JP7012853B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、上部が開口された引き出し式の容器を備える冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫には、観音開き式扉を有した冷蔵室が上部に配置され、引き出し式扉を有した貯蔵室、たとえば冷凍室又は野菜室などが下部に配置されたものがある。
引き出し式扉の貯蔵室には、扉のフレームに載置された食品を収納する上部が開口された引き出し式の容器がある。たとえば冷凍室には、上部に深さが浅めの上容器があり、下部に深めの下容器がある。上容器は、下容器の開口縁部に上容器側面の突起が載って保持される。そして、扉を引き出す際には、上容器及び下容器が一緒に引き出される。
また、冷蔵庫の本体奥部には、冷気の吹出し口と、食品を冷却した冷気を冷却器室に戻す冷気の戻り口と、が設置されている。冷気の流れとしては、本体奥部から吹出された冷気が容器内の食品を冷却した後、扉と容器の前面との間、あるいは、本体側壁と容器の側面との間などを流れる。特に、扉と容器の前面との間を流れる冷気は、貯蔵室の仕切り部に仕切られた床面と容器の下面との間の空間を通って戻り口に戻る。
さらに、各貯蔵室を区切る仕切り部には、仕切り部の周辺部の露付きを防止するために、仕切り部の内部に露付き防止配管としての凝縮配管が設置されることが多い。露付き防止配管の熱は、仕切り部の表面の板金に伝わり、貯蔵室の前側の温度を高めてしまう。高い温度の貯蔵室の前側周辺の空気温度は、貯蔵室内の温度よりも比較的高くなる。この前側周辺に冷気が当たると、高温となっている熱を吸収及び輸送してしまう。その後温められた冷気が冷却器に戻るため、より多くの冷却量が必要となり、消費電力量が増大してしまう。このような消費電力量の増大を低減する目的で、下記の特許文献1-3の技術が開発されている。
特許文献1には、貯蔵室の天井前側にシール片を取り付け、容器の前縁部までシール片を当接させる技術が開示されている。また、特許文献1には、上容器の上に蓋体を設置し、蓋体の前方下面に風向ガイド片を配置させ、扉と容器の前面との間に冷気を流さない技術が開示されている。
特許文献2には、貯蔵室の天井前側に取り付けられたパッキンに2枚のヒレを設けた技術が開示されている。特許文献2の技術では、パッキンの2枚のヒレによって容器の前縁部を挟み込み、温度が比較的高い箇所に冷気を当てない構成になっている。
特許文献3には、引き出し扉を開けた時に冷気循環ファンを停止させない冷蔵庫が開示されている。特許文献3の技術では、扉が引き出されたときに生じる冷蔵庫の本体と容器の下面との隙間を遮断し、開閉時の貯蔵室の内外の空気の置換を低減するバッフル機構又はゴム片が設けられている。
特開2004-293990号公報 特開平10-292969号公報 特開2008-76009号公報
特許文献1、2の技術では、貯蔵室の天井前側の比較的温度の高い領域に冷気を当てないように、シール片あるいはパッキンなどを使用している。このため、冷気に受け渡される熱が低減できている。これにより、ある程度の消費電力量が低減できている。
しかし、特許文献1、2の技術は、貯蔵室の天井前側のみに対する対策である。このため、貯蔵室の床面側の仕切り部の前側に露付き防止配管が存在する場合に、熱影響を低減できる対策が施されていない。
また、貯蔵室の天井前側などに取り付ける部材の下方への突出量が比較的大きく、容器を引き出す際に部材が容器内の食品にぶつかってしまう。このため、パッキンなどの部材が突出した部分より上に容器内にて食品が収納できず、実質的に容器内に収納できる食品量が減ってしまう。
また、貯蔵室として冷凍室を例に挙げると、露付き防止配管の温度と貯蔵室内の温度との差が大きく、侵入する熱量の影響が大きい。この場合に、特許文献2の技術のようなパッキンのヒレを軟質材として用いると、冷凍温度帯などの低温環境下にて、ヒレが硬くなり、使用しているうちにヒレが食品などにぶつかって破損するおそれもある。さらに、特許文献2の技術では、パッキンの2枚のヒレが容器の前縁部を挟み込むように設置される。このため、毎回の容器の開閉動作によって2枚のヒレに力が加わり、破損の可能性が高く、使用者が容器を引き出す力も大きくなる。
また、特許文献1の技術では、扉と容器の前面との間の空間を風路として使用しない。そのため、容器の前側に吹出された冷気は、容器内を通って戻る。この場合には、容器内に食品が多く収納されている場合に、食品を冷却した後の冷気が容器の側面から戻ることしかできない。つまり、容器内の食品収納量により風路面積あるいは風路の圧力損失が大きく変化する。そのため、容器内の食品収納量が多い場合に、風路面積が減り、貯蔵室への冷却能力が落ち、消費電力量が増大する。
特許文献3の技術を貯蔵室の前側の比較的温度が高い部分に採用する場合には、扉が閉まっているときにバッフルが床面に貼りつく。このため、貯蔵室を循環する冷気が多量に温度の高い部分の空気を輸送してしまい、エネルギー消費量が増大する。また、特許文献3の技術を貯蔵室の天井部に取り付ける場合には、容器を引き出す時に、バッフルが立つ。このため、バッフルが食品にぶつかり、実質的に容器内に収納できる食品量が減る。
特許文献1-3の技術での課題を容器の開閉動作状態で分けると、次のようになる。まず、容器を引き出したときには、パッキンのヒレあるいはバッフルなどの部材の下方への突出量が存在する。このため、下方に突出した部材が容器内の食品にぶつかる可能性があり、部材より下でしか容器内に食品が収納できなく、収納量が減る。また、容器内の食品収納量が多いと、容器を引き出したときに、食品がパッキンのヒレにぶつかり、ヒレが破損する可能性がある。さらに、使用者が容器を引き出すために、大きな力が必要になる。
次に、容器が冷蔵庫の本体に収納されているときには、容器内の食品収納量が多いと風路面積が大きく減り、圧力損失が増え、冷却能力が減り、同じ温度に冷却するのに必要な消費電力量が増大する。また、床面側の仕切り部の内部に配置された露付き防止配管の熱影響に対しての対策が無く、消費電力量が増大したままである。
本発明は、上記課題を解決するためのものであり、容器内により多くの食品収納量が確保できるとともに、消費電力量が削減できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
