JP7041316B1 - 燃料電池用電解質膜、及び燃料電池 - Google Patents

燃料電池用電解質膜、及び燃料電池 Download PDF

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Abstract

【課題】出力低下の抑制に有効な燃料電池用電解質膜を提供する。【解決手段】電解質膜4は、膜本体部42と、第1樹脂層41とを備えている。膜本体部42は、イオン伝導体421と、支持体422とを有する。イオン伝導体421は、セラミックスによって構成される。支持体422は、樹脂によって構成される。第1樹脂層41は、膜本体部42の一方面に配置される。【選択図】図2

Description

本発明は、燃料電池用電解質膜、及び燃料電池に関するものである。
燃料電池は、一般的に、電解質膜と、一対の電極とを有している。電解質膜は、一対の電極間に配置されている。特許文献1には、セラミックスによって構成されたイオン伝導体と、樹脂によって構成された支持体と、を複合化させた電解質膜が提案されている。
特開2010-232158号公報 国際公開第2019/124317号
上述したような構成の燃料電池において、その出力の低下を抑制することが要望されている。そこで、本発明は、出力低下の抑制に有効な燃料電池用電解質膜を提供することを課題とする。
本発明の第1側面に係る燃料電池用電解質膜は、燃料電池に用いられるものである。この電解質膜は、膜本体部と、第1樹脂層とを備えている。膜本体部は、イオン伝導体と、支持体とを有する。イオン伝導体は、セラミックスによって構成される。支持体は、樹脂によって構成される。第1樹脂層は、膜本体部の一方面に配置される。
本発明者らは、電解質膜中のイオン伝導体が水又は水蒸気に曝されることによって、イオン伝導体が粒成長したり溶出したりすることにより、これが燃料電池の出力低下の原因となることを見出した。そこで、本発明に係る燃料電池用電解質膜では、膜本体部の一方面上に第1樹脂層を形成する。この構成によれば、少なくとも膜本体部の一方面においてイオン伝導体が外部の水又は水蒸気に露出することを抑制する。この結果、イオン伝導体の粒成長や溶出を抑制でき、ひいては燃料電池の出力低下を抑制することができる。
好ましくは、第1樹脂層は、支持体と異なる材料によって構成される。
好ましくは、第1樹脂層は、支持体よりもイオン伝導率が高い。
好ましくは、第1樹脂層は、支持体よりも吸水率が低い。
好ましくは、第1樹脂層は、支持体と同じ材料によって構成される。
好ましくは、第1樹脂層は、膜本体部よりも薄い。
好ましくは、第1樹脂層は、膜本体部よりも厚い。
好ましくは、燃料電池用電解質膜は、膜本体部の他方面に配置される樹脂製の第2樹脂層をさらに備える。この構成によれば、膜本本体部の他方面においても、イオン伝導体が外部の水又は水蒸気に露出することを抑制することができる。
好ましくは、第2樹脂層は、支持体と異なる材料によって構成される。
好ましくは、第2樹脂層は、支持体よりもイオン伝導率が高い。
好ましくは、第2樹脂層は、支持体よりも吸水率が低い。
好ましくは、第2樹脂層は、支持体と同じ材料によって構成される。
好ましくは、第2樹脂層は、膜本体部よりも薄い。
好ましくは、第1樹脂層は、第2樹脂層よりも厚い。
好ましくは、第1樹脂層は、第2樹脂層よりも薄い。
好ましくは、第1樹脂層は、第2樹脂層よりもイオン伝導率が高い。
好ましくは、第1樹脂層は、第2樹脂層よりもイオン伝導率が低い。
本発明の第2側面に係る燃料電池は、上記いずれかの燃料電池用電解質膜と、第1電極と、第2電極とを備える。第1電極は、電解質膜の一方面に配置される。第2電極は、電解質膜の他方面に配置される。
本発明によれば、出力低下の抑制に有効な燃料電池用電解質膜を提供することができる。
燃料電池の断面図。 電解質膜の拡大断面図。 変形例に係る燃料電池の断面図。
