JP2019084694A - カートリッジ - Google Patents

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石澤 卓
Taku Ishizawa
卓 石澤
徹也 ▲高▼本
徹也 ▲高▼本
Tetsuya Takamoto
教幸 深澤
Noriyuki Fukazawa
教幸 深澤
田中 良一
Ryoichi Tanaka
良一 田中
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Abstract

【課題】液体収容室の底面における液体供給口から遠い位置に、液体が残留することを抑制する。【解決手段】液体噴射装置に装着されるカートリッジ5は、液体を収容するための液体収容室20a,b,cと、液体収容室の底面に連通し、液体噴射装置に液体を供給する液体供給口30a,b,cとを有する液体貯留部10a,b,cを3以上備える。3以上の液体貯留部が予め定められた配列方向に配列されており、配列方向において、3以上の液体収容室の上面の中心の間隔である第1の間隔P1は一定であり、3以上の液体収容室の底面の中心の間隔である第2の間隔P2は一定であり、第2の間隔は、第1の間隔よりも狭く、配列方向において、3以上の液体収容室の側面のうち最も外側に配置される側面は、底面側から上面側にかけて液体収容室の外側に向かって傾斜しており、液体供給口のそれぞれの中心の位置は、液体収容室の底面のそれぞれの中心の位置と一致する。【選択図】図4

Description

本発明は、液体噴射装置に装着されるカートリッジに関する。
液体噴射装置に装着されるカートリッジに関して、例えば、特許文献1には、複数のインク収容室が並んで配列されたインクカートリッジが開示されている。
特開2000−33708号公報
特許文献1に記載されたカートリッジでは、各インク収容室(液体収容室)の容積を確保するために、インク収容室の配列間隔がインク供給口(液体供給口)の配列間隔よりも大きい。そのため、液体収容室の底面の中心の位置と液体供給口の中心の位置とにずれが生じており、液体収容室の配列方向において、液体供給口の中心から遠い液体収容室内の位置に液体が残りやすい。
本発明は、上述の課題の少なくとも一部を解決するためになされたものであり、以下の形態として実現することが可能である。
(1)本発明の一形態によれば、液体噴射装置に装着されるカートリッジが提供される。このカートリッジは、液体を収容するための液体収容室と;前記液体収容室の底面に連通し、前記液体噴射装置に前記液体を供給する液体供給口と;を有する液体貯留部を3以上備える。3以上の前記液体貯留部が予め定められた配列方向に配列されており;前記配列方向において、3以上の前記液体収容室の上面の中心の間隔である第1の間隔は一定であり;前記配列方向において、3以上の前記液体収容室の前記底面の中心の間隔である第2の間隔は一定であり;前記第2の間隔は、前記第1の間隔よりも狭く;前記配列方向において、3以上の前記液体収容室の側面のうち最も外側に配置される前記側面は、前記底面側から前記上面側にかけて前記液体収容室の外側に向かって傾斜しており;前記配列方向において、前記液体供給口のそれぞれの中心の位置は、前記液体収容室の前記底面のそれぞれの中心の位置と一致する。この形態のカートリッジによれば、液体収容室の配列方向における各液体収容室の側面のうち、最も外側に配置された側面が、底面側から上面側にかけて液体収容室の外側に向かって傾斜しており、また、液体収容室の底面の中心の位置と液体供給口の中心の位置とが一致している。このため、液体収容室の容積を確保することができるとともに、液体収容室の配列方向における液体供給口の中心から遠い液体収容室内の位置に液体が残ることを抑制できる。
(2)上記形態のカートリッジにおいて、前記配列方向において向かい合う前記液体収容室の一対の側面の間隔が、前記上面側よりも前記底面側の方が狭くなるように、前記一対の側面のうちの少なくとも一方の側面が傾斜してもよい。この形態のカートリッジによれば、液体収容室の配列方向において向かい合う各液体収容室の一対の側面の間隔が、上面側よりも底面側の方が狭くなるように、一対の側面のうちの少なくとも一方の側面が傾斜しているため、液体供給口の中心の位置と液体収容室の中心の位置とを容易に一致させることができる。
