JP7031019B2 - 空気調和機の室外機 - Google Patents

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Description

本発明は、熱交換器のドレン水を排水する排水構造を備えた空気調和機の室外機に関するものである。
一般に、空気調和機は、例えば四方弁等の流路切換装置によって冷媒の流れを切り替えることで冷房運転と暖房運転とを行う構成が知られている。空気調和機は、外気温度が低い環境下で暖房運転を行うと、室外機の熱交換器に霜が付着して、熱交換効率が悪化することがある。そのため、室外機は、通常、霜を除去するためのデフロスト機能を備えている。
室外機は、デフロスト運転によって溶けた霜をドレン水として下方に流し、室外機の底板上で受け止められた後に、底板に形成された排水孔から外部に排水させる。しかし、底板で受け止めたドレン水の少量は、排水孔まで到らずに底板上に残ってしまうことがある。底板上に残ったドレン水は、デフロスト運転の終了後、暖房運転に復帰したときに外気が氷点下であると再び凍結してしまう。そして、熱交換器は、定期的にデフロスト運転が繰り返されるため、一度凍結したドレン水は凍結が進行し、熱交換器が氷で覆われてしまい暖房能力が低下したり、氷の成長によって冷媒配管が押し潰れたりする。このため、例えば特許文献1及び2には、室外機の底板上に凍結防止ヒーターを設置してドレン水の凍結を防止する技術が開示されている。
国際公開第2011/030678号 国際公開第2013/088713号
特許文献1及び2に開示された空気調和機の室外機のように、底板上に凍結防止ヒーターを設置しても、完全に凍結を防止することはできない。つまり、実際には、凍結防止ヒーターの周囲数mm程の氷を融解するだけで、内部が空洞になる。そのため、凍結防止ヒーターを備えた室外機は、凍結防止ヒーター上部もいずれは氷結して底板上に氷が一面に形成され、熱交換器の冷媒配管が破損する虞がある。
ところで、空気調和機の室外機では、熱交換器が筐体の内部上方で支持され、熱交換器の下方にドレン水を底板に誘導する排水構造を備えた構成が考えられる。しかし、室外機は、寒冷地環境下において、排水構造の下部が氷結で埋まった後に、排水構造の上方まで成長したドレン水の凍結が進行すると、熱交換器が氷で覆われてしまい暖房能力が低下したり、熱交換器を構成する配管が潰れたりするおそれがある。更に、滴下したドレン水が成長した氷結部分を介して、圧縮機及びアキュムレーター等の機内構成部品を配置した筐体1の内方に浸入してしまうおそれがある。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、排水構造の下部が氷結で埋まった後に、排水構造の上方まで凍結が進行した場合であっても、熱交換器の暖房能力の低下、及び冷媒配管の破損を防止でき、更に滴下したドレン水が筐体の内方に浸入してしまう事態を防止できる、空気調和機の室外機を提供することを目的とする。
本発明に係る空気調和機の室外機は、側面に開口を有する筐体と、前記筐体の内部上方に設けられた熱交換器と、前記筐体の底面に設けられ、前記熱交換器で発生するドレン水を外部へ排水する排水孔を有する底板と、前記熱交換器の下方に設けられ、前記ドレン水を前記底板に誘導する排水構造と、前記排水構造を加熱する加熱手段と、を備え前記排水構造は、前記筐体の開口を覆う側面パネルと、前記筐体の内部に前記側面パネルと対向して設けられ、前記側面パネルとの間で前記ドレン水の排水経路を形成する導水板と、で構成され、前記加熱手段は、前記側面パネルの外面に対向させて配置されており、前記側面パネルの外面側に設けられた取付金具によって保持され、前記側面パネルの少なくとも上部を加熱する構成であり、前記取付金具は、前記側面パネルに対向する側に開口面を有する矩形状の箱型で構成されており、開口面の下縁辺に沿って外方へ突き出す下フランジ部を有しているものである。
本発明に係る空気調和機の室外機によれば、排水構造を構成する側面パネルの少なくとも上部を加熱する加熱手段を備えているので、排水構造の下部が氷結で埋まった後に、排水構造の上方まで氷結が成長しても、当該氷結を加熱手段で溶かし、排水構造の上端部から側面パネルの外側へ排水させることができる。よって、熱交換器の暖房能力の低下、及び冷媒配管の破損を防止でき、更に滴下したドレン水が筐体の内方に浸入してしまう事態を防止できる。
本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機を示した斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の内部構成を拡大して示した斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の底板の構造を示した上面図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の排水構造を概略的に示した断面図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の導水板を排水面側から見た斜視図である。 図1に示したA部拡大図である。 図4に示したB部拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機であって、加熱手段を取付金具の内部に収容した状態を示した斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機であって、加熱手段と内板金を取付金具の内部に収容した状態を示した斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の内板金を示した斜視図である。 図9に示したC部拡大図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機であって、排水経路の上部でドレン水が氷結した状態を示した説明図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の変形例を示した斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機であって、取付金具の変形例を示した要部拡大図である。 本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室外機の排水構造を概略的に示した断面図である。 本発明の実施の形態3に係る空気調和機の室外機の排水構造を概略的に示した断面図である。
実施の形態1.
