JP5997429B2 - 机 - Google Patents

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本願発明は、ケーブル類を机上に引き出すための配線空間が上下に開口した机に関するものである。
机の後端部に上下開口の配線空間を設けて、この配線空間からケーブル類を机上に引き出すことは広く行われている。配線空間を形成する手段としては、天板の後端部を部分的に切欠く場合と、天板の後ろに左右横長のパネルやビーム等のバック部材を配置し、天板とバック部材との間の空間を配線空間とする場合とがある。
いずれにしても、配線空間はカバーで覆われていることが普通であり、前者のように天板の後部を部分的に切欠くことで配線空間を形成した机のカバーの例が、特許文献1に記載されている。すなわちこの特許文献1では、カバーは天板の上面に重なり得るように板状になっており、カバーの前後位置を調節することで開口面積を調節できるようになっている。
特開2009−112695号公報
さて、一般に机上には多数本のケーブル類が引き出されるが、ケーブル同士が絡まることはよくあり、このため体裁が良くないことがあった。しかし、特許文献1のようにカバーの後ろに単に通線部が空いているに過ぎない構成では、多数本のケーブル類を机上で体裁良く処理することは期待できない。
また、特許文献1ではケーブル類を机上に引き出すための通線部はカバーの後ろに位置しており、カバーを前後スライドさせることで通線部の面積が調節されるが、特許文献1では、机上に載ったケーブル類を引っ張ると摩擦抵抗によってカバーが手前に引っ張られることがあり、その結果、カバーがずれ動いて通線部の開口面積が広がってしまうことが懸念される。
本願発明は、このような現状を改善すべく成されたものである。
前記目的を達成すべく本願発明者たちは、各請求項の発明を成した。このうち請求項1の発明は、天板の周縁部に、ケーブル類を机上に引出す配線空間として機能する切り開き部が形成されており、前記切り開き部、その一部を残してカバーで塞ぐことにより、前記切り開き部の内周の一部とカバーとの間に通線部が形成されており、前記通線部に、当該通線部を複数に分ける仕切り部を設けている、という基本構成になっている。
そして、請求項1の発明では、上記基本構成において、前記仕切り部には、前記切り開き部の内周の一部と略平行に延びる横向き張り出し部を設けており、前記切り開き部の内周の一部と前記横向き張り出し部との間を、細いケーブル類を保持する細幅部と成している。
請求項の発明は、請求項1と同じ基本構成において、
前記切り開き部の内周には、当該内周に重なる樹脂製のカバー受けが装着されており、前記カバー受けに、前記カバーが、前記仕切り部に対して遠近移動するようにスライド自在に取り付けられており、前記仕切り部は前記カバーの移動位置を規制するストッパーとしても機能している。
本願発明によると、ケーブルを机上に引き出すための通線部は仕切り部によって複数に仕切られているため、複数本のケーブルを捌いた状態で机上に引き出すことができる。このため、ケーブル同士が固まることを防止して、ケーブル類を体裁よく机上に這わせることができる。
机上に引き出すケーブルは電源線のような太いものから通信線のような細いものまでまちまちであるが、請求項の構成を採用すると、細いケーブルは通線部のうち細幅部を通して太いケーブルと分けることができるため、仕分け機能(捌き機能)を一層向上させることができる。
カバーをスライド式に構成すると、ケーブル類の量に応じて通線部の開口面積を変更できる利点があるが、請求項の構成を採用すると、仕切り部をカバーに対するストッパーとして機能させることができるため、それだけ構造を簡素化できる。また、通線部はカバーよりも内側(天板の中心の側)に位置しているため、ケーブルの引っ張りによってカバーがずれ動くようなことは皆無である。
