JP7030576B2 - 光走査装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、光走査装置に関し、特にレーザービームプリンタ(LBP)やデジタル複写機、マルチファンクションプリンタ(MFP)等の画像形成装置に好適なものである。
近年、小型化を図るために、複数の光源から出射した複数の光束を一つの偏向器で偏向して複数の走査光学系(結像光学系)を介して複数の被走査面を走査するように構成された光走査装置が知られている。
そのような光走査装置において、走査光学系内に設けられた光学素子同士の干渉を回避しつつ更なる小型化を図るために、特許文献1は、各走査光学系における結像光学素子の配置を互いに異ならせた光走査装置を開示している。
また、特許文献2は、各走査光学系の光路長を互いに異ならせた光走査装置を開示している。
特開2010-072049号公報 特開2012-013754号公報
しかしながら、特許文献1に開示されているように、各走査光学系における結像光学素子の配置を互いに異ならせると、一部の走査光学系において結像光学素子が被走査面に対して遠く配置されるために倍率が増大してしまう。
また、特許文献2に開示されているように、各走査光学系の光路長を互いに異ならせると、画像形成装置に搭載した際に感光体間の間隔が広がってしまい、画像形成装置が大型化してしまう。
そこで本発明は、走査光学系の倍率の増大及び搭載される画像形成装置のサイズの大型化を回避しつつ小型化を達成した光走査装置を提供することを目的とする。
本発明に係る光走査装置は、第1及び第2の光束を偏向して第1及び第2の被走査面を主走査方向に走査する第1及び第2の偏向面を含む偏向器と、偏向器によって偏向された第1及び第2の光束を第1及び第2の被走査面に光する第1及び第2の結像光学系とを備え、第1の結像光学系は、少なくとも一つの結像光学素子と、少なくとも一つの結像光学素子のうち副走査断面内において最も大きいパワーを有する第1の結像光学素子と偏向器との間の光路上に配置された第1の反射素子とを有し、第2の結像光学系は、少なくとも一つの結像光学素子と、少なくとも一つの結像光学素子のうち副走査断面内において最も大きいパワーを有する第2の結像光学素子と第2の被走査面との間の光路上に配置された第2の反射素子とを有し、偏向器によって偏向された第1及び第2の光束の第1及び第2の結像光学系の第1及び第2の光軸上における第1及び第2の集光位置を通る直線は副走査方向に対して非垂直であり、第1の偏向面上の第1の軸上偏向点から第1の結像光学素子までの第1の光軸上における距離をL1、第1の軸上偏向点から第1の被走査面までの第1の光軸上における距離をT1、第2の偏向面上の第2の軸上偏向点から第2の結像光学素子までの第2の光軸上における距離をL2、第2の軸上偏向点から第2の被走査面までの第2の光軸上における距離をT2としたとき、
L1/T1>L2/T2
なる条件式を満たすことを特徴とする。
本発明によれば、走査光学系の倍率の増大及び搭載される画像形成装置のサイズの大型化を回避しつつ小型化を達成した光走査装置を提供することができる。
第一実施形態に係る光走査装置の主走査断面図及び副走査断面図。 比較例の光走査装置が備える走査光学系の副走査断面図。 第二実施形態に係る光走査装置の主走査断面図及び副走査断面図。 実施形態に係るカラー画像形成装置の要部副走査断面図。
以下に、本実施形態に係る光走査装置を添付の図面に基づいて詳細に説明する。なお、以下に示す図面は、本実施形態を容易に理解できるようにするために実際とは異なる縮尺で描かれている場合がある。
なお、以下の説明において、主走査方向とは偏向器の回転軸及び光学系の光軸に垂直な方向であり、副走査方向とは偏向器の回転軸に平行な方向である。また、主走査断面とは副走査方向に垂直な断面であり、副走査断面とは主走査方向に垂直な断面である。
従って、以下の説明において、主走査方向及び副走査断面は、入射光学系と結像光学系とで異なることに注意されたい。
[第一実施形態]
図1(a)は、第一実施形態に係る光走査装置1の主走査断面展開図を示している。図1(b)は、第一実施形態に係る光走査装置1が備える第1及び第2の走査光学系(結像光学系)100及び200の副走査断面展開図を示している。図1(c)は、第一実施形態に係る光走査装置1が備える第1及び第2の走査光学系100及び200の副走査断面図を示している。
本実施形態に係る光走査装置1は、第1及び第2の光源101及び201、第1及び第2のコリメータレンズ102及び202、第1及び第2のシリンドリカルレンズ103及び203、及び第1及び第2の開口絞り104及び204を備えている。
また、本実施形態に係る光走査装置1は、偏向器10、第1のfθレンズ106及び206、第2のfθレンズ107及び207、及び反射素子109、209及び210を備えている。
第1及び第2の光源101及び201としては、半導体レーザー等が用いられる。なお、第1及び第2の光源101及び201の発光点の数は、一つでも複数でも構わない。
