JP7035835B2 - 生体測定制御装置、生体測定制御方法、およびコンピュータプログラム - Google Patents

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本発明は、生体を測定する装置を制御する技術に関する。
近年、コピー、PCプリント、ファクシミリ、スキャン、およびボックスなどの機能を集約した画像形成装置が普及している。このような画像形成装置は、一般に、「複合機」または「MFP(Multi Function Peripherals)」と呼ばれる。
さらに、ユーザが画像形成装置にジョブを実行させている間、ユーザの生体を測定する技術が提案されている。
特許文献1に記載されるMFPは、ユーザの心電位を計測する計測部と、計測された心電位を解析する解析部と、解析された結果を通知する通知部と、ジョブを受け付けるジョブ受付部と、受け付けられた順にジョブを実行するジョブ実行部と、ジョブ受付部により受け付けられた複数のジョブの少なくとも1つそれぞれをジョブ実行部が実行するジョブ実行時間を予測する実行時間予測部と、解析部が解析を終了する終了時刻を予測する終了時刻予測部と、心電位の計測が開始されることに応じて、心電位の計測対象となるユーザに関連する関連ジョブを実行する順番を、関連ジョブが実行される期間と終了時刻とが所定の関係となる順に変更する変更部と、を備える。
このMFPによると、ジョブが完了するまでの待ち時間をユーザが活用することができる。
また、近年、画像形成装置を介してユーザが他の機器に処理を実行させる技術が提案されている。
特許文献2に記載される複合機ユニットは、現在ネットワークに接続されている機器の一覧をユーザのブラウザ端末に提示する。さらに、ユーザが使用する機器を選択した後、当該選択された機器によって実行可能な処理機能の一覧をユーザに提示するよう構成される。これにより、ユーザは使用する機器を選んだ上で、その機器を使用してどのような処理を実行するかを選択できるようになる。
特開2017-228996号公報 特開2007-251330号公報
ところで、特許文献1に記載されるMFPに、特許文献2に記載される複合機ユニットを組み合わせることによって、生体に関するどの項目を測定するのかをユーザに選択させることができるMFPを構成することができる。
しかし、このMFPによると、ユーザが選択した項目を測定するのに掛かる時間が、そのユーザが与えたジョブを実行するのに掛かる時間よりも長ければ、他のジョブがそのジョブよりも先に実行されることがある。
したがって、ユーザは、そのジョブが完了するのを、本来よりも長い時間、待たされてしまうことがある。
本発明は、このような問題点に鑑み、ジョブを与えたユーザにとって生体の測定を従来よりも好適に行うことができるようにすることを、目的とする。
本発明の一形態に係る生体測定制御装置は、生体に関する複数の項目のそれぞれの、測定手段が測定し終える時刻である測定完了時刻を算出する、測定完了時刻算出手段と、前記複数の項目について測定されるユーザから与えられた、画像の処理を含むジョブが完了する時刻であるジョブ完了時刻を算出する、ジョブ完了時刻算出手段と、前記複数の項目のうちの前記測定完了時刻が前記ジョブ完了時刻よりも早いものを前記ユーザに選択させるために提示する選択肢提示手段と、前記複数の項目のうちの前記ユーザが選択した1つまたは複数の被選択項目それぞれを前記測定手段に測定させる測定制御手段と、を有する。
好ましくは、前記選択肢提示手段は、前記複数の項目のうちの前記測定完了時刻が前記ジョブ完了時刻よりも遅いものを早いものと区別して、前記ユーザに選択させるために提示する。
または、前記測定手段によって得られた、前記1つまたは複数の被選択項目それぞれの測定結果を前記ユーザに提示する、結果提示手段、を有する。
本発明によると、ジョブを与えたユーザにとって生体の測定を従来よりも好適に行うことができる。
ネットワークプリントシステムの全体的な構成の例を示す図である。 画像形成装置のハードウェア構成の例を示す図である。 画像形成装置の機能的構成の例を示す図である。 ジョブデータの例を示す図である。 測定項目受付処理の流れの例を説明するフローチャートである。 選択画面の例を示す図である。 測定結果画面の例を示す図である。 制御プログラムによって実行される全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。 測定項目受付処理の流れの例を説明するフローチャートである。 選択画面の例を示す図である。 項目ごとの有効期間の例を示す図である。 測定結果画面の例を示す図である。 選択画面の例を示す図である。 追加選択画面の例を示す図である。
図1は、ネットワークプリントシステム100の全体的な構成の例を示す図である。図2は、画像形成装置1のハードウェア構成の例を示す図である。
図1に示すように、ネットワークプリントシステム100は、画像形成装置1、1台または複数台の端末装置2、および通信回線3などによって構成される。
ネットワークプリントシステム100の各装置は、通信回線3を介して通信を行うことができる。通信回線3として、いわゆるLAN(Local Area Network)回線、インターネット、専用線、または公衆回線などが用いられる。
画像形成装置1は、一般にMFP(Multi Function Peripherals)または複合機などと呼ばれる装置であって、コピー、PCプリント、ファクシミリ、スキャン、およびボックスなどの機能を集約した装置である。
