JP7043328B2 - 原動機及び原動機を備えた作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、例えば、原動機で発生したブローバイガスを吸気管に向けて流す接続管を有する原動機に関する。
従来、ブローバイガス(原動機のピストンとシリンダとの間隙からエンジンハウジング内に漏れ出た混合気や燃焼ガス)を吸気管に合流させて再燃焼させるブローバイガス還流構造を備える原動機として、特許文献1に開示された原動機が知られている。
特開2017-141770号公報
しかしながら、特許文献1の原動機は、当該原動機が搭載されたトラクタ等の作業機を寒冷地等の低温条件下で使用すると、接続管の内部を流通するブローバイガスが冷却されることでブローバイガス中のオイル(エンジンオイル)や水分等の液体が凍り、接続管の中途で詰まりが生じる虞がある。
本発明は、このような従来技術の問題点を解決すべくなされたものであって、接続管内部でのブローバイガス中の液体の凍結を抑制することを目的とする。
本発明の一態様に係る原動機は、エンジンの周囲に冷却風を発生させるファンと、前記エンジンに外気を供給する吸気管と、前記エンジン内で生じたブローバイガスを前記吸気管に還流させる接続管と、前記接続管の周囲に配置され、前記接続管を前記冷却風から遮蔽する防風部材とを備え、前記接続管は、前記エンジンの上方を通って配置されており、前記防風部材は、前記接続管における前記冷却風の流路方向の上流側に配置された第1板部と、前記第1板部の上部から前記冷却風の流路方向の下流側に向かって延設され、前記接続管の上方に配置された第2板部と、を有している。
上記の原動機及び原動機を備えた作業機によれば、ファンが発生させた冷却風が接続管に直接当たることを回避することで、接続管内部でのブローバイガス中の液体の凍結を抑制することができる。
原動機、インタークーラ、及びラジエータ等を示す左前方斜視図である。 原動機、インタークーラ、及び油圧ポンプ等を示す正面図である。 原動機、油圧ポンプ、及びファン等を示す右側面図である。 ブローバイガス還流構造を示す概略図である。 防風板、及びブラケット等の分解斜視図である。 防風板の右後方斜視図である。 ブラケットの右前方斜視図である。 ファン、及び防風板等を示す背面図である。 原動機、及び冷却風の流れ等を示す左前方斜視図である。 原動機、及び冷却風の流れ等を示す右側面図である。 防風板と接続管との位置を示す左側面図である。 防風板と接続管との位置を示す背面図である。 防風板の変形例を示す左前方斜視図である。 作業機の左側面図である。
以下、本発明の一実施形態について、図面を参照しながら説明する。
図13は、本実施形態に係る作業機1の全体構成を示す概略図である。本実施形態では、作業機1としてアーティキュレート式のホイールローダが例示されている。ただし、本発明の適用対象はこれに限らず、トラクタ等の農業機械、バックホー等の建設機械、或い
は各種車両等にも適用できる。
作業機1は、走行機体4と、作業装置6と、キャビン8とを備えている。
以下、キャビン8の運転席9に着座した運転者の前側(図13の左側)を前方、運転者の後側(図13の右側)を後方、運転者の左側(図13の手前側)を左方、運転者の右側(図13の奥側)を右方として説明する。また、前後方向(図13の矢印K1参照)に直交する方向である水平方向を機体幅方向として説明する。
図13に示すように、走行機体4は、前部機体4aと後部機体4bとを有している。前部機体4aには、左右一対の前輪5aが設けられている。後部機体4bには、左右一対の後輪5bが設けられている。
後部機体4bの前端側には、連結部材11が前後方向の軸心回りに回転自在に設けられている。連結部材11には、前部機体4aの後端側が上下方向の軸心回りに左右揺動自在に連結されている。
作業装置6は、一対のリフトアーム12とバケット14とを有する。リフトアーム12は、機体幅方向に対面配置されている。一対のリフトアーム12の基端側は、前部機体4aに設けられた支持フレーム13に左右方向の枢支軸13aの軸心回りに回転自在に支持され、また上下揺動可能とされている。バケット14は、一対のリフトアーム12の先端側に左右方向の枢支軸14aの軸心回りに揺動自在に枢支連結されている。一対のリフトアーム12は、リフトシリンダ15によって駆動される。バケットは、バケットシリンダ16によって駆動される。リフトシリンダ15及びバケットシリンダ16は、油圧アクチュエータであって、詳しくは油圧シリンダである。
