JP7044525B2 - 衣類乾燥機 - Google Patents

衣類乾燥機 Download PDF

Info

Publication number
JP7044525B2
JP7044525B2 JP2017225387A JP2017225387A JP7044525B2 JP 7044525 B2 JP7044525 B2 JP 7044525B2 JP 2017225387 A JP2017225387 A JP 2017225387A JP 2017225387 A JP2017225387 A JP 2017225387A JP 7044525 B2 JP7044525 B2 JP 7044525B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lint
removing device
housing
filter
maintenance unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2017225387A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2019092900A (ja
Inventor
成典 波戸
俊文 橋本
仁 南井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung Electronics Co Ltd
Original Assignee
Samsung Electronics Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Samsung Electronics Co Ltd filed Critical Samsung Electronics Co Ltd
Priority to JP2017225387A priority Critical patent/JP7044525B2/ja
Priority to PCT/KR2018/014563 priority patent/WO2019103544A1/ko
Priority to KR1020207002248A priority patent/KR102629973B1/ko
Priority to US16/767,094 priority patent/US11441257B2/en
Publication of JP2019092900A publication Critical patent/JP2019092900A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7044525B2 publication Critical patent/JP7044525B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F58/00Domestic laundry dryers
    • D06F58/02Domestic laundry dryers having dryer drums rotating about a horizontal axis
    • D06F58/04Details 
    • DTEXTILES; PAPER
    • D06TREATMENT OF TEXTILES OR THE LIKE; LAUNDERING; FLEXIBLE MATERIALS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • D06FLAUNDERING, DRYING, IRONING, PRESSING OR FOLDING TEXTILE ARTICLES
    • D06F58/00Domestic laundry dryers
    • D06F58/20General details of domestic laundry dryers 
    • D06F58/22Lint collecting arrangements

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Detail Structures Of Washing Machines And Dryers (AREA)

