JP7021854B2 - 電力用電子回路パッケージおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、概して、半導体素子パッケージまたは電子回路パッケージに関し、より詳細には、ガラス誘電体で形成された相互接続構造を含む電力用電子回路パッケージに関する。
電力用半導体素子は、例えばスイッチング電源などの電力用電子回路内のスイッチまたは整流器として用いられる半導体素子である。多くの電力用半導体素子は、高圧電力用途で用いられ、大量の電流を流し、大きい電圧に耐えるように設計される。
使用に際して、電力用半導体素子は、典型的にパッケージ構造を介して外部回路に搭載され、パッケージ構造は、外部回路への電気接続を提供し、素子により発生した熱を除去し素子を外部環境から保護することも可能にする。電力用半導体素子には、それぞれの半導体素子の両側を外部回路に電気的に接続するために多数の入力/出力(input/output、I/O)相互接続が設けられる。I/O接続は、半田ボール、メッキバンプ、ワイヤボンド接続の形で設けられ得る。ワイヤボンドパッケージの場合、電力用半導体素子に設けられた接着パッドまたは接触パッドを、回路基板またはリードフレームであり得る、パッケージングの次のレベルの対応するパッドまたは導電素子に接続するワイヤボンドが設けられる。既存の電力用素子パッケージ構造の大半は、それぞれの半導体素子の両側にI/O相互接続を提供するためにワイヤボンドと基板(例えば銅回路付(direct bonded copper、DBC)基板)の組合せを用いる。
半導体素子パッケージがますます小型化し良好な動作性能をもたらすにつれて、パッケージング技術は、それに対応してリードパッケージから埋設型または埋込型の半導体素子を組み込む平面集積パッケージへと発展してきた。埋込型電力用素子を組み込む従来技術の平面パッケージ構造10の全体構造が図1に示されている。POL構造10の標準的な製造工程は、典型的に、スピンコーティング技術を用いて誘電体層に塗布される接着剤16を介して1つ以上の電力用半導体素子12を誘電体層14上に配置することに始まる。POL構造10は、1つ以上の追加のダイパッケージ、パッケージ化されたコントローラ、または、インダクタもしくは受動部品18などの他の電気部品も含み得る。誘電体層14は、ポリイミド、または、例えばカプトンなどの他の有機材料であり、約20ppm/℃の熱膨張率を有する。誘電体層14は、予め製造された平面膜または積層として設けられるか、またはフレーム構造(図示せず)の上の平面層として形成される。
金属相互接続20(例えば銅相互接続)が、次いで、電力用半導体素子12への直接金属接続を形成するように誘電体層14上に電気メッキされる。金属相互接続20は、電力用半導体素子12に対する入出力(I/O)システム22を形成する薄型(例えば200μm未満の厚さ)平面相互接続構造の形であり得る。
POL構造10は、銅回路付(DBC)基板24も含み、同基板は、典型的に、例えばアルミナなどの無機セラミック基板26から形成され、上側および下側の銅シート28、30が、銅回路付インターフェースまたはろう材層32を介して両側に接着される。DBC基板24の上側の銅シート28は、DBC基板24が半導体素子12に取り付けられる前に、多数の導電性接触領域を形成するようにパターニングされる。導電性シム34が、金属相互接続20の一部分をDBC基板24に電気的に結合するために設けられる。
POL構造10の製造工程中に、半田36が半導体素子12およびシム34の表面に塗布される。DBC基板24は、次いで、下側の銅シート30のパターニング部分を半田36と位置合わせするように半田36上まで下げられる。DBC基板24が半導体素子12およびシム34に結合された後、アンダーフィル技術が、接着層16とDBC基板24の間の空間に高分子誘電体材料38を塗布するために用いられる。高分子誘電体材料38は、半導体素子12にいくらかの耐環境性をもたらすが、半導体素子は、湿気および他の気体を拡散させる高分子誘電体材料38の固有の特性により気密封止されない。
半導体チップのパッケージング技術の進歩は、より良好な性能、一層の小型化、より高い信頼性の達成への増加し続ける要求により駆り立てられる。そのような進歩によって、例えば炭化ケイ素(SiC)電力用素子などの新しい半導体技術の開発が導かれてきた。これらの新しい電力用素子は、高周波数および高電圧でスイッチングするように動作され得る。しかし、これらの素子は、従来技術の素子と比べて高温、すなわち150℃を超える温度、典型的に150~250℃の範囲であるが、時には300℃を超える温度でも動作する。
図1に関して説明したように、既存の平面パッケージング技術は、パッケージ構造内の種々の誘電体層および封入層にポリイミドおよび他の有機材料を用いる。これらの材料は、平面パッケージ構造を提供し得るが、ポリイミドおよび他の有機材料は、150~175℃の範囲の上限温度を有するので、温度が制限され、高温での信頼性が制限される。アルミナなどのセラミック材料も、平面パッケージ構造に組み込まれ得る。しかし、これらの材料の高いコストおよび脆弱な性質によって、それらの特性が厳しく制限される。
これらの新しい半導体技術の特性を十分に利用するために、SiCおよび他の高温電力用素子の高い動作温度、周波数、および電圧での信頼性を維持する新しい平面パッケージング技術を提供することが望ましい。そのようなパッケージング技術が電力用素子を気密封止し、現在の製造工程を簡略化することが更に望ましい。
特開2015-126002号公報
本発明の一態様によると、電子回路パッケージは、内側部分を囲む外側部分を有するガラス基板を含み、内側部分は、第1の厚さを有し、外側部分は、第1の厚さよりも大きい第2の厚さを有する。電子回路パッケージは、ガラス基板の内側部分の下面に形成された接着層と、接着層に結合された上面を有する半導体素子とを含み、半導体素子は、その上面に配置された少なくとも1つの接触パッドを有する。第1の金属化層が、ガラス基板の上面に結合されており、ガラス基板の第1の厚さを通じて形成された第1のビアを通って延びて、半導体素子の少なくとも1つの接触パッドと結合している。
