JP2007264790A - 課金配信制御システム及び課金配信制御方法 - Google Patents

課金配信制御システム及び課金配信制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】コンテンツ配信業者がコンテンツの配信条件及び課金条件の設定及び変更をより柔軟に行い、従来より利用者に適した課金及び配信を行えるようにする。
【解決手段】配信を行うセンタ装置11が利用者の端末装置12だけでなく、配信業者の端末装置13ともネットワーク14を介して接続されており、認証部25で認証した配信業者の端末装置13からネットワーク14を介してコンテンツの配信条件及び課金条件が設定変更可能であるようにする。
【選択図】図1

Description

この発明は、ネットワークを通じてコンテンツを配信するシステムに関し、特に、配信及び課金を行うコンテンツの配信業者がアクセスするセンタ装置の機能に関する。
近年、インターネットなどのネットワークを通じて、配信代行業者が管理するサーバから、利用者の端末装置に音楽や動画などのコンテンツを配信することが行われている。このような配信の際には、著作権を保護し、かつ配信にあたって収益を確保するために、利用者ごとに利用者IDを用いた認証を行い、利用コンテンツや利用回数、利用時間等に応じた課金が行われている。
この課金の仕方次第では、利用者が無制限に使用して支払い能力を超えた課金がされてしまう場合があり、課金になんらかの制限を加えることが一般的に検討されている。例えば、特許文献1では利用回数に応じた課金限度を設定して、限度を超えたらコンテンツの利用が出来なくなるようにするシステムが提案されており、特許文献2では、上限金額を超えた場合にはその上限金額を課金することで課金額の無制限な増加を防ぐシステムが提案されている。
一方で、課金条件が適切でないと、利用者が不満を抱いてしまい、利用されなくなってしまうため、利用者が納得できる課金がなされるようにすることが、システム運用上欠かせない検討課題となっている。それに対する対応としては、例えば特許文献3のシステムのように、利用回数や利用時間に対して一律に課金するのではなく、成果物に応じて課金処理を行うとともに、日時に応じた割引を行うことが提案されている。
特開2001−222336号公報 特開2002−83230号公報 特開2002−116835号公報
しかしながら、これら従来のシステムにおいては、セキュリティの観点から設定の管理を行うのは配信代行業者に限られていた。このため、これらの課金にあたってコンテンツの上記配信業者が、コンテンツの配信を行う配信代行業者にコンテンツごとの基本料金やキャンペーン割引などの割引条件、配信期間及びその延長や短縮といった配信条件の設定を決定、変更する際には、配信代行業者に通知して、配信代行業者により登録してもらい、それを後ほど自分で確認して、配信代行業者から変更完了の通知を受け取るという煩雑な手続を必要としていた。
この煩雑さのために、上記配信業者は配信条件や課金条件を柔軟に変更することが難しく、画一的な基本料金体系や基本課金期間をそのまま適用せざるを得ない状況が多く発生していた。
そこでこの発明は、コンテンツ配信業者がコンテンツの配信条件及び課金条件の設定及び変更をより柔軟に行い、従来より利用者に適した課金及び配信を行えるようにすることを目的とする。
この発明は、利用者の端末装置へのコンテンツの配信において課金できる課金・配信制御システムにおいて
センタ装置が利用者の端末装置だけでなく、配信業者の端末装置ともネットワークを介して接続されており、認証部で認証した配信業者の端末装置からネットワークを介してコンテンツの配信条件及び課金条件が設定変更可能であるシステムとすることにより、上記の課題を解決したのである。
すなわち、配信業者にも認証を行わせることでセキュリティを確保した上で、ネットワーク経由での設定変更を可能にすることで、配信業者が状況に応じて即座に、かつ簡便に配信条件や課金条件を細かく指定することができる方法を実現するシステムとした。
この発明により、配信業者はコンテンツの状況に応じて簡便に配信期間を延長したり短縮したりすることができ、また、配信の申し込みが少ないコンテンツがあった場合など、割引をして申し込み数を増加させたいときにもその要請に即座に応えることができ、配信業者の利便性が向上する。
以下、この発明について図1を用いて詳細に説明する。
この発明は、通信部21,記憶部22、配信部23、利用者情報記憶部24、認証部25、課金部26及びこれらを制御する制御部27を有するセンタ装置11と、利用者の端末装置12とが、ネットワーク14を介して接続されており、センタ装置11と配信業者の端末装置13とがネットワーク14を介して接続されており、かつ、センタ装置11が制御部27に制御される配信業者情報記憶部28を有しており、センタ装置11から利用者の端末装置12へのコンテンツの配信において課金でき、その配信条件及び課金条件を配信業者の端末装置13から設定変更可能である課金・配信制御システムであり、このシステムを用いた課金・配信制御方法である。
上記の通信部21はネットワーク14と通信するものであり、センタ装置11とネットワーク14との通信は、この通信部21を通して行うものである。具体的には一般的な通信機器を用いてよい。この通信部21とネットワーク14との通信速度はできるだけ高速であることが好ましい。また、不正アクセスに対する防御手段を有していると好ましい。
上記の記憶部22とは、センタ装置が配信するコンテンツと、そのコンテンツの課金条件及び配信条件を含むコンテンツ情報とを保存するものである。このコンテンツとは例えば、電子的に再生可能な映像データや音楽データ、現在及び過去のニュースや名簿などの文書データ、サーバ側で動作するデータベース検索サービスなどが挙げられる。また、ブログやソーシャルネットワークサービス、アバターサービス、オンラインゲームサービスなどで用いるスキンデータやアバターパーツデータ、アイテムデータ、さらにはそれらのサービスで提供する有料のオプションサービスなどが挙げられる。
上記の課金条件とは、課金する基準や上限値などをいい、課金する基準としては例えば、読み込み回数あたり、閲覧した日数あたり、又は閲覧時間あたりの従量制や、コンテンツごとに定額の料金を加算する方式などが挙げられる。これらの条件において、計算の基本となる基本料金情報に加えて、割引情報を設定可能項目として含んでいると好ましい。
上記の配信条件とは、上記コンテンツの配信の際の条件をいい、例えば上記コンテンツを配信する開始時期及び終了時期を設定した配信期間や、配信回数の上限値、配信を許可する利用者数の上限値、配信を許可する利用者の制限条件などが挙げられる。
この他上記コンテンツ情報には、さらに、上記配信条件の範囲で、さらに細かく上記課金条件が異なる条件を指定した情報を設けていてもよい。この発明にかかる課金・配信システムは、これらのコンテンツ情報を、上記配信業者が任意に設定可能とする制御方法により実現できる。
上記コンテンツ情報は、対応する上記コンテンツと関連づけしておく必要があり、そのシステムに用いる方法としては例えば、上記コンテンツごとにコンテンツIDを付し、上記コンテンツ情報にそのコンテンツIDを含めておく方法が挙げられる。
具体的には、記憶部22は書き換え可能な大容量の記憶媒体によって実装することができ、例えばハードディスクが挙げられるが、シリコンメモリを用いてもよいし、書き換え可能な光学ディスクを用いてもよい。ただし、高速かつ大容量であることが好ましく、ハードディスクを用いることが最も好ましい。
