JP7029036B2 - 電極チップの交換装置 - Google Patents

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Description

本発明は、スポット溶接機のシャンクの先端に電極チップを脱着するための電極チップの交換装置に関するものである。
従来、この種の電極装置の交換装置として、図7に示すように、交換装置は、一方側に、同じ構造の2個の引外し装置51、51を上下反対向きに、スイングユニット52、52を介して上下に取付けるとともに、他方側に、電極チップの供給装置である、電極チップを収納する2個のマガジン53、53を上下に、上側のマガジン53をスライドユニット54を介して取付け、下側のマガジン53を取付け板55に取付けるとともに、上側のマガジン53には上方に開放した電極チップの供給口56が設けられ、下側のマガジン53には下方に開放した電極チップの供給口が設けられ、ロボットアームに取付けられた溶接ガンの固定電極及び可動電極のシャンク先端に取り付けられた電極チップを同時に取外し、若しくは装着するものがあった。(特許文献1参照)
また、他の構成の電極チップの供給装置として、特許文献2で示すように、表裏両面に電極チップの収納部を形成した回転マガジンを回転可能に支持し、シャンクに電極チップを取付ける際に、回転マガジンを1ピッチ分だけ回転させて、順次電極チップを供給する回転支持部とから構成されたものがあった。
再公表2006/062549 特開2010-172913号公報
前記図7(特許文献1)のものでは、引外し装置やマガジンが2組必要であり、さらに引外し装置やマガジンアはスライドユニットを介して取付けているので、構造が複雑となり、また高価なものとなるという問題があった。
特許文献2のマガジンでは、1個の回転マガジンの表裏両面に電極チップの収納部を設けているので、表裏両面の電極チップの収納部を、その中心が一致するように精度よく形成しなければならず、加工が面倒であるという問題があった。
本発明は、前記の問題を解決し、電極チップの引外し装置や電極チップの供給装置が1組で済み、かつスライドユニットが必要なく、構成が簡単で、安価に製造できる電極チップの交換装置を提供することを目的になされたものである。
上記課題を解決するためになされた請求項1記載の電極チップの交換装置は、180°回転可能な回転機構の一方側に電極チップの取外し装置を取付けるとともに、回転機構の他方側に電極チップの供給装置を取付け、溶接ガンの一方側のシャンクに装着された電極チップを取外し装置にて取外した上、溶接ガンを横移動して一方側のシャンクに供給装置の電極チップを装着した後、回転機構を180°回転して、取外し装置を一方から他方に位置させ、供給装置を他方から一方に位置させて、溶接ガンの他方側のシャンクに装着された電極チップを取外し装置にて取外した上、溶接ガンを横移動して他方側のシャンクに供給装置の電極チップを装着するようにしたことを特徴とするものである。
請求項2記載の電極装置の交換装置は、前記供給装置を、表面に複数の電極チップの収納部を形成し、1ピッチ毎に回転可能な円形マガジンとしたことを特徴とするものである。
請求項1の発明では、180°回転可能な回転機構の一方側に電極チップの取外し装置を取付けるとともに、回転機構の他方側に電極チップの供給装置を取付け、溶接ガンの一方側のシャンクに装着された電極チップを取外し装置にて取外した上、溶接ガンを横移動して一方側のシャンクに供給装置の電極チップを装着した後、回転機構を180°回転して、取外し装置を一方から他方に位置させ、供給装置を他方から一方に位置させて、溶接ガンの他方側のシャンクに装着された電極チップを取外し装置にて取外した上、溶接ガンを横移動して他方側のシャンクに供給装置の電極チップを装着するようにしたので、電極チップの引外し装置と電極チップの供給装置が1組となり、またスイングユニットも必要ないので構成が簡単で安価に製造できるという効果がある。
請求項2の発明では、供給装置を、表面に複数の電極チップの収納部を形成し、1ピッチ毎に回転可能な円形マガジンとしたので、電極チップの収納部の加工が容易にできるという効果がある。
本発明の好ましい実施の形態を示す正面図である。 図1の回転機構を180°回転させた状態の正面図である。 一方の電極のシャンクから電極チップを取外す方法を説明するための側面図である。 一方の電極のシャンクに電極チップを取付ける方法を説明するための側面図である、 他方の電極のシャンクから電極チップを取外すため溶接ガンが移動した状態を示す側面図である。 他方の電極のシャンクに電極チップを装着するため溶接ガンが移動した状態を示す側面図である。 従来例を示す斜視図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態について図1乃至図6に基づいて説明する。