第1及び第2のコリメータレンズ102及び202はそれぞれ、第1及び第2の光源101及び201から出射した光束LA及びLBを平行光束に変換する。なおここで、平行光束とは、厳密な平行光束だけでなく、弱発散光束や弱収束光束等の略平行光束を含むものとする。
第1及び第2のシリンドリカルレンズ103及び203はそれぞれ、副走査断面内に有限のパワー(屈折力)を有しており、第1及び第2のコリメータレンズ102及び202を通過した光束LA及びLBを副走査方向に集光する。
第1及び第2の開口絞り104及び204はそれぞれ、第1及び第2のシリンドリカルレンズ103及び203を通過した光束LA及びLBの主走査方向及び副走査方向の光束径を制限する。
このようにして、第1及び第2の光源101及び201から出射した光束LA及びLBはそれぞれ、偏向器10の第1及び第2の偏向面105及び205の近傍において副走査方向にのみ集光され、主走査方向に長い線像として結像される。
偏向器10は、不図示のモーター等の駆動手段により図中矢印A方向に回転することにより、偏向器10に入射した光束LA及びLBを偏向する。なお、偏向器10は、例えばポリゴンミラー等で構成される。
第1及び第2のfθレンズ106及び107は、主走査断面内と副走査断面内とで異なるパワーを有するアナモフィック結像レンズであり、偏向器10の第1の偏向面105によって偏向された光束LAを第1の被走査面108上に集光(導光)する。
第1及び第2のfθレンズ206及び207は、主走査断面内と副走査断面内とで異なるパワーを有するアナモフィック結像レンズであり、偏向器10の第2の偏向面205によって偏向された光束LBを第2の被走査面208上に集光(導光)する。
反射素子109、209及び210は、光束を反射する手段であり、蒸着ミラー等が用いられる。
第1の光源101から出射した光束LA(第1の光束)は、第1のコリメータレンズ102によって平行光束に変換される。
そして、変換された光束LAは、第1のシリンドリカルレンズ103によって副走査方向に集光され、第1の開口絞り104を通過し、副走査方向上側から偏向器10の第1の偏向面105に入射する。
第1の光源101から出射し、偏向器10の第1の偏向面105に入射した光束LAは、偏向器10により偏向された後、第1及び第2のfθレンズ106及び107、及び反射素子109(第1の反射素子)によって第1の被走査面108上に集光される。そして、偏向器10により偏向された光束LAは、第1の被走査面108を等速度で走査する。
なお、偏向器10は図中A方向に回転しているため、偏向走査された光束LAは、第1の被走査面108を図中B方向に走査する。
第2の光源201から出射した光束LB(第2の光束)は、第2のコリメータレンズ202によって平行光束に変換される。
そして、変換された光束LBは、第2のシリンドリカルレンズ203によって副走査方向に集光され、第2の開口絞り204を通過し、副走査方向上側から偏向器10の第2の偏向面205に入射する。
第2の光源201から出射し、偏向器10の第2の偏向面205に入射した光束LBは、偏向器10により偏向された後、第1及び第2のfθレンズ206及び207、反射素子209及び反射素子210(第2の反射素子)によって第2の被走査面208上に集光される。そして、偏向器10により偏向された光束LBは、第2の被走査面208を等速度で走査する。
なお、偏向器10は図中A方向に回転しているため、偏向走査された光束LBは、第2の被走査面208を図中C方向に走査する。
なお、本実施形態に係る光走査装置1では、第1のコリメータレンズ102、第1のシリンドリカルレンズ103及び第1の開口絞り104によって、第1の入射光学系80が構成される。
また、本実施形態に係る光走査装置1では、第2のコリメータレンズ202、第2のシリンドリカルレンズ203及び第2の開口絞り204によって、第2の入射光学系85が構成される。
また、本実施形態に係る光走査装置1では、第1のfθレンズ106及び第2のfθレンズ107(第1の走査光学素子(結像光学素子))によって、第1の走査光学系100が構成される。
また、本実施形態に係る光走査装置1では、第1のfθレンズ206及び第2のfθレンズ207(第2の走査光学素子)によって、第2の走査光学系200が構成される。
そして、本実施形態に係る光走査装置1では、第1及び第2の入射光学系80及び85の光軸は、副走査断面内において主走査断面に対して+3.0度の角度をなしている。
なお、本実施形態に係る光走査装置1において、同一光路上で副走査断面内において最も大きなパワーを有する走査光学素子は、第2のfθレンズ107及び207である。
そして、第1の走査光学系100では、光路上において第1の走査光学系100が備える走査光学素子106、107のうち副走査断面内において最も大きいパワーを有する走査光学素子107と偏向器10との間に反射素子109が設けられている。
また、第2の走査光学系200では、光路上において第2の走査光学系200が備える走査光学素子206、207のうち副走査断面内において最も大きいパワーを有する走査光学素子207と第2の被走査面208との間に反射素子210が設けられている。
なお、本実施形態では、第1及び第2の被走査面として、感光ドラム108及び208を用いている。
