JP7039659B2 - ドアガイドシュー - Google Patents

ドアガイドシュー Download PDF

Info

Publication number
JP7039659B2
JP7039659B2 JP2020123689A JP2020123689A JP7039659B2 JP 7039659 B2 JP7039659 B2 JP 7039659B2 JP 2020123689 A JP2020123689 A JP 2020123689A JP 2020123689 A JP2020123689 A JP 2020123689A JP 7039659 B2 JP7039659 B2 JP 7039659B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
foreign matter
guide member
guide
door panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2020123689A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2022020285A (ja
Inventor
奈雄昭 保坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Elevator and Building Systems Corp
Original Assignee
Toshiba Elevator Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Elevator Co Ltd filed Critical Toshiba Elevator Co Ltd
Priority to JP2020123689A priority Critical patent/JP7039659B2/ja
Publication of JP2022020285A publication Critical patent/JP2022020285A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7039659B2 publication Critical patent/JP7039659B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Elevator Door Apparatuses (AREA)

Description

本発明は、所定方向にスライドさせて開閉させるドア、特にエレベータのドアに取り付けられるドアガイドシューに関する。
エレベータは、かごと乗場のそれぞれにドアが設けられており、かごドアの開閉に連動して乗場ドアが開閉する構造となっている。特に横にスライドして開閉するエレベータのドアは、ドアの下方に開閉を案内するドアガイドシューを備えている。ドアの下部に突設されるドアガイドシューをシル溝に係入することで、ドアの開閉をサポートするとともに、開閉方向からずれたりドアを構成するドアパネルが外れたりすることを防止している。
従来、エレベータのドアパネルの開閉に不具合が生じると、保守員が出動して対応している。不具合の要因として、シル溝に小石や砂利等の異物の混入により、固定されたドアガイドシューがうまく移動できず、ドア開閉の案内が行われないことがある。シル溝に異物が混入した場合、ドアの開閉を円滑に行うためには、その異物を除去するか、もしくは回避するかの二通りの方法がある。
異物除去には、ドアガイドシュー付近に清掃ブラシを設置し、ドアガイドシューの動作に連動して清掃ブラシがシル溝内を移動することでシル溝内を清掃するものやピンの弾性力で異物を押し出すものがある(特許文献1、特許文献2)。一方、異物回避の方法としては、ドアガイドシューに設けたバネによってシル溝上の一定距離をドアの開閉に対して直方する方向に移動することで異物を避けて衝撃を吸収する機構のもの(特許文献3)や、先端部を複数有する回転体をドアガイドシューの代わりに設けることによって、異物が回転体に当たった時の先端部間の空間を利用し、異物を避けて動くものがある(特許文献4、特許文献5)。
特開平6-64879号公報 特許第4608397号公報 特開2000-118933号公報 特開2002-362868号公報 実開昭61-176178号公報
しかしながら、前述した異物除去を行う機構を有する場合は、ドアガイドシューに固設し、係入された経路の長手方向への動作に合わせて異物を押し出すため、ブラシやピンの弾性力では除去できない異物が存在すると、ドアパネルの開閉動作に不具合が生じてしまう。対して、異物回避を行う機構を有する場合は、接触する際に生じる力で除去が可能な異物に関しても、除去ではなく回避が優先されるため、シル溝中に異物が蓄積する要因となってしまう。
以上のことから本発明では、シル溝中に異物が混入した場合、除去可能な異物は通常のドアガイドシューの開閉方向の押し出しの力で除去し、動きづらくなっている異物はドア開閉の邪魔をしないように回避して動作することを可能としたドアガイドシューを提案する。すなわち、異物が存在しない場合には必要以上の動作を抑制しつつ、異物が存在する場合には異物の状態に合わせて適切に除去もしくは回避して動作する。
