JP2005090887A - 貯蔵庫 - Google Patents
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Abstract
【課題】 冷蔵室の冷却効率が回転仕切体からの温度影響で低下することを防止でき、回転仕切体で結露が発生することも防止できる貯蔵庫を提供すること。
【解決手段】 左扉19の閉鎖状態では連動仕切体36が回転仕切体28の前端部と冷蔵室18との間に介在され、冷蔵室18と回転仕切体28の前端部との間が連動仕切体36によって熱的に遮断される。このため、冷蔵室18内の冷気が回転仕切体28の前端部に直接的に接触すること・回転仕切体28の前端部からの熱が冷蔵室18内に直接的に流入することが防止されるので、冷蔵室18の冷却効率が回転仕切体28の前端部からの熱影響で低下することが抑えられ、回転仕切体28の前端部で結露が発生することも抑えられる。
【選択図】 図1
【解決手段】 左扉19の閉鎖状態では連動仕切体36が回転仕切体28の前端部と冷蔵室18との間に介在され、冷蔵室18と回転仕切体28の前端部との間が連動仕切体36によって熱的に遮断される。このため、冷蔵室18内の冷気が回転仕切体28の前端部に直接的に接触すること・回転仕切体28の前端部からの熱が冷蔵室18内に直接的に流入することが防止されるので、冷蔵室18の冷却効率が回転仕切体28の前端部からの熱影響で低下することが抑えられ、回転仕切体28の前端部で結露が発生することも抑えられる。
【選択図】 図1
Description
本発明は、食品を冷凍保存または冷蔵保存する貯蔵室を備えた貯蔵庫に関する。
上記貯蔵庫には、図14に示すように、貯蔵室101の前面に左扉102および右扉103を左端部の垂直な軸および右端部の垂直な軸を中心に回動可能に装着した構成のものがある。この構成の場合、左扉102のガスケット104および右扉103のガスケット104を閉鎖状態で扉当て105の前面に密着させ、左扉102と右扉103との隙間を気密状態にシールしている。
上記従来構成の場合、扉当て105内の前端部にヒータ106を収納し、扉当て105の前面をヒータ106によって加熱することに基いて露付き防止している。しかしながら、貯蔵室101内の冷気が扉当て105に直接的に接触するので、結露の発生を十分に防止できない。しかも、貯蔵室101内がヒータ106から熱影響を直接的に受けるので、貯蔵室101内の冷却効率が低下する。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、貯蔵室内の冷却効率が扉当てからの温度影響で低下することを防止でき、しかも、扉当てで結露が発生することを十分に防止できる貯蔵庫を提供することにある。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、貯蔵室内の冷却効率が扉当てからの温度影響で低下することを防止でき、しかも、扉当てで結露が発生することを十分に防止できる貯蔵庫を提供することにある。
<請求項1に係る発明について>
請求項1に係る発明は扉の開閉に連動して動作する可動部材を設けたものであり、具体的には扉の閉鎖状態で扉当ての熱源収納部と貯蔵室との間に可動部材を介在し、扉の開放状態で可動部材を両者の間から脱出させるものである。この可動部材は扉の開放状態で両者の間から脱出するだけのものではなく、扉に対して相対的に動作することに基いて前方から視覚的に認識不能になるものである。以下、主な記載事項の意義について説明する。
1)扉:貯蔵室を開閉するものであり、貯蔵室とは食品を冷蔵保存または冷凍保存する保存室を称する。
2)シール部材:扉の開閉操作と共に移動する弾性部材を称する。
3)扉当て:扉が閉鎖状態でシール部材を介して当てられる相対的な剛性部材を称する。この扉の閉鎖状態ではシール部材が扉および扉当て間に介在され、弾性復元力で扉当てに密着する。即ち、扉当てはシール部材と協同して密封状態を生成するシール面を有するものである。
4)熱源:扉当ての前面等の結露忌避面を加熱することに基いて結露忌避面で結露が発生することを防止するものであり、扉当てに内蔵された電気的ヒータ・冷媒パイプ等が熱源に該当する。熱源収納部とは扉当てのうち熱源が収納された集中加熱部を称するものであり、例えば扉当ての前端部に熱源が収納されているときには扉当ての前端部が熱源収納部に相当する。
5)可動部材:扉の開閉に連動して無効状態および有効状態に変化するものである。有効状態とは可動部材が扉当ての熱源収納部と貯蔵室との間に介在された状態であり、可動部材の有効状態では貯蔵室と熱源収納部との間が可動部材によって熱的に遮断され、貯蔵室内の冷気が熱源収納部に直接的に接触すること・熱源収納部からの熱が貯蔵室内に直接的に流入することが防止される。無効状態とは可動部材が扉当ての熱源収納部と貯蔵室との間から脱出した状態であり、無効状態では可動部材が前方から視覚的に認識不能に隠れる。<請求項2に係る発明について>
請求項2に係る発明は可動部材として仕切部材を用いたものである。この仕切部材とは扉の閉鎖状態で熱源収納部と貯蔵室との間に別室を区画形成し、熱源収納部を別室内の空気層によって熱的に遮断するものであり、扉の開放状態では仕切部材が熱源収納部と貯蔵室との間から脱出することに基いて別室が消滅する。
<請求項3に係る発明について>