本発明の別の態様によると、電子回路パッケージの製造方法は、外側部分により囲まれた内側部分を有するガラス基板を用意することであって、外側部分は、内側部分の厚さよりも大きい厚さを有する、ことを含む。方法は、またガラス基板の内側部分の下面に接着層を形成することと、半導体素子の上面を接着層を介してガラス基板に結合することであって、上面は、少なくとも1つの接触パッドを備える、ことと、ガラス基板上に第1の金属化層を形成することであって、第1の金属化層は、ガラス基板の内側部分の厚さを通じて形成された少なくとも1つのビアを通って延びて、半導体素子の少なくとも1つの接触パッドに接続している、こととを含む。
本発明の更に別の態様によると、電力用電子回路パッケージは、第1の厚さを通じて形成された少なくとも1つのビアを有する複数の厚さを有する基板と、複数の厚さを有する基板に結合された能動面を有する電力用素子であって、能動面は、複数の厚さを有する基板内の少なくとも1つのビアと位置合わせされた少なくとも1つの接触パッドを備える、電力用素子とを含む。第1の金属化層が、複数の厚さを有する基板の上面に形成され、少なくとも1つのビアを通って延びて、少なくとも1つの接触パッドに接触している。多層基板の熱膨張率と電力用素子の熱膨張率との差は、約7ppm/℃未満である。
これらおよび他の利点および特徴は、添付図面に関して提示される、本発明の好ましい実施形態の以下の詳細な説明から一層容易に理解されるであろう。
図面は、本発明を実施するための現在考えられる実施形態を例示している。
電力用素子を組み込む従来技術の電子回路パッケージの概略側断面図である。 本発明のある実施形態による、製造/集積工程の種々の段階における電子回路パッケージの概略側断面図である。 本発明のある実施形態による、製造/集積工程の種々の段階における電子回路パッケージの概略側断面図である。 本発明のある実施形態による、製造/集積工程の種々の段階における電子回路パッケージの概略側断面図である。 本発明のある実施形態による、製造/集積工程の種々の段階における電子回路パッケージの概略側断面図である。 本発明のある実施形態による、製造/集積工程の種々の段階における電子回路パッケージの概略側断面図である。 本発明のある実施形態による、製造/集積工程の種々の段階における電子回路パッケージの概略側断面図である。 本発明のある実施形態による、製造/集積工程の種々の段階における電子回路パッケージの概略側断面図である。 本発明のある実施形態による、製造/集積工程の種々の段階における電子回路パッケージの概略側断面図である。 図2~図9に例示する工程により製造された電子回路パッケージの概略上面図である。 本発明の別の実施形態による電子回路パッケージの概略側断面図である。 本発明の別の実施形態による電子回路パッケージの概略側断面図である。 本発明の別の実施形態による電子回路パッケージの概略側断面図である。 本発明の別の実施形態による電子回路パッケージの概略側断面図である。 本発明の更に別の実施形態による電子回路パッケージの概略側断面図である。 本発明の更に別の実施形態による電子回路パッケージの概略側断面図である。 本発明の更に別の実施形態による電子回路パッケージの概略側断面図である。 本発明の更に別の実施形態による電子回路パッケージの概略側断面図である。 本発明の更に別の実施形態による電子回路パッケージの概略側断面図である。 本発明の更に別の実施形態による電子回路パッケージの概略側断面図である。
本発明の実施形態は、ガラス基板を含む電子回路パッケージを形成する方法であって、ガラス基板の熱膨張率が、その組成により制御でき、従来の高分子基板と比べて半導体素子または電子回路部品の熱膨張率とより一致する、方法を提供する。開示するガラス基板の使用によって、素子または部品に対して気密性または略気密性とすることが可能となる。本明細書に記述する実施形態は、例えばSiCなどの新しい半導体技術の特性を十分に利用する能力、ならびに高い電圧および温度で高い周波数でスイッチングする能力も提供する。
本発明の実施形態は、1つ以上の半導体素子、ダイ、またはチップが埋め込まれた電子回路パッケージに向けられる。電子回路パッケージに埋め込まれた半導体素子は、以下の図2~図20の実施形態では具体的に電力用素子として参照されるが、電子回路パッケージ内の他の部品に置き換えられてもよいことが理解され、よって、本発明の実施形態は、電子回路パッケージ内に電力用素子を埋め込むことのみには限定されない。つまり、後述する電子回路パッケージの実施形態での電力用素子の使用は、単独でまたは1つ以上の電力用素子との組合せで電子回路パッケージ内に設けられ得る、抵抗器、コンデンサ、インダクタ、フィルタ、または他の同様の素子などの他の電気部品を包含することも理解されたい。加えて、図2~図20の実施形態は、2つの電力用素子および1つの受動素子を含むものとして記述されるが、本明細書に記述する概念は、単独または組合せで、単一の半導体素子もしくは受動素子を含む電子回路パッケージ、または他の任意の数の半導体素子もしくは受動素子を含む電子回路パッケージにまで拡張され得ると考えられる。
ここで図2~図9を参照すると、本発明のある実施形態による電子回路パッケージ40を製造する技術が記載されている。単一の電子回路パッケージ40の集積工程の断面が、集積工程の視覚化を容易にするために図2~図9のそれぞれに示されているが、当業者は、複数の電子回路パッケージが、パネルレベルで同様の様式で製造され、次いで、必要に応じて個々の電子回路パッケージ部品に個別化され得ることを認識するであろう。また、電子回路パッケージの各々は、単一のダイ、複数のダイ、または1つ以上のダイ、チップ、および受動素子の組合せを含み得る。
