JP7023372B2 - ガス供給判定方法とプラズマ発生装置 - Google Patents

ガス供給判定方法とプラズマ発生装置 Download PDF

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Description

本開示は、2種類のガスの供給状態をチェックするガス供給判定方法とプラズマ発生装置に関するものである。
従来より、プラズマ発生装置では、2種類のガスの供給状態をチェックする工程が行われている。そのような供給ガスのチェック工程に関しては、例えば、下記特許文献1に記載の技術が提案されている。
米国特許出願公開第2005/0173381号明細書
しかしながら、上記特許文献1に記載の技術では、第1供給装置により供給される第1ガスの供給状態に加えて、第1供給装置に接続された第2供給装置により供給される第2ガスの供給状態をチェックすることは困難であった。
そこで、本開示は、上述した点を鑑みてなされたものであり、プラズマ発生装置において、第1供給装置により供給される第1ガスの供給状態のチェックに加えて、第1供給装置に接続された第2供給装置により供給される第2ガスの供給状態のチェックを可能にすることを課題とする。
本明細書は、第1供給口と第2供給口とを設けたプラズマ発生装置におけるガス供給判定方法であって、プラズマ発生装置は、第1供給口から第1ガスを供給するための第1供給装置と、第1供給装置に接続され、第2ガスを第2供給口から供給するための第2供給装置と、を備え、ガス供給判定方法は、第2供給装置による第2ガスの供給が停止している状態において、第1供給装置による第1ガスの供給を開始する第1供給工程と、第1供給工程の後において、第1供給口に供給されたガスの流量計測を行う第1計測工程と、第1計測工程の流量計測結果に応じて、第1供給口における第1ガスの供給状態を報知する第1報知工程と、前記第1供給工程の後において、前記第2供給口に供給されたガスの流量計測を行う第2計測工程と、前記第2計測工程の流量計測結果に応じて、前記第2供給口における前記第1ガスの供給状態を報知する第2報知工程と、前記第2報知工程の後において、前記第2供給装置による前記第2ガスの供給を開始する第2供給工程と、前記第2供給工程の後において、前記第2供給口に供給されたガスの流量計測を行う第3計測工程と、前記第3計測工程の流量計測結果に応じて、前記第2供給口における前記第2ガスの供給状態を報知する第3報知工程と、を備えるガス供給判定方法を開示する。
本開示によれば、ガス供給判定方法は、プラズマ発生装置において、第1供給装置により供給される第1ガスの供給状態のチェックに加えて、第1供給装置に接続された第2供給装置により供給される第2ガスの供給状態のチェックが可能である。
実施形態のプラズマ処理機の全体構成を示す斜視図である。 図1のプラズマ処理機が有するプラズマヘッドを、カバーを外した状態で示す斜視図である。 図2のプラズマヘッドの断面図である。 図1のプラズマ処理機におけるプラズマヘッドへのガスの供給に関する構成を説明するための模式図である。 ガス供給判定方法の制御プログラムを示すフローチャートである。 タッチパネルの表示内容を示す図である。 タッチパネルの表示内容を示す図である。 タッチパネルの表示内容を示す図である。 タッチパネルの表示内容を示す図である。
以下、本開示に係るプラズマ発生装置の代表的な実施形態のプラズマ処理機を、図を参照しつつ詳しく説明する。なお、本開示は、下記実施形態の他、当業者の知識に基づいて種々の変更、改良を施した種々の態様で実施することができる。
プラズマ処理機の全体構成
図1に示すように、本実施形態のプラズマ処理機1は、ワークWが載置されるテーブル10と、テーブル10の傍らに配置されたシリアルリンク型ロボット(多間接型ロボットと呼ぶこともでき、以下、単にロボットと略す)12と、ロボット12に保持されてプラズマ化ガスを照射するためのプラズマヘッド14(以下、単にヘッド14という場合がある)とを含んで構成されている。更に、本実施形態のプラズマ処理機1は、ヘッド14への電源でありヘッド14へのガスの供給を担う電源ガス供給ユニット16と、当該プラズマ処理機1の制御を司る制御装置としてのコントローラ18(コンピュータを主要構成要素とするものである)とを含んで構成されている。ちなみに、ロボット12は、ワークWにプラズマ化ガスを照射するためにヘッド14を移動させるヘッド移動装置として機能する。
電源ガス供給ユニット16は、不図示のCPU、ROM、及びRAM等に加えて、タッチパネル17を備えている。タッチパネル17では、電源ガス供給ユニット16に関して、各種の設定画面や動作状態(例えば、後述するガス供給状態のチェック結果)等が表示され、ユーザによる画面へのタッチによって操作情報が入力される。
