JP6466742B2 - 冷蔵庫 - Google Patents

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Description

本発明は、冷蔵室の下部に温度の異なる複数の隔離室を配した冷蔵庫に関する。
従来の冷蔵庫は特許文献1に開示される。この冷蔵庫は上部に冷蔵室が配され、冷蔵室の下方に野菜室が配されている。冷蔵室と野菜室とは前端部に橋架される当接部と当接部の後方に配される仕切板により区画されている。仕切板は冷蔵庫を循環する冷気により冷却され、仕切板の輻射冷却によって野菜室が冷却されている。また、仕切板により冷蔵庫内の冷気が野菜室に流入するのを遮断して野菜室内の乾燥を防止している。
冷蔵室及び野菜室は断熱扉により夫々独立して開閉される。冷蔵室は左右の一端で枢支されて回動可能な冷蔵室扉により開閉され、野菜室は収納容器を一体に引出す引き出し式の野菜室扉により開閉される。
冷蔵室と野菜室の各扉を閉じた状態において、冷蔵室扉の背面下部及び野菜室扉の背面上部が当接部に当接する。これにより、冷蔵室及び野菜室が密閉される。このとき、当接部は上下に隣接する冷蔵室扉と野菜室扉との間に隙間が形成される程度に上下幅が大きく形成されている。
特開2004−340449号公報
しかしながら、上記従来の冷蔵庫によると、当接部の後方にデッドスペースが形成され、野菜室内の有効領域が狭くなるため利便性が悪くなる問題があった。また、冷蔵室内に野菜室を設けて当接部を取り除いた場合、野菜室の上方を仕切る仕切板の前端を冷蔵室扉の近傍に設けて冷気が野菜室に流入するのを遮断する必要がある。このとき、野菜室の前部が仕切板によって覆われ、野菜室の収納容器を引き出した際に収納物の視認性が悪くなり、利便性が悪くなる問題もあった。
本発明は、利便性を向上できる冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の冷蔵庫は、貯蔵物を冷蔵保存する冷蔵室と、左右の一端で枢支されて前記冷蔵室の前面を開閉するとともに背面に貯蔵物を収納するドアポケットを設けた扉と、前記冷蔵室を上下に仕切る仕切板と、前記仕切板と前記冷蔵室の底壁との間に形成して第1収納容器を配した第1隔離室と、前記仕切板上に形成して第2収納容器を配した第2隔離室と、第2隔離室及び第2隔離室よりも上方に臨む冷気の吐出口とを備え、第2隔離室よりも上方の領域に対して第1隔離室が高温で第2隔離室が低温に維持される冷蔵庫において、第2隔離室に冷気の流出口を設けて前記仕切板と第2収納容器との間に通気路を形成するとともに、前記扉を閉じた際に前記扉と前記仕切板との間が前記ドアポケットによって遮蔽され、前記ドアポケットと第2収納容器との間を降下する冷気が前記通気路を通って前記流出口から流出することを特徴としている。
また、本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記ドアポケットと前記仕切板との間又は前記扉と前記仕切板との間にシール部材を設けることが好ましい。
また、本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記扉の背面側から突出して後方が下がる傾斜面を上面に有したガイド部を設け、前記扉を閉じた際に前記ガイド部が前記仕切板に近接して前記通気路に冷気を導くことが好ましい。
また、本発明は上記構成の冷蔵庫において、第1収納容器が前面に開口部を有するとともに、前記扉を閉じた際に前記開口部を遮蔽する蓋部を前記扉の背面側に設けたことが好ましい。
また、本発明は上記構成の冷蔵庫において、第2隔離室の背壁と第2収納容器との隙間を遮蔽して前記通気路の上壁を形成する遮蔽部を設けたことが好ましい。