電子回路パッケージ40の製造は、剛性または可撓性のガラス基板の形の誘電体層42を用意することに始まり、基板の剛性/柔軟性は、基板の厚さ、組成およびその製造方法に基づいて制御可能である。種々の実施形態によると、誘電体層42は、約3~9ppm/℃の範囲の熱膨張率を有する。示すように、誘電体層42は、非平面幾何形状および複数の厚さを有し、誘電体層42の外側部分44は、誘電体層42の内側部分50の厚さ48よりも大きい厚さ46を有する。非限定的な一実施形態では、厚さ48は、約50ミクロンであるが、25~150ミクロンの厚さが適切であると認識される。示すように、2つの部分44、50の厚さの差の結果として、誘電体層42の外側部分44と内側部分50の間に凹部51が形成される。誘電体層42は、代替的な実施形態によると、一定の厚さを有するように設けられ得ると考えられる。更に別の実施形態では、誘電体層42は、ガラスフリット接着または他の接合方法により2つのガラス層を接着することにより形成され、上側層が厚さ48を有し、下側ガラス層が厚さ52を有する。
図3に示すように、多数のビア54、56、58、60が、厚さ48を通じて誘電体層42の内側部分50を通って形成される。1つ以上のビア62も、誘電体層42の外側部分44を通って形成され得る。ビア54、62は、例えばUVレーザ穿孔またはエッチングにより形成され得る。代わりに、ビア54、62は、プラズマエッチング、乾式および湿式エッチング技術、CO2およびエキシマなどの他のレーザ技術、または機械的穿孔処理を含む他の方法により形成されてもよい。一実施形態では、ビア54、62は、後の充填および金属蒸着を容易にする、図3に示すような傾斜した側面を有するように形成される。
製造工程の次のステップでは、図4に示すように、接着層64が、誘電体層42の内側部分50の底面66に塗布される。例示する実施形態によると、接着層64は、底面66の全体を被覆するように塗布される。代替的な実施形態では、接着層64は、底面66のうち選択された部分のみを被覆するように塗布され得る。接着層64は、スピンコーティングまたはスロットダイコーティングなどのコーティング技術を用いて塗布されてもよく、非限定的な例としてインクジェット印刷装置技術の形のプログラム可能な定量吐出ツールにより塗布されてもよい。接着層64は、下限150℃および上限250℃の温度での使用に適した、例えば、高温ポリイミド、エポキシ、シアン酸エステル材料、またはそれらの混合物などの高温接着剤である。用途に応じて、300℃または400℃など、250℃よりも高い温度での使用に適した他の接着剤も、実施され得ることが認識される。
図5を参照すると、1つ以上の半導体素子68、70または電子部品が、接着層64に結合される。半導体素子68、70は、図5に示すように同一の厚さでもよく、代替的な実施形態では異なる厚さでもよい。非限定的な一実施形態では、半導体素子68、70は、約50~500ミクロンの範囲の厚さを有する。半導体素子68、70は、概して、「電力用素子」または「非電力用素子」として記述され得る。よって、半導体素子68、70は、例として、ダイ、ダイオード、MOSFET、トランジスタ、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit、ASIC)、またはプロセッサの形であり得る。例示する実施形態では、半導体素子68は、能動面74に配置された接触パッド72を有するダイオードとして描写される。半導体素子70は、能動面80に配置されたソースパッド76およびゲートパッド78を有するMOSFETとして描写される。しかし、半導体素子68、70は、代替的な形の電力用もしくは非電力用素子として設けられてもよいこと、および、より少ないもしくはより多い半導体素子もしくは電子部品が、電子回路パッケージ40内に含まれてもよいことが認識される。一実施形態では、半導体素子68、70は、ケイ素または炭化ケイ素(SiC)で形成され、約2~3ppm/℃の範囲の熱膨張率を有する。任意選択的に、例えば、抵抗器、コンデンサ、またはインダクタなどの1つ以上の受動素子82が、接着層64上に配置されてもよい。半導体素子68、70および受動素子(単数または複数)82が配置された後、接着層64は、熱的にまたは熱と放射線の組合せにより十分に硬化され得る。好適な放射線は、UV光および/またはマイクロ波を含み得る。一実施形態では、揮発性物質が存在する場合には、部分真空および/または大気圧以上の圧力が、硬化中に接着剤からの揮発性物質の除去を促すために用いられ得る。硬化すると、接着層64のうちビア54の下にある任意の部分が、誘電体層42の構造的一体性にそれほど影響を与えない、例えば反応性イオンエッチング(reactive ion etching、RIE)またはレーザ処理を用いて除去される。
図6に示すように、製造工程の次のステップでは、下側金属化層84が、誘電体層42の外側部分44の下面86に形成される。塗布処理に続いて、示すように、金属化層84の一部分が、ビア62内まで延ばされ得る。図7に示すように、上側金属化層88が、誘電体層42の上面90に形成される。上側金属化層88は、半導体素子68、70の接触パッド72、76、78と電気的に結合するようにビア54を通って延びる。上側金属化層88も、下側金属化層84と電気的に結合するようにビア62を通って延びる。よって、上側金属化層88と下側金属化層84は、一緒に、誘電体層42の下面86と上面90の間の電気接続を形成する。一実施形態では、上側および下側の金属化層84、88を蒸着する前に、任意選択的なチタン銅シード層(図示せず)が、誘電体層42の上面90および/または下面86にスパッタリングメッキされる。
金属化層84、88は、スパッタリングおよびメッキ技術、その後のリソグラフィ処理を用いて形成され得る。一実施形態では、下側および上側の金属化層84、88は、銅で形成される。しかし、金属化層84、88の製造技術は、他の導電性材料または銅と充填剤の組合せの使用にまで拡張され得ると考えられる。受動素子82を含まない実施形態では、半導体素子70のゲートパッド78は、ビア62を通って下側金属化層84に結合される上側金属化層88の延長部(図7には図示せず)を通って下側金属化層84に電気的に結合され得る。
