JP7008233B2 - 部品実装装置およびそれを用いた部品実装基板の製造方法 - Google Patents

部品実装装置およびそれを用いた部品実装基板の製造方法 Download PDF

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Description

本発明は、部品実装装置およびそれを用いた部品実装基板の製造方法に関する。
従来、ラジアル部品やアキシャル部品等の部品は、下方に平行に延びた2本のリードを有しており、これら2本のリードが基板に設けられた挿入孔に上方から挿入されることにより、部品が基板に装着・実装される。このようなリード付き部品を基板に実装する部品実装装置は、クリンチ機構を備えている。クリンチ機構は、2本のリードのうちの一方のリードを折り曲げてクリンチする第1の爪部と、もう一方のリードを折り曲げてクリンチする第2の爪部とを備える。第1の爪部と第2の爪部は、それぞれのリードを所定の方向に折り曲げてリードをクリンチする。
基板に挿入される部品の種類は多岐にわたり、その種類に応じてリードの配列も異なるため、リードの折曲げ方向も様々である。これに対応するために、折曲げ方向の異なる複数の爪部を用意し、部品の種類に応じて爪部を交換可能とした部品実装装置が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特公昭62-032640号
一方で、2本のリードをクリンチする機構の場合、部品の種類に応じて2本のリードの間隔も様々であるため、それに対応できるようにするために、第1の爪部と第2の爪部の間隔を可変とすることが望ましい。特許文献1の構成では、第1の爪部と第2の爪部の間隔は固定されており、間隔を変更することができない。このように、爪部と爪部の間隔が可変な構成を備える部品実装装置の開発が望まれる。
従って、本発明の目的は、前記問題を解決することにあって、爪部同士の間隔が可変な部品実装装置およびそれを用いた部品実装基板の製造方法を提供することにある。
前記目的を達成するために、本発明の部品実装装置は、基板を位置決めする基板位置決め部と、水平方向および上下方向に移動可能なヘッドであって、下方に延びた2本のリードを有する部品をピックアップし、基板位置決め部により位置決めされた基板の挿入孔に上方からリードを挿入する挿入ヘッドと、水平方向および上下方向に移動可能な機構であって、基板の挿入孔から基板の下面側に突出したリードをクリンチするクリンチ機構と、を備える、部品実装装置であって、クリンチ機構は、2本のリードのうちの一方のリードをクリンチする第1のクリンチ部と、もう一方のリードをクリンチする第2のクリンチ部とを備え、それぞれのクリンチ部は、基板の下面側に突出したリードを挟むように配置される固定爪および揺動爪を有し、揺動爪が固定爪に近付くように移動してリードを折り曲げてクリンチする爪部と、固定爪を固定した状態で保持し、揺動爪を揺動可能な状態で保持するベース部材と、ベース部材に上下動可能な状態で挿通された棒状の部材であって、揺動爪に間接的に接触し、上下動によって揺動爪を揺動させるロッドとを備え、部品実装装置はさらに、第1および第2のクリンチ部のロッドの下端部に接触してロッドを上方に押し上げる押上げ位置と、ロッドの下端部から下方に離れた非押上げ位置の間を上下動する操作板と、第1のベース部材を第2のベース部材に対して相対的に移動させる間隔変更部とを備え、第1のクリンチ部および第2のクリンチ部のロッドの下端部はともに、操作板の表面に沿って移動可能なローラで構成されている。
