JP7044422B1 - 集合玄関宅配連絡システム - Google Patents

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Abstract

【課題】集合玄関装置一つのシステムであっても宅配連絡管理も行うことのできる集合玄関宅配連絡システムを提供する。【解決手段】入力装置、表示装置、通信装置及びこれらに接続されるコンピュータ11を備える集合玄関装置1と、集合玄関装置に接続可能な複数の各戸端末装置2と、少なくとも一つのボックスを備える宅配ボックス装置4と、を備えた集合玄関宅配連絡システムSであって、集合玄関装置のコンピュータには、訪問先データを受け付けるステップ、受け付けた訪問先データに基づき各戸端末装置を呼び出すステップ、訪問先が不在の場合に不在処理を行う不在処理ステップ、を実行させるためのプログラムが格納されており、不在処理ステップは、あらかじめ定められた連絡先アドレスに不在連絡票データを送信するステップ、を含むものである。【選択図】図1

Description

本発明は、集合玄関宅配連絡システムに関する。
マンションやアパートなどの近年の集合住宅では、集合玄関に玄関鍵を設けるとともにこの玄関鍵を制御する集合玄関装置を設け、訪問者があった場合、集合玄関装置から各戸のインターホンに連絡し、各戸の居住者が玄関鍵装置を遠隔にて制御し玄関鍵を開錠する、いわゆる集合玄関システムを設けるのが一般的となってきている。これにより、不審者の侵入を効果的に防止することができる。
一方で、近年インターネット及び物流システムの発展とともに通信販売が急激に増加しており、宅配業者は、常に大量の宅配物を配達しなければならない状況となっている。
宅配物を配達するに際し、大きな問題となるのが宅配物を配達するために訪問しても配達先が不在である状況である。これは特に勤労者世帯では昼に不在が多い。居住者が不在である場合、宅配ボックスが備え付けられている配達先であればその宅配ボックス装置に配達物を入れて鍵をかけることで配達を完了させることができるが、宅配ボックス装置が備え付けられていない場合は不在連絡票をポスト等にいれて、配達先からの返信を待って改めて再配達することになる。
すなわち、近年の宅配物の急増に伴い、集合住宅では宅配業者の訪問者が急増している一方、勤労者世帯では不在が多く、宅配ボックス装置による配達、又は、不在連絡票の投函による再配達が非常に多くなっているという問題がある。
これに対し、居住者が外出していても宅配業者等の訪問者とすぐに連絡を取ることができ、対応を容易にするためのシステムが例えば下記特許文献1に記載されている。
特開2002-354136号公報
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術は訪問者と連絡を取るための手段にすぎず、宅配ロッカーでの対応や再配達に対しては十分な検討がなされていない。
ところで、宅配ボックス装置には、単に宅配ボックスと手動の鍵が設けられているだけのものもあるが、近年電子化を背景に、複数の宅配ボックスに鍵装置が設けられるとともにこの鍵装置を制御する制御装置を備えているものもある。
すなわち、マンション等の集合住宅では、集合玄関装置が設けられるだけでなく、同様な制御装置を備えた宅配ボックス装置も設けられていることが多い。これは、二つの独立したシステムを導入することを意味し、それぞれが非常に高額であるため、維持費が非常に高くなってしまうといった課題にもつながる。もちろん、宅配ボックス装置が制御装置を備えていないような場合は、上記の課題を当然に残す。
また、外出している居住者としては、届く予定の荷物が予定通り届いているのか等を知りたい場合も少なくなく、これらのニーズに応えることは非常に重要である。
そこで、本発明は、上記課題に鑑み、集合玄関装置一つのシステムであっても宅配連絡管理も行うことのできる集合玄関宅配連絡システムを提供することを目的とする。
上記課題を解決する本発明の集合玄関宅配連絡システムは、入力装置、表示装置、通信装置及びこれらに接続されるコンピュータを備える集合玄関装置と、集合玄関装置に接続可能な複数の各戸端末装置と、少なくとも一つのボックスを備える宅配ボックス装置と、を備えた集合玄関宅配連絡システムであって、集合玄関装置のコンピュータには、訪問先データを受け付けるステップ、受け付けた訪問先データに基づき各戸端末装置を呼び出すステップ、訪問先が不在の場合に不在処理を行う不在処理ステップ、を実行させるためのプログラムが格納されており、不在処理ステップは、あらかじめ定められた連絡先アドレスに不在連絡票データを送信するステップ、を含むものである。