請求項3に係る発明は可動部材として弾性部材を用いたものである。この弾性部材とは扉の開放状態で折畳まれた無効状態になるものであり、扉の閉鎖状態では弾性部材を自身の弾性復元力で有効状態に自己復帰させることが好ましい。
<請求項4に係る発明について>
請求項4に係る発明は可動部材の視覚的な遮蔽手段について言及したものであり、視覚的な遮蔽手段として扉を用いたものである。具体的には可動部材を扉の後面に取付け、扉の外周面に対して非突出状態にすることで遮蔽するものである。
<請求項5に係る発明について>
請求項5に係る発明は可動部材を扉の開閉に電気的に連動して電気的に操作するものである。具体的には扉スイッチからの出力信号に基いて扉の閉鎖が検出されたときには駆動源を駆動制御し、可動部材を有効状態にする。また、扉スイッチからの出力信号に基いて扉の開放が検出されたときには駆動源を駆動制御し、可動部材を無効状態にする。この駆動源は電気エネルギーによって動作するものであり、例えばモータ・ソレノイド等が駆動源に該当する。
<請求項6に係る発明について>
請求項6に係る発明は可動部材を扉の開閉に機械的に連動して機械的に操作するものであり、具体的には扉の操作力を可動部材に伝達する伝達機構を設け、可動部材を扉の操作力で操作するものである。この場合、無効状態から有効状態への往動操作および有効状態から無効状態への復動操作の双方を扉の操作力で行っても良く、往動操作および復動操作の一方だけを扉の操作力で行っても良い。往動操作および復動操作の一方だけを扉の操作力で行うときには他方をスプリング力で行うと良い。
<請求項7に係る発明について>
請求項7に係る発明は可動部材として変形部材を用いたものである。この変形部材は温度に応じて形状が変わるものであり、具体的には扉の閉鎖状態では可動部材を冷気によって冷却することに基いて有効状態に変形させ、扉の開放状態では可動部材を外気によって加熱することに基いて無効状態に変形させる。
<請求項8に係る発明について>
請求項8に係る発明は可動部材として磁性部材を用い、扉の閉鎖状態で可動部材を貯蔵室側の異極部によって磁気的に吸引することに基いて有効状態にするものである。この場合、扉の開放操作時に可動部材を貯蔵室側の同極部によって磁気的に反発させることに基いて無効状態に動作させると良い。
<請求項9に係る発明について>
請求項9に係る発明は可動部材を扉の開閉に連動して操作する操作部を貯蔵室に設けたものであり、操作部とは可動部材をガイド面に沿って操作するガイド部材として機能するものである。
請求項1に係る発明は扉の開閉に連動して動作する可動部材を設けたものであり、具体的には扉の閉鎖状態で扉当ての熱源収納部と貯蔵室との間に可動部材を介在し、扉の開放状態で可動部材を両者の間から脱出させるものである。この可動部材は扉の開放状態で両者の間から脱出するだけのものではなく、扉に対して相対的に動作することに基いて前方から視覚的に認識不能になるものである。以下、主な記載事項の意義について説明する。
1)扉:貯蔵室を開閉するものであり、貯蔵室とは食品を冷蔵保存または冷凍保存する保存室を称する。
2)シール部材:扉の開閉操作と共に移動する弾性部材を称する。
3)扉当て:扉が閉鎖状態でシール部材を介して当てられる相対的な剛性部材を称する。この扉の閉鎖状態ではシール部材が扉および扉当て間に介在され、弾性復元力で扉当てに密着する。即ち、扉当てはシール部材と協同して密封状態を生成するシール面を有するものである。
4)熱源:扉当ての前面等の結露忌避面を加熱することに基いて結露忌避面で結露が発生することを防止するものであり、扉当てに内蔵された電気的ヒータ・冷媒パイプ等が熱源に該当する。熱源収納部とは扉当てのうち熱源が収納された集中加熱部を称するものであり、例えば扉当ての前端部に熱源が収納されているときには扉当ての前端部が熱源収納部に相当する。
5)可動部材:扉の開閉に連動して無効状態および有効状態に変化するものである。有効状態とは可動部材が扉当ての熱源収納部と貯蔵室との間に介在された状態であり、可動部材の有効状態では貯蔵室と熱源収納部との間が可動部材によって熱的に遮断され、貯蔵室内の冷気が熱源収納部に直接的に接触すること・熱源収納部からの熱が貯蔵室内に直接的に流入することが防止される。無効状態とは可動部材が扉当ての熱源収納部と貯蔵室との間から脱出した状態であり、無効状態では可動部材が前方から視覚的に認識不能に隠れる。<請求項2に係る発明について>
請求項2に係る発明は可動部材として仕切部材を用いたものである。この仕切部材とは扉の閉鎖状態で熱源収納部と貯蔵室との間に別室を区画形成し、熱源収納部を別室内の空気層によって熱的に遮断するものであり、扉の開放状態では仕切部材が熱源収納部と貯蔵室との間から脱出することに基いて別室が消滅する。
<請求項3に係る発明について>
請求項3に係る発明は可動部材として弾性部材を用いたものである。この弾性部材とは扉の開放状態で折畳まれた無効状態になるものであり、扉の閉鎖状態では弾性部材を自身の弾性復元力で有効状態に自己復帰させることが好ましい。
<請求項4に係る発明について>
請求項4に係る発明は可動部材の視覚的な遮蔽手段について言及したものであり、視覚的な遮蔽手段として扉を用いたものである。具体的には可動部材を扉の後面に取付け、扉の外周面に対して非突出状態にすることで遮蔽するものである。
<請求項5に係る発明について>
