JP7018696B2 - 繰出容器 - Google Patents

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本発明は、繰出容器に関し、とくに、中皿体の繰り下がりを防止した繰出容器に関するものである。
棒状化粧料などの棒状の内容物を収納する筒状の容器として、ケース体(ケース本体)と回転体(回転軸体)と、中皿(中皿体)と、回転規制部材とからなり、蓋体を外した後、ケース体を把持し、回転体を回転させることにより、ケース体の口部から内容物をケース体内の中皿を介して繰り出し(上昇させ)て使用する繰出容器において、回転規制部材により回転体の回転方向を規制し、内容物の使用中および蓋体で閉蓋して使用を待機している時に常に中皿の繰り下がり(下降)を防止する繰出容器は従来から知られている(例えば、特許文献1参照)。
また、繰出容器に収納する棒状化粧料として、塗ることによりうるおいを与えるために低粘度(水分量の多い)の化粧料やリップクリームなどもよく知られている。
特許第5240787号公報
上記特許文献1記載の繰出容器では、蓋体で閉蓋して使用を待機している時、ある程度の低粘度の化粧料であれば問題ないが、内包する水分量が極端に多い低粘度の棒状に形成された化粧料などの場合、その水分量や温度変化や湿度などにより化粧料の表面が徐々に液状化し、その液は、図6に示すように、ケース体D1の内周と中皿D3の外周との隙間、および、中皿D3の内周と回転体D2の回転軸の外周との隙間から下方に漏れ出し、さらに、ケース体D1と回転体D2との隙間から容器の外に漏れ出てしまうおそれがあるという問題があった。
本発明は、上記問題を解決することを課題とし、回転軸体の回転方向を規制し、中皿体の繰り下がりを防止するとともに、低粘度(水分量の多い)の棒状化粧料を収納したときでも、液状化した液が容器の外に漏れ出てしまうことを防止できる繰出容器を提供することを目的とする。
本発明は、上記の課題を解決するため、繰出容器として、繰出容器本体と蓋体とからなる繰出容器において、繰出容器本体は、筒状のケース本体と、ケース本体内で回転不能かつ上下動可能に収容される中皿体と、中皿体を上下動する回転軸体を有するとともに、回転方向が一方向に規制される回転体とを備え、ケース本体は、外周壁と、外周壁内周から連設される底壁とからなり、底壁は、下面から垂設される下側シール筒を有し、回転体は、ケース本体の下側シール筒との間に1mm以下のわずかな隙間を設けて摺接可能な環状シール部を有することを特徴とする構成を採用する。
繰出容器本体の実施例として、回転体は、ケース本体内で回転自在に装着されるとともに、中皿体を上下動する回転軸体と、回転軸体下部に一体的に装着されるとともに、ケース本体下部で回転方向が一方向に規制される回転操作体とからなることを特徴とする構成、回転操作体は、回転軸体に装着される嵌合内筒を有し、嵌合内筒は、上端部に環状シール部を有することを特徴とする構成、または、ケース本体の外周壁は、底壁より下方の内周に配設されるラチェット歯を有し、回転操作体は、ケース本体のラチェット歯と係合するラチェット部を有することを特徴とする構成、または、中皿体は、ケース本体の外周壁の内周で摺動する外筒と、外筒の内周下部に連設される皿底壁と、皿底壁の内縁に立設されるとともに、内周に雌ネジ部が螺設される内筒とからなり、回転軸体は、回転操作体の嵌合内筒が装着される嵌合筒と、嵌合筒から立設される軸部とからなり、軸部は、中皿体の雌ネジ部に螺合される雄ネジ部を有することを特徴とする構成を採用する。