また、感光ドラム108及び208上における副走査方向の露光分布の作成は、主走査露光毎に、感光ドラム108及び208を副走査方向に回転させることによって達成している。
また、偏向器10の回転軸方向(すなわち、副走査方向)Dに対して感光ドラム108及び208の配列方向Eは直交しておらず、本実施形態では、-93°となっている。
次に、本実施形態に係る光走査装置1の第1及び第2の入射光学系80及び85、及び第1及び第2の走査光学系100及び200の諸特性を以下の表1乃至表3に示す。
Figure 0007030576000001
Figure 0007030576000002
Figure 0007030576000003
なお、表1乃至表3において、各レンズ面と各レンズの光軸との交点を原点としたときの、光軸方向、主走査断面内において光軸と直交する軸、及び副走査断面内において光軸と直交する軸をそれぞれ、X軸、Y軸及びZ軸としている。また、表2及び表3において、「E-x」は、「×10-x」を意味している。
本実施形態に係る光走査装置1の第1及び第2のfθレンズ106、107、206及び207の各レンズ面の主走査断面内における非球面形状(母線形状)は、以下の式(1)で表される。
Figure 0007030576000004
ここで、Rは曲率半径、kは離心率、Bi(i=4、6、8、…、16)は非球面係数である。なお、yに関してプラス側とマイナス側とで係数Biが異なる場合は、表2及び表3にあるように、プラス側の係数には添字uを付し(すなわち、Biu)、マイナス側の係数には添字lを付している(すなわち、Bil)。
また、第1及び第2のfθレンズ106、107、206及び207の各レンズ面の副走査断面内における非球面形状(子線形状)は、以下の式(2)で表される。
Figure 0007030576000005
ここで、Mjk(j=0~12、及びk=1)は非球面係数である。
また、第1及び第2のfθレンズ106、107、206及び207の各レンズ面の副走査断面内における曲率半径r’は、レンズ面のy座標に従って、以下の式(3)のように連続的に変化する。
Figure 0007030576000006
ここで、rは光軸上における曲率半径、Ej(j=1~10)は変化係数である。
次に、本実施形態に係る光走査装置1における効果について説明する。
本実施形態に係る光走査装置1において、図1(b)に示されているように、主走査断面内における第1の偏向面105上の軸上光線の偏向点(軸上偏向点)105c(第1の偏向点)から第2のfθレンズ107の入射面の原点までの距離をL1とし、主走査断面内における偏向点105cから第1の被走査面108までの距離をT1とする。
また、主走査断面内における第2の偏向面205上の軸上光線の偏向点205c(第2の偏向点)から第2のfθレンズ207の入射面の原点までの距離をL2とし、主走査断面内における偏向点205cから第2の被走査面208までの距離をT2とする。
このとき、本実施形態に係る光走査装置1では、L1=96mm、T1=168mm、L2=80mm、T2=168mmとなっている。
その結果、L1/T1=0.571、L2/T2=0.476となり、L1/T1>L2/T2を満たしている。また、T1=T2も満たしている。
本実施形態に係る光走査装置1では、図1(c)に示されているように、第2の走査光学系200において、第2のfθレンズ207と第2の被走査面208との間に反射素子210を配置することで、光走査装置1の小型化を達成し、光走査装置1と感光ドラム208との間のスペースを確保している。
ここでもし、本実施形態に係る光走査装置1においてT1=T2かつL1=L2となるように第1及び第2の走査光学系100及び200を配置すると、図2(a)に示されているように、第2の走査光学系200において第2のfθレンズ207と反射素子210とが干渉してしまう。
また、本実施形態に係る光走査装置1においてL1/T1<L2/T2を満たすように第1及び第2の走査光学系100及び200を配置すると、第2の走査光学系200において第2のfθレンズ207と反射素子210との干渉を避けるように、反射素子210を第2の被走査面208側に移動させる必要が生じる。
その結果、光走査装置1が大型化し、感光ドラム208と光走査装置1との間のスペースが狭くなってしまう。
また、本実施形態に係る光走査装置1では、図1(c)に示されているように、偏向器10の回転軸方向Dに対して感光ドラム108及び208の配列方向Eを第2の走査光学系200のスペースを拡げる方向に-93°傾けている。換言すると、第1及び第2の偏向面105及び205によって偏向された第1及び第2の光束LA及びLBの第1及び第2の走査光学系100及び200の光軸上における第1及び第2の集光位置F及びGを通る直線は副走査方向Dに対して非垂直である。それにより、第2の走査光学系200に配置されている光学素子間の干渉を回避している。
それに対して、図2(b)に示されているように、偏向器10の回転軸方向Dと感光ドラム108及び208の配列方向Eを互いに直交するように、各光学素子を配置すると、第2の走査光学系200において第1のfθレンズ206及び第2のfθレンズ207が互いに近接してしまい、干渉が発生する。
