JPH11119790A - 光学式文字認識装置、および光学式文字認識プログラムを記録した記録媒体 - Google Patents

光学式文字認識装置、および光学式文字認識プログラムを記録した記録媒体

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JPH11119790A
JPH11119790A JP9277470A JP27747097A JPH11119790A JP H11119790 A JPH11119790 A JP H11119790A JP 9277470 A JP9277470 A JP 9277470A JP 27747097 A JP27747097 A JP 27747097A JP H11119790 A JPH11119790 A JP H11119790A
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Mitsuo Yamamoto
光雄 山本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 原稿の文字を読み取って認識する光学式文字
認識装置において、個人に適した音声出力の設定を自動
的に行えるようにする。 【解決手段】 画像データ読み取り装置としてのスキャ
ナ1は、原稿2の文字を光学的に走査して画像データを
読み取る。このとき、原稿2には、音声出力のための各
種条件、すなわちテンポや音量などの出力条件設定デー
タが例えばバーコード2bとして印字されたデータシー
ト2aが含まれている。出力条件設定データ読み出し手
段3は、このバーコード化された出力条件設定データを
読み出す。一方、読み取られた画像データを、文字コー
ド変換手段4が文字コードに変換する。音声合成変換手
段5は、文字コードを音声に合成変換する。そして、音
声出力手段6は、出力条件設定データに従ったテンポや
音量、音質で、音声をスピーカ7を介して出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は原稿の文字を読み取
って認識する光学式文字認識装置、および光学式文字認
識プログラムを記録した記録媒体に関し、特に認識した
文字を音声出力する光学式文字認識装置、および光学式
文字認識プログラムを記録した記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、スキャナ機能を利用して原稿の文
字を読み取って認識し、この認識した文字を音声出力す
る光学式文字認識装置では、OCR(Optical Characte
r Reader)と呼ばれるソフトウェアを使用している。現
在、OCRソフトの精度はけっして高くはないが、ある
程度の満足は得られている。また、OCRソフトによっ
ては、ユーザにとって聴きやすいテンポや音量、音質を
設定できるようになっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、テンポや音
量、音質などを設定する操作は、複雑で面倒であった。
このため、一人のユーザだけが使用するものであれば一
度の設定で済むが、複数のユーザで共通のOCRソフト
を使用する場合には、ユーザが替わる毎に設定しなおさ
なくてはならず、煩わしかった。特に、障害者や老人な
どのようにOCRソフトの必要性が高い人ほど、他の人
と設定を大きく変える必要があるため、非常に使いにく
いものとなっていた。
【0004】本発明はこのような点に鑑みてなされたも
のであり、個人に適した音声出力の設定を自動的に行う
ことのできる光学式文字認識装置、および光学式文字認
識プログラムを記録した記録媒体を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明では上記課題を解
決するために、原稿の文字を読み取って認識する光学式
文字認識装置において、前記原稿の文字を光学的に走査
して画像データを読み取る画像データ読み取り装置と、
前記予め画像データに含まれ、少なくとも音声出力のた
めの各種条件の設定データを有する出力条件設定データ
を、前記画像データから読み出す出力条件設定データ読
み出し手段と、前記読み取られた画像データを文字コー
ドに変換する文字コード変換手段と、前記文字コードを
音声に合成変換する音声合成変換手段と、前記出力条件
設定データに従って前記合成変換された音声を音声出力
装置を介して出力する音声出力手段と、を有することを
特徴とする光学式文字認識装置が提供される。
【0006】このような光学式文字認識装置では、画像
データ読み取り装置により、原稿の文字を光学的に走査
して画像データを読み取ると、出力条件設定データ認識
手段は、画像データに予め含まれ、少なくとも音声出力
のための各種条件の設定データを有する出力条件設定デ