また、本発明の部品実装基板の製造方法は、基板を位置決めする基板位置決め部と、水平方向および上下方向に移動可能なヘッドであって、下方に延びたリードを有する部品をピックアップし、基板位置決め部により位置決めされた基板の挿入孔に上方からリードを挿入する挿入ヘッドと、水平方向および上下方向に移動可能な機構であって、基板の挿入孔から基板の下面側に突出したリードをクリンチするクリンチ機構と、を備える部品実装装置を用いて、基板に部品を実装した部品実装基板を製造する方法であって、基板位置決め部を用いて、基板を位置決めする基板位置決めステップと、挿入ヘッドを用いて、基板位置決め部により位置決めされた基板の挿入孔に上方から部品のリードを挿入する挿入ステップと、クリンチ機構を用いて、基板に挿入されて基板の下面側に突出したリードをクリンチするクリンチステップと、を含み、クリンチ機構として、2本のリードのうちの一方のリードを折り曲げてクリンチする第1のクリンチ部と、もう一方のリードを折り曲げてクリンチする第2のクリンチ部とを備えるクリンチ機構を用い、それぞれのクリンチ部として、基板の下面側に突出したリードを挟むように配置される固定爪および揺動爪を有し、揺動爪が固定爪に近付くように移動してリードを折り曲げてクリンチする爪部と、固定爪を固定した状態で保持し、揺動爪を揺動可能な状態で保持するベース部材と、ベース部材に上下動可能な状態で挿通された棒状の部材であって、揺動爪に間接的に接触し、上下動によって揺動爪を揺動させるロッドと、を備える第1および第2のクリンチ部を用い、部品実装装置として、第1および第2のクリンチ部のロッドの下端部に接触してロッドを上方に押し上げる押上げ位置と、ロッドの下端部から下方に離れた非押上げ位置の間を上下動する操作板、および、第1のベース部材を第2のベース部材に対して相対的に移動させる間隔変更部を備える部品実装装置を用い、第1のクリンチ部および第2のクリンチ部のロッドの下端部をともに、操作板の表面に沿って移動可能なローラで構成している。
本発明の部品実装装置およびそれを用いた部品実装基板の製造方法によれば、爪部同士の間隔が可変な構成を実現することができる。
実施の形態の部品実装装置の概略斜視図 実施の形態のクリンチ機構およびリード屑回収容器の概略斜視図 クリンチ機構および移動ガイドの概略斜視図 クリンチ機構および移動ガイドの概略斜視図 クリンチ機構および移動ガイドの概略平面図 移動ガイドの概略斜視図 クリンチ機構によりリードを切断・クリンチする方法を説明するための概略斜視図(待機位置、非切断位置) クリンチ機構によりリードを切断・クリンチする方法を説明するための概略斜視図(操作位置、切断位置) クリンチ機構によりリードを切断・クリンチする方法を説明するための概略斜視図(待機位置、非切断位置) クリンチ機構によりリードを切断・クリンチする方法を説明するための概略斜視図(操作位置、切断位置) 間隔変更部の構成を示す概略斜視図 クリンチ機構および移動ガイドの概略平面図 クリンチ機構によるリードの折曲げ方向(外曲げ)を示す概略平面図 クリンチ機構を取り外した状態を示す概略斜視図 別のクリンチ機構を取り付ける前の状態を示す概略斜視図 別のクリンチ機構を取り付けた後の状態を示す概略斜視図 別のクリンチ機構を取り付けた後の状態を示す概略斜視図 別のクリンチ機構および移動ガイドの概略平面図 別のクリンチ機構によるリードの折曲げ方向(内曲げ)を示す概略平面図 平面視における操作板に対する第1のクリンチ部のロッドおよび第2のクリンチ部のロッドの位置を示す概略図 平面視における操作板に対する代替クリンチ部のロッドの位置を示す概略図 実施の形態の部品実装装置を用いて、部品を基板に実装した部品実装基板を製造する方法の一例を示すフロー図
本発明の第1態様によれば、基板を位置決めする基板位置決め部と、水平方向および上下方向に移動可能なヘッドであって、下方に延びた2本のリードを有する部品をピックアップし、基板位置決め部により位置決めされた基板の挿入孔に上方からリードを挿入する挿入ヘッドと、水平方向および上下方向に移動可能な機構であって、基板の挿入孔から基板の下面側に突出したリードをクリンチするクリンチ機構と、を備える、部品実装装置であって、クリンチ機構は、2本のリードのうちの一方のリードをクリンチする第1のクリンチ部と、もう一方のリードをクリンチする第2のクリンチ部とを備え、それぞれのクリンチ部は、基板の下面側に突出したリードを挟むように配置される固定爪および揺動爪を有し、揺動爪が固定爪に近付くように移動してリードを折り曲げてクリンチする爪部と、固定爪を固定した状態で保持し、揺動爪を揺動可能な状態で保持するベース部材と、ベース部材に上下動可能な状態で挿通された棒状の部材であって、揺動爪に間接的に接触し、上下動によって揺動爪を揺動させるロッドとを備え、部品実装装置はさらに、第1および第2のクリンチ部のロッドの下端部に接触してロッドを上方に押し上げる押上げ位置と、ロッドの下端部から下方に離れた非押上げ位置の間を上下動する操作板と、第1のベース部材を第2のベース部材に対して相対的に移動させる間隔変更部とを備え、第1のクリンチ部および第2のクリンチ部のロッドの下端部はともに、操作板の表面に沿って移動可能なローラで構成されている、部品実装装置を提供する。
このような構成によれば、一対のクリンチ部の爪部同士の間隔が可変な構成を実現することができる。
本発明の第2態様によれば、第1のクリンチ部あるいは第2のクリンチ部と交換可能な代替クリンチ部をさらに備え、代替クリンチ部のロッドは、代替クリンチ部と交換可能な第1のクリンチ部又は第2のクリンチ部のロッドが操作板に接触する位置とは異なる位置で操作板に接触し、操作板は、第1のクリンチ部、第2のクリンチ部および代替クリンチ部のいずれのロッドとも接触可能な接触面を有する、第1態様に記載の部品実装装置を提供する。
このような構成によれば、爪部同士の間隔が可変な構成において、クリンチ部を交換することでリードの折曲げ方向を変更可能とすることができる。またクリンチ部を交換した場合でも、同じ操作板を使用し続けることができる。
本発明の第3態様によれば、第1および第2のクリンチ部において、ベース部材は、ロッドを上下動可能な状態で挿通する第1のベース部材と、第1のベース部材に立設された第2のベース部材と、第2のベース部材に固定されて固定爪を保持する固定爪保持部と、第2のベース部材に設けられた揺動軸を中心として揺動可能かつ揺動爪を保持した揺動爪保持部と、を備え、揺動爪保持部における揺動軸に接続される箇所とは反対側の下面にロッドの上端部が接触する、第1態様又は第2態様に記載の部品実装装置を提供する。
このような構成によれば、爪部によるリードの折曲げ機構を簡易な構成で実現することができる。
本発明の第4態様によれば、第1のクリンチ部のベース部材を移動可能な状態で保持し、かつ、第2のクリンチ部のベース部材を固定状態で保持するように延びる移動ガイドをさらに備える、第1態様から第3態様のいずれか1つに記載の部品実装装置を提供する。
このような移動ガイドを設けることで、爪部同士の間隔が可変な機構を簡易な構成で実現することができる。
本発明の第5態様によれば、基板を位置決めする基板位置決め部と、水平方向および上下方向に移動可能なヘッドであって、下方に延びたリードを有する部品をピックアップし、基板位置決め部により位置決めされた基板の挿入孔に上方からリードを挿入する挿入ヘッドと、水平方向および上下方向に移動可能な機構であって、基板の挿入孔から基板の下面側に突出したリードをクリンチするクリンチ機構と、を備える部品実装装置を用いて、基板に部品を実装した部品実装基板を製造する方法であって、基板位置決め部を用いて、基板を位置決めする基板位置決めステップと、挿入ヘッドを用いて、基板位置決め部により位置決めされた基板の挿入孔に上方から部品のリードを挿入する挿入ステップと、クリンチ機構を用いて、基板に挿入されて基板の下面側に突出したリードをクリンチするクリンチステップと、を含み、クリンチ機構として、2本のリードのうちの一方のリードを折り曲げてクリンチする第1のクリンチ部と、もう一方のリードを折り曲げてクリンチする第2のクリンチ部とを備えるクリンチ機構を用い、それぞれのクリンチ部として、基板の下面側に突出したリードを挟むように配置される固定爪および揺動爪を有し、揺動爪が固定爪に近付くように移動してリードを折り曲げてクリンチする爪部と、固定爪を固定した状態で保持し、揺動爪を揺動可能な状態で保持するベース部材と、ベース部材に上下動可能な状態で挿通された棒状の部材であって、揺動爪に間接的に接触し、上下動によって揺動爪を揺動させるロッドと、を備える第1および第2のクリンチ部を用い、部品実装装置として、第1および第2のクリンチ部のロッドの下端部に接触してロッドを上方に押し上げる押上げ位置と、ロッドの下端部から下方に離れた非押上げ位置の間を上下動する操作板、および、第1のベース部材を第2のベース部材に対して相対的に移動させる間隔変更部を備える部品実装装置を用い、第1のクリンチ部および第2のクリンチ部のロッドの下端部をともに、操作板の表面に沿って移動可能なローラで構成した、部品実装基板の製造方法を提供する。