(3)上記形態のカートリッジにおいて、前記液体収容室は、前記配列方向において向かい合う一対の側面である第1の側面と第2の側面とを有し、前記第1の側面は、前記底面側から前記上面側にかけて前記液体収容室の外側に向かって傾斜しており、前記第2の側面は、前記底面側から前記上面側にかけて前記液体収容室の外側に向かって傾斜してもよい。この形態のカートリッジによれば、各液体収容室における、第1の側面と第2の側面とが、底面側から上面側にかけて液体収容室の外側に向かって傾斜しているため、液体供給口に液体がより集まりやすい。このため、液体収容室内に液体が残留することをより抑制できる。
(4)上記形態のカートリッジにおいて、前記液体収容室は、前記配列方向において向かい合う一対の側面である第1の側面と第2の側面とを有し、前記底面に対する前記第1の側面の傾斜角と、前記底面に対する前記第2の側面の傾斜角とが異なってもよい。この形態のカートリッジによれば、各液体収容室における、底面に対する第1の側面の傾斜角と、底面に対する第2の側面の傾斜角とを、それぞれ異なる角度にできるため、カートリッジの設計自由度を向上させることができる。
(5)上記形態のカートリッジにおいて、前記液体収容室は、前記配列方向において向かい合う一対の側面である第1の側面と第2の側面とを有し、一の液体収容室における前記底面に対する前記第1の側面の傾斜角と、前記一の液体収容室に隣接する他の液体収容室における前記底面に対する前記第1の側面の傾斜角とが異なってもよい。この形態のカートリッジによれば、一の液体収容室における底面に対する第1の側面の傾斜角と、隣接する他の液体収容室における底面に対する第1の側面の傾斜角とを、それぞれ異なる角度にできるため、カートリッジの設計自由度を向上させることができる。
(6)上記形態のカートリッジにおいて、前記液体収容室の前記上面の前記配列方向におけるそれぞれの幅は同一であり、前記液体収容室の前記底面の前記配列方向におけるそれぞれの幅は同一であってもよい。この形態のカートリッジによれば、液体収容室の配列方向において、各液体収容室の上面の幅は同一であるとともに、各液体収容室の底面の幅は同一であるため、各液体収容室の容積を揃えることができる。
(7)上記形態のカートリッジにおいて、前記液体収容室の前記底面に、多孔質部材により形成されたフィルターを備えてもよい。この形態のカートリッジによれば、液体収容室の底面に残留した液体が、フィルターの毛管力によって液体供給口の中心の方向に吸引される。このため、液体収容室内に液体が残留することをより抑制できる。
本発明は、カートリッジ以外の種々の形態で実現することも可能である。例えば、液体容器等の形態で実現することができる。
液体噴射システムの構成を示す斜視図。 第1実施形態のカートリッジの外形を示す斜視図。 第1実施形態のカートリッジにおける液体貯留部の構成を示す断面模式図。 第1実施形態のカートリッジにおける液体貯留部の配列を示す断面模式図。 第2実施形態のカートリッジにおける液体貯留部の配列を示す断面模式図。 第3実施形態のカートリッジにおける液体貯留部の配列を示す断面模式図。
A.第1実施形態
図1は、液体噴射システム100の構成を示す斜視図である。図1には、互いに直交するXYZ軸が描かれている。図1のXYZ軸は他の図のXYZ軸に対応している。これ以降に示す図についても必要に応じてXYZ軸を付している。X軸に沿った方向をX方向とし、Y軸に沿った方向をY方向とし、Z軸に沿った方向をZ方向とする。また、X方向の一方の方向を+X方向とし、X方向の他方の方向を−X方向とする。また、Y方向の一方の方向を+Y方向とし、他方の方向を−Y方向とする。また、Z方向の一方の方向を+Z方向とし、他方の方向を−Z方向とする。液体噴射システム100が、X方向とY方向とに平行なXY平面(水平面)に設置された状態において、Z方向は上下方向であり、+Z方向は反重力方向(上方向)であり、−Z方向は重力方向(下方向)である。また、液体噴射システム100において、Y方向が前後方向であり、X方向が幅方向(左右方向)である。
液体噴射システム100は、カートリッジ5と、液体噴射装置200とを備える。液体噴射システム100では、液体噴射装置200のカートリッジホルダー211に、利用者によってカートリッジ5が着脱可能に装着される。液体噴射装置200は、最大A3サイズぐらいまでの用紙への印刷に対応可能なインクジェットプリンターである。液体噴射装置200は、3種類以上の液体を噴射可能なヘッド212を有する。本実施形態では、ヘッド212は、色が異なる3種類のインク(例えば、イエローインク、マゼンタインク、シアンインク)を射出可能である。
