JP7021849B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明の実施形態は、冷蔵庫に関する。
一般に、家庭用冷蔵庫にあっては、例えば鋼板製の外箱と、プラスチック製の内箱との間に、ウレタンフォームなどの断熱材を収容して構成された断熱箱体を備えている。また、断熱箱体の側面から天井面に沿わせるようにして、外箱の内面に、冷凍サイクルの冷媒流路の高温側の冷媒パイプの一部を、放熱パイプとして配置することが行われている(例えば特許文献1参照)。この場合、放熱パイプは、外箱の内面に対し、例えばアルミテープの貼付により固定されるようになっている。
特開2016-8733号公報
冷蔵庫の外箱の内面に放熱パイプを配置するものでは、外箱の薄肉化に伴い、外箱の表面側にいわゆるパイプ痕が発生する問題がある。このパイプ痕は、外箱のうち、放熱パイプが配置されている部分の表面が、微妙に変形する(凹む又は盛上る)ことにより生じ、他の部分とは色合いが変わって(くすんだ色に)見えたりする。特に、小型の冷蔵庫にあっては、天井面が比較的低い位置に来るので、天井面のパイプ痕が人に見られやすいものとなる。更に、天井面が黒っぽい色に塗装されている場合には、光の当たる加減によって、パイプ痕が目立つものとなり、美観が損なわれる虞があった。
そこで、外箱の内面に沿って放熱パイプを備えるものにあって、外箱の天板の表面におけるパイプ痕が表れることを効果的に抑制することができる冷蔵庫を提供する。
実施形態の冷蔵庫は、左右の側板、天板及び背面板を含む外箱と、内箱との間に断熱材を配置して構成される断熱箱体を備えると共に、前記断熱箱体内の外箱の内面に沿って粘着テープによって固定された放熱パイプを備えるものであって、前記放熱パイプは、一方の前記側板の内面から前記天板の内面を通って他方の前記側板の内面に至るように配置され、前記天板の内面において、前後方向に延びる縦延び部と、横方向に延びる横渡し部とを有すると共に、前記横渡し部が、該天板のうち背面側に沿って延びるように配置され、前記横渡し部は、前記天板と前記背面板との接続部分に配置され、前記粘着テープは、前記縦延び部を固定する部分と、前記横渡し部を固定する部分とを含み、前記横渡し部を固定する部分が該天板の横方向全体に渡って延びるように貼付され、前記縦延び部を固定する部分の端部が、前記横渡し部を固定する部分とつながるように貼付されると共に、前記放熱パイプは、前記天板の内面において、前記横渡し部の途中から一旦前方に延びた後後方に向かって折返えされ横渡し部に戻るように配置された折返し部を有し、前記折返し部全体が、前記横渡し部を固定する部分とつながるように1個の粘着テープで固定されている。
第1の実施形態を示すもので、冷蔵庫の斜視図 冷蔵庫の背面側からの斜視図 断熱箱体の側板及び天板に対する放熱パイプの配置状態を示す背面側からの斜視図 天板を前後反転して示す上面図 天板の後部部分の図4のV-V線に沿う縦断側面図 図4のVI-VI線に沿う縦断正面図 第2の実施形態を示すもので、天板を前後反転して示す上面図 第3の実施形態を示すもので、放熱パイプのコーナー部分を示す背面側からの斜視図
(1)第1の実施形態
以下、第1の実施形態について、図1から図6を参照しながら説明する。まず、図1及び図2を参照して、本実施形態に係る冷蔵庫の全体構成について簡単に述べる。図1及び図2は冷蔵庫本体1の外観を示しており、この冷蔵庫本体1は、前面が開口した縦長矩形箱状の断熱箱体2内を、断熱仕切壁により複数に区画することにより、複数の貯蔵室を備えて構成されている。具体的には、断熱箱体2内は、上下2室に区切られ、上段が冷凍室3とされると共に、下段が冷蔵室4とされている。また、冷蔵庫本体1の前面部には、前記冷凍室3、冷蔵室4を夫々開閉するためのヒンジ開閉式の扉5、6が設けられている。
一方、図2に示すように、冷蔵庫本体1の底部背面側には機械室7が設けられている。詳しく図示はしないが、冷蔵庫本体1内には、周知構成の冷凍サイクル等が組込まれている。前記冷凍サイクルは、コンプレッサ8(図2参照)、コンデンサ、絞り装置、エバポレータ等を冷媒パイプにより閉ループ状に接続して構成されている。このとき、図3に示すように、前記冷凍サイクルを構成する冷媒パイプのうち、前記コンデンサの下流部の比較的高温の部分が、後述する断熱箱体2の外箱の内面に沿って例えば蛇行状に配置されるようになっており、放熱パイプ10として機能する。