また、記憶部22としてはこれらを併用してもよく、コンテンツそのものを保存するには、読み取り専用光学ディスクのような読み取り専用記憶媒体を用いてもよい。光学ディスクを使用可能とすることで、記憶部22が有する光学ドライブに、上記配信業者から移送されてきた光学ディスクを挿入することにより、コンテンツの読み取りを可能とすることができる。また、このような光学ドライブを、記憶部22が有するハードディスクなどの高速の記憶媒体に読み込ませるために用いてもよい。
上記記憶部22にコンテンツを保存する方法としては、上記のように光学ディスク等の記憶媒体に保存したデータを物理的に記憶部22に接続して読み込ませる他に、後述するように、配信業者の端末装置13からネットワーク14を介してアップロードできるものであると好ましい。
上記の配信部23とは、記憶部22に保存されたコンテンツを、利用者の端末装置12へ、通信部21及びネットワーク14を介して配信するものである。具体的には、例えば、配信するコンテンツが動画データや音声データである場合に、それらをストリーミング配信する送信プログラム及びそれが確保するメモリ空間が挙げられる。
上記の利用者情報記憶部24とは、コンテンツの利用者ごとに付される利用者IDを含む利用者情報を保存するものである。この利用者IDは、利用者の端末装置12からの利用申込に対して発行される。この利用者IDはパスワードや物理的に頒布されたICカード、指紋認証、静脈認証などのなんらかの個人識別手段と対応して、その利用者IDを用いる利用者を識別できるものであると好ましく、その場合は前記個人識別手段のデータが前記利用者情報に含まれる。その場合、前記利用者情報には、それらの個人識別手段による個人識別データが含まれる。
上記の配信業者情報記憶部28とは、コンテンツの配信業者ごとに付される配信業者IDを含む配信業者情報を保存するものである。この配信業者IDは上記利用者IDと同様になんらかの個人識別手段と対応して、その配信業者IDを用いる配信業者を識別できるものであると好ましい。その場合、前記配信業者情報には、それらの個人識別手段による個人識別データが含まれる。なお、配信業者情報記憶部28には、利用者の課金額のうちの上記配信業者の取り分を振り込むための振込用口座番号などが含まれていてもよい。また、この利用者情報記憶部24と配信業者情報記憶部28とは一体のものであってもよく、上記利用者IDと上記配信業者IDは共通していてもよい。すなわち、この発明にかかるシステムは、ある上記コンテンツの配信業者が、別の上記コンテンツの利用者であってもよい。
前記配信業者IDを配信業者ごとに発行する方法としては、新たな配信業者がコンテンツを配信しようとセンタ装置11に申し込む際に、センタ装置11が配信業者の端末装置13に登録事項の送信を求めて、送信された配信業者の登録事項が、配信業者情報記憶部28や拒否情報記憶部29に記憶された拒否すべき事項を含んでおらず、必要条件を満たしていること、及び前記配信業者IDが重ならないことを制御部27がチェックした上で、自動的に配信業者の端末装置13に配信業者IDとパスワードを送信するといった方法が挙げられる。ここで、配信業者について拒否すべき事項とは、例えば過去に契約上の問題があった配信業者であったり、過去に利用者として料金の不払い等が発生した人物であったりする事実を特定する事項が挙げられる。
上記の認証部25とは、アクセスを認証するものである。すなわち、上記利用者が利用者IDとともに利用者の端末装置12からセンタ装置11にアクセスする際、及び、上記配信業者が配信業者IDとともに配信業者の端末装置13からセンタ装置11にアクセスする際に、それが正規の利用者又は配信業者であるか否かを、利用者情報記憶部24又は配信業者情報記憶部28が保有する利用者情報及び配信業者情報と比較させて判断し、パスワードや静脈模様などの情報が一致すれば、センタ装置11へのアクセスを可能にする許可を与えるものである。
上記の課金部26とは、上記の課金条件に従い、上記コンテンツの配信を受ける上記利用者の上記利用者IDごとに、課金額を計算するものである。
上記の制御部27は、これらの部を適切に制御し、登録、変更、配信、削除等を行うものである。すなわち、上記の配信期間や配信回数等の配信条件に適合した上記コンテンツのみについて配信を許可して、上記利用者の端末装置12に配信可能コンテンツの一覧又はキーワード等による検索結果を表示して選択可能とし、利用者の端末装置12から配信が申し込まれたコンテンツを、記憶部22から呼び出し、配信部23から通信部21へ送信して上記利用者の端末装置12へ配信を行うとともに、配信を受けた利用者の利用者IDごとに、規定された課金額を課金した額を、利用者情報記憶部24に記録された利用者情報中の課金額に追加する。課金された合計額は、決済日に決済した後、0にリセットする。
この発明にかかる課金・配信制御システム及び課金・配信制御方法で用いるセンタ装置11とは、上記の部を有するネットワークサーバにより実現される。それぞれの部は個々の装置及びソフトウェアであってもよいが、一部は共通していてもよく、例えば、記憶部22と利用者情報記憶部24とは単一の記憶装置からなるものでもよいし、配信部23と認証部25と課金部26とは同一のサーバプログラムにより成り立っていてもよい。
上記利用者の端末装置12は、パソコン、ネットワーク対応テレビ、携帯電話など、提供するコンテンツを受信、再生出来るものであればよいが、申し込みの利便性の点から、パソコン又は携帯電話であると好ましい。上記配信業者の端末装置13は、設定変更等を行うためにパソコン又は携帯電話であると好ましく、コンテンツのアップロードを行う場合には、パソコンであることが必要となる。
上記ネットワーク14は、携帯電話キャリアごとの専用の閉域網や、特定のインターネット接続業者やケーブルテレビ提供業者ごとの専用閉塞網だけでなく、インターネット網であってもよい。
この発明にかかる課金・配信制御システムは、コンテンツを配信する上記配信業者が、個々の上記配信業者ごとに付与される業者管理IDによりその配信業者の端末装置13からネットワーク14を介してセンタ装置11にアクセスし、認証部25で認証した上で、その配信業者の端末装置13から、配信するコンテンツの上記課金条件及び配信条件を設定変更可能とする制御方法を用いたシステムである。
この発明にかかる課金・配信制御システムは、上記配信業者が、配信すべきコンテンツを、記憶部22に登録するにあたり、ネットワーク14を介してセンタ装置11の記憶部22にアップロードする方法を使用するものであると、配信したいコンテンツを、物理的なメディアを郵送したりすることによる時間ロスを起こすことなく、提供可能となるので好ましい。また、コンテンツ自体を修正したい場合でも、アップロードによる修正が可能であると、上記配信業者が気づいてすぐに訂正することができるのでより好ましい。そのシステムとして用いる方法は、制御部27がFTP(File Transfer Protocol)サーバであり、上記配信業者の端末装置13から認証部25で認証した後に、配信すべき上記コンテンツのファイルをFTP送信することによりアップロードする方法や、サーバであるセンタ装置11のwebページ情報表示部30から配信され、上記配信業者の端末装置13の表示部に表示される上記のwebページによりアップロードを行う方法が挙げられる。この場合、センタ装置11から配信されるwebページには、HTTP(HyperText Transfer Protocol)プロトコルにより、配信すべき上記コンテンツのファイルを送信するフォームが設けられる。
なお、上記配信業者が配信すべきコンテンツを記憶部22に登録する別の方法としては、物理的な記録メディアにコンテンツを記録し、郵送、手渡し等でこの発明にかかる課金・配信制御システムを管理する配信代行業者に渡し、その配信代行業者が記憶部22に登録するという方法が挙げられる。ただし、リアルタイムの反映が出来ず、上記配信業者が設定変更を行うまでにタイムラグが生じるため、上記のアップロードによる方法がより好ましい。
