JP7008960B2 - 折り畳み式運搬用容器 - Google Patents

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Description

本発明は、折り畳み状態と組立状態を切り換えることができる折り畳み式運搬用容器に関する。
折り畳み状態と組立状態を切り換えることができる折り畳み式の運搬用容器が、従来知られている(特許文献1等参照)。
この種の運搬用容器は、底板、口枠、一対の揺動板、および一対の折曲板を備える。各揺動板は、口枠に対して回転自在に連結されている。各折曲板は、底板に対して回転自在に連結される下側の板材と、口枠に対して回転自在に連結される上側の板材を備え、上下の板材が、複数のヒンジ部を介して二つ折り自在に連結されている。
特開2016-179857号公報
上記した従来の運搬用容器が備える折曲板において、上下の板材を連結させるヒンジ部は、上下の板材の一方に設けられたヒンジ軸と、他方に設けられた軸受部とから成り、ヒンジ軸が軸受部に回転自在に係合する構造である。
そのため、運搬用容器が組立状態にあるときに、折曲板に大きな負荷が掛かった場合(たとえば折曲板の外面に物が当たって強く押し込まれた場合)には、ヒンジ部の係合(ヒンジ軸と軸受部の係合)が外れる虞があった。
ヒンジ部の係合が外れると、上下の板材が大きく変形し、運搬用容器(特にヒンジ部)が破損することや、変形または破損した板材によって内容物が傷つけられることが、起こり得る。
本発明が解決しようとする課題は、折曲板に対してこれを内側方に押し込むような大きな負荷が掛かった場合でも上下の板材の連結が外れることを抑えることのできる折り畳み式運搬用容器を、提供することにある。
本発明の一様態に係る折り畳み式運搬用容器は、底板と、前記底板の上方に位置し、上下に貫通する開口部が形成された口枠と、前記口枠に回転自在に連結された一対の揺動板と、前記底板と前記口枠に回転自在に連結された一対の折曲板を備える。
前記一対の折曲板の各々は、左右に距離をあけて位置する複数のヒンジ部を介して二つ折り自在に連結された第一板材と第二板材を有する。
前記複数のヒンジ部のうち、少なくとも一つのヒンジ部は、前記第一板材に設けられた第一ヒンジ軸と、前記第一ヒンジ軸の左右両側に位置するように前記第一板材に設けられた一対の第一軸受部と、前記第二板材に設けられた第二軸受部と、前記第二軸受部の左右両側に位置するように前記第二板材に設けられた一対の第二ヒンジ軸を含む。
前記第一ヒンジ軸と前記第二軸受部が、回転自在に連結されるとともに、前記一対の第一軸受部と前記一対の第二ヒンジ軸が、一対一で回転自在に連結される。
本発明は、折曲板に対してこれを内側方に押し込むような大きな負荷が掛かった場合でも、上下の板材の連結が外れることを抑えることができるという効果を奏する。
図1は、一実施形態の折り畳み式運搬用容器の斜視図である。 図2は、同上の折り畳み式運搬用容器の分解斜視図である。 図3は、同上の折り畳み式運搬用容器が備える底板の斜視図である。 図4は、同上の底板の平面図である。 図5は、同上の折り畳み式運搬用容器が備える口枠の斜視図である。 図6は、同上の折り畳み式運搬用容器が備える揺動板の斜視図である。 図7は、同上の折り畳み式運搬用容器が備える折曲板の斜視図である。 図8は、図7のP部を拡大して示す正面図である。 図9は、図8のA-A線断面図である。 図10は、図8のB-B線断面図である。 図11は、同上の折曲板の分解斜視図である。 図12Aは、同上の折曲板が有する第一板材の要部正面図であり、図12Bは、同上の折曲板が有する第二板材の要部正面図である。 図13は、同上の折曲板を二つ折りした状態の斜視図である。 図14は、図13のQ部を拡大して示す正面図である。 図15は、図14のC-C線断面図である。 図16は、図14のD-D線断面図である。 図17Aは、変形例1の折り畳み式運搬用容器の要部拡大図であり、図17Bは、変形例2の折り畳み式運搬用容器の要部拡大図であり、図17Cは、変形例3の折り畳み式運搬用容器の要部拡大図であり、図17Dは、変形例4の折り畳み式運搬用容器の要部拡大図である。 図18Aは、変形例5の折り畳み式運搬用容器の折曲板が有する第二板材の要部正面図であり、図18Bは、同上の折曲板が有する第一板材の要部正面図である。