次に、前記断熱箱体2及び放熱パイプ10について、図3~図6も参照して述べる。周知のように、前記断熱箱体2は、鋼板製の外箱11と、プラスチック製の内箱とを結合し、それらの形成する空間内に断熱材として例えばウレタンフォームを充填して構成されている。図1、図2等に示すように、外箱11は、具体的には、左右の側板12、13、天板14、背面板15を備えている。このとき、左右の側板12、13、天板14は、1枚の縦長な鋼板を、下向きのコの字状に折曲げて構成される。
また、天板14の後辺部の下面側には、図5に示すように、U字状に往復するように二重に折返された折返し部14aが形成されている。前記背面板15は、上辺部及び左右の側辺部を除く部位が後方に若干量だけ膨出するような矩形板状をなし、前記断熱箱体2の背面を塞ぐように設けられる。このとき、図5に示すように、背面板15の上辺部には、前方に凸となるフランジ部15aが一体に設けられており、背面板15は、前記フランジ部15aが、前記天板14の折返し部14aに差し込まれて固定されるようになっている。
そして、前記放熱パイプ10は、外箱11のうち左右の側板12、13及び天板14の内面(裏面)に沿って、図3に示すように配置されている。即ち、冷媒の流れ方向(矢印A方向)に沿って説明するに、機械室7内の左部分から出た放熱パイプ10は、左側の側板12の内面において、まず側板12の後辺部寄りを上昇するように延びる。次に、側板12の上端部付近で前側下方に折り返えされて(Uターンして)下方に延び、側板12の下端付近で再び前側上方に折り返えされて、側板12の前辺部寄り部分を上方に延びる。
その放熱パイプ10は、側板12の上端部で天板14にぶつかり、そのコーナー部分で直角に右方に折れ曲がり、後述のように、天板14の内面に沿って延びる。放熱パイプ10は、右側の側板13の上端部の前辺部寄り部分に至り、そのコーナー部分で直角に下方に折れ曲がって、右側の側板13を下方に延びる。次いで、放熱パイプ10は、側板13の下端部付近で後側上方に折り返えされて上方に延び、側板13の上端付近で再び後側下方に折り返えされて、側板13の後辺部寄り部分を下方に延び、機械室7に戻るようになっている。
さて、本実施形態では、前記放熱パイプ10は、前記天板14の内面においては、次のように配置される。即ち、図3、図4に示すように、放熱パイプ10は、左の側板12の上端のコーナー部分から、右方(図4では左方)に若干量だけ延びた後、直角に折曲るようにして後方(図4では手前側)に延びる。そして、放熱パイプ10は、天板14の背面側(折返し部14aの手前)で、右方に折れ曲がり背面側を横方向に延びる。更に、左右対称的になるように、前方に向けて直角に折曲るように延び、その後、直角に折曲るようにして右方に延び、右の側板13の上端のコーナー部分に至る。
この場合、放熱パイプ10のうち、天板14の内面において、前後方向に延びる左右2箇所の部分を夫々縦延び部10a、10bと称する。また、放熱パイプ10のうち天板14の背面側を横方向に延びる部分を横渡し部10cと称する。天板の内面で、前方に開放するコ字形状をなすように配置される。本実施形態では、2本の縦延び部10a、10bと、その間の横渡し部10cとが、前方に開放するコ字形状をなすように配置される。
また、図4~図6に示すように、天板14の内面においては、放熱パイプ10の2本の縦延び部10a、10b及び横渡し部10cは、粘着テープこの場合アルミテープ16~18で固定されるようになっている。アルミテープ16~18は、その幅方向のほぼ中間部に放熱パイプ10が配置され、幅方向の両側部が天板14の内面に接着されるように、つまりアルミテープ16~18の長手方向と放熱パイプ10の延びる方向とが一致するようにして、貼付される。
図4、図6に示すように、放熱パイプ10のうち左右の縦延び部10a、10bに対しては、夫々アルミテープ16、17が前後方向に延びて貼付されることにより固定される。また、図5にも一部示すように、放熱パイプ10のうち横渡し部10cについては、アルミテープ18によって固定されるのであるが、アルミテープ18は、天板14の背面側を横方向全体に渡って延びるように貼付されている。このとき、アルミテープ16、17の後端部とアルミテープ18とが繋がるように設けられている。つまり、裏面側から見て、アルミテープ16、17が貼付された後、それらアルミテープ16、17の後端部に一部が重なるようにしてアルミテープ18が貼付されている。
この場合、次の作用説明でも述べるように、天板14の内面に放熱パイプ10の縦延び部10a、10bを、アルミテープ16、17によって固定する際に、図6に示すように、アルミテープ16、17と縦延び部10a、10bとの間に隙間S1ができてしまう。また、放熱パイプ10の横渡し部10cをアルミテープ18によって固定する際にも、図5に示すように、アルミテープ18と横渡し部10cとの間に隙間S2ができてしまう。ここで、アルミテープ16、17の端部とアルミテープ18とが繋がっていることにより、隙間S1と隙間S2とが繋がった状態となる。また、アルミテープ18が天板14の横方向全体に渡って設けられていることにより、隙間S2は、天板14の両側部で、左右の側板12、13と背面板15とのつなぎ目の隙間などを介して、外気に開放している。