この発明にかかる課金・配信制御システムは、上記配信業者が、上記配信業者IDにより認証部25で認証した上記配信業者の端末装置13から、ネットワーク14を介して、上記配信条件及び上記課金条件を設定変更可能とする。その設定変更を行うための変更システムに用いる方法としては、例えば、認証部25での認証を行った後に、サーバであるセンタ装置11のwebページ情報表示部30から配信され、上記配信業者の端末装置13の表示部に表示される図2のようなwebページにアクセスして行う変更システムを用いる方法が挙げられる。この場合は、そのwebページに設けられたフォームを用いてCGI(CommonGatewayInterface)によるシステムや、そのwebページに設けられたAjax(Asynchronous JavaScript + XML)によるシステムにより、センタ装置11の制御部27に指示を送り、記憶部22の上記コンテンツ情報を変更し、登録する。
この発明にかかる課金・配信制御システムは、上記コンテンツの配信が可能である配信期間情報を上記配信条件として含んでいると好ましい。すなわち、記憶部22に記憶されていても、上記配信業者が配信されることを望まない期間は配信を停止しておき、前記配信期間情報に適合したコンテンツ、すなわち配信を行う日が前記配信期間情報に含まれるコンテンツのみが配信されるように、制御部27が配信を制御する方法を用いる。例えば、予めセンタ装置11の記憶部22にコンテンツをアップロードしておいて、配信は不可能にしておき、上記配信業者の都合により、配信を必要とする期間に入ったら配信を可能とする。そして上記配信業者の都合により配信を必要とする期間が終わると、記憶部22にコンテンツのデータが残っていても、配信が行われなくなる。
具体的にはこの処理は以下のようなシステムによる。制御部27は、上記利用者の端末装置12に、配信可能であるコンテンツのリストを提供する際に、上記配信条件の配信期間に該当するコンテンツのみを検索又は判別して提供する。また、直接に配信期間に該当しないコンテンツへの配信要求は、URLの直接指定のようなリストを経由しないアクセスが行われても、配信部23を制御してその配信を遮断する。これは例えばファイルのパーミッションの変更によって実現することができる。
この発明にかかる課金・配信システムで行う課金方法において、上記課金条件が有しうる上記の割引情報としては、例えば、割引申し込み受付期間情報、割引期間情報、割引料金情報などが挙げられる。
上記割引申し込み受付期間情報とは、利用者がコンテンツの配信を申し込んだ日時がその割引申し込み受付期間に該当する場合には、課金する金額を割り引きするよう取り決めた期間の情報をいい、開始時期及び終了時期で定義するか、又は開始時期及び期間の長さで定義する。
上記割引期間情報とは、利用者がコンテンツの配信を受ける日時がその割引期間に該当する場合には、課金する金額を割引するように取り決めた期間の情報をいい、開始時期及び終了時期で定義するか、又は開始時期及び期間の長さで定義する。
上記割引料金情報とは、上記のように割引を行う際に課金する金額をいい、金額によって定義してもよいし、上記基本料金情報に対する割引率で定義してもよい。割引を行う際の課金額はこの割引料金情報に基づいて計算する。
上記割引情報としては、上記の他に、特定された複数のコンテンツについて課金される場合には、それぞれのコンテンツについて単独で課金される額の合計額よりも割引される、一括購入割引情報を有していてもよい。
例えば、上記割引情報として、上記割引申し込み受付期間情報と上記割引期間情報と上記割引料金情報とが設定されている場合、上記利用者の端末装置12から上記センタ装置11にコンテンツ配信の申し込みがされた時期が上記割引申し込み受付期間情報に該当し、かつ上記利用者がコンテンツの配信を実際に受ける期間が上記割引期間情報に該当する場合には、上記割引料金情報に基づいて課金を行い、そうでない場合には上記基本料金情報に基づいて課金を行う。
また、上記割引情報として上記割引申し込み受付期間情報と上記割引料金情報とのみが設定されている場合には、上記利用者の端末装置12から上記センタ装置11にコンテンツ配信の申し込みがされた時期が上記割引申し込み受付期間情報に該当する場合には、上記割引料金情報に基づいて課金を行い、そうでない場合には上記基本料金情報に基づいて課金を行う。
上記配信業者の端末装置13からは、ネットワーク14を通じて、上記の割引情報を任意に変更できるものであると好ましい。これはキャンペーンを急遽行うために上記割引料金情報の割引率を大きくするような、単なる数値の変更に留まらず、計算方法の変更や、上記割引申し込み受付期間情報に加えて上記割引期間情報を新たに設定するといった課金方法の根本的な変更も可能であるとより好ましい。
この発明にかかる課金・配信制御システムは、課金部26が、課金額の上限値を有しており、課金・配信制御方法としては課金額の上限値を設定しておくと好ましい。また、利用者情報記憶部24に記憶される上記利用者情報ごとに課金額の上限値を有していてもよい。この上限値とはすなわち、その値を超える課金を制限する値である。例えば、課金部26が有する上限値を、システムの上記利用者全員に標準で設定される上限値とし、利用者情報記憶部24が有する上限値を、その標準の例外として、高い、又は低い上限値を上記利用者ごとに定める方法が挙げられる。さらに、上記利用者の利用者情報が、一定の年齢以下である場合には上限値を低く設定したり、上記利用者の利用者情報が、この課金・配信システムを長期間に亘って多くの回数利用している信用できる顧客である旨の識別子を付されている場合には、上限値を高く設定したりするといった方法が挙げられる。またこの他に、上記利用者のこれまでのシステム利用履歴や、特定の追加サービスの申し込みなどに応じて上限値を設定変更してもよい。さらに、上記利用者ごとに、課金額と上限値が違う個別の課金体系を設定していてもよい。さらにまた、上記利用者がこの発明にかかるシステムを利用し始めるにあたって、自由に上限値を設定しておけるものでもよい。
上記の課金額の上限値は、コンテンツを提供する上記配信業者ごとに設定されていてもよいが、全ての上記配信業者に対する課金額の合計値に対して課金額を制限する上限値が設定されていると、最終的に上記利用者が支払う課金額が過度に大きくなることを防ぐことができるのでより好ましい。
その処理は以下のようなシステムによる。上記の制御部27は、上記利用者からの申し込みを受けると、上記利用者情報記憶部24に記憶される課金額の合計を参照し、利用者が申し込んだコンテンツによって課金される課金額を、その合計値に加算した値を算出する。この値が、上記の標準で設定される上限値、又はその上記利用者に別途定められた上限値以下である場合には、申し込みを受け付けてコンテンツの配信を許可し、上限値を超過する場合には配信を認めず、上限額を超える課金となる旨のエラーメッセージを上記の利用者の端末装置12へ送信する。この場合、現在の上限値を上方修正して新たにコンテンツの配信を受けることが出来るように、より上限値の高い上記個別の料金体系への契約の更新を行うためのwebページを上記利用者の端末装置12へ送信して、このwebページからセンタ装置11への情報送信により、ネットワーク経由で利用者情報記憶部24の上記利用者情報を変更し、上限値の変更が可能であると、上記利用者がより柔軟な利用ができるのでより好ましい。
この発明にかかる課金・配信システムが有する、上記の設定された上限値の範囲での課金を行う決済システムとしては、例えば、電話料金に合算する決済システムや、クレジットカードにより支払い処理する決済システムが挙げられ、これらの決済システムを上記利用者が選択可能であると好ましい。また、これら以外に、銀行やコンビニエンスストア等の店頭から払い込みする決済システムを併用してもよい。さらに、両方の決済システムを同時利用可能であってもよい。上記の上限値は、これらのシステムごとに課金された額の合計額に対して設定されているものであると、実際に上記利用者が支払う金額が際限なく増加することを防ぐことが出来るので好ましい。
