JP7033444B2 - 半導体装置の製造方法 - Google Patents

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本発明は、SDBG(Stealth Dicing Before Grinding)プロセスによる半導体装置の製造方法に関する。
従来、半導体ウエハ(以下、単に「ウエハ」ともいう)を個片化して半導体チップ(以下、単に「チップ」ともいう)を形成する工程において、ウエハを研削する前に当該ウエハに改質層を形成しておき、回路面の反対面側から当該改質層に向けてウエハを研削することで、当該ウエハを個片化して半導体チップを形成する所謂SDBG(Stealth Dicing Before Grinding)プロセス(以下、単に「SDBGプロセス」ともいう)による半導体装置の製造方法が知られている(例えば、特許文献1の第2の実施形態参照)。
特開2017-130598号公報 特開2015-038948号公報 特開2015-198118号公報 特開2017-041562号公報
しかしながら、特許文献1に記載されたような従来のSDBGプロセスでは、ウエハ分割工程(研削工程、チップ形成工程)において、研削ホイール23の研削負荷により、改質層19(改質層)を起点として亀裂を形成し、当該亀裂によってウエハW(半導体ウエハ)を個片化してチップC(半導体チップ)を形成するため、チップ形成工程の後の半導体チップは、相互に接触した状態となっており、この接触によって外縁部が細かく欠ける所謂チッピング現象を起こしやすい。
そこで、発明者は、鋭意検討の結果、従来のSDBGプロセスにおいて、エキスパンドテープ70(第2接着シート)に貼付された保護テープ17(第1接着シート)付きの半導体チップから、当該第1接着シートを剥離して当該半導体チップの転写(以下、単に「転写」ともいう)を行うと、半導体チップは、単に相互に接触しているだけではなく、第2接着シート上で相互に押し合いを起こし、その結果、チッピング現象を助長するSDBGプロセス特有の不都合が発生することをつきとめた。このような働きは、半導体ウエハを研削後、当該半導体ウエハに振動等の外力を付与して半導体チップを形成するSDBGプロセスの場合も同様に起り得る。
このチッピング現象を助長する働きを図3を用いて説明すると、従来のSDBGプロセスにおけるテープ貼付工程(第2シート貼付工程)では、図3(A)に示すように、第2接着シートAS2は、貼付後に弛まないように所定の張力F1が付与されつつ、半導体チップCPとリングフレームRFとの両方に、同時に貼付される。その結果、第2接着シートAS2は、縮もうとしながら半導体チップCPとリングフレームRFとに貼付されるが、半導体チップCPには複数個に跨って第1接着シートAS1が貼付されているため、この縮もうとする力は、当該第1接着シートASの抗力によって封じられ、図3(B)に示すように、内部応力F2となって第2接着シートAS2に残留した状態となる。このような状態で、半導体チップCPから第1接着シートAS1を剥離すると、当該第1接着シートASによって封じられていた第2接着シートAS2の内部応力F2が解放され、図3(C)に示すように、第2接着シートAS2上で半導体チップCPが相互に押し合いを起こし、当該押し合いによってチッピング現象CGを助長するようになるからである。
ここで、例えば、特許文献2に記載されているようなブレードを用いて溝を形成する通常のダイシングプロセスや、所謂DBG(Dicing Before Grinding)プロセス(以下、単に「DBGプロセス」ともいう)等では、転写を行っても、半導体チップの相互間隔(カーフ幅)が30~40μm程度あるため、上述のSDBGプロセス特有の不都合を発生することはなかった。
また、例えば、特許文献3に記載されているような半導体ウエハを研削した後に改質層を形成し、当該半導体ウエハに張力を付与して半導体チップを形成する所謂ステルスダイシングプロセスでは、改質層を形成した後に当該改質層間隔を広げて半導体チップを形成するため、これもまた上述のSDBGプロセス特有の不都合を発生することはなかった。
なお、例えば、特許文献4には、ウエハWF(半導体チップ)に接着シートAS(第2接着シート)を貼付する工程の前段において、当該第2接着シートの外縁にリングフレームRF(支持部材)を貼付する工程を実施する方法が開示されているが、上述のSDBGプロセス特有の不都合を解消する方法を提示したものではない。
