JP7013831B2 - タンクおよび液体噴射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液体噴射装置に用いられるタンクに関する。
インク等の液体を噴射する液体噴射装置として、液体噴射ヘッドと、液体を収容するタンクと、これら液体噴射ヘッドとタンクとを接続しタンクから液体噴射ヘッドへと液体を供給するチューブとを備える液体噴射装置が種々提案されている。その一例として、特許文献1には、複合機が備える液体噴射装置としてのプリンターが開示されている。特許文献1のプリンターが備えるタンクは、底部のうち印刷ヘッドに近い側の端部にインクの供給口が設けられ、かかる供給口と、キャリッジに搭載された中継ユニットとが供給チューブにより接続され、タンク内のインクが供給チューブおよび中継ユニットを介して印刷ヘッドに供給される。
国際公開第2014/115506号
特許文献1のプリンターによれば、通常の使用状態において、タンクは印刷ヘッドよりも鉛直下方に位置している。しかし、タンクが印刷ヘッドよりも鉛直上方に位置する状況になった場合、衝撃が加わる等して印刷ヘッドのメニスカスが破壊され、印刷ヘッドおよび中継ユニット内のインクが漏れ出し、更にはタンク内のインクが供給チューブを介して印刷ヘッドから漏れ出すという問題がある。タンクが印刷ヘッドに対して鉛直上方に位置する状況としては、例えば、プリンターを段ボール等からなる収容箱に収容して搬送する際に、上面とすべき面を誤って側面として搬送する状況や、収容箱から取り出したプリンターを、上面とすべき面を誤って側面として設置する状況などが想定される。
上述の問題は、プリンターに限らず、任意の液体を吐出する液体噴射装置において共通する。そこで、液体噴射装置においてタンク内の液体が液体噴射ヘッドから漏れ出ることを抑制可能な技術が望まれている。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
[形態1]液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置に搭載されて用いられ、前記液体噴射ヘッドに液体を供給するタンクであって、
前記液体を収容する液体収容室と、
前記液体収容室に大気を導入するための大気導入口と、
前記液体収容室に前記液体を注入するための液体注入口と、
前記液体収容室から前記液体を流出させるための液体流出口と、
前記液体流出口から流出された前記液体を流通させる液体連通路と、
前記液体連通路の前記液体を前記液体噴射ヘッドに供給するための液体供給口と、
前記液体内の異物を除去するためのフィルターと、
前記液体収容室を構成する外壁部であって、前記液体噴射ヘッドから前記液体を噴射する使用状態において上方側に位置する上壁部と、前記使用状態において下方側に位置する底壁部と、前記上壁部と前記底壁部とにそれぞれ交差する第1側壁部と、前記上壁部と前記底壁部とにそれぞれ交差し、前記使用状態において前記第1側壁部よりも前記液体噴射ヘッドから遠くに位置する第2側壁部と、を有する外壁部と、
を備え、
前記液体連通路は、前記底壁部の外表面側に設けられている第1液体連通路と、前記第1側壁部の外表面側に設けられ、前記第1液体連通路と連通する第2液体連通路と、を有し、
前記液体流出口と前記フィルターとは、いずれも前記第1液体連通路のうち、前記第2側壁部側の端部に設けられ、
前記液体供給口は、前記液体連通路のうち、前記上壁部側に設けられており、
前記液体流出口は、前記液体収容室が予め定められた収容範囲の最高位まで前記液体で満たされた状態であり、且つ、前記第1側壁部が鉛直方向の下方側に位置する状態において、前記液体の液面よりも上方に位置する、
タンク。
[形態2]液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置に搭載されて用いられ、前記液体噴射ヘッドに液体を供給するタンクであって、
前記液体を収容する液体収容室と、
前記液体収容室に大気を導入するための大気導入口と、
前記液体収容室に前記液体を注入するための液体注入口と、
前記液体収容室から前記液体を流出させるための液体流出口と、
前記液体流出口から流出された前記液体を流通させる液体連通路と、
前記液体連通路の前記液体を前記液体噴射ヘッドに供給するための液体供給口と、
前記液体内の異物を除去するためのフィルターと、
前記液体収容室を構成する外壁部であって、前記液体噴射ヘッドから前記液体を噴射する使用状態において上方側に位置する上壁部と、前記使用状態において下方側に位置する底壁部と、前記上壁部と前記底壁部とにそれぞれ交差する第1側壁部と、前記上壁部と前記底壁部とにそれぞれ交差し、前記使用状態において前記第1側壁部よりも前記液体噴射ヘッドから遠くに位置する第2側壁部と、を有する外壁部と、
を備え、
前記液体連通路は、前記底壁部の外表面側に設けられている第1液体連通路と、前記第1側壁部の外表面側に設けられ、前記第1液体連通路と連通する第2液体連通路と、を有し、
前記液体流出口と前記フィルターとは、いずれも前記第1液体連通路のうち、前記第2側壁部側の端部に設けられ、
前記液体供給口は、前記液体連通路のうち、前記上壁部側に設けられており、 前記液体収容室には、前記大気導入口と連通する大気開放口が設けられ、
前記大気開放口は、前記液体収容室が予め定められた収容範囲の最高位まで前記液体で満たされた状態であり、且つ、前記第1側壁部が鉛直方向の下方側に位置する状態において、前記液体の液面よりも上方に位置する、
タンク。