上記の電話料金に合算する決済システムでは、上記利用者情報は上記利用者の契約電話番号を記録していることが必要である。また、上記のクレジットカードにより支払い処理する決済システムでは、上記利用者のクレジットカード番号を記録していることが必要である。これらは利用者情報記憶部24に記録していてもよいが、特にクレジットカード番号は厳重なセキュリティを要するため、これらの番号をセキュリティの高い外部の記憶装置に記録し、利用者情報記憶部24には、その番号を読み出すための識別子のみを記録しておくと、個人情報保護の観点からより好ましい。
上記の課金部26は、上記利用者がコンテンツを配信されるにあたって、どの決済システムで決済するかを選択したのかに応じて、それぞれの決済システムごとに課金する額を記憶部22に記憶されている上記コンテンツ情報と、利用者情報記憶部24に記憶されている上記利用者情報とに基づいて加算していく。また、上記の設定された上限額と、上記の電話料金に合算する決済システムの課金額及び上記のクレジットカードにより支払い処理する決済システムの課金額とを比較し、現在の課金額の合計に、新たに配信をうけることで課金される金額を加算した金額が上限値以下である場合にのみ、課金を行って、配信を許可する。
また、上記利用者は、配信されるコンテンツの上記配信業者ごとに、上記の決済システムを選択可能であると、利用料金の個別管理がしやすくなるためより好ましい。
この発明にかかる課金・配信制御システムで、上記の電話料金に合算する決済システムを上記利用者が利用するためには、予め上記利用者が電話料金に合算して決済する旨の登録を、利用者の端末装置12からセンタ装置11に対して行い、利用者情報記憶部24の上記利用者情報に、合算を行う電話番号と、その電話番号に関する料金請求にこの発明にかかるシステムでの課金額を合算することを許可する旨との登録を行う必要がある。
上記の登録にあたっては、制御部27が上記利用者の電話番号を検査するシステムを設けており、登録前に電話番号を検査する方法を用いていることが好ましい。すなわち、上記利用者が料金を合算することを求める電話番号を、拒否情報記憶部29が有する登録拒否番号リストと比較して、この登録拒否番号リストに当該電話番号が存在する場合には、上記電話番号の料金に合算する決済の登録を拒否し、存在しない場合には、上記電話番号の料金に合算する決済の登録を認めるようにする。
このように用いる登録拒否番号リストとは、電話料金に合算する決済システムに登録をしていない利用者が、この決済システムの利用を望まない場合や第三者により不正な方法で勝手にこの決済システムに登録されることを防止したい場合に、予め電話料金に合算する決済システムの登録を規制する申し込みを受け付け、申し込みのあった利用者の電話番号を登録しておくものである。また、電話料金の不払いが過去に発生したことがある番号や、法人契約である番号、複数世帯共有の番号、使用者の登録年齢が一定基準以下である携帯電話番号などの、支払いの際に問題が発生する可能性が高い番号を記載するものである。さらに、この登録拒否番号リストは、この発明にかかるシステムの使用履歴中において支払いに問題が発生した番号を追加して更新するものでもよい。この登録拒否番号リストは、この拒否情報記憶部29は利用者情報記憶部24又は記憶部22と同一の記憶装置であってもよいが、セキュリティ上、別個の記憶装置であるとより好ましい。
上記利用者が申し込む際に行う認証の方法としては、例えば、プロバイダとの契約の際に利用者に付与されたIDとその際に利用者が登録したパスワード等、その他必要な情報を利用者に入力させ、その情報が正しいかどうか前記プロバイダに確認し、確認済みとなった上記利用者情報を、予め利用者情報記憶部24に記憶させておく。その上で、上記利用者が電話料金に合算する決済システムに登録を申し込む際に、利用者情報記憶部24に記憶させた上記利用者情報に対応する情報を入力させ、それらが完全に一致する場合にのみ登録を認めることにより行う。また、承諾を得ている利用者に対しては、予めプロバイダから必要な利用者情報を得て、利用者情報記憶部24に記憶するようにしてもよい。
上記の電話料金に合算するシステムによる利用方法を拒否する場合には、登録を受け付けるためにセンタ装置11のwebページ情報表示部30から上記利用者の端末装置12に送信したwebページからのアクセスに対して、登録を許可できない旨を記載したwebページを送信するか、又は登録の際にメールアドレスの入力を必須要件として、そのメールアドレスへ登録を許可できない旨を記載して送信するといったシステムにより上記利用者へ連絡を行う。
上記の電話番号に合算する決済システムを用いる場合、登録を許可した上記利用者が電話番号に合算する決済により課金してコンテンツの配信を受ける場合には、制御部27は、上記利用者の端末装置12からのコンテンツ配信の申し込みごとに、その利用者の利用者IDが、拒否情報記憶部29が有する購入拒否IDリストと比較して、この購入拒否IDリストにその利用者IDが存在する場合には、コンテンツ配信の申し込みを拒否し、前記購入拒否IDリストに上記利用者IDが存在しない場合には、コンテンツ配信の申し込みを受け付け、そのコンテンツの配信を許可する。
上記の購入拒否IDリストとは、上記の電話料金に合算する決済システムに登録をしている利用者IDにより認証された利用者の端末装置12から、別の決済システムを利用する要望や、一時的な有料コンテンツの購入拒否の要望に対応する為、さらに第三者により不正な方法で勝手に利用者になりすまして購入されることを防ぐ為、予め、今後の電話料金に合算して購入することを規制する申し込みを受け付け、申し込みのあった上記利用者の利用者IDを登録しておくものである。また、上記の電話番号に合算する決済の登録後に、料金の不払いが発生したり、不正アクセスが行われたりした上記利用者IDを記録するものでもよい。これはすなわち、登録後にブラックリスト化した利用者の利用者IDを登録し、以後の購入を拒否するものである。
なお、クレジットカードによる決済システムを使用する場合でも、上記利用者が不正な使用を行ったり、料金の不払い等を起こした場合には、クレジットカードによる決済が不可能になるため、その上記利用者の利用者IDを上記購入拒否利用者IDリストに追加するとともに、そのクレジットカードによる決済を拒否する。
以下、この発明にかかるシステムを用いた具体的なフローについて、図3乃至図5に記載のフローにより説明する。
まず、配信業者がコンテンツを登録する際のシステムフロー例を図3により説明する(101)。配信業者は配信業者の端末装置13からネットワーク14を介してセンタ装置11に接続する(102)。ここで(103)、その配信業者が配信業者IDを有していれば入力画面へ移行し(111)、まだ配信業者IDを有していない場合には、新規配信業者としてシステムに登録する。
その登録手順はまず、センタ装置11の制御部27に指示されたwebページ情報表示部30から端末装置13のブラウザに、新規配信業者登録申込webページが送信される(104)。配信業者はこのwebページから、自分のデータを入力してセンタ装置11の制御部27に送信する(105)。ここで送信するデータは、任意のIDの他に、システム利用料を支払うためのクレジットカード番号や、利用者のコンテンツ利用に伴って課金された金額を支払うための金融機関口座番号、信用のための住所、電話番号等が挙げられる。制御部27は送られたID及び個人データを検証して、IDが既に登録された配信業者と重ならないよう確認して、配信業者情報記憶部28に配信業者の情報を登録する(106)。さらに制御部27は、その配信業者がコンテンツを保存、登録するための、専用記憶領域を、記憶部22に確保する(107)。配信業者が提供するコンテンツはこの記憶部22内の専用記憶領域に保存されることになる。以上の手順が終わると制御部27は配信業者の端末装置13に登録完了を通知する(108)。これにより配信業者IDが登録され、その配信業者はシステムを利用できるようになる。
