JP7035469B2 - 電子機器の壁掛構造 - Google Patents

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Description

本発明は、電話機の主装置等の電子機器を壁に取り付けるための壁掛構造に関する。
従来、オフィス等に設置されるビジネスフォンの主装置は、壁に取り付けることがある
。例えば、特許文献1のように主装置の背面にだるま状の穴を選択的に形成し、このだる
ま部分に壁に取り付けられる係合部材に引っ掛けて固定したり、特許文献2のようにブラ
ケット(同文献では、「アタッチメントホルダー」と呼称)を形成してブラケットを壁に
取り付けたりしていた。
しかしながら、これらの特許文献については、いずれも簡単な形状ではあるものの、主
装置を壁に取り付けることに傾注した構成となっている。すなわち、電話機の増設をした
り保守をしたりするためには主装置を壁から取り外し易い構造であることも求められるが
、いずれの特許文献も取り外すためには上方に持ち上げて取り外す構造となっているため
、主装置が壁の高い場所に取り付けられているような場合、工事者の負担となるという問
題があった。また、主装置のような電子機器に接続されているケーブルの処理については
何も考慮されていないという問題があった。
特開平9-42236号公報 特許第6009331号公報
本発明は、かかる課題に鑑みなされたものであり、ビジネスフォンの主装置等の電子機
器を壁の高い場所であっても簡単に取り付け及び取り外しができる電子機器の壁掛構造を
提供することを目的とする。
上記した課題を解決するために、本発明は、以下の態様によって把握される。
(1)本発明に係る態様は、電子機器の壁掛構造であって、前記電子機器を上側から保持する第1ブラケットと、前記電子機器を下側から保持する第2ブラケットと、を備え、前記第1ブラケットが、壁に取り付けられる第1背面部と、前記第1背面部の上端から前方に延在する第1上面部と、前記第1上面部の前端から下方に延在する正面部と、前記第1上面部の中間領域から下方に延在する中間部とを有し、前記第2ブラケットが、前記壁に取り付けられる第2背面部と、前記第2背面部の上端から前方に延在する下面部とを有し、前記正面部と前記中間部が前記電子機器の上部の正面と背面を保持し、前記下面部が前記電子機器の底面に取り付けられ、前記中間部が前記壁から一定の間隔を設けて形成されるとともに、前記電子機器が複数であるときに各電子機器の間を仕切る第3ブラケットをさらに備え、前記第3ブラケットが、前記第1ブラケットの前記第1上面部に取り付けられる第3上面部と、前記第3上面部の中間領域から下方に延在する仕切部とを有することを特徴とする。
)上記()に記載の構成において、前記第3ブラケットの前記第3上面部が、前記第1ブラケットの前記第1上面部に対して前後方向に変位可能に取り付けられる。
本発明によれば、ビジネスフォンの主装置等の電子機器を壁の高い場所であっても簡単
に取り付け及び取り外しができる電子機器の壁掛構造を提供することができる。
本発明の第1実施形態に係る壁掛構造を構成する第1ブラケット及び第2ブラケットを模式的に示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る壁掛構造の取付状況を示す側面図である。 図2の平面図である。 図2の正面図である。 本発明の第2実施形態に係る壁掛構造を構成する第1ブラケット、第2ブラケット及び第3ブラケットを模式的に示す斜視図である。 本発明の第2実施形態に係る壁掛構造の取付状況を示す側面図である。 図6の平面図である。 図6の正面図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明するが、各図におい
て、同一符号は同一又は対応する部分を示す。また、本発明は、以下の説明からも明らか
なようにこれらの実施形態に限定されるものではなく、発明の要旨の範囲内において当業
者であれば種々の変形が可能である。
(第1実施形態)
図1に示すように、第1実施形態に係る電子機器Mの壁掛構造1は、電子機器Mを上側