実施形態に係る机の外観を示す図で、(A)は正面方向からの斜視図、(B)は分離斜視図である。 (A)は後ろから見た斜視図、(B)は後ろからの分離斜視図である。 (A)は机を内部から見た斜視図、(B)は側面図、(C)はケーブル受けを下方から見た斜視図である。 (A)は机の後部の斜視図、(B)は机の後部の分離斜視図である。 (A)は要部の平面図、(B)は要部の一部省略分離平面図である。 (A)は要部の分離斜視図、(B)は要部の斜視図である。 (A)は要部の分離斜視図、(B)は要部の斜視図である。 要部の分離斜視図である。 (A)(B)とも要部の分離斜視図である。 要部の一部破断分離斜視図である。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。以下の説明では、方向を特定するため「前後」「左右」の文言を使用するが、これは、机を普通の姿勢で使用する人の向きを基準にしている。従って、机の間口方向が左右方向であり、奥行き方向が前後方向である。前と後ろについては、使用者に近い側を前として、使用者から遠い背面の箇所を後ろとして使用している。
(1).机の概略
図1〜3に示すように、机は平面視四角形(長方形)の天板1とこれを左右両側部において支持する左右の脚2とを有する。天板1は木質系であるが、スチール製にすることも可能である。脚2は、棒状の前後脚支柱3,3′をその上端において水平状の上フレーム4で連結した門型になっており、上フレーム4に前後一対のスペーサ5をボルトで固定し、このスペーサ5に天板1をボルトで固定している。従って、天板1と上フレーム4との間にはケーブル類を挿通できる程度の間隔が空いている。
脚支柱3,3′及び上フレーム4は中空で概ね四角形になっており、両者に嵌入する側面視L形の連結ブラケット(図示せず)を介して一体に連結されている。また、左右脚2における後部脚支柱3の上部間にはビーム6が配置されており、ビーム6と左右の後部脚支柱3とがボルトで固定されている。なお、ビーム6の固定手段としては、後部脚支柱3の内側面に、ビーム6の端部に嵌入する連結用ブラケット突起(図示せず)を固定し、この連結用ブラケット突起にビーム6をボルトで固定している。
天板1の後端部のうち左右中間部には、後ろ向きに開口した平面視四角形の切り開き部7を形成しており、この切り開き部7を配線空間と成している。そして、切り開き部7にはこれを塞ぐカバー8を装着している。カバー8は着脱自在である。天板1の後部は、切り開き部7を形成したことで強度が弱くなるおそれがある。そこで、天板1のうち切り開き部7を挟んだ左右両側の部位は、ビーム6に取り付けた天板支持ブラケット9で下方から支持されている。
また、ビーム6の下部には、ケーブル受け10とその上方に位置したコネクタサポート11とが取り付けられている。ケーブル受け10は、ビーム6に左右スライド自在に取り付けられている。ビーム6に複数のケーブル受け10を装着することも可能である。
図3(A)に示すように、ビーム6は、後部脚支柱3の上端部でかつ略後半部に連結されている。そして、図4に明瞭に示すように、ビーム6は、手前に突出した上下の折り返し部12a,12bを有するチャンネル状の基板12を有しており、基板12の前面に側面視凸形の補強材13を溶接で固着している。基板12の上下折り返し部12a,12bは、それぞれ後ろ向きの内向き片12a′,12b′を有する。また、補強材13は前向き凸部13aを有しており、そこで、ビーム6の内部には、補強材13前向き凸部13aを挟んだ上下両側に、蟻溝形式の上係合溝6aと下係合溝6bとが形成されている。
天板支持ブラケット9は、ビーム6の上係合溝6aに嵌まる嵌合部9aと、天板1の下面にビスで固定される受け部9bと、これらを繋ぐ傾斜状のアーム部9cとを有している。受け部9bは平面視で半分が切り開き部7に露出しており、従って、平面視で略半分の部位が天板1に固定され、平面視で略半分の部位は後述するカバー受け19に下方から重なっている。
コネクタサポート11は板金製品であり(樹脂製でもよい)、左右天板支持ブラケット9のアーム部9cの間に配置されている。コネクタサポート11は、コンセント11cを固定できる本体部11aを有しており、本体部11aの上端に、ビーム6の上係合溝6aに嵌まる左右一対の係合片11bを一体に形成している。