ータを、画像データから読み出す。また、読み取られた
画像データを文字コード変換手段が文字コードに変換す
る。
【0007】音声合成変換手段は、文字コードを音声に
合成変換する。そして、音声出力手段は、出力条件設定
データに従って音声を音声出力装置を介して出力する。
これにより、画像データ読み取り装置によって原稿を読
み込ませるときに、原稿の画像データに、音声出力のた
めの出力条件設定データを含ませておくことにより、自
動的に個人に適したテンポや音量などで音声出力を行う
ことができる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一形態を図面を参
照して説明する。図1は本形態の機能の概念図である。
画像データ読み取り装置としてのスキャナ1は、原稿2
の文字を光学的に走査して画像データを読み取る。この
とき、原稿2には、音声出力のための各種条件、すなわ
ちテンポや音量などの出力条件設定データが例えばバー
コード2bとして印字されたデータシート2aが含まれ
ている。出力条件設定データ読み出し手段3は、このバ
ーコード化された出力条件設定データを読み出す。
【0009】一方、読み取られた画像データを、文字コ
ード変換手段4が文字コードに変換する。音声合成変換
手段5は、文字コードを音声に合成変換する。そして、
音声出力手段6は、出力条件設定データに従ったテンポ
や音量、音質で、音声をスピーカ7を介して出力する。
【0010】次に、本形態の具体的な構成について説明
する。図2は本形態の光学式文字認識装置の構成を示す
ブロック図である。本形態の光学式文字認識装置は、複
合機10と、それを制御する端末装置20から構成され
る。複合機10は、スキャナ機能、プリンタ機能、およ
びファクシミリ機能を有しており、コントローラ11に
よって全体が管理されている。コントローラ11内に
は、図示されていないCPU、ROM、RAMなどが設
けられている。また、コントローラ11には、図示され
ていないハードディスクなども接続されており、大量の
イメージデータなどを格納できる。
【0011】コントローラ11には、セントロニクスな
どのインタフェース(I/F)12、およびケーブル3
1を介して、ユーザ用の端末装置20が接続されてい
る。端末装置20は、パーソナルコンピュータまたはワ
ークステーションなどであり、表示装置としてモニタ2
1、入力装置としてキーボード22やマウス23などを
有している。さらに、端末装置20には、音声出力のた
めのスピーカ24が接続されている。
【0012】端末装置20に内蔵される図示されていな
いハードディスクには、複合機10用の操作プログラム
が格納される。操作プログラムの実行により、その操作
画面がモニタ21に表示される。ユーザは、この操作画
面に従ってキーボード22やマウス23を使用すること
により、複合機10の動作指令を行うことができる。ま
た、ハードディスクには、後述する光学式文字認識プロ
グラムが格納されており、この光学式文字認識プログラ
ムを実行することにより、スキャナ13で読み取った原
稿の文字を、スピーカ24で音声出力することができ
る。
【0013】さらに、端末装置20には、回線31を介
して、動作状態を示すデータが複合機10側から定期的
に送られる。この動作状態は、操作画面上で確認するこ
とができる。
【0014】複合機10のコントローラ11は、端末装
置20からの動作指令に応じて、スキャナ13からの原
稿の文字データを読み込んだり、プリンタ14に印字デ
ータを送ってプリントを実行したりする。本形態の光学
式文字認識プログラムの実行中には、スキャナ13で読
み込んだ文字データは、ケーブル31を介して端末装置
20に送られる。また、コントローラ11は、NCU
(ネットワーク・コントロール・ユニット)15および
公衆回線32を介して、端末装置20で指定された送信
相手とファクシミリ送受信を行うことができる。
【0015】次に、このような複合機10および端末装
置20からなる光学式文字認識装置の動作について説明
する。複合機10のスキャナ13では、音声出力するた
めの原稿がセットされ、1枚ずつ画像データが読み取ら
れる。このとき、先頭の原稿には、ユーザ個人の出力条
件設定データが印字された用紙がセットされている。
【0016】図3は出力条件設定データ用のデータシー
トの印字例を示す図である。データシート40の所定の
位置には、バーコード41が印字されている。バーコー
ド41は、出力条件設定データとして、音声出力におけ
るテンポ、音量および音質、また、光学式文字認識プロ
グラムを実行するときの操作画面上の表示文字のフォン
ト、画面カラーなどを示すデータを含んでいる。これら
各種条件のデータは、複合機10の操作画面の機能の一
つである条件設定画面を開くことにより入力することが
できる。
【0017】このようなデータシート40は繰り返して