から保持する第1ブラケット10と、電子機器Mを下側から保持する第2ブラケット20
と、を備えている。電子機器Mは、例えばビジネスフォンの主装置などであるが、それに
限られるものではない。
なお、以下の説明において、図1に示すように、第1ブラケット10の正面部13の側
を壁掛構造1の前方(前面、正面)、その反対側を後方(後面、背面)とし、壁掛構造1
を前方から見たときの上下左右方向をそのまま上下左右方向とした直交座標系に基づいて
説明するものとする。これらの方向は、各要素の相対的な位置関係を規定する意味で理解
されるものである。
(第1ブラケット10)
第1ブラケット10は、第1背面部11と、第1背面部11の上端から前方に延在する
第1上面部12と、第1上面部12の前端から下方に延在する正面部13と、第1上面部
12の中間領域から下方に延在する中間部14とを有している。詳しくは図2~図4を参
照して後述するが、第1背面部11は、壁Wに取り付けられ、第1上面部12は、壁Wと
は反対側に延在して電子機器Mの天面を覆い、正面部13と中間部14は、その間に電子
機器Mの上部の正面と背面を保持する。
第1ブラケット10は、このように、側面視において、第1背面部11、第1上面部1
2、正面部13及び中間部14によって、下方に向かって開放した異形のE字状となって
いる。第1ブラケット10をE字状に形成するにあたっては、例えば、第1背面部11、
第1上面部12、正面部13及び中間部14を各別の部材で構成して互いに接合してもよ
いが、製造工程を簡略化する観点からは、1枚の板金を屈曲させて4面を構成することが
好適である。図1では、第1背面部11と正面部13が1枚の板金の両端を下方に屈曲さ
せて形成されている。また、中間部14は、第1上面部12の一部を放熱用にくり抜いて
設けられる開口12aのくり抜き片を背面側に屈曲させて形成されている。
(第2ブラケット20)
第2ブラケット20は、第2背面部21と、第2背面部21の上端から前方に延在する
下面部22とを有している。詳しくは図2~図4を参照して後述するが、第2背面部21
は、壁Wに取り付けられ、下面部22は、壁Wとは反対側に延在して電子機器Mの底面に
取り付けられる。
第2ブラケット20は、このように、側面視において、第2背面部21及び下面部22
によって、下方に向かって開放したL字状となっている。第2ブラケット20をL字状に
形成するにあたっては、例えば、第2背面部21及び下面部22を各別の部材で構成して
互いに接合してもよいが、製造工程を簡略化する観点からは、1枚の板金を屈曲させて2
面を構成することが好適である。図1では、第2背面部21が1枚の板金の一方端を下方
に屈曲させて形成されている。下面部22には、放熱用の開口22aが設けられている。
(壁掛構造1)
次に、図2及び図3を参照して、第1ブラケット10と第2ブラケット20による壁掛
構造1について説明する。
図2に示すように、第1ブラケット10の第1背面部11は、壁WにネジBによってネ
ジ止めされる。なお、ここでは、第1背面部11は、壁Wから見て電子機器Mと同じ側に
位置している態様を示しているが、これに限らず、壁Wが上端を有するパーテーションの
ような場合には、第1背面部11は、壁Wの電子機器Mと反対側の面に取り付けるように
してもよい。
中間部14は、壁Wから距離L1(一定の間隙)だけ離間するように設定されている。
そして、正面部13は、保持される電子機器Mの幅に対応するように、中間部14から距
離L2だけ離間するように設定されている。
電子機器Mの天面は、第1上面部12にネジ止めされることはなく、第1上面部12は
、電子機器Mの天面を覆った状態となっている。これは、壁掛構造1が壁Wの高い位置に
取り付けられるような場合、電子機器Mの天面の上方からネジ止めすることが困難である
ことによる。壁掛構造1では、電子機器Mの正面と背面が、前述したとおり、正面部13
と中間部14によって保持される。
第2ブラケット20の第2背面部21は、壁WにネジBによってネジ止めされる。下面
部22は、第1ブラケット10の第1上面部12に対応して、距離L1と距離L2を合わ
せた距離をもって設定される。
電子機器Mの底面は、下面部22にネジBによってネジ止めされる。これは、前述した