また、バケット14は着脱自在に設けられている。バケット14の代わりに、スイーパー、モア、ブレーカ等のアタッチメントをリフトアーム12の先端側に取り付け可能とされている。
後部機体4bには、運転席9と、運転席保護装置としてのキャビン8と、前記ステアリングシリンダを操作するステアリングホイール(図示省略)と、作業装置6を操作する作業装置用操作レバー(図示省略)とが設けられている。
図13に示すように、後部機体4bには、原動機ルームERが設けられている。原動機ルームERには、原動機10、油圧ポンプ18、インタークーラ23、ラジエータ24、エアクリーナ24等が配置されている。原動機10は、本実施形態においてはエンジンであり、詳しくはディーゼルエンジンである。図13に示すように、原動機10は、出力軸10aが前後方向に向くように、縦向きに配置されている。
次に、原動機10について、主に、図1~図3及び図8を用いて、詳しく説明する。なお、各図において、矢印A1は前方を示し、矢印A2は後方を示し、矢印B1は左方を示し、矢印B2は右方を示している。図2は、原動機10、油圧ポンプ18、インタークーラ23等を示す正面図である。図3は、原動機10、ファン21、油圧ポンプ18等を示す右側面図である。図8は、防風板40、ファン21等を示す背面図である。
図1~図3及び図8に示すように、原動機10は、シリンダブロック20aと、シリンダヘッド20bと、シリンダヘッドカバー20cと、オイルパン20dとを備えている。シリンダブロック20aは、シリンダ部とクランクケースとを含む。シリンダ部には、複数のピストンが収納されている。複数のピストンは、シリンダ部の内部を往復運動して吸入、圧縮、膨張、及び排気を行う。クランクケースには、クランクシャフトが収納されている。クランクシャフトは、複数のピストンの往復運動を回転運動に変換する。シリンダブロック20aの上部には、シリンダヘッド20bが設けられている。シリンダヘッド20bには、点火プラグやカムシャフト等が収納されている。シリンダヘッド20bの上部にシリンダヘッドカバー20cが設けられている。シリンダヘッドカバー20cは、シリンダヘッド20bの上方に覆い被さるカバーである。シリンダブロック20aの下部にオイルパン20dが設けられている。オイルパン20dは、原動機10のオイル(エンジンオイル)の流出を回避する。以下の説明において、シリンダブロック20a、シリンダヘッド20b、シリンダヘッドカバー20cを含む構成体のことをエンジンハウジング20という。なお、出力軸10aは、エンジンハウジング20の内部に前後方向に向かって配
置されている。
図3等に示すように、原動機10の前方には油圧ポンプ18が設けられている。油圧ポンプ18は、原動機10により駆動される。油圧ポンプ18は、作業機1に装備されたステアリングシリンダ、リフトシリンダ15、及びバケットシリンダ16等の油圧アクチュエータを動作させるための作動油を吐出する。
図3に示すように、原動機10の後方にはファン21が設けられている。ファン21は、出力軸10aの後部と一体回動可能に取り付けられている。ファン21は、原動機10の動力により回転駆動されて冷却風を発生させる。具体的に説明すると、本実施形態においてファン21は、前方から後方に向かって流れる冷却風を発生させる。つまり、ファン21は、原動機(エンジン)10の周囲に冷却風を発生させる。
図1、図2に示すように、原動機10の右部の上方には過給機22が配置されている。過給機22は、原動機10から排出された排気により、過給機22の内部のタービンが回転することで、過給機22のコンプレッサ側で圧縮された空気を原動機10に供給する。
インタークーラ23は、過給機22のコンプレッサ側から原動機10に供給される圧縮空気を冷却する冷却器である。具体的には、インタークーラ23は、過給機22から流入された空気を冷却する。図1に示すように、インタークーラ23は、ファン22の後方に位置する。
ラジエータ24は、インタークーラ23の後方に配置されており、ファン21が発生させた冷却風により冷却される。ラジエータ24は、原動機10に供給される冷却水を冷却する。
エアクリーナ25は、原動機10の後上部の左方に設けられている。エアクリーナ25は、外部から吸入する空気に含まれる塵や埃などの異物を取り除く。エアクリーナ25は、第1側面25aと第2側面25cとが円形の略円筒状である。エアクリーナ25は、第1側面25a及び第2側面25cの直径よりも筒部25bの前後方向の長さの方が長い。