PCプリント機能は、端末装置2から画像データを受信し画像を用紙(印刷用シート)に印刷する機能である。「ネットワークプリンタ機能」または「ネットワークプリンティング機能」などと呼ばれることもある。
ボックス機能は、ユーザごとに「ボックス」または「パーソナルボックス」などと呼ばれる記憶領域を与えておき、各ユーザが自分の記憶領域によって画像データなどを保存し管理するための機能である。ボックスは、パーソナルコンピュータにおける「フォルダ」または「ディレクトリ」に相当する。
画像形成装置1は、図1または図2に示すように、CPU(Central Processing Unit)10a、RAM(Random Access Memory)10b、ROM(Read Only Memory)10c、補助記憶装置10d、イーサネットインタフェース10e、モデム10f、操作キーパネル10g、タッチパネルディスプレイ10h、スキャンユニット10i、プリントユニット10j、フィニッシャユニット10k、体重測定装置10r、および生体情報測定装置10sのほか種々の回路などによって構成される。なお、「イーサネット」は、登録商標である。
イーサネットインタフェース10eは、通信回線3を介してTCP/IP(Transmission Control Protocol/Internet Protocol)などのプロトコルで端末装置2と通信する。
モデム10fは、公衆電話回線を介してファクシミリ端末との間でG3などのプロトコルで画像データをやり取りする。
操作キーパネル10gは、いわゆるハードウェアキーボードであって、テンキー、スタートキー、ストップキー、およびファンクションキーなどによって構成される。
タッチパネルディスプレイ10hは、ユーザに対してメッセージまたは指示を与えるための画面、ユーザが所望する処理の種類および処理条件を入力するための画面、およびCPU10aで実行された処理の結果を示す画面などを表示する。ユーザは、これらの画面を見ながらタッチパネルディスプレイ10hまたは操作キーパネル10gを操作することによって、画像形成装置1に対して情報およびコマンドを入力することができる。
スキャンユニット10iは、撮像素子、光学系、ADF(Auto Document Feeder)、およびプラテンガラスなどによって構成され、ADFまたはプラテンガラスにセットされた用紙(原稿シート)に記されている画像を読み取って画像データを生成する。
プリントユニット10jは、給紙部、搬送部、およびプリントエンジンなどによって構成され、スキャンユニット10iによって読み取られた画像のほか、端末装置2またはファクシミリ端末から受信した画像データに示される画像を印刷用シートに印刷する。
フィニッシャユニット10kは、プリントユニット10jによって画像が印刷された用紙つまり印刷物に対して仕上げの処理を行う。具体的には、フィニッシャユニット10kは、ステープル装置、パンチ装置、および紙折り装置などによって構成される。そして、仕上げの処理として、用紙をステープル装置で綴じる処理、用紙にパンチ穴を開ける処理、および用紙を折り曲げる処理のうちのいずれか1つまたは複数を行う。
体重測定装置10rは、画像形成装置1の本体の側面のうちの、タッチパネルディスプレイ10h側の側面の近傍(例えば、側面から数10センチ離れたところ)の床に設けられており、ユーザの体重を測定する。そして、測定の結果をCPU10aへ送信する。
生体情報測定装置10sは、ユーザの体温、脈波、およびR波を測定する。さらに、脈波およびR波を解析することによってユーザの血圧およびストレスを測定する。そして、測定の結果をCPU10aへ送信する。身体のこれらの項目(属性)は、公知の方法によって測定される。例えば、ストレスは、RRI(R-R Interval)に基づく算出方法によって測定してもよい。
ROM10cまたは補助記憶装置10dには、制御プログラム10Pが記憶されている。制御プログラム10Pは、RAM10bにロードされ、CPU10aによって実行される。補助記憶装置10dとして、ハードディスクまたはSSD(Solid State Drive)などが用いられる。
制御プログラム10Pは、ジョブを画像形成装置1の各部に実行させたり、体重測定装置10rまたは生体情報測定装置10sに身体の種々の項目について測定させるプログラムである。制御プログラム10P、ジョブが完了するまでの待ち時間を従来よりも有効的にユーザに活用させることができる。
以下、この仕組みについて、画像形成装置1が複数のユーザによって共用される場合を例に説明する。各ユーザには、ユニークなユーザ識別子が1つずつ与えられている。
図3は、画像形成装置1の機能的構成の例を示す図である。図4は、ジョブデータ5Aの例を示す図である。図5は、測定項目受付処理の流れの例を説明するフローチャートである。図6は、選択画面6Aの例を示す図である。図7は、測定結果画面6Bの例を示す図である。
制御プログラム10Pによると、図3に示すジョブ受付部101、ジョブデータ記憶部102、ジョブ実行制御部103、被測定者特定部104、ジョブ完了時刻算出部105、測定完了時刻算出部106、測定項目受付部107、測定指令部108、および結果出力部109などが実現される。
ジョブ受付部101は、ジョブを受け付けてこのジョブのジョブデータ5A(図4参照)をジョブデータ記憶部102に記憶させる処理を実行する。この処理は、ジョブの種類によって次のように実行される。