ここで図8を参照すると、第1の接合層92が、半導体素子68、70のそれぞれの底面94、96に、および下側金属化層84のうちビア(単数または複数)62と位置合わせされた部分に塗布される。第1の接合層92は、半田で、または焼結銀もしくは他の合金/過渡液相接合技術を用いて形成された金属間化合物などの他の高温接合材料で形成され、適切な材料のある例は、92.5Pb/5Sn/2.5AgまたはAu-Siなどの半田である。第2の接合層98または他の略気密性(すなわち、1E-4~1E-6気圧cc/secのヘリウム漏出速度を有する)の高温接合材料が、誘電体層42の内側部分50を囲む連続経路を形成するように下側金属化層84に塗布される。種々の実施形態によると、第2の接合層98は、例えば、焼結銀、過渡液相接合材料、または低温ガラス、もしくは低い吸湿性および拡散速度を有する高分子系(例えば液晶高分子)などの導電性材料または電気絶縁材料であり得る。半田が第2の接合層98に用いられる場合、誘電体層42の外側部分の底面は金属化される。
一部の実施形態では、第2の接合層98を塗布する前に、任意選択的な仕上げ層(図示せず)が、下側金属化層84上に設けられる。非限定的な例として、第2の接合層98が半田である場合にNi-Au仕上げが用いられ得、第2の接合層98が焼結銀である場合にNi-Ag仕上げが用いられ得る。半導体素子68、70の底面が金属化される実施形態では、第1および第2の接合層92、98は、同一の材料で形成され得る。
次に、導電性基板100が、図9に示すように、電子回路パッケージ40を形成するように、適切な溶接または接着処理を用いて第1および第2の接合層92、98に結合される。例示する実施形態では、導電性基板100は、例えば銅などの導電性材料から形成された上側および下側のシート104、106の間に挟まれた、例えばアルミナなどのセラミック基板102の層を含む多層基板100である。図9に示すように、多層基板100のパターニングされた上面を作り出すように上側シート104が部分的に除去される。代替的な実施形態では、第1および第2の接合層92、98の一方または両方が、下側金属化層84および半導体素子68、70ではなく、多層基板100に最初に塗布され得る。更に別の代替的な実施形態では、半導体素子68、70が多層基板100に結合された後に、第2の接合層98は、多層基板100を誘電体層42に直接結合するように塗布され、それにより、半導体素子68、70および受動素子(単数または複数)82を囲む内部キャビティ108の周囲にエッジ封止部を作り出し得る。そのような実施形態では、下側金属化層84のうち誘電体層42と第2の接合層98との間に配置されて示される部分が、図19に関してより詳細に記述されるように省略されてもよい。一実施形態によると、多層基板100は、銅回路付(DBC)基板である。代替的な実施形態では、基板100は、成形または封入され得る、例えば銅などの金属製リードフレームである。
図9には示していないが、電子回路パッケージ40内の電気部品と、例えばバスバーまたは印刷回路基板(printed circuit board、PCB)などの外部部品(図示せず)との間に電気接続が作られ得るように、任意の数の入力/出力(I/O)接続が、上側金属化層88および/または多層基板100の上に形成され得ると考えられる。そのようなI/O接続は、非限定的な例として、メッキバンプ、柱状バンプ、銅ストラップ、直接接着もしくは半田接合されたCu端子、またはワイヤボンド接続/パッドの形で設けられ得る。半田マスクが、上述したI/O接続方法を部分的にサポートするために塗布され得る。
第2の接合層98が、誘電体層14の内側部分50、ならびにこれに結合された半導体素子68、70および受動素子(単数または複数)82を囲むようにどのようにして配置されるかをより明確に例示するために、電子回路パッケージ40の上面図が図10に提示されている。一実施形態では、第2の接合層98は、半導体素子68、70および受動素子(単数または複数)82を囲むキャビティ108を気密封止する。キャビティ108は、次いで、非限定的な例として、乾燥空気、またはアルゴンもしくは窒素などの不活性ガスで満たされ得る。代替的な実施形態では、第2の接合層98は、誘電体層14の内側部分50の小部分を囲み封止するように塗布される。例えば、受動素子82は、キャビティ108の気密封止部の外側に配置されてもよく、完全に省略されてもよい。
第2の接合層98がキャビティ108を気密封止しない実施形態では、半導体素子68、70および受動素子(単数または複数)82は、キャビティ108を満たす、例えば高分子などの非導電性材料の形の封入材(図示せず)でオーバーコートされ得る。封入材は、例えば高電圧用途において、半導体素子と金属部品の間のアーク放電を防止したり、剛性および取扱いの容易さをもたらしたりするために用いられ得る。別の代替的な実施形態では、受動素子(単数または複数)82は、上側金属化層88の上面110に配置され得る。
図10は、半導体素子68、70および受動素子(単数または複数)82に対する上側金属化層88およびビア54、56、58、62の例示的な配置を例示している。示すように、上側金属化層88の第1の部分112が、ビア54およびビア56の上方に配置され、したがって半導体素子68の接触パッド72および半導体素子70のソースパッド76に電気的に結合される。上側金属化層88の第2の部分114が、半導体素子70のゲートパッド78に電気的に結合されるビア56、および受動素子82のビア58と位置合わせされる。同様に、上側金属化層88の第3の部分116が、ビア60およびビア62を通って受動素子82と下側金属化層84との電気接続を形成する。
誘電体層42、接着層64、ならびに下側金属化層84および上側金属化層88の一方または両方を含む電子回路サブパッケージが、半導体素子68、70および受動素子(単数または複数)82を伴うかまたは伴わない予め製造されたモジュールとして製造され得ると考えられる。電子回路サブパッケージが半導体素子68、70および受動素子(単数または複数)82を伴わずに製造される実施形態では、接着層64は、更なる取扱いまたは輸送のために十分安定している半硬化状態で(例えばBステージ材料として)設けられ得る。このことによって、半導体素子68、70および受動素子(単数または複数)82を、続いて後の加工ステップで電子回路サブパッケージに取り付けることが可能となる。
電子回路パッケージ40の上述した製造または集積技術に関連する処理または方法ステップの順序およびシーケンスは、代替的な実施形態に応じて変化してもよい。非限定的な一例として、接着層64は、ビア54~62を形成する前に塗布され得る。加えて、下側金属化層84は、半導体素子68、70および受動素子82を配置する前に、または更に接着層64を塗布する前に、誘電体層42の下面86に形成され得る。