原動機10は、吸気管35を備えている。吸気管35は、エンジンハウジング20に接続され、且つ、当該エンジンハウジング20の外部から当該エンジンハウジング20の内部に空気を供給する。つまり、吸気管35は、原動機(エンジン)10に外気を供給する。図1、図2等に示すように、吸気管35は、エンジンハウジング20の上方に配置されている。吸気管35の一方端側は、エンジンハウジング20の内部と接続されている。詳しくは、吸気管35の一方端側は、シリンダヘッド20bの内部と接続されている。吸気管35の他方端側には、エアクリーナ25が接続されている。吸気管35は、第1吸気管35aと第2吸気管35bと第1冷却管35cと第2冷却管35dとを含んでいる。第1吸気管35a、第2吸気管35b、第1冷却管35c及び第2冷却管35dは、中空の管材であり、例えばホース或いはパイプ等の管材である。
図4に示すように、第1吸気管35aは、エアクリーナ25と第2吸気管35bとを連通する。
第2吸気管35bは、第1吸気管35aの出口と過給機22のコンプレッサ側の入口22aとを連通する。
第1冷却管35cは、過給機22のコンプレッサ側の出口22bと、インタークーラの入口23aとを連通する。
第2冷却管35dは、インタークーラの出口23bとエンジンハウジング20内部とを連通する。詳しくは、第2冷却管35dは、シリンダヘッド20bに配置された吸気マニホルドと接続されている。
図4に示すように、原動機10は、ブローバイガス還流構造30を備えている。図4に示すように、ブローバイガス還流構造30は、ブローバイガス(原動機10のピストンとシリンダとの間隙からエンジンハウジング20内に漏れ出た混合気や燃焼ガス)を吸気と共にエンジンハウジング20の内部のシリンダに送り込んで再燃焼させる構造である。ブローバイガス還流構造30は、ブローバイガス経路を有している。ブローバイガス経路は、エンジンハウジング20に形成されている。ブローバイガス経路は、エンジンハウジング(クランクケース)20内で発生したブローバイガスを、シリンダヘッドカバー20c
の内部から外部に流通させる。
図4に示すように、ブローバイガス還流構造30は、シリンダヘッドカバー20cに接続された接続管37を含んでいる。シリンダヘッドカバー20cの上部には、例えばPCV弁が設けられ、当該PCV弁にブローバイガスの出口36が形成されている。PCV弁は、ブローバイガスを吸気と共にシリンダに送り込んで再燃焼させる際に、ブローバイガスを還流させる量を制御する。なお、PCV弁は、接続管37と吸気管35の合流位置に設けられていてもよい。
シリンダヘッドカバー20cは、接続管37を介してオイルセパレータ26と連通している。オイルセパレータ26は、原動機10の上部の左方に設けられている。オイルセパレータ26は、取付ブラケット(図示省略)を介して原動機10に取り付けられている。オイルセパレータ26は、ブローバイガスに混ざっている霧状のエンジンオイルを分離する。オイル戻し路26aは、オイルセパレータ26の下部から延び、エンジンハウジング(クランクケース)20内と連通している。フィルタによりブローバイガスから分離されたエンジンオイルは、自然落下によりオイル戻し路26aを通過してエンジンハウジング20内に戻る。オイルセパレータ26は、断熱材により覆われている。
接続管37は、シリンダヘッドカバー20c(PCV弁)とオイルセパレータ26とを連通し、吸気管35に合流する。接続管37は、原動機(エンジン)10内で生じたブローバイガスを吸気管35に還流させる。図1に示すように、接続管37は、エンジン10の上方を通って配置されている。接続管37は、例えば、パイプ或いはホース等の内部が中空の管材である。接続管37の外周は、断熱材で覆われている。接続管37は、第1接続管37aと第2接続管37bとを含む。
図5に示すように、第1接続管37aは、シリンダヘッドカバー20cの接続部36から後方に延伸する第1部分と、第1部分の端部から、左方に向かって延伸する第2部分と、エンジンハウジング20の左端部の上方において第2部分の端部から前方に向かって延伸する第3部分と、第3部分の端部から下方に向かって延伸し、オイルセパレータ26に接続される第4部分とを有している。また、第2部分は、第1部分側から第3部分側へ向かって斜め上方向に延伸する上流側部分と、上流側部分の左端部から湾曲し、第3部分側へ向かって斜め下方向に延伸する中間部分と、中間部分の左端部から湾曲し、第3部分へ向かって略水平方向に延伸する下流側部分とを有している。また、第2部分(流路交差部)は、ファン21によって生じる冷却風の流路と交差する位置(本実施形態では略直交する位置)に配置されている。なお、第1接続管37aにおける下流側部分は、上方から見ると第2冷却管35dと直交している。