例えば、原稿シートから画像を読み取って印刷用シートに印刷するジョブ(以下、「コピージョブ」と記載する。)の場合は、ユーザは、画像形成装置1に自分のユーザ識別子で予めログインしておく。そして、原稿シートをスキャンユニット10iのADFまたはプラテンガラスにセットし、操作キーパネル10gまたはタッチパネルディスプレイ10hを操作することによってコピーの条件および指令を画像形成装置1に入力する。なお、後に順次説明する他の種類のジョブの場合も同様に、ユーザは、基本的に操作キーパネル10gまたはタッチパネルディスプレイ10hを操作することによって指令または条件などを入力しまたは指定する。
すると、ジョブ受付部101は、このジョブのユニークなジョブコードを発行し、図4に示すような、発行したジョブコード、このジョブの種類、条件、このユーザのユーザ識別子、ジョブ所要時間、および完了フラグなどを示すデータを生成し、ジョブデータ5Aとしてジョブデータ記憶部102に記憶させる。ジョブデータ5A1が、コピージョブのジョブデータ5Aの一例である。
なお、このジョブがコピージョブである場合は、「条件」として、指令の際に入力された条件が示される。また、ジョブコードとして、シーケンス番号が用いられる。つまり、各ジョブには、受け付けられた順に「0001」、「0002」、「0003」、…、のように小さい番号が与えられる。「完了フラグ」は、このジョブが完了したか否かを示すフラグである。完了フラグの初期値は、未だ完了していないことを表わす値である「0」である。「1」は、完了したことを表わす値である。
「ジョブ所要時間」は、このジョブを開始してから完了するまでに掛かる予測の時間である。ジョブ受付部101は、このジョブがコピージョブである場合に、ジョブ所要時間を例えば次のように算出する。
ジョブ受付部101は、原稿シートの枚数をユーザに入力させる。または、原稿シートの枚数をスキャンユニット10iに検出させてもよい。スキャンユニット10iは、原稿シートがADFにセットされた場合は、重量センサまたは紙厚センサによって枚数を検出する。プラテンガラスにセットされた場合は、枚数として「1枚」を検出する。
さらに、ジョブ受付部101は、印刷用シート1枚当たりの印刷に掛かる平均的な時間を、このジョブの条件に基づいて算出する。そして、算出した時間と入力されまたは検出された枚数とを掛けるなどして、ジョブ所要時間を算出する。
または、端末装置2から画像データを受信し画像を印刷用シートに印刷するジョブ(以下、「PCプリントジョブ」と記載する。)の場合は、ユーザは、印刷対象の画像の画像データを端末装置2に用意する。ユーザは、画像データを、端末装置2にインストールされているワープロソフトまたは描画ソフトなどのアプリケーションで書類を作成することによって用意すればよい。または、インターネット上のサーバからウェブブラウザでウェブページのデータをダウンロードすることによって用意してもよい。そして、ユーザは、画像形成装置1のドライバを起動し、ジョブの条件とともに印刷の指令を入力する。
端末装置2は、これらの操作が行われると、入力された条件に基づいて画像データを画像形成装置1に対応したPDL(Page Description Language)またはPJL(Printer Job Language)のデータに変換し、印刷データ5Bとして画像形成装置1へ送信する。この際に、指令を入力したユーザのユーザ識別子を画像形成装置1へ通知する。
ジョブ受付部101は、印刷データ5Bを端末装置2から受信すると、このジョブのユニークなジョブコードを発行し、発行したジョブコード、このジョブの種類、このユーザのユーザ識別子、ジョブ所要時間、および完了フラグなどを示すデータを生成し、印刷データ5Bとともにジョブデータ5Aとしてジョブデータ記憶部102に記憶させる。ジョブデータ5A2が、PCプリントジョブのジョブデータ5Aの一例である。
なお、ジョブ受付部101は、このジョブがPCプリントジョブである場合に、ジョブ所要時間を次のように算出する。このジョブの印刷データ5Bに示される条件に基づいて、印刷用シート1枚当たりの印刷に掛かる平均的な時間および印刷する枚数を求める。そして、これらの時間および枚数を掛けるなどしてジョブ所要時間を算出する。
または、原稿シートから画像を読み取ってファクシミリ端末へ送信するジョブ(以下、「ファクシミリ送信ジョブ」と記載する。)の場合は、ユーザは、画像形成装置1に自分のユーザ識別子で予めログインしておく。そして、原稿シートをスキャンユニット10iのADFまたはプラテンガラスにセットし、送信先のファクシミリ番号およびファクシミリ送信の指令を画像形成装置1に入力する。ファクシミリ番号を複数、指定することもできる。
すると、ジョブ受付部101は、このジョブのユニークなジョブコードを発行し、発行したジョブコード、このジョブの種類、条件、このユーザのユーザ識別子、ジョブ所要時間、および完了フラグなどを示すデータを生成し、ジョブデータ5Aとしてジョブデータ記憶部102に記憶させる。
なお、このジョブがファクシミリ送信ジョブの場合は、条件として、入力されたファクシミリ番号が示される。ジョブデータ5A3が、ファクシミリ送信ジョブのジョブデータ5Aの一例である。
また、ジョブ受付部101は、このジョブがファクシミリ送信ジョブである場合に、ジョブ所要時間を次のように算出する。原稿シートの枚数をユーザに入力させ、または、原稿シートの枚数をスキャンユニット10iに検出させる。そして、1ページ当たりの平均的な送信時間と入力されまたは検出された枚数と送信先の数とを掛けるなどしてジョブ所要時間を算出する。