ヘッド14は、カバーを外した状態を示す図2、および、断面図である図3を参照しつつ説明すれば、概してセラミック製のハウジング20を有しており、そのハウジング20の内部に、プラズマ化ガスを発生させるための反応室22が形成されている。そして、反応室22に突き出るようにして、1対の電極24が保持されている。また、ハウジング20内には、上方から反応室22に反応ガスを流入させるための反応ガス流路26と、キャリアガスを流入させるための1対のキャリアガス流路28とが形成されている。反応ガス(種ガス)は、酸素(O2)であるが、反応ガス流路26からは、酸素と窒素(N2)との混合気体(例えば、乾燥空気(Air))が、電極24の間に流入させられる(以下、この混合気体をも、便宜的に反応ガスと呼び、酸素を種ガスと呼ぶ場合があることとする)。キャリアガスは、窒素であり、それぞれのキャリアガス流路28から、それぞれの電極24を取り巻くようにして流入させられる。ヘッド14の下部は、ノズル30とされており、ノズル30には、複数の放出口32が一列に並ぶようにして形成されている。そして、反応室22から下方に向かって各放出口32に繋がるように複数の放出路34が形成されている。
1対の電極24の間には、電源ガス供給ユニット16の電源部によって、交流の電圧が印加される。この印加によって、例えば、図3に示すように、反応室22内において、1対の電極24の各々の下端の間に、擬似アークAが発生させられる。この擬似アークAを反応ガスが通過する際に、その反応ガスがプラズマ化され、プラズマ化されたガスであるプラズマ化ガスが、キャリアガスとともに、ノズル30から放出(噴出)される。
なお、ノズル30の周囲には、ノズル30を囲うようにしてスリーブ36が設けられている。スリーブ36とノズル30との間の環状空間38には、供給管40を介して、シールドガスとしてのヒートガス(本実施形態のプラズマ処理機1では、空気が採用されている)が供給され、そのヒートガスは、ノズル30から放出されるプラズマ化ガスの周囲を取り巻くようにして、プラズマ化ガスの流れに沿って放出される。ヒートガスは、名前のとおり、プラズマ化ガスの効能を担保するために加熱されたものが放出される。そのため、供給管40の途中には、加熱のためのヒータ42が設けられている。
電源ガス供給ユニット16は、電源部とガス供給部とを含んで構成されている。電源部は、ヘッド14の1対の電極24間に電圧を印加するための電源を有しており、ガス供給装置として機能するガス供給部は、上述の反応ガス、キャリアガス、シールドガスの供給を行う。ガス供給部によるガスの供給については、以下に詳しく説明する。
ガスの供給
図4に示すように、電源ガス供給ユニット16には、詳しく言えば、電源ガス供給ユニット16のガス供給部50には、窒素ガス(N2)の供給源となる窒素ガス発生装置52と、空気(Air)(例えば、乾燥空気である)の供給源となるコンプレッサ54とから、それぞれ、窒素ガス、空気が供給される。ちなみに、窒素ガス発生装置52は、コンプレッサ54に接続されることによって、コンプレッサ54から供給される空気から、窒素ガスを分離するように構成されており、また、コンプレッサ54から供給される空気の湿気を取り除くために、ドライヤ55が設けられている。
コンプレッサ54とドライヤ55の間には、メインバルブ57が配設されている。また、窒素ガス発生装置52は、窒素ガス発生装置52が作動していない状態にあると、ガスの流れを遮断し、ガス流量を0にする。
ガス供給部50は、上述した反応ガスを構成する種ガスとしての酸素を含む空気、反応ガスを構成する窒素ガス、ヘッド14の1対のキャリアガス流路28に対応した2系統のキャリアガスとしての窒素ガス、及びヒートガスとなる空気に対応して、それぞれが流量調節器となるマスフローコントローラ56を有している。便宜的に、マスフローコントローラ56については、5つの各々を区別する必要がある場合には、マスフローコントローラ56a1,56a2,56b,56c,56dということがあることとする。マスフローコントローラ56a1によって流量調節された空気と、マスフローコントローラ56a2によって流量調節された窒素ガスは、混合器58によって混合され、反応ガスが生成される。
マスフローコントローラ56は、マスフローコントローラ56が作動していない状態にあると、ガスの流れを遮断し、ガス流量を0にする。