また、本観点において、限定されるわけではないが、集合玄関装置に接続される玄関鍵装置を備え、集合玄関装置のコンピュータには、端末装置が対応した場合は通話処理を行う通話処理ステップを、対応しなかった場合は不在処理ステップを、実行させることが好ましい。
また、本観点において、限定されるわけではないが不在連絡票データには、宅配業者識別データ、不在日時データ、ボックス開錠用データ、伝票番号データ、担当者連絡先データの少なくともいずれかを含むことが好ましい。
また、本観点において、限定されるわけではないが、宅配業者識別データには、宅配業者名データ、宅配業者連絡先データ、及び、再配達連絡先アドレスデータの少なくともいずれかを含むことが好ましい。
また、本観点において、限定されるわけではないが、ボックス開錠用データには、暗証番号データを含み、宅配ボックス装置が複数のボックスを備える場合、更に、暗証番号を設定した前記ボックスのボックス番号データを含ませることが好ましい。
また、本観点において、限定されるわけではないが、玄関鍵装置のコンピュータの記録媒体には、少なくとも一つの宅配業者識別データが予め記録されており、不在処理ステップにおいて、集合玄関装置の前記表示装置に、宅配業者識別データに対応する宅配業者を選択肢として表示させることが好ましい。
また、本観点において、限定されるわけではないが、集合玄関装置のコンピュータに格納されるコンピュータは、更に、再配達希望日時データを記録するステップ、不在連絡票データの前記宅配業者識別データ及び伝票データに基づき、再配達依頼を行う再配達依頼ステップを実行するものであることが好ましい。
以上、本発明によって、集合玄関装置一つのシステムであっても宅配連絡管理も行うことのできる集合玄関宅配連絡システムを提供することができる。
実施形態に係る集合玄関宅配連絡システムの全体の概略を示す図である。 実施形態に係る集合玄関宅配連絡システムのコンピュータの機能ブロック図である。 実施形態に係る集合玄関装置のコンピュータに接続される入力装置の表示例を示す図である。 実施形態に係る集合玄関装置のコンピュータに接続される入力装置の表示例を示す図である。 実施形態に係る集合玄関装置のコンピュータに接続される入力装置の不在連絡票作成用の表示例を示す図である。 実施形態に係る不在連絡票の表示例を示す図である。 実施形態に係る再配達処理のイメージを示す図である。 実施形態に係る再配達処理のイメージを示す図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は多くの異なる形態による実施が可能であり、また以下に示す実施形態、実施例において記載される具体的な例示についても適宜変更及び調整が可能であり、これらに限定されるものではない。
(実施形態1)
(集合玄関宅配連絡システム)
図1は、本実施形態に係る集合玄関宅配連絡システム(以下「本宅配システム」という。)Sの全体の概略を示す図である。また図2は、集合玄関装置1のコンピュータ11の機能ブロックを示す。これらの図で示すように、本システムSは、入力装置111、表示装置112、通信装置113及びこれらに接続されるコンピュータ11を備える集合玄関装置1と、集合玄関装置1に接続可能な複数の各戸端末装置2と、集合玄関装置1に接続される玄関鍵装置3と、少なくとも一つのボックスを備える宅配ボックス装置4と、を備えた集合玄関宅配連絡システムである。また、本システムでは、更に、訪問者自身が保有する訪問者端末装置5、更には訪問者が宅配業者である場合の、宅配業者窓口端末装置6を備えていてもよい。また、本宅配システムでは、更に、集合玄関装置1に記録されるデータの少なくとも一部を保管するためのサーバー装置7が設けられていてもよい。
本システムにおいて、コンピュータ11を含む各装置は、有線にて接続されていてもよいが、無線によって接続されていてもよい。また、各装置は、直接有線又は無線によって接続されていても、ネットワークを介して接続されていてもよい。特に、後述するように、集合玄関装置1と各戸端末装置2とが電気通信回線等のネットワークを介して接続されている場合、集合住宅街の遠隔地に居住者が居る場合であっても、即時に対応が可能となる等の利点がある。