以上のように、本実施形態に係る光走査装置1では、各光学素子を上述の関係を満たすように配置することで、光学素子間の干渉を回避しつつ光走査装置1の小型化を達成し、光走査装置1と感光ドラム108及び208との間のスペースを確保することができる。
[第二実施形態]
図3(a)は、第二実施形態に係る光走査装置2の一部主走査断面展開図を示している。図3(b)は、第二実施形態に係る光走査装置2が備える第1乃至第4の走査光学系100乃至400の副走査断面展開図を示している。図3(c)は、第二実施形態に係る光走査装置2が備える第1乃至第4の走査光学系100乃至400の副走査断面図を示している。
なお、本実施形態に係る光走査装置2における第1及び第2の入射光学系80及び85、第1及び第2の走査光学系100及び200は、第一実施形態に係る光走査装置1と同一の構成であるため、同一の部材については説明を省略する。
本実施形態に係る光走査装置2では、第3及び第4の光源301及び401、第3及び第4のコリメータレンズ302及び402、第3及び第4のシリンドリカルレンズ303及び403、及び第3及び第4の開口絞り304及び404が設けられている。
また、本実施形態に係る光走査装置2では、第1のfθレンズ306及び406、第2のfθレンズ307及び407、及び反射素子309、310及び409が設けられている。
第3及び第4の光源301及び401としては、半導体レーザー等が用いられる。なお、第3及び第4の光源301及び401の発光点の数は、一つでも複数でも構わない。
第3及び第4のコリメータレンズ302及び402はそれぞれ、第3及び第4の光源301及び401から出射した光束LC及びLDを平行光束に変換する。なおここで、平行光束とは、厳密な平行光束だけでなく、弱発散光束や弱収束光束等の略平行光束を含むものとする。
第3及び第4のシリンドリカルレンズ303及び403はそれぞれ、副走査断面内に有限のパワー(屈折力)を有しており、第3及び第4のコリメータレンズ302及び402を通過した光束LC及びLDを副走査方向に集光する。
第3及び第4の開口絞り304及び404はそれぞれ、第3及び第4のシリンドリカルレンズ303及び403を通過した光束LC及びLDの主走査方向及び副走査方向の光束径を制限する。
このようにして、第3及び第4の光源301及び401から出射した光束LC及びLDはそれぞれ、偏向器10の第1及び第2の偏向面105及び205の近傍において副走査方向にのみ集光され、主走査方向に長い線像として結像される。
偏向器10は、不図示のモーター等の駆動手段により図中矢印A方向に回転することにより、偏向器10に入射した光束LA、LB、LC及びLDを偏向する。なお、偏向器10は、例えばポリゴンミラー等で構成される。
第1及び第2のfθレンズ306及び307は、主走査断面内と副走査断面内とで異なるパワーを有するアナモフィック結像レンズであり、偏向器10の第1の偏向面105によって偏向された光束LCを第3の被走査面308上に集光(導光)する。
第1及び第2のfθレンズ406及び407は、主走査断面内と副走査断面内とで異なるパワーを有するアナモフィック結像レンズであり、偏向器10の第2の偏向面205によって偏向された光束LDを第4の被走査面408上に集光(導光)する。
反射素子309、310及び409は、光束を反射する手段であり、蒸着ミラー等が用いられる。
第1の光源101から出射した光束LA(第1の光束)は、第1の入射光学系80によって副走査方向上側から偏向器10の第1の偏向面105に入射する。
第1の光源101から出射し、偏向器10の第1の偏向面105に入射した光束LAは、偏向器10により偏向された後、第1及び第2のfθレンズ106及び107、及び反射素子109によって第1の被走査面108上に集光される。そして、偏向器10により偏向された光束LAは、第1の被走査面108を等速度で走査する。
第2の光源201から出射した光束LB(第2の光束)は、第2の入射光学系85によって副走査方向上側から偏向器10の第2の偏向面205に入射する。
第2の光源201から出射し、偏向器10の第2の偏向面205に入射した光束LBは、偏向器10により偏向された後、第1及び第2のfθレンズ206及び207、及び反射素子209及び210によって第2の被走査面208上に集光される。そして、偏向器10により偏向された光束LBは、第2の被走査面208を等速度で走査する。
第3の光源301から出射した光束LC(第3の光束)は、第3のコリメータレンズ302によって平行光束に変換される。
そして、変換された光束LCは、第3のシリンドリカルレンズ303によって副走査方向に集光され、第3の開口絞り304を通過し、副走査方向下側から偏向器10の第1の偏向面105に入射する。
第3の光源301から出射し、偏向器10の第1の偏向面105に入射した光束LCは、偏向器10により偏向された後、第1及び第2のfθレンズ306及び307、及び反射素子309(第3の反射素子)及び反射素子310によって第3の被走査面308上に集光される。そして、偏向器10により偏向された光束LCは、第3の被走査面308を等速度で走査する。