また、上記目的を達成するために本発明の冷蔵庫は、貯蔵物を冷蔵保存する冷蔵室と、左右の一端で枢支されて前記冷蔵室の前面を開閉するとともに背面に貯蔵物を収納するドアポケットを設けた扉と、前記冷蔵室を上下に仕切る仕切板と、前記仕切板と前記冷蔵室の底壁との間に形成して第1収納容器を配した第1隔離室と、前記仕切板上に形成して第2収納容器を配した第2隔離室と、第2隔離室及び第2隔離室よりも上方に臨む冷気の吐出口とを備え、第2隔離室よりも上方の領域に対して第1隔離室が高温で第2隔離室が低温に維持される冷蔵庫において、前記仕切壁よりも下方に冷気の流出口を設けて前記冷蔵室の底壁と第1収納容器との間に通気路を形成し、前記ドアポケットと第1収納容器との間を降下する冷気が前記通気路を通って前記流出口から流出することを特徴としている。
また、本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記通気路の上壁を形成する上面板を設け、前記上面板上に第1収納容器が配されることが好ましい。
また、本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記仕切板よりも下方に設置される製氷用の貯水タンクを備え、前記流出口を前記貯水タンクの周辺に配置したことが好ましい。
また、本発明の冷蔵庫は、複数の仕切板を上下に配して貯蔵物を冷蔵保存する冷蔵室と、左右の一端で枢支されて前記冷蔵室の前面を開閉する扉と、前記冷蔵室の底壁上に配して前後にスライドする収納容器とを備えた冷蔵庫において、前記扉の背面に設けられて前記扉が閉じた際に前記収納容器に係合する係合部を有し、前記扉を開いた際に前記係合部の係合によって前記収納容器が前進し、前記収納容器が所定量引き出された際に前記係合部の係合が解除されることを特徴としている。
また、本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記ケースが前方に向かうに従って上方に案内されて前記係合部との係合が解除されることが好ましい。
また、本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記扉を開く際に把持される把持部と、一端を前記係合部に連結して前記把持部上に配される押圧部とを備え、前記押圧部とともに前記把持部を把持した際に前記係合部が前記ケースに係合することが好ましい。
また、本発明の冷蔵庫は、複数の仕切板を上下に配して貯蔵物を冷蔵保存する冷蔵室と、前記仕切板上に配して前後にスライドする収納容器と、冷気を生成する冷却器と、前記冷却器で生成した冷気が流通するとともに前記冷蔵室に冷気を吐出する吐出口を有する冷気通路とを備えた冷蔵庫において、前記冷気通路の前壁の一部が前記収納容器の背壁により形成されていることを特徴としている。
また、本発明は上記構成の冷蔵庫において、前記吐出口が前記収納容器の背壁上端と前記仕切板との間に形成される隙間から成ることが好ましい。
本発明によると、第1隔離室と第2隔離室との間の仕切板の前端が扉の背面から離れて配置され、扉を閉じた際に扉と仕切板との間がドアポケットにより遮蔽される。このため、第1隔離室から引き出された第1収納容器内の貯蔵物の視認性が向上し、冷蔵庫の利便性を向上させることができる。また、第2隔離室の上方の領域を流通した冷気が仕切板と第2収納容器との間の通気路を流通するため、第2隔離室に隣接した第1隔離室の過冷却を防止することができる。
また本発明によると、ドアポケットと第1収納容器との間を降下する冷気が冷蔵室の底壁と第1収納容器との間の通気路を流通する。このため、第1隔離室と第2隔離室との間の仕切板の前端が扉の背面から離れて配置される。これにより、第1隔離室から引き出された第1収納容器内の貯蔵物の視認性が向上し、冷蔵庫の利便性を向上させることができる。また、第2隔離室の上方の領域を流通した冷気が第1収納容器の下方の通気路を流通するため、第2隔離室に隣接した第1隔離室の過冷却を防止することができる。
