JP7024670B2 - 接合用ペーストを用いて被接合部材を接合する方法 - Google Patents

接合用ペーストを用いて被接合部材を接合する方法 Download PDF

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Description

本発明は、電子部品等の実装に用いられる接合用粉末を含む接合用ペーストを用いて被接合部材を接合する方法に関する。更に詳しくは、高温雰囲気に晒される電子部品等の実装に好適な接合用粉末を含む接合用ペーストを用いて被接合部材を接合する方法に関するものである。
近年、200℃を超える高温でも動作する、SiCのようなワイドギャップ半導体が注目されている。高温で動作する半導体チップ素子の接合方法として、CuとSnを含む接合材を半導体チップ素子と基板との間に介在させ、Snの融点より高い温度で加熱し、上記接合材をCu6Sn5やCu3Snからなる組成の金属間化合物(Inter-Metallic Compound:IMC)とする遷移的液相焼結法(Transient Liquid Phase Sintering:TLP法)と呼ばれる接合方法が注目されている。この接合方法を用いた半導体モジュールの製造方法及び電子部品の実装方法が開示されている(例えば、特許文献1及び2参照。)。
特許文献1の半導体モジュールの製造方法は、半導体チップ素子又は基板の接合面に、Cu粒子とSn粒子を含む接合剤を塗布する工程と、半導体チップ素子の接合面と基板の接合面を接合剤を介在して合わせる工程と、Snの融点より高い温度で加熱し、接合剤のCuとSnを遷移的液相焼結させて、この接合剤をCu6Sn5とCu3Snを含む組成にする工程と、更に加熱し接合剤のCu6Sn5をCu3Snに変化させて、接合剤におけるCu3Snの比率を増やす工程とを有する。即ち、この製造方法では、粉末状のCuと粉末状のSnを混合し、この混合物に溶剤やフラックスを加えてペースト化し、このペーストを半導体チップ素子の電極と基板の電極に印刷する。
このように構成された半導体モジュールの製造方法によれば、高温で動作する半導体チップ素子の接合に、従来のはんだを用いる方法を用いた場合、高温動作時に、はんだの再溶融、界面に金属間化合物(IMC)の形成などにより半導体チップ素子の性能が劣化していたが、これを解決できるとされる。
一方、特許文献2の電子部品の実装方法は、はんだ粉末とはんだ用フラックスを混合して作製されたはんだ用ペーストを用いて電子部品を実装する方法である。上記はんだ粉末は、中心核と、この中心核を被覆する被覆層とで構成され、中心核は、Cu及びCuとSnとの金属間化合物からなる。また、CuとSnとの金属間化合物は、Cu3Sn、Cu6Sn5、Cu10Sn3及びCu41Sn11からなる群より選ばれた1種又は2種以上の化合物である。更に、はんだ粉末の平均粒径が30μm以下であり、はんだ粉末の全体量100質量%に対し、銅の含有割合が2.0質量%を超え40質量%以下である。
このように構成された電子部品の実装方法によれば、リフロー後、再溶融及び接合強度の低下が起こりにくく、特に高温雰囲気に晒される電子部品を好適に実装できる。また、はんだ粉末の平均粒径が30μm以下であり、はんだ粉末の全体量100質量%に対し、銅の含有割合が2.0質量%を超え40質量%以下であるので、粉末表面が融点の低い錫から構造されることで、リフロー時の溶融性等に優れる一方、リフロー後は、上記所定の割合で含まれる銅の存在により、また既に存在する金属間化合物により、融点の高い金属間化合物を形成するとされる。
特開2014-199852号公報(請求項1、段落[0005]、段落[0006]) 特開2014-193473号公報(請求項1~4、段落[0009]、段落[0014])