液体噴射装置200は、カートリッジホルダー211を有するキャリッジ210を備える。キャリッジ210は上述のヘッド212を備える。液体噴射装置200は、カートリッジホルダー211に装着されたカートリッジ5から、後述する液体供給口30を介してヘッド212にインクを流通させる。ヘッド212に流通したインクは、紙やラベルなどの印刷媒体300に対してヘッド212から吐出(供給)される。これにより、ヘッド212を用いて文字、図形および画像などのデータが印刷媒体300に印刷される。
本実施形態では、キャリッジ210は、ヘッド212とカートリッジホルダー211とを備える。このように、ヘッド212を移動させるキャリッジ210上のカートリッジホルダー211にカートリッジ5が装着される液体噴射装置200のタイプは、「オンキャリッジタイプ」とも呼ばれる。キャリッジ210とは異なる部位に、不動のカートリッジホルダー211を構成し、カートリッジホルダー211に装着されたカートリッジ5からのインクを、フレキシブルチューブを介してキャリッジ210のヘッド212に供給してもよい。このようなプリンターのタイプは、「オフキャリッジタイプ」とも呼ばれる。
液体噴射装置200は、キャリッジ210と印刷媒体300とを相対的に移動させて印刷媒体300に対する印刷を実現するための主走査送り機構および副走査送り機構を備える。主走査送り機構によって、キャリッジ210がX方向に沿って往復移動させられ、副走査送り機構によって、+Y方向に印刷媒体300を搬送させられ、印刷が行われる。
図2は、本実施形態の液体噴射装置200に装着されるカートリッジ5の外形を示す斜視図である。カートリッジ5は、液体噴射装置200に供給される液体が収容されている容器である。カートリッジ5は、カートリッジ5が設置されるカートリッジホルダー211の形状に対応した略直方体の外形を有している。カートリッジ5は、本体部6と、本体部6の上側を密封する蓋部7とにより構成されている。カートリッジ5の図2におけるY方向手前側には、係合部8が設けられている。カートリッジ5がカートリッジホルダー211に設置され、係合部8がカートリッジホルダー211に係合されることによって、カートリッジホルダー211にカートリッジ5が固定される。
カートリッジ5の図2におけるZ方向下面側には、液体供給口30が設けられている。カートリッジ5がカートリッジホルダー211に装着されると、カートリッジホルダー211に設けられた液体供給針が液体供給口30に挿入される。液体供給針が液体供給口30に挿入されると、液体供給針と液体供給口30とが連通し、液体供給針にカートリッジ5内の液体が導入される。液体供給針に導入された液体は、ヘッド212に供給される。本実施形態では、液体供給針の数に対応する数である3つの液体供給口30が設けられている。尚、本実施形態では、液体供給口30に液体供給針が挿入されるものとしたが、カートリッジホルダー211に設けられた液体導入口と、カートリッジ5に設けられた液体供給口30とが、フィルター等を通じて接触することにより、液体供給口30からインクが液体噴射装置200に導入されるものとしてもよい。
図3は、本実施形態のカートリッジ5における液体貯留部10の構成を示す断面模式図である。カートリッジ5内には、液体貯留部10が設けられている。液体貯留部10は、液体収容室20と、連通流路31と、液体供給口30とを有している。
液体収容室20は、カートリッジ5内の上側に設けられている、液体を収容するための空間である。液体収容室20は、上面21と底面22と正面23と背面24とによって囲まれている。本実施形態の液体収容室20の上面21は、蓋部7によって形成されている。尚、正面23は、+Y方向(図3の左側)の壁面であり、カートリッジ5をカートリッジホルダー211に装着した装着状態では、ユーザーから見て手前側に位置する。また、背面24は、−Y方向(図3の右側)の壁面であり、装着状態では、ユーザーから見て奥側に位置する。
本実施形態のカートリッジ5における液体収容室20の底面22には、底面22のY方向におけるほぼ全域にわたって、多孔質部材により形成されたフィルター27が設けられている。