さらに、繰出容器本体の実施例として、回転体は、ケース本体内で回転自在に装着されるとともに、中皿体を上下動する回転軸体と、回転軸体下部に一体的に装着されるとともに、ケース本体下部で回転方向が一方向に規制される回転規制体とからなることを特徴とする構成、回転軸体は、回転規制体が装着される嵌合筒を有し、嵌合筒は、上端部に環状シール部を有することを特徴とする構成、または、ケース本体の外周壁は、底壁より下方の内周に配設されるラチェット歯を有し、回転規制体は、ケース本体のラチェット歯と係合するラチェット部を有することを特徴とする構成、または、中皿体は、ケース本体の外周壁の内周で摺動する外筒と、外筒の内周下部に連設される皿底壁と、皿底壁の内縁に立設されるとともに、内周に雌ネジ部が螺設される内筒とからなり、回転軸体は、回転規制体が装着される嵌合筒と、中皿体の雌ネジ部に螺合される雄ネジ部を有する軸部とからなることを特徴とする構成を採用する。
本発明の繰出容器は、繰出容器本体と繰出容器本体の上部に装着される蓋体とからなる繰出容器において、繰出容器本体は、筒状のケース本体と、ケース本体内で回転不能かつ上下動可能に収容される中皿体と、中皿体を上下動するとともに、回転方向が一方向に規制される回転体を備え、回転軸体の回転方向を規制し、中皿体の繰り下がりを防止し、また、蓋体で閉蓋した後、容器を放置しても、ケース本体の底壁の下側シール筒と、回転体における回転操作体の環状シール部あるいは回転軸体の環状シール部とが常に摺接可能にシールされているので、嵌合内筒から外側に液が漏れることを防ぎ、容器の外に液が漏れ出すことを防ぐことができる。
本発明の第1実施例の繰出容器の説明図で、(a)は断面側面図、(b)は(a)のX-X線切断上面図である。 第1実施例の繰出容器本体の組み立て工程の説明図である。 第1実施例の繰出容器本体の組み立て工程の説明図である。 組み立て後、棒状化粧料を充填した第1実施例の繰出容器本体の説明図である。 第1実施例の繰出容器本体の使用中の説明図である。 従来例の繰出容器の使用中の説明図である。 棒状化粧料を充填した第2実施例の繰出容器本体における要部の断面図である。 図7の要部拡大図である。 第2実施例の繰出容器本体の使用中の説明図である。 第3実施例の繰出容器本体における要部拡大図である。
次に、本発明の繰出容器について、実施例を示した図面を参照して説明する。
図1において、Aは繰出容器本体、Bは繰出容器本体Aの上部に着脱自在に装着される蓋体である。
繰出容器本体Aは、図1、4に示すように、筒状のケース本体A1と、棒状化粧料Cを保持し、外周がケース本体A1内に回転不能かつ上下動可能に収納される中皿体A4と、中皿体A4を上下動するとともに、回転方向が一方向に規制される回転体A5を備え、回転体A5は、ケース本体A1内下部に回転自在に装着されるとともに、外周が中皿体A4の内周と螺合して中皿体A4を上下動する回転軸体A2と、回転軸体A2下部に装着されるともに、ケース本体A1下部で回転方向を規制されて回転する回転操作体A3とから構成されている。
ケース本体A1は、図1に示すように、筒状の外周壁1と、外周壁1の下端から所定の高さ上方に形成され、内方が開口するリング状の底壁2とからなり、外周壁1の上端部外周は縮径され、外周に蓋体Bの下部が装着される蓋装着部3が形成されている。
外周壁1内周には、上端から下方に向かい所定の高さまで延び、中皿体A4を回転不能に案内する案内リブ4が対向する二条突設され、案内リブ4下端から底壁2との間は、シール面5となり、底壁2より下部には、回転操作体A3の回転方向を規制するラチェット歯6が周方向に複数(図では、円周に22.5°間隔で16カ所)配設されている。
ラチェット歯6は、図1(b)に示すように、内側から見て左側に外周壁1内面から内方に向かい直角に延びる係止面6a、右側に係止面6a端右側から傾斜して外周壁1内面に向かう傾斜面6bが形成されている。
底壁2には、内縁に、内方に向かい上昇する係止突片7が周方向複数配設されている。
底壁2の下面には、繰出容器本体A組み立て時に、回転操作体A3の嵌合内筒20(後述する)の外周上端部に内周下部が回転可能に密接する下側シール筒8が垂設されている。
回転軸体A2は、図1に示すように、筒状の嵌合筒10と、嵌合筒10の上端内周に連設される頂板部11と、頂板部11の中央から起立する軸部12とからなっている。
嵌合筒10の外周には、下部に回転操作体A3の内周と嵌合するローレット部13が下端から形成され、ローレット部13より上部に周設される嵌合突条14が形成されている。