原動機10は、接続管37の一部(ファン21が発生した冷却風の流路と交差する流路交差部)を冷却風から遮蔽する防風板(防風部材)40を備えている。
図5は、左前方からみた防風板40の分解斜視図である。図6は、防風板40の背面を示す右後方斜視図である。図7は、ブラケット50を示す左前方斜視図である。図11Aにおいて、手前側が後方を示し、奥側が前方を示し、矢印B1は左方を示し、矢印B2は右方を示している。図11Bは、防風板40と接続管37の位置を示す左側面図である。
防風板40は、接続管37の周囲(径外方)に配置されている。防風板40は、少なくとも接続管37における第2部分のうち第1部分との接続部近傍の部分に対向配置されており、当該部分を冷却風から遮蔽する。具体的には、本実施形態では、防風板40は第2部分のうち上流側部分及び中間部分に対向配置されている。防風板40は、ブラケット50により原動機10に設けられている。防風板40は、第1板部41と、第2板部42とを有している。
第1板部41は、接続管37の前方に配置されている。第1板部41は、一方の面が前方を向き、他方の面が後方を向いて配置されている。また、第1板部41は、ファン21が発生させた冷却風の流路方向の上流側に配置されている。第1板部41には、貫通孔41bが形成されていて、貫通孔41bに連通するネジ孔を有するナット41cが取り付けられている。ナット41cは、溶接等により第1板部41の後側に固定されている。第1板部41は、ナット41cに挿入されるボルト41aを介してブラケット50に取り付け
られる。
図11A及び図11Bに示すように、第1板部41は、右側に位置する部位(第1壁部)41Aと、左側に位置する部位(第2壁部)41Bと、を含んでいる。第1壁部41Aの上端部は、右下に向かって傾斜している。第1壁部41Aの右下端部には、略円弧状の切欠き41A1が形成されている。第2壁部41Bの上端部は、左下に向かって傾斜している。
図5、図6等に示すように、第2板部42は、第1板部41の上部から後方に向かって延設されている。第2板部42は、ファン21が発生させた冷却風の流路方向の下流側に向かって延設されている。第2板部42は、接続管37の上方に配置されている。第2板部42は、第1部分42Aと第2部分42Bとを含む。第1部分42Aは、第1板部41の右側上部から後方に向かって延設されている。具体的には、第1部分42Aは、第1壁部41Aの上端部を折り曲げることで形成されている。
第2部分42Bは、第1板部41の左側上部から後方に向かって延設されている。具体的には、第2部分42Bは、第2壁部41Bの上端部を折り曲げることで形成されている。第2板部42の右後部には、略円弧状の切欠き42aが形成されている。第2板部42は、第1部分42Aの端部と第2部分42Bの端部とが対向部42Cで互いに近接或いは当接するよう形成されている。図11Aに示すように、第1部分42A及び第2部分42Bは、接続管37の上面との間隔が略一定になるように接続管37の湾曲形状に応じた形状に形成されている。
図1に示すように、ブラケット50は、シリンダヘッドカバー20cの後上部に取り付けられている。ブラケット50に防風板40が取り付けられている。具体的には、図5に示すように、ブラケット50は、シリンダヘッドカバー20cの後上部に形成された螺子孔51cにボルト51aを螺合させて取り付けられる。図5、図7に示すように、ブラケット50は、第1支持部51と第2支持部52とを有している。第1支持部51には、ボルト51aが挿通される貫通孔51bが形成されている。本実施形態において、第1支持部51は、左右方向の長さよりも前後方向の長さが長い。また、貫通孔51bは、前後方向に間隔をあけて2つ形成されている。