任意選択的に、図11に示すように、追加の集積層118が、上側金属化層88に結合されてもよい。一実施形態では、集積層118は、接着剤120の層を誘電体層42の上面90および上側金属化層88に塗布し、次いで上側誘電体層122を接着剤120上に配置することにより形成されるが、集積層118は、金属化すべき接着剤および膜として機能する単一の層、または接着剤および不動膜の2つの層であり得ることが認識される。集積層は、高分子またはガラスとすることができる。例示する実施形態では、上側誘電体層122は、全体にわたって均一またはほぼ均一な厚さ123を有する。誘電体層42と同様に、上側誘電体層122は、その厚さを通じて形成された多数のビア124を有するガラス基板である。代替的な実施形態では、上側誘電体層122は、例えばカプトンなどのポリイミド材料であり得る。そのような代替的な実施形態では、上側誘電体層122は、膜または積層として塗布され、ビア124を形成するために後でエッチングされ得る。
金属化層126が、上側誘電体層122の上面128に形成され、上側金属化層88と電気的に接続するようにビア124を通って延びる。上側金属化層88と同様に、金属化層126は、例えば銅などの導電性材料を含み得、スパッタリングおよびメッキ技術、その後のリソグラフィ処理を用いて形成され得る。追加の再分配層が、設計仕様に基づいて再分配層118の上に形成され得る。
図12は、積層構成を有する電子回路パッケージ159の代替的な実施形態を例示しており、1つ以上の半導体素子132、133、受動素子134、および上層誘電体基板136を含む電子回路パッケージサブモジュール130が、電子回路パッケージ40に結合される。一実施形態態では、半導体素子133は、任意選択的な導電性シム135(破線で示す)の上側金属化層88に電気的に結合される裏面接続を有する電力用半導体素子である。上層誘電体基板136は、誘電体層42について上述したのと同様な様式で構成されたガラス基板であり、接着層138を介して素子132、133、134に結合される。上層誘電体基板136は、基板136の内側部分142を通って延びる1つ以上のビア140と、その外側部分146を通って延びる1つ以上のビア144とを有するように設けられる。上側金属化層88および下側金属化層84と同様に、上側金属化層148および下側金属化層150が、上層誘電体基板136の上面152および底面154のそれぞれに形成される。
接合層156が、電子回路パッケージサブモジュール130の下側金属化層150を上側金属化層88に電気的に接続する。第1の接合層92と同様に、接合層156は、半田、または例えば焼結銀などの他の導電性高温接合材料である。別の接合層158が、電子回路パッケージサブモジュール130の下側金属化層150と上側金属化層88の間で上層誘電体基板136の外側部分146の外周に延びる。代替的な実施形態によると、用途に応じては、接合層158または接合層98の一方が気密性である。一実施形態では、接合層158は、素子132、134を囲むキャビティ160内に気密性または略気密性の封止部を作り出す。
本発明の代替的な実施形態による電子回路パッケージ161が、図13に例示されている。図12の電子回路パッケージ159と同様に、電子回路パッケージ161は、積層構成で配置される2つの電子回路パッケージサブモジュール40、130を含む。電子回路パッケージ161と電子回路パッケージ159の間の他の共通する部品は、同じ参照番号に関して適宜例示される。図13の実施形態では、上層誘電体基板136は、キャビティ160内へ下向きに延びる中央支柱137を含む。下側金属化層150の一部分が、中央支柱137の底面139に形成される。ビア141が、中央支柱137の厚さを通じて延び、上側金属化層148を下側金属化層150に電気的に接続するようにビア144と同様な様式で金属化される。
図14は、積層構成で配置された2つの電子回路パッケージサブモジュール41、131を含む、本発明の別の実施形態による電子回路パッケージ163を例示している。上述した実施形態と同じように、電子回路パッケージ163と電子回路パッケージ159に共通する部品(図12)は、共通する参照番号で適宜参照される。図14に示すように、電子回路パッケージサブモジュール131は、電子回路パッケージサブモジュール41の上で反転され、それらの対向する上側金属化層88が接合層156で互いに電気的に接続される。各電子回路パッケージサブモジュール41、131はそれぞれ、示すように接合層92、98を介して半導体素子68、70および上側金属化層88に結合される、熱伝導性および導電性基板43、143を含む。種々の実施形態によると、両方の導電性基板43、143のうちの一方が、封入された金属製リードフレーム、または例えばDBC基板もしくはプリント回路基板(PCB)などの多層基板であり得る。非限定的な一実施形態では、導電性基板43はDBC基板であり、導電性基板143はPCBである。導電性基板43、143の一方または両方が、半導体素子68、70の冷却を促すためにヒートシンク(図示せず)を更に含み得る。そのような構成は、半導体素子68、70が電力用素子である実施形態では、電子回路パッケージ163の両面冷却を可能にするので、特に有利である。任意選択的に、電子回路パッケージ163は、上側金属化層88を通って半導体素子68、70に電気的に接続される、入力/出力(I/O)接続167(仮想線で示す)および/または下向きI/O接続169(仮想線で示す)を含む。I/O接続167、169は、金属製(例えば銅)リードフレーム接続、または代替的な実施形態による他の既知の形のI/O接続として構成され得る。
種々の実施形態によると、電子回路パッケージサブモジュール41、131の両方は、図14に例示するように、1つ以上の半導体素子68、70と、受動素子82などの1つ以上の他の回路部品とを有する電力用モジュールと同様な様式で構成され得る。代替的な実施形態では、電子回路パッケージサブモジュール41、131は、様々な構成を有するように設けられ得る。非限定的な一例として、電子回路パッケージサブモジュール41は、図14に例示したものと同様の様式で電力用モジュールとして構成され得る一方、電子回路パッケージサブモジュール131は、制御回路として構成され得る。