IDを有する配信業者は、センタ装置11のwebページ情報表示部30から配信業者の端末装置13のブラウザに送信されたID・パスワード入力webページから(111)、IDとパスワードとを制御部27へ送信する(112)。IDとパスワードを受信した制御部27は、認証部25を通じて(113)、配信業者情報記憶部28に保存された情報と比較し、そのIDとパスワードとが正しいか否かを判断する(114)。正しくない場合は、再度IDとパスワードの入力を求めるwebページを配信業者の端末装置13に送信し(111)、正しければその配信業者の端末装置13からのアクセスを許可し、ログインさせる(115)。
ログインした配信業者の端末装置13には、配信業者ごとの個人用webページが送信される(121)。この個人用webページとは、例えば、その配信業者のシステム利用料や、課金による収入額、現在記憶部22に記憶されているその配信業者が管轄するコンテンツの一覧、又は、センタ装置11を提供する配信代行業者が配信業者に提供するサービスなどを示すとともに、配信業者が行うことができる作業へのリンクを設けたものである。
配信業者は、この個人用webページから、コンテンツの追加を行うか、既存のコンテンツに対しての変更を行うかを選択する(122)。コンテンツの追加を選択した場合、制御部27は配信業者の端末装置13のブラウザに、配信業者が用意したコンテンツのファイルをアップロード可能であるアップロードページを送信する(123)。配信業者は、端末装置13から、アップロードするコンテンツを選択して、センタ装置11の制御部27へ送信する(124)。コンテンツの送信を受けた制御部27は、コンテンツのデータを記憶部22に記録するとともに、そのコンテンツを識別するためのコンテンツIDを付与して、コンテンツを検索、管理可能とする(125)。さらに、制御部27は記録したコンテンツに、デフォルト条件をコンテンツ情報として付加する(126)。このデフォルト条件とは、標準でのアクセス権、課金額、配信期間などであって、システムの配信代行業者が、特に設定を変更しない配信業者向けに最適と判断する金額や配信期間などを指定するものである。アクセス権は標準では、アップロードを行った配信業者のみアクセス可能であると管理上好ましい。
アップロードが完了すると、webページ情報表示部30は配信業者の端末装置13に、図2のような、そのコンテンツのコンテンツ情報を示すと共に、そのコンテンツ情報を変更可能であるwebページを送信する(131)。配信業者は配信開始時期、配信終了時期、割引申込期間の開始時期、割引申込期間の終了時期、割引期間の開始時期、割引期間の終了時期、配信可能人数の制限など、そのコンテンツに適した条件を選択、指示し、変更した情報を制御部27に送信する(132)。制御部27はその変更情報を一旦保留し、確認のため配信業者の端末装置13に返信し(133)、配信業者はそれを確認の上で、コンテンツのパッケージ化を指示する(134)。このパッケージ化とはすなわち、課金された利用者のみが配信可能であるようにアクセス権を設定するとともに、必要ならば暗号化を施して、視聴可能な利用者を制限することをいう。すなわち、このパッケージ化前は配信業者のみコンテンツの視聴確認が可能であるが、パッケージ化以後のみ、利用者への配信が可能になるとともに、実際の設定変更が可能となる。指示を受けた制御部27は、記憶部22に記憶されたそのコンテンツのアクセス権等を指示通りに設定してパッケージ化を行う(135)。パッケージ化したコンテンツについて、配信業者は確認した変更通りの変更を指示し(136)、制御部27が記憶部22に対して変更を確定して(137)、コンテンツの設定登録は終了する(138)。
なお、コンテンツのアップロードにあたっては、上記のようなwebページを経由する方法だけではなく、FTPによりアップロードする方法も使用可能である。その場合はFTPによりアップロードした後に、上記「131」以降の処理を行うことになる。
設定が終わったコンテンツの配信は、コンテンツ情報が含む情報により異なる(141)。コンテンツ情報の中に、配信開始時期、又は配信期間が設定されている場合は、それ以上の設定は不要である。それ以上作業を続けないのであれば(147)、配信業者はログアウトして(148)、配信開始時期が来てセンタ装置11が自動的に配信を開始するのを待てばよい(149)。さらに作業を続ける場合は、個人用ページを送信されて作業を続行する(150)。
配信開始時期や配信期間が設定されていない場合は(141)、その場で配信を開始するか否かを選択する(142)。その場で配信せず、作業を続けない場合には(147)、配信業者はログアウトし(148)、その後配信業者がログインして、配信指示を出すまで、センタ装置11は当該コンテンツを配信せずに保持しておくことになる(149)。
その場で配信を行うことを選択した場合は(142)、webページ情報表示部30はコンテンツ情報を変更するためのwebページを送信し(143)、配信業者はこのwebページを通してそのコンテンツの配信を指示する(144)。指示を受けた制御部27は、記憶部22のコンテンツ情報を変更して、配信部23での配信を可能にする(145)。さらに、配信が可能になったことをメールや後述する個人用webページなどの何らかの形で利用者の端末装置12に通知する(146)。その後作業を続ける場合は(147)、個人用webページを送信され(150)、作業を終える場合はログアウトする(148)。
配信業者がコンテンツ情報の変更を行う場合(122,160)、その配信業者がアップロードしたコンテンツの一覧を示したwebページがwebページ情報表示部30から送信される(161)。配信業者はこの中から、コンテンツ情報の変更を行うコンテンツを選択し(162)、webページ情報表示部30は選択されたコンテンツのコンテンツ情報を変更するための図2のようなwebページを配信業者の端末装置13に送信する(163)。ここで、配信処理を行うのではなく、配信期間や割引期間などの配信条件や課金条件を変更する場合には(164)、その指示を送信し(165)、制御部27はその変更内容を記憶部22に登録する(166)。その後、配信時期が来た際に、センタ装置11は自動的に配信処理を行うこととなる。配信業者がなおも作業を続行する場合は(167)、個人用webページを送信されて作業を続行する(150)。作業を終える場合はログアウトし(168)、配信時期を待つか、必要なときにコンテンツ情報の変更を行う(169)。
一方、配信期間を設定するのではなく、その場で配信を行う場合には(164)、配信業者の端末装置13から制御部27に配信指示が送信され(171)、制御部27が記憶部22に保存されているコンテンツを配信可能にする(172)。配信可能になったコンテンツについて、制御部27は利用者の端末装置12に通知する(173)とともに、配信業者は作業を続行するか選択する(174)。作業を続行する場合は個人用webページを配信されて作業を続行する(150)。作業を終える場合はログアウトし(175)、必要な時期に配信を停止する作業を行うか、配信停止時期にシステムが配信を停止する(176)。