図5に示すように、第2支持部52は、第1支持部51の上面から上方に向かって延設されている。第2支持部52は、縦部53と固定部54とを含む。縦部53は、第1支持部51の上面から上方に向かって立ち上がっている。縦部53は、前後方向の長さよりも上下方向の長さが長い長方形である。縦部53は、一方の面が左方に向き、他方の面が右方に向いて配置されている。固定部54は、防風板40の第1板部41が取り付けられる部分である。固定部54は、縦部53の左側上部から左方に向かって延設されている。固定部54は、上部が左方に向かって延びている逆L字形状であり、一方の面が前方に向き、他方の面が後方に向いて配置されている。固定部54の上部には、前後方向に貫通する貫通孔54aが機体幅方向に間隔をあけて2つ形成されている。ボルト41aを第1板部41のボルト41a及び固定部54の貫通孔54aに挿入して、当該ボルト41aを締め付けることによって、防風板40は、ブラケット50に取付けることができる。
また、ブラケット50は、クランプ部材55を有している。具体的には、クランプ部材55は、第1支持部51の後部に設けられている。クランプ部材55は、接続管37をクランプする。詳しく説明すると、クランプ部材55は、保持部56と縦部57とを有している。縦部57は、第1板部41の後部から上方に向かって延設されている。縦部57は、一方の面が前方を向き、他方の面が後方に向いて配置されている。縦部57の上端部には、保持部56が設けられている。保持部56は、側方視で略P字形状である。ボルト56aを締めることにより、保持部56の内径が小さくなり、接続管37をクランプする。なお、保持部56の構成は、上記構成に限定されず、接続管37をクランプできるような構成であればよい。
本実施形態において、防風板40は、金属などの板材を屈曲等して形成されているが、これに限らず樹脂等で形成されていてもよい。また、防風板40の形状も上述した形状に限定されず、例えば図12に示すような形状であってもよい。図12は、防風板40の変
形例である防風板140を示す左前方斜視図である。図12に示すように、防風板140は、第1板部141と第2板部142と延設部143とを有している。第1板部141は、接続管37の前方に配置されている。第1板部141は、例えば、上下方向の長さよりも左右方向の長さの方が長い略長方形である。第1板部41は、ボルト141aを介してブラケット50に取り付けられる。詳しく説明すると、第1板部141の下部には、図12に示すように前方に向かって突出した筒状のボス141bが形成されている。ボス141bは、機体幅方向に距離をあけて2つ形成されている。ボス141bの内部には、前後方向に軸心方向が向いたナット(図示省略)がインサート成形されている。当該ナット、ボス141b、及びボルト141aを介して第1板部141は、ブラケット50に固定される。
図12に示すように、第2板部142は、第1板部141の上後方に向かって配置されている。第2板部142と第1板部141とは延設部143を介して接続されている。第2板部142は、接続管37の上方に配置されている。第2板部142は、前後方向の長さよりも左右方向の長さの方が長い略長方形である。第2板部142の右後部には、円弧状の切欠き142aが形成されている。
延設部143は、第1板部141から延設され、第2板部142と接続されている。具体的には、延設部143は、第1板部141の上端部から第2板部142の前端部に延設され、側方視で円弧を描くように延びている。なお、防風板40は、本実施形態のように、接続管37の一部のみを覆うものではなく、接続管37の全てを覆うものであってもよい。また、本実施形態では、防風板40をブラケット50にボルトで取り付ける構成について接続したが、これに限らず、溶接等により取り付けてもよい。
以下、図1、図8、図11A、及び図11Bを用いて、防風板40について詳しく説明する。図8は、防風板40、ファン21等を示す背面図である。
図8に示すように、防風板40は、前方又は後方(ファン21の回転軸と平行な方向)からみてエンジンハウジング20の上方に配置され、且つ、少なくともファン21の回転軌道R1と重畳している。詳しく説明すると、ファン21の回転軌道R1の上端は、エンジンハウジング20の上端よりも高く、且つ、第1板部41の上端から下端の間の高さに配置されている。
図11Aに示すように、防風板40の下端部(切欠き41A1を除く第1板部41の下端部)41Cは、接続管37の下部37Aよりも下方に位置している。詳しく説明すると、背面視において防風板40の下端部41Cの右部41C1は、接続管37の下部37Aの右部37A1よりも所定距離だけ低い位置に配置されている。また、背面視において防風板40の下端部41Cの左部41C2は、接続管37の下部37Aの左部37A2よりも所定距離だけ低い位置に配置されている。左部41C2と左部37A2とは略平行である。