または、ボックスに保存されている画像データをOCR(Optical Character Recognition)の処理を施すなどしてPDF(Portable Document Format)などの他のフォーマットに変換し外部の装置へ送信するジョブ(以下、「ボックスデータ送信ジョブ」と記載する。)の場合は、ユーザは、画像形成装置1に自分のユーザ識別子で予めログインしておく。そして、ボックスの中から送信対象の画像データのデータ名を指定し、送信先の識別子を入力する。ユーザは、識別子として、ファクシミリ番号またはコンピュータ名を入力することができる。なお、コンピュータ名は、SMB(Server Message Block)においてデバイスを識別するための識別子である。そして、ユーザは、送信の指令を入力する。
すると、ジョブ受付部101は、このジョブのユニークなジョブコードを発行し、発行したジョブコード、このジョブの種類、条件、このユーザのユーザ識別子、ジョブ所要時間、および完了フラグなどを示すデータを生成し、ジョブデータ5Aとしてジョブデータ記憶部102に記憶させる。
なお、このジョブがボックスデータ送信ジョブの場合は、条件として、指定されたデータ名および入力されたファクシミリ番号またはコンピュータ名が示される。ジョブデータ5A4が、ボックスデータ送信ジョブのジョブデータ5Aの一例である。
また、ジョブ受付部101は、このジョブがボックスデータ送信ジョブである場合に、ジョブ所要時間を次のように算出する。データ名が指定された画像データを他のフォーマットに変換するのに掛かる平均的な変換時間を、その画像データのサイズなどに基づいて算出する。変換後の画像データを、識別子が入力された送信先へ送信するのに掛かる平均的な送信時間を、入力された識別子のタイプ(ファクシミリ番号かコンピュータ名か)に対応する送信方法およびその画像データのサイズなどに基づいて算出する。そして、算出した変換時間および送信時間を足すなどしてジョブ所要時間を算出する。
または、ボックスに保存されている画像データに示される画像を印刷用シートに印刷するジョブ(以下、「ボックスプリントジョブ」と記載する。)の場合は、ユーザは、画像形成装置1に自分のユーザ識別子で予めログインしておく。ボックスの中から画像データのデータ名を指定し、印刷の条件を入力する。そして、ユーザは、印刷の指令を入力する。
すると、ジョブ受付部101は、このジョブのユニークなジョブコードを発行し、発行したジョブコード、このジョブの種類、条件、このユーザのユーザ識別子、ジョブ所要時間、および完了フラグなどを示すデータを生成し、ジョブデータ5Aとしてジョブデータ記憶部102に記憶させる。
なお、このジョブがボックスプリントジョブの場合は、条件として、入力された条件が示される。ジョブデータ5A5が、ボックスプリントジョブのジョブデータ5Aの一例である。
また、ジョブ受付部101は、このジョブがボックスプリントジョブである場合に、ジョブ所要時間を次のように算出する。データ名が指定された画像データの画像を印刷するのに使用する印刷用シートの枚数を算出するとともに、1枚当たりの印刷に掛かる平均的な時間を算出する。そして、算出した時間および枚数を掛けるなどしてジョブ所要時間を算出する。
または、原稿シートから画像を読み取ってOCRの処理を施してPDFなどの特定のフォーマットのファイルを生成し外部の装置へ送信するジョブ(以下、「スキャン送信ジョブ」と記載する。)の場合は、ユーザは、画像形成装置1に自分のユーザ識別子で予めログインしておく。そして、原稿シートをADFまたはプラテンガラスにセットし、送信先のコンピュータ名および指令を入力する。
すると、ジョブ受付部101は、このジョブのユニークなジョブコードを発行し、発行したジョブコード、このジョブの種類、条件、このユーザのユーザ識別子、ジョブ所要時間、および完了フラグなどを示すデータを生成し、ジョブデータ5Aとしてジョブデータ記憶部102に記憶させる。
なお、ジョブ受付部101は、この場合にジョブ所要時間を次のように算出する。ファイルを生成するのに掛かる生成時間を、1枚当たりの平均的なデータ化の時間とセットされた原稿シートの枚数とを掛けるなどして算出する。ファイルを送信するのに掛かる送信時間を、通信速度および予測されるファイルのサイズに基づいて算出する。そして、生成時間および送信時間を足すなどしてジョブ所要時間を算出する。
図3に戻って、ジョブ実行制御部103は、実行中のジョブがない場合に、完了フラグが「0」であるジョブデータ5Aのうちのジョブコードが最も小さいものをジョブデータ記憶部102から読み出し、読み出したジョブデータ5Aに対応するジョブが実行されるように補助記憶装置10d、イーサネットインタフェース10e、モデム10f、スキャンユニット10i、プリントユニット10j、またはフィニッシャユニット10kなどを制御する。
なお、説明の簡単のため、本実施形態では、画像形成装置1は、複数のジョブを並行して実行せず、ジョブを1つずつ実行するものとする。
そして、そのジョブが完了すると、ジョブ実行制御部103は、そのジョブのジョブデータ5Aの完了フラグを「1」に更新する。
ところで、ユーザは、ジョブが完了するまで、自分の体重、体温、脈波、R波、血圧、およびストレスの項目のうち少なくとも1つを選択的に、体重測定装置10rまたは生体情報測定装置10sに次のように測定させることができる。以下、測定される対象であるユーザを「被測定者」と記載する。
