JP7043976B2 - センタコンソール構造 - Google Patents
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Description
近年、上述の変速操作機構(シフト操作機構)やパーキングブレーキが電子化されており、このように変速操作機構やパーキングブレーキが電子化されると、従来のリンク部材等による機械的な連結構造に代えて、電気信号により変速操作およびブレーキングが実行されるので、上述のリンク部材が不要となる。
上記構成によれば、エアコンディショナによる運転性シート側と、助手席シート側とでの左右独立した空調温度の維持が、出し入れ口を介しての空気連通により阻害されることを抑制することができる。
上記構成によれば、左右の出し入れ口の前縁部と後縁部とを併せて傾斜させることで、収納物が運転席シート側の足元に転がり出にくく、かつ、上記出し入れ口の車両前後方向の幅、いわゆる前後幅を確保することができ、荷物の出し入れ性をも確保することができる。
この発明の一実施例を以下図面に基づいて詳述する。
図面はセンタコンソール構造を示し、図1は当該センタコンソール構造を示す平面図、図2はセンタコンソール構造を車両左側斜め上方から見た状態で示す斜視図、図3はセンタコンソール構造を車両右側斜め上方から見た状態で示す斜視図、図4は当該センタコンソール構造の車両左側の側面図、図5はセンタコンソール構造の車両右側の側面図である。なお、以下の実施例においては、センタコンソール構造を、左ハンドル車両に適用した実施例について説明する。
このダッシュロアパネル1は、上下方向に延びる縦壁部1aと、該縦壁部1aの下端から下方かつ後方に延びるスラント部1bと、を備えており、当該スラント部1bには車室の床面を形成するフロアパネル2を一体的に連設している。また、上述の縦壁部1aの下部前面には、車幅方向に延びるダッシュクロスメンバ3を接合固定し、縦壁部1a(ダッシュロアパネル1)とダッシュクロスメンバ3との間には、車幅方向に延びるダッシュクロス閉断面4を形成している。
運転席シート7は乗員の着座面を形成するシートクッション7Cと、乗員の背もたれ面を形成するシートバック7Bと、乗員の頭部を保持するヘッドレスト7Hとを備えている。
図4、図5に示すように、上述の助手席シート8は、ロアレール9(固定レール)とアッパレール10(可動レール)とから成るシートスライドレール11およびシートフレーム12を介して設けられたもので、助手席乗員の体格に応じて当該助手席シート8を車両の前後方向に位置調整可能に構成されている。
同図に示すように、該インストルメントパネル14は、車両の略前後方向に延びる上面部14aと、この上面部14aの後端から下方かつ前方に延びる後面部14bと、この後面部14bの下端から車両前方に延びる下面部14cと、を有しており、当該インストルメントパネル14の運転席シート7側には、ステアリングコラムカバー15が設けられている。
図2、図4に示すように、乗員の顔部と対向するインストルメントパネル14には、ベントダクト20と連通するセンタベント吹出口21およびサイドベント吹出口22が開口形成されている。
上述の足元吹出口24,24は図1に示すように、車両左側の運転席シート7側の足元吹出口24と、車両右側の助手席シート8側の足元吹出口24とを備えている。換言すれば、運転席シート7側と助手席シート8側とを左右独立して空調するエアコンディショナを備えたものである。
そして、図6、図7に示すように、内部フレーム40はその前側部にて、床面側の基部ブラケット41よりも上部部材46(特に、上部ブラケット45)が前方斜め上方に位置するよう傾斜している。
さらに、図6に示すように、上述の左右の塀部51aの上方の左右両側、並びに、底部コンソール60の塀部69の上方の左右両側が、運転席シート7および助手席シート8の足元空間に開放し、かつ連通する物置部70に形成されている。
また、上述の上部体Yは、図11で示した中間ブラケット44、上部ブラケット45、後述する外装体50の上域部分を含むものである。
