JP7023177B2 - 9-(2-置換フェニル)-9h-カルバゾールの製造方法 - Google Patents

9-(2-置換フェニル)-9h-カルバゾールの製造方法 Download PDF

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本発明は、9-(2-置換フェニル)-9H-カルバゾールの製造方法に関するものである。
9位に1,1’-ビフェニル-2-イル基のような2-置換フェニル基をもつ9H-カルバゾール類は、有機EL素子用正孔輸送材の製造中間体として有用な化合物である(例えば特許文献1及び2)。パラジウム触媒存在下での該化合物の製造方法として、9-(1,1’-ビフェニル-2-イル)-9H-カルバゾールの類縁体である11-(1,1’-ビフェニル-2-イル)-11H-ベンゾ[a]カルバゾール及び11-(1,1’:4’,1’’-ターフェニル-2-イル)-11H-ベンゾ[a]カルバゾールを、酢酸パラジウム、トリ(tert-ブチル)ホスフィン及びカリウムtert-ブトキシドの存在下に、11H-ベンゾ[a]カルバゾールと2-ブロモ-1,1’-ビフェニル又は2-ブロモ-1,1’:4’,1’’-ターフェニルを反応させて製造する方法が特許文献3に開示されているが、記載の条件が本発明の製造方法に適用可能かは不明であった。また、同じく類縁体である10-(1,1’:3’,1’’-ターフェニル-2-イル)-10H-フロ[3,2-a]カルバゾール又は10-(1,1’:3’,1’’-ターフェニル-2-イル)-10H-チエノ[3,2-a]カルバゾールを、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム、トリ(tert-ブチル)ホスフィン及びナトリウムtert-ブトキシドの存在下に、10H-フロ[3,2-a]カルバゾール又は10H-チエノ[3,2-a]カルバゾールと2’-ブロモ-1,1’:3’,1’’-ターフェニルを反応させて製造する方法が特許文献4に開示されているが、記載の条件が本発明の製造方法に適用可能かは不明であった。
米国特許出願公開第2015/0053942号明細書 米国特許出願公開第2015/0171336号明細書 韓国特許出願公開第2012081539号明細書 国際公開第2015/046981号パンフレット
特許文献3に記載の方法で、9H-カルバゾールと2-ブロモ-1,1’-ビフェニルからの9-(1,1’-ビフェニル-2-イル)-9H-カルバゾール製造を試みたが、目的物は得られなかった(比較例-1)。また、特許文献4に記載の方法で、9H-カルバゾールと2-ブロモ-1,1’-ビフェニルからの9-(1,1’-ビフェニル-2-イル)-9H-カルバゾール製造を試みたが、目的物は得られなかった(比較例-2及び3)。
本発明は、パラジウム触媒の存在下、9H-カルバゾール誘導体と2-置換-1-ハロベンゼンから、効率良く9-(2-置換フェニル)-9H-カルバゾールを製造することを目的とする。
本発明者らは、上記課題を鑑み、鋭意検討を重ねた結果、9H-カルバゾール誘導体と2-置換-1-ハロベンゼンとを、パラジウム化合物、配位子及び塩基の存在下に反応させ、9-(2-置換フェニル)-9H-カルバゾールを製造する方法において、配位子として後述のイミダゾリデン化合物及び塩基としてリチウム塩基を用いることにより、効率良く目的物が製造できることを見出した。すなわち本発明は、
(i)一般式(1)
Figure 0007023177000001
(式中、R及びRは、各々独立に、水素原子又はハロゲン原子を示す。p及びqは、各々独立に、0、1又は2を表す。)
で表される9H-カルバゾール誘導体と、一般式(2)
Figure 0007023177000002
(式中、Xは、塩素原子又は臭素原子を示す。Rは、炭素数1~4のアルキル基、フェニル基、ナフチル基、又はビフェニリル基を示す。Rは、水素原子を表す。又、R及びRは、各々結合する炭素原子と一体となってベンゼン環を形成することもできる。)
で示される2-置換-1-ハロベンゼンとを、パラジウム化合物、配位子及び塩基の存在下に反応させ、一般式(3)