ここで図15を参照すると、代替的な実施形態による電子回路パッケージ162が示されている。電子回路パッケージ162と電子回路パッケージ40(図9)は、同じ参照番号に関して適宜議論および例示される多数の共通する部品を共有する。電子回路パッケージ40と同様に、電子回路パッケージ162は、その底面66に形成された接着層64を有するガラス基板の形の誘電体層42を含む。上側金属化層88は、接着層64に結合される半導体素子68、70に電気的に接続するようにビア54、58を通って延びる。上側金属化層88の一部分が、ビア62を通って延び、下側金属化層84と電気的に結合される。下側金属化層84は、誘電体層42の周縁に延び、種々の実施形態によるキャビティ108を気密封止し得る第2の接合層98を介して多層基板100に結合される。第1の接合層92が、半導体素子68、70および下側金属化層84を多層基板100に結合する。
電子回路パッケージ40(図9)と共通する部品に加えて、電子回路パッケージ162は、誘電体層42の内側部分50の底面66に形成された金属化層164を含む。金属化層84、88と同様に、金属化層164は、例えば銅などの導電性材料であり、スパッタリングおよびメッキ技術、その後のリソグラフィ処理を用いて形成され得る。接合材料168が、受動素子82を金属化層164に機械的かつ電気的に結合する。種々の実施形態によると、接合材料168は、半田、焼結銀、銀などの導電性フィラーで満たされた高分子などの導電性接着剤、または高温に耐えられる別の導電性材料であり得る。一実施形態では、接合材料168は、液相接着接合技術を用いて受動素子82を金属化層164に結合するために用いられる。
図16は、別の代替的な実施形態による電子回路パッケージ170を例示している。電子回路パッケージ170は、ビア62および上側金属化層88のうち電子回路パッケージ162のビア62を通って延びる部分が、電子回路パッケージ170内の導電性シム172により置き換えられる点を除いて、図15の電子回路パッケージ162と同様の部品を含む。種々の実施形態によると、導電性シム172は、銅または他の導電性金属材料であり得る。図16に示すように、上側金属化層88の一部分が、誘電体層42および接着層64の厚さ48を通じて形成されたビア174を通って延び、導電性シム172と結合される。第1の接合層92の一部分が、導電性シム172を多層基板100に電気的かつ機械的に結合する。
図17および図18は、半導体素子68、70の高さまたは厚さが異なる代替的な実施形態による電子回路パッケージ170を例示している。図17に例示する実施形態では、導電性シム171が、半導体素子68、70の間の高さの差を埋め合わせるように設けられ、半田93または他の導電性接合材料の層で半導体素子70に結合される。図18に例示する実施形態では、誘電体層42は、キャビティ108内へ下向きに延びる中央支柱173を有するように設けられる。半導体素子70は、接着層64と同様に接着層177で中央支柱173の底面175に結合される。
ここで図19を参照すると、本発明の別の実施形態による電子回路パッケージ176が示されている。再び、電子回路パッケージ176は、電子回路パッケージ40に関して記述したもの(図9)と同様の多数の部品を含み、対応するパーツ番号が、本明細書で適宜参照される。受動素子82は図19の接着層64に直接結合されるように示されているが、代替的な実施形態では、金属化層164(図15)および接合材料168(図15)が、受動素子82を誘電体層42に結合するために用いられ得ると考えられる。
電子回路パッケージ40(図9)と共通する部品に加えて、図19に示す電子回路パッケージ176は、誘電体層42の下面86を多層基板100の上側銅シート104の上面180に直接結合する接合層178を含む。接合層178は、例えば、ガラスフリット、または低い拡散特性をもたらす液晶高分子などの高温接合材料である。一実施形態では、接合層178は、半導体素子68、70が定量吐出および硬化法(dispense and cure method)により多層基板100に結合された後に塗布される。接合層178は、図19に示すように、フィレット付きに外側面を有するように塗布され得る。
図20は、本発明の代替的な実施形態による接合層178を含む電子回路パッケージ182を例示している。電子回路パッケージ182、電子回路パッケージ170、および電子回路パッケージ40(図9)に共通する部品が、同じパーツ番号を参照して適宜議論される。図20の実施形態では、図9の下側金属化層84は完全に省略される。半導体素子68、70および導電性シム172は、多層基板100の上側銅シート104に直接結合される。気密性または略気密性の封止部が、誘電体層42の下面86と上側銅シート104との間に接合層178を塗布することにより、キャビティ108の周縁を囲むように形成される。示すように、接合層178は、フィレット付きの外側面を有するように形成され得る。この実施形態では、導電性シム172と第1の接合層92を併用することにより、誘電体層42の下面86において、下側金属化層84(図9)と同様の金属化層の必要性が軽減される。
したがって、本発明の実施形態は、電子回路パッケージ内に含まれるSiCまたは他の高温半導体素子(単数または複数)の熱膨張率とほぼ一致する熱膨張率を有するガラス基板の形で設けられた誘電体層を有する電子回路パッケージを含む。熱膨張率がほぼ一致することによって、電子回路パッケージ内の熱応力が最小化され、パッケージの信頼性、ならびに、高い周波数、電圧、および温度で動作するSiCおよび他の半導体素子が電子回路パッケージに組み込まれる場合に特に望ましい特性が向上する。ガラス基板の使用によって、また電力密度の高い電子回路パッケージの製造が容易となる。
