JP6796451B2 - 情報分電盤用箱体 - Google Patents

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本発明は、各種情報機器を収納した情報分電盤に使用される情報分電盤用箱体に関するものである。
従来、情報分電盤に使用される情報分電盤用箱体としては、後側に配置されるベース体の前側をカバー体で覆ったものが知られている(特許文献1)。また、そのような情報分電盤用箱体には、電源プラグを接続するための電源コンセントが設けられているとともに、電源コンセントから延びる電線や情報機器に接続される通信線等といった各種ケーブルを通すための通線孔が設けられている。
特開2013−165644号公報
しかしながら、従来は電線や通信線を区別することなく、種々のケーブルを纏めて通線孔から引き込む等していたため、電線がノイズ発生源となって通信に支障をきたすことがあるという問題があった。
そこで、本発明は、上記問題に鑑みなされたものであって、電線を発生源としたノイズによる通信障害が起きにくい情報分電盤用箱体を提供しようとするものである。
上記目的を達成するために、本発明は、情報機器が搭載されるベース体と、前記ベース体の前側を覆うように組み付けられるカバー体とを有し、前記ベース体に、前記情報機器の電源プラグを接続する電源コンセントが設置可能とされた情報分電盤用箱体であって、前記ベース体に、前記情報機器をネジ止めするための設置板が設けられ、前記ベース体における前記設置板の上方に、前記電源コンセントから延びる電線を通すための第1の通線孔が設けられているとともに、前記ベース体における前記設置板の上方で、且つ、前記設置板と前記第1の通線孔との間に、前記情報機器に接続される通信線を通すための第2の通線孔が設けられており、さらに、前記第1の通線孔の前方に、前記電源コンセントを設置するためのコンセント設置部が設けられていることを特徴とする。
本発明によれば、ベース体に、電源コンセントから延びる電線を通すための第1の通線孔と、情報機器に接続される通信線を通すための第2の通線孔とが設けられている。したがって、電線と通信線とを束ねたりすることなく別々の箇所から引き入れることができるため、従来と比べて電線を発生源としたノイズによる通信障害が起こりにくい。
また、ベース体に、情報機器をネジ止めするための設置板が設けられている一方、設置板の上方に、第1の通線孔が設けられているとともに、設置板の上方で、且つ、設置板と第1の通線孔との間に、第2の通線孔が設けられており、さらに、第1の通線孔の前方に、電源コンセントを設置するためのコンセント設置部が設けられている。つまり、機器設置スペースとなる設置板の表面とは異なる位置にコンセント設置部が設けられているため、電源コンセントを設けることで機器設置スペースに所謂デッドスペースが形成されず、ひいては機器設置スペースが狭くなることがない。また、たとえ電源コンセントに接続する電源プラグが大きかったとしても、第2の通線孔の前方空間を利用することで、電源プラグの機器設置スペースへの干渉を抑えることができ、使用者が望む配置態様で種々の情報機器を搭載することができる。
情報分電盤の外観を示した斜視説明図である。 情報機器が設置されたベース体を正面側から示した説明図である。 図2中のA−A線断面を示した説明図である。 ベース体から1つの電源コンセントを取り外した状態を示した斜視説明図である。 ベース体に電源プラグを接続した状態を示した説明図であり、(a)は正面図、(b)は斜視説明図である。 配線管とベース体との位置関係を示した説明図であり、(a)は正面図、(b)はB−B線断面を示した説明図である。 ベース体に機器載置板を利用して情報機器を搭載した状態を示した説明図である。
以下、本発明の一実施形態となる情報分電盤用箱体(以下、箱体と称す)について、図面にもとづき詳細に説明する。
図1は、情報分電盤1の外観を示した斜視説明図である。図2は、情報機器3、3が設置されたベース体4を正面側から示した説明図である。図3は、図2中のA−A線断面を示した説明図である。図4は、ベース体4から1つの電源コンセント20を取り外した状態を示した斜視説明図である。図5は、ベース体4に電源プラグ21を接続した状態を示した説明図であり、(a)は正面図、(b)は斜視説明図である。図6は、配線管27、27・・とベース体4との位置関係を示した説明図であり、(a)は正面図、(b)はB−B線断面を示した説明図である。