実施形態のドアガイドシューは、スライド式のドアにおいて、長手方向に溝部を有する所定の経路に沿って移動可能なドアパネルに固設される回転軸と、貫通孔を有し、該貫通孔を介して前記回転軸の一端部に挿通して前記ドアパネルを案内する案内部材と、一の端部が前記ドアパネルに、他の端部が前記案内部材に取り付けられ、前記回転軸の外周に係合する第一のバネと、前記回転軸の外周に、前記第一のバネと対向して複数配置される第二のバネと、を具備し、前記第一のバネ及び前記第二のバネは、前記ドアパネルの動作時に、前記溝部内に存在する異物に前記案内部材の一部が接触すると付勢力を生じ、前記案内部材が前記異物に接触するとき、前記異物の残留しようとする力と付勢力が同等かもしくは前者が後者よりも小さい場合は、前記案内部材が前記溝部の長手方向に動作して前記異物を除去し、前記異物の残留しようとする力が付勢力よりも大きく、前記異物が、前記溝部における前記案内部材と壁面までの間隔の合計よりも小さい場合、前記ドアパネルは所定のスライド動作を継続するとともに、前記回転軸を基点として前記案内部材が奥行方向に回転動作し、前記異物の残留しようとする力が付勢力よりも大きく、前記異物が、前記溝部における前記案内部材と壁面までの間隔の合計よりも大きい場合、前記ドアパネルは所定のスライド動作を継続するとともに、前記回転軸を基点として前記案内部材が前記ドアパネルの開閉方向に回転動作し、奥行方向か開閉方向かに回転動作した場合には、回転動作後、前記案内部材は異物との接触がなくなると、前記ドアパネルにおける初期位置に復元動作する。
図1は、エレベータの構成を示す斜視図である。 図2は、第一実施形態における、乗場から見たエレベータの正面図である。 図3は、第一実施形態における、ドアガイドシューの構成部品を示す斜視図である。 図4は、図2のドアガイドシュー部分の拡大正面図である。 図5は、図4のドアガイドシューと周辺の機構を示す平面図である。 図6は、図4のドアガイドシューと周辺の機構を示す右側面図である。 図7は、異物がシル溝中に混入している場合の、ドアガイドシューと周辺の機構を示す右側面図である。 図8は、バネの付勢力では除去できない異物が存在している場合の、ドアガイドシュー回転時の状態変化を示す図である。 図9は、第二実施形態のドアガイドシューを示す平面図である。 図10は、異物がシル溝中に混入している場合の、第二実施形態のドアガイドシューと周辺の機構を示す右側面図である。 図11は、バネの付勢力では除去できない異物がシル溝中に存在している場合の、第二実施形態のドアガイドシュー回転時の状態変化を示した図である。 図12は、第三実施形態のドアガイドシューの構成部品を示す斜視図である。 図13は、異物がシル溝中に混入している場合の、第三実施形態のドアガイドシューと周辺の機構を示す右側面図である。 図14は、バネの付勢力では除去できない異物がシル溝中に存在している場合の、第三実施形態のドアガイドシュー回転時の状態変化を示す図である。 図15は、第四実施形態のドアガイドシューにおける構成部品を示す正面図である。 図16は、第四実施形態のドアガイドシューにおける構成部品を示す正面図である。
<第一実施形態>
以下、本発明の実施形態としてドアガイドシューについて、図面を参照しながら説明する。
図1は、エレベータの構成を示す斜視図である。
昇降路1内には、乗りかご10が収容され、乗りかご10の左右両側には上下方向に延びる一対のかご側ガイドレール11(11L・11R)が配置されている。乗りかご10の背面側には、左右一対の錘側ガイドレール21(21L・21R)が上下方向に配置され、それに案内されるようにカウンターウェイト20が収容されている。
乗りかご10とカウンターウェイト20はメインロープ2に繋がれ、図示せぬ巻上機によって生成される駆動力がはたらくと、メインロープ2が動き、乗りかご10はかご側ガイドレール11に案内され、カウンターウェイト20は錘側ガイドレール21に案内されて昇降路1内部をそれぞれ昇降する。
乗りかご10の正面には、かごドア12が設けられ、乗りかご10が目的の階床に到着すると、図示せぬドアモータによる動力がはたらきかごドア12が開き始める。
以下、本実施形態のエレベータにおいて、かごドア12の開閉方向をx方向、乗りかご10及びカウンターウェイト20の昇降方向をy方向、乗りかご10の奥行方向をz方向とする。
図2は、乗場から見たエレベータの正面図である。
乗場3の乗場出入口30には、開閉可能なホールドア31が設けられている。ホールドア31は、開閉するための独自の動力装置を設けていないため、乗りかご10が到着し、ドアモータからの動力によりかごドア12が開き始めると、ホールドア31のインターロックが解除され、かごドア12に連動して戸開する。中央開きのエレベータである場合、乗場3のホールドア31は、2枚のドアパネル32a・32bで構成され、それぞれのドアパネル32a・32bは左右にそれぞれ対称の動作を行う。以下、ドアパネル32a・32bは同一の構造としてドアパネル32と称す。
ドアパネル32の下部にはドアガイドシュー50が設けられている。ドアガイドシュー50は、乗場3の床面よりも下方に備えられたシル40の溝部分に係入することで、z方向に力が加わっても外れない機構となる。ドアガイドシュー50は、ドアパネル32の動きに連動してx方向に案内する。
ここで、ドアガイドシュー50の構造を説明する。
図3はドアガイドシュー50を構成する部品を示す斜視図である。