なお、偏向器10は図中A方向に回転しているため、偏向走査された光束LCは、第3の被走査面308を図中B方向に走査する。
第4の光源401から出射した光束LD(第4の光束)は、第4のコリメータレンズ402によって平行光束に変換される。
そして、変換された光束LDは、第4のシリンドリカルレンズ403によって副走査方向に集光され、第4の開口絞り404を通過し、副走査方向下側から偏向器10の第2の偏向面205に入射する。
第4の光源401から出射し、偏向器10の第2の偏向面205に入射した光束LDは、偏向器10により偏向された後、第1及び第2のfθレンズ406及び407、及び反射素子409(第4の反射素子)によって第4の被走査面408上に集光される。そして、偏向器10により偏向された光束LDは、第4の被走査面408を等速度で走査する。
なお、偏向器10は図中A方向に回転しているため、偏向走査された光束LDは、第4の被走査面408を図中C方向に走査する。
なお、本実施形態に係る光走査装置2では、第3のコリメータレンズ302、第3のシリンドリカルレンズ303及び第3の開口絞り304によって、第3の入射光学系90が構成される。
また、本実施形態に係る光走査装置2では、第4のコリメータレンズ402、第4のシリンドリカルレンズ403及び第4の開口絞り404によって、第4の入射光学系95が構成される。
また、本実施形態に係る光走査装置2では、第1のfθレンズ306及び第2のfθレンズ307(第3の走査光学素子)によって、第3の走査光学系300が構成される。
また、本実施形態に係る光走査装置2では、第1のfθレンズ406及び第2のfθレンズ407(第4の走査光学素子)によって、第4の走査光学系400が構成される。
そして、本実施形態に係る光走査装置2では、第3及び第4の入射光学系90及び95の光軸は、副走査断面内において主走査断面に対して-3.0度の角度をなしている。
なお、本実施形態に係る光走査装置2において、同一光路上で副走査断面内において最も大きなパワーを有する走査光学素子は、第2のfθレンズ107、207、307及び407である。
そして、第1の走査光学系100では、光路上において第1の走査光学系100が備える走査光学素子106、107のうち副走査断面内において最も大きいパワーを有する走査光学素子107と偏向器10との間に反射素子109が設けられている。
また、第2の走査光学系200では、光路上において第2の走査光学系200が備える走査光学素子206、207のうち副走査断面内において最も大きいパワーを有する走査光学素子207と第2の被走査面208との間に反射素子210が設けられている。
また、第3の走査光学系300では、光路上において第3の走査光学系300が備える走査光学素子306、307のうち副走査断面内において最も大きいパワーを有する走査光学素子307と偏向器10との間に反射素子309が設けられている。
また、第4の走査光学系400では、光路上において第4の走査光学系300が備える走査光学素子406、407のうち副走査断面内において最も大きいパワーを有する走査光学素子407と偏向器10との間に反射素子409が設けられている。
なお、本実施形態では、第3及び第4の被走査面として、感光ドラム308及び408を用いている。
また、感光ドラム308及び408上における副走査方向の露光分布の作成は、主走査露光毎に、感光ドラム308及び408を副走査方向に回転させることによって達成している。
また、偏向器10の回転軸方向(すなわち、副走査方向)Dに対して感光ドラム108、208、308及び408の配列方向Eは直交しておらず、本実施形態では、-93°となっている。
次に、本実施形態に係る光走査装置2の第3及び第4の入射光学系90及び95、第3及び第4の走査光学系300及び400の諸特性を以下の表4乃至表6に示す。
Figure 0007030576000007
Figure 0007030576000008
Figure 0007030576000009
なお、表4乃至表6において、各レンズ面と各レンズの光軸との交点を原点としたときの、光軸方向、主走査断面内において光軸と直交する軸、及び副走査断面内において光軸と直交する軸をそれぞれ、X軸、Y軸及びZ軸としている。また、表5及び表6において、「E-x」は、「×10-x」を意味している。
本実施形態に係る光走査装置2の第1及び第2のfθレンズ306、307、406及び407の各レンズ面の主走査断面内における非球面形状(母線形状)は、上記の式(1)で表される。
また、第1及び第2のfθレンズ306、307、406及び407の各レンズ面の副走査断面内における非球面形状(子線形状)は、上記の式(2)で表される。
また、第1及び第2のfθレンズ306、307、406及び407の各レンズ面の副走査断面内における曲率半径r’は、レンズ面のy座標に従って、上記の式(3)のように連続的に変化する。
次に、本実施形態に係る光走査装置2における効果について説明する。