(1)本発明の一形態によれば、液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置に搭載されて用いられ、前記液体噴射ヘッドに液体を供給するタンクが提供される。このタンクは、前記液体を収容する液体収容室と;前記液体収容室に大気を導入するための大気導入口と;前記液体収容室に前記液体を注入するための液体注入口と;前記液体収容室から前記液体を流出させるための液体流出口と;前記液体流出口から流出された前記液体を流通させる液体連通路と;前記液体連通路の前記液体を前記液体噴射ヘッドに供給するための液体供給口と;前記液体内の異物を除去するためのフィルターと;前記液体収容室を構成する外壁部であって、前記液体噴射ヘッドから前記液体を噴射する使用状態において上方側に位置する上壁部と、前記使用状態において下方側に位置する底壁部と、前記上壁部と前記底壁部とにそれぞれ交差する第1側壁部と、前記上壁部と前記底壁部とにそれぞれ交差し、前記使用状態において前記第1側壁部よりも前記液体噴射ヘッドから遠くに位置する第2側壁部と、を有する外壁部と;を備え;前記液体連通路は、前記底壁部の外表面側に設けられている第1液体連通路と、前記第1側壁部の外表面側に設けられ、前記第1液体連通路と連通する第2液体連通路と、を有し;前記液体流出口と前記フィルターとは、いずれも前記第1液体連通路のうち、前記第2側壁部側の端部に設けられ;前記液体供給口は、前記液体連通路のうち、前記上壁部側に設けられている。
上記形態のタンクによれば、液体流出口は、第1液体連通路のうち、第2側壁部側の端部、つまり、使用状態において第1側壁部よりも液体噴射ヘッドから遠くに位置する第2側壁部側の端部に設けられているので、タンクが液体噴射ヘッドよりも上方に位置する状況になった場合に、液体流出口を、タンクにおいて上方に位置することとなる第2側壁部側に配置させることができる。このため、液体収容室内の液体が液体流出口から流れ出すことを抑制でき、液体噴射装置においてタンク内の液体が液体噴射ヘッドから漏れ出ることを抑制できる。加えて、液体注入口から液体を注入する際、液体収容室内の液体に異物が混入しても、第1液体連通路にフィルターが設けられているので、液体連通路や液体噴射ヘッドが異物によって詰まってしまうことを抑制できる。
(2)上記形態のタンクにおいて、前記液体流出口は、前記液体収容室が予め定められた収容範囲の最高位まで前記液体で満たされた状態であり、且つ、前記第1側壁部が鉛直方向の下方側に位置する状態において、前記液体の液面よりも上方に位置してもよい。この形態のタンクによれば、液体流出口は、液体収容室が予め定められた収容範囲の最高位まで液体で満たされた状態であり、且つ、第1側壁部が鉛直方向の下方側に位置する状態において、液体の液面よりも上方に位置するので、かかる状態において、液体収容室内の液体が液体流出口から流れ出ることをより確実に抑制できる。
(3)上記形態のタンクにおいて、前記液体収容室は、前記外壁部によって囲まれた開口を有し;前記第1液体連通路は、前記底壁部の外表面側に設けられた第1溝を有し;前記第2液体連通路は、前記第1側壁部の外表面側に設けられた第2溝を有し;前記開口と、前記第1溝と、前記第2溝と、を覆うフィルムを、さらに備えてもよい。この形態のタンクによれば、液体収容室の一面と、第1液体連通路の一面と、第2液体連通路の一面とを一枚のフィルムより形成でき、タンクの製造コストの低減や製造時間の短縮化を図ることができる。また、外壁部、すなわち、液体収容室を構成する部位を、液体連通路を形成する壁の一部として利用できるため、外壁と液体連通路とを、それぞれ独立して形成する構成に比べて、タンクを小型化できると共に、タンクの製造時間を短縮化できる。
(4)上記形態のタンクにおいて、前記液体収容室には、前記大気導入口と連通する大気開放口が設けられ;前記大気開放口は、前記液体収容室が予め定められた収容範囲の最高位まで前記液体で満たされた状態であり、且つ、前記第1側壁部が鉛直方向の下方側に位置する状態において、前記液体の液面よりも上方に位置してもよい。この形態のタンクによれば、大気開放口は、液体収容室が予め定められた収容範囲の最高位まで液体で満たされた状態であり、且つ、第1側壁部が鉛直方向の下方側に位置する状態において、液体の液面よりも上方に位置するので、かかる状態において、液体収容室内の液体が大気開放口に流入して大気導入口から流れ出ることをより確実に抑制できる。
本発明は、種々の形態で実現することも可能である。例えば、上記のいずれかの形態のタンクと液体噴射ヘッドとを備える液体噴射装置、タンクまたは液体噴射装置の製造方法等の形態で実現することができる。
本発明の一実施形態としてのタンクを備える複合機の外観構成を示す斜視図である。 タンクの第1斜視図である。 タンクの第2斜視図である。 タンクの第1側面図である。 タンクの第2側面図である。 タンクの背面図である。 タンクの正面図である。 タンクの上面図である。 タンクの底面図である。 底壁部における液体流出口を中心とした領域を拡大して示す説明図である。 図10に示す11-11断面を示す断面図である。 使用状態におけるタンクと印刷ヘッドとの位置関係を示す説明図である。 倒置状態におけるタンクと印刷ヘッドとの位置関係を示す説明図である。 他の実施形態4における液体流出口の近傍を拡大して示す断面図である。
A.実施形態:
A-1.複合機10の全体構成:
図1は、本発明の一実施形態としてのタンク100を備える複合機10の外観構成を示す斜視図である。複合機10は、スキャナーユニット51と、プリンター11とを備える。複合機10において、スキャナーユニット51とプリンター11とは、互いに重ねられている。本実施形態において、プリンター11は、いわゆるインクジェット式プリンターとして構成されている。プリンター11は、後述の印刷ヘッド22からインクを噴射することにより、印刷用紙などの媒体に画像等を印刷できる。複合機10は、プリンター11がインクを噴射する状態(以下、「使用状態」と呼ぶ)において、プリンター11の鉛直上方にスキャナーユニット51が位置するように、机や台などに載置される。図1には、相互に直交する座標軸であるX軸、Y軸およびZ軸が表わされている。X-Y平面は、水平面と平行な面である。+Z方向は鉛直上方を示し、-Z方向は鉛直下方を示す。本実施形態において、+Z方向および-Z方向を合わせてZ軸方向とも呼ぶ。同様に+X方向および-X方向を合わせてX軸方向とも呼び、+Y方向および-Y方向を合わせてY軸方向とも呼ぶ。なお、図2以降の各図面に表わされるX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向は、いずれも図1のX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向とそれぞれ同じ方向を示す。プリンター11は、課題を解決するための手段における液体噴射装置の下位概念に相当する。