Figure 0007023177000003
(式中、R、R、R、R、p及びqは、前記と同じ内容を表す。)
で示される9-(2-置換フェニル)-9H-カルバゾールを得る方法において、配位子が式(4)
Figure 0007023177000004
で表されるイミダゾリデン化合物であり、塩基がリチウム塩基であることを特徴とする製造方法;
(ii)塩基が、リチウムtert-ブトキシド、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド又はブチルリチウムである(i)に記載の製造方法;
に関するものである。
本発明によれば、有機EL素子用正孔輸送材の原料として有用な化合物である9-(2-置換フェニル)-9H-カルバゾールを一工程で、開示された公知方法よりも効率良く製造することができる。
以下に本発明を詳細に説明する。
本発明の製造方法は、パラジウム化合物、イミダゾリデン化合物(4)及びリチウム塩基の存在下に、9H-カルバゾール誘導体(1)と2-置換-1-ハロベンゼン(2)を反応させることにより、9-(2-置換フェニル)-9H-カルバゾール(3)を製造する方法である。
本発明の製造方法に用いることのできる9H-カルバゾール誘導体(1)のR及びRで示されるハロゲン原子としては、特に限定するものではないが、ヨウ素原子、臭素原子、塩素原子、またはフッ素原子を例示することができる。
9H-カルバゾール誘導体(1)としては、特に限定するものではないが、9H-カルバゾール、2-クロロ-9H-カルバゾール、3-クロロ-9H-カルバゾール、4-クロロ-9H-カルバゾール、2-ブロモ-9H-カルバゾール、3-ブロモ-9H-カルバゾール、4-ブロモ-9H-カルバゾール、2-フルオロ-9H-カルバゾール、3-フルオロ-9H-カルバゾール、4-フルオロ-9H-カルバゾール、2-ヨード-9H-カルバゾール、3-ヨード-9H-カルバゾール、4-ヨード-9H-カルバゾール、2,7-ジクロロ-9H-カルバゾール、2,7-ジフルオロ-9H-カルバゾール、2,7-ジブロモ-9H-カルバゾール、2-クロロ-7-フルオロ-9H-カルバゾール、または3-クロロ-6-フルオロ-9H-カルバゾール等を例示することができる。これら9H-カルバゾール誘導体(1)の一部は市販されているが、例えば、Organic Letters,20巻,216ページ,2018年、Green Chemistry,20巻,1362ページ,2018年、Journal of Physical Chemistry C,116巻,20681ページ,2012年、Dyes and Pigments,132巻,1ページ,2016年に従って調製することもできる。
2-置換-1-ハロベンゼン(2)のR で示される炭素数1~4のアルキル基は、直鎖状、分岐状、環状のいずれでもよく、特に限定するものではないが、具体的には、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、sec-ブチル基、またはtert-ブチル基等を例示することができる。

2-置換-1-ハロベンゼン(2)のRで示されるナフチル基としては、特に限定するものではないが、具体的には、1-ナフチル基又は2-ナフチル基を例示することができる。
2-置換-1-ハロベンゼン(2)のRで示されるビフェニリル基としては、特に限定するものではないが、具体的には、1,1’-ビフェニル-4-イル基、1,1’-ビフェニル-3-イル基、または1,1’-ビフェニル-2-イル基等を例示することができる。