以下、本実施形態に係る燃料電池の一例である固体アルカリ形燃料電池100について図面を参照しつつ説明する。固体アルカリ形燃料電池100は、水酸化物イオンをキャリアとするアルカリ形燃料電池(AFC)の一種である。
(固体アルカリ形燃料電池100)
図1は、実施形態に係る固体アルカリ形燃料電池100の構成を示す断面図である。固体アルカリ形燃料電池100は、カソード2(第1電極の一例)、アノード3(第2電極の一例)、及び電解質膜4を備える。また、固体アルカリ形燃料電池100は、第1セパレータ11と、第2セパレータ12と、を備えている。カソード2、アノード3、及び電解質膜4は、燃料電池用接合体10を構成する。実際に使用する際は、複数の固体アルカリ形燃料電池100がスタックされる。詳細には、複数の燃料電池用接合体10が第1及び第2セパレータ11、12を介してスタックされる。
(第1及び第2セパレータ11、12)
第1及び第2セパレータ11、12は、燃料電池用接合体10を厚さ方向(z軸方向)の両側から挟むように配置されている。第1セパレータ11は、カソード2に酸素(O)を含む酸化剤を供給するように構成されている。第1セパレータ11は、第1流路111を有している。第1流路111は、カソード2と対向している。この第1流路111には、酸素(O)を含む酸化剤が供給される。
第2セパレータ12は、アノード3に水素原子(H)を含む燃料を供給するように構成されている。第2セパレータ12は、第2流路121を有している。第2流路121は、アノード3と対向している。この第2流路121には、水素原子(H)を含む燃料が供給される。例えば、第2流路121には、メタノールが供給される。
複数の燃料電池用接合体10が第1及び第2セパレータ11,12を介してスタックされている場合は、第1セパレータ11は、第1流路111が形成される面とは反対側の面に第2流路が形成されている。また、第2セパレータ12は、第2流路121が形成される面とは反対側の面に第1流路が形成されている。
(燃料電池用接合体10)
燃料電池用接合体10は、カソード2、アノード3、及び電解質膜4を備える。燃料電池用接合体10は、下記の電気化学反応式に基づいて、比較的低温(例えば、50℃~250℃)で発電する。ただし、下記の電気化学反応式では、燃料の一例としてメタノールが用いられている。
・カソード2: 3/2O+3HO+6e→6OH
・アノード3: CHOH+6OH→6e+CO+5H
・全体 : CHOH+3/2O→CO+2H
(カソード2)
カソード2は、電解質膜4の第1面401側(図1の上面側)に配置されている。詳細には、カソード2は、電解質膜4の第1樹脂層41上に配置されている。カソード2は、一般的に空気極と呼ばれる陽極である。
固体アルカリ形燃料電池100の発電中、カソード2には、第1セパレータ11の第1流路111を介して酸素(O)を含む酸化剤が供給される。酸化剤としては、空気を用いるのが好ましく、空気は加湿されていることがより好ましい。カソード2は、内部に酸化剤を拡散可能な多孔質体である。カソード2の気孔率は特に制限されない。カソード2の厚みは特に制限されないが、例えば10~200μmとすることができる。
カソード2は、AFCに使用される公知の空気極触媒を含むものであればよく、特に限定されない。カソード触媒の例としては、白金族元素(Ru、Rh、Pd、Os、Ir、Pt)、鉄族元素(Fe、Co、Ni)等の第8~10族元素(IUPAC形式での周期表において第8~10族に属する元素)、Cu、Ag、Au等の第11族元素(IUPAC形式での周期表において第11族に属する元素)、ロジウムフタロシアニン、テトラフェニルポルフィリン、Coサレン、Niサレン(サレン=N,N’-ビス(サリチリデン)エチレンジアミン)、銀硝酸塩、及びこれらの任意の組み合わせが挙げられる。カソード2における触媒の担持量は特に限定されないが、好ましくは0.1~10mg/cm、より好ましくは、0.1~5mg/cmである。カソード触媒はカーボンに担持させるのが好ましい。カソード2ないしそれを構成する触媒の好ましい例としては、白金担持カーボン(Pt/C)、パラジウム担持カーボン(Pd/C)、ロジウム担持カーボン(Rh/C)、ニッケル担持カーボン(Ni/C)、銅担持カーボン(Cu/C)、及び銀担持カーボン(Ag/C)が挙げられる。