1は取付け台部2と、回転角度を180°としたステッピングモーター3と、回転板部4とから構成された回転機構であり、回転機構1の取付け台部2は、円形の取付け板5と取付け板5の周縁部から垂下された取付け脚6とからなり、またステッピングモーター3は取付け台部2の取付け板5の裏面に取付けられ、その回転軸3aを取付け板5の中心を貫通して取付け板5の上に突出させており、さらに、回転板部4は、取付け台部2の取付け板5の上方に突出したステッピングモーター3の回転軸3aの先端に中心部が固定され、裏面にボールキャスター7を取付けて、ステッピングモーター3の回転により安定して回転する円形の回転板8と、略L字形に折り曲げられ、水平板9aが回転板8に固定され、垂直板9bの両端に装置の取付け部9c、9dが形成されている装置取付け板9から構成されている。尚、10はステッピングモーター3の回転軸3aを覆うカバーである。
11は先端に爪12を突出させ、回転機構1の装置取付け板9の、一方側の装置取付け部9cに爪12を上方になるように取付けられた電極チップの取外し装置であり、取外し装置11の爪12は、前方に開口した凹部13aを有する板状の固定爪13と、この固定爪13の基部に軸14にて回動可能に枢着され、前方に開口した凹部15aを有する可動爪15とからなり、可動爪15は固定爪13に対して開いた状態になる。この引外し装置11の固定爪13と可動爪15が開閉する詳細は本出願人による出願の国際公開2005/123321号に記載されている。
16は電極チップを収納する複数の収納部17aを前面に形成した円形のマガジン17と円形のマガジン17の前面を覆い、上部に電極チップの供給口18aを形成したカバー18と、円形のマガジン17を1ピッチ分だけ回転させるスライド板19を有する回転支持部20からなり、回転機構1の装置取付け板9の、図1において他方側の取付け部9dに電極チップの供給口18が上になるように取付けられた電極チップの供給装置16であり、電極チップの供給装置16はスライド板19を押すことによりマガジン17を1ピッチ分だけ回転させる。このマガジン17の回転動作の詳細は本出願人による出願の特開2010-172903号公報に記載されている。
21は柱状の基台であり、基台21の上面板22には回転機構1の取付け台部2の取付け脚6の下端をボルト23にて固定することによって回転機構1を取付けるとともに、下端の設置板24によってスポット溶接機の近傍に設置されている。尚、25はテーブルであり、26はテーブル25に載置された取り外された電極チップを受け止めるためのポリコンである。
27はスポット溶接機ロボットアーム先端に取付けられた溶接ガンであり、溶接ガン27には一方側(可動電極)のシャンク28の先端に溶接チップ29が脱着可能に装着されるとともに、他方側(固定電極)のシャンク30の先端にも溶接チップ29が脱着可能に装着されており、電極チップ29を装着することにより電極チップ29の後端とシャンク28、30の電極チップ取付け部28a、30a後端との間に溝部31、32が形成される。
次に、前記の電極チップの交換装置の動作について図3乃至図6に基づいて説明する。
まず、溶接ガン27の一方側のシャンク28に装着されている電極チップ29の取外し方法を図3に基づいて説明すると、電極チップ交換装置が図1の状態において、図3(イ)に示すように溶接ガン27の電極チップ29が装着されている一方側のシャンク28の電極チップ29の後方の溝部31が取外し装置11の可動爪15が閉じた状態の固定爪13、可動爪15に対応するように位置させ、シャンク28の軸方向と直角方向に移動し、電極チップ29を装着されたときに形成される溝部31を固定爪13、可動爪15の凹部13a、15aに挿入し、シャンク28が固定爪13、可動爪15の凹部13a、15aの正常な位置に挿入されると、図3(ロ)に示すように可動爪15が回動し固定爪13から開いた状態となり、電極チップ29はシャンク28から外れポリコン26内に落ちる。その後、一方のシャンク28が固定爪13、可動爪15の凹部13a、15aから外れた図3(イ)の位置に戻る。