案内部材51は、外れ止め51a・51b及び先端部51cを有するT字の鉄鋼部材であり、軸によりドアパネル32と固定するための貫通孔52が設けられている。また、貫通孔52の近傍には、案内部材51側のバネ取付穴53が設けられている。シル溝41に係入する部分である、案内部材51の先端部51cは、先端部51cの外周に適合するようにして、摺動体54に嵌め込まれる。摺動体54は、案内部材51を嵌入する凹部を有する楕円柱もしくは直方体の形状であり、硬度が低すぎずかつ安定性のある材料であるナイロンやテフロン(登録商標)等の弾性体を用いる。
巻きバネ55は、線状部材が螺旋状に巻いてあるもので、端部55a、55bを有する。巻きバネ55には、軸まわりにねじりモーメントを受け回転運動をさせる、ねじりコイルバネを用いる。
回転軸34は、ボルト取付部34aを有する中空円筒の鉄鋼部材であり、ドアパネル32の下端にある下梁33に、その面に対して垂直に突設しており、溶接等により取り付けられている。また、回転軸34の近傍には下梁33側のバネ取付穴35が設けられている。
ここでドアガイドシュー50の取付手順を説明する。
案内部材51には、あらかじめ摺動体54を取り付けておく。巻きバネ55は回転軸34の外周に係合し、一方の端部55aを下梁33側のバネ取付穴35に、もう一方の端部55bを案内部材51側のバネ取付穴53に通す。ドアガイドシュー50は、回転軸34と、巻きバネ55と、案内部材51の貫通孔52とを同一線上に配置している。ドアガイドシュー50は、平座金56と貫通孔52を介して、回転軸34のボルト取付部34aに向かって、ボルト57を挿し込み、締結する。
ドアガイドシュー50は、案内部材51と摺動体54と巻きバネ55とが組み合わされ、下梁33に設けられた回転軸34を介してこれらを取り付けることで、ドアパネル32と一体型となり、ドアの開閉を案内する機能を果たす。
続いて、このようにしてドアガイドシュー50とドアパネル32とが一体型となったものとして、周辺部材との関係を説明する。
図4はドアガイドシューとシルとの関係を示した拡大正面図、図5は平面図、図6は右側面図である。
シル40は、ドアガイドシュー50がドアパネル32のx方向の動きを案内し、かつz方向の動きを制限する溝、すなわちシル溝41が備わっている(図4・図5参照)。ドアパネル32と一体型となったドアガイドシュー50をシル溝41に係入することで、ドアの開閉を案内することができる(図6参照)。
また、ドアガイドシュー50の中心に回転軸34が一つ設けられているため、ドアパネル32とドアガイドシュー50が結合したまま回転軸34を基点に回動可能である(図4参照)。
通常、ドアガイドシュー50をシル溝41に係合する際には、案内を円滑にするために、摺動体54の下面とシル溝41の底面との間には、例えば1.5cmほどの空間が存在する(図6参照)。ただし、空間はシル40の種類によって異なることがある。仮に異物が混入している状態であっても、1.5cm未満であり、かつ、その隙間内に入り込んでいればドアの開閉動作を阻害することはない。この場合は、ドアガイドシュー50は、ドアパネル32の開閉動作に連動してドアパネル32とともにシル溝41の長手方向、すなわちx方向に移動する。
ここで、図7を用いてドアの開閉案内を阻害し得るほどの異物が経路に混入した場合のドアガイドシュー50の動作を説明する。
図7は、異物42がシル溝41中に混入している場合の、ドアガイドシュー50とシル40との関係を示した右側面図である。ここでの動作は、異物42と巻きバネ55の有する力の大きさに基づいて異なる。異物42がシル溝41中に留まろうとする力とバネの付勢力とを比較したとき、(1)後者の力が大きい場合、(2)どちらの力も同等の場合、(3)前者の力が大きい場合の三つのパターンが考えられる。
異物42がシル溝41中に留まろうとする力が、バネの付勢力がよりも小さい場合、すなわち後者が大きい場合は、ドアの開閉動作とともに異物42は押し出される(1)。したがって、異物除去が可能である。
異物42がシル溝41中に留まろうとする力と、バネの付勢力とが同じである場合は、これら二つの力は均衡する。しかし、ドアパネル32はバネの付勢力よりも大きな力で動作しているため、この場合は、バネは回転しない状態を維持したまま、異物42が押し出される(2)。ただし、ドアパネル32の移動動作がバネの付勢力よりも小さい場合は、ドアパネル32の開閉中に一定のトルクがドアに加わると、ドアモータに設けられている過負荷装置によって反転する可能性がある。
異物42がシル溝41中に留まろうとする力が、バネの付勢力がよりも大きい場合は、異物42は動かず除去できないため、ドアガイドシュー50が回転して異物42を乗り越えることで異物回避が可能である(3)。
続いて、図8を用いて、異物回避を行う際の、ドアガイドシュー50の戸開方向の動作を説明する。
図8における異物とは、バネの付勢力では除去できない異物、例えば砂利や小石、ガムのごみ等の異物42がシル溝41中に嵌入もしくは固着しているため、容易には除去できないものを示している。そして、異物42の力がバネの付勢力よりも大きな場合に、その異物42を回避してホールドア31が開閉する様子を表している。
戸閉状態であったドアパネル32は、ステップIからステップIIIにかけて、戸開方向、すなわち図右側方向に動く。
ステップIにおいて、ドアガイドシュー50の摺動体54が異物42に接触すると、摺動体54の図中右側の端部は異物42によってせき止められるとともに、ドアガイドシュー50の回転軸34を中心に時計回りの回転の力が発生する。ドアパネル32と、下梁33に固定されている回転軸34の部分はそのまま戸開方向に動き続けようと動作する。
ステップIIでは、回転軸34を中心に時計回りに回転運動が開始し、巻きバネ55が圧縮され、力が蓄えられる。シル溝41底部と摺動体54との距離が広がると同時に、案内部材51の形状によりあらかじめ存在する外れ止め51aの下部の空間が異物の逃げ部として機能し、回転し続けたドアガイドシュー50が異物42を乗り越える。
異物42を回避しきると、巻きバネ55に蓄えられた力が解放され、復元力により回転軸34を基点にドアガイドシュー50が反時計回りに回転し、ステップIIIのように元の位置に戻る。
なお、図8においては戸開方向の動作を説明したが、戸閉時も異物の回避除去の目的を果たすことが可能であり、戸開方向と逆方向に動作する。
混入している異物42が大きく、かつ、異物42の力が巻きバネ55の付勢力がよりも大きいと、ドアガイドシュー50が異物42を乗り越えるように動作する必要があり、ドアガイドシュー50の摺動体54がシル溝41から外れることがある。このとき、外れ止め51aがシル溝41に入り込むことで、常にドアガイドシュー50の一部分がシル溝41中に存在でき、ドアガイドシュー50に対してz方向の力がはたらいたとしても、ドアパネル32がz方向に動いてしまうことを防ぐため、シル溝41内からドアガイドシュー50が外れることを防ぐ。
以上に述べたように、本発明のドアガイドシュー50によれば、ドア開閉時に異物が存在していると付勢するようにバネを配設することで、生じた付勢力の大きさにより適した動作を行うことが可能である。実際はバネの付勢力で除去できる場合と除去できない場合があり、ドアガイドシュー50は、前者であれば経路から異物を押し出し、後者であれば回避して動作する。異物42の大きさによらずドア開閉可能な構造を有する。y方向に1.5cm以上の異物が混入し、バネの付勢力が異物42の留まろうとする力よりも大きい場合には、ドアガイドシュー50が異物を適切に回避し、避けきると所定の位置に戻る機構を有することにより、かごドア12もしくはホールドア31の開閉不具合の発生を有効に防ぐことが可能となる。また、ドアパネル32は開閉いずれかのスライド動作を継続できるため、ドアの移動の品質は保持される。
構成として、シル溝41に係合する案内部材51の先端部51cには摺動体54が取り付けられているため、シル溝41内壁との接触時の金属音の発生を抑え、乗客に不快感を与えることなく、滑らかにドアの開閉を案内できる。また、シル溝に異物が混入している場合、異物の挟まりの状況によって、異物を除去もしくは回避することができる。したがって、ドアガイドシュー及びシルの長寿命化及び保守性を向上させ、比較的頻繁に発生し得る小石等の異物混入によるドア開閉不具合を確実に減少させ、保守員の出動頻度を低減させることで、保守員の負担を軽減させることができる。すなわち、エレベータが停止しないため、お客様が通常通りに利用できるサービス時間を減少させる恐れがない。異物が混入していない場合は通常のドアの開閉動作を行うため、余分な動きは生じず、必要以上の摺動体54の摩耗の進行を抑制することができる。
<第二実施形態>
次に、図9から図11を用いて第二実施形態を説明する。以降の実施例では、同一構成要素は同一符号を付し、重複する説明を省略する。第二実施形態は、第一実施形態よりもz方向に小さい異物であった場合、回転軸34を基点とした大きな力を必要とせずに異物42を回避してドアの開閉を案内する機構を加えたものである。なお、異物はy方向には実施形態において1.5cm以上の大きさである。ここでは特に、巻きバネ55の付勢力では除去できない、シル溝41中に固着しこびり付いた異物を想定する。こびり付いておらず、巻きバネ55の付勢力で容易に弾き飛ばせるような異物は、第一実施形態と同様に除去する。
図9は、第一実施形態の機構に加え、更に別のバネを有するドアガイドシュー60の平面図である。
案内部材51は、第一実施形態と同様、ドアパネル32aの下梁33に回転軸34を介して固定されており、回転軸34の外周には、巻きバネ55が設けられている。それに加えて本実施形態では、案内部材51のz方向奥側には圧縮バネ61を、手前側には圧縮バネ62を有している。圧縮バネ61・62は、螺旋状の構造を有し、首振り人形等にも用いられるコイルバネや押しバネを用いる。圧縮されたバネは、反発力が生まれ、弾性エネルギーが蓄えられる。
案内部材51及び摺動体54のz方向の幅は、シル溝41内に収まる大きさであり、ドアガイドシュー60における摺動体54はドアパネル32に連動してx方向に摺動可能であるとともに僅かであればz方向にも空間の余裕がある。
図10は、異物42がシル溝41中に混入している場合の、第二実施形態に係るドアガイドシュー60とシル40との関係を示す右側面図である。異物42の混入状態を表す。
図11は、異物回避を行う際の、ドアガイドシュー60の戸開方向への動作を示した図である。ステップIからステップIVで表している。
これは、異物42がシル溝41の壁面に固着しているため、容易には除去できない場合に、その異物42を回避してドアパネル32が開閉する様子を表している。