以下、図面を参照して、本発明の実施の形態について説明する。なお、各図中、同一又は相当する部分には、同一符号を付して、その説明を適宜省略又は簡略化する。また、各図に記載の構成について、その形状、大きさ、及び配置等は、本発明の範囲内で適宜変更することができる。
図1は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機を示した斜視図である。図2は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の内部構成を拡大して示した斜視図である。図3は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の底板の構造を示した上面図である。図4は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の排水構造を概略的に示した断面図である。図5は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の導水板を排水面側から見た斜視図である。
実施の形態1の室外機100は、図1~図4に示すように、縦置きされた略直方体形状の筐体1と、筐体1の内部上方に設けられた熱交換器2と、熱交換器2で発生するドレン水を外部へ排水する排水孔40を有する底板4と、熱交換器2を筐体1の内部上方に支持する支持台20と、ドレン水を底板4に誘導する排水構造7と、排水構造7を加熱する加熱手段6と、を備えている。
筐体1は、図1及び図2に示すように、底面に設けられた底板4の隅部から上方に向かって延びるフレーム材10を有している。筐体1は、フレーム材10で囲まれた上方側の外周面に、内部に空気を取り込むための空気吸込口1aが形成され、空気吸込口1aに沿って熱交換器2が配置されている。筐体1の上面には、空気吹出口1bが形成されており、筐体1内で空気吹出口1bの直下位置にファン11が配備されている。このファン11の駆動により、空気吸込口1aから筐体1内に吸い込まれた空気が、熱交換器2を通過して冷媒と熱交換したのちファン11を経て空気吹出口1bから排気されるようになっている。
筐体1は、図1に示すように、フレーム材10で囲まれた下方側の外周面に、意匠板金である側面パネル3が設けられている。筐体1は、下方側の外周面が側面パネル3によって塞がれている。側面パネル3は、左右の側縁部がフレーム材10にネジ等の締結部材で固定され、下縁部が底板4にネジ等の締結部材で固定されている。また、側面パネル3は、図4に示すように、筐体1の内部側へ向かって上端部を屈曲させて形成した第1鉤状部30を有している。図2に示すように、熱交換器2の下方である筐体1の内部下方には、例えばコンプレッサー、アキュムレーター等の機内構成部品12が設置されている。室外機100は、筐体1から側面パネル3を取り外して内部を開放することで、機内構成部品12のメンテナンスなどが可能となる。
熱交換器2は、熱交換器2に供給される冷媒と、熱交換器2を通過する空気とを熱交換させるものである。熱交換器2は、冷房運転時には凝縮器として機能して冷媒を凝縮液化し、暖房運転時には、蒸発器として機能して冷媒を蒸発気化させる。熱交換器2は、2つのL字状の熱交換器を組み合わせて略方形状とされ、図1及び図2に示すように、外側面を筐体1の内側面に沿わせて配置されている。また、熱交換器2は、筐体1の内部に設けられた支持台20によって筐体1の内部上方に支持されている。
底板4は、図2及び図3に示すように、略長方形状をなし、筐体1の底面に設けられて、機内構成部品12を載置させるものである。底板4には、外周縁辺を上方へ向かって屈曲させた立ち上がり部42が形成されている。また、底板4には、図3及び図4に示すように、デフロスト運転によって霜が溶けたドレン水を、外部へ排水する排水孔40と、ドレン水を排水孔40へ導く排水溝41が形成されている。底板4の各隅部には、熱交換器2を支持する支持台20の下端部が固定されている。
排水構造7は、図4に示すように、側面パネル3と、筐体1の内部に側面パネル3と間隔をあけて対向して設けられ、側面パネル3との間でドレン水の排水経路70を形成する導水板5と、で構成されている。排水経路70は、デフロスト運転によって溶けた霜をドレン水として室外機100の下方(図中矢印の方向)へ流す経路であり、ドレン水を底板4の排水溝41へ導くものである。なお、導水板5と側面パネル3との間隔は、筐体1内に設置する機内構成部品12のスペースをできるだけ広く確保するため、寒冷地環境下以外での雨水等の水量の必要最小限の容量から算出される。
導水板5は、図5に示すように、一例として熱伝導率が低い合成樹脂材又はゴム材からなる略平板状部材である。熱伝導率が低いとした理由は、熱交換器2からのドレン水が導水板5によって熱を奪われてすぐに氷結しないようにするためである。導水板5は、上端部に筐体1の内方へ向かって斜め上方へ30°程度傾斜する傾斜部51を有している。傾斜部51は、図4に示すように、上端が側面パネル3の上端よりも高い位置とされている。また、傾斜部51の上端部には、上方に向かって延びるフランジ部53が設けられている。滴下したドレン水が筐体1の内方へ浸入しないように防止するためである。なお、導水板5は、熱交換器2に接触させていない。