本実施形態に係る光走査装置2においては、第1乃至第4の被走査面108乃至408の間隔を狭くすることができ、具体的には、第1乃至第4の被走査面108乃至408の各々の間隔は52mmである。
本実施形態に係る光走査装置2において、図3(b)に示されているように、主走査断面内における第1の偏向面105上の軸上光線の偏向点305c(第3の偏向点)から第2のfθレンズ307の入射面の原点までの距離をL3とし、主走査断面内における偏向点305cから第3の被走査面308までの距離をT3とする。
また、主走査断面内における第2の偏向面205上の軸上光線の偏向点405c(第4の偏向点)から第2のfθレンズ407の入射面の原点までの距離をL4とし、主走査断面内における偏向点405cから第4の被走査面408までの距離をT4とする。
このとき、本実施形態に係る光走査装置2では、L3=96mm、T3=168mm、L4=80mm、T4=168mmとなる。
その結果、L3/T3=0.571、L4/T4=0.476となり、L3/T3>L4/T4を満たしている。また、T3=T4も満たしている。
もし、本実施形態に係る光走査装置2においてL3/T3<L4/T4を満たすように第3及び第4の走査光学系300及び400を配置してしまうと、第3の走査光学系300において第2のfθレンズ307を偏向器10の第1の偏向面105に近づける必要が生じる。その結果、第2のfθレンズ307が反射素子310に干渉してしまい、また第1の走査光学系100の光路にも干渉してしまう。
また、本実施形態に係る光走査装置2では、第一実施形態に係る光走査装置1と同様に、光走査装置2の小型化を達成し、光走査装置2と感光ドラム208との間のスペースを確保するために、L1/T1>L2/T2を満たすように第1及び第2の走査光学系100及び200を配置している。
また、本実施形態に係る光走査装置2において、図3(c)に示されているように、副走査断面内における第2のfθレンズ107の出射面の原点から第1の被走査面108までの距離をH1とし、副走査断面内における第2のfθレンズ407の出射面の原点から第4の被走査面408までの距離をH4とする。
このとき、本実施形態に係る光走査装置2では、図3(c)に示されているように、第4の走査光学系400において、偏向器10の第2の偏向面205と第2のfθレンズ407との間に反射素子409を配置することで、H4>H1とすることができ、光走査装置2と感光ドラム408との間のスペースを確保している。
また、本実施形態に係る光走査装置2では、図3(c)に示されているように、偏向器10の回転軸方向Dに対して感光ドラム108、208、308及び408の配列方向Eを第2の走査光学系200のスペースを拡げる方向に-93°傾けている。換言すると、第1及び第2の偏向面105及び205によって偏向された第1乃至第4の光束LA、LB、LC及びLDの第1乃至第4の走査光学系100、200、300及び400の光軸上における第1乃至第4の集光位置F、G、H及びIを通る直線は副走査方向Dに対して非垂直である。それにより、第2の走査光学系200に配置されている光学素子間の干渉を回避している。
また、本実施形態に係る光走査装置2では、第2のfθレンズ107及び307は、互いに同一のレンズとなっており、低コスト化を達成している。なお、第2のfθレンズ107及び307については、互いに同一のレンズでなくても構わない。
一方、第2のfθレンズ107及び207の入射面同士及び出射面同士の少なくとも一方は、互いに異なる形状となっている。
また、第2のfθレンズ207及び407は共に、入射面及び出射面が主走査断面に対して鏡面対称な形状を有している。なお、第2のfθレンズ207及び407の少なくとも一方については、主走査断面に対して鏡面対称な面形状を有していなくても構わない。
また、本実施形態に係る光走査装置2では、第一実施形態に係る光走査装置1と同様に、L1=96mm、T1=168mm、L2=80mm、T2=168mmとなっている。
従って、T1=T2=T3=T4、L1=L3、L2=L4も満たしている。
以上のように、本実施形態に係る光走査装置2では、各光学素子を上述の関係を満たすように配置することで、光学素子間の干渉を回避しつつ光走査装置2の小型化を達成し、光走査装置2と感光ドラム108乃至408との間のスペースを確保することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
[画像形成装置]
図4は、第二実施形態に係る光走査装置2が搭載されたカラー画像形成装置3の要部副走査断面図である。
画像形成装置3は、光走査装置を用いて、像担持体である各感光ドラム面上に画像情報を記録するタンデムタイプのカラー画像形成装置である。
画像形成装置3は、第二実施形態に係る光走査装置2、像担持体としての感光ドラム(感光体)23、24、25、26及び現像器15、16、17、18を備えている。また、画像形成装置3は、搬送ベルト91、プリンタコントローラ93及び定着器94を備えている。