ステップIでは、シル溝41中に異物42が存在する状態を示している。異物42は、シル溝41の底部付近、摺動体54の下部に位置する。ここで、ドアガイドシュー60において、戸開方向の進行側をaサイドとし、戸閉方向の進行側をbサイドとする。ステップIIのように異物42に摺動体54が接触すると、圧縮バネ62のaサイド側が伸びるとともに、bサイド側は縮む。対向する圧縮バネ61はaサイド側が縮み、bサイド側は伸びる。異物42の大きさによって、これらの伸び縮みする量は異なり、案内部材51の元の位置から傾いた分、すなわちドアパネルに鉛直方向からドアガイドシュー60を見たとき、シル40の長手方向の一辺に対する案内部材51の角度θが決定する。ドアパネル32はそのまま戸開方向に動き続け、ドアガイドシュー60の中心部分が異物42に近づくとステップIIIのように角度θは小さくなる。角度θが小さくなるのは、異物42の幅だけ空間を必要とするため、異物42の接触する摺動体54の端部(図10参照:摺動体54の左下部)からシル溝41の側面の間隔d2が反対側の間隔d1よりも大きくなる。したがって、圧縮バネ61はaサイド側bサイド側共に縮み、圧縮バネ62はaサイド側bサイド側共に伸びる。ドアパネル32はそのまま戸開方向に動き続け、ドアガイドシュー60の中心部分が異物から離れていくと、再び圧縮バネ61、62の伸縮が左右非対称となる。圧縮バネ62のaサイド側が縮むとともに、bサイド側は伸び、対向する圧縮バネ61はaサイド側が伸び、bサイド側は縮む。このようにして、図11のように上から見て反時計回りの力が生じ、小さな異物42を回避する。
なお、図11においては、上から見て反時計回りにドアガイドシュー60が動作して異物回避する流れを説明したが、異物42がドアガイドシュー60におけるドアパネル32側に存在する場合でも同様に目的は達成できる。異物42がドアパネル32側に存在する場合は時計回りに動作して異物42を回避する。
以上に述べたように、第二実施形態のドアガイドシュー60によれば、第一実施形態における、ドアパネル32の移動方向すなわちx方向に動き異物42を回避する機構に加え、開閉方向に垂直な方向すなわちz方向に動き異物42を回避できる。案内部材51に圧縮バネ61、62を備えることで、大きな回転をせずしてバネの力で摺動可能であり、必要最小限の回転運動で異物42を回避してホールドア31のドアパネル32の開閉を案内することが可能である。
< 第三実施形態>
次に、前述の第一実施形態の変形例として、第三実施形態を説明する。第三実施形態の特徴は、巻きバネ55の代わりに圧縮バネ75の力を利用して異物を除去もしくは回避して案内するドアガイドシューである。図12、図13、図14を用いて形状及び動作を説明する。
図12は、一体型としたドアガイドシュー70とその周辺構造を示す斜視図である。ドアガイドシュー70は、案内部材71と、摺動体54と、支持部73と、バネ固定軸74と、圧縮バネ75と、ローラ76とから構成される。また、ドアガイドシュー70を機能させるため、周辺構造として下梁33側に回転軸34とガイド36を設けている。
案内部材71は、外れ止め71a・71b及び先端部71cを有するT字の鉄鋼部材であり、貫通孔72が設けられている。
摺動体54は、案内部材71の先端部71cが嵌め込まれている。摺動体54には、第一実施形態と同様、ナイロンやテフロン(登録商標)等の弾性体を用いる。
支持部73は、案内部材71の上面に対して水平に固定され、支持部73に垂直にバネ固定軸74が移動可能に取り付けられる。バネ固定軸74における、支持部73側とは反対側の端部にはローラ76を備えている。バネ固定軸74の外周に圧縮バネ75を係合する。
回転軸34は、第一実施形態と同様、中空円筒の鉄鋼部材から成形され、ボルト取付部34aを有している。ガイド36は、二枚の鋼板を対にし、いわゆる切妻造の形状に組み合わせている。すなわち、ガイド36は、水平面から少なくとも角度を付け、上部方向に180度以下となる角度をなすように固設されている。回転軸34とガイド36は、ドアパネル32の下梁33にあらかじめ溶接等で離間して設置されている。ガイド36は回転軸34よりも上部に設けられている。ガイド36は、互いに角度をなして向かい合うように設置できれば、ブロック等の材料でも構わない。
部品を組み合わせたドアガイドシュー70は、貫通孔72を回転軸34に係合し、ボルト取付部34aにボルト57を挿入し締結することで、ドアパネル32側に固定でき、ドアの案内を適切に行う機能を果たす。本実施形態では、ガイド36によってローラ76が押さえつけられることで、バネ固定軸74の一部が支持部73側へ押し出され、圧縮バネ75が縮まり、ドアガイドシュー70のy方向への動作範囲を限定している。
次に、図13は、シル溝41に係入した状態を示すドアガイドシュー70の側面図である。図13に示すように、圧縮バネ75は案内部材71の水平投影面上には存在せず、ドアパネル32よりも離れた位置に設けられ、その位置に合わせてガイド36も突設される。ドアパネル32と一体型となったドアガイドシュー70は第一実施形態と同様、シル溝41に係入される。その際、摺動体54の下面とシル溝41の底面との間には、例えば1.5cmほどの空間が存在する。
ここで、ドアガイドシュー70の動作を説明する。圧縮バネ75の反発力で容易に押し出すことのできる異物は、シル溝41におけるドアガイドシュー70の動作範囲から除去される。