情報分電盤1は、箱体2内に情報機器3等を収納してなるものであって、箱体2は、情報機器3等が設置されるベース体4と、ベース体4の前側を覆うカバー体5とを備えている。カバー体5は、前面、左右両側面、及び上下両面を有して、後側に開口する箱状に形成されている。また、カバー体5の前面の左右両側には、前面から夫々隣り合う側面へ跨がるように把持部6、6が設けられている。さらに、カバー体5の上下両面には、箱体2内部を通気して、箱体2内部の熱を放熱させるための多数の通気孔7、7・・が穿設されている。なお、8は、ベース体4の外周縁に沿って前方へ立設された周壁部であり、ベース体4の強度向上を担っているとともに、当該周壁部8に、組み付けられたカバー体5を保持するための保持機構が設けられている。
一方、ベース体4は、前後方向が厚み方向となる板状に形成されており、その中央部には、表面に情報機器3、3・・をネジ止め可能な木製の設置板11が備えられている。そして、この設置板11の表面を含め、設置板11の前側が情報機器3、3・・を設置するための機器設置スペースSとされている。そして、以上のような箱体2を有する情報分電盤1は、ベース体4を壁面等に固定した上で、設置板11の表面にネジ止めして、必要な情報機器3、3をベース体4に設置し、最後にベース体4の前側にカバー体5を組み付けることで組み立てられる。なお、9は、情報機器を設置するための設置フレーム体(図示せず)の一端を、上下方向を軸として回動可能に軸支する軸支部であり、10は、設置フレーム体の他端を係止可能とした係止部である。
ここで、本発明の要部である電線及び通信線の引き入れに係る構造について説明する。
ベース体4の上縁部(すなわち、ベース体4における設置板11よりも外方)には、主に電線を引き入れるための4つの第1の通線孔41、41・・と、4つのコンセント設置部15、15・・が設けられている。第1の通線孔41は、ベース体4の上縁部に正面視矩形に開設されており、左右方向に所定の間隔をおいて並設されている。また、コンセント設置部15は、第1の通線孔41の左右から前方へ立設された一対の突起部である。各突起部の先端には、電源コンセント20をネジ止めするためのネジ孔16が穿設されている。また、各突起部は、図3及び図4に示すように、その先端面が周壁部8の先端面と略同じレベルとなるまで前方へ突出しており、第1の通線孔41の前方にコンセント設置部15が位置するようになっている。そして、このコンセント設置部15は、各第1の通線孔41毎に左右方向へ並べて設けられている。
また、ベース体4における設置板11よりも上方で、設置板11と第1の通線孔41やコンセント設置部15との間には、主に通信線を引き入れるための2つの第2の通線孔42、42が設けられている。この第2の通線孔42、42の前方空間には、ほぼ何も設けられていない。そして、第2の通線孔42、42を介して通信線を引き入れるにあたっては、図6に示すように通信線(図示せず)が配線された配線管27、27・・を、その先端がベース体4の後方から第2の通線孔42、42内へ差し込まれるように配設すればよい。
以上のような構成を有する箱体2によれば、ベース体4に、電源コンセント20から延びる電線を通すための第1の通線孔41、41・・と、情報機器3に接続される通信線を通すための第2の通線孔42、42とが設けられている。したがって、電線と通信線とを束ねたりすることなく別々の箇所から引き入れることができるため、従来と比べて電線を発生源としたノイズによる通信障害が起こりにくい。
また、ベース体4における設置板11よりも上方となる位置、すなわち設置板11の表面や前側といった機器設置スペースS以外の箇所にコンセント設置部15、15・・を設けている。したがって、ベース体4に電源コンセント20を設置した際、従来のように機器設置スペースSに所謂デッドスペースが形成されず、ひいては機器設置スペースSが狭くなることがない。
