JPH02242075A - 冷蔵庫の箱体 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、外箱下部に補強部材を備えた冷蔵庫の箱体に
関するものである。

従来の技術 近年、冷蔵庫の大型化が進み、箱体への外部圧力に対す
る強度維持、向上のための発明が、種々なされている。

以下従来の冷蔵庫の箱体について、図面を参照しながら
説明する。

第６図〜第７図は、従来の冷蔵庫の箱体の補強部材の配
設を示すものである。

１は冷蔵庫の箱体で、鉄板の折曲げにて形成され側板２
ａ及び天板２ｂよりなる外箱２と、樹脂で成型された内
箱３と、この両箱２，３間に発泡充填された発泡断熱材
（図示せず）により構成されている。また、中仕切４は
、上部の冷凍室６と下部の冷蔵室６とを区画し、中仕切
７は、同じく冷蔵室６と野菜室８を区画している。そし
て、外箱２の前面開口部はローμフォーマ成型にて二重
フランジ９が形成されておる。この二重フランジ９は、
外箱２の内側へ折曲げして形成された前面２ランジ１ｏ
と、この前面フランジ１ｏの裏側へ折返した裏面フラン
ジ１１と、さらに裏面フランジ１１と連続し後方にあっ
て裏面フランジ１１との間に内箱挿入溝１３を設け、側
板２ａ及び天板２ｂとの間にパイプ溝１４を形成する後
フランジ１６とにより構成されている。１６は、内箱３
に形成された嵌合部であシ、この嵌合部１６が二重フラ
ンジ９の内箱挿入溝１３に挿入、嵌合される。

１８は、冷凍サイクμの凝縮器を兼ね露付防止用として
箱体１の前面周辺に配設された放熱パイプであり、パイ
プ溝１４に挿入されている。この放熱パイプ１８周辺に
は、外箱２への熱伝導を良好とするため、熱可塑性樹脂
である熱良伝導性のホットメルト１９が塗布され、放熱
パイプ１８を固定する働きをも得ている。２ｏは、略り
字状の補強部材であり、比較的強度の低い側板２ａ下部
の背面開口縁２１及び底辺２２に固着されている。

発明が解決しようとする課題 しかしながら、上記従来の構成では、側板２ａ下部の２
辺にしか補強部材２０が配設されていないため、特に箱
体１の水平方向のひねシに対して強度が低く、箱体１が
変形し、外観上好ましくない状態が発生するという欠点
があった。

本発明は上記従来の課題を解決するもので、冷蔵庫の箱
体の強度を向上することを目的とする。

課題を解決するための手段 この目的を達成するために本発明の冷蔵庫の箱体は、側
板下部に固着され、放熱パイプと当接する位置に凹部が
形成され前面開口縁に並設された前面部と、側板下部底
辺に固着された底辺部と、背面開口縁に固着された背面
部よりなるコ字状の補強部材を有する。

作　　用 これによシ、放熱パイプを避けて前面開口縁に補強部材
の一部を並設することが可能となり、コ字状の補強部材
を両側板下部の３辺に配設することができるため、箱体
の水平方向のひねりに対して強度が向上できる。

実施例 以下本発明の一実施例について、図面を参照しながら説
明する。

第１図〜第４図は、本発明の一実施例における冷蔵庫の
箱体の補強部材の配役を示すものである。

なお、従来の構成と同一部分については、同一番号を付
して詳細な説明を省略する。

３１はコ字状の補強部材であり、側板２ａ下部に固定さ
れ放熱パイプ１８と当接する位置に凹部３２が形成され
、外箱２の前面開口縁に並設された前面部３３と、側板
２ａ下部底辺２２に固着された底辺部３４と、外箱２の
背面開口縁２１に固着された背面部３６とから構成され
ている。補強部材３１は、箱体１の比較的強度が低い側
板２ａ下部の前面開口縁、底辺２２及び背面開口縁２１
に溶接によシ固着されている。

これにより、放熱パイプ１８を避けて前面開口縁に補強
部材３１の前面部３３を並設することができるので、コ
字状の補強部材３１を箱体１の水平方向のひねりに対し
て非常に有効な両側板２ａ下部の３辺に配設することが
でき、箱体１の強度が向上できるので箱体１が変形して
外観をそこなうことを低減することが可能となる。

また、前面部３３が、ホットメルト１９を介して放熱パ
イプ１８を外箱２に圧接させるため１．放熱パイプ１８
の外箱２への接触がよシ確実になり放熱効果が向上する
。

なお、コ字状の補強部材３１は一体部品としたが、溶接
等による複数部品から構成されたものとしてもよい。

発明の効果 以上のように本発明は、側板下部に固着され、放熱パイ
プと当接する位置に凹部が形成され前面開口縁に並設さ
れた前面部と、側板下部底辺に固着された底辺部と、背
面開口縁に固着された背面部よシなるコ字状の補強部材
とを設ける仁とにより、放熱パイプを避けて前面開口縁
にコ字状の補強部材の前面部を並設する仁とができるの
で、補強部材を箱体の水平方向のひねりに対して非常に
有効な両側板下部の３辺に配設することができ、箱体の
強度を向上させ外力により変形して外観をそこなうこと
を低減できる。

【図面の簡単な説明】

宿 第１図は本発明の一実施例における冷蔵庫の箱体のコ字
状補強部材の取付けを示す斜視図、第２図は本発明の冷
蔵庫の箱体の斜視図、第３図は第２図のＡ−Ａ線の平面
断面図、第４図は第２図のＢ−Ｂ線の平面断面図、第６
図は従来の冷蔵庫の箱体の斜視図、第６図は第６図のＬ
字状補強部材の取付けを示す斜視図、第７図は第６図の
Ｃ−Ｃ線の平面断面図である。 １・・・・・・冷蔵庫の箱体、２・・・・・・外箱、２
ａ−１・・・・側板、２ｂ・・・・・・天板、９・・・
・・・二重フランジ、１０・・・・・・前面フランジ、
１１・・・・・・裏面フランジ、１３・・・・・・内箱
挿入溝、１４・・・・・・パイプ溝、１５・・・・・・
後フランジ、１８・・・・・・放熱パイプ、３１・・・
・・・補強部材、３２・・・・・・凹部、３３・・・・
・・前面部、３４・・・・・・底辺部、３６・・・・・
・背面部。 代理人の氏名　弁理士　粟　野　重　孝　ほか１名図 ２−−一外浦 箪 図 第 図 ／６

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 側板と天板とからなる外箱と、前記外箱の前面開口縁に
   内側へ折曲げて形成した前面フランジと、前記前面フラ
   ンジの裏側に折返した裏面フランジと、前記裏面フラン
   ジに連続して前記裏面フランジとの間に内箱挿入溝、側
   板及び天板との間にパイプ溝を形成した後フランジとで
   構成された二重フランジと、前記パイプ溝に挿入された
   露付防止用放熱パイプとを有し、前記側板下部に固定さ
   れ、前記放熱パイプと当接する位置に凹部が形成され前
   面開口縁に並設された前面部と、側板下部底辺に固着さ
   れた底辺部と、背面開口縁に固着された背面部よりなる
   コ字状の補強部材を備えた冷蔵庫の箱体。