カソード2の作製方法は特に限定されないが、例えば、カソード触媒及び所望により担体をバインダと混合してペースト状にする。そして、このペースト状混合物を電解質膜4上に塗布して乾燥させることによりカソード2を形成することができる。
(アノード3)
アノード3は、電解質膜4の第2面402側(図1の下面側)に配置されている。詳細には、アノード3は、電解質膜4の第2樹脂層43上に配置されている。アノード3は、一般的に燃料極と呼ばれる陰極である。
固体アルカリ形燃料電池100の発電中、アノード3には、第2セパレータ12の第2流路121を介して、水素原子(H)を含む燃料が供給される。燃料としては、メタノールを用いるのが好ましい。アノード3は、内部に燃料を拡散可能な多孔質体である。アノード3の気孔率は特に制限されない。アノード3の厚みは特に制限されないが、例えば10~500μmとすることができる。
燃料は、アノード3において水酸化物イオン(OH)と反応可能な燃料化合物を含んでいればよく、液体燃料及び気体燃料のいずれの形態であってもよい。
燃料化合物としては、例えば、(i)ヒドラジン(NHNH)、水加ヒドラジン(NHNH・HO)、炭酸ヒドラジン((NHNHCO)、硫酸ヒドラジン(NHNH・HSO)、モノメチルヒドラジン(CHNHNH)、ジメチルヒドラジン((CHNNH、CHNHNHCH)、及びカルボンヒドラジド((NHNHCO)等のヒドラジン類、(ii)尿素(NHCONH)、(iii)アンモニア(NH)、(iv)イミダゾール、1,3,5-トリアジン、3-アミノ-1,2,4-トリアゾール等の複素環類化合物、(v)ヒドロキシルアミン(NHOH)、硫酸ヒドロキシルアミン(NHOH・HSO)等のヒドロキシルアミン類、及びこれらの組合せが挙げられる。これらの燃料化合物のうち炭素を含まない化合物(すなわち、ヒドラジン、水加ヒドラジン、硫酸ヒドラジン、アンモニア、ヒドロキシルアミン、硫酸ヒドロキシルアミン等)は、一酸化炭素による触媒被毒の問題が無いため特に好適である。
燃料化合物は、そのまま燃料として用いてもよいが、水及び/又はアルコール(例えば、メタノール、エタノール、プロパノール、イソプロパノールなどの低級アルコール等)に溶解させた溶液として用いてもよい。例えば、上記燃料化合物のうち、ヒドラジン、水化ヒドラジン、モノメチルヒドラジン及びジメチルヒドラジンは液体であるので、そのまま液体燃料として使用可能である。また、炭酸ヒドラジン、硫酸ヒドラジン、カルボンヒドラジド、尿素、イミダゾール、及び3-アミノ-1,2,4-トリアゾール、及び硫酸ヒドロキシルアミンは固体であるが水に可溶である。1,3,5-トリアジン及びヒドロキシルアミンは固体であるがアルコールに可溶である。アンモニアは気体であるが水に可溶である。このように、固体の燃料化合物は、水又はアルコールに溶解させて液体燃料として使用可能である。燃料化合物を水及び/又はアルコールに溶解させて用いる場合、溶液中の燃料化合物の濃度は、例えば1~90重量%であり、好ましくは1~30重量%である。
また、メタノール、エタノール等のアルコール類やエーテル類を含む炭化水素系液体燃料、メタン等の炭化水素系ガス、或いは純水素などは、そのまま燃料として用いることができる。特に、本実施形態に係る固体アルカリ形燃料電池100に用いられる燃料としては、メタノールが好適である。メタノールは、気体状態、液体状態、及び、気液混合状態のいずれであってもよい。