連通流路31は、液体収容室20と、液体供給口30とを連通する流路である。液体収容室20に収容された液体は、連通流路31を介して液体供給口30に流れる。本実施形態では、液体収容室20の底面22から連通流路31に流入した液体が液体供給口30に集まりやすいように、連通流路31の壁面は傾斜している。
液体供給口30は、液体収容室20の下側の、背面24に近い位置に設けられている。液体供給口30は、連通流路31を介して液体収容室20の底面22に連通している。上述のとおり、液体供給針が液体供給口30に挿入されると、液体貯留部10と液体噴射装置200とが連通し、カートリッジ5から液体噴射装置200に液体が供給される。
図4は、本実施形態のカートリッジ5における液体貯留部10の配列を示す断面模式図である。本実施形態のカートリッジ5内には、3つの液体貯留部10である、第1液体貯留部10aと、第2液体貯留部10bと、第3液体貯留部10cとが備えられている。第1液体貯留部10aと、第2液体貯留部10bと、第3液体貯留部10cとは、予め定められた配列方向に配列されている。「予め定められた配列方向」とは、本実施形態では、液体供給針の配列方向(図4におけるX方向)と一致している。以下、本明細書では、予め定められた配列方向のことを、単に「配列方向」と呼ぶ。尚、カートリッジ5内部には、4つ以上の液体貯留部10が設けられていてもよい。本実施形態では、−X方向から+X方向(図4の左側から右側)に向かって、第1液体貯留部10a、第2液体貯留部10b、第3液体貯留部10cの順に配列されている。本実施形態では、各液体貯留部10には、色が異なる3種類のインク(例えば、イエローインク、マゼンタインク、シアンインク)が収容されている。
第1液体貯留部10aは、第1液体収容室20aと、第1液体供給口30aとを備えている。第1液体収容室20aは、第1上面21aと、第1底面22aと、第1左側面25aと、第1右側面26aとを有している。第1左側面25aと、第1右側面26aとは、配列方向において向かい合う一対の側面となっている。第1液体供給口30aは、第1底面22aの下側に設けられており、第1連通流路31aを介して、第1底面22aと連通している。第1底面22aには、第1フィルター27aが設けられている。尚、本明細書において、「側面」とは、液体収容室20の内側の側面のことをいう。
第2液体貯留部10bは、第2液体収容室20bと、第2液体供給口30bとを備えている。第2液体収容室20bは、第2上面21bと、第2底面22bと、第2左側面25bと、第2右側面26bとを有している。第2左側面25bと、第2右側面26bとは、配列方向において向かい合う一対の側面となっている。第2液体供給口30bは、第2底面22bの下側に設けられており、第2連通流路31bを介して、第2底面22bと連通している。第2底面22bには、第2フィルター27bが設けられている。
第3液体貯留部10cは、第3液体収容室20cと、第3液体供給口30cとを備えている。第3液体収容室20cは、第3上面21cと、第3底面22cと、第3左側面25cと、第3右側面26cとを有している。第3左側面25cと、第3右側面26cとは、配列方向において向かい合う一対の側面となっている。第3液体供給口30cは、第3底面22cの下側に設けられており、第3連通流路31cを介して、第3底面22cと連通している。第3底面22cには、第3フィルター27cが設けられている。
配列方向において、3以上の液体収容室20の上面21の中心の間隔である第1の間隔P1は一定である。つまり、第1上面21aの中心と第2上面21bの中心との間隔と、第2上面21bの中心と第3上面21cの中心との間隔とは同一である。また、配列方向において、3以上の液体収容室20の底面22の中心の間隔である第2の間隔P2は一定である。つまり、第1底面22aの中心と第2底面22bの中心との間隔と、第2底面22bの中心と第3底面22cの中心との間隔とは同一である。さらに、第2の間隔P2は、第1の間隔P1よりも狭い。つまり、第1上面21aの中心と第2上面21bの中心との間隔は、第1底面22aの中心と第2底面22bの中心との間隔より狭く、第2上面21bの中心と第3上面21cの中心との間隔は、第2底面22bの中心と第3底面22cの中心との間隔より狭い。