反応ガス、2系統のキャリアガス、及びヒートガスは、4本のガスチューブ60を介して、それぞれヘッド14に供給される(図1をも参照)。ちなみに、ガスチューブ60を、以下、単にチューブ60と略し、4本の各々を区別する必要がある場合には、チューブ60a,60b,60c,60dということがあることとする。チューブ60a,60b,60cを介して供給された反応ガス及び2系統のキャリアガスは、ヘッド14内の反応室22において混合され、プラズマ化された酸素を含む混合ガスが、ノズル30から放出される。なお、電源ガス供給ユニット16内には、4本のチューブ60のマスフローコントローラ56側において、4本のチューブ60を通過するガスの圧力を検出するために、それぞれが圧力検出器である圧力センサ62が設けられている。言い換えれば、圧力センサ62は、各チューブ60とガス供給部50との間に設けられている。ちなみに、圧力センサ62については、4つの各々を区別する必要がある場合には、圧力センサ62a,62b,62c,62dということとする。
コンプレッサ54は、電源ガス供給ユニット16に設けられた第1空気供給口70と第2空気供給口72を介して、ガス供給部50内のマスフローコントローラ56a1,56dへ空気を供給する。これにより、マスフローコントローラ56a1,56dは、第1空気供給口70と第2空気供給口72から供給された空気の流量を計測しながら調節することが可能である。窒素ガス発生装置52は、電源ガス供給ユニット16に設けられた第1窒素供給口74と第2窒素供給口76と第3窒素供給口78を介して、ガス供給部50内のマスフローコントローラ56a2,56b,56cへ窒素ガスを供給する。これにより、マスフローコントローラ56a2,56b,56cは、第1窒素供給口74と第2窒素供給口76と第3窒素供給口78から供給された窒素ガスの流量を計測しながら調節することが可能である。
なお、以下では、第1空気供給口70と第2空気供給口72を区別しない場合には、空気供給口70,72と表記する。第1窒素供給口74と第2窒素供給口76と第3窒素供給口78を区別しない場合には、窒素供給口74,76,78と表記する。
以上より、マスフローコントローラ56a1,56dは、空気供給口70,72に供給されたガスの流量計測を行うものでもある。また、マスフローコントローラ56a2,56b,56cは、窒素供給口74,76,78に供給されたガスの流量計測を行うものでもある。
第1空気供給口70から供給された空気と、第1窒素供給口74から供給された窒素ガスは、混合器58及び圧力センサ62aを経て、電源ガス供給ユニット16に設けられた反応ガス供給口80へ反応ガスとして供給される。これにより、圧力センサ62aは、反応ガス供給口80へ供給される反応ガスの圧力を計測することが可能である。
更に、反応ガス供給口80は、チューブ60aを介して、ヘッド14に設けられた第1流路口90に接続されている。これにより、反応ガス供給口80へ供給された反応ガスは、チューブ60a及び第1流路口90を経て、ヘッド14の反応ガス流路26に流入する。従って、圧力センサ62aは、第1空気供給口70及び第1窒素供給口74を経由してヘッド14の第1流路口90へ供給される反応ガスの圧力を計測するものでもある。
第2窒素供給口76と第3窒素供給口78から供給された窒素ガスは、圧力センサ62b,62cを経て、電源ガス供給ユニット16に設けられた第1キャリアガス供給口82と第2キャリアガス供給口84へキャリアガスとして供給される。これにより、圧力センサ62b,62cは、第1キャリアガス供給口82と第2キャリアガス供給口84へ供給されるキャリアガスの圧力を計測することが可能である。
更に、第1キャリアガス供給口82と第2キャリアガス供給口84は、チューブ60b,60cを介して、ヘッド14に設けられた第2流路口92と第3流路口94に接続されている。これにより、第1キャリアガス供給口82と第2キャリアガス供給口84へ供給されたキャリアガスは、チューブ60b,60cと第2流路口92と第3流路口94を経て、ヘッド14の1対のキャリアガス流路28に流入する。従って、圧力センサ62b,62cは、第2窒素供給口76と第3窒素供給口78を経由してヘッド14の第2流路口92と第3流路口94へ供給されるキャリアガスの圧力を計測するものでもある。
第2空気供給口72から供給された空気は、圧力センサ62dを経て、電源ガス供給ユニット16に設けられたシールドガス供給口86へシールドガスとして供給される。これにより、圧力センサ62dは、シールドガス供給口86へ供給されるシールドガスの圧力を計測することが可能である。
更に、シールドガス供給口86は、チューブ60dを介して、ヘッド14に設けられた第4流路口96に接続されている。これにより、シールドガス供給口86へ供給されたシールドガスは、チューブ60dと第4流路口96を経て、ヘッド14の環状空間38に流入する。従って、圧力センサ62dは、第2空気供給口72を経由してヘッド14の第4流路口96へ供給されるシールドガスの圧力を計測するものでもある。
なお、以下では、第1流路口90と第2流路口92と第3流路口94と第4流路口96を区別しない場合には、流路口90,92,94,96と表記する。
ガスの供給チェック