本発明に係る冷蔵庫は、前面に開口を有する貯蔵室が形成された本体と、前記貯蔵室に収容され、上部が開口された引き出し式の容器と、前記容器の前側に設けられ、前記貯蔵室を開閉する扉と、前記容器が収容される前記貯蔵室を形成する上下の仕切り部と、を備え、上下の前記仕切り部のうちどちらか一方の前記仕切り部の前側部分と前記扉に設けられたガスケットと、前記扉に設けられ当該冷蔵庫の奥側に向かって突出した凸部とによって形成される隅部空間領域の前記凸部の突端部付近に、当該冷蔵庫の横幅方向に延伸する板状に形成され、横幅方向両端をそれぞれ前記仕切り部に軸支された可動板を有し、前記可動板は、前記扉が閉じた状態で、前記扉の内板の前記凸部と前記仕切り部とに前後端部のそれぞれを接触させて前記隅部空間領域を塞ぐ停止状態と、前記扉が開いて前記容器が引き出される状態で、引き出される前記容器に接触して回動して前記容器の移動に干渉しない回動状態と、を選択自在に構成されるものである。
本発明に係る冷蔵庫によれば、可動板は、停止状態と、回動状態と、を選択自在に構成される。停止状態の可動板は、扉が閉じた状態で、扉の内板の凸部と仕切り部とに前後端部のそれぞれを接触させて隅部空間領域を塞ぐ。このため、可動板は、仕切り部の内部に配置された露付き防止配管の熱影響を受けた温度の高い空気と冷蔵庫内の冷気との間を遮蔽し、温度の高い空気の熱影響が軽減され、消費電力量が削減できる。回動状態の可動板は、扉が開いて容器が引き出される状態で、引き出される容器に接触して回動して容器の移動に干渉しない。このため、可動板は、引き出される容器内に多くの食品が収納されていても、上側に配置された場合に食品を避ける位置に傾く。したがって、容器内により多くの食品収納量が確保できるとともに、消費電力量が削減できる。
本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫を示す正面図である。 本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫の冷媒回路を示す説明図である。 本発明の実施の形態1に係る貯蔵室を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る上側可動板を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る上側可動板の一部を斜め下から見て示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る上側可動板を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る上側可動板を図6のA部を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る上側可動板の停止状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る上側可動板の回動状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る停止状態である上側可動板の動作1を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る回動状態である上側可動板の動作2を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る回動状態である上側可動板の動作3を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る回動状態である上側可動板の動作4を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る回動状態である上側可動板の動作5を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る下側可動板の一部を斜め上から見て示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る下側可動板を示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る下側可動板を図16のB部を拡大して示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る下側可動板の停止状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る下側可動板の回動状態を示す断面図である。 本発明の実施の形態1に係る下側可動板の変形例1を斜め上から見て示す斜視図である。 本発明の実施の形態1に係る下側可動板の変形例1を斜め下から見て示す斜視図である。
以下、図面に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において、同一の符号を付したものは、同一の又はこれに相当するものであり、これは明細書の全文において共通している。また、断面図の図面においては、視認性に鑑みて適宜ハッチングを省略している。さらに、明細書全文に示す構成要素の形態は、あくまで例示であってこれらの記載に限定されるものではない。
実施の形態1.
<冷蔵庫100の貯蔵室構成>
図1は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫100を示す正面図である。図1に示すように、冷蔵庫100は、本体上部に配置された観音開き式扉の冷蔵室1を備える。冷蔵庫100は、冷蔵室1より下部に配置された引き出し式扉の製氷室2、上段冷凍室3、冷凍室4及び野菜室5を備える。なお、冷蔵室1が最上段に配置され、その下部に引き出し式扉の貯蔵室が配置されていれば、どのような配置でも良い。
<冷蔵庫100の冷媒回路>
図2は、本発明の実施の形態1に係る冷蔵庫100の冷媒回路を示す説明図である。図2では、右下方向が冷蔵庫100の前側である。冷蔵庫100の一般的な冷凍サイクル回路は、圧縮行程、凝縮行程、膨張行程及び蒸発行程の順に循環するサイクルである。
図2に示すように、冷媒は、圧縮機8によって高温高圧のガス状態に圧縮され、凝縮行程によって液化されて行く。
冷蔵庫100は、機械室内に設置されるフィンチューブ式の機械室熱交換器9を備える。冷蔵庫100は、側面の外箱内部、背面の外箱内部及び天井の外箱内部のそれぞれにアルミテープで貼り付け固定される凝縮配管10、11、12をそれぞれ備える。冷蔵庫100は、冷蔵室1より下部の外箱フランジ部及び各貯蔵室を区切る仕切り部の内部に設置された露付き防止配管13を備える。ここで、露付き防止配管13は、露付き防止配管14~17の総称である。特に露付き防止配管13としては、冷蔵室1の下辺の冷蔵室1と製氷室2との間、及び、冷蔵室1と上段冷凍室3との間の仕切り部の内部に露付き防止配管14が設けられる。しかし、冷蔵室1が冷凍室4に比較して温度が高く、冷蔵室1の周囲のフランジ部では露付きが発生し難い。このため、冷蔵室1を囲う左右外箱フランジ部及び上側フランジ部に露付き防止配管が敷設されていない。また、露付き防止配管13としては、製氷室2及び上段冷凍室3と冷凍室4との間の仕切り部29の内部に露付き防止配管15が設けられる。冷凍室4と野菜室5との間の仕切り部30の内部に露付き防止配管16が設けられる。野菜室5の下部の仕切り部の内部に露付き防止配管17が設けられる。凝縮行程では、冷媒は、機械室熱交換器9と凝縮配管10、11、12と露付き防止配管13とを流通する。