また、防風板40と接続管37とは、垂直方向に所定距離だけ離間している。即ち、防風板40の第2板部42と、接続管37の外周面との間には、空間部E1が形成されている。空間部E1について詳しく説明すると、空間部E1は、第1部分42Aと接続管37の上部37Bの右部37B1との間に形成された空間と、第2部分42Bと接続管37の上部37Bの左部37B2との間に形成された空間とを含む。第1部分42Aと右部37B1とは垂直方向に所定距離だけ離間しており、略平行である。第2部分42Bと左部37B2とは垂直方向に所定距離だけ離間しており、略平行である。
図11Bに示すように、防風板40の前後方向の長さL1、即ち、第2板部42の前後方向の長さL1は、接続管37の外径L2よりも長い。また、第2板部42の直下に接続管37が配置されていて、第2板部42の前後方向の幅内に接続管37が位置している。即ち、第2板部42の後端42B1よりも前方に接続管37が位置している。また、防風板40と接続管37とは、前後方向に所定距離だけ離間している。即ち、防風板40の第1板部41と、接続管37の外周面との間にも、空間部E2が形成されている。
なお、図1、図2に示すように、防風板40の右方には、第1冷却管35cが前後方向に亘って延びている。また、防風板40の左方には、第2冷却管35dが前後方向に亘っ
て延びている。言い換えれば、防風板40は、第1冷却管35cと第2冷却管35dとの間に配置されている。
以下、原動機ルームERにおける冷却風の流れ(気流)について説明する。
図9は、原動機10、及び冷却風の流れ等を示す左前方斜視図である。図10は、原動機10、及び冷却風の流れ等を示す右側面図である。
図10に示すように、ファン21は、原動機ルームER内を前方から後方に向かって進む冷却風W1を発生させる。図9、図10に示すように、ファン21により発生した冷却風は、原動機ルームER内において、気流W2に示すように接続管37に向かって流れる。接続管37に向かって流れた冷却風W2は、防風板40に当たって、気流W3に示すように、防風板40の面方向の外方(例えば上下方向及び機体幅方向)に向かって拡散する。即ち、防風板40によって、接続管37における前記第2部分(冷却風の流路と交差する流路交差部)の一部を冷却風から遮蔽し、接続管37に向かって流れてきた冷却風が接続管37に直接当たることを回避することができる。なお、防風板40の上方に拡散した冷却風は、第2板部42により接続管37よりも後方へ導風される。従って、接続管37の前方に配置された防風板40により、接続管37は冷却風から遮蔽される。
以下、図4を用いて、ブローバイガス還流構造30の動作について説明する。エンジンハウジング20の燃焼室34で燃料が燃焼すると、急激な圧力上昇によりシリンダとピストンリングとの間隙からブローバイガスが漏れてエンジンハウジング(クランクケース)20に流入する。ブローバイガスは、上記間隙を通過するときにシリンダ内周面に付着したエンジンオイルと接触し、霧状のエンジンオイルを吸収する(含む)。ブローバイガスは、シリンダヘッドカバー20cから第1接続管37aを経て、オイルセパレータ26に流入する。ブローバイガスが第1接続管37aを通過する際、冷却風が第1接続管37aに向かって(前方から後方に向かって)流れるが、本実施形態では第1接続管37aを防風板40により冷却風から遮蔽している。このため、寒冷地等の極低温状況下であっても、接続管37の内部でブローバイガスが冷却されて、ブローバイガスに含まれるオイルや水分等の液体が凍結してしまうことを抑制できる。これにより、接続管37の内部でブローバイガス中の液体が凍って、接続管37の内部が詰まり、エンジンハウジング20内の圧力が上昇して、オイル漏れ等が生じることを回避することができる。また、防風板40は、少なくとも接続管37におけるエンジンハウジング20との接続部36とオイルセパレータ26との接続部との中間点よりも接続部36側に配置されている。これにより、ブローバイガスの温度を、接続部36の温度に比較的近い温度に保ちながら、接続管37における冷却風の流路と交差する領域を通過させて吸気管35に流入させることができる。