また、本システムSの集合玄関装置1のコンピュータ11には、訪問先データを受け付けるステップ(S1)、受け付けた訪問先データに基づき各戸端末装置を呼び出すステップ(S2)、端末装置が対応した場合は通話処理を行う通話処理ステップ(S3-1)を、対応しなかった場合は不在処理を行う不在処理ステップ(S3-2)、を実行させるためのプログラム(以下「本プログラム」という。)が格納されており、更に、不在処理ステップ(S3-2)は、訪問目的データの入力を受け付けるステップ(S3-2-1)、訪問目的データが宅配目的地である場合、あらかじめ定められた連絡先アドレスに不在連絡票データを送信するステップ(S3-2-2)、含む。
本システムは、マンションやアパート等の集合住宅に設置される集合玄関装置に適用されるシステムであり、集合住宅の各戸には各戸端末装置2が設けられており、集合玄関装置1はこれらに接続されている。そして、例えば宅配業者がこの集合住宅に荷物を配達しようとした場合であって、集合玄関装置1によって各戸端末装置を呼び出しても応答がない場合、訪問の目的の入力を受け付け、宅配目的地である場合は予め定められた連絡先アドレスに不在連絡票データを送信することができる。すなわち、集合玄関装置でありながら宅配システムを兼ねることができるといったシステムとなっている。なおこのシステムの更なる利点については後述の記載から明らかとなる。
本プログラムは、コンピュータによって実行されるものであり、具体的にはコンピュータのハードディスク等の記録媒体に格納され、必要に応じてメモリ等の揮発性記録媒体に読み込まれ、実行されることになる。すなわち、本プログラムは、コンピュータにおいて実行されることにより、上記図で示す各ステップを実現することができる。
本プログラムを実行するために用いられるコンピュータは、上記の機能を有する限りにおいて限定されるわけではないが、一般的なコンピュータの構成要素である中央演算装置(CPU)、ハードディスクやフラッシュメモリ等の不揮発性の記録媒体、メモリ等の揮発性の記録媒体を備えていることが好ましい。
また、このコンピュータは上記の通り、入力装置111、表示装置112、通信装置113に接続されている。
本実施形態における入力装置111は、いわゆるキーボードであってもよいが、数字、記号及びアルファベットの少なくともいずれかが付された複数のボタンを備えた入力ボタン装置であってもよい。一般にマンションなどの集合住宅の入力装置としては部屋番号とその入力を確定して各端末を呼び出す意思を決定させるためのボタン等が付されているのが一般的であるため通常のコンピュータのようなキーボードに比べて簡素な構成を採用することが可能である。
また、本実施形態における表示装置112は、液晶ディスプレイ等の表示であれば様々な情報を表示することができるため好ましいものであるが、集合住宅の集合玄関装置としての機能だけに特化するような場合、数字や簡単な文字だけを表示することのできるセグメント表示のみの表示装置であることも可能ではある。
また、本システムSでは、カメラなどの撮像装置を接続させておくことが好ましい。このようにすることで訪問者を撮影し、訪問者を特定することが可能となり防犯上も有用である。
一方で、本システムSでは、比較的複雑な情報を入力することがある。そのため、入力装置111と表示装置112を同一の装置として用いることも可能である。例えば、いわゆるタブレット端末では、表示画面とそのタッチパネルが一体となっており、表示画面に必要な入力画面を表示させ、その画面をタッチすることで簡単に入力装置と表示装置の構成を採用することができる。特にタブレット端末ではカメラ等の撮像装置を一体化させておくことも一般的であり、このようにしておくことで撮像装置も一体化できるといった利点がある。タブレット端末を用いた場合における画面の一例について図3に示しておく。
また本実施形態における通信装置113は、コンピュータによる情報処理の結果のデータを信号として外部に出力し、また外部からの信号をコンピュータに伝達入力するために用いられる装置である。装置の例としてはいわゆるモデムやルータ等を例示することができるがこれに限定されない。
ここで再び本プログラムに戻り、各ステップについて詳細に説明する。
まず、本プログラムによる処理においては、訪問先データを受け付けるステップ(S1)を含む。ここで「訪問先データ」とは、訪問先の情報を含むデータであり、「訪問先」とは、集合玄関装置に接続される各戸端末装置、実質的にはその各戸端末装置の保有者を意味し、具体的な情報としては、訪問先の部屋番号であることが好ましい一例である。部屋番号を入力することで、その部屋番号に対応した各戸端末装置を特定し、接続が可能となる。