ように壁掛構造1が壁Wの高い位置に取り付けられるような場合、電子機器Mの底面の下
方からネジ止めすることが容易であることによる。
電子機器Mから延出するケーブルCは、図2及び図3に示すように、壁Wと中間部14
の間の距離L1(一定の間隙)を利用して、下面部22上に整理して配置される。これに
より、ケーブルCは、乱雑になることがなく、また、電子機器Mの背面と壁Wの間に隠さ
れるため、壁掛構造1を前方や下方から見た際に人の目に触れることも少なく、オフィス
の良好な景観に寄与する。なお、電子機器MのケーブルCの接続側には、接続部をカバー
するケーブルカバーCCが設けられてもよい。
(壁掛構造1の使用例)
壁掛構造1の使用例について、図4を用いて説明する。電子機器Mを壁掛構造1に取り
付ける際には、次の手順による。まず、第1ブラケット10と第2ブラケット20を電子
機器Mの高さに多少の余裕を見込んだ距離だけ離間させて壁Wに取り付ける。次に、電子
機器Mの天面の側を第1ブラケット10の中間部14と正面部13の間に位置させつつ、
電子機器Mの底面を第2ブラケット20の下面部22に載置する。そして、中間部14と
正面部13をレールとして案内させつつ、電子機器Mを下面部22上で左方向L又は右方
向Rに摺動させる。そして、所定の位置にきたときに、電子機器Mの底面を下面部22に
ドライバDを用いてネジBでネジ止めする。
電子機器Mを壁掛構造1から取り外す際には、次の手順による。まず、電子機器Mの底
面と第2ブラケット20の下面部22とを取り付けてあるネジBをドライバDを用いて外
す。次に、電子機器Mの天面の側を第1ブラケット10の中間部14と正面部13をレー
ルとして案内させつつ、電子機器Mの底面を第2ブラケット20の下面部22上で左方向
L又は右方向Rに摺動させる。そして、電子機器Mを第1ブラケット10と第2ブラケッ
ト20の間から抜き取る。
このように、電子機器Mは、第1ブラケット10及び第2ブラケット20を備える壁掛
構造1を壁Wに取り付けたままの状態で、左方向L又は右方向Rに摺動して取り付け/取
り外しが可能となる。
(第2実施形態)
次に、第2実施形態に係る電子機器Mの壁掛構造1Aについて説明する。壁掛構造1A
は、電子機器Mが複数の電子機器Ma,Mbであるときに、電子機器Ma,Mbが壁Wか
ら見て重層的に配置されるときに対応するものであり、図5に示すように、電子機器Mを
上側から保持する第1ブラケット10と、電子機器Mを下側から保持する第2ブラケット
20に加えて、各電子機器Mの間を仕切る第3ブラケット30をさらに備えるものである
。第1ブラケット10及び第2ブラケット20は第1実施形態と同様であるので、その説
明は割愛する。
(第3ブラケット30)
第3ブラケット30は、第1ブラケット10の第1上面部12に取り付けられる第3上
面部32と、第3上面部32の中間領域から下方に延在する仕切部33とを有している。
第3ブラケット30は、仕切部33が第1ブラケット10の第1上面部12の開口12a
に挿入されるように、第3上面部32を第1ブラケット10の第1上面部12に載置させ
る。
第3ブラケット30は、このように、側面視において、第3上面部32及び仕切部33
によって、下方に向かって開放した異形の卜(ぼく)字状となっている。第3ブラケット
30を卜字状に形成するにあたっては、例えば、第3上面部32及び仕切部33を各別の
部材で構成して互いに接合してもよいが、製造工程を簡略化する観点からは、1枚の板金
を屈曲させて2面を構成することが好適である。図5では、仕切部33は、第3上面部3
2の一部を放熱用にくり抜いて設けられる開口32aのくり抜き片を正面側に屈曲させて
形成されている。
(壁掛構造1A)
次に、図6及び図7を参照して、第1ブラケット10、第2ブラケット20及び第3ブ
ラケット30による壁掛構造1Aについて説明する。ここでは、電子機器Mが2台の電子
機器Ma,Mbである場合について説明するが、壁掛構造1Aは、電子機器Mが3台以上
の場合にも拡張できるものである。
図6に示すように、第1ブラケット10の第1背面部11は、壁WにネジBによってネ