2-置換-1-ハロベンゼン(2)としては、特に限定するものではないが、具体的には、1-クロロ-2-メチルベンゼン、1-クロロ-2-エチルベンゼン、1-クロロ-2-プロピルベンゼン、1-クロロ-2-(2-メチルプロピル)ベンゼン、1-クロロ-2-(1,1-ジメチルエチル)ベンゼン、1-クロロ-2-(1-メチルエチル)ベンゼン、1-ブチル-2-クロロベンゼン、1-クロロ-2-メチルベンゼン、1-クロロ-2-エチルベンゼン、1-クロロ-2-プロピルベンゼン、1-クロロ-2-(2-メチルプロピル)ベンゼン、1-クロロ-2-(1,1-ジメチルエチル)ベンゼン、1-クロロ-2-(1-メチルエチル)ベンゼン、1-ブロモ-2-メチルベンゼン、1-ブロモ-2-エチルベンゼン、1-ブロモ-2-プロピルベンゼン、1-ブロモ-2-(2-メチルプロピル)ベンゼン、1-ブロモ-2-(1,1-ジメチルエチル)ベンゼン、1-ブロモ-2-(1-メチルエチル)ベンゼン、1-ブロモ-2-ブチルベンゼン、1-ブロモ-2-メチルベンゼン、1-ブロモ-2-エチルベンゼン、1-ブロモ-2-プロピルベンゼン、1-ブロモ-2-(2-メチルプロピル)ベンゼン、1-ブロモ-2-(1,1-ジメチルエチル)ベンゼン、1-ブロモ-2-(1-メチルエチル)ベンゼン、2-ブロモ-1,1’-ビフェニル、1-クロロナフタレン、1-ブロモナフタレン、2-ブロモ-1,1’:4’,1’’-ターフェニル、2-クロロ-1,1’:4’,1’’-ターフェニル、2-ブロモ-1,1’:3’,1’’-ターフェニル、2-クロロ-1,1’:3’,1’’-ターフェニル、2-ブロモ-1,1’:2’,1’’-ターフェニル、2-クロロ-1,1’:2’,1’’-ターフェニル、1-(2-ブロモフェニル)ナフタレン、1-(2-クロロフェニル)ナフタレン、2-(2-ブロモフェニル)ナフタレン、または2-(2-クロロフェニル)ナフタレン等を例示することができる。
本発明で用いることのできるパラジウム化合物としては、特に限定するものではないが、ビス(ジベンジリデンアセトン)パラジウム、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム等の0価パラジウム化合物や塩化パラジウム、臭化パラジウム、酢酸パラジウム、π-アリルパラジウムクロリドダイマー、ビス(アセチルアセトナト)パラジウム、ジクロロビス(アセトニトリル)パラジウム、ジクロロビス(ベンゾニトリル)パラジウム等の二価パラジウム化合物を例示することができる。これらのうち、収率が良い点で0価パラジウム化合物が好ましく、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウムがさらに好ましい。
パラジウム化合物の使用量は、特に限定するものではないが、いわゆる触媒量であることが好ましく、具体的には、9H-カルバゾール誘導体(1)に対して0.0001当量~0.5当量が好ましく、0.01当量~0.25当量がさらに好ましい。
本発明の製造方法に用いることのできるイミダゾリデン化合物(4)は市販されている。イミダゾリデン化合物(4)の使用量は、特に限定するものではないが、パラジウム化合物に対して0.01当量~10当量が好ましく、0.1当量~5当量がさらに好ましい。
本発明で用いることのできるリチウム塩基としては、特に限定するものではないが、リチウムメトキシド、リチウムエトキシド、リチウムイソプロピルオキシド、リチウムtert-ブトキシド、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド、水素化リチウム、またはブチルリチウム等を例示することができる。収率が良い点で、リチウムtert-ブトキシド、リチウムビス(トリメチルシリル)アミドまたはブチルリチウムが好ましい。
塩基の使用量は、特に限定するものではないが、9H-カルバゾール誘導体(1)に対して0.1当量~10当量が好ましく、0.5当量~5当量がさらに好ましい。
9H-カルバゾール誘導体(1)の使用量は、特に限定するものではないが、2-置換-1-ハロベンゼン(2)に対して0.1等量~10当量が好ましく、0.5等量~5当量がさらに好ましい。
本発明の製造方法は有機溶媒中で実施することができ、反応に害を及ぼす恐れのない有機溶媒が好ましい。用いることのできる溶媒としては、特に限定するものではないが、テトラヒドロフラン、ジエチルエーテル、シクロペンチルメチルエーテル、1,4-ジオキサン、メチル-tert-ブチルエーテル、1,2-ジメトキシエタン等のエーテル系溶媒、ペンタン、ヘキサン、シクロヘキサン等の脂肪族炭化水素系溶媒、キシレン、トルエン、ベンゼン等の芳香族炭化水素系溶媒を例示することができ、上記の溶媒のうち2種類以上を混合しても差し支えない。収率が良い点で、芳香族炭化水素系溶媒が好ましく、キシレン又はトルエンがさらに好ましい。