このような方法によれば、一対のクリンチ部の爪部同士の間隔が可変な構成を実現することができる。
本発明の第6態様によれば、部品実装装置として、第1のクリンチ部あるいは第2のクリンチ部と交換可能な代替クリンチ部をさらに備える部品実装装置を用い、代替クリンチ部のロッドとして、代替クリンチ部と交換可能な第1のクリンチ部又は第2のクリンチ部のロッドが操作板に接触する位置とは異なる位置で操作板に接触するロッドを用い、操作板として、第1のクリンチ部、第2のクリンチ部および代替クリンチ部のいずれのロッドとも接触可能な接触面を有する操作板を用いる、第5態様に記載の部品実装基板の製造方法を提供する。
このような方法によれば、爪部同士の間隔が可変な構成において、クリンチ部を交換することでリードの折曲げ方向を変更可能とすることができる。またクリンチ部を交換した場合でも、同じ操作板を使用し続けることができる。
本発明の第7態様によれば、第1および第2のクリンチ部において、ベース部材として、ロッドを上下動可能な状態で挿通する第1のベース部材と、第1のベース部材に立設された第2のベース部材と、第2のベース部材に固定されて固定爪を保持する固定爪保持部と、第2のベース部材に設けられた揺動軸を中心として揺動可能かつ揺動爪を保持した揺動爪保持部と、を備えるベース部材を用い、揺動爪保持部における揺動軸に接続される箇所とは反対側の下面にロッドの上端部を接触させた、第5態様又は第6態様に記載の部品実装基板の製造方法を提供する。
このような方法によれば、爪部によるリードの折曲げ機構を簡易な構成で実現することができる。
本発明の第8態様によれば、クリンチ機構として、第1のクリンチ部のベース部材を移動可能な状態で保持し、かつ、第2のクリンチ部のベース部材を固定状態で保持するように延びる移動ガイドをさらに備えるクリンチ機構を用いる、第5態様から第7態様のいずれか1つに記載の部品実装基板の製造方法を提供する。
このような移動ガイドを設けることで、爪部同士の間隔が可変な機構を簡易な構成で実現することができる。
以下、本発明に係る部品実装装置およびそれを用いた部品実装基板の製造方法の例示的な実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。本発明は、以下の実施形態の具体的な構成に限定されるものではなく、同様の技術的思想に基づく構成が本発明に含まれる。
(実施の形態)
実施の形態における部品実装装置の概略構成について、図1を用いて説明する。図1は、実施の形態の部品実装装置1の概略斜視図である。
図1に示す部品実装装置1は、下方に延びた2本のリード2Lを備えたリード付きの部品2を基板3に装着・実装する装置である。部品2が実装された基板3は、「部品実装基板」となる。
図1に示す部品実装装置1は、基板位置決め部11と、挿入ヘッド移動機構12と、挿入ヘッド13と、クリンチユニット移動機構14と、クリンチ機構(クリンチユニット)23と、リード屑回収容器24とを備える。
基板位置決め部11は、基板3を所定位置に位置決めする部材である。実施の形態の基板位置決め部11は一対のコンベア機構から成り、基板3の両端を下方から支持して搬送し、所定位置に位置決めする。基板3には、部品2のリード2Lを挿通するための挿入孔3aが設けられている。
挿入ヘッド移動機構12は、挿入ヘッド13を移動させる機構である。実施の形態の挿入ヘッド移動機構12は直交座標テーブルから成り、挿入ヘッド13を水平方向(XY方向)および上下方向(Z方向)に移動させる。
挿入ヘッド13は、部品2をピックアップし、基板位置決め部11によって位置決めされた基板3の挿入孔3aに部品2のリード2Lを上方から挿入する部材である。挿入ヘッド13は基板位置決め部11よりも上方に位置し、挿入ヘッド移動機構12によりXY方向およびZ方向に移動される。