コネクタサポート11の係合片11bは側面視下向き開口コの字形になっており、その先端が、ビーム6を構成する補強材13の凸部13aに設けたスリットに上から嵌まっている。コネクタサポート11の係合片11bに、天板支持ブラケット9における嵌合部9aのうちアーム部9cから内向きに張り出した部位が上から重なっている。ケーブル受け10は上向きに開口したトレー状の形態を成しており、その後端には、ビーム6の下係合溝6bに嵌まる嵌合部10aを設けている。
(2).カバー及びその取り付け構造
次に、カバー8及びその取り付け構造を図5〜図10に基づいて説明する。カバー8は樹脂製であり、例えば図7に示すように、内部に小物を収容できるように浅いトレー状(箱状)の形態になっている。すなわち、付加機能部として、小物を収納する凹部を備えている。
従って、カバー8は底板14と前壁15と後ろ壁16と左右のサイド壁17とを有しており、かつ、内部には、後ろ壁16に寄った状態で左右横長の中仕切り18を設けている。前壁15と後ろ壁16と左右のサイド壁17とで、周壁が構成されている。カバー8は、全体として天板1の厚さよりやや薄い上下寸法になっている。また、中仕切り18は各壁15,16,17よりも低い高さになっている。本実施形態のカバー8は前後の方向性はないので、左右横長の壁に前後の違いはないが、便宜的に、中仕切り18に近いものを後ろ壁16と呼んでいる。
天板1の切り開き部7には、カバー8を取り付けるためのカバー受け19が固定されている。カバー受け19は樹脂製であり、切り開き部7の内面に重なるように、板状の基部20と同じく板状の左右一対のサイド部21とを有する平面視コの字形に形成されている。基部20及びサイド部21の上端には、天板1の上面に重なるフランジ片22を一体に設けている。フランジ片22の外周縁の上面は、天板1に向けて傾斜している。なお、カバー8とカバー受け19とでカバー装置が構成されている。
図9に示すように、切り開き部7の内周面のうち内底面7aの左右中間部と内側面7bの後端部とに角形の凹溝32を形成している一方、カバー受け19の基部20とサイド部21とには、凹溝32に入り込む嵌合突起31を設けており、これら凹溝32と嵌合突起31とで位置決めをしていると共に、基部20とサイド部21とをビス25で切り開き部7に固定している。
カバー受け19の基部20は切り開き部7の内底面7aに直接に重なっているが、カバー受け19のサイド部21には外向きのスペーサ片26を設けており、スペーサ片26が切り開き部7の内側面7bに当接している。従って、カバー受け19のサイド部21と切り開き部7の内側面7bとの間には空間が空いている。このため、サイド部21には、切り開き部7の内側面7bに当接する凹陥部27を設けており、ビス25の頭は凹陥部27に入り込んでいる。
例えば図4(A)に示すように、切り開き部7の内底面7a(正確にはカバー受け19の基部20)とカバー8との間には、ケーブルCを机上に引き出すための通線部7cが開口している。そして、図9(B)に明瞭に示すように、カバー受け19の基部20のうち左右両端寄りの部位に左右一対の仕切り部28を後ろ向きに突設しており、このため通線部7cは左右3つのエリアに区分されている。これにより、ケーブル類Cを左右に捌いた状態で机上に引き出すことができる。なお、仕切り部28は、カバー8の前向き移動限度も規制している。
仕切り部28は横向き張り出し部28aを有する平面視L形に形成されており、このため、横向き張り出し部28aと基部20との間は、切り開き部7の内周方向に向かって開口した細幅部7c′になっている。この細幅部7c′には、通信線のような細いケーブルCを通すことができる。
図7に示すように、横向き張り出し部28aの前面には、左右外側に行くに従って前後幅が小さくなる平面視三角形のリブ29を形成している。このため、細いケーブルCを、切り開き部7の内周方向に移動させてリブ29と基部20との間に挟み込むことができる。なお、仕切り部28は左右の横向き張り出し部28aを有する平面視T形にすることも可能であり、この場合は、仕切り部28を挟んだ左右両側に細幅部7c′が開口する。