オイルセパレータ26は、ブローバイガスに含まれるエンジンオイルを分離する。フィルタにより捕捉されたエンジンオイルは、自然落下によりオイル戻し路26aを通過してエンジンハウジング20内に戻る。エンジンオイルが除去されたブローバイガスは、オイルセパレータ26から流出すると、第2接続管37bを経て、第2吸気管35bに流入する。これにより、ブローバイガスは、エアクリーナ25から取り込まれた空気と合流し、過給機22のコンプレッサ側の入口22aに流入する。過給機22は、原動機10の排気によりタービンを回転させ、コンプレッサ側の空気を圧縮する。過給機22のコンプレッサで圧縮された空気(外気から取り入れた空気とブローバイガスとの混合気)は、コンプレッサ側の出口22bから第1冷却管35cを経てインタークーラの入口23aに流入する。インタークーラ23で冷却された空気は、インタークーラの出口23bから第2冷却管35dを通り、シリンダ13aに流入して燃焼される。これにより、エンジンハウジング20で発生したブローバイガスは、外気から取り入れた空気と混合されて再燃焼される。
本実施形態の作業機1は、以下の効果を奏する。
原動機10は、エンジン10の周囲に冷却風を発生させるファン21と、エンジン10に外気を供給する吸気管35と、エンジン10内で生じたブローバイガスを吸気管35に還流させる接続管37と、接続管37の周囲に配置され、接続管37を冷却風から遮蔽する防風部材40とを備えている。
この構成によれば、ファン21が発生させた冷却風が接続管37に直接当たって、接続管37が冷却されることを回避することができる。このため、寒冷地等の極低温状況下であっても、接続管37内部でブローバイガスが冷却され、ブローバイガスに含まれるオイル等の液体が凍結することを抑制できる。
また、接続管37は、冷却風の流路と交差する流路交差部を備え、防風部材40は、接続管37における流路交差部に対向する位置に配置されている。この構成によれば、防風部材40は、接続管37に向かう冷却風を遮断することができる。これにより、接続管37内部でブローバイガスが冷却され、ブローバイガスに含まれるオイルや水分等の液体が凍結することを抑制できる。
また、ファン21は、エンジン10側から空気を吸引し、吸引した空気をエンジン10から遠ざかる方向に吐出するように配置されている。この構成によれば、ファン21は、エンジン10の周囲に停滞している比較的高温の空気を外部に排出することができる。これにより、ファン21は、エンジン10の周囲を冷却し、インタークーラ23等を冷却することができる。
また、図1、図2、図8等に示すように、前後方向からみて防風部材40は、ファン21の回転軸と平行な方向から見てファン21の回転軌道R1と重畳している。この構成によれば、冷却風の風速が、比較的強くなるファン21の回転軌道R1内に接続管37が配置されている場合であっても、ファン21で発生させた冷却風が接続管37に直接あたってしまうことを防風部材10により抑制することができる。
また、接続管37は、エンジン10の上方を通って配置されており、防風部材40は、接続管37における冷却風の流路方向の上流側に配置された第1板部41と、第1板部41の上部から冷却風の流路方向の下流側に向かって延設され、接続管37の上方に配置された第2板部42と、を有している。
この構成によれば、接続管37を冷却風から適切に遮蔽することができる。
また、接続管37における防風部材40との対向部42Cは、湾曲部を有し、第2板部42は、接続管37における湾曲部よりも一方端側の部分に対向する第1部分と、湾曲部よりも他方端側の部分に接近する第2部分42Bと、を有している。この構成によれば、接続管37が湾曲している場合であっても、防風部材40をコンパクトな構成としつつ、接続管37を覆うことができる。これにより、原動機10の周囲の空間が狭小であっても、防風部材40を原動機10に取り付けることができる。
また、原動機10は、エンジン10に防風部材40を取り付けるブラケット50を備え、ブラケット50は、エンジン10の上部に取り付けられる第1支持部51と、第1板部41を支持する第2支持部52と、接続管37をクランプするクランプ部材55とを有している。この構成によれば、防風部材40を原動機10に取り付ける部材と接続管37を支持する部材とを共通化させることができる。これにより、部材点数の削減ができ、且つ、生産工程を削減できるため、生産コストを低減することができる。