導水板5は、傾斜部51から側面パネル3に対向させた面に移行する角部にR加工が施された湾曲部52を有しており、熱交換器2から滴下したドレン水が傾斜部51に滞留することなく排水経路70を通じて下方へスムーズに導水できる構造としている。また、導水板5の左右の側縁辺には、排水経路70を塞ぐフランジ部54が設けられており、ドレン水を筐体1の内方に浸入させない構造としている。導水板5は、左右のフランジ部54、54に設けられた取付部56を介して、両側縁が支持台20に固定されている。なお、取付部56は、ボルト又はネジ等の締結部材を通す孔が形成されており、孔に通した締結部材によって支持台20に固定される。取付部56は、図示例の場合、左右のフランジ部54の上下方向にそれぞれ2個ずつ設けられているが、1個以上あればよい。
導水板5の排水面50には、補強用の縦リブ55が左右方向に間隔をあけて3つ形成されている。また、図示は省略したが、導水板5の背面には、補強用の横リブが、上下方向に間隔をあけて3つ形成されている。縦リブ55及び横リブは、導水板5を樹脂成形品の平板形状とした場合、導水板5の成型時の反りを防止するために設けられている。なお、縦リブ55は、排水経路70を阻害しないように、ドレン水の流れ方向と同じ縦方向として設けている。なお、縦リブ55及び横リブの本数は、3つに限定されない。
また、導水板5には、排水経路70から筐体1の内部に向かって貫通する複数の貫通孔57が形成されている。貫通孔57は、図5に示すように、氷結と融解を繰り返す際に排水経路70が膨張しないための氷結膨張逃がし穴であり、氷結時の膨張防止を図る目的で形成されている。貫通孔57は、図示例の場合、間隔をあけて縦方向に4つ、横方向に4つ形成されているが、この限りではなく、適宜、個数及び大きさを調整して設けるものとする。
なお、詳細に図示することは省略したが、導水板5は、樹脂成形品の排水面50にシボ形状又は溝を設けて撥水性を向上させた構造としてもよい。
加熱手段6は、排水経路70の下部が氷結で埋まった後に、排水経路70内で上方まで成長した氷結を加熱して溶かし、排水経路70の上端部から側面パネル3の外側へ排水させるために設けられている。つまり、加熱手段6は、主として、側面パネル3の外面側の上部を加熱するものである。
図6は、図1に示したA部拡大図である。図7は、図4に示したB部拡大図である。図8は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機であって、加熱手段を取付金具の内部に収容した状態を示した斜視図である。図9は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機であって、加熱手段と内板金を取付金具の内部に収容した状態を示した斜視図である。図10は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の内板金を示した斜視図である。図11は、図9に示したC部拡大図である。
加熱手段6は、図7~図9に示すように、ヒーター60と、ヒーター60で加熱された周囲の温度を検知する温度検知手段61と、を有している。加熱手段6は、図6及び図7に示すように、側面パネル3の外面に対向させて配置されており、側面パネル3の外面側の上部に設けられた取付金具8によって保持されている。なお、図示例の場合では、ヒーター60の下方に温度検知手段61が配置されている。
取付金具8の内部には、図7~図11に示すように、加熱手段6と側面パネル3との間に配置され、加熱手段6を保護する内板金9が設けられている。また、内板金9と側面パネル3との間には、第1断熱部材63が設けられている。更に、内板金9と加熱手段6との間には、第2断熱部材64が設けられている。第1断熱部材63は、加熱手段6の熱が側面パネル3に伝わらないようにするために設けられている。第2断熱部材64は、加熱手段6の熱が内板金9に伝わらないようにするために設けられている。加熱手段6によって、排水経路70内の氷が融けてしまうと、凍結融解を起こしてしまい、樹脂パネルである導水板5の形状が変形するおそれがあるからである。因みに、第2断熱部材64は、加熱手段6を押さえつけて保持する機能も有している。なお、第1断熱部材63及び第2断熱部材64は、必ずしも設ける必要はなく、設置状況に応じて省略してもよいし、いずれか一方のみ設けてもよい。
加熱手段6は、図6及び図8に示すように、側面パネル3の横幅方向に沿って配置されている。なお、ドレン水は、水量が多いほど滞留及び氷結がし難くなる。そのため、加熱手段6は、ヒーター60が側面パネル3の横幅方向の中央に位置するように配置して、主に中央部分の加熱を強化することが望ましい。側面パネル3の横幅方向の中央部分に左右からのドレン水を集水し、排水効率を高めるためである。