本発明の第1実施形態の冷蔵庫の正面図。 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の側面断面図。 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の側面断面図。 本発明の第1実施形態の冷蔵庫の変形例を示す側面断面図。 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の正面図。 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の側面断面図。 本発明の第2実施形態の冷蔵庫の側面断面図。 本発明の第3実施形態の冷蔵庫の側面断面図。 本発明の第4実施形態の冷蔵庫の正面図。 本発明の第5実施形態の冷蔵庫の側面断面図。 本発明の第6実施形態の冷蔵庫の野菜室の前面側の一部を拡大して示す側面断面図。 本発明の第6実施形態の冷蔵庫の野菜室の前面側の一部を拡大して示す側面断面図。 本発明の第7実施形態の冷蔵庫の野菜室の前面側の一部を拡大して示す側面断面図。
<第1実施形態>
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の冷蔵庫1の正面図であり、図2、図3は冷蔵庫1の側面断面図である。なお、図2は後述する冷気通路31、32を通る断面を示し、図3は後述する戻り通路34を通る断面を示している。冷蔵庫1は断熱材を充填した断熱箱体11を備え、断熱箱体11の上段に冷蔵室2、中段に製氷室3a及び第1冷凍室3b、下段に第2冷凍室4が配される。製氷室3aと第1冷凍室3bは左右に並設して配される。製氷室3a、第1冷凍室3b及び第2冷凍室4は夫々内部で連通している。
冷蔵室2、製氷室3a、第1冷凍室3b及び第2冷凍室4は断熱扉により夫々独立して開閉される。冷蔵室2は左右の一端で枢支されて回動可能な扉12により開閉される。扉12の背面にはドアポケット51a〜51dが設けられている。ドアポケット51a〜51dにはペットボトル等を収納することができる。第1冷凍室3b、第2冷凍室4は引き出し式の扉13a、14がそれぞれ設けられ、内部に複数の収納容器が配される。また、製氷室3aにも引き出し式の扉(不図示)が設けられ、内部に製氷皿35が配されている。
冷蔵室2の背壁2bは樹脂から成り、背壁2bと断熱箱体11との間に冷気通路32及び戻り通路34が夫々独立して形成されている。冷気通路32には吐出口25a〜25eが形成され、戻り通路32には流出口26が形成されている。冷気通路32から吐出口25a〜25eを介して吐出された冷気は冷蔵室2を循環して流出口26から戻り通路34に流入する。
製氷室3a、第1冷凍室3b及び第2冷凍室4の背壁4bは樹脂から成り、背壁4bと断熱箱体11との間に冷気通路31が形成され、冷気通路31には吐出口25f〜25iと流出口28が形成されている。製氷室3a、第1冷凍室3b及び第2冷凍室4は冷気通路31を介して連通している。
冷気通路31、32はダンパ33を介して連通している。ダンパ33の開閉量によって冷気通路31から冷気通路32に流入する風量が調整される。
冷気通路31内には圧縮機(不図示)に接続された冷却器41が配される。圧縮機の駆動により冷媒が循環して冷凍サイクルが運転される。また、戻り通路34は冷却器41に連通している。なお、冷却器41の下部には除霜ヒータ45が設けられている。除霜ヒータ45は冷却器41の除霜運転を行う。
冷気通路31内には送風機42が配される。冷却器41で生成された冷気は送風機42の駆動により冷気通路31を介して吐出口25g〜25iから製氷室3a、第1冷凍室3b、第2冷凍室4に吐出される。製氷室3a、第1冷凍室3b、第2冷凍室4に吐出された冷気は第2冷凍室4の底部に設けられた流出口28を介して冷却器41に戻る。これにより、製氷室3a、第1冷凍室3b、第2冷凍室4が氷点よりも低温に維持される。