次に、上記構成の作用・効果について述べる。本実施形態のような外箱11の内面に放熱パイプ10を配置した断熱箱体2にあっては、外箱11の薄肉化に伴い、外箱11の表面側にいわゆるパイプ痕が発生する問題がある。このパイプ痕は、外箱11のうち、放熱パイプ10が配置されている部分の表面が、微妙に変形する(凹む又は盛上る)ことにより生じ、他の部分とは色合いが変わって(くすんだ色に)見えたりする。特に、比較的小型の冷蔵庫本体1の場合、天板14の外面(表面)が比較的低い位置に来るので、天板14の発生したパイプ痕が人に見られやすいものとなる。
ところが、本実施形態では、以下のようにして、天板14におけるパイプ痕の発生を抑えることができる。即ち、まず、放熱パイプ10は、天板14の内面においては、前後方向に延びる縦延び部10a、10bと、横方向に延びる横渡し部10cとを含んでいる。このとき、横渡し部10cは、天板14のうち背面側に沿って延びるように配置されている。ここで、天板14のうち背面側(後辺部)は折返し部14aを有しているため、天板14の中央部等と比べて、強度(剛性)が大きい部位である。従って、この横渡し部10cにおいては、パイプ痕となる外箱11の変形自体が生じにくくなる。
次に、パイプ痕の発生の要因のひとつとして、天板14の内面に放熱パイプ10をアルミテープ16~18で固定する際に、アルミテープ16~18と放熱パイプ10との間にどうしても隙間S1、S2ができてしまい、その隙間S1、S2に溜まった空気が、ウレタン発泡後のウレタンの収縮に伴って膨張し、隙間部分の圧が低下することにより、放熱パイプ10に沿って外箱11が微小ではあるが凹むように変形することがあげられる。
これに対し、本実実施形態では、縦延び部10a、10bを固定する部分のアルミテープ16、17の端部が、横渡し部10cを固定するアルミテープ18部分とつながると共に、そのアルミテープ18が天板14の横方向全体に渡って延びている。これにより、アルミテープ16~18と放熱パイプ10との間にできる隙間S1、S2全体が繋がり、且つ、アルミテープ18の端部で隙間S2が開放している。従って、この隙間S2の開放部から、空気の出入りが可能となり、隙間S1、S2部分の圧の変動を吸収することができる。従って、縦延び部10a、10b部分のパイプ痕の発生も抑制することができる。
この結果、本実施形態によれば、外箱11の内面に沿って放熱パイプ10を備えるものにあって、外箱11の天板14の表面におけるパイプ痕が表れることを効果的に抑制することができ、ひいては外箱11の外観を向上させることができるという優れた効果を得ることができる。
また、特に本実施形態では、放熱パイプ10の縦延び部10a、10b及び横渡し部10cは、天板14の内面で、前方に開放するコ字形状をなすように配置されている。このように放熱パイプ10がコ字形をなすことにより、両側の縦延び部10a、10bが開く或いは狭まる方向に変形しやすくなり、その変形によって、放熱パイプ10の曲げ寸法誤差を吸収することができる。また、天板14のうち背面側に配置される横渡し部10cを長く確保することができるので、その分、パイプ痕の発生の抑制に効果的となる。
(2)第2、第3の実施形態、その他の実施形態
図7は、第2の実施形態を示すもので、上記第1の実施形態と異なる点は、天板14の内面における、放熱パイプ21の配置にある。即ち、放熱パイプ21は、左の側板12の上端のコーナー部分から、右方(図7では左方)に若干量だけ延びた後、直角に折曲るようにして後方(図7では手前側)に延びる縦延び部21aを有する。また、縦延び部21aから連続し、天板14の背面側(折返し部14aの手前)で、右方に折れ曲がり背面側を横方向に延びる横渡し部21cを有する。横渡し部21cの右端は、前方に延びる縦延び部21bに接続し、その後、放熱パイプ21は右方に延びて右の側板13の上端のコーナー部分に至る。
本実施形態では、前記横渡し部21cの途中から一旦前方に延びた後後方に向かって折返えされた後、横渡し部21cに戻るように配置された細長い折返し部21dを有している。そして、天板14の内面においては、本の縦延び部21a、21bがアルミテープ16、17で夫々固定されると共に、横渡し部21cが、横方向全体に渡って延びるアルミテープ18により固定される。前記折返し部21d全体が、1個の粘着テープであるアルミテープ22によって固定される。このとき、アルミテープ22の端部も、アルミテープ18につながる(隙間が連続する)ように設けられている。