温度検知手段61は、例えばサーミスタ等で構成されており、筐体1の外部に配置されるヒーター60の安全性を確保するために設けられている。ヒーター60は、例えば温度検知手段61で検知した温度に基づき、図示省略の制御装置によって制御される。なお、加熱手段6は、必ずしも温度検知手段61を備えている必要はなく、ヒーター60のみで構成してもよい。
取付金具8は、図6~図8に示すように、側面パネル3に対向する側に開口面を有する矩形状の箱型で構成されている。取付金具8は、上面80が筐体1へ向かって傾斜させて形成されており、上面80の上端部に筐体1の内部側へ向かって屈曲させて形成した第2鉤状部80aを有している。また、取付金具8は、開口面の左右縁辺に沿って外方へ突き出す左フランジ部81及び右フランジ部82と、開口面の下縁辺に沿って外方へ突き出す下フランジ部83と、を有している。取付金具8は、左フランジ部81及び右フランジ部82に形成された貫通孔8aにネジ等に接合部材8bを通してフレーム材10に接合されている。なお、接合部材8bは、ワッシャー等のスペーサーを介して接合される。
取付金具8は、図7に示すように、第2鉤状部80aを第1鉤状部30に被せて、側面パネル3の外面に取り付けられる。空気調和機の室外機100は、第2鉤状部80aで第1鉤状部30を覆うことで、水の浸入経路を塞ぐことができ、側面パネル3と取付金具8とで囲まれた内部に水が浸入する事態を防止できる。つまり、取付金具8の内部で保持された加熱手段6を水から保護することができ、加熱手段6が故障する事態を防止することができる。また、取付金具8は、第1鉤状部30を第2鉤状部80aへ掛け留めるだけで、側面パネル3に保持できるので、設置作業の作業性を向上させることができる。また、取付金具8の上面80は、筐体1へ向かって傾斜させた形状なので、この勾配を利用して排水性を高めることができる。
なお、図7に示すように、取付金具8の上部と側面パネル3の上部との間には、隙間を塞ぐシール部材86を設けることが望ましい。水の浸入経路を完全に塞ぎ、側面パネル3と取付金具8とで囲まれた内部に水が浸入する事態を確実に防止できるからである。なお、シール部材86は、例えばシリコン等である。
図7に示すように、下フランジ部83と側面パネル3との間には、第1緩衝部材84が設けられている。ヒーター60によって加熱された下フランジ部83を介して、熱容量の大きい側面パネル3に熱が伝達される事態を抑制するためである。つまり、取付金具8の内部に熱を閉じ込めることができ、側面パネル3の上部を効率良く加熱させることができる。また、下フランジ部83と側面パネル3との隙間から水滴が内部に浸入する事態を防止することもできる。なお、第1緩衝部材84は、必ずしも設ける必要はなく、設置状況に応じて省略してもよい。
また、図8に示すように、取付金具8の内部には、取付金具8の左右側面にそれぞれ隣接させた第2緩衝部材85が設けられている。第2緩衝部材85は、側面パネル3と取付金具8とで囲まれた内部に水が浸入する事態を防止し、加熱手段6を水から保護するために設けられている。なお、第2緩衝部材85は、必ずしも設ける必要はなく、設置状況に応じて省略してもよい。
取付金具8は、図6及び図7に示すように、側面パネル3の外面から水平方向の外向きに15mm以下の範囲内Sに収まる大きさで構成されている。これは、図1に示すように、複数台の室外機100を並べて集中的に連続設置した場合に、隣り合う室外機100が干渉し合う事態を抑制し、設置スペースをできるだけ確保するためである。但し、室外機100の設置スペースを考慮する必要がない場合には、ヒーター60の発熱量と、ヒーター60と加熱ポイントとの距離から、取付金具8の厚さの上限を決定する。
また、取付金具8には、図8に示すように、加熱手段6に接続された配線62を通す第1取出口87が形成されている。
内板金9は、図9及び図10に示すように、取付金具8に向かって開口面を有する長方形状の箱型である。内板金9は、取付金具8の内部で保持された加熱手段6の周囲を覆って水から保護すると共に、外気に晒されて冷やされた側面パネル3から保護することで内部の保温効果を高める断熱材として設けられている。
内板金9には、左右の開口縁に沿って外方へ突き出す左フランジ面部9a及び右フランジ面部9bと、下方の開口縁に沿って外方へ突き出す下フランジ面部9cと、が形成されている。左フランジ面部9a、右フランジ面部9b及び下フランジ面部9cには、ネジ等に接合部材91を通す貫通孔90がそれぞれ形成されている。内板金9は、左フランジ面部9a、右フランジ面部9b及び下フランジ面部9cを取付金具8の内面に当接させ、貫通孔90に通した接合部材91で取付金具8に接合されている。