配列方向において、第1底面22aに対する第1左側面25aの傾斜角を角度α1とし、第1底面22aに対する第1右側面26aの傾斜角を角度α2とする。また、配列方向において、第2底面22bに対する第2左側面25bの傾斜角を角度β1とし、第2底面22bに対する第2右側面26bの傾斜角を角度β2とする。さらに、配列方向において、第3底面22cに対する第3左側面25cの傾斜角を角度γ1とし、第3底面22cに対する第3右側面26cの傾斜角を角度γ2とする。配列方向において、3以上の液体収容室20の側面のうち最も外側に配置される側面である第1左側面25aと、第3右側面26cとは、それぞれ底面22から上面21にかけて液体収容室20の外側に向かって傾斜している。したがって、角度α1と角度γ2とは鈍角となっている。また、本実施形態では、配列方向における、各側面の傾斜角(角度α1〜角度γ2)は、すべて鈍角となっている。
また、第1液体収容室20aと第2液体収容室20bと第3液体収容室20cのうち、第1液体収容室20aにおける第1底面22aに対する第1左側面25aの傾斜角である角度α1と、第1底面22aに対する第1右側面26aの傾斜角である角度α2とが異なっている。さらに、第3液体収容室20cにおける第3底面22cに対する第3左側面25cの傾斜角である角度γ1と、第3底面22cに対する第3右側面26cの傾斜角である角度γ2とは異なっている。
また、第1液体収容室20aの第1底面22aに対する第1左側面25aの傾斜角である角度α1と、第1液体収容室20aに隣接する第2液体収容室20bの第2底面22bに対する第2左側面25bの傾斜角である角度β1とは異なっている。さらに、第3液体収容室20cの第3底面22cに対する第3右側面26cの傾斜角である角度γ2と、第3液体収容室20cに隣接する第2液体収容室20bの第2底面22bに対する第2右側面26bの傾斜角である角度β2とは異なっている。
本実施形態のカートリッジ5では、液体収容室20の上面21の配列方向におけるそれぞれの幅は同一である。また、液体収容室20の底面22の配列方向におけるそれぞれの幅は同一である。
本実施形態のカートリッジ5では、配列方向において、液体供給口30のそれぞれの中心の位置は、液体収容室20の底面22のそれぞれの中心の位置と一致する。つまり、第1底面22aの中心の位置と第1液体供給口30aの中心の位置とは一致しており、第2底面22bの中心の位置と第2液体供給口30bの中心の位置とは一致しており、第3底面22cの中心の位置と第3液体供給口30cの中心の位置とは一致している。
以上で説明した本実施形態のカートリッジ5によれば、液体収容室20の配列方向における各液体収容室20の側面のうち、最も外側に配置された第1左側面25aと第3右側面26cとが、底面22側から上面21側にかけて液体収容室20の外側に向かって傾斜しているため、液体収容室20の容積を確保することができる。また、液体収容室20に液体が充満した状態から、液体が消費されて液体収容室20内の液体の残量が減少していった場合、液体収容室20の底面22の中心の位置と液体供給口30の中心の位置とが一致しているため、液体収容室20の配列方向における液体供給口30の中心から遠い液体収容室20内の位置に液体が残ることを抑制できる。
また、本実施形態では、液体収容室20の配列方向において向かい合う各液体収容室20の一対の側面の間隔が、上面21側よりも底面22側の方が狭くなるように、一対の側面のうちの少なくとも一方の側面が傾斜しているため、液体供給口30の中心の位置と液体収容室20の中心の位置とを容易に一致させることができる。
また、本実施形態では、各液体収容室20における、各左側面(25a〜25c)と各右側面(26a〜26c)とが、底面22側から上面21側にかけて液体収容室20の外側に向かって傾斜しているため、液体供給口30に液体がより集まりやすい。このため、液体収容室20内に液体が残留することをより抑制できる。
また、本実施形態では、第1液体収容室20aにおける、第1底面22aに対する第1左側面25aの傾斜角である角度α1と、第1底面22aに対する第1右側面26aの傾斜角である角度α2とを、それぞれ異なる角度にできる。また、第3液体収容室20cにおける、第3底面22cに対する第3左側面25cの傾斜角である角度γ1と、第3底面22cに対する第3右側面26cの傾斜角である角度γ2とを、それぞれ異なる角度にできる。このため、カートリッジ5の設計自由度を向上させることができる。