[一実施形態]
一実施形態の折り畳み式運搬用容器について、添付図面に基づいて説明する。以下の説明において用いる上下等の各方向は、容器全体が組み立てられた状態(組立状態)を基準とする。
(概要)
まず、一実施形態の折り畳み式運搬用容器の概要について説明する。
図1、図2に示すように、一実施形態の折り畳み式運搬用容器は、矩形板状の底板1と、底板1の上方に位置する矩形枠状の口枠2と、底板1と口枠2の間で起立するように取り付けられた一対の揺動板3と、同じく底板1と口枠2の間で起立するように取り付けられた一対の折曲板4と、口枠2に形成された開口部20を開閉する一対の蓋板5を備える。一実施形態の折り畳み式運搬用容器を構成する各部材1,2,3,4,5は、合成樹脂製の成形品である。各部材1,2,3,4,5の一部または全てを、合成樹脂製の中空板材を用いて形成することも可能である。
一対の揺動板3は、それぞれ合成樹脂製の主板31で主体が構成されている。各揺動板3の上縁部分(主板31の上縁部分)である連結端部32が、口枠2に対して回転自在に連結する。各揺動板3の下縁部分(主板31の下縁部分)である係合端部33は、底板1の周縁部分に対して、内側から係脱自在に係合する。
一対の折曲板4は、互いに回転自在に連結された合成樹脂製の第一板材41と第二板材42で、それぞれの主体が構成されている。各折曲板4の上縁部分(第一板材41の上縁部分)が、口枠2に対して回転自在に連結され、各折曲板4の下縁部分(第二板材42の下縁部分)が、底板1の周縁部分に対して回転自在に連結される。各折曲板4において、第一板材41とこれの下方に連結される第二板材42は、内側に向けて「く」字状に折り曲がる。
以下、一実施形態の折り畳み式運搬用容器の各構成について、更に詳しく述べる。
(底板)
図3、図4等に示すように、底板1は、その主体をなす矩形板状の底板本体11と、底板本体11の周縁部分に設けられた複数の係合部13と、同じく底板本体11の周縁部分に設けられた複数の連結部15を備える。
底板本体11の周縁部分は、互いに平行である一対の短側部分111と、互いに平行である一対の長側部分112を有する。一対の短側部分111と一対の長側部分112は、周方向において交互にかつ連続して位置する。
一対の短側部分111のそれぞれに、係合部13と外側片14が一体に設けられている。係合部13は、揺動板3の係合端部33が内側から係脱自在に係合する部分であり、短側部分111の長さ方向の中央部に位置する。外側片14は、係合部13よりも外側に位置する。係合部13に対して揺動板3の係合端部33が係合するとき、揺動板3は、底板1と口枠2の間で起立姿勢に保持される。
一対の長側部分112のそれぞれに、複数の連結部15と外側片16が設けられている。連結部15には、折曲板4の下縁部分が回転自在に連結される。外側片16は、複数の連結部15よりも外側に位置する。
(口枠)
図5等に示すように、口枠2は、揺動板3の連結端部32が連結される一対の短側フレーム21と、折曲板4の上縁部分が連結される一対の長側フレーム22を、一体に有する。一対の短側フレーム21と一対の長側フレーム22は、周方向において交互にかつ連続して位置する。
口枠2の開口部20は、一対の短側フレーム21と一対の長側フレーム22で全周を囲まれた部分であり、上下に貫通している。
短側フレーム21の上面には、蓋板5の一部が載せられる。短側フレーム21の上面には、上方に突出するように二つの突起218が形成されている。
長側フレーム22の上面には、複数の連結部226が形成されている。複数の連結部226には、蓋板5が回転自在に連結される。