しかしながら、特許文献1に記載された半導体モジュールの製造用の接合剤を作製するときにCu粒子表面に形成される酸化物の除去が難しいため、接合剤を加熱したときに、溶融した液相のSnがCu粒子表面に濡れにくく、高い強度で半導体チップ素子を基板に接合することが困難であった。その一方、特許文献2に記載された電子部品の実装方法では、中心核のCuがSnで被覆されているコアシェル粉末を用いているため、特許文献1のようにCu粒子表面に酸化物が形成されるおそれがなく、加熱時にCu及びCuとSnとの金属間化合物からなる中心核を被覆するSnが液相になって、この液相のSnが中心核と一体化する利点がある。しかし、コアシェル粉末の粒径が比較的揃っていると緻密化し難い問題点があった。
本発明の目的は、第1及び第2コアシェル粉末を緻密化し易く、接合層の初期の接合強度及び冷熱サイクル後の接合信頼性を向上できる、接合用ペーストを用いて被接合部材を接合する方法を提供することにある。
本発明の第の観点は、接合用粉末と有機溶剤とを含有する接合用ペーストを複数の被接合部材間に介在させる工程と、窒素ガス雰囲気下又はギ酸ガス雰囲気下で、複数の被接合部材が互いに密着するように0.1MPa~50MPaの圧力を加えて250℃~350℃の温度で1分間~60分間加熱することにより、複数の被接合部材を接合層で接合する工程とを含む接合用ペーストを用いて被接合部材を接合する方法であって、前記接合用粉末が、Cuからなる第1中心核と前記第1中心核を被覆するSnからなる第1被覆層とにより構成されCuを25質量%~55質量%の割合でSnを75質量%~45質量%の割合でそれぞれ含有し平均粒径が0.5μm~2μmである第1コアシェル粉末と、Cuからなる第2中心核と前記第2中心核を被覆するSnからなる第2被覆層とにより構成されCuを25質量%~55質量%の割合でSnを75質量%~45質量%の割合でそれぞれ含有し平均粒径が5μm~10μmである第2コアシェル粉末とを含み、前記第1コアシェル粉末と前記第2コアシェル粉末との含有割合が質量比で(5:95)~(25:75)の範囲内であることを特徴とする。
本発明の第の観点の接合用ペーストを用いて被接合部材を接合する方法では、接合用ペーストを複数の被接合部材間に介在させた後、窒素ガス雰囲気下又はギ酸ガス雰囲気下で、複数の被接合部材が互いに密着するように0.1MPa~50MPaの圧力を加えて250℃~350℃の温度で1分間~60分間加熱して複数の被接合部材を接合層で接合したので、この接合層の初期の接合強度及び冷熱サイクル後の接合信頼性を向上できる。
本発明実施形態の接合用粉末の断面構成図である。
次に本発明を実施するための形態を図面に基づいて説明する。
〔接合用粉末〕
図1に示すように、接合用粉末は、Cuからなる第1中心核11aとこの第1中心核11aを被覆するSnからなる第1被覆層11bとにより構成された第1コアシェル粉末11と、Cuからなる第2中心核12aとこの第2中心核12aを被覆するSnからなる第2被覆層12bとにより構成された第2コアシェル粉末12とを含む。第1コアシェル粉末11は、Cuを25質量%~55質量%、好ましくは30質量%~50質量%の割合で含有し、Snを75質量%~45質量%、好ましくは70質量%~50質量%の割合で含有する。また、第2コアシェル粉末12は、第1コアシェル粉末11と同様に、Cuを25質量%~55質量%、好ましくは30質量%~50質量%の割合で含有し、Snを75質量%~45質量%、好ましくは70質量%~50質量%の割合で含有する。ここで、第1コアシェル粉末11及び第2コアシェル粉末12中のCuの含有割合を25質量%~55質量%の範囲内にそれぞれ限定し、Snの含有割合を75質量%~45質量%の範囲内にそれぞれ限定したのは、Cuの含有割合が25質量%未満でありSnの含有割合が75%を超えると、接合用粉末を用いた接合用ペーストを印刷して形成された塗布層の加熱時に生成された液相のSnの量が多くなって、この塗布層内を第1コアシェル粉末11や第2コアシェル粉末12が移動してしまい、均一な組成の接合層を作製し難くなり、Cuの含有割合が55質量%を超えSnの含有割合が45%未満では、塗布層の加熱時に第1及び第2コアシェル粉末11,12から生成された液相のSnが、隣接する第1及び第2コアシェル粉末11,12から生成された液相のSnと接することができず、接合層の接合強度が低下してしまうからである。