本発明の製造方法は、特に限定するものではないが、0℃から200℃の温度から適宜選ばれた温度で実施することが好ましい。収率が良い点で、20℃から180℃が好ましい。
反応の雰囲気として、アルゴン、窒素ガス等の不活性ガスを用いることが収率が良い点で好ましいが、空気雰囲気下であってもよい。
反応後の溶液から目的物を単離することが好ましいが、単離する方法については、特に限定はないが、溶媒抽出、カラムクロマトグラフィー、分取薄層クロマトグラフィー、分取液体クロマトグラフィー、再結晶又は昇華等の汎用的な方法を挙げることができる。
次に本発明を実施例によって詳細に説明するが、本発明はこれらに限定されるものではない。なお、実施例に記載の液体クロマトグラフィー(HPLC)分析は、以下の方法で行った。
カラム:Agilent Technologies社製ZORBAX Eclipsa XDB-C18(4.6×250mm)
溶離液:メタノール/テトラヒドロフラン=9/1(体積比)
検出器:UV/Vis検出器(波長:254nm)
HPLCによる目的物のHPLC収率は、以下の方法で算出した。
目的物のHPLC収率:9-(p-トリル)-9H-カルバゾールを内部標準物質として用い、内部標準法により算出した[目的物のモル数]/[9H-カルバゾール誘導体(1)の仕込みモル数]。
実施例-1
Figure 0007023177000005
反応容器に9H-カルバゾール 167mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 45.8mg(0.05mol)、及びN,N’-ビス[2,6-ビス(ジフェニルメチル)-4-メトキシフェニル)イミダゾール-2-イリデン 123mg(0.13mmol)を加えた後、反応系内をアルゴンガスで置換した。キシレン 5.0mLを加えた後、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド(LiHMDS)の1.0M‐トルエン溶液 1.1mL(1.1mmol)を滴下した。さらに2-ブロモ-1,1’-ビフェニル 233mg(1.0mmol)を加え、140℃に加熱し、15時間撹拌した。室温まで放冷後、水25mLを加えて反応を停止させた。酢酸エチル 20mLを加え、酢酸エチル層が均一になるまで撹拌した。酢酸エチル層 0.1mLを採取し、テトラヒドロフラン 3.0mLで希釈後、HPLC分析により、9-[2-(1,1’-ビフェニリル)]-9H-カルバゾールが86%生成していることを確認した。
反応液を酢酸エチル 25mLで3回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄した。有機層に無水硫酸ナトリウムを加えて脱水した後、ろ過、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=30/1(体積比))で精製し、9-[2-(1,1’-ビフェニリル)]-9H-カルバゾールを白色固体として得た(264mg、83%)。
H-NMR(400MHz,CDCl)δ(ppm):6.93-7.05(5H,m),7.07(2H,ddd,J=0.8,0.8,8.2Hz),7.15-7.20(2H,m),7.27(2H,ddd,J=1.1,7.1,8.3Hz),7.47-7.52(1H,m),7.55(1H,ddd,1.7,7.4,7.4Hz),7.60(1H,ddd,J=1.7,7.3,7.3Hz),7.65-7.69(1H,m),8.04(2H,ddd,J=0.7,1.1,7.7Hz).。
実施例-2