挿入ヘッド13は、部品2をピックアップする一対のピックアップ爪13aを備える。ピックアップ爪13aは部品2を把持してピックアップするものであり、ピックアップ爪駆動機構13Kによって駆動される。ピックアップ爪13aに代えて、部品2を吸着する吸着ノズルを用いてもよい。
クリンチユニット移動機構14は、クリンチ機構23およびリード屑回収容器24を水平方向および上下方向に移動させる機構である。実施の形態のクリンチユニット移動機構14は直交座標テーブルから成り、クリンチユニット15を取り付けるためのアタッチメント部材14Tを水平方向および上下方向に移動させる。なお、クリンチユニット移動機構14およびアタッチメント部材14Tの構成は、大きく簡略化した形で図示している。
クリンチ機構(クリンチユニット)23は、基板3の挿入孔3aから基板3の下面側に突出したリード2Lをクリンチする機構である。クリンチ機構23は基板位置決め部11よりも下方に位置した状態でアタッチメント部材14Tに取り付けられており、クリンチユニット移動機構14の駆動により水平方向および上下方向に移動される。
リード屑回収容器24は、クリンチ機構23が切断したリード2Lの下端部であるリード屑を回収するための容器である。リード屑回収容器24はネジなどの固定手段によりクリンチ機構23に固定されている。
クリンチ機構23およびリード屑回収容器24の拡大斜視図を図2に示す。
図2に示すように、クリンチ機構23にはリード屑誘導パイプ73が設けられている。リード屑誘導パイプ73は、クリンチ機構23で生じたリード屑をリード屑回収容器24に誘導するパイプである。リード屑誘導パイプ73の上流側開口(図示せず)はクリンチ機構23の内部に配置される。リード屑誘導パイプ73の下流側開口74はリード屑回収容器24の上方に配置される。
上述したクリンチ機構23によるリード2Lの切断・クリンチを行う構成を図3―図6に示す。
図3、図4は、クリンチ機構23を異なる方向から見た概略斜視図であり、図5は、クリンチ機構23の平面図である。図6は、移動ガイド45の概略斜視図である。以降の説明では、図2に示したクリンチユニット移動機構14、リード屑回収容器24およびリード屑誘導パイプ73等の図示を適宜省略する。
図3、図4に示すように、実施の形態のクリンチ機構23は、一対のクリンチ部52A、52Bによって構成されている。第1のクリンチ部52Aは、2本のリード2Lのうちの一方のリード2Lをクリンチし、第2のクリンチ部52Bは、もう一方のリード2Lをクリンチする。第1のクリンチ部52Aおよび第2のクリンチ部52Bはともに移動ガイド45に保持されている。移動ガイド45は、前述したアタッチメント部材14Tに取り付けられている(図示省略)。第2のクリンチ部52Bに対して内側に配置された第1のクリンチ部52Aは、図3、図4に示すA方向にスライド可能な状態で移動ガイド45に保持されている。一方で、第1のクリンチ部52Aに対して外側に配置された第2のクリンチ部52Bは、固定状態で移動ガイド45に保持されている。
図4に示す第1のクリンチ部52Aは、第1のベース部材51Aと、第2のベース部材53Aと、固定爪保持部54Aと、揺動爪保持部55Aと、ロッド56Aと、下端側ローラ57Aと、上端側ローラ58Aと、揺動軸59Aとを備える。実施の形態における第1のベース部材51Aと第2のベース部材53Aは一体的に構成されており、第1のクリンチ部52A全体のベース部材を構成する。第1のクリンチ部52Aはさらに、図4、図5に示すように、固定爪66Aと、揺動爪68Aとを備える。各部材の詳細な構成については後述する。
一方で、図3に示す第2のクリンチ部52Bも第1のクリンチ部52Aと同様の構成を備えている。具体的には、第2のクリンチ部52Bは、第1のベース部材51Bと、第2のベース部材53Bと、固定爪保持部54Bと、揺動爪保持部55Bと、ロッド56Bと、下端側ローラ57Bと、上端側ローラ58Bと、揺動軸59Bとを備える。実施の形態における第1のベース部材51Bと第2のベース部材53Bは一体的に構成されており、第1のクリンチ部52B全体のベース部材を構成する。第2のクリンチ部52Bはさらに、図3、図5に示すように、固定爪66Bと、揺動爪68Bとを備える。各部材の詳細な構成については後述する。