アノード3は、AFCに使用される公知のアノード触媒を含むものであればよく、特に限定されない。アノード触媒の例としては、Pt、Ni、Co、Fe、Ru、Sn、及びPd等の金属触媒が挙げられる。金属触媒は、カーボン等の担体に担持されるのが好ましいが、金属触媒の金属原子を中心金属とする有機金属錯体の形態としてもよく、この有機金属錯体を担体として担持されていてもよい。また、アノード触媒の表面には多孔質材料等で構成された拡散層を配置してもよい。アノード3及びそれを構成する触媒の好ましい例としては、ニッケル、コバルト、銀、白金担持カーボン(Pt/C)、パラジウム担持カーボン(Pd/C)、ロジウム担持カーボン(Rh/C)、ニッケル担持カーボン(Ni/C)、銅担持カーボン(Cu/C)、及び銀担持カーボン(Ag/C)が挙げられる。
アノード3の作製方法は特に限定されないが、例えば、アノード触媒及び所望により担体をバインダと混合してペースト状にする。そして、このペースト状混合物を電解質膜4上に塗布して乾燥させることによりアノード3を形成することができる。
(電解質膜4)
電解質膜4は、カソード2とアノード3との間に配置される。電解質膜4は、カソード2及びアノード3のそれぞれに接続される。電解質膜4は、イオン伝導性を有する。本実施形態では、電解質膜4は、水酸化物イオン伝導性を有する。電解質膜4は、第1樹脂層41、膜本体部42、及び第2樹脂層43を有している。
第1樹脂層41は、膜本体部42の一方面(上面)に形成されている。第2樹脂層43は、膜本体部42の他方面(下面)に形成されている。すなわち、膜本体部42は、第1樹脂層41と第2樹脂層43との間に配置されている。第1樹脂層41、膜本体部42、及び第2樹脂層43は、この順で積層されている。
電解質膜4の厚さtは、例えば、5~100μm程度である。そのうち、第1樹脂層41の厚さt1及び第2樹脂層43の厚さt3は、例えば、それぞれ0.1~50μm程度である。また、膜本体部42の厚さt2は、例えば、5~80μm程度である。
第1樹脂層41、膜本体部42、及び第2樹脂層43の厚さt1~t3の測定方法は、次の通りである。まず、図1に示すような、電解質膜4の中央近傍を通る切断面(xz面)を作成する。そして、その切断面をSEMで撮影し、電解質膜4の両端部の任意の点と、中央部の任意の点とで、第1樹脂層41の厚さを測定し、その平均値を第1樹脂層41の厚さt1とすることができる。同様の方法で、膜本体部42の厚さt2、第2樹脂層43の厚さt3、及び電解質膜4の厚さtも算出することができる。
第1樹脂層41の厚さt1は、膜本体部42の厚さt2よりも小さい。第2樹脂層43の厚さt3は、膜本体部42の厚さt2よりも小さい。第1樹脂層41の厚さt1は、第2樹脂層43の厚さt3と同じである。
例えば、膜本体部42の厚さt2に対する、第1樹脂層41の厚さt1の割合(t1/t2)を、0.001~0.9とすることができる。同様に、膜本体部42の厚さt2に対する、第2樹脂層43の厚さt3の割合(t3/t2)を、0.001~0.9とすることができる。
図2は、電解質膜4の断面を拡大して示す模式図である。図2に示すように、膜本体部42は、イオン伝導体421と、支持体422とを有している。イオン伝導体421は、支持体422内に分散されている。イオン伝導体421は、支持体422によって支持されている。
膜本体部42内におけるイオン伝導体421の含有量は、30~70vol%とすることができ、イオン伝導性を考慮すると50~70vol%が好ましい。なお、膜本体部42は、実質的にイオン伝導体421及び支持体422のみによって構成されており、その他の物質は無視できる程度である。
イオン伝導体421は、イオン伝導性を有している。イオン伝導体421は、例えば、水酸化物イオン伝導性を有する。固体アルカリ形燃料電池100の発電中、電解質膜4は、主にイオン伝導体421によって、カソード2側からアノード3側に水酸化物イオン(OH)を伝導する。