また、内板金9の下フランジ面部9cには、加熱手段6に接続された配線62を通す第2取出口92が、第1取出口87と重ならないように位置をずらして2つ形成されている。室外機100は、取付金具8の下面に溜まった水滴が第1取出口87から配線62を伝って内部に浸入するおそれがあり、浸入した水で加熱手段6が故障するおそれがある。実施の形態1の空気調和機の室外機100では、仮に水滴が第1取出口87から内部に浸入しても、第1取出口87と第2取出口92との間で水を食い止めて加熱手段6の位置まで到達させない構造なので、加熱手段6が故障する事態を未然に防止することができる。なお、上記構成の内板金9は、設置状況に応じて省略してもよい。
図12は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機であって、排水経路の上部でドレン水が氷結した状態を示した説明図である。空気調和機の室外機100は、デフロスト運転によって溶けた霜によりドレン水が発生し、排水孔40まで到らずに底板4上に残ってしまうことがある。底板上に残ったドレン水は、デフロスト運転終了後に、暖房運転に復帰したときに外気が氷点下であると再び凍結してしまう。室外機100は、寒冷地環境下において、排水経路70の下部が氷結で埋まった後に、図12に示すように、氷結が排水経路70内で上方へ成長していく場合がある。室外機100は、定期的にデフロスト運転が繰り返されるため、排水経路70の上方まで成長したドレン水結が進行すると、熱交換器2が氷で覆われてしまい暖房能力が低下したり、熱交換器2を構成する配管が潰れたりする。更に、滴下したドレン水が、成長した氷結部分を介して筐体1の内方へ浸入してしまうおそれがある。
そこで、実施の形態1の空気調和機の室外機100では、筐体1と、筐体1の内部上方に設けられた熱交換器2と、筐体1の底面に設けられ、熱交換器2で発生するドレン水を外部へ排水する排水孔40を有する底板4と、熱交換器2の下方に設けられ、ドレン水を底板4に誘導する排水構造7と、排水構造7を加熱する加熱手段6と、を備えている。排水構造7は、筐体1の外周面を覆う側面パネル3と、筐体1の内部に側面パネル3と対向して設けられ、側面パネル3との間でドレン水の排水経路70を形成する導水板5と、で構成されている。加熱手段6は、側面パネル3の少なくとも上部を加熱する構成である。
つまり、実施の形態1の空気調和機の室外機100は、排水経路70の下部が氷結で埋まった後に、排水経路70内で上方まで氷結が成長しても、当該氷結を加熱手段6で溶かし、図12に示すように、排水経路70の上端部から側面パネル3の外側へ排水させることができる。よって、空気調和機の室外機100は、熱交換器2の暖房能力の低下、及び冷媒配管の破損を防止でき、更に滴下したドレン水が筐体1の内方に浸入してしまう事態を防止できる。
また、加熱手段6は、ヒーター60と、ヒーター60で加熱された周囲の温度を検知する温度検知手段61と、を有している。よって、空気調和機の室外機100は、例えば温度検知手段61で検知した温度に基づいてヒーター60の制御を行うことができるので、筐体1の外部に配置された加熱手段6の安全性を確保することができる。
また、ヒーター60は、側面パネル3の横幅方向の中央に位置するように配置されている。よって、空気調和機の室外機100は、側面パネル3の横幅方向の中央部分における加熱を強化することができ、当該中央部分に左右からのドレン水を集水して、排水効率を高めることができる。
また、加熱手段6は、側面パネル3の外面に対向させて配置されており、側面パネル3の外面側に設けられた取付金具8によって保持されている。例えば上記特許文献1のように、底板上に凍結防止ヒーターを後付で設置する構成では、筐体から側面パネルを取り外し、床板上に設置された圧縮機及び制御箱等の機内構成部品を取り外す必要があり、凍結防止ヒーターの取付作業に手間が掛かる問題があった。一方、空気調和機の室外機100は、床板上に設置された圧縮機及び制御箱等の機内構成部品を取り外す必要がないので、加熱手段6の取付作業を容易に行うことができる。
加熱手段6と側面パネル3との間には、第1断熱部材63及び第2断熱部材64が設けられている。つまり、空気調和機の室外機100では、ヒーター60によって、排水経路70内の氷が融けてしまう事態を抑制できるので、排水経路70内の氷の凍結融解を抑制でき、樹脂パネルである導水板5の変形を防止できる。
取付金具8は、側面パネル3に対向する側に開口面を有する矩形状の箱型で構成されており、開口面の下縁辺に沿って外方へ突き出す下フランジ部83を有している。そして、下フランジ部83と側面パネル3との間には、第1緩衝部材84が設けられている。よって、空気調和機の室外機100は、取付金具8の内部に熱を閉じ込めることができ、側面パネル3の上端部を効率良く加熱させることができる。また、下フランジ部83と側面パネル3との隙間から水滴が内部に浸入する事態を防止することもできる。
また、取付金具8の内部には、第2緩衝部材85が左右の側面に隣接させて設けられている。よって、空気調和機の室外機100は、側面パネル3と取付金具8とで囲まれた内部に水が浸入する事態を防止でき、加熱手段6を水から保護することができる。