図14は、ドアガイドシュー70回転時の状態変化を示した図で、戸開方向に動くドアパネル32の動作をステップIからステップIIIで表している。異物42がシル溝41中に留まろうとする力と圧縮バネ75の反発力とを比較したとき、前者の力が大きい場合の動作である。
ステップIにおいて、ドアガイドシュー70の摺動体54が異物42に接触すると、摺動体54の端部は異物42によってせき止められるが、ドアパネル32と、下梁33に固定されている回転軸34はそのまま戸開方向に動き続けようと動作する。ドアガイドシュー70を固定している回転軸34を中心に回転の力が発生するため、ドアガイドシュー70は、回転軸34を基点として時計回りの回転運動が開始する。ローラ76がガイド36の傾斜に沿って移動し、圧縮バネ75が圧縮されることで力が蓄えられる。
ステップIIでは、回転軸34からガイドまでの距離d4がステップIでの距離d3に比較して小さいため、圧縮バネ75の圧縮によって力が蓄えられる。そのため、回転したドアガイドシュー70は垂直方向の所定位置に戻ろうとする力がはたらく。
異物42を回避しきると、力が解放され、回転軸34を基点に圧縮バネ75の復元力でドアガイドシュー70が反時計回りに回転し、ステップIIIに示すように、元の所定位置に戻る。
以上に述べたように、第三実施形態のドアガイドシュー70によれば、圧縮バネ75とローラ76とガイド36を備えることで、ドアガイドシュー70のx方向への回動可能な範囲が第一実施形態よりも大きくなるため、異物42の大きさに合わせ、必要に応じて適切に回避することが可能である。そして圧縮時の力で元の位置に復元できる。
< 第四実施形態>
次に、図15及び図16を用いて第四実施形態を説明する。第四実施形態は、第一から第三実施形態のそれぞれの機構に加えて、先端部と同様に外れ止めの別の端部にも別の摺動体を設けたものである。
図15は、第一実施形態の外れ止め51a・51bに更に摺動体を有するドアガイドシュー80である。異物を避けている最中の開閉動作の際の雑音の発生を抑え、ドア開閉の円滑化の向上を目的として、T字の案内部材51の外れ止め51aには摺動体81を、外れ止め51bには摺動体82を設けている。摺動体81、82の素材には、摺動性の良い材質、例えばナイロンやテフロン(登録商標)を用いる。
先端部51cに加えて、外れ止め51a、51bの各端部、すなわち案内部材51の突出している腕部分すべてに摺動体を設けることで、戸開もしくは戸閉のいずれかの動作中に異物42にぶつかって、回避した場合に外れ止めのいずれかがシル溝41に入り込んだ場合も、外れ止めが摺動体に覆われているため、案内部材51の鉄鋼部分がシル溝41内壁に直接接触することはなく、金属音等の雑音の発生を防ぐことができる。
なお、第一実施形態のドアガイドシュー50の左右の外れ止めに摺動体を取り付けるものだけでなく、図16に示すような第三実施形態の案内部材71にも適用可能である。
以上に述べたように、第四実施形態のドアガイドシュー80によれば、先端部だけでなく外れ止めにもまた別部材の摺動体81・82を備えることで、異物回避中の戸開及び戸閉動作がスムーズになり、かつ利用者に不快感を与える要因となる雑音の発生を有効に抑制することが可能である。そして、前述した他の実施形態よりも更に案内部材51・71本体の摩耗の進行を抑制することができる。
なお、本発明の第一から第四実施形態ではホールドア31のドアパネル32を例に説明しているが、戸の枚数や開き方式によらずドアガイドシュー50・60・70・80は同一の構造を取れるため、乗りかご10側の図示せぬドアガイドシューにも適用できる。
更に、エレベータに適用するドアの敷居、すなわちシル40に係入するドアガイドシュー50・60・70・80のみならず、エレベータ以外のドア、例えば、コンビニエンスストアや商業施設に設けられた自動ドアや物置の扉等の屋外に面するドアや窓のレールにも適用可能である。
特にエレベータは、任意の階床に利用者を輸送するとの目的を有する社会インフラの一つであり、例えば駅のエレベータは不特定多数が利用可能である。そのため、エレベータを利用できないと困る利用者の人数は、複数の出入口を有するマンション等とは異なることが考えられ、エレベータのドアの故障を防ぐことの重要性が伺える。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、そのほかの様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1…昇降路、2…メインロープ、3…乗場、10…かご、11L・11R…かご側ガイドレール、12…かごドア、20…カウンターウェイト/釣合錘、21L・21R…錘側ガイドレール、30…乗場出入口、31…ホールドア/乗場ドア、32(32a・32b)…ドアパネル、33…下梁、34…回転軸、34a…ボルト取付部、35…バネ取付穴、36…ガイド、40…シル、41…シル溝、42…異物、50…ドアガイドシュー、51…案内部材、51a・51b…外れ止め、51c…先端部、52…貫通孔、53…バネ取付穴、54…摺動体、55…巻きバネ(第一のバネ)、55a・55b…端部、56…平座金、57…ボルト、60…ドアガイドシュー、61・62…圧縮バネ(第二のバネ)、70…ドアガイドシュー、71…案内部材、71a・71b…外れ止め、71c…先端部、72…貫通孔、73…支持部、74…バネ固定軸、75…圧縮バネ、76…ローラ、80…ドアガイドシュー、81・82…摺動体