使用されるので、破損を防止するために、例えばラミネ
ート処理することが好ましい。図4は複合機10を操作
するための操作画面の表示例を示す図である。操作画面
50は、操作プログラムの実行開始時、モニタ21の表
示画面211に表示される。この操作画面50には、メ
ニューボタンとして、「ファックス」ボタン51、「コ
ピー」ボタン52、「スキャナ」ボタン53、「おはな
し」ボタン54、および「音声ガイド」ボタン55が表
示されている。
【0018】「ファックス」ボタン51は、ファクシミ
リ機能を実行するためのボタンである。「コピー」ボタ
ン52は、コピー機能を実行するためのボタンである。
「スキャナ」ボタン53は、スキャナ機能を実行するた
めのボタンである。また、「おはなし」ボタン54は、
本形態の光学式文字認識プログラムを立ち上げるための
ボタンである。さらに、「音声ガイド」ボタン55は、
操作を全て音声ガイドに従う操作に切り換えるためのボ
タンである。
【0019】また、操作画面50には、必要に応じて様
々な表示を行うフレキシブル表示欄56が表示されてい
る。フレキシブル表示欄56には、「条件設定」ボタン
57が表示されている。この「条件設定」ボタン57を
マウスカーソル58でクリックすることにより、光学式
文字認識プログラムを実行する際の画面表示および音声
出力に関する条件設定を行うための条件設定画面が切り
換え表示される。
【0020】図5は条件設定画面の表示例を示す図であ
る。条件設定画面60には、メニューボタンとして、
「フォント」ボタン61、「画面カラー」ボタン62、
「テンポ」ボタン63、「音量」ボタン64、「音質」
ボタン65が設けられている。また、条件設定画面60
には、「戻る」ボタン66、「終了」ボタン67が設け
られている。さらに、条件設定画面60には、フレキシ
ブル表示欄68も設けられている。
【0021】「フォント」ボタン61をマウスカーソル
69でクリックすると、複合機10で読み込んだ原稿を
画面表示させるときの文字のフォントを設定するための
フォント設定画面が、条件設定画面60から切り換え表
示される。「画面カラー」ボタン62をマウスカーソル
69でクリックすると、複合機10で読み込んだ原稿を
画面表示させるときの画面のカラーを設定するためのカ
ラー設定画面が、条件設定画面60から切り換え表示さ
れる。
【0022】「テンポ」ボタン63をマウスカーソル6
9でクリックすると、複合機10で読み込んだ原稿を音
声出力するときのテンポを設定するためのテンポ設定画
面が、条件設定画面60から切り換え表示される。同様
に、「音量」ボタン64をクリックすると音量設定画面
が、また、「音質」ボタン65をクリックすると音質設
定画面が、それぞれ切り換え表示される。なお、音質設
定画面では、文字を読み上げる声、例えば男性の声、女
性の声、少年の声などから選択設定することができる。
【0023】「戻る」ボタン66をクリックすると、表
示画面211は、操作画面50に戻る。また、「終了」
ボタン67をクリックすると、現在の設定状態が出力条
件設定データとして記録される。
【0024】このような条件設定画面60において、例
えば「フォント」ボタン61をマウスカーソル69でク
リックすると、表示画面211は、図6に示すようなフ
ォント設定画面に切り換わる。
【0025】図6はフォント設定画面の表示例を示す図
である。フォント設定画面70では、「戻る」ボタン6
6、「終了」ボタン67、およびフレキシブル表示欄6
8は、条件設定画面60と同様に同じ位置に表示され
る。このフォント設定画面70では、例えば「大きさ」
ボタン71、「書体」ボタン72が設けられている。
「大きさ」ボタン71をマウスカーソル73でクリック
すると、文字の大きさを設定するための大きさ設定画面
が、フォント設定画面70から切り換え表示される。一
方、「書体」ボタン72をクリックすると、書体設定画
面が切り換え表示される。
【0026】「戻る」ボタン66をクリックすると、一
つ前の条件設定画面60に戻る。また、「終了」ボタン
67をクリックすると、現在の設定状態が出力条件設定
データとして記録される。
【0027】図7は大きさ設定画面の表示例を示す図で
ある。大きさ設定画面80においても、「戻る」ボタン
66、「終了」ボタン67、およびフレキシブル表示欄
68が、条件設定画面60と同様に同じ位置に表示され
る。この大きさ設定画面80では、文字のポイントを選
択設定するために、例えば「10P」ボタン81、「1
4P」ボタン82、「20P」ボタン83、「36P」
ボタン84が設けられている。「10P」ボタン81を
マウスカーソル85でクリックすることにより、10ポ
イントの文字サイズが選択される。これは、他のボタン
についても同様である。
【0028】また、「戻る」ボタン66をクリックする