スキャナーユニット51は、イメージセンサーなどの図示しない撮像素子と、原稿台と、蓋とを備えるいわゆるフラットベッド式のスキャナー装置に該当する。スキャナーユニット51は、紙等の媒体に記録されている文字や画像等を撮像素子により撮像して画像データとして読み取る。スキャナーユニット51は、-Y方向の端部にX軸方向に沿った回転軸を有し、かかる回転軸を中心として回動可能に構成されている。スキャナーユニット51の図示しない原稿台のプリンター11側の面(-Z方向の面)は、プリンター11のハウジング15を覆い、プリンター11の蓋としても機能する。
プリンター11は、ハウジング15と、4つのタンク100K、100C、100M、100Yと、キャリッジ21と、4つの中継ユニット20K、20C、20M、20Yと、印刷ヘッド22と、チューブ30と、操作パネル13と、用紙排出口14とを備える。
ハウジング15は、プリンター11の外殻を構成する。ハウジング15は、4つのタンク100K、100C、100M、100Yと、キャリッジ21と、4つの中継ユニット20K、20C、20M、20Yと、印刷ヘッド22と、チューブ30とを収容する。本実施形態では、4つのタンク100K、100C、100M、100Yを総称して又はそれぞれを「タンク100」と呼ぶこともある。同様に、4つの中継ユニット20K、20C、20M、20Yを総称して又はそれぞれを「中継ユニット20」と呼ぶこともある。なお、図1では、ハウジング15の一部を破断し、また、一部を透視して表わしている。
ハウジング15は、上述の4つのタンク100等に加えて、インク噴射のタイミングおよび噴射量、印刷用紙の搬送量等を制御する図示しない制御部や、キャリッジ21を往復動作(走査)させるための図示しない搬送機構や、印刷用紙を搬送するための図示しない搬送機構なども収容している。ハウジング15は、タンク収容部17を備える。タンク収容部17は、使用状態において複合機10の正面側(+Y方向)に位置し、ハウジング15の他の部位に比べて+Y方向に突出している。タンク収容部17は、4つのタンク100をX軸方向に沿って並んで収容する。タンク収容部17の上方は開口しており、かかる開口は、蓋部16によって開閉可能に覆われている。蓋部16は、スキャナーユニット51と同様な方向に回動可能に構成されている。後述するように、各タンク100は、インクを再注入可能に構成されている。ユーザーは、蓋部16を回動させて各タンク100を露呈させ、所望するタンクにインクを再注入できる。
各タンク100は、互いに異なる色のインクを収容する。具体的には、タンク100Kは、黒色インクを収容する。また、タンク100Cはシアン色インクを、タンク100Mはマゼンタ色インクを、タンク100Yは黄色インクを、それぞれ収容する。タンク100Kは、中継ユニット20Kとチューブ30を介して接続されており、中継ユニット20Kに黒色インクを供給する。タンク100Cは、中継ユニット20Cとチューブ30を介して接続されており、中継ユニット20Cにシアン色インクを供給する。タンク100Mは、中継ユニット20Mとチューブ30を介して接続されており、中継ユニット20Mにマゼンタ色インクを供給する。タンク100Yは、中継ユニット20Yとチューブ30を介して接続されており、中継ユニット20Yに黄色インクを供給する。タンク100の詳細構成については、後述する。なお、チューブ30は、それぞれ合成ゴム等の可撓性を有する材料によって形成された合計4本のチューブからなる。
キャリッジ21は、ハウジング15内部において、X軸方向に沿って往復移動可能に構成されている。キャリッジ21には、4つの中継ユニット20と印刷ヘッド22とが搭載されている。キャリッジ21は、図示しない搬送機構により、X軸方向に沿って往復移動する。したがって、キャリッジ21および印刷ヘッド22の走査方向は、X軸方向と平行である。図1に示すように、本実施形態において、キャリッジ21および印刷ヘッド22は、各タンク100に対して、背面側(-Y方向)において、走査を行う。
印刷ヘッド22は、キャリッジ21の鉛直下方側において、鉛直下方に向けてインクを噴射可能に配置されている。印刷ヘッド22は、図示しない多数のノズルを有しており、キャリッジ21の往復移動の際にインクを噴射することにより、印刷用紙等の媒体に画像等を形成する。画像等が形成された印刷用紙は、用紙排出口14から排出される。印刷ヘッド22は、課題を解決する手段における液体噴射ヘッドの下位概念に相当する。
各中継ユニット20は、キャリッジ21においてX軸方向に沿って並んで配置されている。各中継ユニット20は、チューブ30を介して各タンク100に接続されている。また、各中継ユニット20は、印刷ヘッド22と接続されている。各中継ユニット20は、各タンク100から供給されるインクを一時的に貯留し、印刷ヘッド22からのインクの噴射に伴って印刷ヘッド22へとインクを供給する。
操作パネル13は、使用状態において複合機10の正面側(+Y方向)に位置している。操作パネル13は、電源ボタンやその他の操作ボタンが設けられている。複合機10のユーザーは、操作パネル13に対面した状態で、各種操作ボタンを操作できる。
A-2.タンクの詳細構成:
図2は、タンク100の第1斜視図である。図3は、タンク100の第2斜視図である。図4は、タンク100の第1側面図である。図5は、タンク100の第2側面図である。図6は、タンク100の背面図である。図7は、タンク100の正面図である。図8は、タンク100の上面図である。図9は、タンク100の底面図である。なお、図1に示すように、使用状態において、+Y方向側に位置する面は、タンク100の正面に該当する。また、この状態において、-Y方向側に位置する面は、タンク100の背面に該当する。
図2および図3に示すように、タンク100は、ケース101と、第1シート部材102と、第2シート部材103と、第3シート部材104と、フィルター170とを備える。
ケース101は、ナイロンやポリプロピレン等の合成樹脂により構成されている。ケース101は、液体注入口150と、大気導入口160と、液体供給口140とを備える。ケース101は、図2に示すように-X方向に露呈する開口部を備え、また、図3に示すように、+X方向に露呈する開口部および-Z方向に露呈する開口部を備える。これらの開口部内には、多数の溝やリブ状の構造が形成されている。これらの開口部を覆うように第1シート部材102、第2シート部材103および第3シート部材104が配置されて各シート部材102、103、104の縁部が開口部の縁部に溶着されることにより、タンク100の内部には、様々な部屋や通路が形成されている。具体的には、タンク100は、液体収容室110と、気液交換流路151と、第1大気連通部161と、第2大気連通部162と、液体連通路130とを備える。各シート部材102、103、104は、いずれも合成樹脂によりフィルム状に形成されており、可撓性を有する。かかる合成樹脂としては、例えば、ナイロンやポリプロピレンを採用してもよい。
液体収容室110は、インクを収容する。図2に示すように、液体収容室110は、外壁部119と第1シート部材102とにより構成されている。図2ないし図9に示すように、外壁部119は、上壁部113と、底壁部114と、第1側壁部111と、第2側壁部112と、第3側壁部115とを備える。
図2ないし図7に示すように、上壁部113は、使用状態において、外壁部119における+Z方向の端部に位置している。上壁部113の上方には第2大気連通部162が配置されているため、上壁部113は、外部に露呈していない。
図3ないし図5に示すように、底壁部114は、使用状態において、外壁部119における-Z方向の端部に位置している。したがって、上壁部113と底壁部114とは、液体収容室110内のインクを挟んで互いに対峙する位置に配置されている。底壁部114のうちの-X方向の端部寄りの部分の下方(-Z方向)には、液体連通路130(後述の第1液体連通路131)が配置されているため、底壁部114のうちのかかる部分は、外部に露呈していない。
図9に示すように、底壁部114には、液体流出口120が形成されている。液体流出口120は、底壁部114の厚さ方向(Z軸方向)の貫通孔として形成されている。液体流出口120の平面視形状は、矩形である。液体流出口120は、液体収容室110からインクを流出させる。
図10は、底壁部114における液体流出口120を中心とした領域を拡大して示す説明図である。図9および図10に示すように、液体流出口120に対して+Y方向には、開口121が形成されている。開口121は、液体連通路130(後述の第1液体連通路131の開口122)に連通する。
図3に示すように、液体流出口120を-Z方向側から覆うように、フィルター170が配置されている。フィルター170は、液体流出口120から流出するインク内の異物を除去する。液体流出口120の周りには、液体流出口120を取り囲んで-Z方向に突出する突出部124が形成されている。第3シート部材104の平面視形状は、突出部124の平面視形状と略一致する。第3シート部材104は、突出部124を-Z方向側から覆って、突出部124の-Z方向の縁部に溶着されている。これにより、液体流出口120から流出してフィルター170を通過した後のインクが外部へと漏れ出ることが抑制される。
図2および図4に示すように、第1側壁部111は、使用状態において、外壁部119における背面側(-Y方向)の端部に位置している。第1側壁部111は、上壁部113と底壁部114とにそれぞれ交差する。本実施形態において、壁部同士が「交差する」とは、両方の壁部の端部同士が接し、且つ、各壁部を延長させて得られる仮想的な壁部同士が交わる状態を意味する。第1側壁部111のうちの-X方向の端部寄りの部分の背面側(-Y方向)には、液体連通路130(後述の第2液体連通路132)が配置されているため、第1側壁部111のうちのかかる部分は、外部に露呈していない。
図2ないし図4に示すように、第2側壁部112は、使用状態において、外壁部119における正面側(+Y方向)の端部に位置し、外部に露呈している。第2側壁部112は、第1側壁部111と同様に、上壁部113と底壁部114とにそれぞれ交差する。第1側壁部111と第2側壁部112とは、液体収容室110内のインクを挟んで互いに対峙する位置に配置されている。図1から理解できるように、本実施形態において、第2側壁部112は、使用状態において、第1側壁部111よりも印刷ヘッド22から遠くに位置している。
液体注入口150は、液体収容室110内にインクを注入するために用いられる。図2および図4ないし図6に示すように、液体注入口150は、タンク100における+Z方向の端部のうち、正面側(+Y方向)の端部において+Z方向に突出している。ユーザーは、各タンク100内に収容されているインク量が減少した場合、インクが充填されている図示しないボトルを液体注入口150に接続し、液体収容室110内にインクを再充填することができる。図5に示すように、液体注入口150は、気液交換流路151と連通する。気液交換流路151は、液体注入口150から注がれるインクと、液体収容室110内の気体とを交換する。気液交換流路151は、Z軸方向に延びる2つの流路から成る。気液交換流路151の+Z方向の端部は液体注入口150と連通し、-Z方向の端部は、液体収容室110内に設けられた開口152と連通する。液体注入口150から液体収容室110にインクが注入される際に、気液交換流路151を構成する2つの流路のうちの一方の流路は、インクを液体収容室110へと導き、他方の流路は、液体収容室110内の気体を外部(図示しないボトル内)へと排出する。インクの再注入が進んで、インクの液面が開口152を覆うと、インクと液体収容室110内の気体との交換ができなくなるため、インクの再注入はそれ以上できなくなる。