Claims (10)

  1. スライド式のドアにおいて、
    長手方向に溝部を有する所定の経路に沿って移動可能なドアパネルに固設される回転軸と、
    通孔を有し、該貫通孔を介して前記回転軸の一端部に挿通して前記ドアパネルを案内する案内部材と、
    一の端部が前記ドアパネルに、他の端部が前記案内部材に取り付けられ、前記回転軸の外周に係合する第一のバネと、
    前記回転軸の外周に、前記第一のバネと対向して複数配置される第二のバネと、
    を具備し、
    前記第一のバネ及び前記第二のバネは、前記ドアパネルの動作時に、前記溝部内に存在する異物に前記案内部材の一部が接触すると付勢力を生じ、
    前記案内部材が前記異物に接触するとき、
    前記異物の残留しようとする力と付勢力が同等かもしくは前者が後者よりも小さい場合は、前記案内部材が前記溝部の長手方向に動作して前記異物を除去し、
    前記異物の残留しようとする力が付勢力よりも大きく、前記異物が、前記溝部における前記案内部材と壁面までの間隔の合計よりも小さい場合、前記ドアパネルは所定のスライド動作を継続するとともに、前記回転軸を基点として前記案内部材が奥行方向に回転動作し、
    前記異物の残留しようとする力が付勢力よりも大きく、前記異物が、前記溝部における前記案内部材と壁面までの間隔の合計よりも大きい場合、前記ドアパネルは所定のスライド動作を継続するとともに、前記回転軸を基点として前記案内部材が前記ドアパネルの開閉方向に回転動作し、
    奥行方向か開閉方向かに回転動作した場合には、回転動作後、前記案内部材は異物との接触がなくなると、前記ドアパネルにおける初期位置に復元動作することを特徴とするドアガイドシュー。
  2. 前記第一のバネは、中心軸まわりにねじりモーメントを受ける、ねじりコイルバネを用いることを特徴とする請求項1に記載のドアガイドシュー。
  3. 前記第二のバネは、外から力が加わると伸縮し、圧縮されると反発力が生じる、圧縮コイルバネを用いることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のドアガイドシュー。
  4. スライド式のドアにおいて
    長手方向に溝部を有する所定の経路に沿って移動可能なドアパネルに固設される回転軸と、
    貫通孔を有し、該貫通孔を介して前記回転軸の一部を挿通し、前記長手方向に移動の際には前記溝部に係入して前記ドアパネルを案内する案内部材と、
    前記案内部材の上部に配置した長手方向に移動可能なバネ固定軸と、
    前記バネ固定軸の外周に係合した伸縮可能な圧縮バネと、
    前記バネ固定軸の上端部に設けられ、前記圧縮バネの伸縮に応じて前記バネ固定軸及び前記案内部材を動作させる際に案内するローラと、
    前記ドアパネルにおいて、前記回転軸よりも上部に、水平面から少なくとも角度を付け、上部方向にをなすように二つを対にして固設され、前記圧縮バネが縮む場合に前記ローラを押さえつけて案内する役割を有するガイドと、を備えるドアガイドシューであって、
    前記圧縮バネは、前記ドアパネルの動作時に、前記案内部材が、前記溝部内に存在する異物に接触すると付勢力を生じ、
    前記付勢力よりも前記異物の残留しようとする力が大きい場合には、前記ドアパネルは所定のスライド動作を継続するとともに、前記回転軸を基点として前記ローラが前記ガイドの向きに従って案内され、前記案内部材が回転動作し、回転動作した場合は、その後前記案内部材は異物との接触がなくなり、前記ドアパネルにおける初期位置に復元動作することを特徴とするドアガイドシュー。
  5. 前記案内部材が前記異物に接触するとき、前記異物の残留しようとする力が、前記圧縮バネの付勢力よりも小さい場合は、前記ドアパネルの動作に連動して前記案内部材が前記溝部から外れることなく前記長手方向に動作することで、前記異物を除去することを特徴とする請求項に記載のドアガイドシュー。
  6. 前記圧縮バネは、圧縮されると反発力が生じる、圧縮コイルバネを用いることを特徴とする請求項または請求項に記載のドアガイドシュー。
  7. 前記案内部材は、
    前記溝部に係入される先端箇所とは別に、回転機構がはたらく際の外れ止めとして、突出部位を左右に有し、T字形状を有することを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載のドアガイドシュー。
  8. 前記案内部材は、
    前記先端箇所の外周を覆うようにして、弾性部材である摺動体を有することを特徴とする請求項に記載のドアガイドシュー。
  9. 前記案内部材は、
    左右の前記突出部位の各外周を覆うようにして、更に、摺動体を有することを特徴とする請求項に記載のドアガイドシュー。
  10. 前記所定の経路の前記溝部は、
    エレベータにおいて出入口となる前記ドアパネルの開閉移動を案内するシルに設けられた溝であることを特徴とする請求項1乃至請求項のいずれか一項に記載のドアガイドシュー。
JP2020123689A 2020-07-20 2020-07-20 ドアガイドシュー Active JP7039659B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020123689A JP7039659B2 (ja) 2020-07-20 2020-07-20 ドアガイドシュー