(揺動板)
図6には、揺動板3を示している。
上記したように、揺動板3は、その主体をなす矩形板状の主板31と、主板31の上縁部分で構成された連結端部32と、主板31の下縁部分で構成された係合端部33を備える。
連結端部32には、口枠2の短側フレーム21に対して回転自在に連結する複数の連結部322が、一体に形成されている。
係合端部33の長さ方向(横方向)の中央部には、係合部335が一体に形成されている。係合部335は、底板1の係合部13に対して内側から係脱自在に係合する部分である。係合部335には、底板1の係合部13に係合するための二つの係合爪337が形成されている。係合爪337の個数は二つに限定されず、少なくとも一つであればよい。
主板31には、持ち手孔35が形成されている。持ち手孔35は、主板31の上部において、主板31の厚み方向に貫通している。
主板31には、使用者が自身の指先を曲げて引っ掛けることのできる指掛け片36が、外側方に向けて僅かに膨らむように形成されている。指掛け片36は、主板31を正面から視たときに、持ち手孔35の上部を塞ぐように位置する。使用者は、持ち手孔35に対して自身の指先を外側から挿し込み、その指先を上方に曲げて指掛け片36に引っ掛けることができる。
指掛け片36の下側の部分(下端部)からは、内側方に向けて横リブ363が突出している(図2参照)。横リブ363によって指先の掛け代が確保され、指掛け片36を握った際に痛みを感じることも抑えられる。
主板31の横方向の両端部には、外側方に向けて膨らむように湾曲した湾曲部37が、上下に一直線状に形成されている。
主板31の下部には、両端の湾曲部37の内側に位置するように、外側方に向けて突出する一対の縦リブ38が、それぞれ上下に一直線状に形成されている。各湾曲部37とその内側に隣接する縦リブ38との間には、操作片34が架け渡されている。操作片34は、揺動板3の下部領域に位置する。
操作片34は、外側方に向けて膨らんだ円弧状の形状を有する。操作片34と主板31の間には、使用者が自身の指先を挿し込むことができる空間が形成されている。この空間は、少なくとも上方に開口している。
使用者は、たとえば片手で容器全体を押さえながら、もう片方の手で操作片34に指先を引っ掛け、揺動板3を外側方に引っ張ることができる。これにより、揺動板3が備える係合部335を、底板1の係合部13に対して確実に係合させることが可能である。
(折曲板)
次に、折曲板4について説明する。
図7には、組立状態のときの(即ち起立姿勢にあるときの)折曲板4を示し、図11には、この折曲板4が上下に分解された状態を示している。図13には、二つ折りにされた折曲板4を示している。
上記したように、折曲板4は、矩形板状である上側の第一板材41と、同じく矩形板状である下側の第二板材42とで、主体が構成されている。回転自在に連結された第一板材41と第二板材42が「く」字状に折り曲がることで、折曲板4の全体が二つ折り可能である(図13等参照)。
まず、上側の第一板材41について説明する。
第一板材41の上側の縁部分(口枠2に近い側の縁部分)には、口枠2の長側フレーム22に対して回転自在に連結する複数の連結部412が、一体に形成されている。複数の連結部412は、左右方向D1に距離をあけて一直線状に並んでいる。左右方向D1は、第一板材41の厚み方向および上下方向と直交する。
第一板材41の下側の縁部分(口枠2から離れた側の縁部分)には、複数の第一ヒンジ半部45Aが、一体に形成されている。複数の第一ヒンジ半部45Aは、左右方向D1に距離をあけて一直線状に並んでいる。
図11等に示すように、複数の第一ヒンジ半部45Aは、単体の第一ヒンジ軸414で構成された第一ヒンジ半部45Aと、単体の第一軸受部416で構成された第一ヒンジ半部45Aと、第一ヒンジ軸414と一対の第一軸受部416で複合的に構成された第一ヒンジ半部45Aを含む。
