JP7037326B2 - スライドレール - Google Patents

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Description

本発明は、スライドレールに関し、特に、自動車の座席を移動させるためのスライドレールに関する。
従来、自動車には、座席を移動させるためのスライドレールが取り付けられている。スライドレールは、フロアパネルに固定される下部レール、及び座席が取り付けられる上部レールを備えている。上部レールが下部レール上で直線運動をし、それにより、座席が移動する。
例えば、特許文献1は、スライドレールを傾斜させることを開示している。しかしながら、スライドレールが傾斜している場合には、座席が傾斜を下る方向に急激に移動しやすい。
特開2008-105507号公報
本発明が解決しようとする課題は、座席の移動に抵抗を与えることができるスライドレールを提供することである。
上記課題を解決するため、本発明は、以下のスライドレールを提供する。
1.下部レール、該下部レール上で直線運動をする上部レール、球状部及び該球状部と球面対偶で接触する弾性部を有し、前記弾性部の回転によって前記球状部と前記弾性部の接触面に摩擦力を生じさせる手段、並びに前記上部レールの直線運動を前記弾性部の回転運動に変換する手段を含むスライドレール。
2.下部レール、該下部レール上で直線運動をする上部レール、球状部及び該球状部と球面対偶で接触する弾性部を有し、前記弾性部の回転によって前記球状部と前記弾性部の接触面に摩擦力を生じさせる手段、並びに前記上部レールの直線運動を前記弾性部の回転運動に変換する手段を含み、前記摩擦力が前記上部レールの直線運動の抵抗になるスライドレール。
3.下部レール、該下部レール上で直線運動をする上部レール、球状部及び該球状部と球面対偶で接触する弾性部を有し、前記弾性部の回転によって前記球状部と前記弾性部の接触面に前記上部レールの運動方向によって変化しない摩擦力を生じさせる手段、並びに前記上部レールの直線運動を前記弾性部の回転運動に変換する手段を含むスライドレール。
4.下部レール、該下部レール上で直線運動をする上部レール、球状部及び該球状部と球面対偶で接触する弾性部を有し、前記球状部の回転によって前記球状部と前記弾性部の接触面に摩擦力を生じさせる手段、並びに前記上部レールの直線運動を前記球状部の回転運動に変換する手段を含み、前記摩擦力が前記上部レールの直線運動の抵抗になるスライドレール。
5.下部レール、該下部レール上で直線運動をする上部レール、球状部及び該球状部と球面対偶で接触する弾性部を有し、前記球状部の回転によって前記球状部と前記弾性部の接触面に前記上部レールの運動方向によって変化しない摩擦力を生じさせる手段、並びに前記上部レールの直線運動を前記球状部の回転運動に変換する手段を含むスライドレール。
本発明によれば、上部レールに取り付けられた座席の移動に抵抗を与えることが可能になる。
実施例に係るスライドレールの斜視図である。 実施例に係るスライドレールの断面図である。 実施例で採用した生成手段の断面図である。 実施例で採用した生成手段の分解斜視図である。 他の実施例に係るスライドレールの斜視図である。 他の実施例に係るスライドレールの断面図である。
以下、本発明の実施形態を詳しく説明するが、本発明の技術的範囲は以下の説明の内容に限定されるものではない。
実施例は、本発明の一実施形態である。実施例に係るスライドレールは、下部レール10、上部レール20、生成手段及び変換手段を有して構成される。
下部レール10は、上部レール20を支え、かつ上部レール20の進路を誘導する案内部材である(図1及び図2参照)。下部レール10は、例えば自動車のフロアパネルに固定される。下部レール10は水平に設置してもよいし、後方から前方に向かって下降するように傾斜した状態で設置してもよい。
上部レール20は、下部レール10上で直線運動をする可動部材である(図1及び図2参照)。上部レール20には、例えば自動車の座席が取り付けられる。実施例では、下部レール10上で上部レール20を滑らかに走行させるために、上部レール20に車輪21が設けられている(図2参照)。
生成手段は、摩擦力を生成する手段である。生成手段は、球状部31及び弾性部32を有する(図3参照)。球状部31は、球状部31から延びる軸部33を有する。軸部33の先端には、ねじ部34が設けられている(図3及び図4参照)。球状部31はケース35の中に形成される空間に収容され、軸部33はケース35に形成される穴に挿入される(図3及び図4参照)。ケース35と軸部33の間には、樹脂又は金属からなるブッシュ36がはめ込まれている(図3及び図4参照)。弾性部32は、弾性を有する部材である。弾性部32は、例えば、ポリアセタール(POM)樹脂、軟質ポリエステル樹脂等の合成樹脂を材料とした成形品であってもよい。弾性部32は、球状部31とケース35との間に挿入され、球状部31と球面対偶で接触している(図3参照)。弾性部32は、ケース35と一緒に回転するように設けられる。ケース35内の空間は、その中に球状部31及び弾性部32を収容した後、蓋37で閉塞される(図3及び図4参照)。
上部レール20には、生成手段を固定するためのブラケット40が取り付けられている(図1及び図2参照)。生成手段は、ねじ部34をブラケット40に形成された穴に通し、ねじ部34にナット50を取り付けることによってブラケット40に固定される(図2参照)。したがって、球状部31は、上部レール20の運動中に回転しない。
本実施例で採用した変換手段は、上部レール20の直線運動を弾性部32の回転運動に変換する手段である。変換手段は、ラック61及びラック61とかみ合う歯62を有する。ラック61は、下部レール10の底部に固定される(図2参照)。歯62は、ケース35の周囲に形成される(図2、図3及び図4参照)。上部レール20の直線運動は、ラック61に形成された歯とケース35の周囲に形成された歯62が順次かみ合うことによりケース35及び弾性部32の回転運動に変換される。
本実施例に係るスライドレールは以下のように動作する。すなわち、上部レール20に取り付けられた座席を移動させるときに、上部レール20が下部レール10上で直線運動をする。上部レール20の直線運動は、変換手段により弾性部32の回転運動に変換される。球状部31と弾性部32は球面対偶で接触しているため、弾性部32の回転によって球状部31と弾性部32の接触面に比較的大きい摩擦力が発生する。この摩擦力は、変換手段を介して上部レール20に伝達されるため、座席の移動に抵抗が付与される。したがって、座席の急激な移動を防止できる。
本実施例に係るスライドレールは、上部レール20又は下部レール10に撓み又は振動が発生した場合でも弾性部32の変形によって生成手段の破損を防止できる。また、静摩擦は動摩擦より大きいため、座席の移動開始時に、移動中よりも大きな抵抗を与えることができる。これは、座席の意図しない移動を防止するのに非常に役立つ。
なお、変換手段は、上部レール20の直線運動を球状部31の回転運動に変換する手段であってもよい。この場合、弾性部32は上部レール20の運動中に回転しないように設けられ、球状部31は変換手段によって上部レール20の運動中に回転するように設けられる。また、図5及び図6に示したように、変換手段を構成するラック61が下部レール10の外側に配置される構成であってもよい。この場合、生成手段は、ケース35の周囲に形成される歯62がラック61とかみ合うように配置される。
10 下部レール
20 上部レール
21 車輪
31 球状部
32 弾性部
33 軸部
34 ねじ部
35 ケース
36 ブッシュ
37 蓋
40 ブラケット
50 ナット
61 ラック
62 歯