本発明の目的は、転写が行われた際、半導体チップが相互に押し合いを起こしてチッピング現象を助長するSDBGプロセス特有の不都合を極力低減することができる半導体装置の製造方法を提供することにある。
本発明は、請求項に記載した構成を採用した。
本発明によれば、第2シート貼付工程の前段において支持部材取付工程を実施するので、第2接着シートに所定の張力を付与しながら当該第2接着シートに支持部材を取り付けても、当該第2接着シートは、支持部材に貼付された後に張力が分散され、張力の均衡状態となる。従って、第2シート貼付工程および第1シート剥離工程を経て転写が行われても、第2接着シートによる内部応力の解放が行われることはなくなり、転写が行われた際、半導体チップが相互に押し合いを起こしてチッピング現象を助長するSDBGプロセス特有の不都合を極力低減することができる。
さらに、研削工程にてチップ形成工程をも実施すれば、半導体装置の製造工程を簡略化することができる。
また、間隔拡張工程を実施すれば、万が一、チップ形成工程で隣接する半導体チップと繋がったままの半導体チップがあった場合にでも、それらを引き離すことができる。
さらに、張力付与工程を実施すれば、支持部材取付工程で支持部材に取り付けた第2接着シートの張力が不足していても、当該第2接着シートの張力を上昇させ、所定の張力の第2接着シートを半導体チップに貼付することができる。
また、張力緩和工程を実施すれば、支持部材取付工程で支持部材に取り付けた第2接着シートの張力が過剰であったとしても、当該第2接着シートの張力を低下させ、所定の張力の第2接着シートを半導体チップに貼付することができる。
本発明の実施形態に係る半導体装置の製造方法の説明図。 従来の転写法と本発明の転写法の説明図。 従来例の説明図。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。また、図1~図3は、各図の(A)に記載した方向と同じ方向から観た図なので、各図の(A)以外における方向を示す矢印は省略する。
本発明の半導体装置の製造方法は、ウエハWFの一方の面に第1接着シートAS1を貼付する第1シート貼付工程PC1と、外力の付与により、ウエハWFが個片化する起点となる改質層MLを当該ウエハWFに形成する改質層形成工程PC2と、ウエハWFの他方の面側から当該ウエハWFを研削する研削工程PC3と、ウエハWFに外力を付与し、当該ウエハWFを個片化してチップCPを形成するチップ形成工程PC4と、第2接着シートAS2におけるチップCPが貼付される貼付予定領域の外側に、当該第2接着シートAS2を介してチップCPを支持する支持部材としてのリングフレームRFを取り付ける支持部材取付工程PC5と、チップCPの他方の面に第2接着シートAS2を貼付する第2シート貼付工程PC6と、第2接着シートAS2に貼付されたチップCPから第1接着シートAS1を剥離する第1シート剥離工程PC7と、第2接着シートAS2に張力を付与し、チップCPの相互間隔を広げる間隔拡張工程PC8とを実施する。
第1シート貼付工程PC1は、図1(A)に示すように、第1基材BS1の一方の面に第1接着剤層AL1が積層された第1接着シートAS1を、押圧手段としての押圧ローラ11でウエハWFの一方の面に押圧して貼付する。第1接着シートAS1は、押圧ローラ11とウエハWFとの一方の移動を規制した状態で他方を移動させたり、それら両方を移動させたりしてウエハWFに貼付される。ウエハWFは、一方の面に所定の回路が形成されている。
改質層形成工程PC2は、図1(B)に示すように、改質層形成手段としてのレーザ照射機21でウエハWFの内部に複数の改質層MLを形成する。改質層MLは、レーザ照射機21とウエハWFとの一方の移動を規制した状態で他方を移動させたり、それら両方を移動させたりして、図1(B)の状態で、X軸およびY軸にそれぞれ平行となる格子状に形成される(X軸に平行な改質層MLは不図示)。
研削工程PC3は、図1(C)に示すように、グラインダや切断部材等の研削手段31でウエハWFの他方の面側から研削することで、当該ウエハWFの厚みを低減する。ウエハWFの研削は、ウエハWFと研削手段31との一方の移動を規制した状態で他方を移動させたり、それら両方を移動させたり、それら両方の移動を規制した状態で行われる。
チップ形成工程PC4は、図1(C)に示すように、研削工程PC3におけるウエハWFを研削する力を外力とし、当該研削工程PC3にて実施されるようになっている。すなわち、研削手段31でウエハWFの他方の面側から改質層MLに向けて当該半導体ウエハを研削しつつ、当該研削手段31の負荷を外力とし、改質層MLを起点としてウエハWFに亀裂CCを形成し、当該亀裂CCによってウエハWFを個片化してチップCPを形成する。