大気導入口160は、液体収容室110内に大気を導入するために用いられる。図2および図4ないし図6に示すように、大気導入口160は、タンク100における+Z方向の端部のうち、Y軸方向における略中央部分において+Z方向に突出している。
図3および図5に示すように、第1大気連通部161は、ケース101における+X方向に露呈した開口部と第2シート部材103とにより構成されている。図2および図4に示すように、第2大気連通部162は、ケース101における-X方向に露呈した開口部と第1シート部材102とにより構成されている。図4および図5に示すように、ケース101には、第1大気連通部161と第2大気連通部162とを連通する厚さ方向(X軸方向)の複数の貫通孔が形成されている。また、ケース101には、大気開放口163が形成されている。大気開放口163は、第1大気連通部161と液体収容室110とを連通する厚さ方向の貫通孔として形成されている。したがって、大気導入口160から導入された大気は、第1大気連通部161、第2大気連通部162、複数の貫通孔、および大気開放口163を介して液体収容室110内に供給される。本実施形態において、大気導入口160、第1大気連通部161、第2大気連通部162、複数の貫通孔、および大気開放口163からなる大気の導入路を、「大気導入路」とも呼ぶ。第1大気連通部161および第2大気連通部162は、使用状態における上下および前後に複雑に折れ曲がった流路と、インクを一時的に貯留する部屋とを備える。かかる部屋は、液体収容室110内のインクが大気開放口163から大気導入路に流入した場合に、流入したインクを一時的に貯留して、タンク100の外部へと流出することを抑制する。
液体供給口140は、タンク100から外部へのインクの流出口に相当する。液体供給口140は、チューブ30に挿入され、液体収容室110内のインクをチューブ30へと供給する。図4に示すように、液体供給口140は、タンク100における+Z方向の端部のうち、背面側(-Y方向)の端部において+Z方向に突出している。液体供給口140は、液体連通路130の一端と連通している。
液体連通路130は、液体流出口120から流出されたインクを流通させる。図2および図4に示すように、液体連通路130は、第1液体連通路131と、第2液体連通路132とを備える。
図2および図4に示すように、第1液体連通路131は、底壁部114の外表面側(-Z方向)に設けられている。より具体的には、図9に示すように、第1液体連通路131は、底壁部114における-X方向の端部において、Y軸方向に沿って形成されている。図4に示すように、第1液体連通路131の+Y方向の端部には、開口122が設けられている。図10に示すように、開口122は、液体流出口120の近傍に設けられた上述の開口121と連通する。
図11は、図10に示す11-11断面を示す断面図である。図10では、液体収容室110から流出するインクの流れFIの一部を太線の矢印で示している。液体収容室110内のインクは、液体流出口120から流出してフィルター170を通過する。そして、インクは、突出部124と第3シート部材104とで囲まれた領域を通って開口121に至る。上述のように開口121と開口122とは連通しているため、開口121に流入したインクは開口122から第1液体連通路131へと流入する。なお、液体流出口120から開口122までに至るインク流路は、第1液体連通路131の一部を構成している。
図2および図4に示すように、第1液体連通路131の-Y方向の端部は、第1液体連通路131の-Z方向の端部と連通している。第2液体連通路132は、第1側壁部111の外表面側(-Y方向)に設けられている。より具体的には、図6に示すように、第2液体連通路132は、第1側壁部111における-X方向の端部において、Z軸方向に沿って形成されている。図4に示すように、第2液体連通路132の両端のうち、第1液体連通路131と連通する端部とは異なる端部は、液体供給口140と連通している。したがって、液体流出口120から第1液体連通路131へと流入したインクは、第2液体連通路132を通って液体供給口140へと排出される。
図2および図4に示すように、第1液体連通路131は、底壁部114の外表面側に設けられた+X方向を深さ方向としてY軸方向に沿って延設された溝(以下、「第1溝」とも呼ぶ)を有し、第2液体連通路132は、第1側壁部111の外表面側に設けられた+X方向を深さ方向としてX軸方向に沿って形成された溝(以下、「第2溝」とも呼ぶ)を有する。そして、第1溝および第2溝が第1シート部材102により覆われることにより、第1液体連通路131および第2液体連通路132が形成されている。このような構成により、第1液体連通路131の一面と、第2液体連通路132の一面とを単一の第1シート部材102により形成できるため、タンク100の製造コストの低減や製造時間の短縮化を図ることができる。また、底壁部114の-Z方向側の壁を、第1液体連通路131を形成する壁の一部として利用し、第1側壁部111の-Y方向側の壁を、第2液体連通路132を形成する壁の一部として利用できるので、底壁部114と上壁部113とを独立して構成し、また、第1側壁部111と第2液体連通路132とを独立して形成する構成に比べて、タンク100を小型化できると共に、タンク100の製造時間を短縮化できる。