また、本プログラムによる処理においては、受け付けた訪問データに基づき各戸端末装置2を呼び出すステップ(S2)を含む。この結果、後述の通り、各戸に居住者が居る(在宅している)場合、各戸端末により対応が可能となる。なお、一定期間各戸端末装置が反応しないような場合は、居住者が不在又は対応できない状態にあるとして後述の不在処理ステップに入ることになる。
なお、各戸端末装置2としては、限定されるわけではないが、各戸の室内に配置される専用装置だけでなく、電話機、スマートフォン、タブレット端末、コンピュータ等を例示することができるがこれに限定されない。特に、スマートフォンやタブレット端末のような可搬性の高い装置であれば、ネットワークにさえ接続可能であればどこにいても対応が可能となるといった利点がある。
また、本プログラムによる処理においては、各戸端末装置2が対応した場合は通話処理を行う通話処理ステップ(S3-1)を備える。この通話処理については公知の技術を用いることが可能である。この結果、通話処理を行い訪問者と居住者が意思疎通を図ることができ、必要な対応をとることができる。この場合の具体的な対応の一つとしては、玄関鍵装置を遠隔にて操作し、マンションなどの集合住宅における玄関にかけられた鍵を開錠すること等を例示できる。このようにすることで居住者が居る場合は開錠し訪問者を集合住宅内に入れることができる。
一方、本プログラムによる処理においては、各戸端末装置2が対応しなかった場合は不在処理を行う不在処理ステップ(S3-2)、を含む。上記の通り、本ステップでは、更に、訪問目的データの入力を受け付けるステップ(S3-2-1)、訪問目的データが宅配目的値である場合、あらかじめ定められた連絡先アドレスに不在連絡票データを送信するステップ(S3-2-2)、を含む。
上記の通り、不在処理ステップでは、訪問目的データの入力を受け付ける。ここで「訪問目的データ」とは、訪問目的の情報を含むデータであり、訪問目的とは、例えば宅配業者などの訪問者がその集合住宅の住民を訪問した目的をいう。より具体的には、例えば訪問者が宅配業者であれば宅配であること、訪問者が友人であれば交友を深めに来た(遊びに来た)ことなどを挙げることができる。これにより、その目的に応じ適切な対応をとることが可能となる。この場合における訪問目的データの入力についての画面の一例について図4に示しておく。
なお、この訪問目的の入力を受け付けるステップは、ここでは不在処理ステップの一つとして説明しているが、不在処理ステップにおいてではなく、訪問先データの入力に先んじて入力を受け付けることとしてもよく、訪問先データ入力を受け付けた後不在処理ステップの前としてもよい。訪問先データの入力に先んじて入力を受け付ける場合は、訪問販売等の居住者にとって不要な訪問を避けることができる等の利点があり、ここで説明するように不在処理ステップの際に入力させることとすれば、居住者が在宅である場合は訪問目的データ入力の手間を省略することができるといった利点がある。
また、不在処理ステップでは、訪問目的データが宅配目的である場合、あらかじめ定められた連絡先アドレスに不在連絡票データを送信するステップ(S3-2-2)、を含む。これにより、不在である場合、その訪問について居住者に対し知らせることが可能となる。特に、居住者が外出しており、その外出先に各戸端末装置2を集合住宅街に持ち出しているような場合であって応答する場合が困難なときにおいても、比較的早期にその訪問を知ることが可能となる。
なおここで「連絡先アドレス」とは、各戸端末装置2の保有者が不在者連絡票データを受け取るために用いるものであり、電子メールシステムを用いる場合は電子メールアドレスを意味する。また、近年一般化しているいわゆるSNSやモバイルメッセンジャーアプリケーションの場合は、電話番号やログイン及び個人を特定するためのアカウントであってもよい。各戸端末装置がいわゆるスマートフォン等である場合、そのスマートフォン等において電子メールやアプリケーションを使い、この連絡先アドレスに送信される不在連絡票データを閲覧することが容易に可能である。