一方、第1コアシェル粉末11の平均粒径は、0.5μm~2μm、好ましくは0.8μm~1.5μmの範囲内であり、第2コアシェル粉末12の平均粒径は、5μm~10μm、好ましくは7μm~8μmの範囲内である。また、第1コアシェル粉末11と第2コアシェル粉末12との含有割合は、質量比で(5:95)~(25:75)、好ましくは(10:90)~(20:80)の範囲内である。ここで、第1コアシェル粉末11の平均粒径を、0.5μm~2μmの範囲内に限定したのは、0.5μm未満では、接合用粉末をペースト化して接合用ペーストを調製するための溶剤等を多量に必要とするため、この接合用ペーストを印刷して形成された塗布層中に第1及び第2コアシェル粉末11,12が密に充填されず、2μmを超えると、第1コアシェル粉末11の第2コアシェル粉末12との粒径差が小さくなるため、接合用ペーストを印刷して形成された塗布層中に第1及び第2コアシェル粉末11,12が密に充填されないからである。また、第2コアシェル粉末12の平均粒径を、5μm~10μmの範囲内に限定したのは、5μm未満では、第2コアシェル粉末12の第1コアシェル粉末11との粒径差が小さくなるため、接合用ペーストを印刷して形成された塗布層中に第1及び第2コアシェル粉末11,12が密に充填されず、10μmを超えると、接合用ペーストの印刷時に、このペーストがメタルマスクに均一に充填されないため、塗布層の高さが安定せず、接合層の接合強度が低下してしまうからである。なお、第1及び第2コアシェル粉末11,12の平均粒径(体積基準)は、レーザー回折散乱法(堀場製作所社製、LA950)によりそれぞれ測定した値である。また、第1コアシェル粉末11中のCuとSnの組成割合と、第2コアシェル粉末12中のCuとSnの組成割合は、ICP発光分光法(Thermo Fisher Scientific社製、iCAP-6500 Duo)によりそれぞれ測定した値である。更に、第1コアシェル粉末11と第2コアシェル粉末12との含有割合を、質量比で(5:95)~(25:75)の範囲内に限定したのは、5/95未満では、第1コアシェル粉末11の量が少なすぎるため、接合用ペーストを印刷して形成された塗布層中に第1及び第2コアシェル粉末11,12が密に充填されず、25/75を超えると、第1コアシェル粉末11の量が多すぎるため、接合用ペーストを印刷して形成された塗布層中に第1及び第2コアシェル粉末11,12が密に充填されないからである。
〔接合用粉末の製造方法〕
このように構成された接合用粉末の製造方法を説明する。先ず、第1コアシェル粉末を製造する。この第1コアシェル粉末を製造する方法としては、コアとシェルの双方を湿式法で製造する方法と、コアにCu微粉末を用いて、シェルのみを湿式法で製造する方法が挙げられる。前者の製造方法では、先ずCuイオン及びSnイオンが共存する水溶液に還元剤を投入し、酸化還元電位が貴であるCuを還元析出させ、続いてこのCuを覆うように酸化還元電位が卑であるSnを還元析出させることで、CuコアSnシェル構造の粉末前駆体を製造する。なお、還元剤は、Cuのみを還元する弱還元剤と、Snも還元する強還元剤とを段階的に投入して、Cuの還元析出反応とSnの還元析出反応を分離した操作としてもよい。一方、後者の製造方法では、Cu微細粉末を予め準備し、これをSnイオンを含有する水溶液に高分散させ、ここに還元剤を投入して、分散Cu微細粉末の表面にSnを還元析出させる。なお、上記水溶液には、合成したCuコアSnシェル構造の粉末前駆体の凝集を防止する目的で、上記水溶液の調製時にヒドロキシプロピルメチルセルロースやポリビニルピロリドンなどの分散剤を投入してもよい。また、合成したCuコアSnシェル構造の粉末前駆体を洗浄した後、回収し乾燥することで、CuコアSnシェル構造の第1コアシェル粉末が得られる。