本実施形態のプラズマ処理機1は、上述したようにして、空気と窒素ガスが電源ガス供給ユニット16のガス供給部50に供給される。しかしながら、コンプレッサ54と窒素ガス発生装置52とガス供給部50の間で配管ミスがあることによって、空気が窒素供給口74,76,78に供給されたり、窒素ガスが空気供給口70,72に供給されたりすると、ヘッド14内における擬似アークAの発生が不安定となり、ヘッド14の消耗品が劣化する虞がある。そこで、本実施形態のプラズマ処理機1は、例えば、そのセットアップ中に行われる据付モードにおいて、空気と窒素ガスの供給状態をチェックしている。次に詳述する。
図5は、空気と窒素ガスの供給状態をチェックするためのガス供給判定方法100が示されたフローチャートである。図5のフローチャートで示された制御プログラムは、電源ガス供給ユニット16のROMに記憶されており、プラズマ処理機1のセットアップ中に行われる据付モードにおいて、ユーザが電源ガス供給ユニット16のタッチパネル17上で所定の操作を行うと、電源ガス供給ユニット16のCPUにより実行される。従って、ガス供給判定方法100が実行される際は、プラズマ処理機1のセットアップ中であることから、コンプレッサ54、窒素ガス発生装置52、混合器58、及びマスフローコントローラ56は作動していない。以下、図5のフローチャートで示された各処理を、上述した図4に加えて、図6乃至図9に示されたタッチパネル17の画面19を用いて説明する。
ガス供給判定方法100が実行されると、先ず、第1供給処理S10が行われる。この処理では、コンプレッサ54及び混合器58の起動と、メインバルブ57の開放とが行われる。これにより、コンプレッサ54による空気の供給が開始する。
続いて、第1計測処理S12が行われる。この処理では、マスフローコントローラ56a1,56dが作動する。これにより、マスフローコントローラ56a1,56dによる流量計測が行われる。
続いて、第1報知処理S14が行われる。この処理では、上記第1計測処理S12の流量計測結果に応じた空気の供給状態がタッチパネル17に表示される。具体的には、例えば、図6に示すように、タッチパネル17の画面19において、供給ガスチェックテーブル21が表示される。供給ガスチェックテーブル21には、項目、設定値、現在値、及び判定の各欄が設けられている。
項目の欄には、MAIN(GAS2)、HEATER(GAS)、MAIN(GAS1)、SUB1、及びSUB2の各文字が列方向に並べられた状態で表示されている。MAIN(GAS2)の文字は、反応ガスの一部を構成する空気であって、第1空気供給口70に供給されることによってマスフローコントローラ56a1で流量計測されることが計画されたガスを示している。HEATER(GAS)の文字は、シールドガス(つまり、ヒートガス)の全部を構成する空気であって、第2空気供給口72に供給されることによってマスフローコントローラ56dで流量計測されることが計画されたガスを示している。MAIN(GAS1)の文字は、反応ガスの一部を構成する窒素ガスであって、第1窒素供給口74に供給されることによってマスフローコントローラ56a2で流量計測されることが計画されたガスを示している。SUB1の文字は、キャリアガスの全部を構成する窒素ガスであって、第2窒素供給口76に供給されることによってマスフローコントローラ56bで流量計測されることが計画されたガスを示している。SUB2の文字は、キャリアガスの全部を構成する窒素ガスであって、第3窒素供給口78に供給されることによってマスフローコントローラ56cで流量計測されることが計画されたガスを示している。
設定値の欄には、マスフローコントローラ56に対して設定された数値であって、マスフローコントローラ56における流量調節の目標値(L/min)が列方向に並べられた状態で表示されている。具体的には、MAIN(GAS2)、HEATER(GAS)、MAIN(GAS1)、SUB1、及びSUB2の各項目に対して、0.60、30.0、20.0、20.0、20.0の各数値が関連付けられた状態で表示されている。
現在値の欄には、マスフローコントローラ56の流量計測値(L/min)が列方向に並べられた状態で表示されている。具体的には、MAIN(GAS2)、HEATER(GAS)、MAIN(GAS1)、SUB1、及びSUB2の各項目に対して、マスフローコントローラ56a1,56d,56a2,56b,56cの各流量計測値が関連付けられた状態で表示されている。
この時点では、マスフローコントローラ56a1の流量計測値である0.60の数字が、MAIN(GAS2)の項目に対して関連付けられた状態で表示されている。マスフローコントローラ56dの流量計測値である30.0の数字が、HEATER(GAS)の項目に対して関連付けられた状態で表示されている。しかしながら、MAIN(GAS1)、SUB1、及びSUB2の各項目については、マスフローコントローラ56a2,56b,56cが未だ作動してないことから、00.0の数字が関連付けられた状態で表示されている。