冷蔵庫100には、内径の細い2本の毛細管20、21が設置されている。膨張行程では、冷媒が毛細管20、21を流通する。膨張行程では、負荷に応じて毛細管20、21の上流側に設置された毛細管切替弁19によって毛細管20、21を流れる冷媒流量が調整される。
膨張して低温低圧となった冷媒は、冷却器22に流入する。冷却器22の下流側に設置された図示しないファンによって冷蔵庫100内の冷気が循環させられ、冷却器22にて冷媒を蒸発させて循環してきた冷気が再度冷却される。冷却器22で蒸発した冷媒は、吸入配管23を流通して圧縮機8に戻る。
<貯蔵室の構成>
図3は、本発明の実施の形態1に係る貯蔵室を示す断面図である。なお、図3の左端が冷蔵庫100の前面であり、右端が冷蔵庫100の背面である。ここでの貯蔵室としては、冷凍室4を例に挙げる。冷凍室4は、引き出し式扉を有する貯蔵室である。図3に示すように、冷蔵庫100の冷凍室4は、上部が開口された引き出し式の上容器24及び下容器25を備える。冷蔵庫100の冷凍室4は、上容器24及び下容器25の前側に設けられた扉26を備える。冷蔵庫100の冷凍室4は、冷蔵庫100の本体に設けられ、上容器24及び下容器25が収容される空間を形成する上下の天井側及び床側にてそれぞれ区切って構成した仕切り部29、30を備える。
上容器24及び下容器25と扉26との間には、上容器24及び下容器25が収容される空間の横幅にて上下方向に冷気が流れる第1隙間53が形成されている。第1隙間53には、上から下の方向に冷気が流れる。
上容器24及び下容器25と上下方向に離間した仕切り部29、30との間には、上容器24及び下容器25が収容される空間の横幅にて前後方向に冷気が流れる第2隙間が形成されている。第2隙間としては、上容器24の上側に形成された上側隙間54と、下容器25の下側に形成された下側隙間55と、の2つが存在する。
上側隙間54又は下側隙間55のうち一方である上側隙間54の奥側には、冷気の吹出し口27が形成されている。これにより、上側隙間54には、上容器24が収容される空間の横幅にて後側から前側の方向に冷気が流れる。
上側隙間54又は下側隙間55のうち他方である下側隙間55の奥側には、冷気の戻り口28が形成されている。これにより、下側隙間55には、下容器25が収容される空間の横幅にて前側から後側の方向に冷気が流れる。
すなわち、冷凍室4において、冷気は、吹出し口27から上側隙間54を奥側から前側に流れる。そして、冷気は、後述する停止状態の上側可動板37及び下側可動板38によって上側隙間54及び下側隙間55に繋がれた第1隙間53を上下方向に流れる。その後、冷気は、下側隙間55を前側から奥側に流れて戻り口28に戻る。
冷凍室4には、容器として上容器24及び下容器25が収容されている。上容器24の側面には、下容器25の上縁部に載るように突起が設けられている。下容器25は、扉26に取り付けられたフレーム部材に下容器25の側面突起部が載る。そして、扉26を引き出した際に、上容器24及び下容器25が扉26とともに引き出される。
冷凍室4の奥壁上方には、冷却器22で冷却した冷気を吹き出す吹出し口27が形成されている。冷凍室4の奥壁下方には、冷凍室4の食品を冷却した後に戻る冷気の戻り口28が形成されている。図3では、冷凍室4内の冷気の流れを矢印で示している。
冷凍室4と製氷室2及び上段冷凍室3との間には、その間を上下方向に区切る仕切り部29が設けられている。仕切り部29は、冷凍室4の天井側仕切壁である。冷凍室4と野菜室5との間には、その間を上下方向に区切る仕切り部30が設けられている。仕切り部30は、冷凍室4の床側仕切壁である。
これらの仕切り部29、30の内部の前方には、露付き防止配管15、16がそれぞれ設置されている。これにより、露付き防止配管15、16に接触した仕切り部29、30の表面の板金31に熱が伝わる。表面の板金31の端部32は、冷蔵庫100の本体側に折れ曲がって取り付けられている。このため、折れ曲がった幅分だけ高い温度の空気が冷蔵庫100内に熱侵入して行く。
扉26には、磁石33を内蔵した塩ビ製のガスケット34が取り付けられている。扉26を閉じたときに、磁石33は、磁力によって仕切り部29、30の表面の板金31に密着する。
扉26の内板35には、冷蔵庫100の奥側に向けて冷凍室4の間口に沿うように冷蔵庫100の庫内まで突出した凸部36が設けられている。
凸部36とガスケット34と冷凍室4の天井側の仕切り部29で囲まれる隅部空間領域40には、熱侵入が生じる。隅部空間領域40は、第1隙間53と上側隙間54とを繋げている。凸部36とガスケット34と冷凍室4の床側の仕切り部30とで囲まれる隅部空間領域41には、熱侵入が生じる。隅部空間領域41は、第1隙間53と下側隙間55とを繋げている。これらの隅部空間領域40、41に対する熱侵入としては次のものがある。1つ目の熱侵入は、熱伝導率が比較的大きいガスケット34からの熱侵入である。2つ目の熱侵入は、露付き防止配管15、16のそれぞれにより暖められた仕切り部29、30の表面の板金31からの熱侵入である。このため、隅部空間領域40、41は、冷凍室4の中央の温度又は奥側から吹き出す冷気温度よりも比較的高い温度の領域になる。これらの隅部空間領域40、41に庫内の冷気が当たってしまうと、冷気が冷却器22に戻って行く際に、無駄に冷気温度が高くなってしまう。これにより、再度冷気が冷却される際に無駄な電力が消費されてしまう。そこで、これらの隅部空間領域40、41に冷気が当たらないように、上側可動板37が冷凍室4の天井前側に配置されている。また、下側可動板38が冷凍室4の床前側に配置されている。後述するが、上側可動板37及び下側可動板38は、仕切り部29、30にそれぞれ軸支され、それぞれ冷凍室4の天井面又は冷凍室4の床面に設置され、扉26の開閉によって上容器24及び下容器25が移動すると可動する。
<上側可動板37の構成>
図4は、本発明の実施の形態1に係る上側可動板37を示す断面図である。図5は、本発明の実施の形態1に係る上側可動板37の一部を斜め下から見て示す斜視図である。図6は、本発明の実施の形態1に係る上側可動板37を示す斜視図である。図7は、本発明の実施の形態1に係る上側可動板37を図6のA部を拡大して示す斜視図である。