また、取付金具8は、側面パネル3の外面から水平方向の外向きに15mm以下の範囲内Sに収まる大きさで構成されている。よって、空気調和機の室外機100は、複数台の室外機100を並べて集中的に連続設置した場合に、隣り合う室外機100が干渉し合う事態を抑制し、設置スペースを確保することができる。
また、側面パネル3は、筐体1の内部側へ向かって上端部を屈曲させて形成した第1鉤状部30を有している。取付金具8は、筐体1の内部側へ向かって上端部を屈曲させて形成した第2鉤状部80aを有している。取付金具8は、第2鉤状部80aを第1鉤状部30に被せて、側面パネル3の外面に取り付けられる。よって、空気調和機の室外機100は、第2鉤状部80aで第1鉤状部30を覆うことで、水の浸入経路を塞ぐことができ、側面パネル3と取付金具8とで囲まれた内部に水が浸入する事態を防止できる。つまり、取付金具8の内部で保持された加熱手段6を水から保護することができ、加熱手段6が故障する事態を防止することができる。また、第1鉤状部30を第2鉤状部80aへ掛け留めるだけで、取付金具8を側面パネル3に保持させることができるので、設置作業の作業性を向上させることができる。
また、取付金具8の上部と側面パネル3の上部との間には、隙間を塞ぐシール部材86が設けられている。よって、空気調和機の室外機100は、取付金具8の上部と側面パネル3の上部における水の浸入経路を完全に塞ぎ、側面パネル3と取付金具8とで囲まれた内部に水が浸入する事態を確実に防止することができる。
また、取付金具8の内部には、加熱手段6と側面パネル3との間に配置され、加熱手段6を保護する内板金9が設けられている。よって、空気調和機の室外機100は、加熱手段6を水から保護できると共に、外気に晒されて冷やされた側面パネル3から保護することで内部の保温効果を高めることができる。
また、取付金具8には、加熱手段6に接続された配線62を通す第1取出口87が形成されている。内板金9には、加熱手段6に接続された配線62を通す第2取出口92が、第1取出口87と重ならないように位置をずらして形成されている。よって、実施の形態1の室外機100は、仮に水滴が第1取出口87から内部に浸入しても、第1取出口87と第2取出口92との間で水を食い止めて加熱手段6の位置まで到達させない構造なので、加熱手段6が浸入した水によって故障する事態を未然に防止することができる。
図13は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機の変形例を示した斜視図である。図1に示した空気調和機の室外機では、筐体1の4つの面のうち、1の面に加熱手段6を設けた構成を示したが、図13に示すように、筐体1の4つの面のうち、2以上の面に取付金具8で保持された加熱手段6を設けてもよい。
図14は、本発明の実施の形態1に係る空気調和機の室外機であって、取付金具の変形例を示した要部拡大図である。図14に示す取付金具8Aは、鋼板を折り曲げて断面U字状とした構成であり、側面パネル3に対向する側に開口面を有している。取付金具8Aは、上面80が筐体1へ向かって傾斜させて形成されている。なお、取付金具8Aは、図7に示すように、上面80の上端部に第2鉤状部80aを有する構成としてもよい。そして、開口面の下縁辺には、突き出す下フランジ部83が設けられている。取付金具8Aは、ネジ等の接合部材8bによって下フランジ部83がフレーム材10に接合されている。なお、左右の側面は、開口面としている。この取付金具8Aは、簡易な構造なので製造コストを削減することができる。
実施の形態2.
次に、実施の形態2に係る空気調和機の室外機を図15に基づいて説明する。図15は、本発明の実施の形態2に係る空気調和機の室外機の排水構造を概略的に示した断面図である。なお、実施の形態1で説明した空気調和機の室外機100と同一の構成要素について、同一の符号を付して、その説明を適宜省略する。
実施の形態2に係る空気調和機の室外機101では、図15に示すように、加熱手段6Aが、側面パネル3の全面を加熱させるパネルヒーターで構成されている。加熱手段6Aは、側面パネル3と導水板5との間に配置されており、底板4の排水孔40に到達する位置まで設けられている。加熱手段6Aは、一例としてフレーム材10にネジ等の接合部材を介して取り付けられている。実施の形態2に係る空気調和機の室外機101では、側面パネル3と導水板5とで形成された排水経路70を加熱手段6Aによって加熱することができるので、氷結が排水経路70内で上方へ成長していく事態を防止することができ、寒冷地環境下であっても、ドレン水を底板4の排水溝41へ導いて効率的に排水することができる。
なお、実施の形態2に係る空気調和機の室外機101は、側面パネル3の全面を加熱手段6Aで加熱することができればよく、必ずしも底板4の排水孔40に到達する位置まで設けなくてもよい。
実施の形態3.
