JP2001099551A - 断熱箱体 - Google Patents

断熱箱体

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JP2001099551A
JP2001099551A JP27879799A JP27879799A JP2001099551A JP 2001099551 A JP2001099551 A JP 2001099551A JP 27879799 A JP27879799 A JP 27879799A JP 27879799 A JP27879799 A JP 27879799A JP 2001099551 A JP2001099551 A JP 2001099551A
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Japan
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exterior plate
heat insulation
foam
box
filling
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JP27879799A
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Takashi Kato
隆 加藤
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 外装板の内面に凝縮パイプをアルミテープで
貼り付け、この外装板と内箱との間に発泡断熱材を充填
して形成される断熱箱体において、貼り付け時にアルミ
テープと外装板との間に取り残された空気が、発泡充填
時に高圧状態となり、周囲に対して圧力をかけることと
なってしまう。 【解決手段】 本発明は、取り残された空気を発泡重点
時に、外部に逃がす隙間を設けたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、圧縮冷媒が流れる
凝縮パイプを外装板の内面にアルミテープで貼り付け
て、凝縮パイプからの放熱を行なうようにした冷蔵庫等
の断熱箱体に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来より、この種の断熱箱体を用いた冷
蔵庫は、特許登録2730643号公報、特開6-147724号公報
(F25D19/04)、特開平11-218377号公報(F25D21/04) に示
される如く、良く知られている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本件発明者は、このよ
うな断熱箱体において、アルミテープと凝縮パイプとの
間に取り残された空気により、問題が発生ることに気づ
いた。
【０００４】図１〜図３を参照しつつ、この問題点を説
明する。
【０００５】図１は、従来の冷蔵庫の外装板１の一面の
内側の図である。この外装板１には、凝縮パイプ４が配
される。
【０００６】この凝縮パイプ４は、図2に示されるよう
に、熱伝導性の良いアルミテープ５により、外装板１に
取り付けられる。この後、外装板１は、内箱と組み合わ
され、発泡充填されて断熱箱体となる。
【０００７】図３は、発泡充填後の断面図である。この
ように、鉄板製の外装板１と樹脂製の内箱２との間に
は、発泡断熱材３が発泡充填されている。
【０００８】鉄製の凝縮パイプ４は、外装板１の内側に
アルミテープ５により、取り付けられ、この時点では、
発泡断熱材３とアルミテープ５の両者により、外装板１
の内側に固定されている。この凝縮パイプ４は、鉄製の
外装板１にアルミテープにより、密着しているので、熱
伝導が良く、放熱性を高めている。
【０００９】しかしながら、アルミテープ５の貼り付け
時に、アルミテープ５の内側の隙間に取り残された空気
は、発泡充填の工程を経ることにより、高圧状態になっ
ている。
【００１０】このため、例えば、外装板１は、図3の矢
印６の方向に力を受ける。
【００１１】つまり、この高圧部分は、周囲に対して、
常に圧力を加えることとなる。
【００１２】従って、外装板の浮き上がりや、凝縮パイ
プ４の固定が外れることもある。
【００１３】
【課題を解決するための手段】本発明は、外装板(1)の
内面に凝縮パイプ(4)を金属製テープ(5)で貼り付け、こ
の外装板(1)と内箱(2)との間に発泡断熱材(3)を充填し
て形成される断熱箱体において、前記貼り付け時に金属
製テープ(5)の内側に取り残された空気を発泡充填時に
外部に逃がす隙間を設けたことを特徴とする。
【００１４】また、本発明は、外装板(1)の内面に凝縮
パイプ(4)を金属製テープ(5)で貼り付け、この外装板
(1)と内箱(2)との間に発泡断熱材(3)を充填して形成さ
れる断熱箱体において、前記金属製テープ(5)を発泡充
填されないエリアまで延在させたことを特徴とする。
【００１５】
【発明の実施の形態】図４を参照しつつ、本発明の第1
の実施態様を説明する。
【００１６】図４において、７はフレーム底板の位置を
表している。つまり、この上部までは、発泡断熱材が充
填される。
【００１７】ここでは、アルミテープ５の端部が、この
境界７より下まで延びている。
【００１８】そして、複数枚のアルミテープ５は全て他
のアルミテープに一部重なっている。このため、アルミ
テープ５の貼り付け時に、このアルミテープ(5)と凝縮
パイプ(4)との間に取り残された空気は、発泡充填時に
高圧となると、アルミテープ５と外装板１との間に形成
される隙間を介して、外部に導かれることとなる。
【００１９】図5にアルミテープの他の貼付例を示し
た。
【００２０】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、貼り付け
時に金属製テープと前記外装板との間に取り残された空
気が、発泡充填の処理後において、高圧となることを抑
制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】従来の例を説明するための図である。
【図２】従来の例を説明するための図である。
【図３】従来の冷蔵庫の外装板の内側に密着させた凝縮
パイプの断面図である。
【図４】本発明の第１実施形態を説明するための図であ
る。
【図５】本発明の第２実施形態を説明するための図であ
る。
【符号の説明】
１……外装板、 ２……内箱、 ３……発泡断熱材、 ４……凝縮パイプ、 ５……アルミテープ。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 外装板の内面に凝縮パイプを金属製テー
    プで貼り付け、この外装板と内箱との間に発泡断熱材を
    充填して形成される断熱箱体において、前記貼り付け時
    に金属製テープと前記外装板との間に取り残された空気
    を発泡充填時に外部に逃がす隙間を設けたことを特徴と
    する断熱箱体。
  2. 【請求項２】 外装板の内面に凝縮パイプを金属製テー
    プで貼り付け、この外装板と内箱との間に発泡断熱材を
    充填して形成される断熱箱体において、前記金属製テー
    プを発泡充填されないエリアまで延在させたことを特徴
    とする断熱箱体。
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