冷気通路31から冷気通路32に流入した冷気は送風機43の駆動により吐出口25a〜25eから冷蔵室2に吐出される。冷蔵室2に吐出された冷気により冷蔵室2内が冷却され、冷蔵室2内が氷点よりも高温に維持される。冷蔵室2を流通した冷気は流出口26から流出する。このとき、冷蔵室2の底壁2a上に形成される隔離室から成る野菜室21には冷気が流入しない。これにより、野菜室21は冷蔵室2よりも高温で野菜の貯蔵に適した温度(例えば約5℃)に維持される。
冷蔵室2内は樹脂成形された仕切板23a〜23eが複数上下に配されている。冷蔵室2の底壁2aと仕切板23eとの間に野菜室(第1隔離室)21が形成されている。また、仕切板23e、23dの間にはチルド室(第2隔離室)22が形成されている。野菜室21とチルド室22の内部には貯蔵物を収納する第1、第2収納容器121、122が夫々配されている。第1収納容器121によって野菜室21が冷蔵室2内に隔離して形成され、第2収納容器122によってチルド室22が冷蔵室2内に隔離して形成される。また、チルド室22の側方には製氷皿35に給水する給水タンク24が配されている。
吐出口25e及び流出口26はチルド室22に臨んで配されており、流出口26が吐出口25eの下方に配されている。吐出口25eは吐出口25a〜25dより上流に配されており、吐出口25eからは吐出口25a〜25dよりも低い温度の冷気が吐出される。これにより、チルド室22がチルド室22の上方の領域よりも低温(約0℃)に維持される。
第2収納容器122の底面にはリブ(不図示)が設けられ、第2収納容器122は仕切板23e上に載置されている。これにより、仕切板23eと第2収納容器122との間に通気路27が形成されている。通気路27は流出口26に連通する。
チルド室22の背壁22aと第2収納容器122の背壁122aとの隙間には背壁22aから突出する遮蔽部54が設けられている。遮蔽部54はチルド室22の背壁22aと第2収納容器122の背壁122aとの隙間を遮蔽して通気路27の上壁の一部を形成する。これにより、通気路27から流出口26へ冷気を円滑に流通させることができる。なお、遮蔽部54を第2収納容器122の背壁122aから突出させてもよい。
チルド室22の前方に配されるドアポケット51dには背面から突出するガイド部52が設けられている。ガイド部52は後方が下がる傾斜面を上面に有する。ガイド部52は扉12を閉じた状態において仕切板23eに近接して冷気を円滑に通気路27に導くことができる。
また、扉12を閉じた状態において、ドアポケット51dは扉12と仕切板23eとの間を遮蔽する。また、仕切板23eの前端部にはシール部材53が設けられており、シール部材53によってドアポケット51と仕切板23eとの間がより密に遮断されている。これにより、冷蔵室2を循環する冷気が野菜室21内に流入するのを防止して野菜室21内の乾燥を防止することができる。
なお、仕切板23eの前端は扉12の背面から離れて形成されている。このため、野菜室21から引き出された第1収納容器121内の貯蔵物の視認性が向上し、冷蔵庫1の利便性を向上させることができる。
また、第1収納容器121の前面に開口部121bを形成している。扉12の背面側には扉12を閉じた際に開口部121bを遮蔽する蓋部55が設けられている。これにより、第1収納容器121が密閉され、内部の乾燥を防止することができる。また、扉12を開成した際に蓋部55が外れて開口部21が開放される。これにより、開口部21bから貯蔵物を容易に取り出すことができ、冷蔵庫1の利便性を向上させることができる。
吐出口25eからチルド室22に吐出された冷気は第2収納容器122の背壁122a上端と仕切板23dとの隙間から第2収納容器122内に流入する。第2収納容器122内に流入した冷気は第2収納容器122の前壁122b上端と仕切板23dとの隙間から第2収納容器の外部に流出する。