イオン伝導体421の水酸化物イオン伝導率は特に制限されないが、0.1mS/cm以上が好ましく、より好ましくは0.5mS/cm以上、さらに好ましくは1.0mS/cm以上である。イオン伝導体421の水酸化物イオン伝導率は、高いほど好ましく、その上限値は特に制限されないが、例えば10mS/cmである。
イオン伝導体421は、セラミックスによって構成されている。詳細には、イオン伝導体421は、水酸化物イオン伝導性を有するセラミックスによって構成することができる。例えば、イオン伝導体421は、層状複水酸化物(LDH:Layered Double Hydroxide)によって構成することができる。
LDHは、M2+ 1-x3+ (OH)n-x/n・mHO(式中、M2+は2価の陽イオン、M3+は3価の陽イオンであり、An-はn価の陰イオン、nは1以上の整数、xは0.1~0.4、mは水のモル数を意味する任意の整数である)の一般式で示される基本組成を有する。M2+の例としてはMg2+、Ca2+、Sr2+、Ni2+、Co2+、Fe2+、Mn2+、及びZn2+が挙げられ、M3+の例としては、Al3+、Fe3+、Ti3+、Y3+、Ce3+、Mo3+、及びCr3+が挙げられ、An-の例としてはCO 2-及びOHが挙げられる。M2+及びM3+としては、それぞれ1種単独で又は2種以上を組み合わせて用いることもできる。
LDHは、複数の水酸化物基本層と、これら複数の水酸化物基本層間に介在する中間層とから構成される。中間層は、陰イオン及びHOで構成される。水酸化物基本層は、例えば金属MがNi、Al、Tiの場合には、Ni、Al、Ti及びOH基を含む。以下、LDHの水酸化物基本層がNi、Al、Ti及びOH基を含む場合について説明する。
LDH中のNiはニッケルイオンの形態を採りうる。LDH中のニッケルイオンは典型的にはNi2+であると考えられるが、Ni3+等の他の価数もありうるため、特に限定されない。LDH中のAlはアルミニウムイオンの形態を採りうる。LDH中のアルミニウムイオンは典型的にはAl3+であると考えられるが、他の価数もありうるため、特に限定されない。LDH中のTiはチタンイオンの形態を採りうる。LDH中のチタンイオンは典型的にはTi4+であると考えられるが、Ti3+等の他の価数もありうるため、特に限定されない。水酸化物基本層は、Ni、Al、Ti及びOH基を主要構成要素として含むのが好ましいが、他の元素ないしイオンを含んでいてもよいし、不可避不純物を含んでいてもよい。不可避不純物は、製法上不可避的に混入されうる任意元素であり、例えば原料や基材に由来してLDH中に混入しうる。
LDHの中間層は、陰イオン及びHOで構成される。陰イオンは1価以上の陰イオン、好ましくは1価又は2価のイオンである。好ましくは、LDH中の陰イオンはOH及び/又はCO 2-を含む。
上記のとおり、Ni、Al及びTiの価数は必ずしも定かではないため、LDHを一般式で厳密に特定することは非実際的又は不可能である。仮に水酸化物基本層が主としてNi2+、Al3+、Ti4+及びOH基で構成されるものと想定した場合、LDHは、一般式:Ni2+ 1-x-yAl3+ Ti4+ (OH)n- (x+2y)/n・mHO(式中、An-はn価の陰イオン、nは1以上の整数、好ましくは1又は2であり、0<x<1、好ましくは0.01≦x≦0.5、0<y<1、好ましくは0.01≦y≦0.5、0<x+y<1、mは0以上、典型的には0を超える又は1以上の実数である)なる基本組成で表すことができる。もっとも、上記一般式はあくまで「基本組成」と解されるべきであり、Ni2+、Al3+、Ti4+等の元素がLDHの基本的特性を損なわない程度に他の元素又はイオン(同じ元素の他の価数の元素又はイオンや製法上不可避的に混入されうる元素又はイオンを含む)で置き換え可能なものとして解されるべきである。