ジ止めされる。なお、第1背面部11は、第1実施形態と同様に、壁Wの電子機器Ma,
Mbと反対側の面に取り付けるようにしてもよい。
第3ブラケット30の第3上面部32は、第1ブラケット10の第1上面部12にネジ
Bによってネジ止めされる。ここで、第1上面部12にネジBを受容するネジ孔(不図示
)を前後方向に延在する長孔を形成しておくことにより、第3ブラケット30を第1ブラ
ケット10に対し変位可能に取り付けられるようにしてもよい。そうすると、電子機器M
a,Mbのそれぞれの厚みに応じて、第3ブラケット30の仕切部33の位置を変位させ
ることができる。
第1ブラケット10の中間部14は、壁Wから距離L1(一定の間隙)だけ離間するよ
うに設定されている。そして、第3ブラケット30の仕切部33は、保持される電子機器
Maの幅に対応するように、中間部14から距離L2aだけ離間するように設定されてい
る。また、第1ブラケット10の正面部13は、保持される電子機器Mbの幅に対応する
ように仕切部33から距離L2bだけ離間するように設定されている。
電子機器Ma,Mbの天面は、第1ブラケット10の第1上面部12及び第3ブラケッ
ト30の第3上面部32にネジ止めされることはなく、第1上面部12は、電子機器Ma
,Mbの天面を、第3上面部32は、第1上面部12を介して電子機器Maの天面を覆っ
た状態となっている。これは、壁掛構造1Aが壁Wの高い位置に取り付けられるような場
合、電子機器Ma,Mbの天面の上方からネジ止めすることが困難であることによる。壁
掛構造1Aでは、電子機器Maの正面と背面が仕切部33と中間部14によって、電子機
器Mbの正面と背面が正面部13と仕切部33によって保持される。
第2ブラケット20の第2背面部21は、壁WにネジBによってネジ止めされる。下面
部22は、第1ブラケット10の第1上面部12に対応して、距離L1と距離L2a及び
距離L2bを合わせた距離をもって設定される。
電子機器Ma,Mbの底面は、下面部22にネジBによって各別にネジ止めされる。こ
れは、前述したように、壁掛構造1Aが壁Wの高い位置に取り付けられるような場合、電
子機器Ma,Mbの底面の下方からネジ止めすることが容易であることによる。
電子機器Ma,Mbから延出するケーブルCは、第1実施形態に係る壁掛構造1と同様
に、図6及び図7に示すとおり、壁Wと中間部14の間の距離L1(一定の間隙)を利用
して、下面部22上に整理して配置される。また、電子機器Ma,MbのケーブルCの接
続側で接続部をカバーするケーブルカバーCCa,CCbを設けてよい点も、第1実施形
態に係る壁掛構造1と同様である。
(壁掛構造1Aの使用例)
壁掛構造1Aの使用例について、図8を用いて説明する(図6及び図7も併せて参照)
。電子機器Ma,Mbを壁掛構造1Aに取り付ける際には、次の手順による。まず、第1
ブラケット10と第2ブラケット20を電子機器Ma,Mbの高さに多少の余裕を見込ん
だ距離だけ離間させて壁Wに取り付ける。そして、第3ブラケット30を第1ブラケット
10上に取り付ける。次に、電子機器Maの天面の側を第1ブラケット10の中間部14
と第3ブラケット30の仕切部33の間に、電子機器Mbの天面の側を第3ブラケット3
0の仕切部33と第1ブラケット10の正面部13の間にそれぞれ位置させつつ、電子機
器Ma,Mbの底面を第2ブラケット20の下面部22に載置する。そして、中間部14
と仕切部33と正面部13をレールとして案内させつつ、電子機器Ma,Mbを下面部2
2上で左方向L又は右方向Rに摺動させる。そして、所定の位置にきたときに、電子機器
Ma,Mbの底面を下面部22にドライバDを用いてネジBでネジ止めする。電子機器M
a,Mbの取り付けは、同時に行ってもよいし、各別に行ってもよい。
電子機器Ma,Mbを壁掛構造1Aから取り外す際には、次の手順による。まず、電子
機器Ma,Mbの底面と第2ブラケット20の下面部22とを取り付けてあるネジBをド
ライバDを用いて外す。次に、電子機器Ma,Mbの天面の側を第1ブラケット10の中
間部14と正面部13及び第3ブラケット30の仕切部33をレールとして案内させつつ
、電子機器Ma,Mbの底面を第2ブラケット20の下面部22上で左方向L又は右方向