軸部12は、外周下部に下端から所定の高さ離れた箇所に抜止突部15が周設され、抜止突部15の上方に所定の高さのシール面16を形成し、シール面16の上方に上端付近まで延びる雄ネジ部17が螺設されている。
また、軸部12の外周の下端部から抜止突部15との間は、繰出容器本体A組み立て時に、ケース本体A1の底壁2のそれぞれの係止突片7の先端部が当接し、回転軸体A2がケース本体A1に対して回転自在であるとともに、上下動しないように装着させる係止部18となっている。
回転操作体A3は、内周に回転軸体A2の嵌合筒10の外周が嵌合する有底の嵌合内筒20と、嵌合内筒20の高さ方向で中央付近の外周から外方に連設されるリング状の上壁21と、上壁21の外縁から垂設され、外径がケース本体A1の外周壁1の外径とほぼ同じになる筒状の操作筒22と、上壁21の上面の所定の位置に立設され、ケース本体A1のラチェット歯6と係合し回転方向を規制する一対のラチェット部23とからなっている。
操作筒22の外周には、指が掛かり易くなるようにローレット等が設けられている。
嵌合内筒20の内周には、下部に回転軸体A2の嵌合筒10のローレット部13と嵌合する内向きローレット部24と、内向きローレット部24の上部に嵌合突条14と嵌合する嵌合凹部25とが形成されている。
嵌合内筒20の外周上端部は、繰出容器本体A組み立て時に、ケース本体A1の底壁2の下側シール筒8の内周下部が回転可能に摺接する環状シール部20aとなっている。
ラチェット部23は、図1(b)に示すように、繰出容器本体A組み立て時に、ケース本体A1の外周壁1のラチェット歯6先端より内方に位置する上壁21の上面に、中心で対向する一対立設される支柱26と、各支柱26の上端よりラチェット歯6先端より内方に沿って内側から見て右側に延びる円弧状の腕部27と、各腕部27の先端部外面から突設され、ラチェット歯6と係合し回転方向を規制する係合爪28とからなっている。
それぞれの係合爪28は、腕部27の先端面から連なる係止面28aと、係止面28a端の外側から見て右側から傾斜して腕部27外面に向かう傾斜面28bが形成されている。
中皿体A4は、図1、4に示すように、ケース本体A1の外周壁1の内周で上下に摺動する外筒30と、外筒30の内周下部に連設されるリング状の皿底壁31と、皿底壁31の内縁に立設され、内周が回転軸体A2と螺合する内筒32とからなっている。
また、中皿体A4は、外筒30の内周に棒状化粧料Cの下部を装着するようになっている。
外筒30の外周には、上端から所定の高さまで延び、ケース本体A1の外周壁1の案内リブ4と係合し、中皿体A4がケース本体A1に対して回転することを防止する案内凹部33が対向する二箇所に凹設されている。
また、外筒30の外周の下端部面30aは、中皿体A4をケース本体A1に対して最下降させた際に、外周壁1のシール面5に密接しシールするようになっている。
上述した実施例では、ケース本体A1の外周壁1に案内リブ4を突設し、中皿体A4の外筒30に案内凹部33を凹設したが、互いに係合して中皿体A4がケース本体A1に対して上下動可能であるとともに回転することを防止することができればよいので、ケース本体A1の外周壁1の内周に案内凹部を凹設し、中皿体A4の外筒30の外周に案内リブを突設するようにしてもよい。
内筒32の内周には、上端から所定の高さまで延び、回転軸体A2の軸部12の雄ネジ部17と螺合する雌ネジ部34が螺設されている。
また、内筒32の内周の下端部面32aは、中皿体A4をケース本体A1に対して最下降させた際に、回転軸体A2の軸部12のシール面16に密接しシールするようになっている。
蓋体Bは、図1に示すように、頂壁35と、頂壁35の外縁から垂設されるとともに、外径がケース本体A1の外周壁1の外径とほぼ等しい筒状の側周壁36とからなり、側周壁36は、内周が、外周壁1の蓋装着部3の外周に嵌合する径で形成されている。
次に、本実施形態の使用態様と作用効果について図面を参照しながら説明する。