図9(B)に示すように、仕切り部28は下向きの垂下片28bを有していてポケット状に形成されており、垂下片28bで囲われた内側にビス25の頭が配置されている。すなわち、カバー受け19の基部20は、仕切り部28の箇所において天板1にビス25で固定されている。カバー受け19の内角部の下端には平面視三角形のコーナー30を設けている。カバー受け19における基部20のうち左右中間部と左右端部との3カ所、及び、サイド部21の先端部には、補助の位置決め突起31を突設している。他方、切り開き部7の内面には、位置決め突起31が嵌まる位置決め穴32を空けている。
カバー受け19におけるサイド部21の下端には、カバー8の左右側部が載る支持片35を内向きに突設している。支持片35はサイド部21の全長には延びておらず、サイド部21の前端と後端との間に配置されている。
カバー8は支持片35で支持された状態で前後2つの位置に変更自在であると共に、左右横長の軸心回りに跳ね上げ回動させることができる。また、既述のようにカバー受け19に対しては着脱自在である。
そして、カバー8をカバー受け19に前後位置変更自在及び跳ね上げ回動自在並びに着脱自在と成すための手段として、本実施形態では、図8や図9(B)や図10から容易に理解できるように、カバー8における左右サイド壁17の外面に前後一対の係合凹部36を設けている一方、カバー受け19のサイド部21には、前後一対ずつの係合凹部36に選択的に嵌まる係合凸部37を設けている。係合凹部36及び係合凸部37は球の一部を成すように曲面に形成されている。例えば図9(B)に示すように、カバー8における左右サイド壁17の外面には、横長の凹み(或いはリブ)を多段に形成している。
係合凸部37は、凹陥部27の前後両側に位置した片持ち梁状の舌状片38の先端に設けられている。すなわち、舌状片38はその付け根を除いてスリット39で囲われており、このため、樹脂の持つ弾性により、舌状片38は係合凸部37が左右動するように撓み変形し得る。既述のように、カバー受け19のサイド部21と切り開き部7の内側面7bとの間には空間が空いているが、この空間の存在により、舌状片38がカバー8から逃げる方向に大きく撓み変形することが許容されている。
係合凸部37をカバー8に設けて、係合凹部36をカバー受け19に設けることも可能である。また、係合凹部36と係合凸部37とは曲面構造にすることに限らず、例えば、係合凸部37をピン状に形成して係合凹部36を丸穴に形成することも可能である。
図8に示すように、手前に位置した一対の係合凹部36の前後間隔W1と後ろに位置した一対の係合凹部36の前後間隔W1とは同じ寸法に設定されており、また、前後対の係合凹部36の間隔寸法W2と前後係合凸部37の間隔寸法W2とも、同じ寸法になっている。また、嵌合凹部36はカバー8の上下中間高さ位置に設けられており、上下面からの寸法W3は、係合凸部37と支持片35との上下間隔寸法W3′と同じになっている。
更に、前後端に位置した係合凹部36とカバー8の前後端との間隔寸法W4は、後ろに位置した係合突部37とサイド部21の後端との間隔寸法W4′と同じ寸法であると共に、手前に位置した係合凸部37と仕切り部部28との間隔寸法W4″と同じ寸法になっている。また、図5(A)に示すように、支持片35の後端と後ろ側の係合凸部37との間隔寸法W5は、カバー8の全体の厚さ寸法の半分の寸法W3と略同じか僅かに大きい寸法に設定している。
(3).まとめ
以上の構成において、既述のとおり、舌状片38が撓み変形することで、カバー8の係合凹部36を係合凸部37は嵌脱させることができる。このため、カバー8は、舌状片38を撓み変形させることでカバー受け19に着脱自在である。この場合、W3とW3′とが同じ寸法であるため、カバー8は上下いずれに開口した姿勢であってもカバー受け19に取り付けることができる。
また、W2とW2′とが等しいため、カバー8は、ある程度の力をかけると前後にスライドさせて、係合凸部37を前後の係合凹部36のいずれかに選択して嵌合させることができる。これにより、カバー8と天板1(受け部材19の基部20)との間の通線部7cの間隔を2段階に広狭調節することができる。この場合、カバー8は左右の支持片35で支持されているため、雌雄係合部36,37の嵌合位置を変えることでカバー8の前後位置を変更する方式でありながら、カバー8を的確に前後動させることができる。