Claims (5)

  1. 下部レール、
    該下部レール上で直線運動をする上部レール、
    球状部及び該球状部と球面対偶で接触する弾性部を有し、前記弾性部の回転によって前記球状部と前記弾性部の接触面に摩擦力を生じさせる手段、並びに
    前記上部レールの直線運動を前記弾性部の回転運動に変換する手段
    を含むスライドレール。
  2. 下部レール、
    該下部レール上で直線運動をする上部レール、
    球状部及び該球状部と球面対偶で接触する弾性部を有し、前記弾性部の回転によって前記球状部と前記弾性部の接触面に摩擦力を生じさせる手段、並びに
    前記上部レールの直線運動を前記弾性部の回転運動に変換する手段
    を含み、
    前記摩擦力が前記上部レールの直線運動の抵抗になるスライドレール。
  3. 下部レール、
    該下部レール上で直線運動をする上部レール、
    球状部及び該球状部と球面対偶で接触する弾性部を有し、前記弾性部の回転によって前記球状部と前記弾性部の接触面に前記上部レールの運動方向によって変化しない摩擦力を生じさせる手段、並びに
    前記上部レールの直線運動を前記弾性部の回転運動に変換する手段
    を含むスライドレール。
  4. 下部レール、
    該下部レール上で直線運動をする上部レール、
    球状部及び該球状部と球面対偶で接触する弾性部を有し、前記球状部の回転によって前記球状部と前記弾性部の接触面に摩擦力を生じさせる手段、並びに
    前記上部レールの直線運動を前記球状部の回転運動に変換する手段
    を含み、
    前記摩擦力が前記上部レールの直線運動の抵抗になるスライドレール。
  5. 下部レール、
    該下部レール上で直線運動をする上部レール、
    球状部及び該球状部と球面対偶で接触する弾性部を有し、前記球状部の回転によって前記球状部と前記弾性部の接触面に前記上部レールの運動方向によって変化しない摩擦力を生じさせる手段、並びに
    前記上部レールの直線運動を前記球状部の回転運動に変換する手段
    を含むスライドレール。
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