JP7093630B2 - 離間装置および離間方法 - Google Patents
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Description
また、所定のエネルギーが付与されることで硬化可能な拡張シートを採用し、当該拡張シートに所定のエネルギーを付与する構成とすれば、片状体の相互間隔がより狭くならないようにすることができる。
なお、本実施形態におけるX軸、Y軸、Z軸は、それぞれが直交する関係にあり、X軸およびY軸は、所定平面内の軸とし、Z軸は、前記所定平面に直交する軸とする。さらに、本実施形態では、Y軸と平行な図1中手前方向から観た場合を基準とし、図を指定することなく方向を示した場合、「上」がZ軸の矢印方向で「下」がその逆方向、「左」がX軸の矢印方向で「右」がその逆方向、「前」がY軸と平行な図1中手前方向で「後」がその逆方向とする。
拡張シート保持部材72は、リニアモータ71のスライダ71Aに支持された下保持部材72Aと、下保持部材72Aに支持された回動モータ72Bと、その出力軸72Cに支持された上保持部材72Dとを備えている。
先ず、各部材が図1中実線で示す初期位置で待機している離間装置10に対し、当該離間装置10の使用者(以下、単に「使用者」という)が操作パネルやパーソナルコンピュータ等の図示しない操作手段を介して自動運転開始の信号を入力する。すると、拡張シート貼付手段50が回動モータ55Aを駆動し、原反RSを繰り出して先頭の拡張シートESが剥離板53の剥離縁53Aで剥離シートRLから所定長さ剥離されると、回動モータ55Aの駆動を停止し、スタンバイ状態となる。次いで、作業者または駆動機器やコンベア等の図示しない搬送手段が、図1中実線で示すように、間隔維持部材DMを間隔維持部材保持テーブル92上に載置すると、間隔維持部材取付手段90が図示しない減圧手段を駆動し、支持面92Aでの間隔維持部材DMの吸着保持を開始する。その後、作業者または図示しない搬送手段が、図1中実線で示すように、一体物WKを外側テーブル22および内側テーブル24上に載置すると、一体物支持手段20が図示しない減圧手段を駆動し、支持面22A、24Aでの接着シートASの吸着保持を開始する。
拡張シート貼付手段50は、天地反転して配置したり横置きに配置したりして、被着体の下面や側面等に拡張シートESを貼付するように構成してもよいし、押圧ローラ54の代わりに、駆動機器であって押圧手段としての直動モータの出力軸に支持され、減圧ポンプや真空エジェクタ等の図示しない減圧手段によって吸着保持が可能な保持部材で拡張シートESを保持し、当該保持部材で保持した拡張シートESを被着体に押圧して貼付する構成でもよいし、押圧ローラ54を被着体に離間接近させる押圧部材接離手段としての駆動機器を備え、被着体にストレスがかかったり損傷したりすることを防止するようにしてもよく、このような押圧部材接離手段としては、駆動機器以外に手動で押圧ローラ54を移動させるものでもよい。
間隔維持部材DMは、硝子板GPの代わりに、例えば、金属、樹脂、木材、陶器等どのような部材を採用してもよいし、両面接着シートBAの代わりに、接着剤、濡れ性、磁着、吸着、ベルヌーイ吸着等でチップCPの一方の面に取り付けるようにしてもよいし、それ自体を接着シートで構成してもよく、拡張シートESが拡張される前の状態に戻ろうとする力に打ち勝つ剛性を備えたものであれば何でもよいし、形状もどのような形状でもよい。
フレーム部材は、閉ループ状でもよいし、閉ループ状でなくてもよく、どのような形状でもよいし、接着シートASに取り付けられていなくてもよい。
拡張シートESは、所定のエネルギーとして、紫外線以外に、赤外線、可視光線、音波、X線またはガンマ線等の電磁波や、熱湯や熱風等の熱が付与されることで硬化するものが採用されてもよいし、硬化しないものが採用されてもよい。