具体的には、複数の第一ヒンジ半部45Aのうち、中央に位置する第一ヒンジ半部45Aが、第一ヒンジ軸414と一対の第一軸受部416の組み合せで複合的に構成されている。
中央の第一ヒンジ半部45Aを挟んで、左右方向D1の両外側に位置する第一ヒンジ半部45Aは、単体の第一軸受部416で構成されている。これらを更に挟んだ左右方向D1の両外側に、二つずつ並んで位置する第一ヒンジ半部45Aは、それぞれ単体の第一ヒンジ軸414で構成されている。
中央の第一ヒンジ半部45Aは、左右方向D1を軸方向とする円柱状の第一ヒンジ軸414と、第一ヒンジ軸414を挟んで左右両側に位置する一対の断面C字状の第一軸受部416と、各第一軸受部416と第一ヒンジ軸414の間に介在する円板状の連結壁部415を、一体に有する(図11、図12A等参照)。
断面C字状となるように切欠き部分が形成された第一軸受部416は、その切欠き部分が、組立時において外側方に向けて開口するように設けられている。さらに第一軸受部416は、左右方向D1の外側に向けて開口している。
連結壁部415は、第一ヒンジ軸414の左右方向D1の外側の端部と結合され、かつ、第一軸受部416の左右方向D1の内側の端部と結合されている。
さらに、第一板材41の下側の縁部分には、内側片418が一体に形成されている。組立状態において、内側片418は、複数の第一ヒンジ半部45Aよりも内側方に位置する。
この内側片418によって、第一板材41と第二板材42の相対的な回転範囲は、内側に向けて「く」字状に折れ曲がる範囲に制限される。また、内容物によって第一板材41と第二板材42に対して外側方に大きな負荷が掛かった場合には、内側片418が、第一板材41と第二板材42の連結が外れることを抑えるように機能する。
次に、第二板材42について説明する。
第二板材42の下側の縁部分(底板1に近い側の縁部分)には、複数の連結部422が一体に形成されている。複数の連結部422は、底板1の長側部分112に形成された複数の連結部15に対して、回転自在に連結する。
複数の連結部422は、左右方向D1に距離をあけて一直線状に並んでいる。左右方向D1は、第二板材42の厚み方向および上下方向と直交する。
第二板材42の上側の縁部分(底板1から離れた側の縁部分)には、複数の第二ヒンジ半部45Bが、一体に形成されている。複数の第二ヒンジ半部45Bは、左右方向D1に距離をあけて一直線状に並んでいる。
図11等に示すように、複数の第二ヒンジ半部45Bは、単体の第二軸受部426で構成された第二ヒンジ半部45Bと、単体の第二ヒンジ軸424で構成された第二ヒンジ半部45Bと、第二軸受部426と一対の第二ヒンジ軸424で複合的に構成された第二ヒンジ半部45Bを含む。
具体的には、左右方向D1に距離をあけて位置する複数の第二ヒンジ半部45Bのうち、中央に位置する第二ヒンジ半部45Bが、第二軸受部426と一対の第二ヒンジ軸424の組み合わせで複合的に構成されている。
中央の第二ヒンジ半部45Bを挟んで、左右方向D1の両外側に位置する第二ヒンジ半部45Bは、単体の第二ヒンジ軸424で構成されている。これらを更に挟んだ左右方向D1の両外側に、二つずつ並んで位置する第二ヒンジ半部45Bは、単体の第二軸受部426で構成されている。二つ並んで位置する単体の第二軸受部426は、断面C字状となるように切り欠き部が形成されている。左右方向D1に並んだ二つの第二軸受部426において、切り欠き部は互いに反対方向を向いて開口している。
中央の第二ヒンジ半部45Bは、左右方向D1に貫通するように形成された断面C字状の第二軸受部426と、第二軸受部426を挟んで左右両側に位置する一対の円柱状の第二ヒンジ軸424を有する。両側の第二ヒンジ軸424は、互いに近づく方向に突出している。
断面C字状となるように切欠き部分が形成された第二軸受部426は、その切欠き部分が、組立時において外側方に向けて開口するように設けられている。この切欠き部分の上縁には、下方に突出する突起427が設けられている(図12B等参照)。同様に、この切欠き部分の下縁には、上方に突出する突起428が設けられている。上下に対向して位置する両突起427,428は、第一ヒンジ軸414が第二軸受部426から抜けることを抑える突起である。