被測定者は、測定モードの起動のコマンドである起動コマンド41を入力する。すると、測定のための処理が次のように行われる。
被測定者特定部104は、画像形成装置1に現在ログインしているユーザが被測定者であると特定する。または、被測定者に自分のユーザ識別子を操作キーパネル10gまたはタッチパネルディスプレイ10hで入力させ、入力されたユーザ識別子を有するユーザが被測定者であると特定してもよい。または、ユーザ識別子として指紋が用いられている場合は、生体情報測定装置10sに指紋を読み取らせることによって被測定者を特定してもよい。
ジョブ完了時刻算出部105は、被測定者特定部104によって被測定者が特定されると、被測定者が指令しかつ未だ実行されていないジョブのうちのジョブコードが最も大きいもの(以下、「被測定者最新ジョブ」と記載する。)が完了するジョブ完了時刻Tkを、次の(1)式によって予測する。
Tk=Ts+SUM(s::k) … (1)

「Ts」は、現在実行中であるジョブが開始した時刻である。「SUM(s::k)」は、現在実行中であるジョブのジョブ所要時間、被測定者最新ジョブのジョブ所要時間、および、これら2つのジョブの間に実行されるジョブそれぞれのジョブ所要時間の合計である。ただし、現在実行中であるジョブが被測定者最新ジョブである場合は、「SUM(s::k)」として、被測定者最新ジョブのジョブ所要時間が用いられる。
測定完了時刻算出部106は、上記の6つの項目つまり体重、体温、脈波、R波、血圧、およびストレスそれぞれについて、測定が完了する測定完了時刻Tmを、次の(2)式によって予測する。
Tmi=Tc+Lmi … (2)

「Tmi」は、i番目の項目の測定完了時刻Tmである。以下、体重、体温、脈波、R波、血圧、およびストレスそれぞれの順番(iの値)を「1」、「2」、「3」、「4」、「5」、および「6」であるものとする。「Lmi」は、測定の開始のコマンドが入力されてからi番目の項目の測定が完了するまでの時間である。Lm1~Lm6のそれぞれは、一定の値であって、予め実験によって求めておくことができる。
なお、時間Lm5は、時間Lm3および時間Lm4のうちの長いほうに、血圧を算出するために脈波およびR波を解析する時間を足したものに等しい。ただし、血圧を算出する方法によっては、そうでない場合もある。同様に、時間Lm6は、時間Lm3および時間Lm4のうちの長いほうに、ストレスを算出するために脈波およびR波を解析する時間を足したものに等しい。ただし、ストレスを算出する方法によっては、そうでない場合もある。
「Tc」は、後述する、測定の開始のコマンドである開始コマンド42が入力されると予測される時刻である。例えば、起動コマンド41が入力されてから開始コマンド42が入力されるまでの平均的な時間を予め実験的にまたは求めておき、この時間を現在の時刻に加えることによってTcを求めてもよい。平均的な時間は、履歴に基づいて求めてもよい。
測定項目受付部107は、上述の6つの項目のうちの測定するものをユーザに選択させるための処理を、図5に示す手順で行う。
測定項目受付部107は、項目ごとの測定完了時刻Tmとジョブ完了時刻Tkとを比較し(#701)、上記の6つの項目それぞれをジョブ完了時刻Tkまでに測定が完了する項目のグループ(以下、「完了可グループ」記載する。)およびそうでない項目のグループ(以下、「完了不可グループ」記載する。)に分類する(#702)。つまり、6つの項目のうち、ジョブ完了時刻Tkに等しくまたはジョブ完了時刻Tkよりも早い測定完了時刻Tmの項目を完了可グループに分類し、それ以外の項目を完了不可グループに分類する。
測定項目受付部107は、図6のような、完了可グループに分類された項目と完了不可グループに分類された項目とを区別して提示する選択画面6Aをタッチパネルディスプレイ10hに表示させる(#703)。ここで、ユーザ(被測定者)は、測定したい項目を、それに対応するボタンを押すことによって選択する。そして、選択し終えたら、スタートボタンを押すことによって開始コマンド42を入力する。
すると、測定項目受付部107は、開始コマンド42を受け付けるとともに、押されたボタンに対応する項目を被選択項目として受け付ける(#704)。
ユーザは、スタートボタンを押した後、体重測定装置10rの上に立つとともに、生体情報測定装置10sを正しい姿勢で持つ。
測定指令部108は、測定項目受付部107によって開始コマンド42および被選択項目が受け付けられると、体重測定装置10rおよび生体情報測定装置10sへ被選択項目を示す測定指令データ5Cを与える。
体重測定装置10rおよび生体情報測定装置10sのそれぞれは、測定指令データ5Cが与えられると、測定指令データ5Cに示される被選択項目の測定を開始する。
例えば、測定指令データ5Cに体重、体温、およびR波が被選択項目として示される場合は、体重測定装置10rは、体重の測定を開始し、生体情報測定装置10sは、体温およびR波の測定を開始する。または、測定指令データ5Cに体重が示されない場合は、体重測定装置10rは測定を行わず、測定指令データ5Cに体重が示されない場合は、体重測定装置10rは測定を行わず、体温、脈波、R波、血圧、およびストレスのいずれも示されない場合は、生体情報測定装置10sは測定を行わない。または、測定指令データ5CにR波およびストレスが示される場合は、血圧が示されなくても、生体情報測定装置10sは、R波およびストレスだけでなく血圧をも測定する。ストレスを測定するために血圧のデータが必要だからである。