次に、実施の形態3に係る空気調和機の室外機を図16に基づいて説明する。図16は、本発明の実施の形態3に係る空気調和機の室外機の排水構造を概略的に示した断面図である。なお、実施の形態1で説明した空気調和機の室外機100と同一の構成要素について、同一の符号を付して、その説明を適宜省略する。
実施の形態3に係る空気調和機の室外機102では、図16に示すように、加熱手段6Bが、側面パネル3の全面を加熱させるパネルヒーターであり、側面パネル3に内蔵された構成である。実施の形態3に係る空気調和機の室外機102も、側面パネル3と導水板5とで形成された排水経路70を加熱手段6Bによって加熱することができるので、氷結が排水経路70内で上方へ成長していく事態を防止することができ、寒冷地環境下であっても、ドレン水を底板4の排水溝41へ導いて効率的に排水することができる。
以上に本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は上述した実施の形態の構成に限定されるものではない。例えば、図示した室外機100の内部構成は、一例であって、上述した内容に限定されるものではなく、他の構成要素を含んでもよい。また、実施の形態1で説明した加熱手段6は、必ずしも側面パネル3の外面に対向させて配置する必要はなく、側面パネル3の少なくとも上部を加熱することができれば、例えば熱交換器2等の他の箇所に取り付けてもよい。また、取付金具8は、上記形態に限定されず、加熱手段6を保持することができれば、他の形態でもよい。要するに、本発明は、その技術的思想を逸脱しない範囲において、当業者が通常に行う設計変更及び応用のバリエーションの範囲を含むものである。
1 筐体、1a 空気吸込口、1b 空気吹出口、2 熱交換器、3 側面パネル、4 底板、5 導水板、6、6A、6B 加熱手段、7 排水構造、8、8A 取付金具、8a 貫通孔、8b 接合部材、9 内板金、9a 左フランジ面部、9b 右フランジ面部、9c 下フランジ面部、10 フレーム材、11 ファン、12 機内構成部品、20 支持台、30 第1鉤状部、40 排水孔、41 排水溝、42 立ち上がり部、50 排水面、51 傾斜部、52 湾曲部、53、54 フランジ部、55 縦リブ、56 取付部材、57 貫通孔、60 ヒーター、61 温度検知手段、62 配線、63 第1断熱部材、64 第2断熱部材、70 排水経路、80 上面、80a 第2鉤状部、81 左フランジ部、82 右フランジ部、83 下フランジ部、84 第1緩衝部材、85 第2緩衝部材、86 シール部材、87 第1取出口、90 貫通孔、91 接合部材、92 第2取出口、100、101、102 室外機。

Claims (16)

  1. 側面に開口を有する筐体と、
    前記筐体の内部上方に設けられた熱交換器と、
    前記筐体の底面に設けられ、前記熱交換器で発生するドレン水を外部へ排水する排水孔を有する底板と、
    前記熱交換器の下方に設けられ、前記ドレン水を前記底板に誘導する排水構造と、
    前記排水構造を加熱する加熱手段と、を備え、
    前記排水構造は、
    前記筐体の開口を覆う側面パネルと、
    前記筐体の内部に前記側面パネルと対向して設けられ、前記側面パネルとの間で前記ドレン水の排水経路を形成する導水板と、で構成され、
    前記加熱手段は、前記側面パネルの外面に対向させて配置されており、前記側面パネルの外面側に設けられた取付金具によって保持され、前記側面パネルの少なくとも上部を加熱する構成であり、
    前記取付金具は、前記側面パネルに対向する側に開口面を有する矩形状の箱型で構成されており、開口面の下縁辺に沿って外方へ突き出す下フランジ部を有している、空気調和機の室外機。
  2. 側面に開口を有する筐体と、
    前記筐体の内部上方に設けられた熱交換器と、
    前記筐体の底面に設けられ、前記熱交換器で発生するドレン水を外部へ排水する排水孔を有する底板と、
    前記熱交換器の下方に設けられ、前記ドレン水を前記底板に誘導する排水構造と、
    前記排水構造を加熱する加熱手段と、を備え、
    前記排水構造は、
    前記筐体の開口を覆う側面パネルと、
    前記筐体の内部に前記側面パネルと対向して設けられ、前記側面パネルとの間で前記ドレン水の排水経路を形成する導水板と、で構成され、
    前記加熱手段は、前記側面パネルの外面に対向させて配置されており、前記側面パネルの外面側に設けられた取付金具によって保持され、前記側面パネルの少なくとも上部を加熱する構成であり、
    前記側面パネルは、前記筐体の内部側へ向かって上端部を屈曲させて形成した第1鉤状部を有し、