前記実施形態において、ローラ等の回転部材が採用されている場合、当該回転部材を回転駆動させる駆動機器を備えてもよいし、回転部材の表面や回転部材自体をゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、回転部材の表面や回転部材自体を変形しない部材で構成してもよいし、押圧ローラや押圧ヘッド等の押圧手段や押圧部材といった被押圧物を押圧するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、ローラ、丸棒、ブレード材、ゴム、樹脂、スポンジ等の部材を採用したり、大気やガス等の気体の吹き付けにより押圧する構成を採用したりしてもよいし、押圧するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、剥離板や剥離ローラ等の剥離手段や剥離部材といった被剥離物を剥離するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、板状部材、丸棒、ローラ等の部材を採用してもよいし、剥離するものをゴムや樹脂等の変形可能な部材で構成してもよいし、変形しない部材で構成してもよいし、支持(保持)手段や支持(保持)部材等の被支持部材を支持または保持するものが採用されている場合、メカチャックやチャックシリンダ等の把持手段、クーロン力、接着剤(接着シート、接着テープ)、粘着剤(粘着シート、粘着テープ)、磁力、ベルヌーイ吸着、吸引吸着、駆動機器等で被支持部材を支持(保持)する構成を採用してもよいし、切断手段や切断部材等の被切断部材を切断または、被切断部材に切込や切断線を形成するものが採用されている場合、上記で例示したものに代えてまたは併用して、カッター刃、レーザカッタ、イオンビーム、火力、熱、水圧、電熱線、気体や液体等の吹付け等で切断するものを採用したり、適宜な駆動機器を組み合わせたもので切断するものを移動させて切断するようにしたりしてもよいし、付勢手段が採用されている場合、ばね、ゴム、樹脂等で構成してもよい。
30…切断手段
40…第1除去手段
50…拡張シート貼付手段
60…第2除去手段
70…離間手段
80…エネルギー付与手段
90…間隔維持部材取付手段
AS…接着シート
ASA…後除去シート
ASB…先除去シート
CP…チップ(片状体)
DM…間隔維持部材
ES…拡張シート
WF…ウエハ(被着体)
Claims (3)
- 複数の片状体からなる被着体または、分割されて複数の片状体となる被着体に対し、それら複数の片状体の相互間隔を広げる離間装置において、
前記被着体の一方の面にその外縁からはみ出るように貼付された接着シートを、前記被着体が貼付されている被着体貼付領域を含む後除去シートと、当該後除去シート以外の先除去シートとに分断する切断手段と、
前記先除去シートを除去する第1除去手段と、
拡張可能な拡張シートを前記被着体の他方の面に貼付する拡張シート貼付手段と、
前記拡張シートが貼付された前記被着体から前記後除去シートを除去する第2除去手段と、
前記拡張シートを拡張して前記片状体の相互間隔を広げる離間手段と、
前記離間手段で相互間隔が広げられた状態の片状体の一方の面に間隔維持部材を取り付ける間隔維持部材取付手段とを備えていることを特徴とする離間装置。 - 前記拡張シートは、所定のエネルギーが付与されることで硬化可能とされ、前記離間手段で相互間隔が広げられた状態の前記拡張シートに前記所定のエネルギーを付与するエネルギー付与手段を備えていることを特徴とする請求項1に記載の離間装置。
- 複数の片状体からなる被着体または、分割されて複数の片状体となる被着体に対し、それら複数の片状体の相互間隔を広げる離間方法において、
前記被着体の一方の面にその外縁からはみ出るように貼付された接着シートを、前記被着体が貼付されている被着体貼付領域を含む後除去シートと、当該後除去シート以外の先除去シートとに分断する分断工程と、
前記先除去シートを除去する第1除去工程と、
拡張可能な拡張シートを前記被着体の他方の面に貼付する拡張シート貼付工程と、
前記拡張シートが貼付された前記被着体から前記後除去シートを除去する第2除去工程と、
前記拡張シートを拡張して前記片状体の相互間隔を広げる離間工程と、
前記離間手段で相互間隔が広げられた状態の片状体の一方の面に間隔維持部材を取り付ける間隔維持部材取付工程とを備えていることを特徴とする離間方法。
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