次に装着方法について説明すると、溶接ガン27は横移動し、途中で電極チップの供給装置16のマガジン17の回転支持部20のスライド板19を押してマガジン17を1ピッチ分だけ回動して、図4(イ)で示す一方側のシャンク28が供給装置16のマガジン17の上部電極チップの収納部17aと対応(即ち、カバー18の供給口18aと対応)した後、図4(ロ)に示すように一方側のシャンク28をマガジン17の収納溝17aに収納されている電極チップ29の後開口の装着孔29aに嵌入し、電極チップ29をシャンク28に装着した後、電極チップ29をマガジン17から外し、溶接ガン27を上方に移動して一方側のシャンク28に対する電極チップ29の交換が終わる。尚、溶接ガン27が横移動する途中で、図示されていないリミッタ等によりシャンク28の電極チップ29の有無を検知し、電極チップ29が検知された場合には前記図3(イ)の状態に戻り、電極チップの取外しを再度行うようになっている。
さらに、回転機構1のステッピングモーター3を動作して、回転板部4を180°回転し、取外し装置11を一方から他方に位置させ、供給装置16を他方から一方に位置させ、電極チップ交換装置を図2の状態とし、図4に示すように溶接ガン27の電極チップ29が装着されている他方側のシャンク30の電極チップ29の後端の溝部32が取外し装置11の可動爪15が閉じた状態の固定爪13、可動爪15に対応するように位置させ、その後は前記一方側のシャンク28に装着された電極チップ29の取外しと同様にして電極チップを取外す。
さらにまた、他方側のシャンクに電極チップを装着する方法を説明すると、、溶接ガン27は横移動し、途中で電極チップの供給装置16のマガジン17の回転支持部20のスライド板19を押してマガジン17を1ピッチ分だけ回動して、図6で示す他方側のシャンク30が供給装置16のマガジン17の上部電極チップの収納部17aと対応した後、前記一方側のシャンク28への電極チップの装着と同様にして他方側のシャンク28への電極チップの交換を終了する。
以上のように、本発明によれば、180°回転可能な回転機構1の一方側に電極チップ29の取外し装置11を取付けるとともに、回転機構1の他方側に電極チップ29の供給装置16を取付け、溶接ガン27の一方側のシャンク28に装着された電極チップ29を取外し装置11にて取外した上、溶接ガン27を横移動して一方側のシャンク28に供給装置16の電極チップ29を装着した後、回転機構1を180°回転して、取外し装置11を一方から他方に位置させ、供給装置16を他方から一方に位置させて、溶接ガン27の他方側のシャンク30に装着された電極チップ29を取外し装置11にて取外した上、溶接ガン27を横移動して他方側のシャンク30に供給装置16の電極チップ29を装着するようにしたので、電極チップ29の取外し装置11と供給装置16が1組で済むだけではなく、電極チップ29の脱着の際、シャンクと引外し装置、或いは、シャンクと供給装置16がズレていても、脱着に伴い溶接ガン27が移動してシャンクに電極チップ29が確実に脱着できるので、構成が簡単で安価に製作できる。
また、供給装置16を、表面に複数の電極チップ29の収納部17aを形成し、1ピッチ毎に回転可能な円形マガジン17としたので、電極チップの収納部の加工が容易にできる
1 回転機構
2 取付け台部
3 ステッピングモーター
4 回転板部
5 取付け板
6 取付け脚
8 回転板
9 装置取付け板
11 引外し装置
12 爪
13 固定爪
15 可動爪
16 供給装置
17 マガジン
17a 収納部
18 カバー
20 回転支持部
27 溶接ガン
28 シャンク
29 電極チップ
30 シャンク

Claims (2)

  1. 180°回転可能な回転機構の一方側に電極チップの取外し装置を取付けるとともに、回転機構の他方側に電極チップの供給装置を取付け、溶接ガンの一方側のシャンクに装着された電極チップを取外し装置にて取外した上、溶接ガンを横移動して一方側のシャンクに供給装置の電極チップを装着した後、回転機構を180°回転して、取外し装置を一方から他方に位置させ、供給装置を他方から一方に位置させて、溶接ガンの他方側のシャンクに装着された電極チップを取外し装置にて取外した上、溶接ガンを横移動して他方側のシャンクに供給装置の電極チップを装着するようにしたことを特徴とする電極チップの交換装置。
  2. 前記供給装置を、表面に複数の電極チップの収納部を形成し、1ピッチ毎に回転可能な円形のマガジンとしたことを特徴とする請求項1記載の電極チップの交換装置。
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