    前記取付金具は、前記筐体の内部側へ向かって上端部を屈曲させて形成した第2鉤状部を有しており、
    前記取付金具は、前記第2鉤状部を前記第1鉤状部に被せて、前記側面パネルの外面に取り付けられる構成である、空気調和機の室外機。
  3. 側面に開口を有する筐体と、
    前記筐体の内部上方に設けられた熱交換器と、
    前記筐体の底面に設けられ、前記熱交換器で発生するドレン水を外部へ排水する排水孔を有する底板と、
    前記熱交換器の下方に設けられ、前記ドレン水を前記底板に誘導する排水構造と、
    前記排水構造を加熱する加熱手段と、を備え、
    前記排水構造は、
    前記筐体の開口を覆う側面パネルと、
    前記筐体の内部に前記側面パネルと対向して設けられ、前記側面パネルとの間で前記ドレン水の排水経路を形成する導水板と、で構成され、
    前記加熱手段は、前記側面パネルの外面に対向させて配置されており、前記側面パネルの外面側に設けられた取付金具によって保持され、前記側面パネルの少なくとも上部を加熱する構成であり、
    前記取付金具の内部には、前記加熱手段と前記側面パネルとの間に配置され、前記加熱手段を保護する内板金が設けられている、空気調和機の室外機。
  4. 前記取付金具は、前記側面パネルに対向する側に開口面を有する矩形状の箱型で構成されており、開口面の下縁辺に沿って外方へ突き出す下フランジ部を有している、請求項2又は3に記載の空気調和機の室外機。
  5. 前記側面パネルは、前記筐体の内部側へ向かって上端部を屈曲させて形成した第1鉤状部を有し、
    前記取付金具は、前記筐体の内部側へ向かって上端部を屈曲させて形成した第2鉤状部を有しており、
    前記取付金具は、前記第2鉤状部を前記第1鉤状部に被せて、前記側面パネルの外面に取り付けられる構成である、請求項1又は3に記載の空気調和機の室外機。
  6. 前記取付金具の内部には、前記加熱手段と前記側面パネルとの間に配置され、前記加熱手段を保護する内板金が設けられている、請求項1又は2に記載の空気調和機の室外機。
  7. 前記下フランジ部と前記側面パネルとの間には、第1緩衝部材が設けられている、請求項1又は4に記載の空気調和機の室外機。
  8. 前記取付金具の内部には、第2緩衝部材が左右の側面に隣接させて設けられている、請求項1、4又は7に記載の空気調和機の室外機。
  9. 前記取付金具の上部と前記側面パネルの上部との間には、隙間を塞ぐシール部材が設けられている、請求項2又は5に記載の空気調和機の室外機。
  10. 前記取付金具には、前記加熱手段に接続された配線を通す第1取出口が形成されており、
    前記内板金には、前記加熱手段に接続された配線を通す第2取出口が、前記第1取出口と重ならないように位置をずらして形成されている、請求項3又は6に記載の空気調和機の室外機。
  11. 前記加熱手段は、ヒーターと、前記ヒーターで加熱された周囲の温度を検知する温度検知手段と、を有している、請求項1~10のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  12. 前記ヒーターは、前記側面パネルの横幅方向の中央に位置するように配置されている、請求項11に記載の空気調和機の室外機。
  13. 前記加熱手段と前記側面パネルとの間には、断熱部材が設けられている、請求項1~12のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  14. 前記取付金具は、前記側面パネルの外面から水平方向の外向きに15mm以下の範囲内に収まる大きさで構成されている、請求項13のいずれか1項に記載の空気調和機の室外機。
  15. 側面に開口を有する筐体と、
    前記筐体の内部上方に設けられた熱交換器と、
    前記筐体の底面に設けられ、前記熱交換器で発生するドレン水を外部へ排水する排水孔を有する底板と、
    前記熱交換器の下方に設けられ、前記ドレン水を前記底板に誘導する排水構造と、
    前記排水構造を加熱する加熱手段と、を備え、
    前記排水構造は、
    前記筐体の開口を覆う側面パネルと、
    前記筐体の内部に前記側面パネルと対向して設けられ、前記側面パネルとの間で前記ドレン水の排水経路を形成する導水板と、で構成され、
    前記加熱手段は、前記側面パネルの全面を加熱させるパネルヒーターであり、前記側面パネルと前記導水板との間に設けられている、空気調和機の室外機。
  16. 前記加熱手段は、前記底板の前記排水孔に到達する位置まで設けられている、請求項15に記載の空気調和機の室外機。
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