判定の欄には、ガス供給状態のチェック結果等がOKの文字又はNGの文字で表示される。この時点では、コンプレッサ54による空気の供給が行われ、更に、空気供給口70,72に供給されたガスの流量計測が行われるマスフローコントローラ56a1,56dにおいて、それらの目標値(設定値の数字)と流量計測値(現在値の数字)が一致している。従って、第1空気供給口70及び第2空気供給口72においては、空気の供給が正常に行われている。そこで、判定の欄には、第1空気供給口70及び第2空気供給口72に対して空気の供給が正常に行われていることを示すOKの文字が、MAIN(GAS2)及びHEATER(GAS)の各項目に対して関連付けられた状態で表示されている。
これに対して、例えば、空気供給口70,72に供給されたガスの流量計測が行われるマスフローコントローラ56a1,56dにおいて、それらの流量計測値(現在値の数字)のいずれかが0(零)の場合には、第1空気供給口70又は第2空気供給口72において、空気が供給されておらず、空気の供給が正常に行われていない。よって、判定の欄では、その旨を示すNGの文字が、MAIN(GAS2)及びHEATER(GAS)のうち該当する項目に対して関連付けられた状態で表示される。その後は、ガス供給判定方法100が終了する。
なお、この時点では、窒素ガス発生装置52による窒素ガスの供給が開始されていない。そのため、判定の欄では、MAIN(GAS1)、SUB1、及びSUB2の各項目に対して何ら表示されていない。
上記第1報知処理S14の後は、第2計測処理S16が行われる。この処理では、マスフローコントローラ56a1,56dが停止し、マスフローコントローラ56a2,56b,56cが作動する。これによって、マスフローコントローラ56a2,56b,56cによる流量計測が行われる。
続いて、第2報知処理S18が行われる。この処理では、上記第2計測処理S16の流量計測結果に応じた空気の供給状態がタッチパネル17に表示される。具体的には、例えば、図7に示す供給ガスチェックテーブル21が、タッチパネル17の画面19に表示される。図7の供給ガスチェックテーブル21は、以下に述べる点を除いて、図6の供給ガスチェックテーブル21と同じである。
図7の供給ガスチェックテーブル21では、現在値の欄において、0.00の数字がMAIN(GAS2)の項目に対して関連付けられた状態で表示され、0.0の数字がHEATER(GAS)の項目に対して関連付けられた状態で表示されている。これは、マスフローコントローラ56a1,56dの作動が停止されたことによる。そこで、判定の欄には、マスフローコントローラ56a1,56dが正常であることを示すOKの文字が、MAIN(GAS2)及びHEATER(GAS)の各項目に対して関連付けられた状態で表示されている。
更に、図7の供給ガスチェックテーブル21では、現在値の欄において、00.0の数字が、MAIN(GAS1)、SUB1、及びSUB2の各項目に対して関連付けられた状態で表示されている。これは、窒素供給口74,76,78に供給されたガスの流量計測が行われるマスフローコントローラ56a2,56b,56cにおいて、それらの流量計測値が00.0(零)であることを示している。この時点では、窒素ガス発生装置52は未だ作動していないので、窒素ガスの供給は行われていないが、コンプレッサ54による空気の供給は継続されている。従って、第1窒素供給口74、第2窒素供給口76、及び第3窒素供給口78には空気が供給されていないと判定することが可能である。
そこで、判定の欄には、第1窒素供給口74、第2窒素供給口76、及び第3窒素供給口78に対して空気の供給が行われていないことを示すOKの文字が、MAIN(GAS1)、SUB1、及びSUB2の各項目に対して関連付けられた状態で表示されている。
これに対して、例えば、窒素供給口74,76,78に供給されたガスの流量計測が行われるマスフローコントローラ56a2,56b,56cにおいて、それらの流量計測値のいずれかが00.0(零)より大きい場合には、第1窒素供給口74、第2窒素供給口76、又は第3窒素供給口78において、空気が供給されており、空気の供給が正常に行われていない。よって、判定の欄では、その旨を示すNGの文字が、MAIN(GAS1)、SUB1、及びSUB2のうち該当する項目に対して関連付けられた状態で表示される。また、作動していない状態にあるはずのマスフローコントローラ56a1,56dにおいて、それらの流量計測値のいずれかが00.0(零)より大きい場合には、マスフローコントローラ56a1,56dのいずれかが誤作動している。よって、判定の欄では、その旨を示すNGの文字が、MAIN(GAS2)及びHEATER(GAS)のうち該当する項目に対して関連付けられた状態で表示される。その後は、ガス供給判定方法100が終了する。