図4に示すように、上側可動板37は、上側の仕切り部29の前側部分と扉26に設けられたガスケット34と冷蔵庫100の奥側に向けて突出した内板35の凸部36とによって形成される上側の隅部空間領域40の凸部36の突端部付近に、設置されている。上側可動板37は、冷蔵庫100の横幅方向に延伸する板状に形成され、冷蔵庫100の横幅方向両端を仕切り部29の第1回動軸部42によってそれぞれ軸支されている。上側可動板37の両端にある第1突起部44の先端は、回動状態で上容器24の前後方向に延びて形成された開口縁部45に接触する。また、停止状態においては、上側可動板37の先端部37aが扉26の凸部36の先端付近にその横幅にわたって接触し、後端部であるストッパー部43が仕切り部29の受け面に接触し、後辺37bが仕切り部29の下面に接触する。
図4~図7に示すように、上側可動板37は、自重で板面を斜めに傾けさせ、停止状態を保持する重量部を兼ねた第1突起部44を有する。第1突起部44は、下方に突出し、上側可動板37の回動状態で上容器24の開口縁部45に接触する。上側可動板37の重量バランスは、第1突起部44の設けられた冷蔵庫100の前側部分が重く、奥側部分が軽い。このため、第1回動軸部42で軸支されたときに自重で前側が倒れる。
図5~図7に示すように、第1突起部44は、前後方向に対してR形状である。つまり、第1突起部44の上容器24の開口縁部45に当たる面は滑らかな曲率で成形されている。これにより、第1突起部44は、上容器24の開口縁部45に摩擦抵抗が生じ難く滑らかに接触する。
図4~図7に示すように、上側可動板37は、回動中心に対して重量部を兼ねた第1突起部44とは反対側に、停止状態で仕切り部29に接触するストッパー部43を有する。ストッパー部43は、上側可動板37の板面の長さを回動中心から第1突起部44とは反対側に延ばして形成されている。ストッパー部43は、仕切り部29の上方に凹んだ凹部56に入り込むことにより、停止状態で上側可動板37を斜めに傾斜させた状態に維持する。ストッパー部43の凹部56への入り込み量は、基本的には上側可動板37の前側部分が冷凍室4の内板35の凸部36に当接する程度の角度に傾斜するように設計されている。
上側可動板37は、上側可動板37の上面側に設けられ、回動状態で上側可動板37を仕切り部29の下面に沿わせる第1回動軸部42を有する。第1回動軸部42は、上側可動板37の幅方向両端部の軸部42aを仕切り部29の軸受に軸支して構成されている。
図6、図7に示すように、上側可動板37は、樹脂によって成形されている。上側可動板37は、長方形板状である。上側可動板37は、短辺である側面端側に、冷凍室4の天井側の仕切り部29の軸受に軸支されて可動するように円筒凸形状の軸部42aが設けられている。
<上側可動板37の可動状態>
上側可動板37は、停止状態と、回動状態と、を選択自在に構成されている。停止状態の上側可動板37は、扉26が閉じた状態で板面を斜めに傾け、扉26と仕切り部29とに先端部又はストッパー部43のそれぞれを接触させ、隅部空間領域40を塞ぐ。ここで、隅部空間領域40は、上側の仕切り部29の前側部分と扉26に設けられたガスケット34と扉26の奥側に突出した凸部36とによって形成されている。回動状態の上側可動板37は、扉26が開いて上容器24及び下容器25が引き出される状態で、引き出される上容器24及び下容器25に接触して回動し、上容器24及び下容器25移動に干渉しない位置に傾く。
<上側可動板37の停止状態>
図8は、本発明の実施の形態1に係る上側可動板37の停止状態を示す断面図である。図8に示すように、扉26の閉時には、上側可動板37は、第1回動軸部42より前側部分を扉26の内板35の凸部36に載って当接させる。
このため、冷蔵庫100内の温度と比べて比較的温度の高い隅部空間領域40が上側可動板37で冷蔵庫100内部と遮蔽される。これにより、冷凍室4の奥側から吹出されて食品を冷却した冷気は、上側可動板37と上容器24の前側の間から第1隙間53を流れる。また、冷気は、冷蔵庫100の側面の内壁部と下容器25の側面との間の別の隙間を流れる。そして、冷気は、戻り口28に戻って行く。そのため、上容器24及び下容器25内の食品量によらず、冷気の通風面積が確保でき、通風する冷気の圧力損失に大きな変化が無く、上容器24及び下容器25内に食品が無い場合と比べても風量が確保される。
<上側可動板37の回動状態>
図9は、本発明の実施の形態1に係る上側可動板37の回動状態を示す断面図である。図10は、本発明の実施の形態1に係る停止状態である上側可動板37の動作1を示す断面図である。図11は、本発明の実施の形態1に係る回動状態である上側可動板37の動作2を示す断面図である。図12は、本発明の実施の形態1に係る回動状態である上側可動板37の動作3を示す断面図である。図13は、本発明の実施の形態1に係る回動状態である上側可動板37の動作4を示す断面図である。図14は、本発明の実施の形態1に係る回動状態である上側可動板37の動作5を示す断面図である。
図9~図14に示すように、回動状態の上側可動板37は、両端に取り付けられた第1突起部44を上容器24の開口縁部45に当接させる。これにより、上側可動板37は、第1回動軸部42を支点として冷凍室4の天井側の仕切り部29に貼りつくように回動する。このため、上容器24に入れられる食品高さは、天井前にパッキンを取り付けた場合の床面からパッキンまでの高さに比べ、床面から上側可動板37までとなって増大する。このように、本実施の形態の方が従来に比して食品収納量が増える。
また、上側可動板37が自重で前側部分を下げる。このため、仮に上側可動板37の直下に背の高い食品が置かれたとしても、上側可動板37がその食品に乗っかる状態となって扉26が閉まらないことがない。従来のように天井前にパッキンが付いている場合では、食品とぶつかってしまうため、扉が閉まらなかったり、パッキンが変形して破れたりしてしまう可能性があった。このように、従来ではパッキンを取り付ける効果が減ってしまう。よって、本実施の形態の上側可動板37を用いる方が高い利便性及び使用耐久性を有する。
<上側可動板37の作用>
扉26の閉時に、上側可動板37は、第1回動軸部42を支点として自重で前側部分がストッパー部43によって所定の角度まで下がり、前側部分の先端部が冷凍室4の内板35の凸部36に当接するとともに、ストッパー部43が仕切り部29に接触して上側の高温である隅部空間領域40を塞ぐ。また、扉26の開時に、上側可動板37は、幅方向両端部の第1突起部44が上容器24の開口縁部45に載り上がる。これにより、回動状態の上側可動板37は、冷凍室4の天井に沿うように貼りつく。
このように、従来のパッキン仕様に比べて食品収納量の増大の効果が得られる。また、比較的温度の高い隅部空間領域40に冷気が当たらず、戻り冷気温度が上昇しないので、省エネルギー化が図れる。さらに、食品収納量が多くても、上側隙間54、第1隙間53及び下側隙間55を冷気が流れ、通風する冷気の圧力損失が大きくならず、冷凍室4の風量の低下が抑制できる。