反応容器に9H-カルバゾール 167mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 22.9mg(25μol)、及びN,N’-ビス[2,6-ビス(ジフェニルメチル)-4-メトキシフェニル)イミダゾール-2-イリデン 66.2mg(70μmol)を加えた後、反応系内をアルゴンガスで置換した。キシレン 3.0mLを加えた後、LiHMDSの1.0M‐トルエン溶液 1.1mL(LiHMDS1.1mmol)を滴下した。さらに2-ブロモ-1,1’-ビフェニル 233mg(1.0mmol)を加え、140℃に加熱し、15時間撹拌した。室温まで放冷後、水 25mLを加えて反応を停止させた。酢酸エチル 20mLを加え、酢酸エチル層が均一になるまで撹拌した。酢酸エチル層 0.1mLを採取し、テトラヒドロフラン 3.0mLで希釈後、HPLC分析により、9-[2-(1,1’-ビフェニリル)]-9H-カルバゾールが43%生成していることを確認した。
反応液を酢酸エチル 25mLで3回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄した。有機層に無水硫酸ナトリウムを加えて脱水した後、ろ過、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=30/1(体積比))で精製し、9-[2-(1,1’-ビフェニリル)]-9H-カルバゾールを白色固体として得た(131mg、41%)。
実施例-3
反応容器に9H-カルバゾール 167mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 13.7mg(15μmol)、N,N’-ビス[2,6-ビス(ジフェニルメチル)-4-メトキシフェニル)イミダゾール-2-イリデン 37.8mg(4.0μmol)を加えた後、反応系内をアルゴンガスで置換した。キシレン 3.0mLを加えた後、LiHMDSの1.0M‐トルエン溶液 1.1mL(LiHMDS1.1mmol)を滴下した。さらに2-ブロモ-1,1’-ビフェニル 233mg(1.0mmol)を加え、140℃に加熱し、15時間撹拌した。室温まで冷却後、水 25mLを加えて反応を停止させた。酢酸エチル 20mLを加え、酢酸エチル層が均一になるまで撹拌した。酢酸エチル層 0.1mLを採取し、テトラヒドロフラン 3.0mLで希釈後、HPLC分析により、9-[2-(1,1’-ビフェニリル)]-9H-カルバゾールが32%生成していることを確認した。
実施例-4
LiHMDSの1.0M‐トルエン溶液に替えて、ブチルリチウムの2.0M‐シクロヘキサン溶液0.55mL(n-ブチルリチウム1.1mmol)を用いた以外は実施例-3と同じ操作を行い、HPLC分析により、9-[2-(1,1’-ビフェニリル)]-9H-カルバゾールが33%生成していることを確認した。
実施例-5
Figure 0007023177000006
反応容器に9H-カルバゾール167mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 13.7mg(15μmol)、及びN,N’-ビス[2,6-ビス(ジフェニルメチル)-4-メトキシフェニル)イミダゾール-2-イリデン 37.8mg(40μmol)を加えた後、反応系内をアルゴンガスで置換した。キシレン3.0mLを加えた後、LiHMDSの1.0M‐トルエン溶液 1.1mL(LiHMDS1.1mmol)を滴下した。さらに1-(2-クロロフェニル)ナフタレン 239mg(1.0mmol)を加え、140℃に加熱し、15時間撹拌した。室温まで放冷後、水 25mLを加えて反応を停止させた。酢酸エチル 20mLを加え、酢酸エチル層が均一になるまで撹拌した。酢酸エチル層 0.1mLを採取し、テトラヒドロフラン 3.0mLで希釈後、HPLC分析により、9-[2-(1-ナフタレニル)フェニル)]-9H-カルバゾールが87%生成していることを確認した。
反応液を酢酸エチル 25mLで3回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄した。有機層に無水硫酸ナトリウムを加えて脱水した後、ろ過、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=30/1(体積比))で精製し、9-[2-(1-ナフタレニル)フェニル)]-9H-カルバゾールを白色固体として得た(310mg、84%)。