上記第2報知処理S18の後は、第2供給処理S20が行われる。この処理では、窒素ガス発生装置52の起動が行われる。これによって、窒素ガス発生装置52による窒素ガスの供給が開始する。
続いて、第3計測処理S22が行われる。この処理では、マスフローコントローラ56a2,56b,56cによる流量計測が行われる。
続いて、第3報知処理S24が行われる。この処理では、上記第3計測処理S22の流量計測結果に応じた窒素ガスの供給状態がタッチパネル17に表示される。具体的には、例えば、図8に示す供給ガスチェックテーブル21が、タッチパネル17の画面19に表示される。図8の供給ガスチェックテーブル21は、以下に述べる点を除いて、図6の供給ガスチェックテーブル21と同じである。
図8の供給ガスチェックテーブル21では、項目等の各欄において、文字又は数字が、MAIN(GAS1)、SUB1、SUB2、MAIN(GAS2)、HEATER(GAS)の表記順で並べ直された状態で表示されている。この時点では、第1空気供給口70及び第2空気供給口72において、空気の供給が正常に行われており、窒素ガスが供給されていないことが既に判明している。そのため、0.00の数字が、設定値と現在値の各欄において、MAIN(GAS2)の項目に関連付けた状態で表示されている。更に、00.0の数字が、設定値と現在値の各欄において、HEATER(GAS)の項目に関連付けた状態で表示されている。なお、判定の欄では、MAIN(GAS2)及びHEATER(GAS)の各項目に対して何ら表示されていない。
更に、図8の供給ガスチェックテーブル21では、現在値の欄において、20.0の数字が、MAIN(GAS1)、SUB1、及びSUB2の各項目に対して関連付けられた状態で表示されている。これは、マスフローコントローラ56a2,56b,56cにおいて、それらの流量計測値が20.0であることを示している。つまり、この時点では、窒素供給口74,76,78に供給されたガスの流量計測が行われるマスフローコントローラ56a2,56b,56cにおいて、それらの目標値(設定値の数字)と流量計測値(現在値の数字)が一致している。また、コンプレッサ54及び窒素ガス発生装置52は作動中であるが、コンプレッサ54による空気の供給が正常に行われていることは既に判明している。従って、第1窒素供給口74、第2窒素供給口76、及び第3窒素供給口78では窒素ガスの供給が正常に行われていると判定することが可能である。
そこで、判定の欄には、第1窒素供給口74、第2窒素供給口76、及び第3窒素供給口78に対して窒素ガスの供給が正常に行われていることを示すOKの文字が、MAIN(GAS1)、SUB1、及びSUB2の各項目に対して関連付けられた状態で表示されている。
これに対して、例えば、窒素供給口74,76,78に供給されたガスの流量計測が行われるマスフローコントローラ56a2,56b,56cにおいて、それらの流量計測値のいずれかが0(零)の場合には、第1窒素供給口74、第2窒素供給口76、又は第3窒素供給口78において、窒素ガスが供給されておらず、窒素ガスの供給が正常に行われていない。よって、判定の欄では、その旨を示すNGの文字が、MAIN(GAS1)、SUB1、及びSUB2のうち該当する項目に対して関連付けられた状態で表示される。その後は、ガス供給判定方法100が終了する。
上記第3報知処理S24の後は、第4計測処理S26が行われる。この処理では、マスフローコントローラ56a1,56dの作動を再開させた後で、圧力センサ62による圧力計測が行われる。
続いて、第4報知処理S28が行われる。この処理では、上記第4計測処理S26の圧力計測結果に応じたガスの圧力状態がタッチパネル17に表示される。具体的には、例えば、図9に示すように、タッチパネル17の画面19において、圧力チェックテーブル23が表示される。圧力チェックテーブル23には、項目、現在値、閾値、及び判定の各欄が設けられている。
項目の欄には、MAIN、SUB1、SUB2、及びHEATERの各文字が列方向に並べられた状態で表示されている。MAINの文字は、反応ガス(N2+O2)であって、圧力センサ62aで圧力計測された後でヘッド14の第1流路口90へ供給されることが計画されたガスを示している。SUB1の文字は、キャリアガス(N2)であって、圧力センサ62bで圧力計測された後でヘッド14の第2流路口92へ供給されることが計画されたガスを示している。SUB2の文字は、キャリアガス(N2)であって、圧力センサ62cで圧力計測された後でヘッド14の第3流路口94へ供給されることが計画されたガスを示している。HEATERは、シールドガス(つまり、ヒートガス)(Air)であって、圧力センサ62dで圧力計測された後でヘッド14の第4流路口96へ供給されることが計画されたガスを示している。