Description

本発明は、回転するドラムに衣類を収容して乾燥させる衣類乾燥機に関する。
衣類乾燥機では、ドラムから排出される空気にリント(糸屑)が混入する。
例えば、空気循環型の衣類乾燥機では、空気が熱交換器を経由して循環する。そのため、熱交換器の通過前にリントを除去する必要がある(例えば、特許文献1)。
特許文献1には、リントを捕捉するリント除去装置と、熱交換器とが、ドラムの下側に設けられた衣類乾燥機が開示されている。
特許文献1では、リント除去装置は、リントを捕捉しかつ取り外し可能なフィルタと、フィルタの表面に残るリントを掻き取って該フィルタの一方の端部から押し出すリント移送体と、フィルタの一方の端部に隣接して配置されかつ該フィルタの一方の端部から押し出されたリントを蓄積するリントボックスとを備えている。
また、特許文献1の衣類乾燥機では、上下方向に延びるように設けられかつ排気ダクトに連通する導入ダクトを備え、リント除去装置は、筐体における該導入ダクトを構成する部分に組み付けられている。
特開2014-101368号公報
ところで、衣類乾燥機には、小型大量化の要請があり、筐体全体についてはコンパクトにする一方で、ドラムの容量については大きくすることが望まれている。特に、筐体については、衣類乾燥機の設置スペースの関係から、前後方向及び左右方向の大きさを小さくにすることが求められている。
特許文献1に記載の衣類乾燥機について、筐体の前後方向の大きさを小さくするとともに、ドラムの容量を大きくすると、導入ダクトにおける空気の流路が狭くなる。このため、特許文献1のように導入ダクトの途中にリント除去装置を配置すると、該リント除去装置による空気(ここでは排気)の圧損が大きくなるおそれがある。
したがって、リント除去装置による空気の圧損を出来る限り抑制するという観点からは改良の余地がある。
本発明は斯かる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、リント除去装置を備える衣類乾燥機において、リント除去装置による空気の圧損を出来る限り抑制することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、衣類乾燥機を対象として、衣類が出し入れされる投入口を前面に有する筐体と、上記投入口に開口を向けた状態で上記筐体内に支持され、前後方向に延びる軸回りに回転するドラムと、上記ドラムの後部に連通し、当該ドラムに空気を流入させる給気口と、上記ドラムの前部に連通し、当該ドラムから空気を下方に流出させる左右方向に延びた横長な排気口と、上記排気口から流出された空気が流通する排気ダクトと、上記排気口から下側に向かって延び、上記排気口と上記排気ダクトとを接続する導入ダクトと、上記ドラムの軸と交差する方向に延びる第1フィルタと、上記第1フィルタの表面に残るリントを掻き取って上記第1フィルタの一方の端部から押し出すリント移送体とを有し、上記排気口から流出する空気中のリントを除去するリント除去装置とを備え、上記リント除去装置は、上記排気ダクトに配設されている、という構成とした。
この構成によると、リント除去装置を、導入ダクトではなく排気ダクトに配設することにより、該リント除去装置による空気の圧損を出来る限り抑えることができる。すなわち、導入ダクトは、ドラムの前部に連通する排気口から下側に向かって延びており、コンパクト化の際に流路断面積が比較的狭く構成されやすい。また、導入ダクトは、排気口から排出される空気に流れに勢いをつけるためにも、流路断面積が比較的狭く構成されやすい。一方で、排気ダクトは、空気に流れに勢いをつける必要がないため、一般に、導入ダクトよりは流路断面積が広くなるように構成される。このため、排気ダクトにリント除去装置を配置するようにすれば、該リント除去装置による空気の圧損を出来る限り抑えることができる。
上記衣類乾燥機において、上記排気ダクトは、上記導入ダクトの延びる方向と交差する方向に延びており、上記リント除去装置は、上記排気ダクトにおける上記導入ダクトとの連通部分に配設されている、ことが好ましい。
すなわち、排気ダクトが、導入ダクトの延びる方向と交差する方向に延びている場合、排気ダクトは導入ダクトに対して折れ曲がるように延びる。このため、排気ダクトにおける導入ダクトとの連通部分は流路断面積が比較的広くなる。この結果、リント除去装置による空気の圧損をより効果的に抑制することができる。
上記衣類乾燥機において、上記排気ダクトは、上記導入ダクトの下側端部と連通しかつ後側に向かって延びていて、上記導入ダクトと協働して、左右方向から見て略L字状の流路を形成するように構成されており、上記リント除去装置は、上記排気ダクトにおける上記導入ダクトとの連通部分に配設されている、ことが好ましい。
この構成によると、排気ダクトにおける導入ダクトと連通部分は、略L字状の流路の角部に位置することになる。この角部の位置は、排気ダクト全体の中で流路断面積が比較的大きくなる。このため、排気ダクトにおける導入ダクトと連通部分に、リント除去装置を配置するようにすれば、該リント除去装置による空気の圧損をさらに効果的に抑制することができる。
上記衣類乾燥機において、上記排気ダクトにおける上記リント除去装置よりも下流側に配設された熱交換器を更に備え、上記リント除去装置は、その全体が上記熱交換器の上端部よりも下側に位置するように配設されている、ことが好ましい。
この構成によると、リント除去装置の全体が、熱交換器の上端部よりも下側に位置するように配設することで、リント除去装置を通過した空気を効率良く熱交換器に向かって流すことができる。
上記衣類乾燥機において、上記リント除去装置は、上記第1フィルタが上記筐体の底面から離間するように上記排気ダクトに配設されている、ことが好ましい。
この構成によると、第1フィルタが筐体の底面から離間しているため、排気ダクトを流れる空気は、第1フィルタ全体を通り抜けることができるようになる。このため、リントの発生量が多い場合でも、第1フィルタの全域でリントを均等に捕捉できる。この結果、第1フィルタで捕捉したリントによる空気の圧損を出来る限り抑制することができるようになる。したがって、リント除去装置による空気の圧損を一層効果的に抑制することができる。
上記衣類乾燥機において、上記リント除去装置は、上記排気ダクトに着脱可能に配設されている、ことが好ましい。
この構成によると、リント除去装置が筐体に対して着脱可能に配設されているため、リント除去装置からフィルタを取り外す際には、リント除去装置を筐体から外せば、容易にフィルタを取り外すことができる。また、リント移送体のメンテナンスを行う際にも、リント除去装置を筐体から取り外せば、メンテナンスを行いやすくなる。この結果、メンテナンス性を向上させることができる。
リント除去装置のメンテナンス性が向上すれば、該リント除去装置によるリント除去機能を高い状態に保つことができる。これにより、リント除去装置にリントが溜まることによる空気の圧損を出来る限り抑制することができるため、リント除去装置による空気の圧損をより一層効果的に抑制することができる。
上記リント除去装置が上記筐体に対して着脱可能に配設されている上記衣類乾燥機の一実施形態では、上記筐体に取り外し可能に配設され、上記リント除去装置が着脱可能に取り付けられるメンテナンスユニットを更に備え、上記メンテナンスユニットの一部は、上記筐体に取り付けられた状態で、上記排気ダクトに位置しており、上記リント除去装置は、上記メンテナンスユニットを上記筐体に取り付けたときには、上記排気ダクトに位置する一方、上記メンテナンスユニットを上記筐体から取り外したときには、該メンテナンスユニットと共に上記筐体から取り外されるように、上記メンテナンスユニットに取り付けられている。
この構成によると、リント除去装置をメンテナンスしたいときには、メンテナンスユニットを筐体から取り外せばリント除去装置を筐体から取り外すことができる一方、メンテナンス後にリント除去装置を再び設置したいときには、該リント除去装置をメンテナンスユニットに収容した状態で、メンテナンスユニットを筐体に取り付ければ、リント除去装置が、排気ダクトにおける角部の領域に位置するようになる。これにより、メンテナンス性をより向上させることができる。
上記一実施形態において、上記メンテナンスユニットには、上記リント除去装置の上記第1フィルタを通過したリントを捕捉する第2フィルタが一体的に設けられており、上記第2フィルタは、上記メンテナンスユニットを上記筐体に取り付けたときに、上記排気ダクトに位置するように、上記メンテナンスユニットに設けられている、ことが好ましい。
この構成によると、第2フィルタが設けられていることにより、第1フィルタでは除去できないような微細なリントを除去できるようになり、熱交換器を適切に保護することができる。
また、第2フィルタは、メンテナンスユニットに一体的に設けられているため、メンテナンスユニットを筐体から取り外したときには、第2フィルタもメンテナンスユニットと共に筐体から取り外される。これにより、第2フィルタのメンテナンスを容易に行うことができる。一方で、メンテナンス後に第2フィルタを再び筐体内に設置したいときには、メンテナンスユニットを筐体に取り付ければ、第2フィルタが、排気ダクトにおける熱交換器よりも上流側の部分に位置する。したがって、メンテナンス性を一層向上させることができる。
上記第2フィルタが設けられた上記一実施形態において、上記メンテナンスユニットは、前面を前方に向けた状態で上記筐体に装着される前壁部と、上記前壁部から後側に向かって延びる支持フレームとを有し、上記支持フレームは、上記前壁部の下側縁から後側に張り出す下壁部と、該下壁部の後側縁から上側に向かって張り出しかつ上記第2フィルタが固定されるフィルタ支持部とを有し、上記リント除去装置は、前後方向における上記前壁部と上記フィルタ支持部との間に取り付けられている、ことが好ましい。