そして、体重測定装置10rは、測定によって得られた測定値を示す結果データ5D1を結果出力部109へ与え、生体情報測定装置10sは、測定によって得られた測定値を示す結果データ5D2を結果出力部109へ与える。
結果出力部109は、結果データ5D1、5D2が与えられると、図7のような、それぞれに示される測定値を表わす測定結果画面6Bをタッチパネルディスプレイ10hに表示させる。
図8は、制御プログラム10Pによって実行される全体的な処理の流れの例を説明するフローチャートである。
次に、画像形成装置1における全体的な処理の流れを、フローチャートを参照しながら説明する。画像形成装置1は、制御プログラム10Pに基づいて、図8に示す手順で処理を実行する。
画像形成装置1は、ジョブを受け付けると(図8の#11でYes)、そのジョブのジョブデータ5Aを生成しジョブデータ記憶部102によって記憶する(#12)。
実行中のジョブがないなど、ジョブを開始することができる状態であれば(#13でYes)、画像形成装置1は、完了フラグが「0」であるジョブつまり未実行のジョブのうち最も先に受け付けたジョブを実行し始める(#14)。そして、そのジョブを完了したら(#15でYes)、そのジョブのジョブデータ5Aの完了フラグを「1」に更新する(#16)。
または、起動コマンド41が入力されると(#17でYes)、画像形成装置1は、被測定者を特定し(#18)、被測定者最新ジョブのジョブ完了時刻Tkを算出し(#19)、各項目の測定完了時刻Tmを算出する(#20)。そして、被選択項目を受け付ける処理を行う(#21)。この処理の手順は、前に図5で説明した通りである。
そして、画像形成装置1は、受け付けた被選択項目の測定を体重測定装置10rまたは生体情報測定装置10sによって実行し(#22)、測定が完了したら(#23でYes)、測定結果を図7のような測定結果画面6Bとして表示する(#24)。
画像形成装置1は、ステップ#11~#24の処理を、制御プログラム10Pが終了させられるまで適宜、実行する。
本実施形態によると、ジョブを実行させたユーザにとって生体の測定を従来よりも好適に行うことができる。
図9は、測定項目受付処理の流れの例を説明するフローチャートである。図10は、選択画面6Cの例を示す図である。
本実施形態では、測定項目受付部107は、図5および図6で説明したように、測定する候補の項目を、完了可グループおよび完了不可グループに分類して被測定者に提示した。しかし、完了可グループに属する項目のみに限定して提示してもよい。この場合は、測定項目受付部107は、図5に示す処理の代わりに、図9に示す処理を行えばよい。
測定項目受付部107は、項目ごとの測定完了時刻Tmとジョブ完了時刻Tkとを比較し(#711)、ジョブ完了時刻Tkまでに測定が完了する項目の選出を試みる(#712)。
選出することができたら(#713でYes)、測定項目受付部107は、選出した項目を選択肢として示す、図10のような選択画面6Cをタッチパネルディスプレイ10hに表示させる(#714)。
ここで、ユーザ(被測定者)は、測定したい項目を、それに対応するボタンを押すことによって選択する。そして、選択し終えたら、スタートボタンを押すことによってを入力する。
すると、測定項目受付部107は、開始コマンド42を受け付けるとともに、押されたボタンに対応する項目を被選択項目として受け付ける(#715)。
一方、選出することができなかったら(#713でNo)、測定項目受付部107は、被測定者最新ジョブを完了し終えるまでに測定し終えることができる項目がない旨のメッセージをタッチパネルディスプレイ10hに表示させる(#716)。
本実施形態では、結果出力部109は、複数の項目(被選択項目)それぞれの測定の結果を、すべての測定が完了した後に測定結果画面6Bのように表示させた。しかし、いずれかの項目の測定が体重測定装置10rまたは生体情報測定装置10sで完了するごとに、その項目の結果を表示させてもよい。または、所定の時間(例えば、10秒)ごとに、その時点で測定が完了している項目の結果を表示させてもよい。
図11は、項目ごとの有効期間の例を示す図である。図12は、測定結果画面6Dの例を示す図である。
本実施形態では、生体に関する項目として、体重、体温、脈波、R波、血圧、およびストレスの項目を測定する場合を例に説明したが、他の項目を測定してもよい。例えば、視力または聴力などを測定してもよい。
この場合は、検査用の音声を出力するスピーカ、音声が出力されているときにユーザが押すボタン、検査用の画像を表示するディスプレイ、および目の状態を撮影するカメラなどを備えたHMD(Head Mounted Display)を画像形成装置1に設け、測定指令部108は、HMDに視力および聴力を測定させればよい。
また、この場合に、測定項目受付部107は、視力および聴力それぞれに対応するボタンを選択画面6Aまたは選択画面6Cに選択肢として配置する。測定指令部108、視力が選択されたらHMDに視力を測定させ、聴力が選択されたらHMDに聴力を測定させればよい。
ところで、これらの項目には、短時間で測定値が変化するものもあれば、短時間では測定値があまり変化しないものもある。前者は、時間を置かずに測定する価値があるが、後者は、その価値があまりない。