次に、図4を用いて、配信処理の具体例について説明する(201)。センタ装置11の制御部27は、定期的に、記憶部22に保存されているコンテンツの中で配信が禁止されていないコンテンツを検索し、又は配信可能であるコンテンツをリスト化しておいたものを参照して、それぞれのコンテンツの状況を調べる(202)。そのコンテンツのうちの一つについて(203)、コンテンツ情報が配信期間情報を含んでいるか否かを判断する(204)。配信期間情報を含んでいなければ(204)、配信業者からの配信指示を待つことになるので、そのコンテンツのコンテンツ情報は変更することなくそのままとし、次のコンテンツについて調べる。
配信期間情報を含んでいれば(204)、その調査日が配信期間情報に含まれている時期であるか否かを判断する(205)。配信期間に該当し、かつ、配信中で無ければ(206)、記憶部22に対してそのコンテンツのコンテンツ情報を書き換えて、配信を可能とする(207)。配信可能としたコンテンツについては、メールや個人用webページへの記載として利用者の端末装置12に通知する。
配信期間に該当し(205)、既に配信中であれば、配信期間の終了まで配信を継続するのでそのままとし、次のコンテンツについて調べる。
配信期間を含んでおり(204)、かつ配信期間に該当しない場合(205)、配信期間前であれば(211)、そのコンテンツは配信期間が来るまでそのままとし、次のコンテンツについて調べる。
配信期間に該当せず(205)、かつ期間前でない(211)、すなわち、期間終了後である場合には、そのコンテンツが配信中でなければそのままとし(212)、配信中であれば配信を停止させる(213)。さらに、コンテンツ情報として、セキュリティやサーバスペースの管理上の理由から、配信期間終了時にはコンテンツを削除するオプションが指定されている場合は(214)、そのコンテンツを削除する(215)。オプションが無ければ、配信業者により削除されるまでそのままとする。
センタ装置11は、以上の検索判断を全ての配信可能コンテンツについて繰り返す(203、221)ことで配信の開始及び停止作業を自動的に行う。これにより、配信業者は指定した配信開始時及び終了時にわざわざ指示を出さなくても、希望通りの配信が可能となる。
次に、図5を用いて、利用者が配信を受ける際の具体例について説明する(301)。利用者はコンテンツの配信を受ける利用者の端末装置12から、センタ装置11にネットワーク接続する(302)。利用者が利用者IDを既に有していれば、すぐにID入力webページから認証を行うが(311〜315)、IDが無い場合は新規利用者として登録を申し込むためのwebページをセンタ装置11のwebページ情報表示部30から送信される(304)。利用者はID及びパスワードの他、センタ装置11が要求する登録事項を送信する(305)。制御部27は送信されたIDが既に使用されているものでなければ、パスワードとともに利用者情報記憶部24に登録して(306)、登録完了通知をwebページやメールとして利用者の端末装置12に送信する(307)。
センタ装置11のwebページ情報表示部30は、IDとパスワードを有する利用者の端末装置12に、IDとパスワードを入力するwebページを送信する(311)。利用者はwebページにIDとパスワードを入力して、センタ装置11の制御部27へ送信する(312)。制御部27は、送信されたIDとパスワードとが正しいかどうかを、利用者情報記憶部24の情報に基づいて認証部25で調べ(313,314)、正しくなければ再度IDとパスワードを入力するwebページを利用者の端末装置12に送信して正しいIDとパスワードの入力を促す。正しければアクセスを許可してログインさせる(315)。
ログインした利用者の端末装置12に、webページ情報表示部30は個人用webページを送信する(321)。この個人用webページとは、その利用者の月当たりや累積の課金額、課金されて配信可能になったコンテンツの一覧、その利用者が既に配信したコンテンツから制御部27が判断してそれに関係すると思われる推奨コンテンツの表示を行ったり、決済システムに未登録である利用者の端末装置12には、決済システムの選択、登録用webページへのリンクを示したりするものである。
ここで、利用者が、システムが課金するための決済システムに登録していない場合は(322)、新規登録するか否かを利用者が選択する(323)。新規登録せず、登録拒否のための登録もしない場合には(331)、課金することが出来ないため、課金せずに無料で提供されているコンテンツのみ配信されることが可能となり、それらの非課金コンテンツの一覧、又はそれらを検索するwebページを、その利用者の端末装置12に送信する(332)。利用者はそれらの非課金コンテンツを選択して(333)、その送信を受ける(334)。利用者はそれ以上の利用はできないため、配信はそこで終了となる(335,336)。
決済システムを新規登録する場合や(323)、既に登録していても新たな決済システムを登録する場合は(338)、webページ情報表示部30は、利用者の端末装置12に、決済システムを選択するwebページを送信する(324)。ここで選択する決済システムとは、クレジットカードによる支払いや、電話料金との合算、プロバイダ料金との合算などである。利用者はそのwebページから決済システムを選択し(325)、webページ情報表示部30はその選択に合わせた登録情報入力用webページを送信する(326)。利用者はクレジットカード番号や住所、電話番号などの必要とする登録情報をそのwebページから送信する(327)。ここで制御部27は、拒否情報記憶部29が有する登録拒否リストに該当するクレジットカード番号や電話番号等でないかを確認する(328)。該当する場合は登録を拒否する旨の通知をwebページやメールとして利用者の端末装置12に送り(337)、非課金コンテンツのみの配信を行うようにする(332〜334)。
登録拒否リストに該当しない場合は(328)、制御部27は当該利用者の決済システムへの登録を利用者情報記憶部24に登録し(329)、課金される配信コンテンツの配信を受けられるように設定する。
また、電話料金に合算する決済システムに登録をしていない利用者が(322)、新規登録せず(323)、かつ、その後の決済システムの利用を規制したい場合(331)には、予め上記登録拒否番号リストに登録し、電話料金に合算する決済システムの登録を規制することも可能である。この場合は、webページ情報表示部30から利用者の端末装置12に送信された、決済システムの選択を行うwebページ(324)上から、電話料金と合算する決済システムを選択し(325)、webページ情報表示部30はその選択に合わせた登録情報入力用webページを送信する(326)。利用者は電話番号とともに本人確認を行うための情報を入力し、かつ、電話料金に合算する決済システムを、その電話番号で登録することを規制する選択を行い、そのwebページから送信する(327)。ここで制御部27は、拒否情報記憶部29が有する登録拒否リストに既に登録された電話番号で無いかを確認し(328)、該当しない場合には、制御部27は登録拒否リストに新たにその電話番号を記録するとともに、利用者情報記憶部24に、決済システムの登録拒否情報を記録する(329)。この登録拒否情報の登録が完了した場合は、有料コンテンツの配信を受けられないので(339)、非課金コンテンツ一覧ページを配信する(332)。なお、その場合はあえて非課金コンテンツの配信を受けることを(333,334)しなくてもよい(335)。また一方で、登録拒否リストに既にその電話番号が登録されている場合は、既に登録拒否されている旨の通知を利用者の端末装置12に送信する(337)。