繰出容器本体Aを組み立て工場のライン等で自動的あるいは半自動的に組み立てる際には、まず、ケース本体A1の底壁2の開口の下方から回転軸体A2の軸部12の先端を挿入し、回転軸体A2をケース本体A1に装着させる。
その際、回転軸体A2の軸部12の抜止突部15が、ケース本体A1の底壁2のそれぞれの係止突片7の先端部に当接して上方に押し上げ、係止突片7を変形させて乗り越えさせ、ケース本体A1の底壁2のそれぞれの係止突片7の先端部が軸部12の係止部18に当接することにより、回転軸体A2がケース本体A1に回転自在かつ上下動不能に装着される。
次に、ケース本体A1の上方から、中皿体A4を挿入し、中皿体A4の外筒30の案内凹部33とケース本体A1の外周壁1の案内リブ4とを係合させ、中皿体A4をケース本体A1に対して回転しないようにするとともに、中皿体A4の内筒32内に回転軸体A2の軸部12を挿入させてセットした後、図2に示すように、回転軸体A2を自動セット機により螺合方向に回転させることで、内筒32の雌ネジ部34と軸部12の雄ネジ部17との螺合により、中皿体A4をケース本体A1に対して降下させる。
中皿体A4をケース本体A1に対して最下降させたところで、回転軸体A2の回転を止める。
その際、ケース本体A1の外周壁1内周のシール面5と中皿体A4の外筒30の外周の下端部面30a、および、中皿体A4の内筒32の内周の下端部面32aと回転軸体A2の軸部12外周のシール面16が、それぞれ密接してシールされる。
次に、図3に示すように、回転軸体A2の嵌合筒10のローレット部13と、回転操作体A3の嵌合内筒20の内向きローレット部24とを嵌合させながら、回転操作体A3を回転軸体A2に対して上昇させ、回転軸体A2の下方から回転操作体A3を装着する。
最後は、図4に示すように、回転軸体A2の嵌合筒10のローレット部13と回転操作体A3の嵌合内筒20の内向きローレット部24とが嵌合するとともに、嵌合筒10の嵌合突条14と嵌合内筒20の嵌合凹部25とが嵌合し、回転操作体A3を回転軸体A2に対して回転不能であるとともに、上下動しないように装着させた後、低粘度の化粧料をケース本体A1の外周壁1内方に上方から充填させることで、棒状化粧料Cを収納した繰出容器本体Aとなる。
このとき、ケース本体A1の外周壁1のいずれかのラチェット歯6と回転操作体A3のラチェット部23のそれぞれの係合爪28とは当接しない位置である。
また、回転操作体A3の嵌合内筒20の環状シール部20aが、ケース本体A1の底壁2の下側シール筒8の内周下部に挿入し、密接してシールされる。
以上、説明したように、本願発明では、繰出容器本体Aを組み立て工場のライン等で自動的あるいは半自動的に組み立てる工程として、まず、回転軸体A2をケース本体A1に装着させた後、ケース本体A1内に中皿体A4を挿入してセットし、回転軸体A2を自動セット機により螺合方向に回転させて中皿体A4をケース本体A1に対して最下降させた後に、回転軸体A2に回転操作体A3を装着し、繰出容器本体Aを組み立てるようにしている。
仮に、回転操作体A3とケース本体A1とのラチェット機構がない(または、最初の回転では無視することができるラチェット機構)繰出容器本体であるとして、回転軸体A2をケース本体A1に装着させ、回転軸体A2に回転操作体A3を装着し、ケース本体A1内に中皿体A4を挿入してセットした後、回転軸体A2に装着した回転操作体A3を自動セット機により螺合方向に回転させて中皿体A4をケース本体A1に対して最下降させるようにした組み立て工程である場合、回転操作体A3の嵌合内筒20の環状シール部20aとケース本体A1の底壁2の下側シール筒8の内周下部とが先に密接されているので、自動セット機による回転に対して抵抗となり、より強いトルクを必要し、中皿体A4の下降不良を起こしたり、または、ケース本体A1の下側シール筒8の内周と嵌合内筒20の環状シール部20aに傷を付けてしまい、シール不良を起こすおそれがある。