支持部材取付工程PC5は、図1(D)に示すように、第2基材BS2の一方の面に第2接着剤層AL2が積層された第2接着シートAS2を、押圧手段としての押圧ローラ51でリングフレームRFの一方の面に押圧して貼付する。第2接着シートAS2は、押圧ローラ51とリングフレームRFとの一方の移動を規制した状態で他方を移動させたり、それら両方を移動させたりしてリングフレームRFに貼付される。このとき、第2接着シートAS2は、張力が付与されながらリングフレームRFに貼付されてもよいし、張力が付与されることなくリングフレームRFに貼付されてもよく、第2接着シートに張力が付与されながらリングフレームRFに貼付されたとしても、当該第2接着シートAS2は、リングフレームRFに貼付された後に張力が分散され、張力の均衡状態となる。
なお、支持部材取付工程PC5は、第2シート貼付工程PC6の前段であればどの段階で実施してもよく、例えば、第1シート貼付工程PC1の前段で実施してもよいし、第1シート貼付工程PC1と改質層形成工程PC2との間で実施してもよいし、改質層形成工程PC2と研削工程PC3との間で実施してもよいし、研削工程PC3とチップ形成工程PC4との間で実施してもよいし、第1シート貼付工程PC1と同時期に実施してもよいし、改質層形成工程PC2と同時期に実施してもよいし、研削工程PC3と同時期に実施してもよいし、チップ形成工程PC4と同時期に実施してもよい。
第2シート貼付工程PC6は、図1(E)に示すように、リングフレームRFが貼付された第2接着シートAS2を、保持手段としての第1保持部材61で保持し、第1接着シートAS1上で複数のチップCPとされたウエハWFを、保持手段としての第2保持部材62で保持し、第1保持部材61および第2保持部材62を接近させて、研削が行われたチップCPの他方の面に第2接着シートAS2を押圧して貼付する。第2接着シートAS2は、押圧部材61と各チップCPとの一方の移動を規制した状態で他方を移動させたり、それら両方を移動させたりして各チップCPに貼付される。
第1シート剥離工程PC7は、図1(F)に示すように、各チップCPに貼付された第1接着シートAS1に、保持手段としての剥離用シートPTを剥離手段としての剥離ローラ71で貼付しつつ、当該剥離用シートPTを回収することで、各チップCPから第1接着シートAS1を剥離する。第1接着シートAS1は、剥離用シートPTと各チップCPとの一方の移動を規制した状態で他方を移動させたり、それら両方を移動させたりして各チップCPから剥離される。このとき、第2接着シートAS2は、リングフレームRFに貼付された後に張力が分散され、張力の均衡状態となっているので、チップCPが相互に押し合いを起こすことはない。
間隔拡張工程PC8は、図1(G)に示すように、第2接着シートAS2に当接する当接手段81と、リングフレームRFを保持する保持手段としてのフレーム保持部材82とを相対移動させ、第2接着シートAS2に張力を付与することによってチップCPの相互間隔を広げる。第2接着シートAS2は、当接手段81とフレーム保持部材82との一方の移動を規制した状態で他方を移動させたり、それら両方を移動させたりして張力が付与される。
以上のような実施形態によれば、第2シート貼付工程PC6の前段において支持部材取付工程PC5を実施するので、第2接着シートAS2に所定の張力を付与しながら当該第2接着シートAS2にリングフレームRFを取り付けても、当該第2接着シートAS2は、リングフレームRFに貼付された後に張力が分散され、張力の均衡状態となっている。従って、第2シート貼付工程PC6および第1シート剥離工程PC7を経て転写が行われても、第2接着シートAS2による内部応力の解放が行われることはなくなり、転写が行われた際、チップCPが相互に押し合いを起こしてチッピング現象を助長するSDBGプロセス特有の不都合を極力低減することができる。
ここで、第1接着シートAS1に貼付された各チップCPとリングフレームRFとの両方に、同時に第2接着シートAS2を貼付し、各チップCPから第1接着シートAS1を剥離して転写した従来の転写法(以下、単に「従来転写法」ともいう)と、上記実施形態のように、先にリングフレームRFに貼付した第2接着シートAS2を各チップCPに貼付し、各チップCPから第1接着シートAS1を剥離して転写した本発明の転写法(以下、単に「本発明転写法」ともいう)とで、第2接着シートAS2に転写された各チップCPがどれだけ移動するかの検証を行った。