この構成によると、メンテナンスユニット、リント除去装置、及び第2フィルタを出来る限りコンパクトに配置することができる。これにより、メンテナンス時に、リント除去装置及び第2フィルタがメンテナンスユニットに取り付けられた状態で、該メンテナンスユニットを筐体から取り外す際の動作及び該メンテナンスユニットを筐体に取り付ける動作が楽になり、メンテナンス性をさらに向上させることができる。
上記メンテナンスユニットが支持フレームを有する上記一実施形態において、上記前壁部及び上記フィルタ支持部には、上記前壁部と上記フィルタ支持部との間に上記リント除去装置を取り付ける際に、該リント除去装置を案内するガイド部が設けられている、ことが好ましい。
すなわち、リント除去装置をメンテナンスしやすくするためには、該リント除去装置をメンテナンスユニットから取り外す方が好ましい。このため、メンテナンス後には、リント除去装置を再びメンテナンスユニットに取り付ける必要がある。そこで、リント除去装置を取り付ける際に、該リント除去装置を案内するガイド部が設けられていれば、リント除去装置を所望の位置に容易に取り付けることができる。この結果、メンテナンス性をより一層向上させることができる。
上記メンテナンスユニットが支持フレームを有する上記一実施形態において、上記筐体における上記メンテナンスユニットが配設される部分の底面には、前後方向に延びかつ上記メンテナンスユニットの上記下壁部が載置される複数のリブが設けられている、ことが好ましい。
この構成によると、筐体の底面とメンテナンスユニットの下壁部との接触面積が小さくため、メンテナンスユニットを筐体から取り外す時及びメンテナンスユニットを筐体に取り付ける時の、筐体の底面とメンテナンスユニットの下壁部との間の摺動抵抗を出来る限り抑えることができる。この結果、メンテナンスユニットを筐体から取り外す際の動作及び該メンテナンスユニットを筐体に取り付ける動作が楽になり、メンテナンス性をさらに向上させることができる。
本発明の衣類乾燥機によれば、リント除去装置は排気ダクトに配設されているため、リント除去装置による空気の圧損を出来る限り抑制するとともに、メンテナンス性を向上させることができる。
本実施形態の衣類乾燥機の外観を示す概略斜視図である。扉を開いた状態を表している。 衣類乾燥機の内部の構造を示す概略断面図である。 衣類乾燥機の主な機器を示す概略斜視図である。 衣類乾燥機の主な機器の配置を示す概略平面図である。 壁材ユニットを前面側から見た概略斜視図である。 壁材ユニットを後面側から見た概略斜視図である。 リント除去装置を示す概略斜視図である。 リント除去装置の概略断面図である。 メンテナンスユニットの脱着の過程を示す概略斜視図である。 メンテナンスユニットが筐体にセットされる状態を示す概略斜視図である。 メンテナンスユニットの構造を示す概略斜視図である。 メンテナンスユニットにリント除去装置に取り付けられる状態を示す斜視図である。 ドラムから流出する空気の流れを説明する概略図である。 図13のXIV-XIV線相当の断面図である。 本発明の実施形態2の衣類乾燥機においてリント除去装置の周辺を示す概略斜視図である。
<実施形態1>
以下、本発明の実施形態1を図面に基づいて詳細に説明する。ただし、以下の説明は、本質的に例示に過ぎず、本発明、その適用物あるいはその用途を制限するものではない。なお、説明で用いる上下左右等の方向は、図1に示す矢印に従うものとする。
(衣類乾燥機の全体構造)
図1及び図2に、本実施形態の衣類乾燥機1を示す。この衣類乾燥機1は、空気循環型であり、空気を循環させながら乾燥空気を生成し、その乾燥空気で衣類の乾燥を行う。衣類乾燥機1は、やや縦長な略直方体形状をした筐体2を有し、その筐体2の前面の上部に、衣類が出し入れされる投入口3が形成されている。
投入口3は、馬蹄形状の外観を有している。具体的には、投入口3の縁の上側部分は、優弧状に形成されており、投入口3の縁の下端部は、左右幅方向(略水平方向)に延びる弦状に形成されている。
投入口3の上側には、タッチパネル等の操作部4が設置されている。操作部4の後方の筐体2の内部には、基板等の電子部品5が設置されている。筐体2の前面には、扉6がヒンジを介して取り付けられていて、投入口3は、その扉6によって開閉される。
筐体2の前面の内側には、壁材ユニット10が一体に組み付けられている(図5,図6参照)。壁材ユニット10が組み付けられることにより、筐体2の前部には、円環状に凹む環状凹部2aと、環状凹部2aの内縁から張り出して投入口3を区画する外フランジ部2b、外フランジ部2bの内縁から筐体2の内部に向かって張り出す筒状の内フランジ部11などが形成されている。
扉6の投入口3側には、環状凹部2a、外フランジ部2b、及び内フランジ部11に嵌まり込む膨出部6aが設けられている。内フランジ部11の下端部には、排気口20が設けられている。
(ドラム)
筐体2の内部に、衣類を収容するドラム30が設置されている。ドラム30は、その前端部に、衣類が出し入れされる開口30aを有する有底円筒状の部材である。ドラム30は、その開口30aを投入口3に向け、前後方向に延びる横軸J回りに回転自在な状態で筐体2に支持されている。
具体的には、ドラム30の後端部の中心部分が筐体2の後部に軸支されており、ドラム30の前端部の周縁部分が筐体2の前部に設置された複数のガイドローラ13に支持されている。
図3に示すように、ドラム30の後端部には、メッシュフィルタで覆われた円形の通気口30bが形成されている。ドラム30の内面には、撹拌板30cが取り付けられている。乾燥運転時には、不図示の駆動モータにより、ドラム30は回転駆動される。
(構成機器)
図3及び図4に詳しく示すように、熱交換器40、送風装置50、リント除去装置100、リントボックス70などの衣類乾燥機1を構成する主な機器は、衣類乾燥機1の下部に集約して配置されている。
これら機器を衣類乾燥機1の下部に配置することで、十分な設置スペースが確保でき、大型で強力な機器が選択できる。重心が下がって衣類乾燥機1を安定的に設置できるし、乾燥運転時に振動を発生するドラム30の下側に位置するため、その振動が抑制できる効果も得られる。
更に、詳細は後述するが、空気の循環経路を大型化、簡素化できるので、空気抵抗を少なくして圧損の低減が図れる。ドラム30から流出する空気を、円滑に熱交換器40まで誘導できる。
本実施形態1では、リント除去装置100は、後述するメンテナンスユニット60に組み付けられていて、衣類乾燥機1の下部の前側に配置されている。リント除去装置100は、ドラム30から排出された空気が流通する排気ダクト45に配設されている。
(壁材ユニット)
図5及び図6に、筐体2の前面の内側に組み付けられ、該筐体2の一部を構成する壁材ユニット10を示す。
壁材ユニット10は、筐体2の前面の内側に取り付けられる支持枠14を有し、この支持枠14に、外気取込ファン55、排気口20が組み付けられている。ガイドローラ13も、支持枠14の内面に軸支されている。
内フランジ部11は、この支持枠14によって構成されていて、内フランジ部11の下側には、導入ダクト15が形成されている。導入ダクト15は、排気口20から下側に向かって上下方向に延び、排気口20と排気ダクト45とを接続する流路である。導入ダクト15は、大きな横幅で上下方向に延びるように形成されていて、その下端部が排気ダクト45に連通している。
導入ダクト15の下側には、左右横方向に長く延びかつ排気ダクト45の一部を構成する箱状空間16が形成されている。この箱状空間16にはリント除去装置100及び後述するメンテナンスユニット60が装着される。
箱状空間16の奥方には、横長な矩形の開口が形成されている。この開口は、排気ダクト45の前面の開口(空気取込口17)と一体に接続されている。箱状空間16の左横には、リントボックス70が配置されている。リントボックス70の上側には外気取込ファン55が配置されている。
(排気口)
排気口20は、複数のフィンなどで構成されていて、内フランジ部11の下端部に設けられている。導入ダクト15の上部の内側部分は、この排気口20によって構成されている。排気口20の上部20aは、横長な矩形に形成されている。排気口20の内側部20bは、弓形に形成されていて、ドラム30の開口30aの下端部と前後に対向するように配置されている。
排気口20の幅方向の中心は、ドラム30の中心の下方に位置している。そうすることで、回転するドラム30から空気の流れを偏ることなく排出させることができる。
図2に示すように、扉6が閉じられた時には、排気口20の上部20aは、扉6の膨出部6aと隙間を隔てて上下に対向し、排気口20の内側部20bは、ドラム30の内部に臨む。すなわち、排気口20は、扉6が閉じられた状態においてドラム30の前部に連通する。乾燥運転中のドラム30の空気は、主に排気口20の内側部20bを通って導入ダクト15に流出し、下方に向かうように構成されている。
(排気ダクト)
排気ダクト45は、図2に示すように、導入ダクト15の延びる方向(上下方向)と交差する方向に延びている。詳しくは、排気ダクト45は、導入ダクト15の下側端部と連通しかつ後側に向かって延びている。また、排気ダクト45は、導入ダクト15と協働して、左右方向から見て略L字状の流路をなしている。排気ダクト45における導入ダクト15との連通部分には、上述の箱状空間16が位置している。以下の説明では、排気ダクト45における導入ダクト15との連通部分のことを、単純に箱状空間16ということがある。
排気ダクト45は、筐体2の床面2cにダクトカバー44が取り付けられることによって構成されている。上記箱状空間16は、筐体2の床面2cの一部を構成する、壁材ユニット10の床面の
排気ダクト45は、大きな横幅で前後方向に延びるように形成されている。排気ダクト45の流路断面積は、導入ダクト15の流路断面積よりも大きくなっており、排気ダクト45における導入ダクト15との連通部分、すなわち、箱状空間16の部分が最も流路断面積の広い領域となっている。
(熱交換器)
熱交換器40は、蒸発器41、凝縮器42、圧縮器43などで構成されている。