支持体422は、イオン伝導体421を支持するように構成されている。詳細には、支持体422は、バインダである。支持体422は、イオン伝導体421を構成する各構成粒子間に配置されている。支持体422は、イオン伝導体421の各構成粒子同士を決着することによって、イオン伝導体421を支持している。このように、支持体422がイオン伝導体421を支持することによって、膜本体部42の形状を維持している。
支持体422は、樹脂によって構成されている。例えば、支持体422は、絶縁性を有する周知の有機高分子材料によって構成されている。すなわち、支持体422は、イオン伝導性を有さない周知の有機高分子材料によって構成されている。本実施形態では、支持体422は、水酸化物イオン伝導性を有さない周知の有機高分子材料によって構成されている。詳細には、支持体422のイオン伝導率は、0.01mS/cm以下である。
支持体422を構成する材料としては、例えば、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリテトラフルオロエチレン(PTFE)、ポリフッ化ビニリデン(PVDF)、ポリエーテルサルフォン、ポリフェニレンサルファイド、ポリアミドイミド、ポリエーテルエーテルケトン、又はポリイミドなどを挙げることができる。
第1樹脂層41は、樹脂によって構成されている。第1樹脂層41は、支持体422と異なる材料によって構成されている。第1樹脂層41を構成する材料としては、例えば、ナフィオン、スルホン化ポリエーテルエーテルケトン(S-PEEK)、又はアルキルスルホン化ポリベンズイミダゾールなどを挙げることができる。なお、第1樹脂層41は、イオン伝導性を有する。第1樹脂層41は、支持体422よりもイオン伝導率が高い。すなわち、第1樹脂層41を構成する樹脂は、支持体422を構成する樹脂よりもイオン伝導率が高い。また、第1樹脂層41は、第2樹脂層43よりもイオン伝導率が高い。
第1樹脂層41は、支持体422よりも吸水率が低い。すなわち、第1樹脂層41を構成する樹脂は、支持体422を構成する樹脂よりも吸水率が低い。第1樹脂層41の吸水率は、例えば、0.9%以下とすることができ、好ましくは0.4%以下とすることができる。なお、吸水率は、室温において、以下のようにして測定することができる。まず、水を含んだ樹脂の重さを測定し、次に、その樹脂を恒温槽にいれて水分を蒸発させた後、再度重さを測定する。この重さの変化量を水分量として、樹脂の重さに対する水分量の比率を吸水率とする。
第2樹脂層43は、樹脂によって構成されている。第2樹脂層43を構成する材料としては、上記第1樹脂層41の構成材料として挙げたものを使用することができる。第2樹脂層43は、第1樹脂層41と同じ材料によって構成することができる。なお、第2樹脂層43は、イオン伝導性を有する。第2樹脂層43は、支持体422よりもイオン伝導率が高い。なお、第2樹脂層43は、第1樹脂層41よりもイオン伝導率が低い。
第2樹脂層43は、支持体422よりも吸水率が低い。第2樹脂層43の吸水率は、例えば、0.9%以下とすることができる。
電解質膜4は、例えば、次のようにして形成することができる。まず、膜本体部42を形成する。詳細には、上述したような支持体422を構成する材料を有機溶媒によって溶かして、支持体422の溶解液を作成する。そして、この溶解液中に、上述したイオン伝導体421を構成する材料を入れて、膜本体部42のペーストを作成する。そして、このペーストを剥離フィルム上に成膜し、ペーストを乾燥させた後、剥離フィルムを剥離して膜本体部42を形成する。
次に、第1樹脂層41を構成する材料を有機溶媒によって溶かして、第1樹脂層41のペーストを作成する。そして、この第1樹脂層41のペーストを膜本体部42の一方面上に塗布して乾燥させる。以上により、第1樹脂層41を形成する。同様の方法で、第2樹脂層43を膜本体部42の他方面上に形成する。以上により、第1樹脂層41、膜本体部42、及び第2樹脂層43を有する電解質膜4を形成することができる。
