課金受付手段564は課金の要求を拒否する(ステップst7)。
図8は、第2期間における課金の要求の受付処理から課金処理までの流れを示すフローチャートである。
図8に示すように、第2期間において、まず、ゲーム装置5の課金受付手段564は、ユーザによる課金の要求を受け付ける(ステップst10)。
次いで、第2期間における課金の総額が上限額を超える場合(ステップst11のYes)であって、第2期間において上限額が第2上限額に更新されていない場合(ステップst12のNo)、表示手段565はディスプレイ61に年齢確認ダイアログを表示させる(ステップst13)。
例えば、第2期間においてはじめてユーザから課金の要求を課金受付手段564が受け付けた場合、第1期間に引き続いて上限額には第1上限額が設定されている。このため、第2期間における課金の総額が第1上限額を超える場合(ステップst11のYes)であって、第2期間において上限額が第1上限額から第2上限額に更新されていない場合(ステップst12のNo)には、表示手段565はディスプレイ61に年齢確認ダイアログを表示させる(ステップst13)。
次いで、年齢確認ダイアログは、第2期間における上限額に関する選択を受け付ける(ステップst14)。
次いで、上限額設定手段566は、年齢確認ダイアログに対するユーザによる操作に応じて、上限額を第2上限額に更新設定する(ステップst15)。上限額設定手段566が上限額を更新設定すると、フローチャートのステップst11の前に戻る。
他方、第2期間における課金の総額が上限額を超える場合(ステップst11のYes)であって、第2期間において上限額が第2上限額に既に更新された場合(ステップst12のNo)、課金受付手段564は、課金の要求を拒否する(ステップst17)
例えば、第2期間における課金の総額が第1上限額を超える場合であって、第2期間において上限額が第1上限額から第2上限額に更新された場合(ステップst12のNo)、上限額設定手段566において更なる変更が不能なため、課金受付手段564は、第2上限額を超える課金の要求を拒否する(ステップst17)。
他方、第2期間における課金の総額が上限額を超えない場合(ステップst11のNo)、課金受付手段564は課金処理を実行する(ステップst16)。
例えば、第2期間における課金の総額が第1上限額を超える場合であって、第2期間において上限額が第1上限額から第2上限額に更新された場合には、課金受付手段564は第2上限額を超えない範囲で第1上限額を超える課金の要求を許可し、課金処理を実行する。
以上をまとめると、ゲーム装置5の制御部56(コンピュータ)を、ユーザによる課金の要求を受け付ける課金受付手段564と、一定期間における課金の総額の上限額に関する選択を受け付ける表示画面(年齢確認ダイアログ600)を表示させる表示手段565と、表示画面に対するユーザによる操作に応じて、上限額を設定する上限額設定手段566と、して機能させるものであって、上限額設定手段566は、第1期間におけるユーザによる課金の総額の第1上限額を設定し、第1期間が経過した後の第2期間において課金受付手段が要求を受け付け、第2期間における課金の総額が第1上限額を超える場合、表示手段565は表示画面を表示させる一方で、第2期間における課金の総額が第1上限額を超えない場合、表示手段565は表示画面を表示させない。
<効果>
本実施形態によれば、第2期間においてユーザが課金を要求した際に、第1上限額を超える場合に限定して年齢確認ダイアログを表示させる。このため、本実施形態によれば、課金を要求する度に年齢確認ダイアログが毎回表示される煩わしさを解消することができる。したがって、本実施形態によれば、ユーザの操作性を改善できる。
[変形例]
なお、本発明を上記実施形態に基づいて説明してきたが、本発明は、上記実施形態に限定されない。以下のような場合も本発明に含まれる。
[第1変形例]
上記実施形態では、第2期間において表示される年齢確認ダイアログは、第2上限額を下回る上限額に関する選択が不能であることを識別可能である例示をしたが、これに限定されない。第2期間において表示される年齢確認ダイアログは、第2上限額と等しい上限額に関する選択が不能であることを識別可能であってもよい。この構成によれば、年齢確認ダイアログは、有効な選択肢に絞れるため課金の制限に関する操作をより単純化することができる。
[第2変形例]
課金には、例えば、サブスクリプション方式でゲームを利用する際の、利用期間に応じた利用料の支払いを含めてもよい。すなわち、課金の総額は、一定期間におけるこの利用料を含めて累計されてもよい。
[第3変形例]
課金受付手段564は、例えば、第1期間における課金の総額が上限額を超える場合であって、年齢確認ダイアログが表示されたことに応じて上限額が第1上限額に更新されない場合には、上限額を超える課金の要求を拒否してもよい。なお、この「上限額」には初期値が設定されているものとし、取りうる上限額のうち最も低い上限額(図2の例でいえば、一番下の15歳未満/月額5,000円)の値を初期値とする。以下、同じとする。
課金受付手段564は、例えば、第1期間における課金の総額が上限額を超える場合であって、年齢確認ダイアログが表示されたことに応じて上限額が第1上限額に更新される場合には、第1上限額を超える課金の要求を拒否してもよい。この構成によれば、課金受付手段564は、更新した第1上限額をもって課金を制限することができる。
[第4変形例]
表示手段565は、例えば、第1期間における課金の総額が上限額を超える場合であって、年齢確認ダイアログが表示されたことに応じて上限額が更新されない場合には、第1期間中における上限額の変更が不能である旨を表示させてもよい。