先ず、SDBGプロセスでは、第2接着シートAS2に転写した際、各チップCPは相互に接触した状態なので、各チップCPの移動量を計測できないため、図2(A-1)、(B-1)に示すように、全く同じDBGプロセスによって、第1接着シートAS1上に複数のチップCPが形成された検査対象物EX1、EX2を用意した。なお、図2各図には簡略化した検査対象物EX1、EX2を示したが、実際には、直径が300mmのウエハWFに対し、表面側から幅が30μmのブレードで裏面側にまで達することのない溝GVを、左右10mm間隔、前後10mm間隔で形成し、当該ウエハWFの裏面側から溝GVに達するまで研削を行い、理論上のチップ間隔が30μmで、厚みが30μmの複数のチップCPを形成した。
次いで、検査対象物EX1に対しては、従来転写法を適用し、図2(A-2)、(A-3)に示すように、支持部材取付工程PC5と同等の要領で、押圧ローラ51でチップCPとリングフレームRFとの両方に、同時に第2接着シートAS2を貼付した後、第1シート剥離工程PC7を経て、第2接着シートAS2上に複数のチップCPが転写されたサンプルSP1を作成した。
一方、検査対象物EX2に対しては、本発明転写法を適用し、図2(B-2)、(B-3)に示すように、支持部材取付工程PC5、第2シート貼付工程PC6および第1シート剥離工程PC7を経て、第2接着シートAS2上に複数のチップCPが転写されたサンプルSP2を作成した。
なお、従来転写法において、チップCPとリングフレームRFとの両方に、同時に第2接着シートAS2を貼付した際、当該第2接着シートAS2に付与した張力と、本発明転写法において、リングフレームRFに第2接着シートAS2を貼付した際、当該第2接着シートAS2に付与した張力とは、同じ張力となっている。
そして、サンプルSP1、SP2において、第2接着シートAS2上のチップ間隔の平均値を算出した結果、サンプルSP1におけるチップ間隔の平均は、26.76μm(標準偏差 3.20)となり、サンプルSP2におけるチップ間隔の平均は、28.25μm(標準偏差 1.60)となった。つまり、理論上のチップ間隔が30μmであるのに対し、サンプルSP1は、平均で3.24μm、サンプルSP2は、平均で1.75μm移動したことになる。従って、サンプルSP2は、サンプルSP1に比べて平均で1.49μmすなわち46.0%移動量が減少したこととなる。また、上記標準偏差の値から、散らばり度合いも半減したこととなる。この各チップCP移動量の減少は、そのまま各チップCPが相互に押し合う力の減少として捉えることはできないが、移動量が減少しているからには、相互に押し合う力も確実に減少方向にあと捉えることができる。従って、本発明転写法は、転写が行われた際、チップCPが相互に押し合いを起こしてチッピング現象を助長するSDBGプロセス特有の不都合を、従来転写法に比べて低減したこととなる。
なお、本発明における手段および工程は、それら手段および工程について説明した動作、機能または工程を果たすことができる限りなんら限定されることはなく、まして、前記実施形態で示した単なる一実施形態の構成物や工程に全く限定されることはない。例えば、第1シート貼付工程は、半導体ウエハの一方の面に第1接着シートを貼付する工程であれば、出願当初の技術常識に照らし合わせ、その技術範囲内のものであればなんら限定されることはない(その他の手段および工程も同じ)。
本発明の半導体装置の製造方法は、図1(H)に示すように、支持部材取付工程PC5の後段であって、第2シート貼付工程PC6の前段において、リングフレームRFに取り付けられた第2接着シートAS2に張力を付与する張力付与工程PC9を実施してもよい。
このような張力付与工程PC9は、第2接着シートAS2として、所定の第1エネルギーとしての紫外線が付与されることで収縮するものを採用し、第1エネルギー付与手段としての発光源91で紫外線を発光し、リングフレームRFに貼付された第2接着シートAS2に当該紫外線を付与する。紫外線は、発光源91とリングフレームRFに貼付された第2接着シートAS2との一方の移動を規制した状態で他方を移動させたり、それら両方を移動させたり、それら両方の移動を規制した状態で第2接着シートAS2に付与される。