吐出口25a〜25dから冷蔵室2に吐出された冷気は扉12及びドアポケット51a〜51cの背面に沿って下方に流通し、チルド室22から流出した冷気と合流する。合流した冷気はドアポケット51dの背面及びガイド部52に沿って通気路27へ流入する。通気路27へ流入した冷気は流出口26から戻り通路34に流入する。
このとき、通気路27には冷蔵室2内を流通して温度が上昇した冷気が導かれる。これにより、野菜室21内は隣接するチルド室22による過冷却が防止され、チルド室22の上方の領域よりも高温に維持される。
戻り通路34に流入した冷気は冷却器41に戻る。これにより、冷蔵室2、チルド室22及び野菜室21内が冷却される。
本実施形態によると、冷蔵室21とチルド室22との間の仕切板23eの前端が扉12の背面から離れて配置され、扉12を閉じた際に扉12と仕切板23eとの間がドアポケット51dにより遮蔽される。このため、冷蔵室21から引き出された第1収納容器121内の貯蔵物の視認性が向上し、冷蔵庫1の利便性を向上させることができる。また、チルド室22の上方の領域を流通した冷気が仕切板23eと第2収納容器122との間の通気路27を流通するため、チルド室22に隣接した野菜室21の過冷却を防止することができる。
また、ドアポケット51dと仕切板23eとの間にはシール部材53が設けられており、冷蔵室2を循環する冷気が野菜室21内に流入するのを防止して野菜室21内の乾燥を防止することができる。
また、扉12の背面側から突出して後方が下がる傾斜面を上面に有したガイド部52を設けることにより、扉12の背面に沿って下方に流通する冷気を円滑に通気路27に導くことができる。
また、扉12の背面側に設けた蓋部55が第1収納容器121の前面に形成された開口部121bを遮蔽する。これにより、第1収納容器121内部の乾燥を防止することができる。また、扉12を開成した際に蓋部55が外れて開口部21が開放される。これにより、開口部21bから貯蔵物を容易に取り出すことができ、冷蔵庫1の利便性を向上させることができる。
また、チルド室22の背壁22aと第2収納容器122の背壁122aとの間を遮蔽部54で遮蔽して通気路27の上壁の一部を形成することにより、通気路27から流出口26へ冷気を円滑に流通させることができる。
なお、図4は第1実施形態に係る冷蔵庫1の変形例を示す側面断面図であり、シール部材53を扉12の背面から突出させて扉12と仕切板23eとの間を遮蔽してもよい。
<第2実施形態>
図5は第2実施形態の冷蔵庫1の正面図であり、図6、図7は冷蔵庫1の側面断面図である。なお、図6は冷気通路31、32を通る断面を示し、図7は戻り通路34を通る断面を示している。第1実施形態と同様の部分には同一符号を付して説明を省略する。第1実施形態に対して第2実施形態は仕切板23eよりも下方に冷気の流出口26を設け、冷蔵室2の底壁2aと第1収納容器121との間に通気路27を形成した。また、ガイド部52、シール部材53、遮蔽部54、蓋部55(いずれも図2参照)が省かれている。
第1収納容器121の底面にはリブ(不図示)が設けられ、第1収納容器121は冷蔵室2の底壁2a上に載置されている。これにより、底壁2aと第1収納容器121との間に通気路27が形成されている。通気路27は流出口26に連通している。また、扉12の背面にドアポケット51eが設けられ、ドアポケット51eの背面と第1収納容器121の前面との間に通気路が形成されている。
吐出口25a〜25eから冷蔵室2に吐出された冷気は扉12及びドアポケット51a〜51eの背面に沿って下方に流通して冷蔵室2の底壁2aから通気路27へ流入する。通気路27へ流入した冷気は流出口26から戻り通路34に流入する。このとき、通気路27を流通する冷気は冷蔵室2内を流通して温度が上昇した冷気が導かれる。
このとき、通気路27には冷蔵室2内を流通して温度が上昇した冷気が導かれる。これにより、野菜室21内は隣接するチルド室22による過冷却が防止され、チルド室22の上方の領域よりも高温に維持される。