本発明は、上記の組み立て工程としたことにより、最後に、ケース本体A1の下側シール筒8の内周下部に回転操作体A3の嵌合内筒20の環状シール部20aを挿入し、密接してシールするので、中皿体A4の下降不良を起こしたり、ケース本体A1の下側シール筒8の内周と嵌合内筒20の環状シール部20aに傷を付けてしまうことがなく、繰出容器本体Aの組み立て工程として最善である。
組み上がった繰出容器本体Aは、前述のように化粧料を充填した後、ケース本体A1に蓋体Bを装着することで、容器内を密閉して閉蓋される。
棒状化粧料Cを使用する際には、蓋体Bを繰出容器本体Aから外した後、ケース本体A1を手指等で把持して固定し、回転操作体A3をケース本体A1に対して上から見て左回転させる(もちろん、回転操作体A3を固定し、ケース本体A1を回転させてもよい)。
回転操作体A3をケース本体A1に対して上から見て左回転させると、回転操作体A3に回転不能に装着された回転軸体A2も一緒に回転する。
回転操作体A3がケース本体A1に対して上から見て左回転することにより、図1(b)に示すように、回転操作体A3の一対設けたラチェット部23が回転し、ラチェット部23の係合爪28の傾斜面28bがケース本体A1の外周壁1の内周に設けたいずれかのラチェット歯6の傾斜面6bに当接していき、係合爪28を内側に押し、その力により、ラチェット部23の腕部27が変形し、当接したラチェット歯6に対して係合爪28および腕部27自体が内側に押されていく。
さらに回転させると、係合爪28がラチェット歯6を乗り越え、当接が外され、腕部27の変形が解かれ、ラチェット部23の腕部27自体が元に戻る。
ラチェット歯6と当接してラチェット部23の腕部27が変形して、腕部27の先端部が前後動するので、回転操作体A3がケース本体A1に対して上から見て左回転するたびに使用者にクリック感を与えることができる。
また、回転軸体A2を上から見て左回転させることで、回転軸体A2の雄ネジ部17と、ケース本体A1とともに回転しない中皿体A4の内筒32の雌ネジ部34との螺合により、中皿体A4がケース本体A1内で上昇していく。
回転操作体A3の上から見て左回転を操作することにより、図5に示すように、中皿体A4がケース本体A1に対して上昇し、棒状化粧料Cをケース本体A1の外周壁1の開口から任意の高さ外に繰り出し、回転操作体A3の回転を止め、棒状化粧料Cを使用することができる。
使用後、蓋体Bをケース本体A1に装着し、閉蓋することで繰出容器本体A内が密封されるので、棒状化粧料Cの乾燥などを防ぎ、繰り返し開閉蓋をして使用することができる。
また、棒状化粧料C使用後、棒状化粧料Cをケース本体A1の外周壁1内に戻すために、回転操作体A3をケース本体A1に対して上から見て右回転しようとしても、回転操作体A3のラチェット部23の係合爪28の係止面28aがケース本体A1の外周壁1のいずれかのラチェット歯6の係止面6aに当接し、回転が阻止されるので、螺合による中皿体A4の下降が止められ、棒状化粧料Cをケース本体A1の外周壁1内に戻すことを防止している。
本発明のような繰出容器では、図5に示すように、中皿体A4がケース本体A1内で上昇することにより、ケース本体A1の外周壁1内周のシール面5と中皿体A4の外筒30の外周の下端部面30aと、中皿体A4の内筒32の内周の下端部面32aと回転軸体A2の軸部12外周のシール面16とのそれぞれのシールが外される。
蓋体Bで閉蓋した後、容器を放置しておくと、棒状化粧料Cが低粘度(水分量の多い)のものの場合、水分量や温度変化や湿度などにより化粧料が徐々に液状化し、その液がケース本体A1の外周壁1内周と中皿体A4の外筒30外周、および、中皿体A4の内筒32内周と回転軸体A2の軸部12外周との隙間から中皿体A4から下方に漏れ出て、さらにケース本体A1の底壁2の開口から下方に漏れ出すおそれがあるが、本願発明の繰出容器本体Aでは、回転操作体A3の嵌合内筒20の環状シール部20aとケース本体A1の底壁2の下側シール筒8の内周下部とが摺接可能にシールされているので、嵌合内筒20より外側に液が漏れることを防ぎ、容器の外に液が漏れ出すことを防ぐことができる。