蒸発器41、凝縮器42は、いずれも横幅が大きい直方体状の外観を有し、前後に並んだ状態でダクトカバー44内に収容されている。つまり、熱交換器40は、排気ダクト45に配設されている。これにより、熱交換器40は、排気ダクト45におけるリント除去装置100よりも下流側に配設される。
ドラム30の真下は、ドラム30の斜め下方に比べると狭いため、嵩高な蒸発器41等は、ドラム30の斜め下方に偏って配置されている。これにより、乾燥運転時に排気口20から流出する空気は、蒸発器41の前側から熱交換器40に取り込まれ、蒸発器41で冷却されて除湿された後、凝縮器42で再加熱され、乾燥した状態で熱交換器40から送り出される。
圧縮器43は、ダクトカバー44の左横に配置されている。なお、熱交換器40には、これら以外にも弁や配管等が設置されているが、これらについては図示を省略している。
(送風装置)
送風装置50は、送風装置50は、モータ51、送風ファン52、ファンカバー53などで構成されていて、図3及び図4に示すように、排気ダクト45における熱交換器40よりも下流側の位置に設けられている。筐体2の内部に外気を取り込む外気取込ファン55は、圧縮器43の前方に配置されている。外気取込ファン55は、壁材ユニット10に組み付けられている。
送風ファン52は、例えば遠心ファンなどであり、ファンカバー53で覆われている。ファンカバー53には、吸込口と吐出口とが設けられていて、吸込口が排気ダクト45の後端(下流側)に接続されている。
図3に示すように、筐体2の後壁の内面に沿って、給気ダクト56が設けられている。ファンカバー53の吐出口は、給気ダクト56の一端に接続されている。給気ダクト56の他端には、円形の給気口57が形成されている。給気口57がドラム30の通気口30bに突き合わされることにより、給気ダクト56は、給気口57及び通気口30bを通じてドラム30の後部に連通している。
送風ファン52は、乾燥運転時に、モータ51の駆動によって回転し、排気口20から給気口57に向かう空気の流れを発生させる。それにより、ドラム30を経由する空気の循環が形成される(図2の矢印参照)。送風ファン52と熱交換器40との協働により、開口30a及び排気口20を通じて湿った空気がドラム30から流出し、給気口57及び通気口30bを通じて乾燥した空気がドラム30に流入する。
(リント除去装置)
リント除去装置100は、排気口20から流出する空気中のリントを除去する装置である。
図7及び図8に、リント除去装置100を詳しく示す。リント除去装置100は、フレーム体110、スクリュー120(リント移送体)、リントフィルタ130(第1フィルタ)などで構成されている。
スクリュー120は、回転軸121や螺旋状のフィン122などで横長に構成されている。フィン122の外径は、全域にわたって同一に設計されている。スクリュー120にはモータなどの駆動装置が付設されているが、その駆動装置は図示を省略している。
フレーム体110は、リント処理部112、リント導出部113などで構成されている。
リント処理部112は、図7に示すように、矩形状の枠本体112aと、スクリュー120の回転軸121の軸心方向に対して交差するように斜めに延びる複数の格子112bとを有している。枠本体112aと格子112bの間及び相隣接する格子112b同士の間に空気導入口112cが形成されており、導入ダクト15を通った空気は、空気導入口112cからリントフィルタ130に流入するようになっている。また、格子112bのリントフィルタ130側の部分は、図8及び図12に示すように、格子112bの長手方向の中央が上側に凸な曲面になっている。この曲面の形状はスクリュー120の回転軌跡の一部に対応するような形状となっている。また、リント処理部112の枠本体112aにおける前側端部及び後側端部には、前側及び後側に向かってそれぞれ張り出した2つの張出部112dが形成されている。詳しくは後述するが、この張出部112dは、リントフィルタ130を支持するための部分であるともに、リント除去装置100がメンテナンスボックス60に取り付けられた状態で、該リント除去装置100を支持するための部分である。
リント処理部112には、空気の流路を横切るようにして、断面U状の横長なリントフィルタ130が脱着可能に装着されている。リントフィルタ130は、リントを通さない孔径のシート状のメッシュフィルタ131と、メッシュフィルタ131を支持する断面U状の横長なフィルタフレーム132とで一体的に構成されている。
リントフィルタ130は、その内側の断面円弧状の表面(捕捉面130a)を空気の流路の上流側に向け、その捕捉面130aがスクリュー120に沿うようにして、リント処理部112に装着されている。
図8に示すように、捕捉面130aの内径は、スクリュー120のフィン122の外径よりも大きく設定されていて、このリント除去装置100の場合、フィン122の外縁に、捕捉面130aに接するゴム片122a(弾性部材)が取り付けられている。
図7に示すように、リントフィルタ130は、フレーム体110に対して着脱できるようになっている。
図7に示すように、フィルタフレーム132は、弾性を有する素材で形成されていて、フィルタフレーム132の両側部の上端の各々には、爪部132aが設けられている。リント処理部112の張出部112dには、これら爪部132aに対応した掛止部112eが設けられている。
フィルタフレーム132を下方からスクリュー120に被せるように押し込むことにより、フィルタフレーム132が弾性変形して、各爪部132aが、各掛止部112eに掛け止められる。これにより、リントフィルタ130はリント処理部112に装着される。
このリント除去装置100は、衣類の乾燥運転中は作動せず、衣類の乾燥が行われていない時(例えば、衣類乾燥機1の運転終了後や運転開始前などの送風装置50や熱交換器40が作動していない時)の一定期間に作動するように設定されている。
すなわち、乾燥運転中に循環する空気中のリントは、リントフィルタ130に捕捉され、捕捉面130aに蓄積される。リントフィルタ130は、少なくとも1回の乾燥運転で発生するリント量では目詰まりを生じない大きさ及び形状に設計されている。
その結果、乾燥運転の終了後には、捕捉面130aに残るリントによって膜状のリントの塊が形成され易くなる(リント膜)。このリント膜が、スクリュー120が回転することによってリントフィルタ130から掻き取られ、リントフィルタ130の左側に押し出される。
なお、リント膜を掻き取ることができるのであれば、フィン122にゴム片122aを取り付けず、フィン122と捕捉面130aとの間に隙間が存在するようにしてもよい。その場合には、フィン122の先端の一部に、捕捉面130aに接してリント膜を引っ掛ける突起(起毛突起)を設けるとよい。
乾燥運転中に、リント除去装置100が作動することがないうえ、リントを一括して除去できるため、短時間での除去が可能になる。その結果、複雑な制御や高機能な装置が不要になり、部材コストやランニングコストが抑制できる。
リント導出部113は、リント処理部112の左側に隣接して位置する筒状の部分である。リント導出部113は、リントフィルタ130から押し出されるリント膜を受け入れて、そのリント膜をリントボックス70へと誘導する。リント導出部113は、図8に示すように、上記回転軸121の上記軸心方向のリントボックス70側に向かって断面積が小さくなるような、テーパ形状をなしている。リント導出部113の下側の部分には、下側に向かって突出する突出部113aが設けられている。詳しくは後述するが、該突出部113aは、リント除去装置100がメンテナンスボックス60に取り付けられた状態で、該リント除去装置100を支持するための部分である。
(リントボックス)
リントボックス70は、リント導出部113の左側に配置されていて、捕捉面130aから掻き取られたリント膜を蓄積する。
リント膜が押し出されるリントフィルタ130の左端部に隣接してリントボックス70を配置することで、移送し難いリント膜を、複雑な移送機構を設けなくても容易にリントボックス70に送り込むことができる。
リントボックス70は、リント膜を収容する収容部71と、収容部71の前側を覆うように設けられ筐体2に取り付けられる前壁部72とを有している。
リントボックス70の収容部71とリント導出部113とは、筐体2(厳密には壁材ユニット10)における箱状空間16の右上側寄りの部分に形成されたリント搬送口70aと、上記収容部71の左上側寄りの部分に設けられたリント受入口71aとを介して連通している。これにより、リントフィルタ130から押し出されたリント膜を、そのままリントボックス70の収容部71内に落とし込むことができる。
この衣類乾燥機1のリントボックス70は、メンテナンスユニット60とは別体で構成されており、メンテナンスユニット60とは別に筐体2の下部に着脱可能に設けられている。図1及び図9に示すように、リントボックス70の前壁部72には、左右に把持部73がそれぞれ設けられている。リントボックス70は、把持部73を把持した状態で前側に引くことで、筐体2から取り外されるようになっている。
また、図1及び図9に示すように前壁部72の一部は透明になっており、リントボックス70を筐体2から取り外すことなく、リントボックス70内にリントがどの程度が溜まっているかを確認できるようになっている。尚、意匠性の観点から、リントボックス70の前壁部72に透明な部分がない方が好ましい場合もあるため、リントボックス70の前壁部72には、必ずしも透明な部分を設けなくてもよい。
(メンテナンスユニット)
図10に示すように、この衣類乾燥機1には、着脱可能なメンテナンスユニット60が備えられている。メンテナンスユニット60は、筐体2の前面下側に配置された揺動式のカバー7を開いて脱着される。
図11及び図12に示すように、メンテナンスユニット60は、前壁部62、支持フレーム63、2次フィルタ64(第2フィルタ)などが一体的に設けられたものであって、箱状空間16にセットされる。また、前壁部62と2次フィルタ64との間には、リント除去装置100が着脱可能に取り付けられる。これにより、リント除去装置100は、メンテナンスユニット60を介して、筐体2に対して着脱可能に配設される。