現在値の欄には、圧力センサ62の圧力計測値(kPa)が列方向に並べられた状態で表示されている。具体的には、MAIN、SUB1、SUB2、及びHEATERの各項目に対して、圧力センサ62a,62b,62c,62dの各圧力計測値が関連付けられた状態で表示されている。
この時点では、圧力センサ62aの圧力計測値である50.0の数字が、MAINの項目に対して関連付けられた状態で表示されている。圧力センサ62b,62cの圧力計測値である49.0の数字が、SUB1及びSUB2の項目に対して関連付けられた状態で表示されている。圧力センサ62dの圧力計測値である65.0の数字が、HEATERの項目に対して関連付けられた状態で表示されている。
閾値の欄には、ガス圧力が正常であることを示す圧力値(kPa)の範囲が列方向に並べられた状態で表示されている。具体的には、MAIN、SUB1、及びSUB2の各項目に対して、40.0~80.0の(範囲を示す)数字等が関連付けられた状態で表示されている。また、HEATERの項目に対して、50.0~80.0の(範囲を示す)数字等が関連付けられた状態で表示されている。
判定の欄には、ガス圧力状態のチェック結果等がOK又はNGの文字で表示される。この時点では、ヘッド14の流路口90,92,94,96へ供給されるガスの圧力計測を行う圧力センサ62a,62b,62c,62dにおいて、それらの圧力計測値(現在値の数字)が、閾値の欄に数字等で表示された範囲内に収まっている。従って、第1流路口90、第2流路口92、第3流路口94、及び第4流路口96では供給ガスの圧力が正常であると判定することが可能である。そこで、判定の欄には、第1流路口90、第2流路口92、第3流路口94、及び第4流路口96における供給ガスの圧力が正常であることを示すOKの文字が、MAIN、SUB1、SUB2、及びHEATERの各項目に対して関連付けられた状態で表示されている。
これに対して、例えば、ヘッド14の流路口90,92,94,96へ供給されるガスの圧力計測が行われる圧力センサ62a,62b,62c,62dにおいて、それらの圧力計測値(現在値の数字)のいずれかが、閾値の欄に数字等で表示された範囲外にある場合には、第1流路口90、第2流路口92、第3流路口94、又は第4流路口96において、供給ガスの圧力が異常である。よって、判定の欄では、その旨を示すNGの文字が、MAIN、SUB1、SUB2、及びHEATERのうち該当する項目に対して関連付けられた状態で表示される。その後は、ガス供給判定方法100が終了する。
以上詳細に説明したように、本実施形態のプラズマ処理機1で実行されるガス供給判定方法100は、コンプレッサ54により供給される空気の供給状態のチェックに加えて、コンプレッサ54に接続された窒素ガス発生装置52により供給される窒素ガスの供給状態のチェックが行われる。
なお、本開示は上記実施形態に限定されるものでなく、その趣旨を逸脱しない範囲で様々な変更が可能である。
例えば、ガス供給判定方法100は、プラズマ処理機1のセットアップ中に行われる据付モードにおいて実行されるが、セットアップ以外のときに行われても良い。
また、ガス供給判定方法100において、マスフローコントローラ56による流量計測や流路開閉は、マスフローコントローラ56とは別個のマスフローメータや開閉弁で行われても良い。
ちなみに、本実施形態において、プラズマ処理機1は、プラズマ発生装置の一例である。電源ガス供給ユニット16は、制御装置の一例である。タッチパネル17は、報知装置の一例である。窒素ガス発生装置52は、第2供給装置の一例である。コンプレッサ54は、第1供給装置の一例である。マスフローコントローラ56a1,56dは、第1流量計測装置の一例である。マスフローコントローラ56a2,56b,56cは、第2流量計測装置の一例である。空気供給口70,72は、第1供給口の一例である。窒素供給口74,76,78は、第2供給口の一例である。流路口90,96は、第3供給口の一例である。流路口90,92,94は、第4供給口の一例である。第1供給処理S10は、第1供給工程の一例である。第1計測処理S12は、第1計測工程の一例である。第1報知処理S14は、第1報知工程の一例である。第2計測処理S16は、第2計測工程の一例である。第2報知処理S18は、第2報知工程の一例である。第2供給処理S20は、第2供給工程の一例である。第3計測処理S22は、第3計測工程の一例である。第3報知処理S24は、第3報知工程の一例である。第4計測処理S26は、第4計測工程の一例である。第4報知処理S28は、第4報知工程の一例である。