次に、繰出容器の構成を変更した第2実施例について、図7~9を参照して説明する。
本実施例では、回転体A5の回転軸体A6に環状シール部40aを有する。
以下、第1実施例と同一の構成部分には同一の符号を付し、回転体A5の回転軸体A6および回転規制体A7における変更部分に新たな符号を付し、相違点を中心に説明する。
図7~9において、繰出容器本体Aのケース本体A1と中皿体A4については第1実施例と同じであるので説明を省略し、回転体A5の新たな符号を付される回転軸体A6と回転規制体A7における変更部分を中心に説明する。
回転軸体A6は、中央に軸部42を有し、軸部42の外周下端から所定の高さの箇所で外方から下方に連設される嵌合筒40と、さらに嵌合筒40の下端から外方に連設される横壁41と、横壁41の外縁から垂設され、外径がケース本体A1の外周壁1の外径とほぼ同じになる把持筒43からなっている。
横壁41には、回転規制体A7のラチェット部23を挿通するための円弧状の挿通窓44を穿設してある。
また、把持筒43の外周には、指が掛かり易くなるようにローレット等が設けられている。
軸部42は、外周下部に下端から所定の高さ離れた箇所に抜止突部15が周設され、抜止突部15の上方に所定の高さのシール面16を形成し、シール面16の上方に上端付近まで延びる雄ネジ部17が螺設されている。
また、軸部42に連設された嵌合筒40の上端と抜止突部15との間は、繰出容器本体A組み立て時に、ケース本体A1の底壁2のそれぞれの係止突片7の先端部が当接し、回転軸体A6がケース本体A1に対して回転自在であるとともに、上下動しないように装着させる係止部18となっている。
軸部42の外周下部には、回転規制体A7の嵌合突条53と嵌合するための嵌合凹部45が設けられている。
嵌合筒40の外周上端部は、繰出容器本体A組み立て時に、ケース本体A1の底壁2の下側シール筒8の内周下部が回転可能で摺接可能な環状シール部40aとなっている。
本実施例においては、図8のように、下側シール筒8と環状シール部40aとの間にわずかな隙間(1mm以下/最適な隙間は0.05mm)が設けられている。
回転規制体A7は、底壁51を有し、底壁51の内方端部には、回転軸体A6の軸部42と嵌合筒40との間に嵌入するために立設される嵌合内筒50と、外方端部に立設される支柱筒52と、支柱筒52を介して、回転軸体A6の横壁41の挿通窓44を越えて連設されるラチェット部23とからなっている。
ラチェット部23は、第1実施例と同様に、腕部27と係合爪28を有し、係合爪28はケース本体A1のラチェット歯6と係合し、回転軸体A6の回転方向を規制する。
次に、本実施形態の使用態様と作用効果について図面を参照しながら説明する。
繰出容器本体Aを組み立て工場のライン等で自動的あるいは半自動的に組み立てについては、第1実施例と同様であり、回転軸体A6をケース本体A1に装着させた後、ケース本体A1内に中皿体A4を挿入してセットし、回転軸体A6を自動セット機により螺合方向に回転させて中皿体A4をケース本体A1に対して最下降させた後に、回転軸体A6に回転規制体A7を装着し、繰出容器本体Aを組み立てる。
組み上がった繰出容器本体Aは、化粧料を充填した後、ケース本体A1に蓋体B(図示なし)を装着することで、容器内を密閉して閉蓋される。
棒状化粧料Cを使用する際には、蓋体Bを繰出容器本体Aから外した後、ケース本体A1を手指等で把持して固定し、回転軸体A6の把持筒43を把持して、ケース本体A1に対して上から見て左回転させる。
回転軸体A6をケース本体A1に対して上から見て左回転させると、回転規制体A7のラチェット部23が回転する。
その後のラチェット部23の動きは、第1実施例と同様であり、係合爪28の傾斜面28bがケース本体A1の外周壁1の内周に設けたいずれかのラチェット歯6の傾斜面6bに当接していき、係合爪28を内側に押し、その力により、ラチェット部23の腕部27が変形し、当接したラチェット歯6に対して係合爪28および腕部27自体が内側に押されていく。