次に、第2コアシェル粉末を製造する。この第2コアシェル粉末も、上記第1コアシェル粉末と略同様の方法で製造される。但し、第2コアシェル粉末のCuからなる第2中心核の直径は、第1コアシェル粉末のCuからなる第1中心核の直径と異なり、第2コアシェル粉末のSnからなる第2被覆層の厚さは、第1コアシェル粉末のSnからなる第1被覆層の厚さと異なるため、第2コアシェル粉末のCuの還元析出時間及びSnの還元析出時間を、第1コアシェル粉末のCuの還元析出時間及びSnの還元析出時間と変える必要がある。更に、第1コアシェル粉末と第2コアシェル粉末とを所定の割合で混合することにより、接合用粉末が得られる。
〔接合用ペースト及びその製造方法〕
上記接合用粉末と有機溶剤とを混合することにより、接合用ペーストが得られる。ここで、有機溶剤としては、ジエチレングリコールモノヘキシルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチルエーテルアセテート、テトラエチレングリコール、2-エチル-1,3-ヘキサンジオール、α-テルピネオール等の沸点が180℃以上である有機溶剤が挙げられる。この中でα-テルピネオールが好ましい。
上記接合用ペーストは、第1及び第2コアシェル粉末を所定の割合で含有する接合用粉末を有機溶剤で混合して撹拌することにより調製される。具体的には、先ず、遊星撹拌混合装置(シンキー社製、あわとり練太郎R250)等の撹拌混合装置を用い、接合用粉末と有機溶剤を軟膏瓶等で初期混合したものをペースト前駆体とする。次に、このペースト前駆体を、3本ロールミル(ノリタケ社製、NR-2A)等により適切なロール間隙及び適切な回数で処理することにより、接合用ペーストを得る。なお、有機溶剤の量や、ロールミルの間隙及び処理回数は、コアシェル粉の粒径や凝集状態に応じて変化するため、数値限定されるものではないが、適正な印刷性を得られるように調整する必要がある。また、接合用ペーストには少量の活性剤が含まれてもよい。活性剤にはシクロヘキシルアミン臭化水素酸塩を用いたが、これに限定されるものではなく、添加量もペースト印刷性や接合性を考慮して決定するため限定するものではないが、概ね接合用ペースト全体の0.1質量%~1.0質量%の範囲内である。
〔接合用ペーストを用いて被接合部材を接合する方法〕
上記接合用ペーストを用いて被接合部材を接合するには、先ず、接合用ペーストを複数の被接合部材間に介在させる。被接合部材の枚数は、2枚又は3枚以上でもよい。また、被接合部材としては、銅板や、裏面にAuスパッタによるAu層が形成されたSi素子等が挙げられる。次に、窒素ガス雰囲気下又はギ酸ガス雰囲気下で、複数の被接合部材が互いに密着するように0.1MPa~50MPa、好ましくは1MPa~30MPaの圧力を加えて、250℃~350℃、好ましくは280℃~330℃の温度で、1分間~60分間、好ましくは5分間~30分間加熱することにより、複数の被接合部材を接合層で接合する。ここで、上記加熱時の圧力を0.1MPa~50MPaの範囲内に限定したのは、0.1MPa未満では、接合層と被接合部材との密着が不十分になり、接合層の接合強度が低くなってしまい、50MPaを超えると、Si素子等が破壊され易くなるからである。また、上記加熱時の温度を250℃~350℃の範囲内に限定したのは、250℃未満では、Snの融点に近い温度であるため、Snの溶融不十分により接合層の接合強度が低くなってしまい、350℃を超えると、Si素子等が熱によりダメージを受け易いからである。更に、上記加熱時の時間を1分間~60分間の範囲内に限定したのは、1分間未満では、SnとCuの反応が進まず、接合層の接合強度が低くなってしまい、60分間を超えると、接合層の接合強度は高くなるけれども、理由は不明であるが冷熱サイクル後の特性が低くなってしまうからである。