図4に示すように、第1のクリンチ部52Aの第2のベース部材53Aには、リード屑誘導パイプ73(図示省略)を挿通して保持するための貫通孔75Aが形成されている。同様に、図3に示すように、第2のクリンチ部52Bの第2のベース部材53Bには、リード屑誘導パイプ(図示省略)を挿通して保持するための貫通孔75Bが形成されている。
図6に示す移動ガイド45は、下方側から順に、第1の土台部60と、第2の土台部62と、スライド部64とを備える。
最も下方に配置された第1の土台部60は、棒状部60Aと、フランジ部60Bとを備える。棒状部60Aは、第2の土台部62を保持する部分であり、図6に示すA方向に沿って延びた状態でアタッチメント部材14Tに取り付けられている(図示省略)。第2の土台部62は棒状部60Aに固定されている。フランジ部60Bは、前述した第2のクリンチ部52Bの第1のベース部材51B(図3)を保持する部分である。フランジ部60Bには、第1のベース部材51Bを固定するための複数のねじ穴60Cが設けられている。ねじ穴60Cのそれぞれには、図3に示すねじ64Bが挿入される。
第2の土台部62は、棒状部60Aと同様にA方向に延びる棒状の部材である。第2の土台部62には、A方向にスライド可能な状態でスライド部64が取り付けられている。
スライド部64は、前述した第1のクリンチ部52Aの第1のベース部材51A(図4)を保持する部分である。スライド部64には、第1のベース部材51Aを固定するための複数のねじ穴64Aが設けられている。ねじ穴64Aのそれぞれにはねじ(図示せず)が挿入される。
上記構成により、第1のクリンチ部52Aはスライド可能な状態で、第2のクリンチ部52Bは固定状態で移動ガイド45にそれぞれ保持される。これにより、第1のクリンチ部52Aによるリード2Lの折曲げ・切断箇所と、第2のクリンチ部52Bによるリード2Lの折曲げ・切断箇所の間隔を可変とすることができる。この間隔を適宜調整することで、2本のリード2L同士の間隔が部品2の種類によって様々であっても対応することができる。
このような構成を用いてリード2Lを切断・クリンチする方法について、図7A、7B、8A、8Bを用いて説明する。図7A、7B、8A、8Bは、クリンチ機構23によるリード2Lを切断・クリンチする方法を説明するための概略斜視図である。図7A、7B、8A、8Bでは、ボルト等の構成を省略するとともに全体の形状を簡略化したクリンチ機構23を示している。図7A、8Aは、後述する「待機位置」、「非切断位置」に対応し、図7B、8Bは、後述する「操作位置」、「切断位置」に対応する。
前述したように第1のクリンチ部52Aと第2のクリンチ部52Bは同様の構成を有しており、以下で説明する動作についても同様の動作を行う。以下の説明では、第1のクリンチ部52Aおよび第2のクリンチ部52Bのうち、第2のクリンチ部52Bの構成・動作を中心に説明する。
図7A、7Bにおいて、第2のクリンチ部52Bの第1のベース部材51Bは、図示しない支柱によって水平姿勢に支持されており、操作板43の上方に位置している。操作板43は、下端側ローラ57Bを支持する板状の部材であり、図示しない駆動源によって上下に移動可能である。操作板43は、前述したアタッチメント部材14Tに取り付けられている(図示省略)。
図3-図6を用いて説明したように、第1のベース部材51Bは移動ガイド45に固定されているのに対して、第2のベース部材51Aは移動ガイド45に沿って水平方向に移動自在である。第2のベース部材51Aが移動ガイド45に沿って移動すると、第2のベース部材51Aと第1のベース部材51Bの間隔が変化する。