請求項5に係る発明は可動部材を扉の開閉に電気的に連動して電気的に操作するものである。具体的には扉スイッチからの出力信号に基いて扉の閉鎖が検出されたときには駆動源を駆動制御し、可動部材を有効状態にする。また、扉スイッチからの出力信号に基いて扉の開放が検出されたときには駆動源を駆動制御し、可動部材を無効状態にする。この駆動源は電気エネルギーによって動作するものであり、例えばモータ・ソレノイド等が駆動源に該当する。
<請求項6に係る発明について>
請求項6に係る発明は可動部材を扉の開閉に機械的に連動して機械的に操作するものであり、具体的には扉の操作力を可動部材に伝達する伝達機構を設け、可動部材を扉の操作力で操作するものである。この場合、無効状態から有効状態への往動操作および有効状態から無効状態への復動操作の双方を扉の操作力で行っても良く、往動操作および復動操作の一方だけを扉の操作力で行っても良い。往動操作および復動操作の一方だけを扉の操作力で行うときには他方をスプリング力で行うと良い。
<請求項7に係る発明について>
請求項7に係る発明は可動部材として変形部材を用いたものである。この変形部材は温度に応じて形状が変わるものであり、具体的には扉の閉鎖状態では可動部材を冷気によって冷却することに基いて有効状態に変形させ、扉の開放状態では可動部材を外気によって加熱することに基いて無効状態に変形させる。
<請求項8に係る発明について>
請求項8に係る発明は可動部材として磁性部材を用い、扉の閉鎖状態で可動部材を貯蔵室側の異極部によって磁気的に吸引することに基いて有効状態にするものである。この場合、扉の開放操作時に可動部材を貯蔵室側の同極部によって磁気的に反発させることに基いて無効状態に動作させると良い。
<請求項9に係る発明について>
請求項9に係る発明は可動部材を扉の開閉に連動して操作する操作部を貯蔵室に設けたものであり、操作部とは可動部材をガイド面に沿って操作するガイド部材として機能するものである。
扉の閉鎖状態では可動部材が扉当ての熱源収納部と貯蔵室との間に介在され、貯蔵室と熱源収納部との間が可動部材によって熱的に遮断される。このため、貯蔵室内の冷気が熱源収納部に直接的に接触すること・熱源収納部からの熱が貯蔵室内に直接的に流入することが防止されるので、貯蔵室内の冷却効率が扉当てからの熱影響で低下することが抑えられ、扉当てで結露が発生することも抑えられる。しかも、扉の開放状態では可動部材が前方から視覚的に認識不能な状態になるので、可動部材の影響で見栄えが悪化することが防止される。
扉当ての前端部に露付き防止用の熱源を収納する。そして、扉の閉鎖状態では扉当ての前端部と貯蔵室との間に可動部材を介在し、扉当ての前端部を貯蔵室内に対して熱的に隔絶する。また、扉の開放状態では扉当ての前端部と貯蔵室との間から可動部材を脱出させ、可動部材を使用者の目に届かない状態に隠す。以下、当該形態の具体例を図面に基いて説明する。
本発明の第1実施例を図1〜図5に基いて説明する。冷蔵庫本体1は、図5に示すように、前面が開口する矩形箱状をなすものであり、外箱および内箱間に断熱材を充填することに基づいて構成されている。この冷蔵庫本体1内には水平な断熱仕切板2が固定されている。この断熱仕切板2は、図4に示すように、仕切ケース3内に断熱材4を収納したものであり、断熱仕切板2内の前端部には前板に沿って防露パイプ5が収納されている。この防露パイプ5は冷凍サイクルのコンデンサとエバポレータとの間に接続されたものであり、断熱仕切板2の前板は防露パイプ5内を流れる高温度の冷媒によって露付き防止される。
冷蔵庫本体1内には、図5に示すように、非断熱仕切板6が固定されている。この非断熱仕切板6は断熱仕切板2の上方に配置されたものであり、断熱材が収納されていない水平な板状をなしている。尚、断熱仕切板2および防露パイプ5は扉当ておよび熱源に相当するものであり、断熱仕切板2の前端部は熱源が収納された熱源収納部に相当するものである。
冷蔵庫本体1内には断熱仕切板2の下方に位置して冷凍室7が形成されている。この冷凍室7の前面には扉8が前後方向へスライド可能に装着されており、冷凍室7の前面は扉8のスライド操作に基づいて開閉される。また、冷蔵庫本体1内には、図4に示すように、断熱仕切板2と非断熱仕切板6との間に位置して野菜室9が形成されている。この野菜室9の前面には扉10が前後方向へスライド可能に装着されており、野菜室9の前面は扉10のスライド操作に基づいて開閉される。尚、野菜室9は貯蔵室に相当するものである。
野菜室9の扉10には、図4に示すように、後面に位置してガスケット11が固定されている。このガスケット11は扉10の外周部を周回する矩形枠状をなすものであり、扉10の閉鎖状態ではガスケット11の下辺部および上辺部が断熱仕切板2および非断熱仕切板6に密着し、ガスケット11の左辺部および右辺部が冷蔵庫本体1の前面に密着する。即ち、ガスケット11は冷蔵庫本体1・断熱仕切板2・非断熱仕切板6に対する密着力で野菜室9の前面を気密状態にシールするシール部材に相当するものである。
冷蔵庫本体1には扉スイッチ12が固定されており、扉スイッチ12はマイクロコンピュータを主体に構成された制御装置に電気的に接続されている。この扉スイッチ12は扉10の開閉に機械的に連動して状態が切換わるものであり、制御装置は扉スイッチ12の状態に基いて扉10の開閉を検出する。また、扉10の後面にはガスケット11の内周部に位置してドアバック13が固定されている。このドアバック13は後面が開口する矩形容器状をなすものであり、ドアバック13の下面には平板状の連動仕切体14が水平な軸15を中心に回動可能に装着されている。尚、連動仕切体14は可動部材および仕切部材に相当するものである。