H-NMR(400MHz,CDCl)δ(ppm):6.88-7.04(5H,m),7.16-7.22(1H,m),7.26-7.39(4H,m),7.48(1H,d,J=8.0Hz),7.57-7.67(4H,m),7.68-7.73(1H,m),7.83(1H,ddd,J=1.3,1.3,7.2Hz),7.90-7.98(2H,m).。
実施例-6
LiHMDSの1.0M‐トルエン溶液に替えてn-ブチルリチウムの2.0M‐シクロヘキサン溶液 0.55mL(n‐ブチルリチウム1.1mmol)を用いた以外は、実施例-5と同じ操作を行い、HPLC分析により、9-[2-(1-ナフタレニル)フェニル)]-9H-カルバゾールが86%生成していることを確認した。また、9-[2-(1-ナフタレニル)フェニル)]-9H-カルバゾールを白色固体として得た(307mg、83%)。
実施例-7
Figure 0007023177000007
1-(2-クロロフェニル)ナフタレンに替えて1-(2-ブロモフェニル)ナフタレン283mg(1.0mmol)を用いた以外は実施例-5と同じ操作を行い、HPLC分析により、9-[2-(1-ナフタレニル)フェニル)]-9H-カルバゾールが67%生成していることを確認した。
実施例-8
Figure 0007023177000008
反応容器に9H-カルバゾール 167mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 13.7mg(15μmol)、及びN,N’-ビス[2,6-ビス(ジフェニルメチル)-4-メトキシフェニル)イミダゾール-2-イリデン 37.8mg(40μmol)を加えた後、反応系内をアルゴンガスで置換した。キシレン 3.0mLを加えた後、LiHMDSの1.0M‐トルエン溶液 1.1mL(LiHMDS1.1mmol)を滴下した。さらに1-ブロモ-2-メチルベンゼン 171mg(1.0mmol)を加え、140℃に加熱し、15時間撹拌した。室温まで放冷後、水 25mLを加えて反応を停止させた。酢酸エチル 20mLを加え、酢酸エチル層が均一になるまで撹拌した。酢酸エチル層 0.1mLを採取し、テトラヒドロフラン 3.0mLで希釈後、HPLC分析により、9-(2-メチルフェニル)-9H-カルバゾールが41%生成していることを確認した。
反応液を酢酸エチル 25mLで3回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄した。有機層に無水硫酸ナトリウムを加えて脱水した後、ろ過、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=30/1(体積比))で生成し、9-(1-ナフタレニル)-9H-カルバゾールを白色固体として得た(102mg、40%)。
H-NMR(400MHz,CDCl)δ(ppm):1.97(3H,s),7.04(2H,ddd,J=0.8,0.8,8.1Hz),7.24-7.30(2H,m),7.34-7.49(6H,m),8.16(2H,ddd,J=0.8,1.1,7.8Hz).。
実施例-9
トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム、N,N’-ビス[2,6-ビス(ジフェニルメチル)-4-メトキシフェニル)イミダゾール-2-イリデン及びキシレンの使用量を、それぞれ45.8mg(0.05mol)、123mg(0.13mmol)及び5.0mLとした以外は、実施例-8と同じ操作を行い、HPLC分析により、9-(2-メチルフェニル)-9H-カルバゾールが79%生成していることを確認した。
実施例-10
Figure 0007023177000009
1-ブロモ-2-メチルベンゼンに替えて、1-クロロ-2-メチルベンゼンを用いた以外は、実施例-8と同じ操作を行い、HPLC分析により、9-(2-メチルフェニル)-9H-カルバゾールが42%生成していることを確認した。
実施例-11
Figure 0007023177000010