1 プラズマ処理機
14 プラズマヘッド
16 電源ガス供給ユニット
17 タッチパネル
52 窒素ガス発生装置
54 コンプレッサ
56a1,56d マスフローコントローラ
56a2,56b,56c マスフローコントローラ
70 第1空気供給口
72 第2空気供給口
74 第1窒素供給口
76 第2窒素供給口
78 第3窒素供給口
90 第1流路口
92 第2流路口
94 第3流路口
96 第4流路口
100 ガス供給判定方法
S10 第1供給処理
S12 第1計測処理
S14 第1報知処理
S16 第2計測処理
S18 第2報知処理
S20 第2供給処理
S22 第3計測処理
S24 第3報知処理
S26 第4計測処理
S28 第4報知処理

Claims (4)

  1. 第1供給口と第2供給口とを設けたプラズマ発生装置におけるガス供給判定方法であって、
    前記プラズマ発生装置は、
    前記第1供給口から第1ガスを供給するための第1供給装置と、
    前記第1供給装置に接続され、第2ガスを前記第2供給口から供給するための第2供給装置と、を備え、
    前記ガス供給判定方法は、
    前記第2供給装置による前記第2ガスの供給が停止している状態において、前記第1供給装置による前記第1ガスの供給を開始する第1供給工程と、
    前記第1供給工程の後において、前記第1供給口に供給されたガスの流量計測を行う第1計測工程と、
    前記第1計測工程の流量計測結果に応じて、前記第1供給口における前記第1ガスの供給状態を報知する第1報知工程と、
    前記第1供給工程の後において、前記第2供給口に供給されたガスの流量計測を行う第2計測工程と、
    前記第2計測工程の流量計測結果に応じて、前記第2供給口における前記第1ガスの供給状態を報知する第2報知工程と、
    前記第2報知工程の後において、前記第2供給装置による前記第2ガスの供給を開始する第2供給工程と、
    前記第2供給工程の後において、前記第2供給口に供給されたガスの流量計測を行う第3計測工程と、
    前記第3計測工程の流量計測結果に応じて、前記第2供給口における前記第2ガスの供給状態を報知する第3報知工程と、を備えるガス供給判定方法。
  2. 前記プラズマ発生装置は、
    前記第1供給口を経由したガスが供給される第3供給口と、前記第2供給口を経由したガスが供給される第4供給口とを設けたプラズマヘッドを備え、
    前記ガス供給判定方法は、
    前記第2供給工程の後において、前記第3供給口へ供給されるガスの圧力計測を行うと共に前記第4供給口へ供給されるガスの圧力計測を行う第4計測工程と、
    前記第4計測工程の圧力計測結果に応じて、前記プラズマヘッドに供給されるガスの供給状態を報知する第4報知工程と、を備える請求項1に記載のガス供給判定方法。
  3. 前記第2供給装置は、前記第1供給装置より供給された前記第1ガスから前記第2ガスを分離する請求項1又は請求項2に記載のガス供給判定方法。
  4. 第1供給口と第2供給口とを設けたプラズマ発生装置であって、
    前記第1供給口から第1ガスを供給するための第1供給装置と、
    前記第1供給装置に接続され、第2ガスを前記第2供給口から供給するための第2供給装置と、
    前記第1供給口に供給されたガスの流量計測を行う第1流量計測装置と、
    前記第2供給口に供給されたガスの流量計測を行う第2流量計測装置と、
    前記第1ガス又は前記第2ガスの供給状態を報知する報知装置と、
    制御装置と、を備え、
    前記制御装置は、
    前記第2供給装置による前記第2ガスの供給が停止している状態において、前記第1供給装置による前記第1ガスの供給を開始する第1供給処理と、
    前記第1供給処理の後において、前記第1流量計測装置で流量計測を行う第1計測処理と、
    前記第1計測処理の流量計測結果に応じて、前記第1供給口における前記第1ガスの供給状態を前記報知装置で報知する第1報知処理と、
    前記第1供給処理の後において、前記第2流量計測装置で流量計測を行う第2計測処理と、
    前記第2計測処理の流量計測結果に応じて、前記第2供給口における前記第1ガスの供給状態を前記報知装置で報知する第2報知処理と、
    前記第2報知処理の後において、前記第2供給装置による前記第2ガスの供給を開始する第2供給処理と、
    前記第2供給処理の後において、前記第2流量計測装置で流量計測を行う第3計測処理と、
    前記第3計測処理の流量計測結果に応じて、前記第2供給口における前記第2ガスの供給状態を前記報知装置で報知する第3報知処理と、を実行するプラズマ発生装置。
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