(実施形態の変形例)
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明はこれらに限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。
変形例1
上記実施形態では、カソード2が第1樹脂層41上に配置されており、アノード3が第2樹脂層43上に配置されていたが、燃料電池の構成はこれに限定されない。すなわち、カソード2が第2樹脂層43上に配置され、アノード3が第1樹脂層41上に配置されていてもよい。
変形例2
上記実施形態では、第1樹脂層41は、第2樹脂層43と同じ厚さであったが、電解質膜4の構成はこれに限定されない。例えば、第1樹脂層41は、第2樹脂層43よりも厚くすることができる。特に限定されないが、例えば、第1樹脂層41は、第2樹脂層43よりも1~10μm程度厚くすることができる。なお、第1樹脂層41は、第2樹脂層43よりも薄くてもよい。
変形例3
上記実施形態では、電解質膜4は、第1樹脂層41、膜本体部42、及び第2樹脂層43を有しているが、電解質膜4の構成はこれに限定されない。例えば、図3に示すように、電解質膜4は、第2樹脂層43を有していなくてもよい。すなわち、電解質膜4は、第1樹脂層41及び膜本体部42によって構成することができる。この場合、カソード2が第1樹脂層41上に形成され、アノード3が膜本体部42上に形成されてもよいし、アノード3が第1樹脂層41上に形成され、カソード2が膜本体部42上に形成されてもよい。
変形例4
上記実施形態では、第1樹脂層41は、支持体422と異なる材料によって構成されているが、第1樹脂層41の構成はこれに限定されない。例えば、第1樹脂層41は、支持体422の構成材料として挙げたものによって構成されてもよい。また、第1樹脂層41は、支持体422と同じ材料によって構成することができる。この場合、第1樹脂層41は、イオン伝導体を有していてもよい。なお、第1樹脂層41内におけるイオン伝導体の体積含有率は、膜本体部42内におけるイオン伝導体421の体積含有率よりも小さい。同様に、第2樹脂層43も支持体422の構成材料として挙げたものによって構成されてもよい。
変形例5
上記実施形態では、第1樹脂層41は、支持体422よりも吸水率が低くなっていたが、第1樹脂層41はこれに限定されない。例えば、第1樹脂層41は、支持体422よりも吸水率が高くてもよい。すなわち。第1樹脂層41を構成する樹脂は、支持体422を構成する樹脂よりも吸水率が高くてもよい。
変形例6
上記実施形態では、第1樹脂層41の厚さt1及び第2樹脂層43の厚さt3は、膜本体部42の厚さt2よりも小さいが電解質4の構成はこれに限定されない。例えば、第1樹脂層41の厚さt1は、膜本体部42の厚さt2よりも大きくてもよい。また、第2樹脂層43の厚さt3は、膜本体部42の厚さt2よりも大きくてもよい。
この場合、膜本体部42の厚さt2に対する、第1樹脂層41の厚さt1の割合(t1/t2)を、1.1~2.0とすることができる。同様に、膜本体部42の厚さt2に対する、第2樹脂層43の厚さt3の割合(t3/t2)を、1.1~2.0とすることができる。
変形例7
上記実施形態では、第1樹脂層41は、第2樹脂層43よりもイオン伝導率が高いが、第1樹脂層41は、第2樹脂層43よりもイオン伝導率を低くすることができる。
変形例8
上記実施形態では、膜本体部42は水酸化物イオン伝導性を有していたが、膜本体部42のイオン伝導性はこれに限定されない。例えば、膜本体部42は、プロトン伝導性を有していてもよいし、酸素イオン伝導性を有していてもよい。
変形例9
上記実施形態では、本発明に係る燃料電池用電解質膜を固体アルカリ形燃料電池に適用した実施形態を説明したが、本発明に係る燃料電池用電解質が適用される対象は固体アルカリ形燃料電池に限定されず、例えば、固体高分子形燃料電池などの他の燃料電池にも適用することができる。