加えて、ガラス基板が複数の厚さを有する基板として設けられる実施形態では、1つ以上の半導体素子および他の電子部品が、ガラス基板と多層基板の間に形成されたキャビティ内に気密封止され得る。そのような気密環境によって、SiCもしくは他の高温半導体素子、および素子をガラス基板に取り付けるために用いられる接着剤の高温信頼性が拡張する。気密封止を提供する能力によって、半導体素子を囲む封入材または他のアンダーフィル材料を設ける必要性が軽減され、それにより、材料および加工のコストが低減される。複数の厚さを有するガラス基板を組み込む実施形態は、またガラス基板のより厚い部分を通る金属化ビアの形の貫通相互接続を提供し、これにより導電性シムが置き換えられ、製造ステップが減少する。
したがって、本発明の一実施形態によると、電子回路パッケージは、内側部分を囲む外側部分を有するガラス基板を含み、内側部分は、第1の厚さを有し、外側部分は、第1の厚さよりも大きい第2の厚さを有する。電子回路パッケージは、ガラス基板の内側部分の下面に形成された接着層と、接着層に結合された上面を有する半導体素子とを含み、半導体素子は、その上面に配置された少なくとも1つの接触パッドを有する。第1の金属化層が、ガラス基板の上面に結合されており、ガラス基板の第1の厚さを通じて形成された第1のビアを通って延びて、半導体素子の少なくとも1つの接触パッドと結合している。
本発明の別の実施形態によると、電子回路パッケージの製造方法は、外側部分により囲まれた内側部分を有するガラス基板を用意することであって、外側部分は、内側部分の厚さよりも大きい厚さを有する、ことを含む。方法は、またガラス基板の内側部分の下面に接着層を形成することと、半導体素子の上面を接着層を介してガラス基板に結合することであって、上面は、少なくとも1つの接触パッドを備える、ことと、ガラス基板上に第1の金属化層を形成することであって、第1の金属化層は、ガラス基板の内側部分の厚さを通じて形成された少なくとも1つのビアを通って延びて、半導体素子の少なくとも1つの接触パッドに接続している、こととを含む。
本発明の更に別の実施形態によると、電力用電子回路パッケージは、第1の厚さを通じて形成された少なくとも1つのビアを有する複数の厚さを有する基板と、複数の厚さを有する基板に結合された能動面を有する電力用素子であって、能動面は、複数の厚さを有する基板内の少なくとも1つのビアと位置合わせされた少なくとも1つの接触パッドを備える、電力用素子とを含む。第1の金属化層が、複数の厚さを有する基板の上面に形成され、少なくとも1つのビアを通って延びて、少なくとも1つの接触パッドに接触している。多層基板の熱膨張率と電力用素子の熱膨張率との差は、約7ppm/℃未満である。
限られた数の実施形態のみに関して本発明を詳細に記述してきたが、そのような開示した実施形態に本発明が限定されないことを容易に理解されたい。むしろ、本明細書に記述していないが本発明の趣旨および範囲に相応する、任意の数の変形、改変、置換、または等価の構成を組み込むように本発明を修正することができる。加えて、本発明の種々の実施形態を記述してきたが、記述した実施形態の一部のみを本開示の態様が含んでもよいことを理解されたい。したがって、本発明は、前述した説明により限定されるとみなされず、添付の請求項の範囲によってのみ限定される。
10 平面パッケージ構造
12、68、70、132、133 電力用半導体素子、半導体素子
14、42 誘電体層
16 接着剤、接着層
18 受動部品
20 金属相互接続
22 入出力(I/O)システム
24 銅回路付(DBC)基板
26、102 無機セラミック基板
28、104 上側銅シート
30、106 下側銅シート
32 ろう材層
34、135、171、172 導電性シム
36、93 半田
38 高分子誘電体材料
40、41、159、161、162、163、170、176、182 電子回路パッケージ
43、100、143 導電性基板
44、146 外側部分
46、48、52、123 厚さ
50、142 内側部分
51 凹部
54、56、58、60、62、124、140、141、144、174 ビア
64、138、177 接着層
66、86、94、96、139、154、175 底面、下面
72 接触パッド
74、80 能動面
76 ソースパッド
78 ゲートパッド
82、134 受動素子
84、150 下側金属化層
88、148 上側金属化層
90、110、128、152、180 上面
92 第1の接合層
98 第2の接合層
108、160 内部キャビティ
112 第1の部分
114 第2の部分
116 第3の部分
118 集積層、再分配層
16、120 接着剤
122 上側誘電体層
126、164 金属化層
130、131 電子回路パッケージサブモジュール
136 上層誘電体基板
137、173 中央支柱
156、158、178 接合層
167、169 入力/出力(I/O)接続
168 接合材料

Claims (17)

  1. 電子回路パッケージ(40)であって、
    内側部分(50)を囲む外側部分(44)を有するガラス基板(42)であって、前記内側部分(50)は、第1の厚さ(48)を有し、前記外側部分(44)は、前記第1の厚さ(48)よりも厚い第2の厚さ(46)を有する、ガラス基板(42)と、
    前記ガラス基板(42)の前記内側部分(50)の下面(66)に形成された接着層(64)と、
    前記接着層(64)に結合された上面を有する半導体素子(68)であって、前記上面に配置された少なくとも1つの接触パッド(72)を有する半導体素子(68)と、
    前記ガラス基板(42)の上面(90)に結合された第1の金属化層(88)であって、前記ガラス基板(42)の前記第1の厚さ(48)を通じて形成された第1のビア(54)を通って延びて、前記半導体素子(68)の前記少なくとも1つの接触パッド(72)と結合している第1の金属化層(88)と、
    を備え、
    前記半導体素子(68)は、電力用素子を備える、電子回路パッケージ(40)。
  2. 前記ガラス基板(42)の熱膨張率と前記半導体素子(68)の熱膨張率との差が7ppm/℃以下である、請求項1に記載の電子回路パッケージ(40)。
  3. 前記ガラス基板(42)の前記外側部分(44)の下面(86)に結合された第2の金属化層(84)を更に備え、
    前記第1の金属化層(88)と前記第2の金属化層(84)は、前記ガラス基板(42)の前記第2の厚さ(46)を通じて形成された第2のビア(62)内で電気的に接続している、請求項1に記載の電子回路パッケージ(40)。