また、本実施形態では、第1液体収容室20aにおける第1底面22aに対する第1左側面25aの傾斜角である角度α1と、第1液体収容室20aに隣接する第2液体収容室20bにおける第2底面22bに対する第2左側面25bの傾斜角である角度β1とを、それぞれ異なる角度にできる。また、第3液体収容室20cにおける第3底面22cに対する第3右側面26cの傾斜角である角度γ2と、第3液体収容室20cに隣接する第2液体収容室20bにおける第2底面22bに対する第2右側面26bの傾斜角である角度β2とを、それぞれ異なる角度にできる。このため、カートリッジ5の設計自由度を向上させることができる。
また、本実施形態では、液体収容室20の配列方向において、各液体収容室20の上面21の幅は同一であるとともに、各液体収容室20の底面22の幅は同一であるため、各液体収容室20の容積を揃えることができる。
また、本実施形態では、液体収容室20の底面22に残留した液体が、フィルター27の毛管力によって液体供給口30の中心の方向に吸引される。このため、液体収容室20内に液体が残留することをより抑制できる。
B.第2実施形態
図5は、第2実施形態のカートリッジ5bにおける液体貯留部10を示す断面模式図である。第2実施形態のカートリッジ5bでは、配列方向における、各底面(22a〜22c)に対する各側面(25a〜25c、26a〜26c)の傾斜角(角度α1〜角度γ2)が、第1実施形態(図4)と異なる。また、各液体収容室(20a〜20c)の上面(21a〜21c)と底面(22a〜22c)の幅が、第1実施形態(図4)と異なる。
第1実施形態のカートリッジ5では、配列方向における、各底面(22a〜22c)に対する各側面(25a〜25c、26a〜26c)の傾斜角(角度α1〜角度γ2)は、すべて鈍角となっている。これに対して、第2実施形態のカートリッジ5bでは、角度α2と、角度β1と、角度β2と、角度γ1とが、それぞれ垂直となっている。尚、ここでいう「垂直」とは、底面22に対して厳密に90度でなくてもよく、実質的に90度であってもよい。本実施形態では、90±5度の範囲を垂直であるものとする。
また、第1実施形態のカートリッジ5では、液体収容室20の上面21の配列方向におけるそれぞれの幅は同一であり、液体収容室20の底面22の配列方向におけるそれぞれの幅は同一となっている。これに対して、第2実施形態のカートリッジ5bでは、第1上面21aの幅と、第3上面21cの幅とは同一であるが、第2上面21bとの幅とは異なっている。また、第1底面22aの幅と、第3底面22cの幅とは同一であるが、第2底面22bとの幅とは異なっている。
この形態のカートリッジ5bであっても、液体収容室20の容積を確保することができるとともに、液体収容室20の配列方向における液体供給口30の中心から遠い液体収容室20内の位置に液体が残ることを抑制できる。
C.第3実施形態
図6は、第3実施形態のカートリッジ5cにおける液体貯留部10を示す断面模式図である。第3実施形態のカートリッジ5cでは、配列方向における、各底面(22a〜22c)に対する各側面(25a〜25c、26a〜26c)の傾斜角(角度α1〜角度γ2)が、第1実施形態(図4)と異なる。また、底面(22a〜22c)の幅が、第1実施形態(図4)と異なる。
第1実施形態のカートリッジ5では、配列方向における、各底面(22a〜22c)に対する各側面(25a〜25c、26a〜26c)の傾斜角(角度α1〜角度γ2)は、すべて鈍角となっている。これに対して、第2実施形態のカートリッジ5cでは、角度α2と、角度γ1とが、それぞれ鋭角となっている。
また、第1実施形態のカートリッジ5では、第1液体収容室20aの第1底面22aに対する第1左側面25aの傾斜角である角度α1と、第1液体収容室20aに隣接する第2液体収容室20bの第2底面22bに対する第2左側面25bの傾斜角である角度β1とは異なっている。また、第3液体収容室20cの第3底面22cに対する第3右側面26cの傾斜角である角度γ2と、第3液体収容室20cに隣接する第2液体収容室20bの第2底面22bに対する第2右側面26bの傾斜角である角度β2とは異なっている。これに対して、これに対して、第3実施形態のカートリッジ5cでは、角度α1と角度β1とが同一であり、角度β2と角度γ2とが同一となっている。
また、第1実施形態のカートリッジ5では、液体収容室20の上面21の配列方向におけるそれぞれの幅は同一であり、液体収容室20の底面22の配列方向におけるそれぞれの幅は同一となっている。これに対して、第2実施形態のカートリッジ5cでは、液体収容室20の上面21の配列方向におけるそれぞれの幅は同一であり、第1底面22aの幅と、第3底面22cの幅とは同一であるが、第2底面22bとの幅とは異なっている。