さらに、4箇所ものコンセント設置部15、15・・が設けられているため、収納する情報機器3、3の種類やそれらの配置態様等に応じて電源コンセント20の設置位置を容易に変更することができるため、使い勝手が良い。
さらにまた、上下方向で設置板11とコンセント設置部15、15・・との間となる位置に、第2の通線孔42、42を設けている。したがって、図5に示すように、大型の電源プラグ21が電源コンセント20に接続されたとしても、第2の通線孔42の前方空間を利用することで、電源プラグ21の機器設置スペースSへの干渉を抑えることができ、使用者が望む配置態様で種々の情報機器を搭載することができる。
またさらに、ベース体4の外周縁に沿って、前方へ突出する周壁部8を設けるとともに、コンセント設置部15、15・・を、前後方向で周壁部8の先端面と同レベルとなる位置に設けているため、大型の電源プラグ21を接続する際等に、第2の通線孔42、42の前方空間を利用しやすい。
加えて、コンセント設置部15、15・・の後方に、第1の通線孔41、41・・を設けているため、当該通線孔41、41・・を利用して電源コンセント20から延びる電線(図示せず)をスムーズに引き出すことができる等、箱体2の使い勝手の更なる向上を図ることができる。
なお、本発明に係る箱体の構造は、上記実施形態の態様に何ら限定されるものではなく、ベース体における電源コンセントの設置構造等について、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、必要に応じて適宜変更することができる。
たとえば、ベース体におけるコンセント設置部の位置については、上記実施形態の数や位置に何ら限定されることはなく、適宜変更することができる。すなわち、ベース体における設置板よりも外方であればよく、たとえば設置板よりも下方であっても何ら問題はない。
また、上記実施形態では、複数のコンセント設置部を設けているが、コンセント設置部を1つしか設けないとしてもよい。
またさらに、上記実施形態では、第1の通線孔を主に電線用、第2の通線孔を主に通信線用としているが、どの通線孔にどのような種類のケーブルを通線させるかは言うまでもなく適宜変更可能である。
さらに、コンセント設置部と設置板との内外方向での間に通線孔を設けるか否かについても適宜変更設計可能であるし、コンセント設置部を前側へ突出した位置に設けずともよい。さらにまた、コンセント設置部を、前後方向で周壁部の先端面と同レベルまで、前側へ突出した位置に設けるにあたっては、たとえば周壁部と一体成形する(たとえば周壁部の先端面から下方へ突出するネジ止め片を設ける等)という構成を採用することも可能である。
加えて、ベース体に情報機器を搭載する構成として、設置板11へのネジ止めのみならず、たとえば図7に示すようにベース体4に機器載置板30を取り付け、その機器載置板30上に情報機器3を載置するような構成を併せて持たせたとしても何ら問題はない。
1・・情報分電盤、2・・箱体(情報分電盤用箱体)、4・・ベース体、5・・カバー体、11・・設置板、15・・コンセント設置部、16・・ネジ孔、20・・電源コンセント、21・・電源プラグ、41・・第1の通線孔、42・・第2の通線孔。

Claims (1)

  1. 情報機器が搭載されるベース体と、前記ベース体の前側を覆うように組み付けられるカバー体とを有し、前記ベース体に、前記情報機器の電源プラグを接続する電源コンセントが設置可能とされた情報分電盤用箱体であって、
    前記ベース体に、前記情報機器をネジ止めするための設置板が設けられ、
    前記ベース体における前記設置板の上方に、前記電源コンセントから延びる電線を通すための第1の通線孔が設けられているとともに、前記ベース体における前記設置板の上方で、且つ、前記設置板と前記第1の通線孔との間に、前記情報機器に接続される通信線を通すための第2の通線孔が設けられており、
    さらに、前記第1の通線孔の前方に、前記電源コンセントを設置するためのコンセント設置部が設けられていることを特徴とする情報分電盤用箱体。
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