また、原動機10は、ブローバイガス中のオイルを除去するフィルタを備え、接続管37は、一端部がエンジン10のエンジンハウジング20に接続され、他端部がフィルタに接続されており、防風部材40は、接続管37における一端部と他端部の中間点よりも一端部側の部分に対向配置されている。この構成によれば、接続管37に流入した直後のオイルが除去される前のブローバイガスが冷却風により急速に冷却されることを回避できる。即ち、ブローバイガスが接続管37を通って吸気管35に至るまでの間において、冷却風の影響による温度降下の速度を遅らせることができる。つまり、接続管37内部におけるブローバイガスの温度低下を抑制することができる。
また、作業機1は、上記原動機10を備えている。この構成によれば、上述した防風部材40の優れた効果を奏する作業機1を実現することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1 作業機
10 原動機
10a 出力軸
20 エンジンハウジング
21 ファン
35 吸気管
36 接続部
37 接続管
37a 第1接続管
37b 第2接続管
40 防風板
41 第1板部
42 第2板部
42A 第1部分
42B 第2部分
42C 対向部
50 ブラケット
51 第1支持部
52 第2支持部
55 クランプ部材
R1 回転軌道

Claims (7)

  1. エンジンの周囲に冷却風を発生させるファンと、
    前記エンジンに外気を供給する吸気管と、
    前記エンジン内で生じたブローバイガスを前記吸気管に還流させる接続管と、
    前記接続管の周囲に配置され、前記接続管を前記冷却風から遮蔽する防風部材と、
    を備え、
    前記接続管は、前記エンジンの上方を通って配置されており、
    前記防風部材は、
    前記接続管における前記冷却風の流路方向の上流側に配置された第1板部と、
    前記第1板部の上部から前記冷却風の流路方向の下流側に向かって延設され、前記接続管の上方に配置された第2板部と、を有している原動機。
  2. 前記接続管における前記防風部材との対向部は、湾曲部を有し、
    前記第2板部は、
    前記接続管における前記湾曲部よりも一方端側の部分に対向する第1部分と、
    前記湾曲部よりも他方端側の部分に接近する第2部分と、
    を有している請求項1に記載の原動機。
  3. 前記エンジンに前記防風部材を取り付けるブラケットを備え、
    前記ブラケットは、
    前記エンジンの上部に取り付けられる第1支持部と、
    前記第1板部を支持する第2支持部と、
    前記接続管をクランプするクランプ部材とを有している請求項1又は2に記載の原動機。
  4. エンジンの周囲に冷却風を発生させるファンと、
    前記エンジンに外気を供給する吸気管と、
    前記エンジン内で生じたブローバイガスを前記吸気管に還流させる接続管と、
    前記接続管の周囲に配置され、前記接続管を前記冷却風から遮蔽する防風部材と、
    前記ブローバイガス中のオイルを除去するフィルタと、を備え、
    前記接続管は、一端部が前記エンジンのエンジンハウジングに接続され、他端部が前記フィルタに接続されており、
    前記防風部材は、前記接続管における前記一端部と前記他端部との中間点よりも前記一端部側の部分に対向配置されている原動機。
  5. エンジンの周囲に冷却風を発生させるファンと、
    前記エンジンに外気を供給する吸気管と、
    前記エンジン内で生じたブローバイガスを前記吸気管に還流させる接続管と、
    前記接続管の周囲に配置され、前記接続管を前記冷却風から遮蔽する防風部材とを備え、
    前記防風部材は、前記接続管に対して間隔を隔てて対向配置され前記接続管とは別体の部材からなり、
    前記防風部材及び前記接続管における前記防風部材に対向する部分は、前記エンジンの周囲に前記エンジンと離間して配置され
    前記ファンは、前記エンジン側から空気を吸引し、吸引した空気を前記エンジンから遠ざかる方向に吐出するように配置され、
    前記防風部材は、前記ファンの回転軸と平行な方向から見て前記ファンの回転軌道と重畳している原動機
  6. 前記接続管は、前記冷却風の流路と交差する流路交差部を備え、
    前記防風部材は、前記接続管における前記流路交差部に対向する位置に配置されている請求項5に記載の原動機。
  7. 請求項1~のいずれか1項に記載の原動機を備えている作業機。
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