図5(A)に示すように、カバー受け19の後端面はビーム6の後端面よりも若干の寸法W6だけ手前にずれている。そこで、この寸法W6を前後係合凹部36の間隔寸法W1と略同じに設定することにより、カバー8を平面視でビーム6の後ろにはみ出ないように設定している。W1をW6よりも大きい寸法に設定することも可能であるが、机を背中合わせに配置することも多いので、互いの干渉を回避するには、W1はW6と等しいか僅かに小さい寸法に設定するのが好ましい。
係合凸部37と係合凹部36と軸受けとしても機能するので、カバー8は後ろに位置した左右係合凸部37を結ぶ線O(図5(B)及び図6参照)を中心にして跳ね上げ回動させることができる。ケーブルCを配線したり確認したりする場合は、カバー8を取り外すことも可能であるが、跳ね上げ回動させることにより、力を要せずに、ワンタッチ操作によって切り開き部7を大きく開口させることができる。
本実施形態のように、カバー受け19をビス25で天板1に締結するにおいて、仕切り部28の箇所においてビス25で締結したり、凹陥部27の箇所においてビス25で締結したりすると、ビス25の頭は凹部に隠れているため、仮にねじ込み作業においてビス25の頭に傷が付いてバリが出てもケーブルCが接触することはないため、安全性を向上できる。なお、本実施形態のカバー8は前後左右表裏の方向性はないため、任意の姿勢に配置できる。
(4).その他
本願発明は、上記の実施形態の他にも様々に具体化できる。例えば、配線空間は天板の左側部や右側部などに設けることも可能である。机(テーブル)も様々な形態のものがあるが、本願発明は各種の机に適用できる。図示した実施形態では仕切り部を左右2つ設けたが、仕切り部の数は1又は3つ以上の複数とすることも可能である。仕切り部をリブ状(フィン状)に形成してこれを適宜間隔で多数形成し、隣り合ったリブの間に1本のケーブルを配置するといったことも可能である。
また、上記の実施形態ではカバーの前後位置を2段階に変更していたが、段階調節式とする場合、3段階以上の複数段に変更することも可能である。もとより、カバーの前後位置は無段階に調節することも可能である。カバーを前後スライドするためのガイド手段や、カバーを跳ね上げ回動させるための軸支手段は様々の機構を採用できる。敢えて述べるまでもないが、本願発明はカバーがスライド式でないタイプにも適用できる。また、仕切り部をカバーの下方まで延ばすことも可能である。
本願発明は実際に机に具体化できる。従って、産業的に利用できる。
1 天板
2 支持体の一例としての脚
3 脚支柱
6 ビーム
7 切り開き部(配線空間)
7a 内底面
7b 内側面
7c 通線部
7c′細幅部
8 カバー
19 受け部材(エッジ部材)
20 基部
21 サイド部
28 仕切り部
28a 横向き張り出し部
35 支持片
36 係合凹部
37 係合凸部

Claims (2)

  1. 天板の周縁部に、ケーブル類を机上に引出す配線空間として機能する切り開き部が形成されており、前記切り開き部、その一部を残してカバーで塞ぐことにより、前記切り開き部の内周の一部とカバーとの間に通線部が形成されており、前記通線部に、当該通線部を複数に分ける仕切り部を設けている構成であって、
    前記仕切り部には、前記切り開き部の内周の一部と略平行に延びる横向き張り出し部を設けており、前記切り開き部の内周の一部と前記横向き張り出し部との間を、細いケーブル類を保持する細幅部と成している、
    机。
  2. 天板の周縁部に、ケーブル類を机上に引出す配線空間として機能する切り開き部が形成されており、前記切り開き部を、その一部を残してカバーで塞ぐことにより、前記切り開き部の内周の一部とカバーとの間に通線部が形成されており、前記通線部に、当該通線部を複数に分ける仕切り部を設けている構成であって、
    前記切り開き部の内周には、当該内周に重なる樹脂製のカバー受けが装着されており、前記カバー受けに、前記カバーが、前記仕切り部に対して遠近移動するようにスライド自在に取り付けられており、前記仕切り部は前記カバーの移動位置を規制するストッパーとしても機能している、
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