次に、第一板材41と第二板材42の連結について説明する。
図7等に示すように、第一板材41と第二板材42は、左右方向D1に距離をあけて位置する複数のヒンジ部45を介して、二つ折り自在に連結されている。各ヒンジ部45は、第一板材41に形成された第一ヒンジ半部45Aと、第二板材42に形成された第二ヒンジ半部45Bが一対一で嵌り合うことで、形成されている。
左右方向D1に距離をあけて位置する複数のヒンジ部45のうち、中央に位置するヒンジ部45では、第一ヒンジ軸414とこれに対応する第二軸受部426が回転自在に嵌り合い、かつ、一対の第一軸受部416とこれに対応する一対の第二ヒンジ軸424が、一対一で回転自在に嵌り合っている。
中央のヒンジ部45を挟んで、左右方向D1の両外側に位置するヒンジ部45では、単体の第一軸受部416と、これに対応する単体の第二ヒンジ軸424が、回転自在に嵌り合っている。
これらを更に挟んで左右方向D1の両外側に位置する各ヒンジ部45では、単体の第一ヒンジ軸414と、これに対応する単体の第二軸受部426が、回転自在に嵌り合っている。
(蓋板)
図1、図2に示すように、一対の蓋板5は、口枠2に対して回転自在に取り付けられる。具体的には、口枠2が備える一対の長側フレーム22に対して、一対の蓋板5が一対一に取り付けられる。
一対の蓋板5は、口枠2が形成する開口部20を開閉し、これにより容器の収納空間を外部に対して開閉する。一対の蓋板5は、互いに共通の構成を備えている。蓋板5の外形は矩形板状である。
蓋板5が備える一対の長辺側の端縁部のうち、一方には複数の連結部51が形成され、他方には薄板状のオーバーラップ部53が形成されている。
連結部51は、口枠2の長側フレーム22の連結部226(図5参照)に対して回転自在に連結される。オーバーラップ部53は、もう一つの蓋板5のオーバーラップ部53に重なる部分である。
蓋板5が備える一対の短辺側の端縁部には、貫通孔55が形成されている。蓋板5が開口部20を閉じる姿勢にあるときに、口枠2の各短側フレーム21に形成された突起218が、対応する貫通孔55に一対一で嵌り込む。
(全体)
一実施形態の折り畳み式運搬用容器は、上記の各構成を備えるので、各折曲板4に対して大きな負荷が掛かる場合(たとえば、折曲板4の外面に物が当たることで、折曲板4を内側方に向けて押し込む大きな負荷が掛かる場合)でも、第一板材41と第二板材42の連結が外れることは抑えられている。
つまり、一実施形態の折り畳み式運搬用容器では、最も大きな負荷が掛かりやすい中央のヒンジ部45において、第一ヒンジ軸414と第二軸受部426が係合する構造と、一対の第一軸受部416と一対の第二ヒンジ軸424が係合する構造が、一体的に備えられている。そのため、この中央のヒンジ部45の係合が外れることは、効果的に抑えられている。
特に、第一ヒンジ軸414を挟んで両外側に位置する第一軸受部416は、比較的変形しやすい断面C字状の形状を有するが、いずれも連結壁部415に一体化されているので、第一軸受部416の変形や破損は効果的に抑えられている。
ここで、図9に白抜き矢印で示しているように、第二ヒンジ軸424と第一軸受部416の構造的な関係において、組立状態で第二ヒンジ軸424が第一軸受部416から外れることのできる方向は、第一軸受部416の切欠き部が開口する方向であり、即ち、第一板材41に対して外側方の方向である。
これに対して、図10に白抜き矢印で示しているように、第二軸受部426と第一ヒンジ軸414の構造的な関係において、組立状態で第二軸受部426が第一ヒンジ軸414から外れることのできる方向は、第二軸受部426の切欠き部が開口する方向と反対の方向であり、即ち、第一板材41に対して内側方の方向である。