また、扉26の内板35の凸部36、ガスケット34、仕切り部29及び上側可動板37で囲まれた高温の隅部空間領域40では、空気の入れ替えが減る。このため、高温の隅部空間領域40の温度が上がり、扉26のキャップ表面、ガスケット34及び仕切り部29の表面板金なども温度が上昇する。これにより、露付きの発生が低減できる。
本実施の形態では、上側可動板37の動作を自重で行う。一方、上側可動板37の動作にバネあるいはモータなどが使用されても良い。しかし、これらの場合には、コストがかかるので、本実施の形態のように上側可動板37の動作は、自重で行うことが最も良い。
<下側可動板38の構成>
図15は、本発明の実施の形態1に係る下側可動板38の一部を斜め上から見て示す斜視図である。図16は、本発明の実施の形態1に係る下側可動板38を示す斜視図である。図17は、本発明の実施の形態1に係る下側可動板38を図16のB部を拡大して示す斜視図である。図18は、本発明の実施の形態1に係る下側可動板38の停止状態を示す断面図である。なお、下側可動板38についての説明は、上側可動板37と同じ事項は省略することがあり、その特徴部分を述べる。
図3及び図18に示すように、下側可動板38は、下側の仕切り部30の前側部分と扉26に設けられたガスケット34と冷蔵庫100の奥側に向かって突出した内板35の凸部36とによって形成される下側の隅部空間領域41の凸部36の突端部付近に、設置されている。下側可動板38は、冷蔵庫100の横幅方向に延伸する板状に形成され、冷蔵庫100の横幅方向両端を仕切り部30の第2回動軸部46によってそれぞれ軸支されている。下側可動板38の先端部38aの側縁に沿って複数設置されている第2突起部48の先端は、回動状態で下容器25の下面49に接触する。また、停止状態においては、下側可動板38の先端部38aが扉26の凸部36の先端付近にその横幅にわたって接触し、重量部47が仕切り部30にその横幅にわたって接触する。
図15~図17に示すように、下側可動板38は、自重で板面を斜めに傾けさせ、停止状態を保持する重量部47を有する。下側可動板38は、重量部47を回動中心よりも奥側に設けている。重量部47は、樹脂を他の部分よりも厚くして形成されている。下側可動板38の重量バランスは、重量部47の設けられた冷蔵庫100の後側部分が重く、前側部分が軽い。このため、第2回動軸部46で軸支されたときに自重で後側が倒れる。
下側可動板38は、仕切り部30の上方に突出して設けられ、回動状態で下側可動板38を下容器25の下面49に沿わせる第2回動軸部46を有する。第2回動軸部46は、下側可動板38の幅方向両端部の軸部46aを仕切り部30の軸受50に軸支して構成されている。
下側可動板38は、回動中心に対して重量部47とは反対側の上面に設けられ、回動状態で下容器25の下面49に接触する第2突起部48を有する。第2突起部48は、前後方向に対してR形状である。これにより、下側可動板38は、第2突起部48によって下容器25の下面49に摩擦抵抗が生じ難く滑らかに接触する。
図16に示すように、下側可動板38は、樹脂によって成形されている。下側可動板38は、長方形板状である。下側可動板38は、短辺である側面端側に、冷凍室4の床側の仕切り部30の軸受50に軸支されて可動するように円筒凸形状の軸部46aが設けられている。
<下側可動板38の可動状態>
下側可動板38は、停止状態と、回動状態と、を選択自在に構成されている。停止状態の下側可動板38は、扉26が閉じた状態で板面を斜めに傾け、扉26と仕切り部30とに先端部又は後端部のそれぞれを接触させ、隅部空間領域41を塞ぐ。ここで、隅部空間領域41は、下側の仕切り部30の前側部分と扉26に設けられたガスケット34と扉26の奥側に突出した凸部36とによって形成されている。回動状態の下側可動板38は、扉26が開いて上容器24及び下容器25が引き出される状態で、引き出される上容器24及び下容器25に接触して回動し、上容器24及び下容器25の移動に干渉しない位置に傾く。
<下側可動板38の停止状態>
図18に示すように、下側可動板38は、重量部47が設けられた奥側部分が重いため、第2回動軸部46を支点として後側部分を下に下げている。下側可動板38の前側部分は、冷凍室4の扉26の内板35に形成された凸部36に当接する。このとき、下側可動板38は、凸部36より上に第2突起部48以外をはみ出させない。これにより、冷気の流れが邪魔されない。また、第1隙間53から下側隙間55へ繋がる隅部の通風領域を狭めない。
この構成により、冷凍室4の扉26を閉じた状態では、下側可動板38は、第2回動軸部46を支点として奥側に倒れる。そして、ガスケット34、凸部36、仕切り部30及び下側可動板38で囲まれる下側の高温である隅部空間領域41に蓋をするように隅部空間領域41が塞がれる。これにより、食品を冷却し第1隙間53を降りて来る冷気は、下側可動板38の配置部分でも温度が高くならず、戻り口28に戻る。
<下側可動板38の回動状態>
図19は、本発明の実施の形態1に係る下側可動板38の回動状態を示す断面図である。図19に示すように、扉26の開時に、下側可動板38の上面にある第2突起部48が下容器25の下面49に当接し、重量部47側が上に浮き上がるようにバランスをとって可動する。このため、下側可動板38は、上容器24及び下容器25の引き出し時に邪魔にならない。
<変形例1>
図20は、本発明の実施の形態1に係る下側可動板38の変形例1を斜め上から見て示す斜視図である。図21は、本発明の実施の形態1に係る下側可動板38の変形例1を斜め下から見て示す斜視図である。
図20、図21に示すように、重量部47の替わりに下側可動板38の第2回動軸部46より後側部分に重り51を取り付けても良い。この変形例は、下側可動板38が樹脂で成形される際に重量部47が厚肉となる成形性の悪化を考慮し、重量部47を設けず、別部品で重り51を設置する。重り51は、下側可動板38と同じ樹脂ではなく、比重の重い金属板などでも良い。下側可動板38の下面にツメ形状52が設置され、重り51がツメ形状52に嵌め込んで固定される。
<下側可動板38の作用>
このように下側可動板38は、第2回動軸部46を支点として自重で回動し、扉26の閉時と扉26の開時とでその位置を可動させる。これにより、温度の高い隅部空間領域41に冷気が当たらず、戻り口28に高温の隅部空間領域41の影響を受けない冷気が戻せるので、省エネルギー性が高まる。
また、扉26の内板35の凸部36、ガスケット34、仕切り部30及び下側可動板38で囲まれた高温の隅部空間領域41では、空気の入れ替えが減る。このため、高温の隅部空間領域41の温度が上がり、扉26のキャップ表面、ガスケット34及び仕切り部30の表面板金なども温度が上昇する。これにより、露付きの発生が低減できる。