また、ここで「不在連絡票データ」とは、不在連絡票に関する情報が含まれるデータであり、具体的には、訪問者が宅配業者であるような場合、訪問したが不在であった旨、宅配予定であった荷物の取り扱い、更には荷物に関する情報等が含まれるがこれに限定されない。この不在連絡票データを連絡先アドレスに送信することで、即時的にその内容を確認することが可能となる。なお、この不在連絡票データについては、訪問者が、居住者が不在である場合に入力装置に対して入力することにより作成することができる。この場合の入力の例についての画面の一例について図5に示しておくとともに、これにより作成される不在連絡票の表示例について図6に示しておく。
そして、不在連絡票データには、宅配業者識別データ、不在日時データ、ボックス開錠用データ、伝票番号データ、担当者連絡先データ、再配達連絡先アドレスデータの少なくともいずれかを含むことが好ましい。これらを知ることで、各戸端末装置2を保有する居住者はその配達される荷物の対応を検討することができる。
ここで「宅配業者識別データ」とは、宅配業者を識別するための情報を含むデータであり、この情報としては、例えば宅配業者の名称、宅配業者に割り当てられる識別番号であってもよい。これにより、宅配業者が誰であるのか、宅配業者ごとに対応する細かなサービスに対応させるといったことが可能となる。また、宅配業者識別データには、後述の担当者個人の担当者連絡先とは別に、宅配業者の窓口となる電話番号やメールアドレスといった連絡先に関する情報を含ませてもよい。なお、宅配業者識別データは、予めコンピュータに格納しておくことも好ましい。例えば上記図5で示すように、これらのデータの事前登録を行っておき、事前登録した情報を選択するようにすれば、毎回入力する手間が省けるといった利点がある。
また、「不在日時データ」とは、宅配業者が訪問した日時に関する情報を含むデータである。これによりいつ宅配業者が訪問してきたのかを知ることができる。
また、「ボックス開錠用データ」とは、宅配ボックス装置にかけられた鍵を開錠するために必要な情報(ボックス開錠法情報)を含むデータであり、例えば宅配ボックス装置に宅配業者が荷物を入れ暗証番号を設定した場合、この暗証番号に関する情報がボックス開錠用情報となる。このボックス開錠法データを受信した各戸端末装置を保有する居住者は、この情報に基づき帰宅後宅配ボックス装置を開錠し、預けられた荷物を取り出すことができる。なお、ボックス開錠用データには、上記の通り暗証番号データを含むが、宅配ボックス装置が複数のボックスを備える場合、更に、暗証番号を設定した前記ボックスのボックス番号データを含ませることが好ましい。これにより、どのボックス番号に荷物を入れたのか、その暗証番号は何か、ということを知ることが可能となる。なお、ボックス開錠用データが典型例であるが、宅配ボックス装置に荷物を入れるのは訪問先を呼び出しても居住者が不在であるときであり、居住者の不在を確認した後で宅配ボックス装置に荷物を入れるため、一度この集合玄関装置から離れる必要がある。そのため、一度処理を中断するための中段処理を行っておくことが好ましい。中断処理を行うことで、他の居住者や訪問者が集合住宅に入りたい場合、この集合玄関装置を使用することが可能となる。
また、「伝票番号データ」とは、伝票番号に関する情報を含むデータであり、伝票番号とは、その荷物に付される番号である。この伝票番号を特定することで、宅配業者がその居住者に届けた荷物を特定すること、場合によってはその荷物の配送状況などを知ることができるようになる。
また、「担当者連絡先データ」とは、配達担当者の連絡先に関する情報を含むデータであり、例えば訪問者である配達業者の担当者の電話番号やメールアドレスをいうが、上記宅配業者識別データと重複する部分もあるが、営業所の電話番号やメールアドレス等も含ませてもよい。このような情報を付することで、各戸端末の保有者である居住者は、必要に応じて容易に担当者に連絡を取ることができるようになる。
また、「再配達連絡先アドレスデータ」とは、再配達連絡先に関する情報を含むデータであり、上記担当者連絡先データと類似の用途ではあるが、これを含まないデータである。具体的には、各宅配業者では専門のアドレスを設け、再配達専用申し込みフォーム等によって改めて再配達を依頼するシステムを構築している場合がある。このような再配達連絡先を設けている場合、この再配達連絡先アドレスを含めておくことで、訪問業者に対応した細かなサービスを受けることができるといった利点がある。