さらに、電話料金に合算する決済システムに登録している利用者による、別の決済システムを利用する要望や、一時的な有料コンテンツの購入拒否の要望等に対応するために、拒否情報記憶部29が有する購入拒否IDリストに、予め利用者IDを登録させて、電話料金に合算して購入することを規制することも可能である。このフローは、複雑となるため図5(b)の記載外であるが、図5(b)の記載と比較すると、既に決済システムを登録済みであり(322)、新規登録をするのではないが(338)、その決済システムについて拒否登録をする(331)ために、決済システム選択ページを送信される(324)というフローになる。その後の購入拒否IDリストへの登録は、上記の登録拒否リストへの登録と同様に、324〜329のフローにて行われ、すなわち、webページ情報表示部30から送信される登録情報入力用webページ(326)から、利用者は決済システムの利用を拒否すべき利用者IDを入力するとともに、その電話料金に合算する決済システムによっては、今後、新規に有料コンテンツを購入することを規制する選択をする(327)。そして、制御部27は、拒否情報記憶部29が有する購入拒否IDリストに、その利用者IDが登録されていない場合は、新たにその利用者IDを登録するとともに、その利用者情報記憶部24に、購入拒否情報を記憶する(328,329)。
決済システムが登録された利用者の端末装置12に、制御部27は、配信されているコンテンツの一覧、またはそれらの検索メニューを含むwebページを送信する(341)。利用者は端末装置12から、配信を受けたいコンテンツを選択する(342)。そのコンテンツが、既にその利用者によって課金、すなわち購入されている場合は(343)、そのまま再度配信される(352)。まだ課金されていない場合は、登録した決済システムにより課金を行うが、その際、それを行う時期がそのコンテンツに設定された割引期間に該当するか否かを判断する(344)。割引期間に該当しない場合は通常料金を課金する計算をし(345)、割引期間に該当する場合には割引料金を課金する計算をする(346)。なお、一旦購入後も配信の度に課金されるコンテンツである場合は、この割引期間に該当するかの判断だけではなく、最初に申し込んだ時期が割引申し込み受付期間に該当するか否かも判断することになる。
そして、制御部27は、課金額の合計の上限値が、利用者情報記憶部24か課金部26かのいずれかに設定されているかどうか判断し(347)、上限値がされていない場合はそのまま課金を行って(350)、配信を許可し(351)、そのコンテンツを購入済みである旨が利用者情報記憶部24に登録されるとともに、そのコンテンツが記憶部22から配信部23を通じて利用者の端末装置12に配信される(352)。配信後、さらに別のコンテンツの配信を受ける場合は一覧のwebページが送信され(353,341)、配信を受けるのを終える場合は、利用者はログアウトして終了する(354,355)。
一方で、課金額の上限が設定されている場合は(347)、制御部27は上記345又は346における課金額を加算した合計額が、上限値を超えているか否かを判断し(348)、越えていない場合は上記と同様に課金され(350)、コンテンツを配信される(351,352)。また、上限値を超える場合は(348)、利用者の端末装置に配信不許可の通知をし(349)、コンテンツを選択するステップに戻る(342)。
この発明にかかる課金・配信制御システムの構成例を示す図 制御部から配信業者の端末装置に送られるコンテンツ情報設定変更用webページのレイアウト例図 配信業者によるセンタ装置へのコンテンツの登録及び設定変更のフロー図 配信業者によるセンタ装置へのコンテンツの登録及び設定変更のフロー図 配信業者によるセンタ装置へのコンテンツの登録及び設定変更のフロー図 センタ装置によるコンテンツの自動配信開始及び終了のフロー図 利用者によるセンタ装置からのコンテンツ配信のためのフロー図 利用者によるセンタ装置からのコンテンツ配信のためのフロー図 利用者によるセンタ装置からのコンテンツ配信のためのフロー図
符号の説明
11 センタ装置
12 利用者の端末装置
13 配信業者の端末装置
14 ネットワーク
21 通信部
22 記憶部
23 配信部
24 利用者情報記憶部
25 認証部
26 課金部
27 制御部
28 配信業者情報記憶部
29 拒否情報記憶部
30 webページ情報表示部

Claims (22)

  1. センタ装置と、利用者の端末装置とがネットワークを介して接続されており、
    前記センタ装置は、ネットワークと通信する通信部、コンテンツと課金条件及び配信条件を含むコンテンツ情報とを保存する記憶部、前記利用者の端末装置へコンテンツを配信する配信部、前記利用者ごとに付される利用者IDを含む利用者情報を保持する利用者情報記憶部、アクセスを認証する認証部、前記利用者IDごとのコンテンツ使用状況及び前記課金条件に応じた課金を行う課金部、及び、これらの部を制御する制御部を有しており、
    前記センタ装置から前記利用者の端末装置への前記コンテンツの配信において課金できる課金・配信制御システムにおいて、
    前記センタ装置が、コンテンツの配信業者の端末装置ともネットワークを介して接続されており、
    前記センタ装置が、前記配信業者ごとに付される配信業者IDを含む配信業者情報を保存する配信業者情報記憶部を有しており、前記認証部で配信業者IDにより認証した前記配信業者の端末装置からネットワークを介してコンテンツの前記配信条件及び前記課金条件を設定変更可能であり、かつ前記コンテンツ情報に基づき、前記配信部から前記利用者の端末装置へのコンテンツ配信を制御することを特徴とする課金・配信制御システム。
  2. 上記コンテンツが、上記認証部で認証した上記配信業者の端末装置からネットワークを介して上記記憶部にアップロード可能である請求項1に記載の課金・配信制御システム。
  3. 上記配信業者の端末装置から上記センタ装置に対して行う作業を、上記センタ装置が有するwebページ情報表示部から上記配信業者の端末装置に配信されて表示されるwebページへのアクセスにより実現する、請求項1又は2に記載の課金・配信制御システム。
  4. 上記配信条件が配信期間情報を含んでおり、上記制御部は、前記配信期間情報に適合したコンテンツのみが配信されるように上記配信部を制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の課金・配信制御システム。
  5. 上記課金条件が、基本料金情報、割引申し込み受付期間情報、割引期間情報、及び割引料金情報を有しており、
    上記利用者の端末装置から上記センタ装置にコンテンツ配信の申し込みがされた時期が、前記割引申し込み受付期間情報に該当し、かつ、前記割引期間情報に該当する期間中に対象コンテンツの配信を行う際に課金する金額を、前記割引料金情報に基づいて計算し、前記割引申し込み受付期間情報に該当しない場合には、対象コンテンツの配信にあたって課金する金額を前記基本料金情報に基づいて計算する、請求項1乃至4のいずれかに記載の課金・配信制御システム。
  6. 上記課金部、上記利用者情報記憶部、又はそれらの両方が、上記利用者ごとの課金額の上限値を有しており、上記利用者IDにより認証された上記利用者の端末装置から新たな上記コンテンツの配信が申し込まれた際に、その上記利用者の全ての上記配信業者に対する課金額の合計に、新たな上記コンテンツの料金を加算した額が前記上限値を超過する場合には、上記制御部がその上記利用者の端末装置へのコンテンツの配信を拒否することが可能であり、
    前記上限値の変更が、上記利用者の端末装置からネットワーク経由で可能である、請求項1乃至5のいずれかに記載の課金・配信制御システム。
  7. 上記課金を行う際の決済システムが、電話料金に合算する決済システム、クレジットカードにより支払い処理する決済システム、又はその両方からなり、上記利用者がこれらの中から選択可能であり、
    かつ、これらの決済システムを合計した課金額の上限値が設定されている、請求項6に記載の課金・配信制御システム。