このように接合用ペーストを用いて複数の被接合部材を接合すると、接合用ペースト中の第1コアシェル粉末と第2コアシェル粉末が同一組成であり、かつ第1コアシェル粉末が第2コアシェル粉末より平均粒径が小さく形成され、更にこれらの粉末を所定の範囲の割合で含むので、この接合用ペーストを被接合部材上に印刷するときや、接合用ペーストを複数の被接合部材間に介在させた状態で加圧するときに、小径の第1コアシェル粉末が大径の第2コアシェル粉末の間に入り込んで、第1及び第2コアシェル粉末が予め緻密化し易くなる。また、上記接合用ペーストを加圧し加熱して接合層を形成するときにも、第1及び第2コアシェル粉末の外周部のSnが、これらに隣接する第1及び第2コアシェル粉末と接する点が多くなり、第1及び第2コアシェル粉末の液相のSnが周辺の第1及び第2コアシェル粉末と一体化して、接合層が更に緻密化する。この結果、接合層の初期の接合強度及び冷熱サイクル後の接合信頼性を向上できる。
次に本発明の実施例を比較例とともに詳しく説明する。
<実施例1>
図1に示すように、先ず、接合用粉末として、平均粒径が1μmであって第1中心核11aのCuの割合が25質量%でありかつ第1被覆層11bのSnの割合が75質量%である第1コアシェル粉末11と、平均粒径が8μmであって第2中心核12aのCuの割合が25質量%でありかつ第2被覆層12bのSnの割合が75質量%である第2コアシェル粉末12とを用意した。ここで、第1コアシェル粉末11のCuとSnの組成割合と、第2コアシェル粉末12のCuとSnの組成割合は、ICP発光分光法(Thermo Fisher Scientific社製、iCAP-6500 Duo)によりそれぞれ測定した。次いで、第1コアシェル粉末11と第2コアシェル粉末12とを質量比で10:90になるように混合することにより、接合用粉末を調製した。次に、遊星撹拌混合装置(シンキー社製、あわとり練太郎R250)を用い、上記接合用粉末とα-テルピネオール(有機溶剤)を軟膏瓶で初期混合してペースト前駆体を調製した。更に、このペースト前駆体を、3本ロールミル(ノリタケ社製、NR-2A)により撹拌することにより、接合用ペーストを得た。この接合用ペーストを実施例1とした。
<実施例2~13及び比較例1~8>
実施例2~13及び比較例1~8では、第1コアシェル粉末の第1中心核のCuの割合及び第1被覆層のSnの割合と、第2コアシェル粉末の第2中心核のCuの割合及び第2被覆層のSnの割合と、第1コアシェル粉末と第2コアシェル粉末の含有割合と、第1及び第2コアシェル粉末の平均粒径とをそれぞれ表1に示すように変更したこと以外は、実施例1と同様にして接合用ペーストを調製した。
<比較試験1及び評価>
実施例1~13及び比較例1~8の接合用ペーストを用いて、銅板とSi素子とをそれぞれ接合した。具体的には、先ず、実施例1~13及び比較例1~8の接合用ペーストを、縦及び横が3.0mm□となり厚さが50μmとなるように、銅板上に印刷して塗布層を形成した。次に、この塗布層上に、縦及び横が2.5mm□でありかつ裏面にAuスパッタによるAu層が形成されたSi素子を載せた。更に、このSi層が塗布層を介して載せられた銅板を、接合炉(アユミ工業製:RB-50)に入れて、窒素雰囲気で10MPaの荷重を加えながら、300℃で10分間加熱処理して、銅板とSi素子とを接合層により接合することにより、接合体を得た。これらの接合体を実施例1~13及び比較例1~8の接合体とした。