変形例10
また、上記実施形態では、燃料電池の一例として、水酸化物イオンをキャリアとする固体アルカリ形燃料電池100について説明したが、プロトンをキャリアとする燃料電池であってもよい。この場合、イオン伝導体421は、プロトン伝導性を有するセラミック材料によって構成することができる。
プロトン伝導性を有するセラミック材料としては、プロトン導電性を有する金属酸化物水和物などを用いることができる。このような金属酸化物水和物としては、酸化ジルコニウム水和物、酸化タングステン水和物、酸化スズ水和物、ニオブをドープした酸化タングステン、酸化ケイ素水和物、酸化リン酸水和物、ジルコニウムをドープした酸化ケイ素水和物、タングストリン酸、モリブドリン酸などを用いることができる。
2 カソード
3 アノード
4 電解質膜
41 第1樹脂層
42 膜本体部
43 第2樹脂層

Claims (18)

  1. 燃料電池に用いられる電解質膜であって、
    セラミックスによって構成されるイオン伝導体、及び樹脂によって構成される支持体、を有する膜本体部と、
    前記膜本体部の一方面に配置される第1樹脂層と、
    を備える、
    燃料電池用電解質膜。
  2. 前記第1樹脂層は、前記支持体と異なる材料によって構成される、
    請求項1に記載の燃料電池用電解質膜。
  3. 前記第1樹脂層は、前記支持体よりもイオン伝導率が高い、
    請求項1又は2に記載の燃料電池用電解質膜。
  4. 前記第1樹脂層は、前記支持体よりも吸水率が低い、
    請求項1から3のいずれかに記載の燃料電池用電解質膜。
  5. 前記第1樹脂層は、前記支持体と同じ材料によって構成される、
    請求項1に記載の燃料電池用電解質膜。
  6. 前記第1樹脂層は、前記膜本体部よりも薄い、
    請求項1から5のいずれかに記載の燃料電池用電解質膜。
  7. 前記第1樹脂層は、前記膜本体部よりも厚い、
    請求項1から5のいずれかに記載の燃料電池用電解質膜。
  8. 前記膜本体部の他方面に配置される樹脂製の第2樹脂層をさらに備える、
    請求項1から7のいずれかに記載の燃料電池用電解質膜。
  9. 前記第2樹脂層は、前記支持体と異なる材料によって構成される、
    請求項8に記載の燃料電池用電解質膜。
  10. 前記第2樹脂層は、前記支持体よりもイオン伝導率が高い、
    請求項8又は9に記載の燃料電池用電解質膜。
  11. 前記第2樹脂層は、前記支持体よりも吸水率が低い、
    請求項8から10のいずれかに記載の燃料電池用電解質膜。
  12. 前記第2樹脂層は、前記支持体と同じ材料によって構成される、
    請求項8に記載の燃料電池用電解質膜。
  13. 前記第2樹脂層は、前記膜本体部よりも薄い、
    請求項8から12のいずれかに記載の燃料電池用電解質膜。
  14. 前記第1樹脂層は、前記第2樹脂層よりも厚い、
    請求項8から13のいずれかに記載の燃料電池用電解質膜。
  15. 前記第1樹脂層は、前記第2樹脂層よりも薄い、
    請求項8から13のいずれかに記載の燃料電池用電解質膜。
  16. 前記第1樹脂層は、前記第2樹脂層よりもイオン伝導率が高い、
    請求項8から15のいずれかに記載の燃料電池用電解質膜。
  17. 前記第1樹脂層は、前記第2樹脂層よりもイオン伝導率が低い、
    請求項8から15のいずれかに記載の燃料電池用電解質膜。
  18. 請求項1から17のいずれかに記載の燃料電池用電解質膜と、
    前記電解質膜の一方面に配置される第1電極と、
    前記電解質膜の他方面に配置される第2電極と、
    を備える、燃料電池。
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