連動仕切体14の軸15は仕切板ソレノイド16のプランジャに機械的に連結されている。この仕切板ソレノイド16は扉10内に収納されたものであり、仕切板ソレノイド16のオン状態では、図4の(a)に示すように、連動仕切体14が前後方向へ水平に延びる無効状態になり、仕切板ソレノイド16のオフ状態では、図4の(b)に示すように、連動仕切体14が後方へ向うに従って下降する有効状態に回動する。尚、仕切板ソレノイド16は駆動源に相当するものである。
仕切板ソレノイド16は制御装置に電気的に接続されており、制御装置は扉10の開放状態では仕切板ソレノイド16をオンすることに基いて連動仕切体14を無効状態に回動操作し、扉10の閉鎖状態では仕切板ソレノイド16をオフすることに基いて連動仕切体14を有効状態に回動操作する。この有効状態では連動仕切体14が断熱仕切板2に接触し、連動仕切体14と断熱仕切板2とガスケット11との間に断熱空間17が形成される。即ち、連動仕切体14は扉10の開放および閉鎖に電気的に連動して無効状態および有効状態に回動するものであり、有効状態に回動することに基いて断熱空間17を形成し、断熱仕切板2の前端部からの熱が野菜室9内に直接的に流入すること・野菜室9内の冷気が断熱仕切板2の前端部に直接的に触れることを防止する。
冷蔵庫本体1内には、図5に示すように、非断熱仕切板6の上方に位置して冷蔵室18が形成されており、冷蔵室18内は非断熱仕切板6の貫通孔を介して下方の野菜室9内に通じている。この冷蔵室18の前面には左扉19および右扉20が左端部の垂直な軸および右端部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されており、冷蔵室18の前面は左扉19および右扉20の回動操作に基いて開閉される。尚、冷蔵室18は貯蔵室に相当するものである。
左扉19の後面および右扉20の後面には左ドアバック21および右ドアバック22が固定されている。これら左ドアバック21および右ドアバック22は後面が開口する矩形容器状をなすものであり、左ドアバック21内および右ドアバック22内には清涼飲料水等が収納される複数のドアポケット23が固定されている。また、冷蔵庫本体1内には冷蔵室18内の左下隅部に位置して製氷室24が形成されており、製氷室24の前面には扉25が左端部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されている。この製氷室24は冷蔵室18内に断熱仕切板26を固定することに基いて区画されたものであり、製氷室24の前面は扉25の回動操作に基いて開閉される。
冷蔵庫本体1内には冷却装置が収納されている。この冷却装置は冷凍サイクルおよび送風機を有するものであり、冷凍サイクルのコンプレッサおよび送風機のファンモータは制御装置に電気的に接続されている。この制御装置は運転制御手段に相当するものであり、コンプレッサの駆動時には送風機を作動させ、冷凍室7内・野菜室9内・冷蔵室18内・製氷室24内に後方から冷風を送ることに基いて冷凍室7内・野菜室9内・冷蔵室18内・製氷室24内を異なる温度帯域に冷却する。
左ドアバック21には、図1に示すように、垂直なブラケット27が固定されている。このブラケット27の先端部には垂直な柱状の回転仕切体28が垂直な軸29を中心に回動可能に装着されており、回転仕切体28内の前端部には垂直な電気ヒータ30が収納されている。この電気ヒータ30は制御装置に電気的に接続されており、制御装置は冷蔵室18の冷却運転時には電気ヒータ30を駆動し、回転仕切体28を電気ヒータ30によって加熱することに基いて露付き防止する。尚、回転仕切体28および電気ヒータ30は扉当ておよび熱源に相当するものであり、回転仕切体28の前端部は熱源が収納された熱源収納部に相当するものである。
回転仕切体28の上端部には開放板31および閉鎖板32が形成されており、開放板31および閉鎖板32間には左扉19の閉鎖状態で操作板33が収納されている。この操作板33は、図5に示すように、冷蔵室18内の天井部に固定されたものであり、図1に示すように、右方から左方へ向うに従って前方へ傾斜する板状をなしている。
左扉19の閉鎖状態では、図1に示すように、回転仕切体28が左扉19に沿う有効状態に回動している。この左扉19を閉鎖状態から手前側に開放操作すると、図2に示すように、後方の開放板31が操作板33によって押圧操作される。すると、回転仕切体28が矢印方向へ回動し、操作板33が開放板31および閉鎖板32間から脱出する。また、左扉19の下端部にはトーションスプリングが固定されている。このスプリングは回転仕切体28を左扉19に対して図2の矢印方向へ付勢するものであり、操作板33が開放板31および閉鎖板32間から脱出した自由状態では回転仕切体28がスプリング力で矢印方向へ回動し、図3に示すように、左扉19に対して垂直な無効状態になる。