実施例1~13及び比較例1~8の接合体について、初期の接合強度と冷熱サイクル後の接合信頼性とをそれぞれ測定した。その結果を表1に示す。ここで、初期の接合強度は、室温下でSi素子側面から銅板と平行方向にシェアを加えて、素子が外れるか或いは素子が破壊される際の力を接合面積で除した値を初期接合強度として評価した。そして、初期強度は40MPa以上あれば合格とした。また、冷熱サイクル後の接合信頼性は、下限温度を-40℃とし、上限温度を200℃とし、この温度範囲で降温及び昇温を1000回繰返し、上記と同様の手法で接合強度を測定し、初期の接合強度で除したものを冷熱サイクル後の接合信頼性として評価した。この値が1.00であれば初期強度を維持したことを意味し、0.50であれば初期強度の半分に低下したことを意味する。冷熱サイクル後の接合信頼性は0.80以上あれば合格とした。なお、接合強度(単位:MPa)は、テンシロン万能試験機(エー・アンド・デイ社製、RTF-1310)により、接合体の銅板を固定し、Si素子の側面から銅板の接合面に平行な方向に力を加え、Si素子が剥がれるか或いはSi素子が破壊された際の力(単位:N)を計測し、この値を接合面積2.5mm×2.5mm=6.25mm2で除した値とした。
Figure 0007024670000001
表1から明らかなように、第1中心核のCuの割合が20質量%と適切な範囲(25質量%~55質量%)より少なくかつ第1被覆層のSnの割合が80質量%と適切な範囲(75質量%~45質量%)より多い第1コアシェル粉末を用い、第2中心核のCuの割合が20質量%と適切な範囲(25質量%~55質量%)より少なくかつ第2被覆層のSnの割合が80質量%と適切な範囲(75質量%~45質量%)より多い第2コアシェル粉末を用いた比較例1の接合体では、初期の接合強度は54MPaと高く合格であったけれども、冷熱サイクル後の接合信頼性は0.70と低く不合格であった。
また、第1中心核のCuの割合が60質量%と適切な範囲(25質量%~55質量%)より多くかつ第1被覆層のSnの割合が40質量%と適切な範囲(75質量%~45質量%)より少ない第1コアシェル粉末を用い、第2中心核のCuの割合が60質量%と適切な範囲(25質量%~55質量%)より多くかつ第2被覆層のSnの割合が40質量%と適切な範囲(75質量%~45質量%)より少ない第2コアシェル粉末を用いた比較例2の接合体では、冷熱サイクル後の接合信頼性は0.82と高く合格であったけれども、初期の接合強度は35MPaと低く不合格であった。
これらに対し、第1中心核のCuの割合が25質量%~55質量%と適切な範囲(25質量%~55質量%)内でありかつ第1被覆層のSnの割合が75質量%~45質量%と適切な範囲(75質量%~45質量%)内である第1コアシェル粉末を用い、第2中心核のCuの割合が25質量%~55質量%と適切な範囲(25質量%~55質量%)内でありかつ第2被覆層のSnの割合が75質量%~45質量%と適切な範囲(75質量%~45質量%)内である第2コアシェル粉末を用いた実施例1~4の接合体では、初期の接合強度は48MPa~62MPaと高く合格であり、冷熱サイクル後の接合信頼性も0.87~0.97と高く合格であった。
一方、第1コアシェル粉末の平均粒径が0.3μmと適切な範囲(0.5μm~2μm)より小さい比較例3の接合体では、初期の接合強度は37MPaと低く不合格であり、冷熱サイクル後の接合信頼性も0.75と低く不合格であった。
また、第1コアシェル粉末の平均粒径が2.5μmと適切な範囲(0.5μm~2μm)より大きい比較例4の接合体では、初期の接合強度は40MPaと高く合格であったけれども、冷熱サイクル後の接合信頼性は0.79と低く不合格であった。
これらに対し、第1コアシェル粉末の平均粒径が0.5μm~2μmと適切な範囲(0.5μm~2μm)内である実施例5~7の接合体では、初期の接合強度は48MPa~52MPaと高く合格であり、冷熱サイクル後の接合信頼性も0.85~0.94と高く合格であった。