A-3.使用状態におけるタンク100と印刷ヘッド22との位置関係:
図12は、使用状態におけるタンク100と印刷ヘッド22との位置関係を示す説明図である。図12では、チューブ30の形状は、模式的に表わされている。また、説明の便宜上、液体流出口120は、破線で表わされている。また、図示の便宜上、中継ユニット20を省略すると共に、印刷ヘッド22を模式的に破線で示している。
図12では、液体収容室110が予め定められた収容範囲の最高位FL1までインクで満たされた状態を示している。本実施形態において最高位FL1は、開口152の下端を通るX-Y平面と平行な面として予め定められている。上述のように、インクの液面が開口152を覆うと、インクと液体収容室110内の気体との交換ができなくなるため、インクの再注入はそれ以上できなくなる。そこで、本実施形態では、開口152の下端を通るX-Y平面と平行な面を最高位FL1として予め定められている。
図12に示すように、使用状態において、印刷ヘッド22は、液体流出口120よりも鉛直上方に位置している。したがって、使用状態においてインクを噴射していない期間に、プリンター11に衝撃が加わって印刷ヘッド22のメニスカスが破れた場合であっても、水頭圧により液体収容室110のインクが印刷ヘッド22から流れ出ることは抑制される。
A-4.倒置状態におけるタンク100と印刷ヘッド22との位置関係:
図13は、プリンター11が傾倒して配置された状態(以下、「倒置状態」と呼ぶ)におけるタンク100と印刷ヘッド22との位置関係を示す説明図である。図13では、図12と同様に、チューブ30の形状は、模式的に表わされている。また、説明の便宜上、液体流出口120は、破線で表わされている。
図13に示す倒置状態では、キャリッジ21および印刷ヘッド22が、タンク100に対して鉛直下方に位置している。このような倒置状態は、例えば、複合機10が段ボール等により形成された収容箱に収容されて搬送される際に、複合機10の背面側が鉛直下方となるように搬送される場合などに起こり得る。なお、図13では、図12に示すように最高位FL1までインクが満たされた状態で傾倒して配置された場合を表している。
このような倒置状態では、液体収容室110内のインク液面の位置FL2は、印刷ヘッド22よりも鉛直上方に位置している。しかし、この状態において、印刷ヘッド22のメニスカスが破れたとしても、液体収容室110内のインクが印刷ヘッド22から流れ出ることは抑制される。これは、倒置状態において、液体流出口120がタンク100における鉛直上方に位置するため、液体収容室110内のインクが液体流出口120から流出しないためである。特に、本実施形態では、液体流出口120は、液体収容室110が予め定められた収容範囲の最高位FL1まで液体が満たされた状態であり、且つ、第1側壁部111が鉛直下方側に位置する状態において、インクの液面(位置FL2)よりも上方に位置するため、倒置状態において、液体流出口120からのインクの流出がより確実に抑制される。
また、液体流出口120に加えて、大気開放口163も、図13に示す倒置状態、すなわち、液体収容室110が予め定められた収容範囲の最高位FL1まで液体が満たされた状態であり、且つ、第1側壁部111が鉛直下方側に位置する状態において、インクの液面(位置FL2)よりも上方に位置している。このように大気開放口163の位置を設定することにより、液体収容室110内のインクが大気開放口163から大気導入路に流入することを抑制できる。
なお、倒置状態では、フィルター170にインクの液圧が掛かかりにくくなると共に、フィルター170の存在によってフィルター170が無い構成に比べて流路抵抗が増大する。このため、液体連通路130にインクが流れ込むことをより抑制でき、印刷ヘッド22においてノズルのメニスカスをより壊れにくくできる。
以上説明した第1実施形態のタンク100によれば、液体流出口120は、第1液体連通路131のうち、第2側壁部112側の端部、つまり、使用状態において第1側壁部111よりも印刷ヘッド22から遠くに位置する第2側壁部112側の端部に設けられているので、タンク100が印刷ヘッド22よりも上方に位置する状況になった場合に、液体流出口120を、タンクにおいて上方に位置することとなる第2側壁部112側に配置させることができる。このため、液体収容室110内の液体が液体流出口120から流れ出すことを抑制でき、プリンター11においてタンク100内のインクが印刷ヘッド22から漏れ出ることを抑制できる。加えて、液体注入口150からインクを注入する際に、液体収容室110内のインクに異物が混入しても、第1液体連通路131にフィルター170が設けられているので、液体連通路130や印刷ヘッド22が異物によって詰まってしまうことを抑制できる。
また、液体流出口120は、液体収容室110が予め定められた収容範囲の最高位FL1までインクで満たされた状態であり、且つ、第1側壁部111が鉛直方向の下方側に位置する状態において、インクの液面(位置FL2)よりも上方に位置するので、かかる状態において、液体収容室110内のインクが液体流出口120から流れ出ることを、確実に抑制できる。
また、液体収容室110の一面と、第1液体連通路131の一面と、第2液体連通路132の一面とを一枚のフィルム(第1シート部材102)により形成でき、タンク100の製造コストの低減や製造時間の短縮化を図ることができる。また、外壁部119、すなわち、液体収容室110を構成する部位を、液体連通路130を形成する壁の一部として利用できるため、外壁部119と液体連通路130とを、それぞれ独立して形成する構成に比べて、タンク100を小型化できると共に、タンク100の製造時間を短縮化できる。
また、フィルター170を液体流出口120(突出部124)に接して配置するので、フィルター170を液体連通路130における他の部位に配置する構成に比べて、構造を簡素化でき、タンク100の製造コストの低減、およびタンク100の小型化を図ることができる。