そのため、中央のヒンジ部45においては、折曲板4に対して大きな負荷が掛かったときでも、係合が外れることは効果的に抑制される。
一実施形態の折り畳み式運搬用容器を組み付ける際に、第一ヒンジ半部45Aと第二ヒンジ半部45Bを組み付けて中央のヒンジ部45を構成するときには、図13から図16に示すような二つ折りの状態で、組み付け作業を行えばよい。
図15に白抜き矢印で示しているように、第二ヒンジ軸424と第一軸受部416の構造的な関係において、二つ折りとなる状態で第二ヒンジ軸424を第一軸受部416に嵌め込むことのできる方向は、第一軸受部416の切欠き部が開口する方向と反対の方向であり、即ち、第一板材41に対して内側方の方向である。
これに対して、図16に白抜き矢印で示しているように、第二軸受部426と第一ヒンジ軸414の構造的な関係において、二つ折りとなる状態で第二軸受部426を第一ヒンジ軸414に嵌め込むことのできる方向は、第二軸受部426の切欠き部が開口する方向であり、即ち、第一板材41に対して内側方の方向である。
したがって、二つ折りとなる状態に第一板材41と第二板材42をセットすれば、第一ヒンジ半部45Aと第二ヒンジ半部45Bを組み付けて中央のヒンジ部45を構成することが容易である。
組み付け作業が完了すると、第一ヒンジ軸414は、第二軸受部426に設けられた上下の突起427,428によって、折曲板4が二つ折りの状態となっても第二軸受部426から外れないように保持される(図16参照)。
[変形例]
以下、各種の変形例の折り畳み式運搬用容器について説明する。
なお、各変形例の折り畳み式運搬用容器の基本的な構成は、上記した一実施形態の折り畳み式運搬用容器の構成と共通である。以下において、一実施形態の折り畳み式運搬用容器と同様の構成については、同一符号を付して詳しい説明を省略する。
図17Aには、変形例1の折り畳み式運搬用容器が備える折曲板4の要部(中央のヒンジ部45)を示している。図17Aに示す部分は、一実施形態の折り畳み式運搬用容器の図8に相当する部分である。
変形例1の折り畳み式運搬用容器では、第一板材41が連結壁部415を備えていない。第一ヒンジ軸414には、その両端に円板状の支持壁部413が一体に形成されている。支持壁部413と第一軸受部416の間には、左右方向D1に距離があけられている。
図17Bには、変形例2の折り畳み式運搬用容器が備える折曲板4の要部(中央のヒンジ部45)を示している。図17Bに示す部分は、一実施形態の折り畳み式運搬用容器の図8に相当する部分である。
変形例2の折り畳み式運搬用容器では、変形例1と同様、第一板材41が連結壁部415を備えていない。第一ヒンジ軸414には、その両端に円板状の支持壁部413が一体に形成されている。加えて、断面C字状である第一軸受部416の左右方向D1の内側の端には、円板状の内壁部417が一体に形成されている。支持壁部413と内壁部417の間には、左右方向D1に距離があけられている。
図17Cには、変形例3の折り畳み式運搬用容器が備える折曲板4の要部(中央のヒンジ部45)を示している。図17Cに示す部分は、一実施形態の折り畳み式運搬用容器の図8に相当する部分である。
変形例3の折り畳み式運搬用容器では、変形例1,2と同様、第一板材41が連結壁部415を備えていない。第一ヒンジ軸414には、その両端に円板状の支持壁部413が一体に形成されている。支持壁部413と第一軸受部416の間には、左右方向D1にスペースが設けられている。このスペースは、第二ヒンジ軸424を支持するベース部425が収容可能なスペースである。
変形例3の折り畳み式運搬用容器において、一対の第二ヒンジ軸424は、左右方向D1において互いに離れる方向に突出している。ベース部425から左右方向D1の外側に向けて突出した第二ヒンジ軸424は、断面C字状の第一軸受部416に回転自在に係合する。