ところで、本ステップでは、不在連絡票データについては、集合玄関装置のコンピュータの記録媒体に記録しておくことが好ましい。このようにすることで、集合玄関装置自体が、不在処理ステップの重要な中核処理を行うことができるようになり、住民及び訪問者の利便性を実現しやすくする。特に、各戸端末装置の保有者である居住者は、上記の不在票を受け取った場合であって、宅配業者が荷物を持ち帰った場合、再配達の依頼を行う場合もある。このような場合、上記伝票番号データ等の入力が必要となるが、集合玄関装置のコンピュータがこの情報を記録し、居住者を特定することが可能であれば、必要な情報の入力を省略することができるといった利点がある。
なお、上記不在連絡票データの有無にかかわらず、集合玄関装置のコンピュータの記録媒体には、予め宅配業者識別データ、宅配業者連絡先データ、及び、再配達連絡アドレスデータを記録してもよい。これらについては不在連絡票データを作成するか否かに関わらず固定の情報であり、これらを予め記録しておくことで不必要なデータ入力を削減できるといった利点がある。また、集合玄関装置自体が不在処理ステップの重要な中核処理を行うことができるようになり、住民及び訪問者の利便性を実現しやすくする。
また、上記の通り、集合玄関装置のコンピュータに、予め宅配業者識別データ等を記録しておくことで、不在処理ステップにおいて、集合玄関装置の表示装置に、宅配業者識別データに対応する宅配業者を選択肢として表示させることが好ましい。これにより、宅配業者の担当者は選択するだけで自身を特定することができ、その都度同じようなデータを入力させる手間が省けるといった利点がある。
また、集合玄関装置のコンピュータに格納されるプログラムは、更に、再配達希望日時データを記録するステップ(S4)を実行することとしてもよい。この再配達希望日時データは各戸端末装置の保有者である居住者が入力して集合玄関装置に出力することを想定するステップである。通常、不在連絡票が届いた場合、居住者は直接その宅配業者に連絡を取る又は専用の再配達用アドレスに連絡を取り個々に再配達の依頼を行う必要がある。しかしながら、既に集合玄関装置には不在連絡票データ等が含まれているため、居住者は再配達希望日時データを入力するだけで必要な情報が全て集合玄関装置に保存できるといった利点がある。これにより下記の処理が可能となる。
また、集合玄関装置のコンピュータに格納されるプログラムは、不在連絡票データの宅配業者識別データ、不在連絡票データ、再配達希望日時データに基づき、再配達依頼を行う再配達依頼ステップ(S5)を実行するものであることが好ましい。すなわち、上記の通り、コンピュータには予め必要な情報が一通り格納されている。そしてこの必要な情報に基づくことで容易に再配達依頼が可能である。繰り返しとなるが、従来は、宅配業者が居住者に荷物を届ける際、不在であれば不在連絡票を渡し、不在連絡票を渡された居住者は自身の端末等を操作してその不在票に付された情報に基づき自身で必要な情報を入力する等の操作を通じて再配達依頼を完了させなければならない。しかしながら、本システムによると、集合玄関装置に宅配業者が入力を行っておくだけで、必要な情報が生成され、必要最小限の返信程度の処理で再配達依頼が可能となるといった利点がある。
本ステップの処理について具体的に説明すると、再配達希望日時データを受け取った場合、その再配達希望日時データに対応する不在連絡票データを参照する。そしてこの不在連絡票データに記載された宅配業者を特定し、宅配業者識別データ等に基づきその担当者(訪問者端末装置5)に必要な事項に関する情報を含めた再配達依頼データを宅配業者の連絡先に送信する。これにより、再配達依頼データを受信した宅配業者はその指定された日時に訪問することができるようになる。この場合の処理の流れについてのイメージを図7に示しておく。本図は、上記図1の一部における処理の流れのイメージ図である。なお、訪問者端末装置5は、上記の各戸端末装置2と同様の構成を採用することができる。また、本図においては、集合玄関装置1のコンピュータを介して行っているが、サーバー装置7にデータが保管されている場合、集合玄関装置1ではなくサーバー装置7を用いて実現することも可能である。