B.他の実施形態:
B-1.他の実施形態1:
上記実施形態では、タンク100は、使用状態において印刷ヘッド22よりも正面側(+Y方向)に位置していたが、本発明はこれに限定されない。例えば、印刷ヘッド22よりも背面側(-Y方向)に位置してもよい。また、例えば、印刷ヘッド22よりも+X方向側に位置したり、印刷ヘッド22よりも+Z方向側に位置したりしてもよい。これらの各構成においても、第2側壁部112は、使用状態において、第1側壁部111よりも印刷ヘッド22から遠くに位置することにより、印刷ヘッド22がタンク100よりも下方に位置する倒置状態になった場合に、液体収容室110内のインクが印刷ヘッド22から漏れ出ることを抑制できる。
B-2.他の実施形態2:
上記実施形態では、液体流出口120は、液体収容室110が予め定められた収容範囲の最高位FL1までインクで満たされた状態であり、且つ、第1側壁部111が鉛直方向の下方側に位置する状態において、インクの液面(位置FL2)よりも上方に位置していたが、本発明はこれに限定されない。かかる状態において、インクの液面よりも下方に位置してもよい。この構成においても、液体流出口120は、第1液体連通路131のうち、第2側壁部112側の端部、つまり、使用状態において第1側壁部111よりも印刷ヘッド22から遠くに位置する第2側壁部112側の端部に設けられているので、第1側壁部111側の端部に設けられている構成に比べて、液体収容室110内のインクが印刷ヘッド22から漏れ出ることを抑制できる。同様に、大気開放口163についても、液体収容室110が予め定められた収容範囲の最高位FL1までインクで満たされた状態であり、且つ、第1側壁部111が鉛直方向の下方側に位置する状態において、インクの液面よりも下方に位置してもよい。
B-3.他の実施形態3:
上記実施形態では、底壁部114の-Z方向側の壁は、第1液体連通路131を形成する壁の一部として用いられ、第1側壁部111の-Y方向側の壁は、第2液体連通路132を形成する壁の一部として用いられていたが、本発明はこれに限定されない。底壁部114と第1液体連通路131とは、互いに独立した構造であってもよい。同様に、第1側壁部111と第2液体連通路132とは、互いに独立した構造であってもよい。
B-4.他の実施形態4:
上記実施形態では、フィルター170は、液体収容室110の外部に設けられていたが、液体収容室110の内部に設けられてもよい。図14は、他の実施形態4における液体流出口120の近傍を拡大して示す断面図である。図14では、図11と同様な位置での断面を示している。図14に示す例では、フィルター170aは、液体収容室110内に設けられている。このような構成により、仮に、フィルター170a自身の劣化により、フィルター170aの端部から破片等の異物が生じて液体収容室110内のインクに混ざったとしても、フィルター170a自身によりかかる異物を補足することができる。このため、印刷ヘッド22に異物が流出することを抑制でき、印刷ヘッド22におけるノズルの詰まり等が生じることを抑制できる。また、このような構成により、液体流出口120を含めた印刷ヘッド22までのインク流路内の任意の位置にフィルターが設けられない構成においても、印刷ヘッド22に供給されるインクに異物が混入することを抑制できる。
B-5.他の実施形態5:
上記実施形態において、液体供給口140は、第2液体連通路132の上方側(上壁部113側)の端部に設けられていたが、本発明はこれに限定されない。第2液体連通路132における端部を除く上方側、Z軸方向の中央部、または下方側に設けられていてもよい。
B-6.他の実施形態6:
本発明は、インクジェット式プリンターに用いられるタンクに限らず、インク以外の他の液体を噴射する任意の液体噴射装置に用いられるタンクにも適用することができる。例えば、以下のような各種の液体噴射装置に用いられるタンクに適用可能である。
(1)ファクシミリ装置等の画像記録装置
(2)液晶ディスプレイ等の画像表示装置用のカラーフィルターの製造に用いられる色材噴射装置
(3)有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイや、面発光ディスプレイ (Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材噴射装置
(4)バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を吐出する液体噴射装置
(5)精密ピペットとしての試料噴射装置
(6)潤滑油の噴射装置
(7)樹脂液の噴射装置
(8)時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を噴射する液体噴射装置
(9)光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂液等の透明樹脂液を基板上に噴射する液体噴射装置
(10)基板などをエッチングするために酸性又はアルカリ性のエッチング液を噴射する液体噴射装置
(11)他の任意の微小量の液滴を吐出させる液体噴射ヘッドを備える液体噴射装置。
なお、「液滴」とは、液体噴射装置から噴射される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう「液体」とは、液体噴射装置が噴射させることができるような材料であれば良い。例えば、「液体」は、物質が液相であるときの状態の材料であれば良く、粘性の高い又は低い液状態の材料、及び、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような液状態の材料も「液体」に含まれる。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなども「液体」に含まれる。また、液体の代表的な例としては上記実施形態で説明したようなインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種の液体状組成物を包含するものとする。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