と、一つ前のフォント設定画面70に戻る。そして、
「終了」ボタン67をクリックすると、現在の設定状態
が出力条件設定データとして記録され、表示画面211
は図4で示した操作画面50に切り換わる。
【0029】なお、図6、図7では、図5で「フォン
ト」ボタン61をクリックした後の画面表示例を示した
が、「画面カラー」ボタン62、「テンポ」ボタン6
3、「音量」ボタン64、「音質」ボタン65のいずれ
をクリックしても、同様の操作により、各種条件の設定
を行うことができる。
【0030】こうして入力された出力条件設定データ
は、端末装置20側から複合機10に対してプリント指
令することにより、プリンタ14によって、データシー
ト40などにバーコード化して印刷することができる。
【0031】そして、光学式文字認識プログラムを実行
する場合には、出力条件設定データの印刷されたデータ
シート40を原稿とともに複合機10にセットし、さら
に図4で示した操作画面50の「おはなし」ボタン54
をクリックすることにより、スキャナ13よって原稿お
よびデータシート40の読み込みが行われ、光学式文字
認識プログラムが実行開始される。実行中の表示画面や
音声出力は、データシート40の出力条件設定データ通
りに行われる。
【0032】なお、上記各種画面の他に、個人情報入力
画面を表示するようにし、そこで名前などの個人情報を
入力して出力条件設定データに含め、ネットワークの管
理側で各種出力条件設定データを管理しておくようにし
てもよい。こうすることにより、例えば、回線を介して
原稿データを他のユーザに送信した場合、システム管理
側は、その原稿データに受け取り先の個人の出力条件設
定データを付加して送れば、受け取り先のユーザは、特
別な処理をすることなく、自身に適合した画面表示や音
声出力を得ることができる。
【0033】次に、光学式文字認識プログラムの端末装
置20側の各種処理手順について説明する。図8は端末
装置20における光学式文字認識プログラムの原稿読み
取り動作の処理手順を示すフローチャートである。この
フローチャートは、図4で示した操作画面50の「おは
なし」ボタン54がクリックされたときから開始され
る。 〔S1〕スキャナ13による原稿の読み取り動作を開始
する。 〔S2〕原稿1ページ分の画像データの読み取りを行
う。 〔S3〕読み取った原稿がデータシート40であるか否
かを判断し、データシートであればステップS4に進
み、そうでなければステップS5に進む。 〔S4〕データシート40の出力条件設定データに従っ
て、端末装置20内部の設定を行う。 〔S5〕読み取った画像データを保存する。 〔S6〕次の原稿があるか否かを判断し、あればステッ
プS2に戻り、なければ本フローチャートを終了する。
【0034】図9は文字認識動作の処理手順を示すフロ
ーチャートである。 〔S11〕図8のフローチャートのステップ5において
最初の画像データが保存された時点で文字認識処理を開
始する。 〔S12〕原稿1ページ分の画像データの文字データを
認識する。 〔S13〕認識したデータを保存する。 〔S14〕次の画像データファイルがあるか否かを判断
し、あればステップS12に戻り、なければ本フローチ
ャートを終了する。
【0035】図10は音声合成変換動作の処理手順を示
すフローチャートである。 〔S21〕図9のフローチャートのステップS13にお
いて最初の認識データが保存された時点で音声合成変換
処理を開始する。 〔S22〕原稿1ページ分の文字データの音声合成変換
を行う。 〔S23〕合成変換された音声データを保存する。 〔S24〕次の文字データファイルがあるか否かを判断
し、あればステップS22に戻り、なければ本フローチ
ャートを終了する。
【0036】なお、合成変換後の音声データは、ユーザ
の画面操作に従って、連続または断続的にスピーカ24
から出力される。このように、本形態では、音声出力に
おけるテンポ、音量および音質、また、光学式文字認識
プログラムを実行するときの操作画面上の表示文字のフ
ォント、画面カラーなどを示す出力条件設定データを、
バーコード41としてデータシート40に印字し、この
データシート40を原稿の先頭に入れてスキャナ13で
読み込ませ、原稿とともに読み込んだ出力条件設定デー
タに従って端末装置20の表示画面や音声を出力するよ
うにしたので、原稿を読み込む毎にユーザ自身が画面上
で各種条件を設定入力する必要がない。したがって、障
害者など、複雑な操作を行えない人でも、その人に適し
た画像表示や音声出力を確実に行うことができる。
【0037】なお、本形態では、データシートにバーコ
ード41を印字するようにしたが、これに代えて、数字
や記号を印字するようにしてもよい。また、本形態で
は、複合機10のスキャナ機能により原稿を読み取るよ
うにしたが、単体のスキャナ装置と接続された端末装置
でも本発明を適用できる。
【0038】