反応容器に9H-カルバゾール 167mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 13.7mg(15μmol)、及びN,N’-ビス[2,6-ビス(ジフェニルメチル)-4-メトキシフェニル)イミダゾール-2-イリデン 37.8mg(40μmol)を加えた後、反応系内をアルゴンガスで置換した。キシレン 3.0mLを加えた後、LiHMDSの1.0M‐トルエン溶液 1.1mL(LiHMDS1.1mmol)を滴下した。さらに1-ブロモナフタレン 207mg(1.0mmol)を加え、140℃に加熱し、15時間撹拌した。室温まで冷却後、水 25mLを加えて反応を停止させた。酢酸エチル 20mLを加え、酢酸エチル層が均一になるまで撹拌した。酢酸エチル層 0.1mLを採取し、テトラヒドロフラン 3.0mLで希釈後、HPLC分析により、9-(1-ナフタレニル)-9H-カルバゾールが78%生成していることを確認した。
反応液を酢酸エチル 25mLで3回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄した。有機層に無水硫酸ナトリウムを加えて脱水した後、ろ過、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=30/1(体積比))で精製し、9-(1-ナフタレニル)-9H-カルバゾールを白色固体として得た(213mg、73%)。
H-NMR(400MHz,CDCl)δ(ppm):6.98-7.03(2H,m),7.26-7.37(6H,m),7.54(1H,ddd,J=1.5,6.6,8.2Hz),7.62-7.70(2H,m),8.02(1H,d,J=8.3Hz),8.03-8.07(1H,m),8.19-8.23(2H,m).。
実施例-12
Figure 0007023177000011
1-ブロモナフタレンに替えて、1-クロロナフタレンを用いた以外は、実施例-11と同じ操作を行い、HPLC分析により、9-(1-ナフタレニル)-9H-カルバゾールが83%生成していることを確認した。
実施例-13
Figure 0007023177000012
反応容器に2-クロロ-9H-カルバゾール 202mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 45.8mg(0.05mol)、及びN,N’-ビス[2,6-ビス(ジフェニルメチル)-4-メトキシフェニル)イミダゾール-2-イリデン 123mg(0.13mmol)を加えた後、反応系内をアルゴンガスで置換した。キシレン 5.0mLを加えた後、LiHMDSの1.0M‐トルエン溶液 1.1mL(LiHMDS1.1mmol)を滴下した。さらに2-ブロモ-1,1’-ビフェニル 350mg(1.5mmol)を加え、140℃に加熱し、15時間撹拌した。室温まで放冷後、水 25mLを加えて反応を停止させた。酢酸エチル 20mLを加え、酢酸エチル層が均一になるまで撹拌した。酢酸エチル層 0.1mLを採取し、テトラヒドロフラン 3.0mLで希釈後、HPLC分析により、2-クロロ-9-[2-(1,1’-ビフェニリル)]-9H-カルバゾールが33%生成していることを確認した。
反応液を酢酸エチル 25mLで3回抽出し、有機層を飽和食塩水で洗浄した。有機層に無水硫酸ナトリウムを加えて脱水した後、ろ過、濃縮し、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶離液:ヘキサン/酢酸エチル=30/1(体積比))で生成し、2-クロロ-9-[2-(1,1’-ビフェニリル)]-9H-カルバゾールを白色固体として得た(112mg、32%)。
H-NMR(400MHz,CDCl)δ(ppm):6.95-7.08(7H,m),7.13(1H,dd,J=1.8,8.3Hz),7.16-7.21(1H,m),7.28(1H,ddd,J=1.1,7.2,8.2Hz),7.48(1H,dd,J=1.3,7.7Hz),7.56(1H,ddd,J=1.8,7.5,7.5Hz),7.61(1H,ddd,1.5,7.4,7.4Hz),7.67(1H,dd,J=1.7,7.6Hz),7.92(1H,d,J=8.3Hz),7.96-8.01(1H,m).。
比較例-1