この第2の実施形態によれば、上記第1の実施形態と同様に、放熱パイプ21の横渡し部21cを天板14のうち強度の高い背面側に配置したこと、アルミテープ16~18、22の形成する隙間が連続し且つ開放されることにより、天板14の表面におけるパイプ痕が表れることを効果的に抑制することができる。しかも、放熱パイプ21に折返し部21dを設けたことで、放熱パイプ21をその分長く配置して、放熱効果を高めることができる。アルミテープ22をアルミテープ18につながるように設けたことにより、折返し部21d部分のパイプ痕の発生が抑えられることは勿論である。
図8は、第3の実施形態を示すものである。この第3の実施形態が、上記第1の実施形態と異なる点は、放熱パイプ10のうち、側板12、13(側板12部分のみ図示)と天板14とのなす角部で、ほぼ直角に折曲がって配置されるコーナー部分において、放熱パイプ10と外箱11の内面との間に、緩衝部材としてのソフトテープ31を配置した構成にある。この場合、ソフトテープ31は、例えば放熱パイプ10のコーナー部分の外周部に予め貼り付けられている。
この第3の実施形態によれば、ソフトテープ31により、放熱パイプ10のコーナー部自体或いはそれに接触する外箱11の保護を図ることができ、放熱パイプ10が外箱11の角部部分の内面に直接的に(比較的大きな力で)当たることによるパイプ痕の発生も抑えることができる。この結果、パイプ痕の発生の抑制により効果的となる。但し、ソフトテープ31を設けた部分の放熱性は低下するので、ソフトテープ31は必要以上に大きくしないことが望ましい。
尚、上記した各実施形態に限定されるものではなく、各貯蔵室の数や配置といった冷蔵庫本体1の全体構成、断熱箱体2の構成、側板における放熱パイプの配置等についても、要旨を逸脱しない範囲内で様々な変更が可能である。粘着テープ(アルミテープ)の構成としても、放熱パイプの縦延び部を固定する部分と横渡し部を固定する部分と予め一体に有した形状としておくこともできる。
以上説明したいくつかの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
図面中、1は冷蔵庫本体、2は断熱箱体、10、21は放熱パイプ、10a、10b、21a、21bは縦延び部、10c、21cは横渡し部、11は外箱、12、13は側板、14は天板、14aは折返し部、16、17、18、22はアルミテープ(粘着テープ)、21dは折返し部、31はソフトテープ(緩衝部材)を示す。

Claims (4)

  1. 左右の側板、天板及び背面板を含む外箱と、内箱との間に断熱材を配置して構成される断熱箱体を備えると共に、前記断熱箱体内の外箱の内面に沿って粘着テープによって固定された放熱パイプを備える冷蔵庫であって、
    前記放熱パイプは、一方の前記側板の内面から前記天板の内面を通って他方の前記側板の内面に至るように配置され、前記天板の内面において、前後方向に延びる縦延び部と、横方向に延びる横渡し部とを有すると共に、前記横渡し部が、該天板のうち背面側に沿って延びるように配置され、
    前記横渡し部は、前記天板と前記背面板との接続部分に配置され、
    前記粘着テープは、前記縦延び部を固定する部分と、前記横渡し部を固定する部分とを含み、前記横渡し部を固定する部分が該天板の横方向全体に渡って延びるように貼付され、前記縦延び部を固定する部分の端部が、前記横渡し部を固定する部分とつながるように貼付されると共に、
    前記放熱パイプは、前記天板の内面において、前記横渡し部の途中から一旦前方に延びた後後方に向かって折返えされ横渡し部に戻るように配置された折返し部を有し、前記折返し部全体が、前記横渡し部を固定する部分とつながるように1個の粘着テープで固定される冷蔵庫。
  2. 前記粘着テープにおける前記横渡し部を固定する部分は、前端側が前記放熱パイプよりも前側に貼付され、後端側が前記背面板の一部に重なる位置に貼付される請求項1記載の冷蔵庫。
  3. 前記放熱パイプは、前記天板の内面で、前方に開放するコ字形状をなすように配置される請求項1又は2記載の冷蔵庫。
  4. 前記放熱パイプのうち、前記側板と天板とのなす角部で折曲がって配置されるコーナー部分において、該放熱パイプと前記外箱内面との間に、緩衝部材が配置されている請求項1から3のいずれか一項に記載の冷蔵庫。
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