JP7028552B2 - 温熱具 - Google Patents
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Description
被酸化性金属、炭素成分及び水を備える発熱部と、
少なくとも一部に通気性を有し、発熱部を収容する袋体と、
を有する温熱具であって、
該温熱具は、(A)メチルジヒドロジャスモネート、及び(B)テルペン骨格を有するアルコール化合物を含有する香料組成物にて賦香されており、
成分(A)の含有量が、前記被酸化性金属100質量部に対し、0.02質量部以上0.2質量部以下であり、
成分(B)に対する成分(A)の質量割合((A)/(B))が、0.10以上2.5以下である、温熱具を提供するものである。
同様の観点から、被酸化性金属の平均粒径は10μm以上であることが好ましく、20μm以上であることがより好ましい。また、平均粒径は、200μm以下であることが好ましく、150μm以下であることがより好ましい。
同様の観点から、被酸化性金属の含有量は、坪量で表して、100g/m2以上が好ましく、200g/m2以上であることがより好ましい。また、3,000g/m2以下であることが好ましく、1500g/m2以下であることがより好ましい。
なお、発熱部10中の鉄粉の含有量は、JIS P8128に準じる灰分試験や、熱重量測定器で求めることができる。他に外部磁場を印加すると磁化が生じる性質を利用して振動試料型磁化測定試験等により定量することができる。
同様の観点から、炭素成分は、平均粒径が10μm以上であることが好ましく、12μm以上であることがより好ましい。また、炭素成分は、平均粒径が200μm以下であることが好ましく、100μm以下であることがより好ましい。
なお、吸水剤の含有量は、被酸化性金属100質量部に対して、0.3質量部以上であることが好ましく、1質量部以上であることがより好ましく、3質量部以上であることがさらに好ましい。また、吸水剤の含有量は、被酸化性金属100質量部に対して、20質量部以下であることが好ましく、15質量部以下であることがより好ましく、13質量部以下であることがさらに好ましい。
また、吸水剤の含有量は、坪量で表して、4g/m2以上であることが好ましく、7g/m2以上であることがより好ましく、また、290g/m2以下であることが好ましく、160g/m2以下であることがより好ましい。
なお、吸水剤の含有量に対する水の含有量の質量比(水/吸水剤)は、0.8以上であることが好ましく、1以上であることがより好ましく、1.5以上であることがさらに好ましい。また、吸水剤の含有量に対する水の含有量の質量比(水/吸水剤)は、13以下であることが好ましく、12以下であることがより好ましく、10以下であることがさらに好ましい。
保水層12に含まれる水の含有量は、保水層12の最大吸水量の10~45質量%であることが好ましく、12~40質量%であることがより好ましく、13~30質量%であることが、発熱部10の製造時、発熱組成物が1つの発熱部10に何らかの理由で多量に充填されたり、特定の箇所に多量に偏在したりする場合でも、異常発熱が防止され、良好な発熱特性が安定して得られる点でさらに好ましい。
同様の観点から、保水層12に含まれる水の含有量は、保水層12の最大吸水量の12質量%以上であることが好ましく、13質量%以上であることがより好ましい。
また、保水層12に含まれる水の含有量は、40質量%以下であることが好ましく、30質量%以下であることがより好ましい。
保水層の最大吸水量(Wmax)は下記のとおり、JIS L1906の記載の測定方法を用いることができる。具体的には、保水層12の質量(W0)を測定し、保水層12を5質量%塩化ナトリウム水溶液に5分間浸漬した後、ピンセットで取り出して、1分間空気中に吊り下げ放置して抱えきれない水分をしたたり落とした後、質量(W1)を測定し、下記の式より最大吸水量(Wmax)を算出する。
Wmax=W1-W0