そこで、図11のように、項目ごとに予め有効期間を決めておく。そして、測定指令部108は、ある被測定者の被選択項目のうちその被測定者の前回の測定時から有効期間を過ぎていないものについては、測定させないようにしてもよい。その代わりに、前回の測定結果を記憶しておき、図12の測定結果画面6Dのように前回の測定結果を提示すればよい。
図13は、選択画面6Eの例を示す図である。図14は、追加選択画面6Fの例を示す図である。
ところで、一般に、精度を落とす代わりに測定の時間を短くすることができる項目がある。測定項目受付部107は、そのような項目については、どの精度で測定するのかをユーザに選択させるようにしてもよい。例えば、生体情報測定装置10sが血圧を、20秒で80%の精度で測定し、25秒で90%の精度で測定し、30秒で100%の精度で測定することができるのであれば、図13の選択画面6Eのように、血圧の各精度を提示し、どの精度で測定するのかをユーザに選択させてもよい。そして、測定指令部108は、ユーザが選択した精度で生体情報測定装置10sに血圧を測定させればよい。
ただし、被測定者最新ジョブが実際に完了する時刻がジョブ完了時刻Tkよりも遅れる場合がある。このような場合は、より高い精度で測定できる可能性がある。
そこで、生体情報測定装置10sは、ユーザが選択した精度で血圧を測定するのに必要な情報つまり脈波およびR波が得られた後も、引き続き、脈波およびR波を測定し続ける。そして、ユーザが選択した精度で血圧を測定した後も、被測定者最新ジョブが完了するまでは、より高い精度で血圧を測定する。この場合に、結果出力部109は、各精度の測定値(結果)をユーザに提示してもよい。または、ユーザの選択に関わらず最も精度の高い結果を提示してもよい。
本実施形態では、体重を体重測定装置10rが測定し、体温、脈波、R波、血圧、およびストレスを生体情報測定装置10sが測定したが、これらの項目をすべて1台の装置によって測定してもよい。または、体温、脈波、およびR波を生体情報測定装置10sが測定し、血圧およびストレスを画像形成装置1が体温、脈波、およびR波を解析することによって測定してもよい。
または、体温、脈波、R波、血圧、およびストレスのいずれかを、生体情報測定装置10sの代わりに、ユーザ個人用のウェアラブル型の汎用コンピュータに測定させてもよい。この場合に、汎用コンピュータが先に測定した、ある項目の結果が上述の有効期間内のものであれば、測定指令部108は、この項目については、新たに汎用コンピュータに測定させず、この結果を提示してもよい。
本実施形態では、ジョブ完了時刻Tkおよび測定完了時刻Tmは、ともに、起動コマンド41が入力された際の、予測の時刻であり、その後に算出(予測)すると、別の時刻が得られることがある。
そこで、ジョブ完了時刻算出部105および測定完了時刻算出部106は、それぞれ、測定が開始された後、被測定者最新ジョブが完了するまでの間、定期的に、ジョブ完了時刻Tkおよび測定完了時刻Tmを算出し直してもよい。ただし、測定完了時刻算出部106は、(2)式の代わりに、次の(3)式を用いて測定完了時刻Tmを算出し直す。
Tmi=Tti+Lni … (3)

「Tti」は、i番目の項目の測定が実際に開始された時刻である。「Lni」は、測定を開始してからi番目の項目の測定が完了するまでに掛かる時間であって、予め実験によって求めておくことができる。
測定項目受付部107は、最新のジョブ完了時刻Tkと各測定完了時刻Tmとを比較し、ジョブ完了時刻Tkまでに測定が完了する項目が新たに出現すれば、図14のような追加選択画面6Fをタッチパネルディスプレイ10hに表示させることによって、その項目を測定するか否かをユーザに選択させる。
また、体重測定装置10rおよび生体情報測定装置10sは、起動コマンド41が入力された後、すべての項目を、測定が可能な状態になったものから速やかに測定を開始する。
そして、その項目を測定するとユーザが選択したら、結果出力部109は、測定結果画面6Bまたは測定結果画面6D(図7、図12参照)を、その項目の測定結果を追加して表示させる。
本実施形態では、測定項目受付部107は、図6または図13に示したように、完了可グループに分類された項目と完了不可グループに分類された項目とを単に上下に分離することによって区別してユーザに提示したが、他の方法によって区別して提示してもよい。例えば、完了可グループに分類された項目の項目名を、完了不可グループに分類された項目の項目名よりも大きくして提示してもよい。
図6に示したように、完了可グループに分類された項目および完了不可グループに分類された項目の両方を提示するのか、図13に示したように前者のみを提示するのかを、予めユーザまたは管理者が選択できるようにしてもよい。
本実施形態では、測定項目受付部107は、完了可グループに分類された項目をタッチパネルディスプレイ10hに表示させることによって提示したが、音声で項目名を出力することによって提示してもよい。または、項目ごとに予めLED(Light Emitting Diode)ランプを1つずつ設けておき、完了可グループに分類された項目に対応するLEDランプを点灯させることによって提示してもよい。
さらに、画像形成装置1にマイクロフォン、音声ボード、および音声解析プログラムを設けておき、ユーザが言う項目名をこれらによって解析することによって被選択項目を受け付けてもよい。
その他、画像形成装置1の全体または各部の構成、処理の内容、処理の順序、データの構成、画面の構成などは、本発明の趣旨に沿って適宜変更することができる。
1 画像形成装置(生体測定制御装置)