図17Dには、変形例4の折り畳み式運搬用容器が備える折曲板4の要部(中央のヒンジ部45)を示している。図17Dに示す部分は、一実施形態の折り畳み式運搬用容器の図8に相当する部分である。
変形例4の折り畳み式運搬用容器では、変形例3の折り畳み式運搬用容器の構造に加えて、第一軸受部416の左右方向D1の外側の端に、円板状の外壁部419が一体に形成されている。
図18A、図18Bには、変形例5の折り畳み式運搬用容器が備える折曲板4の要部(中央のヒンジ部45)を示している。図18A、図18Bに示す部分は、一実施形態の折り畳み式運搬用容器の図12A、図12Bに相当する部分である。
変形例5の折り畳み式運搬用容器においては、折曲板4の上側を構成する板材を、複数の第二ヒンジ半部45Bを一体に有する第二板材42で構成し、折曲板4の下側を構成する板材を、複数の第一ヒンジ半部45Aを一体に有する第一板材41で構成している。
変形例5の折り畳み式運搬用容器では、口枠2に対して第二板材42が回転自在に連結され、底板1の周縁部分に対して第一板材41が回転自在に連結される。第二板材42と第一板材41は、上側の第二ヒンジ半部45Bと下側の第一ヒンジ半部45Aが係合することによって、回転自在に連結される。
この変形例においても、折曲板4に対してこれを内側方に押し込むような大きな負荷が掛かったときに第一板材41と第二板材42の連結が外れることは、効果的に抑えられる。
なお、変形例1から変形例4のいずれの折り畳み式運搬用容器においても、変形例5のように、折曲板4の上側を構成する板材を、複数の第二ヒンジ半部45Bを一体に有する第二板材42で構成し、折曲板4の下側を構成する板材を、複数の第一ヒンジ半部45Aを一体に有する第一板材41で構成すること(即ち、図17Aから図17Dに示す第一板材41と第二板材42を、上下逆に用いること)が可能である。
その他、一実施形態の折り畳み式運搬容器の各構成は、適宜に変更可能である。
たとえば、一実施形態の折り畳み式運搬用容器では、複数のヒンジ部45のうち中央のヒンジ部45だけを、軸と軸受が複合的に組み合わさった第一ヒンジ半部45Aと第二ヒンジ半部45Bで構成しているが、他のヒンジ部45を、中央のヒンジ部45と同様に構成することも可能である。
また、一実施形態の折り畳み式運搬用容器では、一対の蓋板5が口枠2に回転自在に連結されているが、蓋板5は一枚で開口部20を塞ぐように構成されてもよいし、蓋板5が口枠2から着脱自在でもよい。また、蓋板5を備えないことも可能である。
[作用効果]
上記した一実施形態およびその変形例の説明から理解されるように、第1の形態の折り畳み式運搬用容器は、底板1、口枠2、一対の揺動板3、および一対の折曲板4を備える。口枠2は底板1の上方に位置し、上下に貫通する開口部20が形成されている。一対の揺動板3は、口枠2に回転自在に連結されている。一対の折曲板4は、底板1と口枠2に回転自在に連結されている。
一対の折曲板4の各々は、左右に距離をあけて位置する複数のヒンジ部45を介して二つ折り自在に連結された第一板材41と第二板材42を有する。
複数のヒンジ部45のうち、少なくとも一つのヒンジ部45は、第一板材41に設けられた第一ヒンジ軸414と、第一ヒンジ軸414の左右両側に位置するように第一板材41に設けられた一対の第一軸受部416と、第二板材42に設けられた第二軸受部426と、第二軸受部426の左右両側に位置するように第二板材42に設けられた一対の第二ヒンジ軸424を含む。第一ヒンジ軸414と第二軸受部426が、回転自在に連結されるとともに、一対の第一軸受部416と一対の第二ヒンジ軸424が、一対一で回転自在に連結される。
したがって、第1の形態の折り畳み式運搬用容器によれば、折曲板4に対してこれを内側方に押し込むような大きな負荷が掛かった場合であっても、第一板材41と第二板材42の連結が外れることを、効果的に抑えることができる。仮に、第一板材41と第二板材42の連結が外れると、折曲板4が大きく変形しやすくなり、たとえば、トラックでの運搬時や運搬先で折曲板4の外面に物が当たったときに、折曲板4が内側に大きく変形して内容物を傷つけるといった事態が起こり得るが、第1の形態の折り畳み式運搬用容器によれば、このような事態が防止される。