  8. 上記利用者の端末装置からの、上記利用者の端末装置から電話料金に合算する決済システムの登録申し込みに対して、上記制御部は、上記利用者が料金を合算することを求める電話番号を、拒否情報記憶部が有する登録拒否番号リストと比較して、この登録拒否番号リストに前記電話番号が存在する場合には、上記電話番号の料金に合算する決済システムの登録を拒否し、存在しない場合には、上記電話料金に合算する決済システムの登録を認める、請求項1乃至7のいずれかに記載の課金・配信制御システム。
  9. 上記電話料金に合算する決済システムを利用していない利用者IDで認証された上記利用者の端末装置からの、この決済システムへの新規登録を規制する申し込みにより、上記登録拒否番号リストに、上記利用者の電話番号を登録し、それ以降、その登録された電話番号による、上記電話番号に合算する決済システムの登録申し込みを拒否する、請求項8に記載の課金・配信制御システム。
  10. 上記の電話料金に合算する決済システムの登録を認められた上記利用者IDで認証した上記利用者の端末装置からの、電話料金に合算する決済システムにより課金するコンテンツ配信の購入申し込みに対して、
    上記制御部は、上記利用者IDを、上記拒否情報記憶部が有する、購入拒否IDリストと比較して、この購入拒否IDリストに上記利用者IDが存在する場合には、前記の購入申し込みを拒否し、前記購入拒否IDリストに上記利用者IDが存在しない場合には、前記申し込みを受け付け、対象コンテンツの配信を許可する、請求項8又は9に記載の課金・配信制御システム。
  11. 上記電話料金に合算する決済システムを利用している利用者IDで認証された上記利用者の端末装置からの、この決済システムによる上記コンテンツの購入を規制する申し込みにより、上記購入拒否IDリストに、上記利用者の利用者IDを登録し、それ以降における、その登録された上記利用者IDにより認証された上記利用者端末からの、コンテンツ配信の購入申し込みを拒否する、請求項10に記載の課金・配信制御システム。
  12. センタ装置と、利用者の端末装置とがネットワークを介して接続されており、
    前記センタ装置は、ネットワークと通信する通信部、コンテンツと課金条件及び配信条件を含むコンテンツ情報とを保存する記憶部、前記利用者の端末装置へコンテンツを配信する配信部、前記利用者ごとに付される利用者IDを含む利用者情報を保持する利用者情報記憶部、アクセスを認証する認証部、前記利用者IDごとのコンテンツ使用状況及び前記課金条件に応じた課金を行う課金部、及び、これらの部を制御する制御部を有しており、
    前記センタ装置から前記利用者の端末装置への前記コンテンツの配信において課金できる課金・配信制御システムにおける課金・配信の制御方法であって、
    コンテンツを配信する配信業者ごとに付されて配信業者情報記憶部に登録された配信業者IDを有する配信業者が行う、前記センタ装置とネットワークを介して接続された配信業者の端末装置からアクセスに対して、前記認証部で認証した後、
    前記配信業者の端末装置からのネットワークを介して送信された前記コンテンツの配信条件及び課金条件の設定変更指示により設定変更を行い、かつ前記コンテンツ情報に基づき、前記配信部から前記利用者の端末装置への配信を制御するコンテンツの課金・配信制御方法。
  13. 上記認証の後、上記設定変更指示の前に、上記配信業者の端末装置からネットワークを介して上記センタ装置にアップロードされたコンテンツを上記記憶部に記憶することを特徴とする、請求項12に記載の課金・配信制御方法。
  14. 上記の配信業者の端末装置からの送信を、上記センタ装置が上記配信業者の端末装置に送信した送信用webページを介して行うことを特徴とする、請求項12又は13に記載の課金・配信制御方法。
  15. 上記コンテンツを上記利用者へ配信する許可の判断を、上記配信条件が含む配信期間情報に適合した上記コンテンツのみ配信可能とされるように上記配信部を制御することを特徴とする、請求項12乃至14のいずれかに記載の課金・配信制御方法。
  16. 上記課金条件が、基本料金情報、割引申し込み受付期間情報、割引期間情報、及び割引料金情報を有しており、
    上記利用者の端末装置から上記センタ装置にコンテンツ配信の申し込みがされた時期が、前記割引申し込み受付期間情報に該当し、かつ、前記割引期間情報に該当する期間中に対象コンテンツの配信を行う際に課金する金額を、前記割引料金情報に基づいて計算し、前記割引申し込み受付期間情報に該当しない場合には、対象コンテンツの配信にあたって課金する金額を前記基本料金情報に基づいて計算することを特徴とする請求項12乃至15のいずれかに記載の課金・配信制御方法。
  17. 上記課金部、上記利用者情報記憶部、又はそれらの両方に、上記利用者ごとの課金額の上限値を設定しておき、上記利用者IDにより認証された上記利用者の端末装置から新たな上記コンテンツの配信が申し込まれた際に、その上記利用者の全ての上記配信業者に対する課金額の合計に、新たな上記コンテンツの料金を加算した額が前記上限値を超過する場合には、上記制御部がその上記利用者の端末装置へのコンテンツの配信を拒否することが可能とし、
    かつ前記上限値の変更が、上記利用者の端末装置からネットワーク経由で可能としたことを特徴とする、請求項12乃至16のいずれかに記載の課金・配信制御方法。
  18. 上記課金を行う際の決済方法が、電話料金に合算する決済方法、クレジットカードにより支払い処理する決済方法、又はその両方からなり、上記利用者がこれらの中から選択可能であり、かつこれらの決済方法を合計した課金額の上限値を設定した、請求項17に記載の課金・配信制御方法。
  19. 上記利用者の端末装置からの、上記利用者の端末装置から電話料金に合算する決済システムの登録申し込みに対して、
    上記制御部により、上記利用者が料金を合算することを求める電話番号を、拒否情報記憶部が有する登録拒否番号リストと比較して、この登録拒否番号リストに前記電話番号が存在する場合には、上記電話番号の料金に合算する決済の登録を拒否し、存在しない場合には、上記電話料金に合算する決済システムの登録を認める、請求項12乃至18のいずれかに記載の課金・配信制御方法。
  20. 上記電話料金に合算する決済システムを利用していない利用者IDで認証された上記利用者の端末装置からの、この決済システムへの新規登録を規制する申し込みにより、上記登録拒否番号リストに、上記利用者の電話番号を登録し、それ以降、その登録された電話番号による、上記電話番号に合算する決済システムの登録申し込みを拒否する、請求項19に記載の課金・配信制御方法。
  21. 上記の電話料金に合算する決済システムの登録を認められた上記利用者IDで認証した上記利用者の端末装置からの、電話料金に合算する決済システムにより課金するコンテンツ配信の購入申し込みに対して、
    上記制御部により、上記利用者IDを、上記拒否情報記憶部が有する、購入拒否IDリストと比較して、この購入拒否IDリストに上記利用者IDが存在する場合には、前記の購入申し込みを拒否し、前記購入拒否IDリストに上記利用者IDが存在しない場合には、前記申し込みを受け付け、対象コンテンツの配信を許可する、請求項19又は20に記載の課金・配信制御方法。
  22. 上記電話料金に合算する決済システムを利用している利用者IDで認証された上記利用者の端末装置からの、この決済システムによる上記コンテンツの購入を規制する申し込みにより、上記購入拒否IDリストに、上記利用者の利用者IDを登録し、それ以降における、その登録された上記利用者IDにより認証された上記利用者端末からの、コンテンツ配信の購入申し込みを拒否する、請求項21に記載の課金・配信制御方法。
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