105 ジョブ完了時刻算出部(ジョブ完了時刻算出手段)
106 測定完了時刻算出部(測定完了時刻算出手段)
107 測定項目受付部(選択肢提示手段)
108 測定指令部(測定制御手段)
109 結果出力部(結果提示手段)
10r 体重測定装置(測定手段)
10s 生体情報測定装置(測定手段)

Claims (11)

  1. 生体に関する複数の項目のそれぞれの、測定手段が測定し終える時刻である測定完了時刻を算出する、測定完了時刻算出手段と、
    前記複数の項目について測定されるユーザから与えられた、画像の処理を含むジョブが完了する時刻であるジョブ完了時刻を算出する、ジョブ完了時刻算出手段と、
    前記複数の項目のうちの前記測定完了時刻が前記ジョブ完了時刻よりも早いものを前記ユーザに選択させるために提示する選択肢提示手段と、
    前記複数の項目のうちの前記ユーザが選択した1つまたは複数の被選択項目それぞれを前記測定手段に測定させる測定制御手段と、
    を有することを特徴とする生体測定制御装置。
  2. 前記選択肢提示手段は、前記複数の項目のうちの前記測定完了時刻が前記ジョブ完了時刻よりも遅いものを早いものと区別して、前記ユーザに選択させるために提示する、
    請求項1に記載の生体測定制御装置。
  3. 前記測定手段によって得られた、前記1つまたは複数の被選択項目それぞれの測定結果を前記ユーザに提示する、結果提示手段、を有する、
    請求項1または請求項2に記載の生体測定制御装置。
  4. 前記結果提示手段は、所定の時間ごとに、その時点で既に得られている前記測定結果を纏めた画面をディスプレイに表示させることによって提示する、
    請求項3に記載の生体測定制御装置。
  5. 前記複数の項目のそれぞれに、有効期間が予め決められており、
    前記結果提示手段は、前記1つまたは複数の被選択項目のうちの前記ユーザを過去に測定した時点から前記有効期間が未だ経過していない項目については、当該時点の前記測定結果を提示する、
    請求項3または請求項4に記載の生体測定制御装置。
  6. 前記測定完了時刻算出手段は、前記複数の項目のうちの、精度を変えて測定することができる精度可変項目については、複数の精度それぞれについて前記測定完了時刻を算出し、
    前記選択肢提示手段は、前記精度可変項目については、当該精度可変項目とともに前記複数の精度のうちの前記測定完了時刻が前記ジョブ完了時刻よりも早い精度を前記ユーザに選択させるために提示し、
    前記測定制御手段は、前記精度可変項目については、前記複数の精度のうちの前記ユーザが選択した精度で前記測定手段に測定させる、
    請求項1ないし請求項5のいずれかに記載の生体測定制御装置。
  7. 前記測定完了時刻算出手段は、前記ジョブよりも先に実行すべき、前記ユーザまたは他のユーザから与えられた第二のジョブがある場合は、当該第二のジョブを実行するのに掛かる時間および当該ジョブを実行するのに掛かる時間に基づいて前記測定完了時刻を算出する、
    請求項1ないし請求項6のいずれかに記載の生体測定制御装置。
  8. 前記測定手段は、前記複数の項目のそれぞれを、測定することができるようになったタイミングで測定し始め、
    前記測定完了時刻算出手段または前記ジョブ完了時刻算出手段は、前記測定完了時刻または前記ジョブ完了時刻を算出し直し、
    前記選択肢提示手段は、前記複数の項目のうちの最新の前記測定完了時刻が最新の前記ジョブ完了時刻よりも早い項目が新たに現われれば、当該新たに現われた項目を前記ユーザに選択させるために提示し、
    前記結果提示手段は、前記新たに現われた項目が選択された場合に、当該項目の前記測定結果を提示する、
    請求項3ないし請求項5のいずれかに記載の生体測定制御装置。
  9. 前記ジョブを実行する画像形成装置に設けられている、
    請求項1ないし請求項8のいずれかに記載の生体測定制御装置。
  10. 生体に関する複数の項目のそれぞれの、測定手段が測定し終える時刻である測定完了時刻を算出し、
    前記複数の項目について測定されるユーザから与えられた、画像の処理を含むジョブが完了する時刻であるジョブ完了時刻を算出し、
    前記複数の項目のうちの前記測定完了時刻が前記ジョブ完了時刻よりも早いものを前記ユーザに選択させるために提示し、
    前記複数の項目のうちの前記ユーザが選択した1つまたは複数の被選択項目それぞれを前記測定手段に測定させる、
    ことを特徴とする生体測定制御方法。
  11. 測定手段とともに用いられるコンピュータのためのコンピュータプログラムであって、
    前記コンピュータに、
    生体に関する複数の項目のそれぞれの、前記測定手段が測定し終える時刻である測定完了時刻を算出する処理を実行させ、
    前記複数の項目について測定されるユーザから与えられた、画像の処理を含むジョブが完了する時刻であるジョブ完了時刻を算出する処理を実行させ、
    前記複数の項目のうちの前記測定完了時刻が前記ジョブ完了時刻よりも早いものを前記ユーザに選択させるために提示する処理を実行させ、
    前記複数の項目のうちの前記ユーザが選択した1つまたは複数の被選択項目それぞれを前記測定手段に測定させる処理を実行させる、
    ことを特徴とするコンピュータプログラム。
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