本実施の形態では、下側可動板38の動作を自重で行う。一方、下側可動板38の動作にバネあるいはモータなどが使用されても良い。しかし、これらの場合には、コストがかかるので、本実施の形態のように下側可動板38の動作は、自重で行うことが最も良い。
<その他>
本実施の形態では、冷凍室4を例として上側可動板37及び下側可動板38を説明した。しかし、引き出し式の容器を備える貯蔵室であれば、他の貯蔵室に適用しても同様な効果が得られる。
本実施の形態では、貯蔵室の上下に上側可動板37及び下側可動板38を設置した。しかし、片方だけでも熱輸送量が減るので両方設置した場合に比べて効果が小さくなるが、省エネルギー効果が得られるのは言うまでもない。
本実施の形態では、引き出し式扉を備える貯蔵室について説明した。しかし、扉の一辺が本体に軸支固定されるタイプの冷蔵庫にも適用できる。たとえば、扉を開けたときに貯蔵室の容器が引き出し式と同様に飛び出すような機構が施されていれば良い。この場合にも、上側可動板37及び下側可動板38を取り付けることに問題がなく、本実施の形態と同様な機能が発揮できる。
<実施の形態1の効果>
実施の形態1によれば、冷蔵庫100は、上部が開口された引き出し式の上容器24及び下容器25を備える。冷蔵庫100は、上容器24及び下容器25の前側に設けられた扉26を備える。冷蔵庫100は、上容器24及び下容器25が収容される空間を形成する上下の仕切り部29、30を備える。冷蔵庫100は、上側の仕切り部29の前側部分と扉26に設けられたガスケット34と冷蔵庫100の奥側に向かって突出した凸部36とによって形成される上側の隅部空間領域40の凸部36の突端部付近に、冷蔵庫100の横幅方向に延伸する板状に形成され、横幅方向両端をそれぞれ仕切り部29に軸支された上側可動板37を有する。冷蔵庫100は、下側の仕切り部30の前側部分と扉26に設けられたガスケット34と冷蔵庫100の奥側に向かって突出した凸部36とによって形成される下側の隅部空間領域41の凸部36の突端部付近に、冷蔵庫100の横幅方向に延伸する板状に形成され、横幅方向両端をそれぞれ仕切り部30に軸支された下側可動板38を有する。上側可動板37及び下側可動板38は、停止状態と、回動状態と、を選択自在に構成されている。停止状態では、上側可動板37及び下側可動板38は、扉26が閉じた状態で、扉26の内板35の凸部36と仕切り部29、30とに前後端部である先端部又は後端部のそれぞれを接触させて隅部空間領域40、41を塞ぐ。回動状態では、上側可動板37及び下側可動板38は、扉26が開いて上容器24及び下容器25が引き出される状態で、引き出される上容器24及び下容器25に接触して回動して上容器24及び下容器25の移動に干渉しない。
この構成によれば、停止状態の上側可動板37及び下側可動板38は、扉26が閉じた状態で板面を斜めに傾け、扉26の内板35の凸部36と仕切り部29、30とに先端部又は後端部のそれぞれを接触させて扉26と仕切り部29、30とによって形成される隅部空間領域40、41を塞ぎ、隅部空間領域40、41を第1隙間53、上側隙間54又は下側隙間55から遮蔽する。このため、上側可動板37及び下側可動板38は、仕切り部29、30の内部に配置された露付き防止配管14、15の熱影響を受けた温度の高い空気と庫内の冷気との間を遮蔽し、温度の高い空気の熱影響が軽減され、消費電力量が削減できる。また、上容器24及び下容器25内に食品が多く入っても、扉26と上容器24及び下容器25の前面との間に冷気の流れる第1隙間53が確保される。これにより、上容器24及び下容器25内の食品量による冷気の圧力損失の変化が小さくて済み、冷却能力の大きな低下が抑えられ、消費電力量が削減できる。回動状態の上側可動板37及び下側可動板38は、扉26が開いて上容器24及び下容器25が引き出される状態で、引き出される上容器24及び下容器25に接触して回動して上容器24及び下容器25の移動に干渉しない。このため、上側可動板37及び下側可動板38は、引き出される上容器24及び下容器25内に多くの食品が収納されていても、食品を避ける位置に回動する。したがって、上容器24及び下容器25内により多くの食品収納量が確保できるとともに、消費電力量が削減できる。加えて、上側可動板37及び下側可動板38によって遮蔽された扉26と仕切り部29、30とによって形成される隅部空間領域40、41の温度は高くなる。このため、仕切り部29、30の表面、ガスケット34及び扉26のキャップ付近などの温度も高くなり、露付きの悪影響が低減できる。
実施の形態1によれば、扉26の凸部36は、停止状態の上側可動板37及び下側可動板38の先端部に凸部36の横幅にわたって接触する。
この構成によれば、停止状態の上側可動板37及び下側可動板38は、扉26が閉じた状態で板面を斜めに傾け、先端部を凸部36に凸部36の横幅にわたって接触し、扉26と仕切り部29、30との間の隙間を遮蔽でき、第1隙間53と上側隙間54又は下側隙間55とを繋げられる。
実施の形態1によれば、上側可動板37及び下側可動板38は、自重で板面を斜めに傾けさせ、停止状態を保持する重量部47を有する。
この構成によれば、停止状態の上側可動板37及び下側可動板38は、重量部47によって自重で板面を斜めに傾けさせ、停止状態を保持できる。
実施の形態1によれば、可動板は、回動状態で上容器24の前後方向に延びて形成された開口縁部45に接触する上側可動板37である。
この構成によれば、停止状態の上側可動板37は、扉26が閉じた状態で、板面を斜めに傾け、扉26の内板35の凸部36と上容器24及び下容器25を収容する天面側の仕切り部29との間の隙間を遮蔽し、第1隙間53と上側隙間54とが繋がる。このため、上側可動板37は、仕切り部29の内部に配置された露付き防止配管14の熱影響を受けた温度の高い空気と冷気との間を遮蔽し、温度の高い空気の熱影響が軽減され、消費電力量が削減できる。また、上容器24及び下容器25内に食品が多く入っても、扉26と上容器24及び下容器25の前面との間に冷気の流れる第1隙間53が確保される。これにより、上容器24及び下容器25内の食品量による冷気の圧力損失の変化が小さくて済み、冷却能力の大きな低下が抑えられ、消費電力量が削減できる。回動状態の上側可動板37は、扉26が開いて上容器24及び下容器25が引き出される状態で、上容器24の前後方向に延びて形成された開口縁部45に接触し、板面を上容器24及び下容器25の移動に干渉しない位置に傾ける。このため、上側可動板37は、引き出される上容器24及び下容器25内に多くの食品が収納されていても、食品を避ける位置に傾き、下方への突出量が少ない。したがって、上容器24及び下容器25内により多くの食品収納量が確保できるとともに、消費電力量が削減できる。加えて、上側可動板37によって遮蔽された扉26と仕切り部29とによって形成される隅部空間領域40の温度は高くなる。このため、仕切り部29の表面、ガスケット34及び扉26のキャップ付近などの温度も高くなり、露付きの悪影響が低減できる。