また、扉12を閉じた際に扉12のドアポケット51eと仕切板23eとの間には冷気が流通する通気路が形成され、仕切板23eの前端が扉12の背面から離れて配置される。これにより、野菜室21から引き出された第1収納容器内121の貯蔵物の視認性が向上し、冷蔵庫1の利便性を向上させることができる。
<第3実施形態>
図8は第3実施形態の冷蔵庫1の側面断面図である。なお、第2実施形態と同様の部分には同一符号を付して説明を省略する。第2実施形態に対して第3実施形態は通気路27の上壁を形成する上面板56を設け、上面板56上に第1収納容器121が配される。これにより、通気路27が上面板56と冷蔵室2の底壁2aとの間に形成される。このとき、通気路27から流出口26へ冷気を円滑に流通させることができる。
<第4実施形態>
図9は第4実施形態の冷蔵庫1の正面図である。なお、第2実施形態と同様の部分には同一符号を付して説明を省略する。第2実施形態に対して第4実施形態は貯水タンク24の配置が異なる。
貯水タンク24は仕切板23eよりも下方に設置され、野菜室21に隣接して配されている。また、流出口26を貯水タンク24の周辺に配置し、製氷室3aを貯水タンク24の下方に配した。
これにより、冷蔵室2内を流通して温度が上昇した冷気が貯水タンク24の周辺を流通して流出口26に流入する。このため、貯水タンク24内の水がチルド室22内の冷気によって凍結するのを防止することができる。
なお、第1実施形態の冷蔵庫1において、流出口26を貯水タンク24の周辺に配置しても貯水タンク24内の水がチルド室22内の冷気によって凍結するのを防止することができる。
<第5実施形態>
図10は第5実施形態の冷蔵庫1を示す側面断面図である。なお、第2実施形態と同様の部分には同一符号を付して説明を省略する。第2実施形態に対して第5実施形態は第2収納容器122の背壁122aによって冷気通路32の前壁の一部を形成している。また、第2収納容器122の背壁122a上端と仕切板23dとの隙間により吐出口25eを形成している。
第2収納容器122の背壁122aが冷気通路32を流通する冷気により直接冷却され、チルド室22内の冷却効率を向上させることができる。なお、仕切板23b〜23d上に収納容器を載置し、これらの収納容器の背壁によって冷気通路32の前壁の一部を形成してもよい。また、これらの収納容器の背壁上端と仕切板23b〜23dとの隙間により吐出口25b〜25dを形成してもよい。
<第6実施形態>
図11、図12は第6実施形態の冷蔵庫1の野菜室21の前面側の一部を拡大して示す側面断面図である。図11は扉12を閉じた状態を示し、図12は扉12を開いた状態を示している。なお、第2実施形態と同様の部分には同一符号を付して説明を省略する。第2実施形態に対して第6実施形態は扉12の背面に設けられたドアポケット51eから後方に突出する係合部63が設けられている。係合部63の後端は上方に突出している。また、第1収納容器121の底面には凹部121cが設けられている。扉12を閉じた状態において係合部63の後端が凹部121cに係合している。なお、第1収納容器121の底面から下方に突出する凸部を設けるとともに係合部63に凹部を設け、凸部と係合部に設けた凹部によって第1収納容器121と係合部63とを係合してもよい。
また、野菜室21の底壁2a上には案内部64が設けられている。案内部64の上面には前方に向かって上方に延びる傾斜面が形成されている。
扉12を開いた際に、係合部63の係合によって第1収納容器21が前進する。傾斜面を摺動する第1収納容器121は前方に向かうに従って上方に引出される。このとき、係合部63は水平方向に移動する。このため、係合部63と第1収納容器121との係合が解除される。したがって、扉12を開成する動作と第1収納容器121を引き出す動作とを一体的に連続して行うことができる。従って、冷蔵庫1の利便性を向上させることができる。