この形態のカートリッジ5cであっても、液体収容室20の容積を確保することができるとともに、液体収容室20の配列方向における液体供給口30の中心から遠い液体収容室20内の位置に液体が残ることを抑制できる。
D.他の実施形態
(D−1)カートリッジ5の液体収容室20内には、液体を含浸させたフォーム部材が配置されていてもよい。フォーム部材は、各左側面(25a〜25c)と各右側面(26a〜26c)との間に押し込まれるように配置されることによって、各左側面(25a〜25c)と各右側面(26a〜26c)とによって圧縮される。この場合、各液体収容室20の上面21の幅より底面22の幅を小さくすることによって、フォーム部材の底面22側ほど大きく圧縮されて密度が大きくなり、フォーム部材の毛管力を底面22側ほど大きくすることができる。したがって、液体を上面21側から底面22側へと円滑に流すことができる。
(D−2)図3から図6にて示したカートリッジ5では、液体収容室20の底面22には、フィルター27が備えられている。これに対して、液体収容室20の底面22には、フィルター27が備えられていなくてもよい。この場合であっても、液体収容室20の配列方向における液体供給口30の中心から遠い液体収容室20内の位置に液体が残ることを抑制できる。
(D−3)本発明は、インクを吐出する液体噴射装置に限らず、インク以外の他の液体を吐出する任意の液体吐出装置にも適用することができる。例えば、以下のような各種の液体吐出装置に本発明は適用可能である。
(1)ファクシミリ装置等の画像記録装置。
(2)液晶ディスプレイ等の画像表示装置用のカラーフィルターの製造に用いられる色材吐出装置。
(3)有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイや、面発光ディスプレイ(Field Emission Display、FED)等の電極形成に用いられる電極材吐出装置。
(4)バイオチップ製造に用いられる生体有機物を含む液体を吐出する液体吐出装置。
(5)精密ピペットとしての試料吐出装置。
(6)潤滑油の吐出装置。
(7)樹脂液の吐出装置。
(8)時計やカメラ等の精密機械にピンポイントで潤滑油を吐出する液体吐出装置。
(9)光通信素子等に用いられる微小半球レンズ(光学レンズ)などを形成するために紫外線硬化樹脂液等の透明樹脂液を基板上に吐出する液体吐出装置。
(10)基板などをエッチングするために酸性又はアルカリ性のエッチング液を吐出する液体吐出装置。
(11)他の任意の微小量の液滴を吐出させる液体吐出ヘッドを備える液体吐出装置。
なお、「液滴」とは、液体吐出装置から吐出される液体の状態をいい、粒状、涙状、糸状に尾を引くものも含むものとする。また、ここでいう「液体」とは、液体吐出装置が消費できるような材料であればよい。例えば、「液体」は、物質が液相であるときの状態の材料であれば良く、粘性の高い又は低い液状態の材料、及び、ゾル、ゲル水、その他の無機溶剤、有機溶剤、溶液、液状樹脂、液状金属(金属融液)のような液状態の材料も「液体」に含まれる。また、物質の一状態としての液体のみならず、顔料や金属粒子などの固形物からなる機能材料の粒子が溶媒に溶解、分散または混合されたものなども「液体」に含まれる。液体の代表的な例としてはインクや液晶等が挙げられる。ここで、インクとは一般的な水性インクおよび油性インク並びにジェルインク、ホットメルトインク等の各種の液体状組成物を包含するものとする。
本発明は、上述の実施形態に限られるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲において種々の構成で実現することができる。例えば、発明の概要の欄に記載した各形態中の技術的特徴に対応する実施形態中の技術的特徴は、上述の課題の一部又は全部を解決するために、あるいは、上述の効果の一部又は全部を達成するために、適宜、差し替えや、組み合わせを行うことが可能である。また、その技術的特徴が本明細書中に必須なものとして説明されていなければ、適宜、削除することが可能である。