画像形成装置3には、パーソナルコンピュータ等の外部機器92から出力されたR(レッド)、G(グリーン)、B(ブルー)の各色信号(コードデータ)が入力される。入力された色信号は、画像形成装置3内のプリンタコントローラ93によって、C(シアン)、M(マゼンタ)、Y(イエロー)、K(ブラック)の各画像データ(ドットデータ)に変換される。変換された各画像データはそれぞれ、光走査装置2に入力される。そして、光走査装置2からはそれぞれ、各画像データに応じて変調された光ビーム19、20、21、22が射出され、これらの光ビームによって感光ドラム23、24、25、26の感光面が露光される。
感光ドラム23、24、25、26の表面を一様に帯電せしめる帯電ローラ(不図示)が表面に当接するように設けられている。そして、帯電ローラによって帯電された感光ドラム23、24、25、26の表面に、光走査装置2によって光ビーム19、20、21、22が照射されるようになっている。
上で述べたように、光ビーム19、20、21、22は各色の画像データに基づいて変調されており、光ビーム19、20、21、22を照射することによって感光ドラム23、24、25、26の表面に静電潜像が形成される。形成された静電潜像は、感光ドラム23、24、25、26に当接するように配設された現像器15、16、17、18によってトナー像として現像される。
現像器15乃至18によって現像されたトナー像は、感光ドラム23乃至26に対向するように配設された不図示の転写ローラ(転写器)によって、搬送ベルト91上を搬送される不図示の用紙(被転写材)上に多重転写され、1枚のフルカラー画像が形成される。
以上のようにして、未定着トナー像が転写された用紙は、さらに感光ドラム23、24、25、26後方(図4において左側)の定着器94へと搬送される。定着器94は、内部に定着ヒータ(不図示)を有する定着ローラとこの定着ローラに圧接するように配設された加圧ローラとで構成されている。転写部から搬送されてきた用紙は、定着ローラと加圧ローラの圧接部にて加圧しながら加熱されることにより、用紙上の未定着トナー像が定着される。さらに定着ローラの後方には不図示の排紙ローラが配設されており、排紙ローラは定着された用紙を画像形成装置3の外に排出せしめる。
カラー画像形成装置3は、光走査装置2によって、並行してC、M、Y、Kの各色に対応する感光ドラム23、24、25、26の感光面上に画像信号(画像情報)を記録し、カラー画像を高速に印字するものである。
外部機器92としては、例えばCCDセンサを備えたカラー画像読取装置が用いられても良い。この場合には、このカラー画像読取装置と、カラー画像形成装置3とで、カラーデジタル複写機が構成される。
また、光走査装置2の代わりに、第一実施形態に係る光走査装置1を2個並べて配置しても構わない。
1 光走査装置
10 偏向器
100、200 第1及び第2の走査光学系
101、201 第1及び第2の光源
105、205 第1及び第2の偏向面
105c、205c 偏向点(第1及び第2の偏向点)
107、207 第2のfθレンズ(第1及び第2の走査光学素子)
108、208 第1及び第2の被走査面
109、210 反射素子(第1及び第2の反射素子)
LA、LB 第1及び第2の光束

Claims (21)

  1. 1及び第2の光束を偏向して第1及び第2の被走査面を主走査方向に走査する第1及び第2の偏向面を含む偏向器と、
    前記偏向器によって偏向された前記第1及び第2の光束を前記第1及び第2の被走査面に光する第1及び第2の結像光学系とを備え
    前記第1の結像光学系は、少なくとも一つの結像光学素子と、該少なくとも一つの結像光学素子のうち副走査断面内において最も大きいパワーを有する第1の結像光学素子と前記偏向器との間の光路上に配置された第1の反射素子とを有し、
    前記第2の結像光学系は、少なくとも一つの結像光学素子と、該少なくとも一つの結像光学素子のうち副走査断面内において最も大きいパワーを有する第2の結像光学素子と前記第2の被走査面との間の光路上に配置された第2の反射素子とを有し、
    前記偏向器によって偏向された前記第1及び第2の光束の前記第1及び第2の結像光学系の第1及び第2の光軸上における第1及び第2の集光位置を通る直線は副走査方向に対して非垂直であり、
    記第1の偏向面上の第1の軸上偏向点から前記第1の結像光学素子までの前記第1の光軸上における距離をL1、前記第1の軸上偏向点から前記第1の被走査面までの前記第1の光軸上における距離をT1、前記第2の偏向面上の第2の軸上偏向点から前記第2の結像光学素子までの前記第2の光軸上における距離をL2、前記第2の軸上偏向点から前記第2の被走査面までの前記第2の光軸上における距離をT2としたとき、
    L1/T1>L2/T2
    なる条件式を満たすことを特徴とする光走査装置。
  2. 前記第2の反射素子は、前記偏向器を通る主走査断面よりも前記第2の被走査面の側に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の光走査装置。
  3. T1=T2
    なる式を満たすことを特徴とする請求項1または2に記載の光走査装置。
  4. 前記第1及び第2の結像光学素子の夫々の入射面は、互いに異なる形状であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の光走査装置。