また一方で、多数の従業者や営業所を抱える宅配業者の場合、専用の再配達依頼フォームを備えている場合がある。このようなフォームを備えている場合は、この再配達依頼フォームのアドレスにアクセスし、再配達依頼フォームを実行するためのコンピュータが記録された宅配業者端末6に必要な情報を自動的に入力する又は送信するシステムとしてもよい(例えば図8参照)。これにより、上記と同様、自動的に再配達が可能となるといった利点がある。この場合における宅配業者端末装置6の構造についても、上記各戸端末装置と同様の構成のものを採用することができる。また、上記と同様、本図においては、集合玄関装置1のコンピュータを介して行っているが、サーバー装置7にデータが保管されている場合、集合玄関装置1ではなくサーバー装置7を用いて実現することも可能である。
以上、本システムによって、集合玄関装置一つのシステムであっても宅配連絡管理も行うことができるようになる。
(実施形態2)
上記実施形態1では、集合玄関装置宅配連絡システムの例を用いているが、本実施形態では、集合玄関装置については省略し、宅配連絡システムを取り出した形態について説明する。なお、本実施形態における各構成要件については上記実施形態1と同様であり、異なる部分についてのみ中心に説明する。
本実施形態に係る宅配連絡システム(以下「本システム」という。)は、上記の通り、上記実施形態1に係る集合玄関装置宅配連絡システムから集合玄関装置を削除したものであり、具体的には、入力装置、表示装置、通信装置及びこれらに接続されるコンピュータを備える管理装置と、管理装置に接続可能な複数の各戸端末装置と、少なくとも一つのボックスを備える宅配ボックス装置と、を備えた着荷通知システムであって、管理装置のコンピュータには、あらかじめ定められた連絡先アドレスに不在連絡票データを送信するステップ、を含むものとなっている。なお、本実施形態において「管理装置」は集合玄関装置と同様の構成であるが、集合玄関としての機能を有しないものとなっているため管理装置という用語で使用する。
本システムによると、宅配ボックス装置と管理装置を用いることで各戸端末装置に接続することができ、集合玄関装置が設けられていない場合であっても着荷通知を行うことが可能となる。
本発明は、集合玄関宅配連絡システムとして産業上の利用可能性がある。

Claims (6)

  1. 入力装置、表示装置、通信装置及びこれらに接続されるコンピュータを備える集合玄関装置と、
    前記集合玄関装置に接続可能な複数の各戸端末装置と、
    少なくとも一つのボックスを備える宅配ボックス装置と、を備えた集合玄関宅配連絡システムであって、
    前記集合玄関装置のコンピュータには、
    訪問先データを受け付けるステップ、
    受け付けた前記訪問先データに基づき前記各戸端末装置を呼び出すステップ、
    前記各戸端末装置が対応した場合は通話処理を行う通話処理ステップを、
    前記各戸端末装置が対応しなかった場合は不在処理を行う不在処理ステップ、を実行させるためのプログラムが格納されており、
    前記不在処理ステップは、
    あらかじめ定められた前記各戸端末装置の連絡先アドレスに、宅配業者識別データ、不在日時データ、ボックス開錠用データ、伝票番号データ、担当者連絡先データの少なくともいずれかを含む不在連絡票データを送信するステップ、を含む、集合玄関宅配連絡システム。
  2. 前記集合玄関装置のコンピュータは、
    訪問目的データの入力を受け付けるステップを含む、請求項1記載の集合玄関宅配連絡システム。
  3. 前記宅配業者識別データには、宅配業者名データ、宅配業者連絡先データ、及び、再配達連絡先アドレスデータの少なくともいずれかを含む請求項1記載の集合玄関宅配連絡システム。
  4. 前記ボックス開錠用データには、暗証番号データを含み、前記宅配ボックス装置が複数のボックスを備える場合、更に、暗証番号を設定した前記ボックスのボックス番号データを含ませる請求項1記載の集合玄関宅配連絡システム。
  5. 前記玄関鍵装置のコンピュータの記録媒体には、
    少なくとも一つの宅配業者識別データが予め記録されており、
    前記不在処理ステップにおいて、前記集合玄関装置の前記表示装置に、前記宅配業者識別データに対応する宅配業者を選択肢として表示させる請求項1記載の集合玄関宅配連絡システム。
  6. 前記集合玄関装置のコンピュータは、更に、
    再配達希望日時データを記録するステップ、
    前記不在連絡票データの前記宅配業者識別データ及び前記伝票データに基づき、再配達依頼を行う再配達依頼ステップを実行する請求項4記載の集合玄関宅配連絡システム。
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