本発明の半導体装置の製造方法は、図1(I)に示すように、支持部材取付工程PC5の後段であって、第2シート貼付工程PC6の前段において、リングフレームRFに取り付けられた第2接着シートAS2の張力を緩和させる張力緩和工程PC10を実施してもよい。
このような張力緩和工程PC10は、第2接着シートAS2として、所定の第2エネルギーとしての赤外線が付与されることで伸びるものを採用し、第2エネルギー付与手段としての発光源101で赤外線を発光し、リングフレームRFに貼付された第2接着シートAS2に当該赤外線を付与する。赤外線は、発光源101とリングフレームRFに貼付された第2接着シートAS2との一方の移動を規制した状態で他方を移動させたり、それら両方を移動させたり、それら両方の移動を規制した状態で第2接着シートAS2に付与される。
なお、張力緩和工程PC10は、支持部材取付工程PC5と張力付与工程PC9との間で実施してもよいし、張力付与工程PC9と第2シート貼付工程PC6との間で実施してもよいし、張力付与工程PC9と交互に繰り返して実施し、第2接着シートAS2に付与する張力が所定の張力となるようにしてもよい。
第1シート貼付工程PC1は、駆動機器であって押圧手段としての直動モータの出力軸に支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の減圧手段によって吸着保持が可能な保持部材で第1接着シートAS1を保持し、当該保持部材で保持した第1接着シートAS1をウエハWFに押圧して貼付してもよい。
改質層形成工程PC2は、ウエハWFの一方の面側から改質層MLを形成してもよいし、ウエハWFの他方の面側から改質層MLを形成してもよいし、X軸と平行な1本の改質層MLを形成してもよいし、Y軸と平行な1本の改質層MLを形成してもよいし、X軸と平行でない1本または複数の改質層MLを形成してもよいし、Y軸と平行でない1本または複数の改質層MLを形成してもよいし、相互に不等間隔の改質層MLを形成してもよいし、相互に平行または平行でない改質層MLを形成してもよいし、相互に交差しない複数の改質層MLを形成してもよいし、相互に直交または斜交する複数の改質層MLを形成してもよいし、曲線状または折線状の1本または複数の改質層MLを形成してもよく、そのような改質層MLによって形成されるチップCPの形状は、円形、楕円形、三角形または四角形以上の多角形等、どのような形状でもよい。
改質層形成手段は、レーザ光、電磁波、振動、熱、薬品、化学物質等の付与によって、ウエハWFの特性、特質、性質、材質、組成、構成、寸法等を変更することで、ウエハWFを脆弱化、粉砕化、液化または空洞化し、ウエハWFに直接的または間接的に外力を付与することで、当該ウエハが個片化する起点となればどのような改質層MLを形成してもよい。
研削工程PC3は、レーザ光、薬品、化学物質等の付与によって、ウエハWFの厚みを低減してもよい。
チップ形成工程PC4は、研削工程PC3にて実施することなく独立して行ってもよく、例えば、バイブレータや偏心モータ等の振動手段によってウエハWFに外力を付与したり、第1接着シートAS1に張力を付与したり、ウエハWFを湾曲させたりして、改質層MLを起点として亀裂CCを形成し、当該亀裂CCによってウエハWFを個片化してチップCPを形成してもよく、ウエハWFに付与する外力は、押圧力、張力、圧力、曲げ力、振動等どんな力でもよい。
支持部材取付工程PC5は、駆動機器であって押圧手段としての直動モータの出力軸に支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の減圧手段によって吸着保持が可能な保持部材で第2接着シートAS2を保持し、当該保持部材で保持した第2接着シートAS2をリングフレームRFに押圧して貼付してもよい。
第2シート貼付工程PC6は、押圧手段としての押圧ローラで第2接着シートAS2を押圧し、チップCPの他方の面に当該第2接着シートAS2を押圧して貼付してもよいし、チップCPと第2接着シートAS2との間に空気が介在しないように、真空を含む減圧雰囲気でチップCPの他方の面に第2接着シートAS2を貼付してもよい。