保水層12は、成分(a)を含むシート、例えば、一層の繊維シートから構成されていてもよいし、二層以上が積層されていてもよい。繊維シートとしては、具体的には、後述する繊維材料から製造される紙、不織布、又は紙と不織布の積層したものなどが挙げられる。成分(a)を含むシートとしては、具体的には、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリエチレンシート、ポリプロピレンシートなど吸水性のない素材に繊維材料を積層またはラミネートした紙、不織布などのシート材でもよく、パルプ繊維やレーヨン繊維などの繊維材料に、さらに別の繊維材料を積層または混合した抄紙、不織布などのシート材でもよい。保水層12に成分(a)を含むシートを用いることで、保水層12に含まれる水の含有量を、保水層12の最大吸水量の10~45質量%にすることが容易にでき、好ましい。
同様の観点から、熱融着性繊維の配合量は、保水層12における繊維の全量に対して0.1質量%以上であることが好ましく、0.5質量%以上であることがより好ましい。また、熱融着性繊維の配合量は、保水層12における繊維の全量に対して10質量%以下であることが好ましく、5質量%以下であることがより好ましい。
成分(b)の形状としては、球状、塊状、ブドウ房状、繊維状から選択される1種又は2種以上が挙げられる。成分(b)の粒径は、1~1000μmであることが好ましく、10~500μmであることがより好ましい。成分(b)の粒径は、1μm以上であることが好ましく、10μm以上であることがより好ましい。また、成分(b)の粒径は、1000μm以下であることが好ましく、500μm以下であることがより好ましい。
なお、成分(b)の粒径は、動的光散乱法、レーザー回折法等により測定される。
同様の観点から、保水層12に占める成分(b)の割合は、乾燥状態で10質量%以上であることが好ましく、20質量%以上であることがより好ましく、一方、70質量%以下であることが好ましく、65質量%以下であることがより好ましい。
保水層12は、乾燥状態でその坪量が20g/m2以上であることが好ましく、35g/m2以上であることがより好ましく、50g/m2以上であることがさらに好ましい。また、保水層12は、乾燥状態でその坪量が200g/m2以下であることが好ましく、150g/m2以下であることがより好ましく、140g/m2以下であることがさらに好ましい。
保水層12に含まれる成分(b)の坪量は、乾燥状態でその坪量が5g/m2以上であることが好ましく、10g/m2以上であることがより好ましく、30g/m2以上であることがさらに好ましい。また、保水層12は、乾燥状態でその坪量が150g/m2以下であることが好ましく、100g/m2以下であることがより好ましく、90g/m2以下であることがさらに好ましい。
また、保水層12に含まれる水の含有量が10~45質量%となる状態で、第1吸水シート102aおよび第2吸水シート102bは、いずれも、通気度が、500秒/100ml以下であることが好ましい。なお、下限値はたとえば、1秒/100mlである。
同様の観点から、発熱部10中の反応促進剤の含有量は、被酸化性金属100質量部に対して2質量部以上であることが好ましく、3質量部以上であることがより好ましい。また、発熱部10中の反応促進剤の含有量は、被酸化性金属100質量部に対して15質量部以下であることが好ましく、13質量部以下であることがより好ましい。
同様の観点から、増粘剤の含有量は、被酸化性金属100質量部に対して、0.05質量部以上であることが好ましく、0.1質量部以上であることがより好ましい。また、増粘剤の含有量は、被酸化性金属100質量部に対して5質量部以下であることが好ましく、4質量部以下であることがより好ましい。
発熱部10は、例えば、被酸化性金属、炭素成分を含む吸水剤、及び水を含む発熱粉体水分散物を吸水シート102(図3の発熱部10を形成する場合は、第1吸水シート102a)に塗布して作製することができる。発熱粉体水分散物は、前述した成分を全て一度に混合することで調製されてもよいが、予め、増粘剤を水に溶解したものに反応促進剤を溶解して水溶液を準備し、次に被酸化性金属と炭素成分とをプレ混合したものを水溶液と混合してもよい。
まず、塗工槽301に、被酸化性金属、炭素成分を含む吸水剤、水を含む発熱粉体水分散物302を用意する。発熱粉体水分散物302は、攪拌器303により攪拌して、被酸化性金属、及び、炭素成分を含む吸水剤等、水に不溶な成分をより均一に分散させてもよい。発熱粉体水分散物302は、前述した成分を全て一度に混合することで調製されてもよいが、予め、増粘剤を水に溶解したものに反応促進剤を溶解して水溶液を準備し、次に被酸化性金属と炭素成分を含む吸水剤とをプレ混合したものを水溶液と混合してもよい。