前壁部62は、メンテナンスユニット60の前面を構成する横長な矩形の支持部材である。前壁部62の前面の中央には、指を引っ掛けてメンテナンスユニット60の出し入れを容易にする把持部62aが設けられている。前壁部62の前面の両端には、メンテナンスユニット60を箱状空間16の所定位置に固定する一対のストッパ62bが設けられている。この一対のストッパ62bによって、前壁部62は、前面を前方に向けた状態で筐体2に装着される。
支持フレーム63は、横長な矩形の下壁部63a、右側壁部63b、フィルタ支持部63cなどで構成されている。
下壁部63aは、前壁部62の下縁から後方に張り出している。右側壁部63bは、下壁部63aの右側縁に連なって前壁部62の右端縁から後方に張り出している。フィルタ支持部63cは、下壁部63aの後側縁から上側に向かって張り出している。フィルタ支持部63cの右側の端部は右側壁部63bの後端縁と一体化されている。
前壁部62、下壁部63a、右側壁部63b、及びフィルタ支持部63cの境界部分には、これらの境界に沿って延びる断面円弧状の曲面部63dが設けられている。
2次フィルタ64は、リント除去装置100のリントフィルタ130を通過したリントを捕捉するためのフィルタである。2次フィルタ64は、空気取込口17を覆う、メッシュ状のフィルタを有する横長な矩形の枠体64aと、該枠体64aに挿入されて固定される2次フィルタ本体64bとを有している。この枠体64aは前壁部62と前後に離れて対向するように、フィルタ支持部63cに支持されている。2次フィルタ本体64bは、捕集性能の高い多孔質性のスポンジフィルタ等で構成されている。枠体64aは、フィルタ支持部63cにねじ止めされることによって、メンテナンスユニット60と一体化されている。2次フィルタ本体64bは、枠体64aに挿入固定されているため、メンテナンスユニット60から取り外すことができる。従って、2次フィルタ本体64bの清掃作業が容易にでき、作業性に優れる。
図11に示すように、メンテナンスユニット60の前壁部62とフィルタ支持部63cとの間の領域は、リント除去装置100を収容するための収容スペース65となっている。リント除去装置100が収容スペース65内に適切に収容されるように、前壁部62及びフィルタ支持部63cには、リント除去装置100をメンテナンスユニット60に取り付ける際に、該リント除去装置100を案内するガイド部66が設けられている。詳しくは、前壁部62には、右側端部よりもやや左側の位置と左側端部よりもやや右側の位置とに、上下に延びる前側係合溝66aがそれぞれ形成され、フィルタ支持部63cには、長手方向において、前壁部62の右側の前側係合溝66aに対応する位置に後側係合溝66bが形成されている。一方で、リント除去装置100のリント処理部112における前側の部分の右側端部及び左側端部には、上下に延びかつ前側に張り出した前側係合部114がそれぞれ形成され、上記リント処理部112における後側の部分の右側端部には、上下に延びかつ前側に張り出した後側係合部115が形成されている。リント除去装置100をメンテナンスユニット60に取り付ける際には、リント処理部112の左右の前側係合部114を、前壁部62の左右の前側係合溝66aにそれぞれ係合させるとともに、リント処理部112の後側係合部115を、フィルタ支持部63cの左右の後側係合溝66bにそれぞれ係合させるように、リント除去装置100を上側から収容スペース65に向かって移動させる。これにより、リント除去装置100を適切に収容スペース65内に位置させることができる。
また、図12及び図14に示すように、メンテナンスユニット60には、リント除去装置100が収容スペース65内に収容された状態で、該リント除去装置100を支持する上側支持部67と下側支持部68とが設けられている。前側の上側支持部67は、前壁部62の上部を後側に張り出させることで形成されている(図14参照)一方、後側の上側支持部67は、支持フレーム63のフィルタ支持部63cの上端縁部を、下側に凹ませることによって形成されている。リント除去装置100が収容スペース65内に収容された状態で、上側支持部67には、リント除去装置100のリント処理部112の張出部112dが載置されるようになっており、これにより、上側支持部67はリント除去装置100を支持している。一方で、下側支持部68は、支持フレーム63の下壁部63aの左側端部に設けられている。下側支持部68は、上側が開放された薄い箱状をなしている。下側支持部68には、図8及び図11に示すように、中央に向かって延びる複数(本実施形態では4つ)の羽状部68aが設けられており、上記リント除去装置100のリント導出部113の突出部113aは羽状部68aの先端部分に載置される。リント除去装置100が収容スペース65内に収容された状態で、羽状部68aの先端に上記突出部113aが載置されるようになっており、これにより、下側支持部68はリント除去装置100を支持している。上記突出部113aが上記羽状部68aに嵌合して、リント除去装置100が支持されることにより、図8に示すように、リント除去装置100は、メンテナンスユニット60に取り付けられた状態で、支持フレーム63の下壁部63aから上側に離間した状態、延いては筐体2の床面2cから上側に離間した状態となる。
メンテナンスユニット60は、リント除去装置100が取り付けられた状態で、前壁部62を前方に向けて箱状空間16に嵌め込まれ、筐体2の所定位置にセットされる。筐体2におけるメンテナンスユニット60が配設される部分の床面、すなわち、箱状空間16を構成する筐体2の床面2c(厳密には、壁材ユニット10の床面)には、図10に示すように、前後方向に延びる複数のリブ18が形成されている。メンテナンスユニット60は、該複数のリブ18に支持フレーム63の下壁部63aを載置させた状態で箱状空間16に嵌め込まれる。つまり、複数のリブ18は、メンテナンスユニット60の下壁部18が載置されるリブである。
上記複数のリブ18によって、筐体2の底面2cとメンテナンスユニット60の下壁部63aとの接触面積が小さくなるため、メンテナンスユニット60を筐体2から取り外す時及びメンテナンスユニット60を筐体2に取り付ける時の、筐体2の底面2cとメンテナンスユニット60の下壁部63aとの間の摺動抵抗を出来る限り抑えることができる。この結果、メンテナンスユニット60を筐体2から取り外す際の動作及び該メンテナンスユニット60を筐体2に取り付ける動作が楽になり、メンテナンス性を向上させることができる。
そして、メンテナンスユニット60が筐体2の所定位置にセットされたときには、図8及び図14に示すように、リント除去装置100は、箱状空間16内、すなわち、排気ダクト45における導入ダクト15との連通部分に、リントフィルタ130が筐体2の底面2cから離間した状態で配設される。また、リント除去装置100は、図14に示すように、その全体が熱交換器40の上端部よりも下側に位置するように配設される。一方で、2次フィルタ64は、図14に示すように、メンテナンスユニット60が筐体2の所定位置にセットされたときに、排気ダクト45における熱交換器40よりも上流側の部分に位置するとともに、前方に向かって開口している空気取込口17の前面に密接するようになっている。さらに、メンテナンスユニット60が筐体2の所定位置にセットされたときには、リント導出部113の開口とリント搬送口61aとが連結される。
本実施形態1では、メンテナンスユニット60が筐体2の所定位置にセットされた状態において、リント除去装置100は、筐体2には直接支持されておらず、また、2次フィルタ64も、上記リント除去装置100と同様に、筐体2には直接支持されていない。
このように、メンテナンスユニット60が筐体2の所定位置にセットされた状態で、リント除去装置100及び2次フィルタ64が筐体2に直接支持されていないことによって、メンテナンスユニット60を筐体2から取り外したときには、リント除去装置100及び2次フィルタ64は、メンテナンスユニット60と共に筐体2から取り外される。これにより、リント除去装置100や2次フィルタ64のメンテナンス時には、メンテナンスユニット60を筐体2から取り外せば、リント除去装置100及び2次フィルタ64を筐体2から取り外すことができるため、メンテナンスがスムーズに行えるようになり、メンテナンス性を向上させることができる。
2次フィルタ64が密接する空気取込口17は、箱状空間16の奥方に有って、リントフィルタ130よりも斜め後方に位置している。
図13に示すように、横長な排気口20の右斜め下方に、横長な導入ダクト15を介して横長なリント除去装置100が近接している。そして、そのリント除去装置100の後側に横長な空気取込口17が近接している。空気取込口17の後方には、蒸発器41が近接している。
ここで、衣類乾燥機1には、小型大量化の要請があり、筐体2全体についてはコンパクトにする一方で、ドラム30の容量については大きくすることが望まれている。このため、上述したように、排気ダクト45の導入ダクト15については流路断面積が比較的狭くなりやすい。よって、導入ダクト15にリント除去装置100等を配置すると流路断面積が更に狭くなり空気の圧損が大きくなってしまう。
これに対して、本実施形態1では、導入ダクト15ではなく、導入ダクト15よりも流路断面積の大きい排気ダクト45に、リント除去装置100を配置するようにしている。これにより、ドラム30から流出する空気は、横幅が大きな帯状の流れを形成し、流路断面積をほとんど変えることなく、排気ダクト45に誘導されて短い距離で熱交換器40まで達する。よって、リント除去装置100による空気の圧損を出来る限り抑えることができ、低負荷で円滑な空気の循環流を形成することができる。