10…複合機、11…プリンター、13…操作パネル、14…用紙排出口、15…ハウジング、16…蓋部、17…タンク収容部、20…中継ユニット、20C…中継ユニット、20K…中継ユニット、20M…中継ユニット、20Y…中継ユニット、21…キャリッジ、22…印刷ヘッド、30…チューブ、51…スキャナーユニット、100…タンク、100C…タンク、100K…タンク、100M…タンク、100Y…タンク、101…ケース、102…第1シート部材、103…第2シート部材、104…第3シート部材、110…液体収容室、111…第1側壁部、112…第2側壁部、113…上壁部、114…底壁部、115…第3側壁部、119…外壁部、120…液体流出口、121…開口、122…開口、124…突出部、130…液体連通路、131…第1液体連通路、132…第2液体連通路、140…液体供給口、150…液体注入口、151…気液交換流路、152…開口、160…大気導入口、161…第1大気連通部、162…第2大気連通部、163…大気開放口、170…フィルター、170a…フィルター、FI…インクの流れ、FL1…最高位、FL2…位置

Claims (4)

  1. 液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置に搭載されて用いられ、前記液体噴射ヘッドに液体を供給するタンクであって、
    前記液体を収容する液体収容室と、
    前記液体収容室に大気を導入するための大気導入口と、
    前記液体収容室に前記液体を注入するための液体注入口と、
    前記液体収容室から前記液体を流出させるための液体流出口と、
    前記液体流出口から流出された前記液体を流通させる液体連通路と、
    前記液体連通路の前記液体を前記液体噴射ヘッドに供給するための液体供給口と、
    前記液体内の異物を除去するためのフィルターと、
    前記液体収容室を構成する外壁部であって、前記液体噴射ヘッドから前記液体を噴射する使用状態において上方側に位置する上壁部と、前記使用状態において下方側に位置する底壁部と、前記上壁部と前記底壁部とにそれぞれ交差する第1側壁部と、前記上壁部と前記底壁部とにそれぞれ交差し、前記使用状態において前記第1側壁部よりも前記液体噴射ヘッドから遠くに位置する第2側壁部と、を有する外壁部と、
    を備え、
    前記液体連通路は、前記底壁部の外表面側に設けられている第1液体連通路と、前記第1側壁部の外表面側に設けられ、前記第1液体連通路と連通する第2液体連通路と、を有し、
    前記液体流出口と前記フィルターとは、いずれも前記第1液体連通路のうち、前記第2側壁部側の端部に設けられ、
    前記液体供給口は、前記液体連通路のうち、前記上壁部側に設けられており
    前記液体流出口は、前記液体収容室が予め定められた収容範囲の最高位まで前記液体で満たされた状態であり、且つ、前記第1側壁部が鉛直方向の下方側に位置する状態において、前記液体の液面よりも上方に位置する、
    タンク。
  2. 液体噴射ヘッドを有する液体噴射装置に搭載されて用いられ、前記液体噴射ヘッドに液体を供給するタンクであって、
    前記液体を収容する液体収容室と、
    前記液体収容室に大気を導入するための大気導入口と、
    前記液体収容室に前記液体を注入するための液体注入口と、
    前記液体収容室から前記液体を流出させるための液体流出口と、
    前記液体流出口から流出された前記液体を流通させる液体連通路と、
    前記液体連通路の前記液体を前記液体噴射ヘッドに供給するための液体供給口と、
    前記液体内の異物を除去するためのフィルターと、
    前記液体収容室を構成する外壁部であって、前記液体噴射ヘッドから前記液体を噴射する使用状態において上方側に位置する上壁部と、前記使用状態において下方側に位置する底壁部と、前記上壁部と前記底壁部とにそれぞれ交差する第1側壁部と、前記上壁部と前記底壁部とにそれぞれ交差し、前記使用状態において前記第1側壁部よりも前記液体噴射ヘッドから遠くに位置する第2側壁部と、を有する外壁部と、
    を備え、
    前記液体連通路は、前記底壁部の外表面側に設けられている第1液体連通路と、前記第1側壁部の外表面側に設けられ、前記第1液体連通路と連通する第2液体連通路と、を有し、
    前記液体流出口と前記フィルターとは、いずれも前記第1液体連通路のうち、前記第2側壁部側の端部に設けられ、
    前記液体供給口は、前記液体連通路のうち、前記上壁部側に設けられており、 前記液体収容室には、前記大気導入口と連通する大気開放口が設けられ、
    前記大気開放口は、前記液体収容室が予め定められた収容範囲の最高位まで前記液体で満たされた状態であり、且つ、前記第1側壁部が鉛直方向の下方側に位置する状態において、前記液体の液面よりも上方に位置する、
    タンク。
  3. 請求項1または請求項2に記載のタンクにおいて、
    前記液体収容室は、前記外壁部によって囲まれた開口を有し、
    前記第1液体連通路は、前記底壁部の外表面側に設けられた第1溝を有し、
    前記第2液体連通路は、前記第1側壁部の外表面側に設けられた第2溝を有し、
    前記開口と、前記第1溝と、前記第2溝と、を覆うフィルムを、さらに備える、
    タンク。
  4. 請求項1から請求項までのいずれか一項に記載のタンクと、
    前記液体噴射ヘッドと、
    を備える液体噴射装置。
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