反応容器に9H-カルバゾール 167mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 4.5mg(0.02mmol)、トリ-tert-ブチルホスフィン 20.2mg(0.10mmol)、及びカリウム-tert-ブトキシド 168mg(1.5mmol)を加え、反応系内をアルゴンガスで置換した。その後キシレン 3.0mLを加え、さらに2-ブロモ-1,1’-ビフェニル 280mg(1.2mmol)を加えた後、140℃に加熱し、24時間撹拌した。室温まで放冷後、水 25mLを加えて反応を停止させた。酢酸エチル 20mLを加え、酢酸エチル層が均一になるまで撹拌した。酢酸エチル層 0.1mLを採取し、テトラヒドロフラン 3.0mLで希釈後、HPLC分析により、9-[2-(1,1’-ビフェニリル)]-9H-カルバゾールが生成していないことを確認した。
比較例-2
反応容器に9H-カルバゾール 167mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 45.8mg(0.050mmol)、トリ-tert-ブチルホスフィン 40.5mg(0.20mmol)、及びナトリウム-tert-ブトキシド 288mg(3.0mmol)を加え、反応系内をアルゴンガスで置換した。その後トルエン 3.0mLを加え、さらに2-ブロモ-1,1’-ビフェニル 280mg(1.2mmol)を加えた後、110℃に加熱し、24時間撹拌した。室温まで放冷後、水 25mLを加えて反応を停止させた。酢酸エチル 20mLを加え、酢酸エチル層が均一になるまで撹拌した。酢酸エチル層 0.1mLを採取し、テトラヒドロフラン 3.0mLで希釈後、HPLC分析により、9-[2-(1,1’-ビフェニリル)]-9H-カルバゾールが生成していないことを確認した。
比較例-3
反応容器に9H-カルバゾール 167mg(1.0mmol)、トリス(ジベンジリデンアセトン)ジパラジウム 13.7mg(15μmol)、トリ-tert-ブチルホスフィン 18.2mg(90μmol)、及びナトリウム-tert-ブトキシド 144mg(1.5mmol)を加え、反応系内をアルゴンガスで置換した。その後、キシレン 3.0mLを加え、さらに2-ブロモ-1,1’-ビフェニル 233mg(1.0mmol)を加えた後、140℃に加熱し、15時間撹拌した。室温まで放冷後、水 25mLを加えて反応を停止させた。酢酸エチル 20mLを加え、酢酸エチル層が均一になるまで撹拌した。酢酸エチル層 0.1mLを採取し、テトラヒドロフラン 3.0mLで希釈後、HPLC分析により、9-[2-(1,1’-ビフェニリル)]-9H-カルバゾールが生成していないことを確認した。

Claims (2)

  1. 一般式(1)
    Figure 0007023177000013
    (式中、R及びRは、各々独立に、水素原子又はハロゲン原子を示す。p及びqは、各々独立に、0、1又は2を表す。)
    で表される9H-カルバゾール誘導体と、一般式(2)
    Figure 0007023177000014
    (式中、Xは、塩素原子又は臭素原子を示す。Rは、炭素数1~4のアルキル基、フェニル基、ナフチル基、又はビフェニリル基を示す。Rは、水素原子を表す。又、R及びRは、各々結合する炭素原子と一体となってベンゼン環を形成することもできる。)
    で示される2-置換-1-ハロベンゼンとを、パラジウム化合物、配位子及び塩基の存在下に反応させ、一般式(3)
    Figure 0007023177000015
    (式中、R、R、R、R、p及びqは、前記と同じ内容を表す。)
    で示される9-(2-置換フェニル)-9H-カルバゾールを得る方法において、配位子が式(4)
    Figure 0007023177000016
    で表されるイミダゾリデン化合物であり、塩基がリチウム塩基であることを特徴とする製造方法。
  2. 塩基が、リチウムtert-ブトキシド、リチウムビス(トリメチルシリル)アミド又はブチルリチウムである請求項1に記載の製造方法。
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