上記構成によれば、表示手段565は、上限額が第1上限額に更新されない場合、すなわち上限額の変更が不能であることをユーザに認識させることができる。
[第5変形例]
上限額設定手段566は、第1期間における課金の総額が上限額を超える場合であって、年齢確認ダイアログが表示されたことに応じて上限額を第1上限額に更新する場合には、第1期間における上限額の更なる変更を不能としてもよい。
上記構成によれば、上限額設定手段566は、第1期間における上限額の変更を一度に限定することができる。上限額を頻繁に変更することを許容してしまうと、ユーザに対して課金を制限する上限額の機能を妨げることになる。このため、上記構成によれば、上限額設定手段566は、上限額の変更を一度に限定することで上限額の機能を妨げずに上限額の更新設定を行うことができる。さらに、ユーザの年齢に応じた上限額に関していえば、年齢は1年に1回/一か月に0~1回と頻繁に変わるものではなく上限額もそれに応じた変更頻度のみ許容することで、上限額の更新設定をより単純化することができる。
[第6変形例]
上記実施形態では、ヘルプ手段569の所定の処理について、日本語版の利用規約ダイアログへのリンクを貼る処理を例示したが、これに限定されない。ヘルプ手段569は、例えば、表示画面の言語が上限額を適用させる国の言語と異なる場合には表示手段565はディスプレイ61に年齢確認ダイアログを表示させない仕様としていても、所定条件を満たした場合には表示させるようにしてもよい。ここで「所定条件」とは、例えば、上記実施形態および変形例1~5で例示した年齢確認ダイアログを表示させるための条件であってもよい。
ヘルプ手段569の所定の処理として、例えば、上記リンクは貼らずに、表示手段565に日本語版の利用規約を確認するよう警告するアラート表示をさせてもよい。
所定の処理の他の例として、ヘルプ手段569は、表示手段565に為替に関する情報に注意するよう警告するアラート表示をさせてもよい。ここでいう「為替に関する情報に注意する」とは、例えば、円安・円高に応じて課金するタイミングは大丈夫かどうかユーザに問うことであってもよい。
[他の実施形態]
上記実施形態において説明した各種制御手段および処理手順は一例であり、本発明、その適用物、またはその用途の範囲を制限することを意図するものではない。各種制御手段および処理手順は、本発明の要旨を変更しない範囲で適宜設計変更が可能である。
上記実施形態では、ゲーム装置5がスマートフォンである場合を例示したが、ゲーム装置5は、ゲームセンターなどに提供されるアミューズメント機器であってもよい。
ゲームは、アクションゲーム、シューティングゲーム、ロールプレイングゲーム、シミュレーションゲーム、ボードゲーム、およびパズルゲームなどであってもよく、様々な種類のゲームに適用することができる。
上記実施形態では、オブジェクトがプレイヤキャラクタである場合を例示したが、これに限定されない。例えば、オブジェクトは、仮想ゲーム空間内で使用されるカードやアイテム(武器、防具などの装備品)などであることができる。
上記実施形態では、課金受付機能、表示機能、上限額設定機能、判定機能、推定機能、確定機能およびヘルプ機能が、ゲームシステムにて用いられる場合を説明したが、これらの機能の用途は、これに限定されない。これらの機能は、例えば、そのシステムの少なくとも一部をユーザが利用するにあたって課金が必要となるシステムなど、ゲームシステム以外の情報処理システムに利用されてもよい。
上記実施形態では、サーバ装置2および複数のゲーム装置5が一体となってゲームプログラムを機能させる場合を例示したが、これに限定されない。ゲームプログラムのすべての手段、すなわち、課金受付手段、表示手段、上限額設定手段、判定手段、推定手段、確定手段およびヘルプ手段などが、サーバ装置単体、ゲーム装置5単体、サーバ装置およびゲーム装置5とは別の通信端末単体、これらのうち組み合わせられる2つの装置、に備えられていてもよい。また、サーバ装置、ゲーム装置、通信端末を一体となって機能させる場合、どの手段をどの装置にて機能させるかも、適宜変更が可能である。
これらの他の実施形態を採用した場合においても、本実施形態の作用効果は発揮される。また、本実施形態と他の実施形態、および他の実施形態同士を適宜組み合わせることも可能である。
1 ゲームシステム
2 サーバ装置
5 ゲーム装置
56 制御部
564 課金受付手段
565 表示手段
566 上限額設定手段
567 判定手段
568 推定手段
569 ヘルプ手段
600 年齢確認ダイアログ

Claims (10)

  1. コンピュータを、
    ユーザによる課金の要求を受け付ける課金受付手段と、
    一定期間における前記課金の総額の上限額に関する選択を受け付ける表示画面を表示させる表示手段と、
    前記表示画面に対する前記ユーザによる操作に応じて、前記上限額を設定する上限額設定手段と、して機能させ、
    前記上限額設定手段は、第1期間における前記ユーザによる課金の総額の第1上限額を設定し、
    前記第1期間において、前記課金受付手段が前記要求を受け付け、前記第1期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超える場合、前記表示手段は前記表示画面を表示させず、前記課金受付手段は前記第1上限額を超える課金の要求を拒否し、