実施の形態1によれば、上側可動板37は、下方に突出し、回動状態で上容器24の開口縁部45に接触するとともに重量部を兼ねる第1突起部44を有する。
この構成によれば、停止状態の上側可動板37は、重量部を兼ねる第1突起部44によって自重で板面を斜めに傾けさせ、停止状態を保持できる。回動状態の上側可動板37は、扉26が開いて上容器24及び下容器25が引き出される状態で、第1突起部44を上容器24の前後方向に延びて形成された開口縁部45に接触させ、板面を上容器24の移動に干渉しない位置に傾ける。このため、上側可動板37は、引き出される上容器24及び下容器25内に多くの食品が収納されていても、食品を避ける位置に傾き、下方への突出量が少ない。
実施の形態1によれば、第1突起部44は、前後方向に対してR形状である。
この構成によれば、回動状態の上側可動板37は、扉26が開いて上容器24及び下容器25が引き出される状態で、第1突起部44を上容器24の前後方向に延びて形成された開口縁部45にR形状によって滑らかに接触させられる。よって、上側可動板37が開口縁部45に引っ掛からず、上側可動板37が破損し難い。
実施の形態1によれば、上側可動板37は、回動中心に対して重量部とは反対側に、停止状態で仕切り部29に接触するストッパー部43を有する。
この構成によれば、停止状態の上側可動板37は、重量部によって自重で板面を斜めに傾けさせるときに、ストッパー部43を仕切り部29に接触させ、板面の過度の傾きが防止でき、停止状態を保持できる。
実施の形態1によれば、冷蔵庫100は、上側可動板37の上面側に設けられ、回動状態で上側可動板37を上側の仕切り部29の下面に沿わせる第1回動軸部42を有する。
この構成によれば、回動状態の上側可動板37は、扉26が開いて上容器24及び下容器25が引き出される状態で、上側可動板37の上面側に設けられた第1回動軸部42を回動中心に、板面を上容器24及び下容器25の移動に干渉しない仕切り部29の下面に沿わせる位置に傾ける。このとき、第1回動軸部42が上側可動板37の上面側に設けられ、回動状態の上側可動板37が仕切り部29の下面に沿っている。このため、上側可動板37は、引き出される上容器24及び下容器25内に多くの食品が収納されていても、食品を避ける位置に傾き、下方への突出量が少ない。
実施の形態1によれば、可動板は、回動状態で下容器25の下面49に接触する下側可動板38である。
この構成によれば、停止状態の下側可動板38は、扉26が閉じた状態で、板面を斜めに傾け、扉26の内板35の凸部36と上容器24及び下容器25を収容する床側の仕切り部30との間の隙間を遮蔽し、第1隙間53と下側隙間55とが繋がる。このため、下側可動板38は、仕切り部30の内部に配置された露付き防止配管15の熱影響を受けた温度の高い空気と冷気との間を遮蔽し、温度の高い空気の熱影響が軽減され、消費電力量が削減できる。また、上容器24及び下容器25内に食品が多く入っても、扉26と上容器24及び下容器25の前面との間に冷気の流れる第1隙間53が確保される。これにより、上容器24及び下容器25内の食品量による冷気の圧力損失の変化が小さくて済み、冷却能力の大きな低下が抑えられ、消費電力量が削減できる。回動状態の下側可動板38は、扉26が開いて上容器24及び下容器25が引き出される状態で、下容器25の下面49に接触し、板面を上容器24及び下容器25の移動に干渉しない位置に傾ける。したがって、消費電力量が削減できる。加えて、下側可動板38によって遮蔽された扉26と仕切り部30とによって形成される隅部空間領域41の温度は高くなる。このため、仕切り部30の表面、ガスケット34及び扉26のキャップ付近などの温度も高くなり、露付きの悪影響が低減できる。
実施の形態1によれば、下側可動板38は、重量部47を回動中心よりも奥側に設ける。
この構成によれば、停止状態の下側可動板38は、重量部47によって自重で板面を斜めに傾けさせ、停止状態を保持できる。回動状態の下側可動板38は、扉26が開いて上容器24及び下容器25が引き出される状態で、回動中心に対して重量部47とは反対側の部分を下容器25の下面49に接触させ、板面を上容器24及び下容器25の移動に干渉しない位置に傾ける。このため、回動状態の下側可動板38は、上容器24及び下容器25の移動に干渉せず、破損し難い。
実施の形態1によれば、冷蔵庫100は、下側の仕切り部30の上方に突出して設けられ、回動状態で下側可動板38を下容器25の下面49に沿わせる第2回動軸部46を有する。
この構成によれば、回動状態の下側可動板38は、扉26が開いて上容器24及び下容器25が引き出される状態で、仕切り部30の上方に突出して設けられた第2回動軸部46を回動中心に、板面を上容器24及び下容器25の移動に干渉しない下容器25の下面49に沿わせる位置に傾ける。このため、回動状態の下側可動板38は、上容器24及び下容器25の移動に干渉せず、破損し難い。
実施の形態1によれば、下側可動板38は、回動中心に対して重量部47とは反対側の上面に設けられ、回動状態で下容器25の下面49に接触する第2突起部48を有する。
この構成によれば、回動状態の下側可動板38は、扉26が開いて上容器24及び下容器25が引き出される状態で、第2突起部48を下容器25の下面49に滑らかに接触させられる。よって、下側可動板38が下容器25の下面49に引っ掛からず、下側可動板38が破損し難い。
実施の形態1によれば、上容器24及び下容器25と扉26との間には、上容器24及び下容器25が収容される空間の横幅にて上下方向に冷気が流れる第1隙間53が形成されている。上容器24及び下容器25と上下方向に離間した仕切り部29、30との間には、上容器24及び下容器25が収容される空間の横幅にて前後方向に冷気が流れる第2隙間としての上側隙間54及び下側隙間55が形成されている。上側隙間54又は下側隙間55のうち一方の奥側には、冷気の吹出し口27が形成されている。上側隙間54又は下側隙間55のうち他方の奥側には、冷気の戻り口28が形成されている。冷気は、吹出し口27から上側隙間54又は下側隙間55のうち一方を奥側から前側に流れ、停止状態の上側可動板37及び下側可動板38によって上側隙間54及び下側隙間55に繋がれた第1隙間53を上下方向に流れ、上側隙間54又は下側隙間55のうち他方を前側から奥側に流れて戻り口28に戻る。