特に、本実施形態1では、排気ダクト45における導入ダクト15との連通部分である、箱状空間16にリント除去装置100を配置している。箱状空間16は、排気ダクト45全体の中で流路断面積が比較的大きくなるため、リント除去装置100による空気の圧損をより効果的に抑制することができる。
また、リントフィルタ130は筐体2の底面2cから離間しているため、排気ダクト45を流れる空気は、リントフィルタ130全体を通り抜けることができるようになる。さらに、リントフィルタ130は細長い筒状になっているため、十分大きな濾過面積に設定できる。スクリュー120により、リントフィルタ130の全域に、乱れの少ない空気をバランスよく分配できるため、リントフィルタ130の全域でリントを均等に捕捉できる。これらのことにより、リントの発生量が多くても目詰まりが生じ難くなって、リント除去装置100による空気の圧損を一層効果的に抑制できる。
リント除去装置100を通過して流れる空気のうち、スクリュー120の奥方を流れる空気は、フィン122の傾きにより、右斜め下方に向かう流れに整流される。従って、そのまま、リント除去装置100の右斜め下方に位置する2次フィルタ64及び空気取込口17へ、空気を円滑に誘導することができる。
一方で、スクリュー120の前方を流れる空気は、フィン122の傾きにより、空気取込口17に対して逆向きの、排気口20から左斜め下方に向かう流れに整流される。本実施形態1では、リント除去装置100を、箱状空間16に、メンテナンスユニット60の下壁部63aから離間した状態で配設することによって、リント除去装置100のリントフィルタ130を左斜め下方に向かって抜けた後、リント除去装置100の下側にある比較的広い空間に到達する。当該空間には障害物がほとんど無いため、当該空間に到達した空気は、送風装置50の作用によって2次フィルタ64及び空気取込口17に向かって流れる。
また、リント除去装置100のリントフィルタ130を抜ける空気の一部は、後方に偏向されるが、箱状空間16に配置される、メンテナンスユニット60の支持フレーム63には、曲面部63dが形成されているので、導入ダクト15から箱状空間16に流入する空気を2次フィルタ64の側に、更に一層円滑に誘導できるようになっている。
また、本実施形態1では、リント除去装置100は、メンテナンスユニット60を筐体2に取り付けたときには、箱状空間16に位置する一方、メンテナンスユニット60を筐体2から取り外したときには、該メンテナンスユニット60と共に筐体2から取り外されるように、メンテナンスユニット60に取り付けられているため、メンテナンスに伴うリント除去装置100の着脱が容易になり、メンテナンス性をより向上させることができる。
リント除去装置100の着脱が容易になって、該リント除去装置100のメンテナンス性が向上すれば、リント除去装置100によるリント除去機能を高い状態に保つことができる。これにより、リント除去装置100にリントが溜まることによる空気の圧損を出来る限り抑制することができるため、リント除去装置100による空気の圧損をより一層効果的に抑制することができる。
さらに、本実施形態1では、リント除去装置100を、前後方向における前壁部62とフィルタ支持部63cとの間に、下壁部63aから離間して取り付けられているため、メンテナンスユニット60、リント除去装置100、及び2次フィルタ64を出来る限りコンパクトに配置することができる。これにより、メンテナンス時に、リント除去装置100及び2次フィルタ64がメンテナンスユニット60に取り付けられた状態で、該メンテナンスユニット60を筐体2から取り外す際の動作及び該メンテナンスユニット60を筐体2に取り付ける動作が楽になり、メンテナンス性をさらに向上させることができる。
また、本実施形態1では、前壁部62及びフィルタ支持部63cには、前壁部62とフィルタ支持部63cとの間にリント除去装置100を取り付ける際に、該リント除去装置100を案内するガイド部66が設けられているため、メンテナンス性をより一層向上させることができる。すなわち、リント除去装置100をメンテナンスしやすくするためには、該リント除去装置100をメンテナンスユニット60から取り外す方が好ましい。このため、メンテナンス後には、リント除去装置100を再びメンテナンスユニット60に取り付ける必要がある。そこで、リント除去装置100を取り付ける際に、該リント除去装置100を案内するガイド部66が設けられていれば、リント除去装置100を所望の位置に容易に取り付けることができる。この結果、メンテナンス性をより一層向上させることができる。
さらに、本実施形態1では、フレーム体110のリント処理部112に、格子112bが設けられていることにより、リントボックス70へのリント膜の搬送を適切に行うことができる。すなわち、スクリュー120を回転させることによってリントフィルタ130からリント膜を掻き取る際には、スクリュー120のフィン122に沿って掻き取ったリント膜が上側に向かって移動しようとする。リント処理部112に格子112bが設けられていれば、このリント膜の上側への移動を格子112bによって防止することができる。
したがって、本実施形態1では、リント除去装置100は、排気ダクト45に配置されているため、リント除去装置100による空気の圧損を出来る限り抑制するとともに、メンテナンス性を向上させることができる。
<実施形態2>
以下、本発明の実施形態2について、図面を参照しながら詳細に説明する。尚、以下の説明において実施形態1と共通の部分については、同じ符号を付して、その詳細な説明を省略する。
図15は、実施形態2に係る衣類乾燥機201において、リント除去装置100の周辺を示す。
本実施形態2では、リント除去装置100が、メンテナンスユニット60に取り付けられずに、筐体2(厳密には壁材ユニット10)に直接取り付けられる点で、実施形態1とは異なる。
また、本実施形態2では、2次フィルタ64も、リント除去装置100と同様に、メンテナンスユニット60に取り付けられずに筐体2に直接取り付けられている。
この構成であったとしても、リント除去装置100は、図15に示すように、排気ダクト45、より詳しくは、排気ダクト45における導入ダクト15との連通部分(図15の箱状空間16)に、筐体2の底面2cから離間した状態で配設されている。これにより、上記実施形態1と同様に、リント除去装置100による空気の圧損を出来る限り抑制することができる。
リント除去装置100は、筐体2に固定されていてもよいし、筐体2に対して着脱自在であってもよい。
リント除去装置100の筐体2に対する支持構造については、リント除去装置100を、筐体2の底面2cから離間した状態で、上記箱状空間100に配設することさえできれば、特に限定されない。例えば、リント除去装置100のリント処理部112の枠本体112aの左側の端部から左側に向かって張出部を形成しかつ枠本体112aの右側の端部から右側に向かって張出部を形成するとともに、筐体2の左右の側壁部に上記張出部と係合する係合溝を形成して、リント処置部112の上記張出部を筐体2の側壁部の上記係合溝に係合させることで、リント除去装置100を筐体2に対して支持するようにしてもよい。
(その他の実施形態)
本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、請求の範囲の主旨を逸脱しない範囲で代用が可能である。
例えば、上述の実施形態1及び2では、リント除去装置100は、排気ダクト45における導入ダクト15との連通部分に配設されていたが、これに限らず、排気ダクト45の熱交換器40よりも上流側の部分であれば、リント除去装置100が、上記連通部分以外の部分に配設されていてもよい。
また、上述の実施形態1及び2では、排気ダクト45は、導入ダクト15と協働して、左右方向から見て略L字状の流路をなしていたが、略L字状をなしていなくてもよい。
さらに、上述の実施形態1及び2では、リントボックス70は、メンテナンスユニット60とは別体で構成されていたが、これに限らず、メンテナンスユニット60と一体に構成されていてもよい。この場合、メンテナンスユニット60の前壁部62が筐体2の前壁部(壁材ユニット10の前壁部)の幅方向全体に亘って形成されるような構成となる。
また、上述の実施形態1及び2では、リント除去装置100は、リント膜を、右側から左側に向かって搬送して、左側に設けられたリントボックス70に落とし込むように構成されていたが、これに限らず、空気取込口17の右側にスペースが確保できる場合には、リントボックス70を、空気取込口17の右側に配置して、リント除去装置100を、リント膜を左側から右側に向かって搬送するような構成としてもよい。
さらに、上述の実施形態1及び2では、筐体2の底面2cに複数のリブ18が形成されていたが、これに限らず、筐体2の底面2cにはリブを設けずに、メンテナンスユニット60の下壁部63aの下面に複数のリブを設けるようにしてもよい。この構成でも、筐体2の底面2cとメンテナンスユニット60の下壁部63aとの接触面積が小さくなるため、筐体2の底面2cとメンテナンスユニット60の下壁部63aとの間の摺動抵抗を出来る限り抑えることができる。
上述の実施形態は単なる例示に過ぎず、本発明の範囲を限定的に解釈してはならない。本発明の範囲は請求の範囲によって定義され、請求の範囲の均等範囲に属する変形や変更は、全て本発明の範囲内のものである。
本発明は、回転するドラムに衣類を収容して乾燥させる衣類乾燥機に有用である。
1 衣類乾燥機
2 筐体
2c 筐体の底面
3 投入口
15 導入ダクト
16 箱状空間(排気ダクトにおける導入ダクトとの連通部分、筐体におけるメンテナンスユニットが配設される部分)
17 空気取込口
18 リブ
20 排気口
30 ドラム
40 熱交換器
45 排気ダクト
57 給気口
60 メンテナンスユニット
62 前壁部
63 支持フレーム
63a 下壁部
63c フィルタ支持部
64 2次フィルタ(第2フィルタ)
66 ガイド部
100 リント除去装置
120 スクリュー(リント移送体)
130 リントフィルタ(第1フィルタ)