一方、第2コアシェル粉末の平均粒径が3μmと適切な範囲(5μm~10μm)より小さい比較例5の接合体では、初期の接合強度は29MPaと低く不合格であり、冷熱サイクル後の接合信頼性も0.64と低く不合格であった。
また、第2コアシェル粉末の平均粒径が15μmと適切な範囲(5μm~10μm)より大きい比較例6の接合体では、初期の接合強度は33MPaと低く不合格であり、冷熱サイクル後の接合信頼性も0.75と低く不合格であった。
これらに対し、第2コアシェル粉末の平均粒径が5μm~10μmと適切な範囲(5μm~10μm)内である実施例8~9の接合体では、初期の接合強度は55MPa~58MPaと高く合格であり、冷熱サイクル後の接合信頼性も0.82~0.90と高く合格であった。
一方、第1コアシェル粉末と第2コアシェル粉末の含有割合が質量比で3:97(即ち、3/97)と適切な範囲((5:95)~(25:75))(即ち、5/95~25/75)より小さい比較例7の接合体では、冷熱サイクル後の接合信頼性は0.81と高く合格であったけれども、初期の接合強度は39MPaと低く不合格であった。
また、第1コアシェル粉末と第2コアシェル粉末の含有割合が質量比で30:70(即ち、30/70)と適切な範囲((5:95)~(25:75))(即ち、5/95~25/75)より小さい比較例8の接合体では、初期の接合強度は42MPaと高く合格であったけれども、冷熱サイクル後の接合信頼性は0.72と低く不合格であった。
これらに対し、第1コアシェル粉末と第2コアシェル粉末の含有割合が質量比で(5:95)~(25:75)(即ち、5/95~25/75)と適切な範囲((5:95)~(25:75))(即ち、5/95~25/75)内である実施例10~13の接合体では、初期の接合強度は55MPa~60MPaと高く合格であり、冷熱サイクル後の接合信頼性も0.81~0.92と高く合格であった。
<実施例14>
実施例3の接合用ペーストを用いて、銅板とSi素子とをそれぞれ接合した。具体的には、先ず、実施例3の接合用ペーストを、縦及び横が3.0mm□となり厚さが50μmとなるように、銅板上に印刷して塗布層を形成した。次に、この塗布層上に、縦及び横が2.5mm□でありかつ裏面にAuスパッタによるAu層が形成されたSi素子を載せた。更に、このSi層が塗布層を介して載せられた銅板を、接合炉(アユミ工業製:RB-50)に入れて、窒素雰囲気で0.1MPaの荷重を加えながら、300℃で10分間加熱処理して、銅板とSi素子とを接合層により接合することにより、接合体を得た。この接合体を実施例14の接合体とした。
<実施例15~27及び比較例9~14>
実施例15~27及び比較例9~14では、実施例3の接合用ペーストを用いて、銅板とSi素子とを接合するために加熱するときの圧力、温度及び時間をそれぞれ表2に示すように変更したこと以外は、実施例14と同様にして接合体を作製した。
<比較試験2及び評価>
実施例14~27及び比較例9~14の接合体について、比較試験1と同様に、初期の接合強度と冷熱サイクル後の接合信頼性とをそれぞれ測定した。その結果を表2に示す。
Figure 0007024670000002
表2から明らかなように、接合用ペーストを用いて、銅板とSi素子とを接合するために加熱するときの圧力が0MPaと適切な範囲(0.1MPa~50MPa)より小さい比較例9の接合体では、初期の接合強度は35MPaと低く不合格であり、冷熱サイクル後の接合信頼性も0.74と低く不合格であった。
また、接合用ペーストを用いて、銅板とSi素子とを接合するために加熱するときの圧力が60MPaと適切な範囲(0.1MPa~50MPa)より大きい比較例10の接合体では、Si素子が上記圧力によりダメージを受けてしまい、初期の接合強度及び冷熱サイクル後の接合信頼性を測定できなかった。