左扉19の閉鎖状態では、図1に示すように、回転仕切体28が左扉19に沿う有効状態に回動している。この左扉19を閉鎖状態から手前側に開放操作すると、図2に示すように、後方の開放板31が操作板33によって押圧操作される。すると、回転仕切体28が矢印方向へ回動し、操作板33が開放板31および閉鎖板32間から脱出する。また、左扉19の下端部にはトーションスプリングが固定されている。このスプリングは回転仕切体28を左扉19に対して図2の矢印方向へ付勢するものであり、操作板33が開放板31および閉鎖板32間から脱出した自由状態では回転仕切体28がスプリング力で矢印方向へ回動し、図3に示すように、左扉19に対して垂直な無効状態になる。
左扉19を開放状態から後方へ閉鎖操作したときには開放板31および閉鎖板32間に操作板33が侵入し、閉鎖板32が操作板33によって押圧操作される。すると、回転仕切体28がスプリング力に抗して図2の反矢印方向へ回動し、左扉19に沿う有効状態に復帰する。即ち、回転仕切体28は左扉19の開放および閉鎖に機械的に連動して無効状態および有効状態に回動するものであり、開放板31・閉鎖板32・操作板33・スプリングは回転仕切体28を左扉19に連動して回動操作する操作機構に相当する。
左扉19の後面には、図1に示すように、左ドアバック21の外周部に位置して矩形枠状の左ガスケット34が固定されており、左ガスケット34の右辺部は左扉19の閉鎖状態で回転仕切体28の前面に密着し、左ガスケット34の残り部分は冷蔵庫本体1の前面および非断熱仕切板6の前面に密着する。また、右扉20の後面には右ドアバック22の外周部に位置して矩形枠状の右ガスケット35が固定されており、右ガスケット35の左辺部は右扉20の閉鎖状態で回転仕切体28の前面に密着し、右ガスケット35の残り部分は冷蔵庫本体1の前面および非断熱仕切板6の前面に密着する。即ち、左ガスケット34および右ガスケット35は左扉19および右扉20の閉鎖状態で冷蔵室18の前面を気密状態にシールするシール部材に相当するものである。
回転仕切体28には合成樹脂製の連動仕切体36が固定されている。この連動仕切体36は左扉19および右扉20の閉鎖状態で右ドアバック22と回転仕切体28と右ガスケット35との間に断熱空間37を形成し、回転仕切体36の前端部からの熱が冷蔵室18内に直接的に流入すること・回転仕切体36の前端部に冷蔵室18内の冷気が直接的に触れることを防止するものであり、連動仕切体36の詳細は次の通りである。
連動仕切体36は垂直なL字アングル状をなすものであり、連動仕切体36の先端部にはシール部38が形成されている。このシール部38は先端部へ向うに従って厚さ寸法が小さくなるものであり、左扉19および右扉20の閉鎖状態ではシール部38が右ドアバック22に弾性復元力で密着した有効状態になる。尚、連動仕切体36は可動部材・仕切部材・弾性部材に相当するものである。
連動仕切体36には3個のヒンジ部39が形成されている。これら各ヒンジ部39はシール部38を除く残余部分に比べて厚さ寸法が小さな部分を称するものであり、左扉19が閉鎖状態から前方へ開放操作されたときには、図2に示すように、回転仕切体28が矢印方向へ回動することに基いて左ドアバック21と回転仕切体28との隙間寸法が小さくなり、両者の間で連動仕切体36が押圧される。すると、連動仕切体36が3個のヒンジ部39を中心に折畳まれた無効状態に曲がり、図3に示すように、回転仕切体28と左ドアバック21との間に収納されることに基いて前方から視覚的に認識不能になる。
左扉19が開放状態から後方へ閉鎖操作されたときには回転仕切体28が図2の反矢印方向へ回動し、左ドアバック21と回転仕切体28との隙間寸法が大きくなる。すると、連動仕切体36が自身の弾性復元力で3個のヒンジ部39を中心に拡がり、シール部38が右ドアバック22に弾性復元力で密着した有効状態に復帰する。即ち、連動仕切体36は左扉19および右扉20の開放および閉鎖に機械的に連動して無効状態および有効状態に移行するものであり、連動仕切体36の有効状態では回転仕切体28が冷蔵室18内から遮断された断熱空間37内に収納され、連動仕切体36の無効状態では連動仕切体36が左ドアバック21と回転仕切体28との間に収納されることに基いて前方から視覚的に認識不能になる。
上記第1実施例によれば次の効果を奏する。
扉10の閉鎖状態で連動仕切体14を断熱仕切板2の前端部と野菜室9との間に介在し、野菜室9と断熱仕切板2の前端部との間を連動仕切体14によって熱的に遮断した。このため、野菜室9内の冷気が断熱仕切板2の前端部に直接的に接触すること・断熱仕切板2の前端部からの熱が野菜室9内に直接的に流入することが防止されるので、野菜室9の冷却効率が断熱仕切板2の前端部からの熱影響で低下することが抑えられ、断熱仕切板2の前端部で結露が発生することも抑えられる。しかも、扉10の開放状態で連動仕切体14を扉10の後方に隠したので、連動仕切体14の影響で見栄えが悪化することが防止される。
扉10の閉鎖状態で連動仕切体14を断熱仕切板2の前端部と野菜室9との間に介在し、野菜室9と断熱仕切板2の前端部との間を連動仕切体14によって熱的に遮断した。このため、野菜室9内の冷気が断熱仕切板2の前端部に直接的に接触すること・断熱仕切板2の前端部からの熱が野菜室9内に直接的に流入することが防止されるので、野菜室9の冷却効率が断熱仕切板2の前端部からの熱影響で低下することが抑えられ、断熱仕切板2の前端部で結露が発生することも抑えられる。しかも、扉10の開放状態で連動仕切体14を扉10の後方に隠したので、連動仕切体14の影響で見栄えが悪化することが防止される。