  5. 前記第1及び第2の結像光学素子の夫々の出射面は、互いに異なる形状であることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の光走査装置。
  6. 前記偏向器は、前記第1及び第2の偏向面によって第3及び第4の光束を偏向して第3及び第4の被走査面を主走査方向に走査することを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の光走査装置。
  7. 前記偏向器によって偏向された前記第3及び第4の光束を前記第3及び第4の被走査面に集光する第3及び第4の結像光学系を備えることを特徴とする請求項6に記載の光走査装置。
  8. 前記第3の結像光学系は、少なくとも一つの結像光学素子と、該少なくとも一つの結像光学素子のうち副走査断面内において最も大きいパワーを有する第3の結像光学素子と前記偏向器との間の光路上に配置された第3の反射素子とを有することを特徴とする請求項7に記載の光走査装置。
  9. 前記第1及び第3の結像光学素子の形状は、互いに同じであることを特徴とする請求項に記載の光走査装置。
  10. 前記第4の結像光学系は、少なくとも一つの結像光学素子と、該少なくとも一つの結像光学素子のうち副走査断面内において最も大きいパワーを有する第4の結像光学素子と前記偏向器との間の光路上に配置された第4の反射素子とを有することを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項に記載の光走査装置。
  11. 副走査断面内における前記第1の結像光学素子から前記第1の集光位置までの距離と副走査断面内における前記第4の結像光学素子か前記偏向器によって偏向された前記第4の光束の前記第4の結像光学系の第4の光軸上における第4の集光位置までの距離とは互いに異なることを特徴とする請求項10に記載の光走査装置。
  12. 前記第2及び第4の結像光学素子の入射面及び出射面の形状は、主走査断面に対して鏡面対称であることを特徴とする請求項10または11に記載の光走査装置。
  13. 前記偏向器によって偏向された前記第3及び第4の光束の前記第3及び第4の結像光学系の第3及び第4の光軸上における第3及び第4の集光位置を通る直線は、副走査方向に対して非垂直であることを特徴とする請求項7乃至12のいずれか一項に記載の光走査装置。
  14. 前記第1の偏向面上の第3の軸上偏向点から前記第3の結像光学系に設けられた少なくとも一つの結像光学素子のうち副走査断面内において最も大きいパワーを有する第3の結像光学素子までの前記第3の結像光学系の第3の光軸上における距離をL3、前記第3の軸上偏向点から前記第3の被走査面までの前記第3の光軸上における距離をT3、前記第2の偏向面上の第4の軸上偏向点から前記第4の結像光学系に設けられた少なくとも一つの結像光学素子のうち副走査断面内において最も大きいパワーを有する第4の結像光学素子までの前記第4の結像光学系の第4の光軸上における距離をL4、前記第4の軸上偏向点から前記第4の被走査面までの前記第4の光軸上における距離をT4としたとき、
    L3/T3>L4/T4
    なる条件式を満たすことを特徴とする請求項7乃至13のいずれか一項に記載の光走査装置。
  15. T3=T4
    なる式を満たすことを特徴とする請求項14に記載の光走査装置。
  16. T1=T2=T3=T4
    なる式を満たすことを特徴とする請求項14または15に記載の光走査装置。
  17. L1=L3
    なる式を満たすことを特徴とする請求項14乃至16のいずれか一項に記載の光走査装置。
  18. L2=L4
    なる式を満たすことを特徴とする請求項14乃至17のいずれか一項に記載の光走査装置。
  19. 前記偏向器は、前記第1の偏向面によって第3の光束を偏向して第3の被走査面を主走査方向に走査し、
    前記偏向器によって偏向された前記第3の光束を前記第3の被走査面に集光する第3の結像光学系を備え、
    前記第3の結像光学系は、少なくとも一つの結像光学素子と、該少なくとも一つの結像光学素子のうち副走査断面内において最も大きいパワーを有する第3の結像光学素子と前記偏向器との間の光路上に配置された第3の反射素子とを有することを特徴とする請求項1乃至18のいずれか一項に記載の光走査装置。
  20. 請求項1乃至19のいずれか一項に記載の光走査装置と、該光走査装置により被走査面に形成される静電潜像をトナー像として現像する現像器と、現像された前記トナー像を被転写材に転写する転写器と、転写された前記トナー像を前記被転写材に定着させる定着器とを備えることを特徴とする画像形成装置。
  21. 請求項1乃至19のいずれか一項に記載の光走査装置と、外部機器から出力されたコードデータを画像信号に変換して前記光走査装置に入力するプリンタコントローラとを備えることを特徴とする画像形成装置。
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