Claims (9)

  1. 衣類乾燥機であって、
    衣類が出し入れされる投入口を前面に有する筐体と、
    上記投入口に開口を向けた状態で上記筐体内に支持され、前後方向に延びる軸回りに回転するドラムと、
    上記ドラムの後部に連通し、当該ドラムに空気を流入させる給気口と、
    上記ドラムの前部に連通し、当該ドラムから空気を下方に流出させる左右方向に延びた横長な排気口と、
    上記排気口から下側に向かって延びるとともに左右方向に延びた横長な導入ダクトと、
    上記導入ダクトの下側端部と連通しかつ後側に向かって延びるとともに左右方向に延びた横長な排気ダクトと、
    左右方向に延びた断面U状の横長なメッシュフィルタからなる第1フィルタと、上記第1フィルタの表面に残るリントを掻き取って上記第1フィルタの一方の端部から押し出すリント移送体とを有し、上記排気口から流出する空気中のリントを除去するリント除去装置と
    を備え、
    上記排気ダクトは、上記筐体の前下隅部に位置するとともに左右方向から見て略L字状の流路をなしている上記導入ダクトとの連通部分に、当該導入ダクトよりも大きな流路断面積の箱状空間を有し、
    上記第1フィルタが上記筐体の底面から離間した状態で上記リント除去装置が上記箱状空間に配設されていることを特徴とする衣類乾燥機。
  2. 請求項1に記載の衣類乾燥機において、
    上記箱状空間に断面円弧状の曲面部が配設されていて、当該曲面部で上記導入ダクトから当該箱状空間に流入する空気を後方に誘導することを特徴とする衣類乾燥機。
  3. 請求項1又は2に記載の衣類乾燥機において、
    上記排気ダクトにおける上記リント除去装置よりも下流側に配設された熱交換器を更に備え、
    上記リント除去装置は、その全体が上記熱交換器の上端部よりも下側に位置するように配設されていることを特徴とする衣類乾燥機。
  4. 請求項1~3のいずれか1つに記載の衣類乾燥機において、
    上記リント除去装置は、上記排気ダクトに着脱可能に配設されていることを特徴とする衣類乾燥機。
  5. 請求項4に記載の衣類乾燥機において、
    上記筐体に取り外し可能に配設され、上記リント除去装置が着脱可能に取り付けられるメンテナンスユニットを更に備え、
    上記メンテナンスユニットの一部は、上記筐体に取り付けられた状態で、上記排気ダクトに位置しており、
    上記リント除去装置は、上記メンテナンスユニットを上記筐体に取り付けたときには、
    上記排気ダクトに位置する一方、上記メンテナンスユニットを上記筐体から取り外したときには、該メンテナンスユニットと共に上記筐体から取り外されるように、上記メンテナンスユニットに取り付けられていることを特徴とする衣類乾燥機。
  6. 請求項5に記載の衣類乾燥機において、
    上記メンテナンスユニットには、上記リント除去装置の上記第1フィルタを通過したリントを捕捉する第2フィルタが一体的に設けられており、
    上記第2フィルタは、上記メンテナンスユニットを上記筐体に取り付けたときに、上記排気ダクトに位置するように、上記メンテナンスユニットに設けられていることを特徴とする衣類乾燥機。
  7. 請求項6に記載の衣類乾燥機において、
    上記メンテナンスユニットは、前面を前方に向けた状態で上記筐体に装着される前壁部と、上記前壁部から後側に向かって延びる支持フレームとを有し、
    上記支持フレームは、上記前壁部の下側縁から後側に張り出す下壁部と、該下壁部の後側縁から上側に向かって張り出しかつ上記第2フィルタが固定されるフィルタ支持部とを有し、
    上記リント除去装置は、前後方向における上記前壁部と上記フィルタ支持部との間に取り付けられていることを特徴とする衣類乾燥機。
  8. 請求項7に記載の衣類乾燥機において、
    上記前壁部及び上記フィルタ支持部には、上記前壁部と上記フィルタ支持部との間に上記リント除去装置を取り付ける際に、該リント除去装置を案内するガイド部が設けられていることを特徴とする衣類乾燥機。
  9. 請求項7又は8に記載の衣類乾燥機において、
    上記筐体における上記メンテナンスユニットが配設される部分の底面には、前後方向に延びかつ上記メンテナンスユニットの上記下壁部が載置される複数のリブが設けられていることを特徴とする衣類乾燥機。
JP2017225387A 2017-11-24 2017-11-24 衣類乾燥機 Active JP7044525B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017225387A JP7044525B2 (ja) 2017-11-24 2017-11-24 衣類乾燥機
PCT/KR2018/014563 WO2019103544A1 (ko) 2017-11-24 2018-11-23 건조기
KR1020207002248A KR102629973B1 (ko) 2017-11-24 2018-11-23 건조기
US16/767,094 US11441257B2 (en) 2017-11-24 2018-11-23 Dryer