さらに回転させると、係合爪28がラチェット歯6を乗り越え、当接が外され、腕部27の変形が解かれ、ラチェット部23の腕部27自体が元に戻る。
ラチェット歯6と当接してラチェット部23の腕部27が変形して、腕部27の先端部が前後動し、使用者にクリック感を与えることができる。
また、回転軸体A6を上から見て左回転させることで、回転軸体A6の雄ネジ部17と、ケース本体A1とともに回転しない中皿体A4の内筒32の雌ネジ部34との螺合により、中皿体A4がケース本体A1内で上昇し、棒状化粧料Cをケース本体A1の外周壁1の開口から任意の高さ外に繰り出し、回転軸体A6の回転を止め、棒状化粧料Cを使用することができる。
使用後、蓋体Bをケース本体A1に装着し、閉蓋することで繰出容器本体A内が密封されるので、棒状化粧料Cの乾燥などを防ぎ、繰り返し開閉蓋をして使用することができる。
また、棒状化粧料C使用後、棒状化粧料Cをケース本体A1の外周壁1内に戻すために、回転軸体A6をケース本体A1に対して上から見て右回転しようとしても、回転規制体A7のラチェット部23の係合爪28の係止面28aがケース本体A1の外周壁1のいずれかのラチェット歯6の係止面6aに当接し、回転が阻止されるので、螺合による中皿体A4の下降が止められ、棒状化粧料Cをケース本体A1の外周壁1内に戻すことを防止している。
中皿体A4がケース本体A1内で上昇することにより、ケース本体A1の外周壁1内周のシール面5と中皿体A4の外筒30の外周の下端部面30aと、中皿体A4の内筒32の内周の下端部面32aと回転軸体A6の軸部42外周のシール面16とのそれぞれのシールが外される。
蓋体Bで閉蓋した後、容器を放置しておくと、図9で示すように、棒状化粧料Cが低粘度(水分量の多い)のものの場合、水分量や温度変化や湿度などにより化粧料が徐々に液状化し、その液がケース本体A1の外周壁1内周と中皿体A4の外筒30外周、および、中皿体A4の内筒32内周と回転軸体A6の軸部42外周との隙間から中皿体A4から下方に漏れ出て、さらにケース本体A1の底壁2の開口から下方に漏れ出すおそれがあるが、本実施例の繰出容器本体Aでは、回転軸体A6の嵌合筒40の環状シール部40aとケース本体A1の底壁2の下側シール筒8の内周下部とで、摺接可能にシールされているので、嵌合筒40より外側に液が漏れることを防ぎ、容器の外に液が漏れ出すことを防ぐことができる。
本実施例は、下側シール筒8と環状シール部40aとの間にわずかな隙間(1mm以下/最適な隙間は0.05mm)が設けられており、内容物が流出する可能性があるとしても、その量はわずかであり、また、内容物によっては流出せず、繰出容器本体Aの外部に流出することはない。わずかな隙間を設けることにより、下側シール筒8と環状シール部40aのスムーズな動きを確保することができる。
第2実施例においては、ケース本体A1の下側シール筒8と回転軸体A6の環状シール部40aとの間にわずかな隙間が設けられていたが、本実施例では、第2実施例と全体において同様であるが、図10のように、わずかな隙間をなくし、摺接して完全にシールを行うことも可能である。
それによって、完全な液漏れ防止が可能となるが、密接にシールし過ぎると、回転トルクが高くなって、回転軸体A6の回転操作が重くなる場合がある。
なお、上記第2および第3実施例では、繰り出した棒状化粧料Cを再度繰出容器本体A内に戻すことを防止するためにラチェット機構を有する回転規制体A7を使用するものであるが、ラチェット機構を有する回転規制体A7を使用しない繰出容器とすることも可能であり、その場合には、回転軸体A6の左回転で中皿体A4が上昇、右回転で中皿体A4が下降し、棒状化粧料Cの位置を任意に変えることができる。
本実施形態の繰出容器は、棒状化粧料などを繰り出すことができるとともに、繰り出した棒状化粧料を再度繰出容器本体内に戻すこと防止することができ、さらに容器外に液状化した化粧料が漏れ出すことがない繰出容器として好適に利用できる。