これらに対し、接合用ペーストを用いて、銅板とSi素子とを接合するために加熱するときの圧力が0.1~50MPaと適切な範囲(0.1MPa~50MPa)内である実施例14~18の接合体では、初期の接合強度は41MPa~60MPaと高く合格であり、冷熱サイクル後の接合信頼性も0.82~0.95と高く合格であった。
一方、接合用ペーストを用いて、銅板とSi素子とを接合するために加熱するときの温度が225℃と適切な範囲(250℃~350℃)より低い比較例11の接合体では、Si素子が銅板に接合せず、初期の接合強度及び冷熱サイクル後の接合信頼性を測定できなかった。
また、接合用ペーストを用いて、銅板とSi素子とを接合するために加熱するときの温度が375℃と適切な範囲(250℃~350℃)より高い比較例12の接合体では、Si素子が上記温度によりダメージを受けてしまい、初期の接合強度及び冷熱サイクル後の接合信頼性を測定できなかった。
これらに対し、接合用ペーストを用いて、銅板とSi素子とを接合するために加熱するときの温度が250℃~350℃と適切な範囲(250℃~350℃)内である実施例19~22の接合体では、初期の接合強度は42MPa~59MPaと高く合格であり、冷熱サイクル後の接合信頼性も0.83~0.92と高く合格であった。
一方、接合用ペーストを用いて、銅板とSi素子とを接合するために加熱するときの時間が0.5分間と適切な範囲(1分間~60分間)より短い比較例13の接合体では、冷熱サイクル後の接合信頼性は0.84と高く合格であったけれども、初期の接合強度が37MPaと低く不合格であった。
また、接合用ペーストを用いて、銅板とSi素子とを接合するために加熱するときの時間が120分間と適切な範囲(1分間~60分間)より長い比較例14の接合体では、初期の接合強度は48MPaと高く合格であったけれども、冷熱サイクル後の接合信頼性は0.78と低く不合格であった。
これらに対し、接合用ペーストを用いて、銅板とSi素子とを接合するために加熱するときの時間が1分間~60分間と適切な範囲(1分間~60分間)内である実施例23~27の接合体では、初期の接合強度は43MPa~60MPaと高く合格であり、冷熱サイクル後の接合信頼性も0.84~0.94と高く合格であった。
本発明の接合用粉末及び接合用ペーストは、高温雰囲気に晒される電子部品の実装に好適に利用できる。
10 第1コアシェル粉末
11 第1中心核(Cu)
12 第1被覆層(Sn)
20 第2コアシェル粉末
21 第2中心核(Cu)
22 第2被覆層(Sn)

Claims (1)

  1. 接合用粉末と有機溶剤とを含有する接合用ペーストを複数の被接合部材間に介在させる工程と、
    窒素ガス雰囲気下又はギ酸ガス雰囲気下で、前記複数の被接合部材が互いに密着するように0.1MPa~50MPaの圧力を加えて250℃~350℃の温度で1分間~60分間加熱することにより、前記複数の被接合部材を接合層で接合する工程と
    を含む接合用ペーストを用いて被接合部材を接合する方法であって、
    前記接合用粉末が、Cuからなる第1中心核と前記第1中心核を被覆するSnからなる第1被覆層とにより構成されCuを25質量%~55質量%の割合でSnを75質量%~45質量%の割合でそれぞれ含有し平均粒径が0.5μm~2μmである第1コアシェル粉末と、Cuからなる第2中心核と前記第2中心核を被覆するSnからなる第2被覆層とにより構成されCuを25質量%~55質量%の割合でSnを75質量%~45質量%の割合でそれぞれ含有し平均粒径が5μm~10μmである第2コアシェル粉末とを含み、
    前記第1コアシェル粉末と前記第2コアシェル粉末との含有割合が質量比で(5:95)~(25:75)の範囲内であることを特徴とする接合用ペーストを用いて被接合部材を接合する方法。
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