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017225387A JP7044525B2 (ja) 2017-11-24 2017-11-24 衣類乾燥機

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019092900A JP2019092900A (ja) 2019-06-20
JP7044525B2 true JP7044525B2 (ja) 2022-03-30

Family

ID=66631133

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017225387A Active JP7044525B2 (ja) 2017-11-24 2017-11-24 衣類乾燥機

Country Status (4)

Country Link
US (1) US11441257B2 (ja)
JP (1) JP7044525B2 (ja)
KR (1) KR102629973B1 (ja)
WO (1) WO2019103544A1 (ja)

Families Citing this family (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7061127B2 (ja) * 2017-09-01 2022-04-27 シャープ株式会社 衣類処理装置
KR20210075449A (ko) 2019-12-13 2021-06-23 삼성전자주식회사 린트 제거 장치 및 이를 포함하는 의류 건조기
WO2022108146A1 (ko) * 2020-11-20 2022-05-27 삼성전자주식회사 건조기
US11098437B1 (en) * 2021-01-13 2021-08-24 Kenneth Steve Ramsey Lint exhaust duct cleaning tool and method for cleaning a clothes dryer ventilation system
US20220349112A1 (en) * 2021-04-28 2022-11-03 Whirlpool Corporation Side access panel for lint filter of laundry appliance
USD1017149S1 (en) * 2021-10-15 2024-03-05 Lg Electronics Inc. Electric drying machine for laundry purpose
KR20230126902A (ko) * 2022-02-24 2023-08-31 삼성전자주식회사 건조기

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014033841A (ja) 2012-08-09 2014-02-24 Panasonic Corp 衣類乾燥機
JP2014068655A (ja) 2012-09-27 2014-04-21 Toshiba Corp 衣類乾燥機
JP2016107025A (ja) 2014-11-28 2016-06-20 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 衣類乾燥機

Family Cites Families (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP3011580B2 (ja) * 1993-07-30 2000-02-21 三洋電機株式会社 衣類乾燥機
JPH11319380A (ja) * 1998-05-12 1999-11-24 Sharp Corp 洗濯機
KR101603106B1 (ko) * 2009-03-03 2016-03-14 엘지전자 주식회사 세탁 장치
JP2013135789A (ja) * 2011-12-28 2013-07-11 Panasonic Corp 衣類乾燥機
KR102029241B1 (ko) * 2012-12-07 2019-10-07 엘지전자 주식회사 의류처리장치의 제어방법
JP5747240B2 (ja) 2014-01-24 2015-07-08 国立研究開発法人産業技術総合研究所 薬剤が細胞に与える影響を評価するシステム
KR102201868B1 (ko) * 2014-03-07 2021-01-12 삼성전자주식회사 의류건조기
JP6282196B2 (ja) 2014-08-25 2018-02-21 日立アプライアンス株式会社 ドラム式洗濯乾燥機
US10077528B2 (en) * 2014-11-28 2018-09-18 Samsung Electronics Co., Ltd. Clothes dryer
JP2016101373A (ja) 2014-11-28 2016-06-02 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 衣類乾燥機
US10443180B2 (en) 2015-02-16 2019-10-15 Lg Electronics Inc. Laundry treatment apparatus
KR101706962B1 (ko) 2015-03-02 2017-02-27 엘지전자 주식회사 의류처리장치

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014033841A (ja) 2012-08-09 2014-02-24 Panasonic Corp 衣類乾燥機
JP2014068655A (ja) 2012-09-27 2014-04-21 Toshiba Corp 衣類乾燥機
JP2016107025A (ja) 2014-11-28 2016-06-20 三星電子株式会社Samsung Electronics Co.,Ltd. 衣類乾燥機

Also Published As

Publication number Publication date
WO2019103544A1 (ko) 2019-05-31
KR102629973B1 (ko) 2024-01-29
JP2019092900A (ja) 2019-06-20
US11441257B2 (en) 2022-09-13
KR20200079476A (ko) 2020-07-03
US20200378055A1 (en) 2020-12-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7044525B2 (ja) 衣類乾燥機
KR101030171B1 (ko) 건조기
KR101070485B1 (ko) 건조기 및 건조기의 이물질 제거 장치
KR101070536B1 (ko) 건조기 및 건조기의 이물질 제거 장치 및 건조기의 제어 방법
US20140082882A1 (en) Portable cleaner provided with exhaust regulating unit
KR101171486B1 (ko) 세탁건조기
KR102342579B1 (ko) 의류 건조기
US11932983B2 (en) Lint removing apparatus and clothes dryer having the same
KR101070488B1 (ko) 건조기 및 건조기의 이물질 제거 장치
JP2016107025A (ja) 衣類乾燥機
JP7160525B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2018033794A (ja) フィルター清掃装置及び衣類乾燥機
KR101153661B1 (ko) 건조기 및 건조기의 이물질 제거 장치
JP2014033841A (ja) 衣類乾燥機
KR100919157B1 (ko) 공기 조화기
JP7010625B2 (ja) 衣類乾燥機
JP2016101368A (ja) 衣類乾燥機
JP2016101375A (ja) 衣類乾燥機
KR101842199B1 (ko) 건조기
JP2016101374A (ja) 衣類乾燥機
CN110512405B (zh) 衣物干燥机
JP2019209239A (ja) フィルター清掃装置
JP6910024B2 (ja) フィルター清掃装置及び乾燥機
JP2016101376A (ja) 衣類乾燥機
JP2024046232A (ja) リント除去装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211124

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20211130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220308

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220317

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7044525

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150