袋体30は、少なくも一部が通気性を有するが、少なくともその一部が通気性のシートであることが好ましい。保温、保存中の結露防止、必要な香り強度を長時間持続できること、及び、内部が透けて見えないようにすること等の観点から、坪量が20g/m2以上であることが好ましく、25g/m2以上であることがより好ましく、30g/m2以上であることがさらに好ましい。また、温熱具1の薄型化や軽量化を図り使用時の軽快さを向上させる観点や使用時のフローラル調の香りの立ち上がりが良好になる観点から坪量が90g/m2以下であることが好ましく、85g/m2以下であることがより好ましく、80g/m2以下であることがさらに好ましい。
このようなシートとしては、例えば、不織布、編み物地、通気性シート(例えば、多孔質シート、通気孔を有するプラスチックフィルム)、不織布と通気性シートとをラミネートした積層シート、又は、編み物地と通気性シートとをラミネートした積層シートを用いることができる。
樹脂製の多孔質シートとしては、具体的には、熱可塑性樹脂及び該樹脂と相溶性のない有機又は無機のフィラーの溶融混練物をフィルム状に成形し、一軸又は二軸延伸して得られたものであり、微細な多孔質構造になっているものや、通気穴を有する樹脂製のシートとしては非通気性シートや難通気性シートに針等で微細穴を設けたものや、あるいは前述の通気性シートにさらに針等で微細穴を設けたものが好ましい。通気性シートの厚みは、5μm以上200μm以下が好ましい。
成分(A)のメチルジヒドロジャスモネート(MDJ)、及び成分(B)のテルペン骨格を有するアルコール化合物は、一般に入手できる香料組成物である。また、成分(A)、成分(B)は、成分(A)または成分(B)を含有する精油の形で用いられてもよい。
ここで、一般に、テルペンとは、イソプレンの重合体で、イソプレン単位の数に応じて、モノテルペン、セスキテルペン、ジテルペン等に分類される。本実施形態の成分(B)とは、このようなテルペンを基本骨格とし、水酸基を有するアルコール化合物である。
例えば、テルペン系炭化水素、ヨノン等のテルペノイド、γ-テルピネン、芳香族アルコール、脂環式アルコール、酢酸エステル類、ジヒドロジャスモン酸メチル、ジプロピレングリコール等の多価アルコール、及び精油等が挙げられる。
また、温熱具1の賦香に用いられる香料組成物は、本発明の効果を妨げない範囲であれば、溶剤を含むことができる。溶剤としては、ジプロピレングリコール、エチルジグリコール、イソプロピルミリステート、ベンジルベンゾエート、トリエチルシトレート及びジエチルフタレートの1種又は2種以上を用いることができる。
温熱具1は、(A)メチルジヒドロジャスモネート、及び(B)テルペン骨格を有するアルコール化合物を含有する香料組成物にて賦香されており、成分(A)の含有量が、被酸化性金属100質量部に対し、0.02質量部以上0.2質量部以下であり、成分(B)に対する成分(A)の質量割合((A)/(B))が、0.10以上2.5以下である。すなわち、成分(A)と成分(B)とを組み合わせ、これらの含有量を高度に制御することで温熱具1の使用時において、フローラル調の芳香を発現しつつ、温熱具1の発熱温度を適切に上昇させ、良好な発熱特性を得ることができる。
ここで、温熱具1による良好な発熱特性とは、温熱具1の使用時において、温熱具1が使用開始から速やかに適切な温度まで昇温し、使用者に適切な温熱効果を付与することができることを意味する。また、温熱具1の第2袋体シート30bの外面の最高到達温度が54℃以上であると、使用者により効果的な温熱効果を実感させることができる。
なお、フローラル調の芳香とは、ヒトが匂いを感じたときに、その匂いからバラ、ジャスミン、スズラン、ライラック、及びサクラ等といった花をイメージさせる香りであればよい。また、温熱具1において香りを効果的に感じさせる観点からは、MDJに由来する香りであることが好ましい。
図5には、蒸気温熱具100の平面図が示されている。この蒸気温熱具100は、いわゆるアイマスクタイプのものであり、ヒトの目及びその周囲に当接させて、所定温度に加熱された水蒸気(以下、「蒸気温熱」とも言う。)を目及びその周囲に付与するために用いられるものである。この蒸気温熱具100は前述の成分(A)及び成分(B)を所定量で含有する香料組成物によって賦香されている。