A 繰出容器本体
A1 ケース本体
A2、A6 回転軸体
A3 回転操作体
A4 中皿体
A5 回転体
A7 回転規制体
B 蓋体
C 棒状化粧料
D1 ケース体
D2 回転体
D3 中皿
1 外周壁
2 底壁
3 蓋装着部
4 案内リブ
5、16 シール面
6 ラチェット歯
6a、28a 係止面
6b、28b 傾斜面
7 係止突片
8 下側シール筒
10、40 嵌合筒
11 頂板部
12、42 軸部
13 ローレット部
14 嵌合突条
15 抜止突部
17 雄ネジ部
18 係止部
20、50 嵌合内筒
20a 環状シール部
21 上壁
22 操作筒
23 ラチェット部
24 内向きローレット部
25 嵌合凹部
26 支柱
27 腕部
28 係合爪
30 外筒
31 皿底壁
32 内筒
33 案内凹部
34 雌ネジ部
35 頂壁
36 側周壁
40a 環状シール部
41 横壁
43 把持筒
44 挿通窓
45 嵌合凹部
51 底壁
52 支柱筒
53 嵌合突条

Claims (9)

  1. 繰出容器本体と蓋体とからなる繰出容器において、
    繰出容器本体は、筒状のケース本体と、ケース本体内で回転不能かつ上下動可能に収容される中皿体と、中皿体を上下動する回転軸体を有するとともに、回転方向が一方向に規制される回転体とを備え、
    ケース本体は、外周壁と、外周壁内周から連設される底壁とからなり、
    底壁は、下面から垂設される下側シール筒を有し、
    回転体は、ケース本体の下側シール筒との間に1mm以下のわずかな隙間を設けて摺接可能な環状シール部を有することを特徴とする繰出容器。
  2. 回転体は、ケース本体内で回転自在に装着されるとともに、中皿体を上下動する回転軸体と、回転軸体下部に一体的に装着されるとともに、ケース本体下部で回転方向が一方向に規制される回転操作体とからなることを特徴とする請求項1に記載の繰出容器。
  3. 回転操作体は、回転軸体に装着される嵌合内筒を有し、
    嵌合内筒は、上端部に環状シール部を有することを特徴とする請求項2に記載の繰出容器。
  4. ケース本体の外周壁は、底壁より下方の内周に配設されるラチェット歯を有し、
    回転操作体は、ケース本体のラチェット歯と係合するラチェット部を有することを特徴とする請求項2または3に記載の繰出容器。
  5. 中皿体は、ケース本体の外周壁の内周で摺動する外筒と、外筒の内周下部に連設される皿底壁と、皿底壁の内縁に立設されるとともに、内周に雌ネジ部が螺設される内筒とからなり、
    回転軸体は、回転操作体の嵌合内筒が装着される嵌合筒と、嵌合筒から立設される軸部とからなり、
    軸部は、中皿体の雌ネジ部に螺合される雄ネジ部を有することを特徴とする請求項2~4のいずれかに記載の繰出容器。
  6. 回転体は、ケース本体内で回転自在に装着されるとともに、中皿体を上下動する回転軸体と、回転軸体下部に一体的に装着されるとともに、ケース本体下部で回転方向が一方向に規制される回転規制体とからなることを特徴とする請求項1に記載の繰出容器。
  7. 回転軸体は、回転規制体が装着される嵌合筒を有し、
    嵌合筒は、上端部に環状シール部を有することを特徴とする請求項6に記載の繰出容器。
  8. ケース本体の外周壁は、底壁より下方の内周に配設されるラチェット歯を有し、
    回転規制体は、ケース本体のラチェット歯と係合するラチェット部を有することを特徴とする請求項6または7に記載の繰出容器。
  9. 中皿体は、ケース本体の外周壁の内周で摺動する外筒と、外筒の内周下部に連設される皿底壁と、皿底壁の内縁に立設されるとともに、内周に雌ネジ部が螺設される内筒とからなり、
    回転軸体は、回転規制体が装着される嵌合筒と、中皿体の雌ネジ部に螺合される雄ネジ部を有する軸部とからなることを特徴とする請求項6~8のいずれかに記載の繰出容器。
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