Rに摺動させる。そして、電子機器Ma,Mbを第1ブラケット10と第2ブラケット2
0の間から抜き取る。電子機器Ma,Mbの取り外しは、同時に行ってもよいし、各別に
行ってもよい。
このように、壁Wから見て重層的に配置された電子機器Ma,Mbは、第1ブラケット
10、第2ブラケット20及び第3ブラケット30を備える壁掛構造1Aを壁Wに取り付
けたままの状態で、各別に、左方向L又は右方向Rに摺動して取り付け/取り外しが可能
となる。
(実施形態の効果)
以上のような構成としたことから、壁掛構造1は、以下のような効果を奏する。
(1)電子機器Mの底面が第2ブラケット20の下面部22に固定され、電子機器Mの天
面が第1ブラケット10に固定されずに正面及び背面を保持されることにより、電子機器
Mを確実に壁掛構造1に固定することができる。と同時に、壁掛構造1が壁Wの高い位置
に取り付けられるような場合でも、電子機器Mの底面と下面部22のネジBを外すことに
より、壁掛構造1を壁Wに取り付けたまま、保守等のために電子機器Mを左右方向(横方
向)に摺動させることで取り外すことができる。
(2)電子機器Mから延出するケーブルCを壁掛構造1と第1ブラケット10の中間部1
4の間の距離L1(一定の間隙)を利用して電子機器Mの背面側に這わすことができるた
め、配線されたケーブルCを整理して配設することができるとともに、正面視において見
栄えを良くすることができる。
壁掛構造1Aは、これらの効果に加え、さらに以下のような効果を奏する。
(3)第3ブラケット30の仕切部33を設けることにより、複数の電子機器Ma,Mb
を壁Wから見て重層的に配置することができる。と同時に、電子機器Ma,Mbを、壁掛
構造1Aを壁Wに取り付けたままの状態で、各別に左右方向に摺動させて取り付け/取り
外すことができる。
(4)第3ブラケット30を第1ブラケット10に対して変位可能に設けた場合、電子機
器Ma,Mbのそれぞれの厚みに応じて重層的に配置することができる。
以上、実施形態について説明したが、本発明は、具体的な実施形態に限定されるもので
はなく、種々の変更を行ったものも含まれるものであり、そのことは、当業者にとって特
許請求の範囲の記載から明らかである。
1,1A…壁掛構造
10…第1ブラケット、11…第1背面部、12…第1上面部、12a…開口、13…正
面部、14…中間部
20…第2ブラケット、21…第2背面部、22…下面部、22a…開口
30…第3ブラケット、32…第3上面部、32a…開口、33…仕切部
M,Ma,Mb…電子機器
L1,L2a,L2b…距離
C…ケーブル
CC,CCa,CCb…ケーブルカバー
B…ネジ
D…ドライバ
W…壁

Claims (2)

  1. 電子機器の壁掛構造であって、
    前記電子機器を上側から保持する第1ブラケットと、
    前記電子機器を下側から保持する第2ブラケットと、を備え、
    前記第1ブラケットが、壁に取り付けられる第1背面部と、前記第1背面部の上端から前方に延在する第1上面部と、前記第1上面部の前端から下方に延在する正面部と、前記第1上面部の中間領域から下方に延在する中間部とを有し、
    前記第2ブラケットが、前記壁に取り付けられる第2背面部と、前記第2背面部の上端から前方に延在する下面部とを有し、
    前記正面部と前記中間部が前記電子機器の上部の正面と背面を保持し、前記下面部が前記電子機器の底面に取り付けられ
    前記中間部が前記壁から一定の間隔を設けて形成されるとともに、
    前記電子機器が複数であるときに各電子機器の間を仕切る第3ブラケットをさらに備え、
    前記第3ブラケットが、前記第1ブラケットの前記第1上面部に取り付けられる第3上面部と、前記第3上面部の中間領域から下方に延在する仕切部とを有することを特徴とする電子機器の壁掛構造。
  2. 前記第3ブラケットの前記第3上面部が、前記第1ブラケットの前記第1上面部に対して前後方向に変位可能に取り付けられることを特徴とする請求項に記載の電子機器の壁掛構造。
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