この構成によれば、上容器24及び下容器25内に食品が多く入っても、扉26と上容器24及び下容器25の前面との間に冷気の流れる第1隙間53が確保される。これにより、上側隙間54、第1隙間53及び下側隙間55が繋がり、上容器24及び下容器25内の食品量による冷気の圧力損失の変化が小さくて済み、冷却能力の大きな低下が抑えられ、消費電力量が削減できる。
1 冷蔵室、2 製氷室、3 上段冷凍室、4 冷凍室、5 野菜室、8 圧縮機、9 機械室熱交換器、10、11、12 凝縮配管、13、14、15、16、17 露付き防止配管、19 毛細管切替弁、20、21 毛細管、22 冷却器、23 吸入配管、24 上容器、25 下容器、26 扉、27 吹出し口、28 戻り口、29、30 仕切り部、31 板金、32 端部、33 磁石、34 ガスケット、35 内板、36 凸部、37 上側可動板、37a 先端部、37b 後辺、38 下側可動板、38a 先端部、40、41 隅部空間領域、42 第1回動軸部、42a 軸部、43 ストッパー部、44 第1突起部、45 開口縁部、46 第2回動軸部、46a 軸部、47 重量部、48 第2突起部、49 下面、50 軸受、51 重り、52 ツメ形状、53 第1隙間、54 上側隙間、55 下側隙間、56 凹部、100 冷蔵庫。

Claims (14)

  1. 前面に開口を有する貯蔵室が形成された本体と、
    前記貯蔵室に収容され、上部が開口された引き出し式の容器と、
    前記容器の前側に設けられ、前記貯蔵室を開閉する扉と、
    前記容器が収容される前記貯蔵室を形成する上下の仕切り部と、
    を備え、
    上下の前記仕切り部のうちどちらか一方の前記仕切り部の前側部分と前記扉に設けられたガスケットと、前記扉に設けられ当該冷蔵庫の奥側に向かって突出した凸部とによって形成される隅部空間領域の前記凸部の突端部付近に、当該冷蔵庫の横幅方向に延伸する板状に形成され、横幅方向両端をそれぞれ前記仕切り部に軸支された可動板を有し、
    前記可動板は、
    前記扉が閉じた状態で、前記扉の内板の前記凸部と前記仕切り部とに前後端部のそれぞれを接触させて前記隅部空間領域を塞ぐ停止状態と、
    前記扉が開いて前記容器が引き出される状態で、引き出される前記容器に接触して回動して前記容器の移動に干渉しない回動状態と、
    を選択自在に構成される冷蔵庫。
  2. 前記扉の前記凸部は、前記停止状態の前記可動板の先端部に前記凸部の横幅にわたって接触する請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記可動板は、前記回動状態で前記容器の前後方向に延びて形成された開口縁部に接触する上側可動板である請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  4. 前記上側可動板は、下方に突出し、前記回動状態で前記容器の前記開口縁部に接触する第1突起部を有する請求項に記載の冷蔵庫。
  5. 前記第1突起部は、自重で板面を斜めに傾けさせ、前記停止状態を保持する重量部である請求項4に記載の冷蔵庫。
  6. 前記上側可動板は、回動中心に対して前記重量部とは反対側に、前記停止状態で前記仕切り部に接触するストッパー部を有する請求項5に記載の冷蔵庫。
  7. 前記第1突起部は、前後方向に対してR形状である請求項4~6のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  8. 前記上側可動板の上面側に設けられ、前記回動状態で前記上側可動板を上側の前記仕切り部の下面に沿わせる第1回動軸部を有する請求項~7のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  9. 前記可動板は、前記回動状態で前記容器の下面に接触する下側可動板である請求項1又は2に記載の冷蔵庫。
  10. 前記下側可動板は、回動中心よりも奥側に、自重で板面を斜めに傾けさせ、前記停止状態を保持する重量部を有する請求項9に記載の冷蔵庫。
  11. 前記下側可動板は、回動中心に対して前記重量部とは反対側の上面に設けられ、前記回動状態で前記容器の下面に接触する第2突起部を有する請求項10に記載の冷蔵庫。
  12. 下側の前記仕切り部の上方に突出して設けられ、前記回動状態で前記下側可動板を前記容器の下面に沿わせる第2回動軸部を有する請求項9~11のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  13. 前記容器と前記扉との間には、前記容器が収容される前記貯蔵室の横幅にて上下方向に冷気が流れる第1隙間が形成され、
    前記容器と上下方向に離間した前記仕切り部との間には、前記容器が収容される前記貯蔵室の横幅にて前後方向に冷気が流れる第2隙間が形成され、
    前記第2隙間は、前記容器の上側に形成された上側隙間及び前記容器の下側に形成された下側隙間であり、
    前記上側隙間又は前記下側隙間のうち一方の奥側には、冷気の吹出し口が形成され、
    前記上側隙間又は前記下側隙間のうち他方の奥側には、冷気の戻り口が形成され、
    冷気は、
    前記吹出し口から前記上側隙間又は前記下側隙間のうち一方を奥側から前側に流れ、
    前記停止状態の前記上側可動板によって前記上側隙間に繋がれた前記第1隙間を上下方向に流れ、
    前記上側隙間又は前記下側隙間のうち他方を前側から奥側に流れて前記戻り口に戻る請求項3~8のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
  14. 前記容器と前記扉との間には、前記容器が収容される前記貯蔵室の横幅にて上下方向に冷気が流れる第1隙間が形成され、
    前記容器と上下方向に離間した前記仕切り部との間には、前記容器が収容される前記貯蔵室の横幅にて前後方向に冷気が流れる第2隙間が形成され、
    前記第2隙間は、前記容器の上側に形成された上側隙間及び前記容器の下側に形成された下側隙間であり、
    前記上側隙間又は前記下側隙間のうち一方の奥側には、冷気の吹出し口が形成され、
    前記上側隙間又は前記下側隙間のうち他方の奥側には、冷気の戻り口が形成され、
    冷気は、
    前記吹出し口から前記上側隙間又は前記下側隙間のうち一方を奥側から前側に流れ、
    前記停止状態の前記下側可動板によって前記下側隙間に繋がれた前記第1隙間を上下方向に流れ、
    前記上側隙間又は前記下側隙間のうち他方を前側から奥側に流れて前記戻り口に戻る請求項9~12のいずれか1項に記載の冷蔵庫。
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