【発明の効果】以上説明したように本発明では、画像デ
ータ読み取り装置により読み取られた画像データから、
少なくとも音声出力のための各種条件の設定データを有
する出力条件設定データを読み出し、その出力条件設定
データに従って音声を音声出力装置を介して出力するよ
うにしたので、画像データ読み取り装置によって原稿を
読み込ませるときに、原稿の画像データに、音声出力の
ための出力条件設定データを含ませておくことにより、
自動的に個人に適したテンポや音量などで音声出力を行
うことができる。したがって、障害者など、複雑な操作
を行えない人でも、その人に適した画像表示や音声出力
を確実に行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本形態の機能の概念図である。
【図2】本形態の光学式文字認識装置の構成を示すブロ
ック図である。
【図3】出力条件設定データ用のデータシートの印字例
を示す図である。
【図4】複合機を操作するための操作画面の表示例を示
す図である。
【図5】条件設定画面の表示例を示す図である。
【図6】フォント設定画面の表示例を示す図である。
【図7】大きさ設定画面の表示例を示す図である。
【図8】端末装置における光学式文字認識プログラムの
原稿読み取り動作の処理手順を示すフローチャートであ
る。
【図9】文字認識動作の処理手順を示すフローチャート
である。
【図10】音声合成変換動作の処理手順を示すフローチ
ャートである。
【符号の説明】
1 スキャナ 2 原稿 2a データシート 2b バーコード(出力条件設定データ) 3 出力条件設定データ読み出し手段 4 文字コード変換手段 5 音声合成変換手段 6 音声出力手段 7 スピーカ 10 複合機 11 コントローラ 13 スキャナ 20 端末装置 21 モニタ 24 スピーカ 40 データシート 41 バーコード

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿の文字を読み取って認識する光学式
    文字認識装置において、 前記原稿の文字を光学的に走査して画像データを読み取
    る画像データ読み取り装置と、 予め前記画像データに含まれ、少なくとも音声出力のた
    めの各種条件の設定データを有する出力条件設定データ
    を、前記画像データから読み出す出力条件設定データ読
    み出し手段と、 前記読み取られた画像データを文字コードに変換する文
    字コード変換手段と、 前記文字コードを音声に合成変換する音声合成変換手段
    と、 前記出力条件設定データに従って前記合成変換された音
    声を音声出力装置を介して出力する音声出力手段と、 を有することを特徴とする光学式文字認識装置。
  2. 【請求項2】 前記音声出力手段は、前記出力条件設定
    データに含まれるテンポデータに従ったテンポで音声出
    力を行うように構成されていることを特徴とする請求項
    1記載の光学式文字認識装置。
  3. 【請求項3】 前記音声出力手段は、前記出力条件設定
    データに含まれる音量データに従った音量で音声出力を
    行うように構成されていることを特徴とする請求項1記
    載の光学式文字認識装置。
  4. 【請求項4】 前記音声出力手段は、前記出力条件設定
    データに含まれる音質データに従った音質で音声出力を
    行うように構成されていることを特徴とする請求項1記
    載の光学式文字認識装置。
  5. 【請求項5】 前記認識された文字コードを、前記設定
    条件データに含まれる表示用の設定データに従って表示
    画面上に表示する表示制御手段を、有することを特徴と
    する請求項1記載の光学式文字認識装置。
  6. 【請求項6】 原稿の文字を読み取って認識する光学式
    文字認識プログラムを記録した記録媒体において、 画像データ読み取り装置によって読み取られた画像デー
    タを取り込む処理と、 予め前記画像データに含まれ、少なくとも音声出力のた
    めの各種条件の設定データを有する出力条件設定データ
    を、前記画像データから読み出す処理と、 前記読み取られた画像データを文字コードに変換する処
    理と、 前記文字コードを音声データに変換する処理と、 前記出力条件設定データに従って前記音声データを音声
    出力装置により出力させる処理と、 をコンピュータに実行させることを特徴とした光学式文
    字認識プログラムを記録した記録媒体。
JP9277470A 1997-10-09 1997-10-09 光学式文字認識装置、および光学式文字認識プログラムを記録した記録媒体 Pending JPH11119790A (ja)

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