〔発熱粉体水分散物の調製〕
表1で示す組成比で、材料を用意し、次の手順で調製した。キサンタンガムを水に溶解し、次いでリン酸3カリウム、水酸化カリウムを溶解して水溶液を用意した。一方で、鉄粉、活性炭をプレ混合した粉体を用意し、上記水溶液に、プレ混合粉体を入れ、ディスクタービン型攪拌羽根で150rpm、10分間攪拌してスラリー状の発熱粉体水分散物を得た。
第1吸水シートとして、木材パルプ製の紙(坪量20g/m2、伊野紙株式会社製)と吸水性ポリマー(球状、平均粒子径300μm、アクアリックCA、株式会社日本触媒製、坪量30g/m2)と木材パルプ製の紙(坪量30g/m2、伊野紙株式会社製)を積層して一体化したポリマーシート(最大吸水量の10~45質量%の水を吸収した状態での通気度2秒/100ml)を用い、第2吸水シートとして、木材パルプ製の紙(坪量50g/m2、伊野紙株式会社製)を用いた。
第1吸水シートとして用いるポリマーシートを用意し、前述のとおりに調製した発熱粉体水分散物を25cm2(5cm×5cm)の第1吸水シートの表面に厚み略3mm(塗工量1.7g)で塗工し、塗工面上に、食塩(日本薬局方塩化ナトリウム:富田製薬株式会社製)を0.089g散布し、塗工面を第2吸水シート25cm2(5cm×5cm)で被覆することで、発熱部を作製した。
収容体における第1収容体シートを、炭酸カルシウムを含む多孔質の延伸ポリエチレン透湿性フィルム(JIS P8117による通気度3,500秒)から構成した。第2収容体シートは、ポリエチレン製の非透湿フィルムから構成した。該第2収容体シートの一面に吸水紙(坪量35g/m2)を積層して、上述のシート状発熱部の1枚を間にして、第1収容体シートと第2収容体シートとを、吸水紙が外方を向くように重ね、周縁部においてシートどうしを接合し、矩形の発熱体を得た。そして吸水紙に、以下の表2に示す組成(質量部)の香料組成物を含浸させた。香料組成物の含浸量は、発熱部の固形分量1.18gに対して8または10mgとした。
第1袋体シートは、ポリプロピレン不織布(ニードルパンチ法、坪量80g/m2)、第2袋体シートは、ポリエチレンテレフタレート不織布(エアスルー法、坪量30g/m2)を用い、図6に示すように、両袋体シートの間に、前記で得られた発熱体を2個挟み、周縁部及び縦中心線近傍において第1袋体シート、第2袋体シートどうしを接合した。さらに、第1袋体シートの外側面に、図5に示すように不織布製の耳掛け部を取り付け、目的とする蒸気温熱具を得た。以上の各操作は、酸素が存在しない雰囲気下で行った。
〔評価〕
・発熱特性
JIS S4100に準拠した測定機を用いて、蒸気温熱具の第2袋体シートの外面のうち、発熱部がある領域に測定面を貼り付けて、酸素存在下で発熱部の発熱を開始させて、発熱開始後の最高到達温度(℃)を測定した。
香料を賦香した蒸気温熱具を袋密閉封入して、香料成分の安定化の為、50℃で2週間保存した。その後、袋を開封して蒸気温熱具を装着し、発熱及び水蒸気の発生を開始させ、開封から5分後における香りについて、複数の香りの専門パネラーにより、以下の基準で評価し、平均値を算出し、この小数点第1位を四捨五入したものを結果とした。
<MDJ調のフローラルの香りの評価基準:5段階絶対評価>
1:MDJ調のフローラルの特徴がない
2:MDJ調のフローラルの特徴がわずかにある
3:MDJ調のフローラルの特徴が必要レベルに達している
4:MDJ調のフローラルの特徴がある
5:MDJ調のフローラルの特徴が十分にある
10 発熱部
11 発熱層
12 保水層
13 賦香シート
20 収容体
20a 第1収容体シート
20b 第2収容体シート
30 袋体
30a 第1袋体シート
30b 第2袋体シート
100 蒸気温熱具
101 本体部
102 吸水シート
102a 第1吸水シート
102b 第2吸水シート
103a 固定部
103b 固定部
104 孔
105 耳掛け部
110 袋体
110a 第1袋体シート
110b 第2袋体シート
113a ノッチ部
113b ノッチ部
120 発熱体
121 発熱部
122 収容体
122a 第1収容体シート
122b 第2収容体シート