左扉19の閉鎖状態で連動仕切体36を回転仕切体28の前端部と冷蔵室18との間に介在し、冷蔵室18と回転仕切体28の前端部との間を連動仕切体36によって熱的に遮断した。このため、冷蔵室18内の冷気が回転仕切体28の前端部に直接的に接触すること・回転仕切体28の前端部からの熱が冷蔵室18内に直接的に流入することが防止されるので、冷蔵室18の冷却効率が回転仕切体28の前端部からの熱影響で低下することが抑えられ、回転仕切体28の前端部で結露が発生することも抑えられる。しかも、左扉19の開放状態で連動仕切体36を回転仕切体28と左ドアバック21との間に隠したので、連動仕切体36の影響で見栄えが悪化することが防止される。
本発明の第2実施例を図6および図7に基いて説明する。
扉10のドアバック13の下端部には、図7に示すように、左右両端部に位置して第1のプランジャ41が前後方向へスライド可能に装着されている。これら各第1のプランジャ41は、図6に示すように、第1のスプリング42のスプリング力で前方へ付勢されたものであり、各第1のプランジャ41の前端部には上方から下方へ向うに従って後方へ傾斜する第1の傾斜面43が形成されている。
扉10のドアバック13の下端部には、図7に示すように、左右両端部に位置して第1のプランジャ41が前後方向へスライド可能に装着されている。これら各第1のプランジャ41は、図6に示すように、第1のスプリング42のスプリング力で前方へ付勢されたものであり、各第1のプランジャ41の前端部には上方から下方へ向うに従って後方へ傾斜する第1の傾斜面43が形成されている。
ドアバック13の下端部には左右両端部に位置して第2のプランジャ44が上下方向へスライド可能に装着されており、各第2のスプリング44の上端部には前方から後方へ向うに従って下降する第2の傾斜面45が形成されている。これら各第2のプランジャ44は第2のスプリング46のスプリング力で上方へ付勢されたものであり、各組の第1の傾斜面43および第2の傾斜面45間は第1のスプリング42および第2のスプリング44の付勢力で相手側に接触した状態に保持されている。
ドアバック13には、図7に示すように、下面に位置してブラケット47がネジ止めされている。このブラケット47には連動仕切体14が回動可能に装着されており、連動仕切体14にはトーションスプリング48が装着されている。このトーションスプリング48は、図6の(a)に示すように、扉10の開放状態で連動仕切体14を水平な無効状態に保持するものであり、連動仕切体14の無効状態では第2のプランジャ44が連動仕切体14によって押圧されることに基いて上昇状態に保持されている。この状態では第1の傾斜面43の略全域が第2の傾斜面45に接触し、第1のプランジャ41が後方へ大きく突出した状態に保持されている。
野菜室9内の下端部には左右両端部に位置して操作部49が固定されており、扉10が開放状態から後方へ閉鎖操作されたときには各第1のプランジャ41が操作部49に接触し、前方へスライドする。すると、第2の傾斜面45が第1の傾斜面43によって押圧され、第2のプランジャ44が下方へスライドする。すると、連動仕切体14が第2のプランジャ44によって押圧され、図6の(b)に示すように、トーションスプリング48のスプリング力に抗して有効状態に回動する。尚、第1のプランジャ41・第1のスプリング42・第2のプランジャ44・第2のスプリング46・トーションスプリング48・操作部49は連動仕切体14を扉10の開放および閉鎖に機械的に連動して操作する機械的な操作機構50を構成するものである。
本発明の第3実施例を図8〜図9に基いて説明する。
冷蔵庫本体1には、図9に示すように、野菜室9内の左右両端部に位置して突状のガイド部51が形成されており、扉10が開放状態から閉鎖操作されたときには、図8の(b)に示すように、連動仕切体14がガイド部51の傾斜面52によって押圧操作され、有効状態に回動する。また、扉10が閉鎖状態から開放操作されたときには、図8の(a)に示すように、連動仕切体14がトーションスプリング48のスプリング力で無効状態に回動する。尚、ガイド部51は操作部に相当するものである。
冷蔵庫本体1には、図9に示すように、野菜室9内の左右両端部に位置して突状のガイド部51が形成されており、扉10が開放状態から閉鎖操作されたときには、図8の(b)に示すように、連動仕切体14がガイド部51の傾斜面52によって押圧操作され、有効状態に回動する。また、扉10が閉鎖状態から開放操作されたときには、図8の(a)に示すように、連動仕切体14がトーションスプリング48のスプリング力で無効状態に回動する。尚、ガイド部51は操作部に相当するものである。
本発明の第4実施例を図10〜図11に基いて説明する。
扉10のブラケット47には、図10に示すように、連動仕切体61が回動可能およびスライド可能に装着されており、連動仕切体61には開口部62が形成されている。また、野菜室9の内面には、図11に示すように、左右両端部に位置して突状のガイド部63が形成されており、両ガイド部63は、図10の(b)に示すように、扉10の閉鎖状態で連動仕切体61の開口部62内に嵌合している。この状態では連動仕切体61が垂直な有効状態に回動することに基いて下方の断熱仕切板2に接触し、連動仕切体61と断熱仕切板2とガスケット11との間に断熱空間17が形成されている。尚、連動仕切体61は可動部材・仕切部材に相当するものであり、ガイド部63は操作部に相当するものである。