この実施例では、上述の延長部31はセンタコンソール面Zの車両前方への仮想延長線に対して、約60度の角度で立ち上がるように形成されているが、この数値に限定されるものではない。
図11に示すように、上述の側面パネル53の左右両側には当該側面パネル53の立上り面53aを含むように装飾用のアロング(along)パネル54が沿設されている。
図10に示すように、シフト操作機構25は、シフトノブ25aと、シフトロッド25bと、ピボット部25cとを備えており、ピボット部25cとシフトロッド25bとは上部体Yの内部空間に収納されており、シフトノブ25aはセンタコンソール面Zの上方位置に変速操作可能に配設されている。また、シフトロッド25bは上部ブラケット45に支持されたシフトガイド26,27で案内されている。
詳しくは、同図に示すように、延長部31の車両前方側部位としての上面パネル52の折返し面52bに第1係合部であるアッパブラケット32が設けられ、インストルメントパネル14の後方突出部14dに、アッパブラケット32に係合する第2係合部としてのロアブラケット33が設けられ、当該ロアブラケット33の下面には予めナット34が接合されると共に、延長部31の上方前縁部とインストルメントパネル14の後方突出部14dとの間に、各ブラケット32,33に上方からアクセスする空隙Gが設けられている。
車両左側においては、図8に示すように塀部65の後端部が物置空間71の前縁部65aとなり、車両右側においては、図9に示すように塀部66の後端部が物置空間71の前縁部66aとなる。
詳しくは、上述の内側壁62、上壁63、外側壁64は外装体であって、図12に示すように、柱部Xの前下部51bと底部コンソール60の底壁61とが面一となり、柱部Xの塀部51aと底部コンソール60の塀部69とが面一になるよう形成されている。
また、図8、図9に示すように塀部69,51aにおいて外装体を前後に分割するパーティングラインPLが設けられている。
この構成によれば、左右の出し入れ口71L,71Rの前縁部65a,66aと後縁部Xa,38aとを併せて傾斜させることで、収納物が運転席シート7側の足元に転がり出にくく、かつ、上記出し入れ口71L,71Rの車両前後方向の幅、いわゆる前後幅(特に、出し入れ口71Lの前後幅)を確保することができ、荷物の出し入れ性をも確保することができる。
この発明の運転席シートと助手席シートとの間の床面は、実施例のトンネル部5に対応し、以下同様、
左右独立して空調するエアコンディショナは、その一部のみを示す足元吹出口24,24に対応するも、
この発明は、上述の実施例の構成のみに限定されるものではない。
7…運転席シート
8…助手席シート
14…インストルメントパネル
24…足元吹出口
25…シフト操作機構
51a,65,66,69…塀部
65a,66a…前縁部
71…物置空間
71L,71R…出し入れ口
X…柱部
Xa…後縁部
Y…上部体
Claims (3)
- 運転席シートと助手席シートとの間の床面に立設されシフト操作機構をその上面に備えるセンタコンソール構造であって、
上記床面から立設された柱部と、当該柱部の上部からインストルメントパネルに至るまで片持ち状に前方へ突出する上部体と、を有し、
当該上部体の直下領域の左右が、所定高さの塀部で上記運転席シートと上記助手席シートとの足元空間と仕切られており、
上記塀部の上方において上記運転席シート、上記助手席シートの足元空間に開放された物置空間への左右の出し入れ口を備え、
上記左右の出し入れ口は、一方が他方に対して小さく設定されたことを特徴とする
センタコンソール構造。 - 運転席シート側の上記出し入れ口の前縁部が、助手席シート側の上記出し入れ口の前縁部に対して車両後方に位置する一方、運転席シート側と助手席シート側とを左右独立して空調するエアコンディショナを備えたことを特徴とする
請求項1に記載のセンタコンソール構造。 - 上記左右の出し入れ口の前縁部と後縁部とが共に前上がりの傾斜を有することを特徴とする
請求項1または2に記載のセンタコンソール構造。
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