第1シート剥離工程PC7は、保持手段として、帯状または枚葉の剥離用シートPTを採用してもよいし、駆動機器としての直動モータの出力軸に支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の減圧手段によって吸着保持が可能な保持部材で第1接着シートAS1を保持し、当該保持部材で保持した第1接着シートAS1を各チップCPから離間させて分離する構成等どのような構成でもよいし、エネルギー線としての紫外線で接着力が低下する第1接着シートAS1を採用し、当該第1接着シートAS1に紫外線を照射する紫外線照手段で紫外線を照射してから各チップCPから第1接着シートAS1を剥離してもよく、このようなエネルギー線としては、赤外線、可視光線、音波、X線またはガンマ線等の電磁波でもよい。
間隔拡張工程PC8は、本発明の半導体装置の製造方法において実施しなくてもよい。
張力付与工程PC9は、発光源91で第2接着シートAS2に部分的に紫外線を付与し、当該発光源91と第2接着シートAS2とを相対移動させて当該第2接着シートAS2全体に紫外線を付与してもよいし、第2接着シートAS2全体に一括で紫外線を付与してもよいし、第2接着シートAS2に紫外線を照射する時間は、当該第2接着シートAS2の特性、特質、性質、材質、組成および構成等を考慮して任意に決定することができるし、所定の第1エネルギーとして、紫外線以外に、赤外線、可視光線、音波、X線またはガンマ線等の電磁波や、熱湯や熱風等の熱を付与するものでもよく、第2接着シートAS2の特性、特質、性質、材質、組成および構成等を考慮して任意に決定することができるし、第1エネルギーを第2接着シートAS2に集中して付与する集光板や収集板等の集中手段を採用してもよいし、発光源91としてLED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)ランプ、高圧水銀ランプ、低圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ、ハロゲンランプ等何を採用してもよいし、それらを適宜に組み合わせたものを採用してもよいし、本発明の半導体装置の製造方法において実施しなくてもよい。
張力緩和工程PC10は、発光源101で第2接着シートAS2に部分的に赤外線を付与し、当該発光源101と第2接着シートAS2とを相対移動させて当該第2接着シートAS2全体に赤外線を付与してもよいし、第2接着シートAS2全体に一括で赤外線を付与してもよいし、第2接着シートAS2に赤外線を照射する時間は、当該第2接着シートAS2の特性、特質、性質、材質、組成および構成等を考慮して任意に決定することができるし、所定の第2エネルギーとして、赤外線以外に、紫外線、可視光線、音波、X線またはガンマ線等の電磁波や、熱湯や熱風等の熱を付与するものでもよく、第2接着シートAS2の特性、特質、性質、材質、組成および構成等を考慮して任意に決定することができるし、第2エネルギーを第2接着シートAS2に集中して付与する集光板や収集板等の集中手段を採用してもよいし、発光源101としてLED(Light Emitting Diode、発光ダイオード)ランプ、高圧水銀ランプ、低圧水銀ランプ、メタルハライドランプ、キセノンランプ、ハロゲンランプ等何を採用してもよいし、それらを適宜に組み合わせたものを採用してもよいし、本発明の半導体装置の製造方法において実施しなくてもよい。
ウエハWFは、一方の面に所定の回路が形成されていなくてもよい。
支持部材は、環状または環状でないものが採用されてもよいし、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよい。
本発明における第1、第2接着シートAS1、AS2およびウエハWFの材質、種別、形状等は、特に限定されることはない。例えば、第1、第2接着シートAS1、AS2およびウエハWFは、円形、楕円形、三角形や四角形等の多角形、その他の形状であってもよいし、感圧接着性、感熱接着性等の接着形態のものであってもよく、感熱接着性の第1、第2接着シートAS1、AS2が採用された場合は、当該第1、第2接着シートAS1、AS2を加熱する適宜なコイルヒータやヒートパイプの加熱側等の加熱手段を設けるといった適宜な方法で接着されればよい。また、このような第1、第2接着シートAS1、AS2は、例えば、接着剤層だけの単層のもの、基材と接着剤層との間に中間層を有するもの、基材の上面にカバー層を有する等3層以上のもの、更には、基材を接着剤層から剥離することのできる所謂両面接着シートのようなものであってもよく、両面接着シートは、単層又は複層の中間層を有するものや、中間層のない単層又は複層のものであってよい。また、半導体ウエハとしては、例えば、シリコン半導体ウエハや化合物半導体ウエハ等であってもよい。なお、第1、第2接着シートAS1、AS2は、機能的、用途的な読み方に換え、例えば、情報記載用ラベル、装飾用ラベル、保護シート、ダイシングテープ、ダイアタッチフィルム、ダイボンディングテープ、記録層形成樹脂シート等の任意のシート、フィルム、テープ等でもよい。