扉10のブラケット47には、図10に示すように、連動仕切体61が回動可能およびスライド可能に装着されており、連動仕切体61には開口部62が形成されている。また、野菜室9の内面には、図11に示すように、左右両端部に位置して突状のガイド部63が形成されており、両ガイド部63は、図10の(b)に示すように、扉10の閉鎖状態で連動仕切体61の開口部62内に嵌合している。この状態では連動仕切体61が垂直な有効状態に回動することに基いて下方の断熱仕切板2に接触し、連動仕切体61と断熱仕切板2とガスケット11との間に断熱空間17が形成されている。尚、連動仕切体61は可動部材・仕切部材に相当するものであり、ガイド部63は操作部に相当するものである。
扉10が閉鎖状態から前方へ開放操作されたときには開口部62の内周面がガイド部63によって押圧され、図10の(a)に示すように、連動仕切体61が回動およびスライドすることに基いて水平な無効状態に移行する。即ち、連動仕切体61は扉10の開放および閉鎖に機械的に連動して無効状態および有効状態に移動するものであり、連動仕切体61の有効状態では連動仕切体61が野菜室9と断熱仕切板2の前端部との介在されることに基いて断熱空間17が形成される。
本発明の第5実施例を図12に基いて説明する。
断熱仕切板2には野菜室9内に位置して着磁部71が形成されており、着磁部71の後半部はS極に着磁され、着磁部71の前半部はN極に着磁されている。また、連動仕切体14の後半部および前半部は断熱仕切板2とは逆のN極およびS極に着磁されており、扉10の閉鎖状態では、図12の(b)に示すように、連動仕切体14のN極部72が磁気吸引力で着磁部71のS極部73に吸引されることに基いて有効状態に回動する。尚、連動仕切体14は磁性部材に相当するものであり、着磁部71のS極部73は異極部に相当するものである。
断熱仕切板2には野菜室9内に位置して着磁部71が形成されており、着磁部71の後半部はS極に着磁され、着磁部71の前半部はN極に着磁されている。また、連動仕切体14の後半部および前半部は断熱仕切板2とは逆のN極およびS極に着磁されており、扉10の閉鎖状態では、図12の(b)に示すように、連動仕切体14のN極部72が磁気吸引力で着磁部71のS極部73に吸引されることに基いて有効状態に回動する。尚、連動仕切体14は磁性部材に相当するものであり、着磁部71のS極部73は異極部に相当するものである。
扉10が閉鎖状態から開放操作されたときには連動仕切体14のN極部72が着磁部71のN極部74と対向することに基いて磁気反発力を受け、図10の(a)に示すように、連動仕切体14が水平な無効状態に回動する。また、扉10が開放状態から閉鎖操作されたときには連動仕切体14のN極部72が着磁部71のS極部73と対向することに基いて磁気吸引力を受け、連動仕切体14が有効状態に回動する。
本発明の第6実施例を図13に基いて説明する。
ドアバック13のブラケット47には連動仕切体81の前端部が固定されている。この連動仕切体81は形状記憶合金を材料に形成されたものであり、扉10の閉鎖状態では、図13の(b)に示すように、連動仕切体81が野菜室9内の冷気で冷却されることに基いて有効状態に変形する。この連動仕切体81の有効状態では連動仕切体14が野菜室9と断熱仕切板2の前端部との介在されることに基いて断熱空間17が形成される。また、扉10の開放状態では、図10の(a)に示すように、連動仕切体81が外気で加温されることに基いて水平な無効状態に変形する。尚、連動仕切体81は可動部材・仕切部材・変形部材に相当するものである。
(その他実施例)
上記第1〜第6実施例においては、連動仕切体14・連動仕切体61・連動仕切体81を野菜室9の扉10に装着したが、これに限定されるものではなく、例えば冷凍室7の扉8に装着したり、製氷室24の扉25に装着しても良い。
ドアバック13のブラケット47には連動仕切体81の前端部が固定されている。この連動仕切体81は形状記憶合金を材料に形成されたものであり、扉10の閉鎖状態では、図13の(b)に示すように、連動仕切体81が野菜室9内の冷気で冷却されることに基いて有効状態に変形する。この連動仕切体81の有効状態では連動仕切体14が野菜室9と断熱仕切板2の前端部との介在されることに基いて断熱空間17が形成される。また、扉10の開放状態では、図10の(a)に示すように、連動仕切体81が外気で加温されることに基いて水平な無効状態に変形する。尚、連動仕切体81は可動部材・仕切部材・変形部材に相当するものである。
(その他実施例)
上記第1〜第6実施例においては、連動仕切体14・連動仕切体61・連動仕切体81を野菜室9の扉10に装着したが、これに限定されるものではなく、例えば冷凍室7の扉8に装着したり、製氷室24の扉25に装着しても良い。
上記第1〜第6実施例においては、連動仕切体14・連動仕切体36・連動仕切体61・連動仕切体81を扉10等の開放状態で前方から視覚的に認識不能に隠したが、これに限定されるものではなく、例えば前方から視覚的に認識可能に露出させても良い。
2は断熱仕切板(扉当て)、5は防露パイプ(熱源)、9は野菜室(貯蔵室)、10は扉、11はガスケット(シール部材)、12は扉スイッチ、14は連動仕切体(可動部材,仕切部材,磁性部材)、16は仕切板ソレノイド(駆動源)、17は断熱空間、18は冷蔵室(貯蔵室)、19は左扉(扉)、28は回転仕切体(扉当て)、30はヒータ(熱源)、34は左ガスケット(シール部材)、36は連動仕切体(可動部材,仕切部材,弾性部材)、37は断熱空間、50は操作機構、51はガイド部(操作部)、61は連動仕切体(可動部材,仕切部材)、63はガイド部(操作部)、73はS極部(異極部)、81は連動仕切体(可動部材,仕切部材,変形部材)を示している。