なお、第1収納容器121を引き出した状態で扉12を閉じた場合、ドアポケット12の背面が第1収納容器121の前面を押圧して第1収納容器121を野菜室21の後方に押し戻す。押し戻された第1収納容器121は後方に向かうに従って下方に押し戻される。これにより、扉12を閉成したときに、凹部121cと係合部63とが係合する。なお、第1収納容器121の底面に凹部121cの後方に下方に突出するリブを設け、係合部63でリブを押圧して第1収納容器121を野菜室21の後方に押し戻してもよい。
<第7実施形態>
図13は第7実施形態の冷蔵庫1の野菜室の前面側の一部を拡大して示す側面断面図である。なお、第6実施形態と同様の部分には同一符号を付して説明を省略する。第6実施形態に対して第7実施形態は扉12の前面に把持部12aが設けられており、把持部12a上に押圧部61が配されている。押圧部61は連結部62を介して係合部63に連結している。連結部62は回動自在に支持部62aで支持されており、押圧部61を押圧すると連結部62が係合部63の前端を上方に押し上げる。なお、一点鎖線で示すように押圧部61を押圧していない状態において係合部63の後端は下方に下がっている。
冷蔵庫扉12を閉じた状態において押圧部61を押圧することにより、係合部63が凹部121cに係合する。これにより、押圧部61とともに把持部12aを把持して扉12を開いた場合、扉12を開成する動作と第1収納容器121を引き出す動作とを一体的に連続して行うことができる。従って、冷蔵庫1の利便性を向上させることができる。
なお、押圧部61を押圧せずに扉12を開閉した場合、係合部63と凹部121cは係合していないため、第1収納容器121は引き出されない。
1 冷蔵庫
2 冷蔵室
3a 製氷室
4 第2冷凍室
21 野菜室
22 チルド室
23a〜23e 仕切板
24 給水タンク
25a〜25i 吐出口
26 流出口
27 通気路
31、32 冷気通路
33 ダンパ
34 戻り通路
41 冷却器
42、43 送風機
45 除霜ヒータ
51a〜51e ドアポケット
52 ガイド部
53 シール部材
54 遮蔽部
61 押圧部
62 連結部
63 係合部
121、122 第1、第2収納容器
121c 凹部

Claims (4)

  1. 貯蔵物を冷蔵保存する冷蔵室と、左右の一端で枢支されて前記冷蔵室の前面を開閉するとともに背面に貯蔵物を収納するドアポケットを設けた扉と、前記冷蔵室を上下に仕切る仕切板と、前記仕切板と前記冷蔵室の底壁との間に形成して第1収納容器を配した第1隔離室と、前記仕切板上に形成して第2収納容器を配した第2隔離室と、第2隔離室及び第2隔離室よりも上方に臨む冷気の吐出口とを備え、第2隔離室よりも上方の領域に対して第1隔離室が高温で第2隔離室が低温に維持される冷蔵庫において、第2隔離室に冷気の流出口を設けて前記仕切板と第2収納容器との間に通気路を形成するとともに、前記扉を閉じた際に前記扉と前記仕切板との間が前記ドアポケットによって遮蔽され、前記ドアポケットと第2収納容器との間を降下する冷気が前記通気路を通って前記流出口から流出することを特徴とする冷蔵庫。
  2. 前記ドアポケットと前記仕切板との間又は前記扉と前記仕切板との間にシール部材を設けたことを特徴とする請求項1に記載の冷蔵庫。
  3. 前記扉の背面側から突出して後方が下がる傾斜面を上面に有したガイド部を設け、前記扉を閉じた際に前記ガイド部が前記仕切板に近接して前記通気路に冷気を導くことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の冷蔵庫。
  4. 第1収納容器が前面に開口部を有するとともに、前記扉を閉じた際に前記開口部を遮蔽する蓋部を前記扉の背面側に設けたことを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の冷蔵庫。
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