    前記第1期間が経過した後の第2期間において前記課金受付手段が前記要求を受け付け、前記第2期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超える場合、前記表示手段は前記表示画面を表示させる一方で、前記第2期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超えない場合、前記表示手段は前記表示画面を表示させない、
    プログラム。
  2. 前記第2期間において表示される前記表示画面は、前記第1上限額以下の前記上限額に関する選択が不能であることを識別可能である、
    請求項1に記載のプログラム。
  3. 前記課金受付手段は、
    前記第2期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超える場合であって、前記表示画面が表示されたことに応じて前記上限額が第2上限額に更新されない場合には、前記第1上限額を超える課金の要求を拒否し、
    前記第2期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超える場合であって、前記表示画面が表示されたことに応じて前記上限額が第2上限額に更新される場合には、前記第1上限額を超える課金の要求を許可するとともに、前記第2上限額を超える課金の要求を拒否する、
    請求項1または2に記載のプログラム。
  4. 前記表示手段は、前記第2期間における前記課金の総額が前記上限額を超える場合であって、前記表示画面が表示されたことに応じて前記上限額が更新されない場合には、前記第2期間中における前記上限額の変更が不能である旨を表示させる、
    請求項1から3のいずれか一項に記載のプログラム。
  5. 前記上限額設定手段は、前記第2期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超える場合であって、前記表示画面が表示されたことに応じて前記上限額を第2上限額に更新する場合には、前記第2期間における前記上限額の更なる変更を不能とする、
    請求項1から4のいずれか一項に記載のプログラム。
  6. 前記上限額に関する選択は、前記上限額に関連付けられた前記ユーザの年齢または年齢層の選択である、
    請求項1から5のいずれか一項に記載のプログラム。
  7. コンピュータを、
    前記課金受付手段が受け付けた課金の要求に基づき、前記ユーザが使用する通貨の種類を判定する判定手段と、
    前記通貨の種類に基づき、前記ユーザが前記プログラムを使用する国を推定する推定手段と、
    前記表示手段が表示させる画面の言語に関する国、または前記推定された国が、前記上限額を適用させる国である場合、前記上限額に関する所定の処理を実行するヘルプ手段と、してさらに機能させる、
    請求項1から6のいずれか一項に記載のプログラム。
  8. 前記ヘルプ手段は、前記推定された国が前記上限額を適用させる国の場合であって、前記画面の言語が前記上限額を適用させる国の言語と異なる場合には、前記上限額に関する表示にガイドする、
    請求項7に記載のプログラム。
  9. ユーザによる課金の要求を受け付ける課金受付部と、
    一定期間における前記課金の総額の上限額に関する選択を受け付ける表示画面を表示させる表示部と、
    前記表示画面に対する前記ユーザによる操作に応じて、前記上限額を設定する上限額設定部と、を備え、
    前記上限額設定部は、第1期間における前記ユーザによる課金の総額の第1上限額を設定し、
    前記第1期間において、前記課金受付部が前記要求を受け付け、前記第1期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超える場合、前記表示部は前記表示画面を表示させず、前記課金受付部は前記第1上限額を超える課金の要求を拒否し、
    前記第1期間が経過した後の第2期間において前記課金受付部が前記要求を受け付け、前記第2期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超える場合、前記表示部は前記表示画面を表示させる一方で、前記第2期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超えない場合、前記表示部は前記表示画面を表示させない、
    情報処理装置。
  10. ユーザによる課金の要求を受け付ける課金受付ステップと、
    一定期間における前記課金の総額の上限額に関する選択を受け付ける表示画面を表示させる表示ステップと、
    前記表示画面に対する前記ユーザによる操作に応じて、前記上限額を設定する上限額設定ステップと、を実行する制御部を含み、
    前記上限額設定ステップは、第1期間における前記ユーザによる課金の総額の第1上限額を設定し、
    前記第1期間において、前記課金受付ステップが前記要求を受け付け、前記第1期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超える場合、前記表示ステップは前記表示画面を表示させず、前記課金受付ステップは前記第1上限額を超える課金の要求を拒否し、
    前記第1期間が経過した後の第2期間において前記課金受付ステップが前記要求を受け付け、前記第2期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超える場合、前記表示ステップは前記表示画面を表示させる一方で、前記第2期間における前記課金の総額が前記第1上限額を超えない場合、前記表示ステップは前記表示画面を表示させない、
    システム。
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