前記実施形態における駆動機器は、回動モータ、直動モータ、リニアモータ、単軸ロボット、2軸または3軸以上の関節を備えた多関節ロボット等の電動機器、エアシリンダ、油圧シリンダ、ロッドレスシリンダ及びロータリシリンダ等のアクチュエータ等を採用することができる上、それらを直接的又は間接的に組み合せたものを採用することもできる。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材を支持または保持するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよい。
AS1…第1接着シート
AS2…第2接着シート
CP…半導体チップ
ML…改質層
PC1…第1シート貼付工程
PC2…改質層形成工程
PC3…研削工程
PC4…チップ形成工程
PC5…支持部材取付工程
PC6…第2シート貼付工程
PC7…第1シート剥離工程
PC8…間隔拡張工程
PC9…張力付与工程
PC10…張力緩和工程
RF…リングフレーム(支持部材)
WF…半導体ウエハ

Claims (4)

  1. 半導体ウエハの一方の面に第1接着シートを貼付する第1シート貼付工程と、
    外力の付与により、前記半導体ウエハが個片化する起点となる改質層を当該半導体ウエハに形成する改質層形成工程と、
    前記半導体ウエハの他方の面側から当該半導体ウエハを研削する研削工程と、
    前記半導体ウエハに外力を付与し、当該半導体ウエハを個片化して半導体チップを形成するチップ形成工程と、
    前記半導体チップの他方の面に第2接着シートを貼付する第2シート貼付工程と、
    前記第2接着シートに貼付された前記半導体チップから前記第1接着シートを剥離する第1シート剥離工程とを有し、
    前記第2シート貼付工程の前段において、前記第2接着シートにおける前記半導体チップが貼付される貼付予定領域の外側に、当該第2接着シートを介して前記半導体チップを支持する支持部材を取り付ける支持部材取付工程を実施し、
    前記支持部材取付工程の後段であって、前記第2シート貼付工程の前段において、前記支持部材に取り付けられた前記第2接着シートに張力を付与する張力付与工程を実施することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 半導体ウエハの一方の面に第1接着シートを貼付する第1シート貼付工程と、
    外力の付与により、前記半導体ウエハが個片化する起点となる改質層を当該半導体ウエハに形成する改質層形成工程と、
    前記半導体ウエハの他方の面側から当該半導体ウエハを研削する研削工程と、
    前記半導体ウエハに外力を付与し、当該半導体ウエハを個片化して半導体チップを形成するチップ形成工程と、
    前記半導体チップの他方の面に第2接着シートを貼付する第2シート貼付工程と、
    前記第2接着シートに貼付された前記半導体チップから前記第1接着シートを剥離する第1シート剥離工程とを有し、
    前記第2シート貼付工程の前段において、前記第2接着シートにおける前記半導体チップが貼付される貼付予定領域の外側に、当該第2接着シートを介して前記半導体チップを支持する支持部材を取り付ける支持部材取付工程を実施し、
    前記支持部材取付工程の後段であって、前記第2シート貼付工程の前段において、前記支持部材に取り付けられた前記第2接着シートの張力を緩和させる張力緩和工程を実施することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 前記チップ形成工程は、前記研削工程における前記半導体ウエハを研削する力を外力とし、当該研削工程にて実施されることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 前記第1シート剥離工程の後段において、前記第2接着シートに張力を付与し、前記半導体チップの相互間隔を広げる間隔拡張工程を実施することを特徴とする請求項1から請求項3のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
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