  4. 前記接着層(64)に結合された受動素子(82)を更に備え、
    前記受動素子(82)は、前記第1の金属化層(88)に電気的に接続されている、請求項3に記載の電子回路パッケージ(40)。
  5. 前記ガラス基板(42)の底面(66)に隣接して配置され、前記第1の金属化層(88)に電気的に結合された導電性シム(135)を更に備える、請求項1に記載の電子回路パッケージ(40)。
  6. 前記半導体素子(68)の底面(94)に結合された導電性基板(100)と、
    前記導電性基板(100)と前記ガラス基板(42)の前記外側部分(44)との間に配置された第2の接合層(98)であって、前記ガラス基板(42)の前記内側部分(50)の少なくとも小部分を囲む第2の接合層(98)と、
    を更に備える、請求項1に記載の電子回路パッケージ(40)。
  7. 前記第2の接合層(98)は、前記電子回路パッケージ(40)の内部キャビティ(108)内に前記半導体素子(68)を気密封止する材料を備える、請求項6に記載の電子回路パッケージ(40)。
  8. 前記第2の接合層(98)は、前記ガラス基板(42)の前記外側部分(44)の下面(86)に直接結合されている、請求項6に記載の電子回路パッケージ(40)。
  9. 前記ガラス基板(42)と前記導電性基板(100)の間に配置されたキャビティ(1
    08)を満たし、前記半導体素子(68)を囲む封入材を更に備える、請求項6に記載の電子回路パッケージ(40)。
  10. 電子回路パッケージ(40)の製造方法であって、
    外側部分(44)により囲まれた内側部分(50)を有するガラス基板(42)を用意することであって、前記外側部分(44)は、前記内側部分(50)の厚さ(48)よりも大きい厚さ(46)を有する、ことと、
    前記ガラス基板(42)の前記内側部分(50)の下面(66)に接着層(64)を形成することと、
    半導体素子(68)の上面を前記接着層(64)を介して前記ガラス基板(42)に結合することであって、前記上面は、少なくとも1つの接触パッド(72)を備える、ことと、
    前記ガラス基板(42)上に第1の金属化層(88)を形成することであって、前記第1の金属化層(88)は、前記ガラス基板(42)の前記内側部分(50)の前記厚さ(48)を通じて形成された少なくとも1つのビア(54)を通って延びて、前記半導体素子(68)の前記少なくとも1つの接触パッド(72)に接続している、ことと、
    第1の接合層(92)を用いて前記半導体素子(68)の底面(94)を導電性基板(100)に結合することであって、前記導電性基板(100)は、前記導電性基板(100)に塗布された金属構造を有するセラミック層(102)を備える、ことと、
    第2の接合層(98)を用いて前記ガラス基板(42)の前記外側部分(44)を前記導電性基板(100)に結合することと、
    を含む、電子回路パッケージ(40)の製造方法。
  11. ガラスフリットまたは液晶高分子接着を用いて前記ガラス基板(42)の前記外側部分(44)の下面(86)を前記導電性基板(100)に直接結合することを更に含む、請求項10に記載の方法。
  12. 前記ガラス基板(42)の前記外側部分(44)の下面(86)に第2の金属化層(84)を形成することを更に含む、請求項10に記載の方法。
  13. 前記ガラス基板(42)の前記外側部分(44)の前記厚さ(46)を通じて延びるビア(62)を通って前記第1の金属化層(88)を前記第2の金属化層(84)に電気的に結合することを更に含む、請求項12に記載の方法。
  14. 前記接着層(64)を介して受動素子(82)を前記ガラス基板(42)に結合することと、
    前記受動素子(82)を前記第1の金属化層(88)および前記第2の金属化層(84)に電気的に結合することと、
    を更に含む、請求項13に記載の方法。
  15. 電力用電子回路パッケージ(40)であって、
    第1の厚さ(48)を通じて形成された少なくとも1つのビア(54)を有する複数の厚さを有する基板と、
    前記複数の厚さを有する基板に結合された能動面を有する電力用素子(68)であって、前記能動面は、前記複数の厚さを有する基板内の前記少なくとも1つのビア(54)と位置合わせされた少なくとも1つの接触パッド(72)を備える、電力用素子(68)と、
    前記複数の厚さを有する基板の上面(90)に形成され、前記少なくとも1つ
    のビア(54)を通って延びて、前記少なくとも1つの接触パッド(72)に接触している第1の金属化層(88)と、
    前記複数の厚さを有する基板のうち前記第1の厚さ(48)よりも大きい第2の厚さ(46)を有する部分に結合された導電性基板(100)とを備え、
    前記複数の厚さを有する基板の熱膨張率と前記電力用素子(68)の熱膨張率との差が、約7ppm/℃未満であり、
    電力用素子(68)は、前記複数の厚さを有する基板と前記導電性基板(100)との間に形成されたキャビティ(108)内に気密封止されている、電力用電子回路パッケージ(40)。
  16. 前記複数の厚さを有する基板と前記電力用素子(68)との間に配置された接着層(64)であって、前記複数の厚さを有する基板のうちの前記第1の厚さ(48)を有する部分に結合された接着層(64)を更に備える、請求項15に記載の電力用電子回路パッケージ(40)。
  17. 前記複数の厚さを有する基板および前記第1の金属化層(88)に結合された電気部品(82)と、
    前記複数の厚さを有する基板のうち前記第2の厚さ(46)を有する部分の下面(86)に形成された第2の金属化層(84)と、を更に備え、
    前記電気部品(82)は、前記複数の厚さを有する基板の前記第2の厚さ(46)を通じて形成された金属化ビア(62)を介して前記第2の金属化層(84)に電気的に結合されている、請求項16に記載の電力用電子回路パッケージ(40)。
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