5…カートリッジ、6…本体部、7…蓋部、8…係合部、10…液体貯留部、10a…第1液体貯留部、10b…第2液体貯留部、10c…第3液体貯留部、20…液体収容室、20a…第1液体収容室、20b…第2液体収容室、20c…第3液体収容室、21…上面、21a…第1上面、21b…第2上面、21c…第3上面、22…底面、22a…第1底面、22b…第2底面、22c…第3底面、23…正面、24…背面、25a…第1左側面、25b…第2左側面、25c…第3左側面、26a…第1右側面、26b…第2右側面、26c…第3右側面、27…フィルター、27a…第1フィルター、27b…第2フィルター、27c…第3フィルター、30…液体供給口、30a…第1液体供給口、30b…第2液体供給口、30c…第3液体供給口、31…連通流路、31a…第1連通流路、31b…第2連通流路、31c…第3連通流路、100…液体噴射システム、200…液体噴射装置、210…キャリッジ、211…カートリッジホルダー、212…ヘッド、300…印刷媒体、P1…第1の間隔、P2…第2の間隔。

Claims (7)

  1. 液体噴射装置に装着されるカートリッジであって、
    液体を収容するための液体収容室と、
    前記液体収容室の底面に連通し、前記液体噴射装置に前記液体を供給する液体供給口と、
    を有する液体貯留部を3以上備え、
    3以上の前記液体貯留部が予め定められた配列方向に配列されており、
    前記配列方向において、3以上の前記液体収容室の上面の中心の間隔である第1の間隔は一定であり、
    前記配列方向において、3以上の前記液体収容室の前記底面の中心の間隔である第2の間隔は一定であり、
    前記第2の間隔は、前記第1の間隔よりも狭く、
    前記配列方向において、3以上の前記液体収容室の側面のうち最も外側に配置される前記側面は、前記底面側から前記上面側にかけて前記液体収容室の外側に向かって傾斜しており、
    前記配列方向において、前記液体供給口のそれぞれの中心の位置は、前記液体収容室の前記底面のそれぞれの中心の位置と一致する、
    カートリッジ。
  2. 請求項1に記載のカートリッジであって、
    前記配列方向において向かい合う前記液体収容室の一対の側面の間隔が、前記上面側よりも前記底面側の方が狭くなるように、前記一対の側面のうちの少なくとも一方の側面が傾斜している、
    カートリッジ。
  3. 請求項1または請求項2に記載のカートリッジであって、
    前記液体収容室は、前記配列方向において向かい合う一対の側面である第1の側面と第2の側面とを有し、
    前記第1の側面は、前記底面側から前記上面側にかけて前記液体収容室の外側に向かって傾斜しており、
    前記第2の側面は、前記底面側から前記上面側にかけて前記液体収容室の外側に向かって傾斜している、
    カートリッジ。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のカートリッジであって、
    前記液体収容室は、前記配列方向において向かい合う一対の側面である第1の側面と第2の側面とを有し、
    3以上の前記液体収容室のうち、少なくともいずれか1つの前記液体収容室における、前記底面に対する前記第1の側面の傾斜角と、前記底面に対する前記第2の側面の傾斜角とが異なる、
    カートリッジ。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のカートリッジであって、
    前記液体収容室は、前記配列方向において向かい合う一対の側面である第1の側面と第2の側面とを有し、
    一の液体収容室における前記底面に対する前記第1の側面の傾斜角と、前記一の液体収容室に隣接する他の前記液体収容室における前記底面に対する前記第1の側面の傾斜角とが異なる、
    カートリッジ。
  6. 請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のカートリッジであって、
    前記液体収容室の前記上面の前記配列方向におけるそれぞれの幅は同一であり、
    前記液体収容室の前記底面の前記配列方向におけるそれぞれの幅は同一である、
    カートリッジ。
  7. 請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のカートリッジであって、
    前記液体収容室の前記底面に、多孔質部材により形成されたフィルターを備える、
    カートリッジ。
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