Claims (9)
- 貯蔵室を開閉する扉と、
前記扉に設けられたシール部材と、
前記扉が閉鎖状態で前記シール部材を介して当てられる扉当てと、
前記扉当て内に収納された熱源と、
前記扉の開閉に連動して前記扉に対して相対的に動作する可動部材とを備え、
前記可動部材は、前記扉の閉鎖状態で前記扉当ての熱源収納部と前記貯蔵室との間に介在された有効状態になり、前記扉の開放状態で前方から視覚的に認識不能な無効状態になることを特徴とする貯蔵庫。 - 可動部材は、扉の閉鎖状態で熱源収納部と貯蔵室との間に断熱空間を形成する仕切部材から構成されていることを特徴とする請求項1記載の貯蔵庫。
- 可動部材は、扉の開放状態で折畳まれた無効状態になる弾性部材から構成されていることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の貯蔵庫。
- 可動部材は、扉の開放状態で扉によって前方から隠された無効状態になることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の貯蔵庫。
- 扉の開閉に連動して状態が切換わる電気的な扉スイッチと、
可動部材を扉スイッチからの出力信号に基いて無効状態および有効状態に操作する電気的な駆動源と
を備えたことを特徴と請求項1〜2のいずれかに記載の貯蔵庫。 - 可動部材を扉の開閉に機械的に連動して無効状態および有効状態に操作する機械的な操作機構を備えたことを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の貯蔵庫。
- 可動部材は、扉の閉鎖状態で貯蔵室内の冷気によって冷却されることに基いて有効状態に変形し、扉の開放状態で外気によって加熱されることに基いて無効状態に変形する変形部材から構成されていることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の貯蔵庫。
- 可動部材は、扉の閉鎖状態で貯蔵室側の異極部によって磁気的に吸引されることに基いて有効状態になる磁性部材から構成されていることを特徴とする請求項1〜2のいすれかに記載の貯蔵庫。
- 貯蔵室には、扉の開閉に連動して可動部材を操作する操作部が設けられていることを特徴とする請求項1〜2のいずれかに記載の貯蔵庫。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2003326335A JP2005090887A (ja) | 2003-09-18 | 2003-09-18 | 貯蔵庫 |
Applications Claiming Priority (1)
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Publications (1)
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Family Applications (1)
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JP2003326335A Pending JP2005090887A (ja) | 2003-09-18 | 2003-09-18 | 貯蔵庫 |
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Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013072595A (ja) * | 2011-09-28 | 2013-04-22 | Hitachi Appliances Inc | 冷蔵庫および冷凍庫 |
CN104034117A (zh) * | 2013-03-07 | 2014-09-10 | 三菱电机株式会社 | 保冷箱 |
JP2019032096A (ja) * | 2017-08-04 | 2019-02-28 | 東芝ライフスタイル株式会社 | 冷蔵庫 |
WO2020012629A1 (ja) * | 2018-07-13 | 2020-01-16 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
-
2003
- 2003-09-18 JP JP2003326335A patent/JP2005090887A/ja active Pending
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JPWO2020012629A1 (ja) * | 2018-07-13 | 2020-12-17 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
JP7012853B2 (ja) | 2018-07-13 | 2022-01-28 | 三菱電機株式会社 | 冷蔵庫 |
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