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2020123689A JP7039659B2 (ja) 2020-07-20 2020-07-20 ドアガイドシュー

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2022020285A JP2022020285A (ja) 2022-02-01
JP7039659B2 true JP7039659B2 (ja) 2022-03-22

Family

ID=80216011

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2020123689A Active JP7039659B2 (ja) 2020-07-20 2020-07-20 ドアガイドシュー

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7039659B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7307901B1 (ja) * 2022-05-02 2023-07-13 フジテック株式会社 移動装置
CN114852833A (zh) * 2022-05-09 2022-08-05 苏州市职业大学 一种防脱型电梯地坎

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002302371A (ja) 2001-04-09 2002-10-18 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベーター用引き戸装置
JP2013241233A (ja) 2012-05-18 2013-12-05 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベーターのドア装置
JP2016050083A (ja) 2014-08-29 2016-04-11 株式会社日立ビルシステム エレベーターの敷居溝異物検出装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5547813Y2 (ja) * 1975-05-28 1980-11-08
JPS53166266U (ja) * 1977-06-03 1978-12-26
JPH11335048A (ja) * 1998-05-26 1999-12-07 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベーターの引き戸装置

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002302371A (ja) 2001-04-09 2002-10-18 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベーター用引き戸装置
JP2013241233A (ja) 2012-05-18 2013-12-05 Mitsubishi Electric Building Techno Service Co Ltd エレベーターのドア装置
JP2016050083A (ja) 2014-08-29 2016-04-11 株式会社日立ビルシステム エレベーターの敷居溝異物検出装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2022020285A (ja) 2022-02-01

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7039659B2 (ja) ドアガイドシュー
JP2004352506A (ja) エレベータ設備に保護帯域を形成するためのバッファを備えたエレベータ設備および保護帯域形成方法
JPH07285763A (ja) エレベーターの連動装置
US6142260A (en) Apparatus for closing hatch doors of an elevator
JPH07285764A (ja) エレベーターの連動装置
JP2016169544A (ja) 走行補助装置及びこれを備えた引戸装置
JP2013180861A (ja) エレベータ装置
JP4913145B2 (ja) エレベータのドア装置
JP6827653B1 (ja) エレベータ用ドア装置
WO2012008043A1 (ja) エレベータのドア装置
KR102497920B1 (ko) 비상도어 기능을 갖는 광고판 설치 승강장 스크린 도어
JP4410750B2 (ja) 横移動式シャッター装置
JP6306125B1 (ja) エレベータ装置
JP6068602B1 (ja) エレベータ装置
JPH05310391A (ja) エレベータの出入口扉下端部の支持機構
US5494137A (en) Elevator door mounting system
JP7007655B2 (ja) エレベータのドア装置及びエレベータ
JP4211730B2 (ja) エレベータの敷居隙間遮蔽装置
JP5154073B2 (ja) エレベータ乗降口の扉装置
JP6026626B1 (ja) エレベータ装置
JP2014047066A (ja) エレベータ用ドア装置
JP7268768B1 (ja) エレベータドア装置及びエレベータ
JP6545776B2 (ja) エレベータ装置
JP7475512B1 (ja) エレベータ装置
JPS6243984Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20200720

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20200821

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211001

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20211130

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211203

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220208

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220309

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7039659

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150