第2の形態の折り畳み式運搬用容器は、第1の形態において、前記少なくとも一つのヒンジ部45は、連結壁部415をさらに含む。連結壁部415は、第一板材41に設けられ、第一ヒンジ軸414と一対の第一軸受部416を一体に連結させる。
したがって、第2の形態の折り畳み式運搬用容器によれば、第一ヒンジ軸414と一対の第一軸受部416の変形が、連結壁部415によって抑制されるので、折曲板4に大きな負荷が掛かった場合であっても、第一板材41と第二板材42の連結が外れることを、さらに効果的に抑えることができる。
1 底板
2 口枠
20 開口部
3 揺動板
4 折曲板
41 第一板材
414 第一ヒンジ軸
415 連結壁部
416 第一軸受部
42 第二板材
424 第二ヒンジ軸
426 第二軸受部
45 ヒンジ部
D1 左右方向

Claims (5)

  1. 底板と、
    前記底板の上方に位置し、上下に貫通する開口部が形成された口枠と、
    前記口枠に回転自在に連結された一対の揺動板と、
    前記底板と前記口枠に回転自在に連結された一対の折曲板を備え、
    折り畳み状態と組立状態を切り換えることができる折り畳み式運搬用容器であって、
    前記一対の折曲板の各々は、
    左右に距離をあけて位置する複数のヒンジ部を介して二つ折り自在に連結された第一板材と第二板材を有し、
    前記複数のヒンジ部のうち、少なくとも一つのヒンジ部は、
    前記第一板材に設けられた第一ヒンジ軸と、
    前記第一ヒンジ軸の左右両側に位置するように前記第一板材に設けられた一対の第一軸受部と、
    前記第二板材に設けられた第二軸受部と、
    前記第二軸受部の左右両側に位置するように前記第二板材に設けられた一対の第二ヒンジ軸を含み、
    前記第一ヒンジ軸と前記第二軸受部が、回転自在に連結されるとともに、
    前記一対の第一軸受部と前記一対の第二ヒンジ軸が、一対一で回転自在に連結され
    前記組立状態において、各第一軸受部が開口する方向と、前記第二軸受部が開口する方向は、同一であり、
    前記第一板材と前記第二板材は、二つ折りとなる状態で、組み付け可能に構成されている
    ことを特徴とする折り畳み式運搬用容器。
  2. 前記少なくとも一つのヒンジ部は、
    前記第一板材に設けられ、前記第一ヒンジ軸と前記一対の第一軸受部を一体に連結させる連結壁部を、さらに含み、
    前記連結壁部は、前記第一ヒンジ軸と各第一軸受部の間に介在し、前記第一ヒンジ軸の左右方向の外側の端部に結合され、かつ、各第一軸受部の左右方向の内側の端部に結合されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式運搬用容器。
  3. 前記一対の第二ヒンジ軸のそれぞれの左右方向の内側の端部は、自由端であり、前記端部と前記第二軸受部との間には、スペースが設けられている
    ことを特徴とする請求項1又は2に記載の折り畳み式運搬用容器。
  4. 前記第一ヒンジ軸と前記一対の第一軸受部とが近接して位置し、
    前記第二軸受部と前記一対の第二ヒンジ軸とが近接して位置している
    ことを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の折り畳み式運搬用容器。
  5. 前記第一ヒンジ軸と各第一軸受け部との間には、左右方向に距離があけられており、
    前記第一ヒンジ軸の左右方向の長さ寸法は、前記第一ヒンジ軸から各第一軸受部までの左右方向の寸法よりも、大きい
    ことを特徴とする請求項1に記載の折り畳み式運搬用容器。
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