130 賦香シート
200 蒸気温熱具
203 固定部
220 発熱体
221 発熱部
222 収容体
222a 第1収容体シート
222b 第2収容体シート
230 賦香シート
301 塗工槽
302 発熱粉体水分散物
303 攪拌器
304 ポンプ
305 ダイヘッド
L 中心線
X 長手方向
Y 幅方向
Claims (7)
- 被酸化性金属、炭素成分及び水を備える発熱部と、
少なくとも一部に通気性を有し、発熱部を収容する袋体と、
を有する蒸気温熱具であって、
該蒸気温熱具は、(A)メチルジヒドロジャスモネート、及び(B)テルペン骨格を有するアルコール化合物を含有する香料組成物にて賦香されており、
成分(A)の含有量が、前記被酸化性金属100質量部に対し、0.04質量部以上0.18質量部以下であり、
成分(B)に対する成分(A)の質量割合((A)/(B))が、0.18以上1.8以下であるフローラル調の芳香を呈する、蒸気温熱具。 - 前記香料組成物が前記袋体の内側から前記発熱部までの間に施されている、請求項1に記載の蒸気温熱具。
- 前記発熱部が少なくとも一部に通気性を有する収容体内に収容されて発熱体を構成しており、前記袋体の内側から前記収容体までの間に前記香料組成物が施されている、請求項2に記載の蒸気温熱具。
- 前記香料組成物が前記収容体の外側面に施されている、請求項3に記載の蒸気温熱具。
- 前記蒸気温熱具がさらに賦香シートを有し、前記香料組成物が前記賦香シートに施されている、請求項1乃至4いずれか一項に記載の蒸気温熱具。
- 前記賦香シートが前記香料組成物をシート材料に施したものである、請求項5に記載の蒸気温熱具。
- 前記シート材料がセルロースを含有するものである、請求項6に記載の蒸気温熱具。
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C60 | Trial request (containing other claim documents, opposition documents) |
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A911 | Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi) |
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C21 | Notice of transfer of a case for reconsideration by examiners before appeal proceedings |
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A912 | Re-examination (zenchi) completed and case transferred to appeal board |
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C211 | Notice of termination of reconsideration by examiners before appeal proceedings |
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C22 | Notice of designation (change) of administrative judge |
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C23 | Notice of termination of proceedings |
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C03 | Trial/appeal decision taken |
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C30A | Notification sent |
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