第1のベース部材51Bの上面には第2のベース部材53Bが立設されている。第2のベース部材53Bには、固定爪保持部54Bおよび可動刃保持部55Bが取り付けられている。固定爪保持部54Bは第2のベース部材53Bに固定して設けられている。揺動爪保持部55Bは第2のベース部材53Bに対して揺動軸59Bを中心として上下方向に揺動自在に設けられている。固定爪保持部54Bには前述した固定爪66B(図示せず)が保持されており、揺動爪保持部55Bには揺動爪68B(図示せず)が保持されている。図8A、8Bでは、第1のクリンチ部52A側の固定爪66Aおよび揺動爪68Aを図示しているが、図示しない第2のクリンチ部52B側の固定爪66Bおよび揺動爪68Bも同様の動作を行うものであるため、固定爪66Bおよび揺動爪68Bについて説明する。
図7A、7Bにおいて、第1のベース部材51Bにはロッド56Bが挿通して設けられている。ロッド56Bは第1のベース部材51Bを上下方向に貫通し、上下方向に移動自在となっている。ロッド56Bは下端部に下端側ローラ57Bを有しており、上端部に上端側ローラ58Bを有している。ロッド56Bの下端側ローラ57Bは操作板43の上方に位置している。
ロッド56Bは、操作板43が下方の「非操作位置」に位置しているときには下端側ローラ57Bが操作板43に当接しておらず、自重によって「下方位置」に位置する(図7A)。一方、操作板43が上方の「操作位置」に位置しているときには、ロッド56Bは、下端側ローラ57Bを介して操作板43によって押し上げられ(図7B中に示す矢印F2)、「上方位置」に位置する(図7B)。
図7A、7Bにおいて、揺動爪保持部55Bは、揺動軸59Bとは反対側の端部の下面において、ロッド56Bの上端側ローラ58Bと当接している。揺動爪保持部55Bは図示しないばね等の付勢部材によって上端側ローラ58Bに押し付けられており、揺動爪保持部55Bと上端側ローラ58Bは常に接触した状態を維持する。
揺動爪保持部55Bは、ロッド56Bが「下方位置」に位置した状態では、ロッド56Bからの押し上げを受けず、揺動爪68Bを固定爪66Bから離間させた「待機位置」に位置する(図7Aおよび図8Aに示す位置)。一方、揺動爪保持部55Bは、ロッド56Bが「上方位置」に位置した状態ではロッド56Bからの押し上げを受けて(図8Bに示す矢印F3)、揺動爪68Bを固定爪66Bの上方に位置させた「カット位置」(図7Bおよび図8Bに示す位置)に移動(揺動)する(図8Bに示す矢印F4)。
上記動作によって、第2のクリンチ部52Bはリード2Lの下端部を切断するとともに、残ったリード2Lを折り曲げてクリンチする。第1のクリンチ部52Aも同様に、2本のリード2Lのうちのもう1本のリード2Lの下端部を切断するとともに、残ったリード2Lを折り曲げてクリンチする。
切断されたリード2Lの下端部であるリード屑は、前述したリード屑誘導パイプ73(図2)に入る。図7A、7B、8A、8Bでは図示を省略しているが、固定爪66A、66Bおよび揺動爪68A、68Bによる切断箇所の真下にリード屑誘導パイプ73の上流側開口が配置されている。リード屑はその後、リード屑誘導パイプ73を介してリード屑回収容器24に誘導される。リード屑回収容器24に回収されたリード屑はその後、手動で外部に排出される。
上記説明では省略していたが、爪部同士の間隔を変更するための間隔変更部30の構成を図8Cに示す。図8Cに示すように、間隔変更部30は、間隔変更シャフト33と、間隔変更シャフト駆動ギア34と、駆動側傘歯車35と、ボール螺子36と、従動側傘歯車37と、移動ブロック38と、連結部材39とを備える。
間隔変更シャフト駆動ギア34が回転されると、間隔変更シャフト33が上下軸周りに回転し(矢印R4)、駆動側傘歯車35が従動側傘歯車37を水平軸周りに回転させる。これにより、ボール螺子36が回転し(矢印R5)、移動ブロック38がボール螺子36に沿って移動する(矢印F5)。
移動ブロック38がボール螺子36に沿って移動すると、連結部材39を介して第1のベース部材51Aが移動ガイド45に沿って移動する(矢印F6)。これにより、第1のベース部材51Aに取り付けられた第1のクリンチ部52Aが、第1のベース部材51Bに取り付けられた第2のクリンチ部52Bに対して移動する。このようにして、2つのクリンチ部52A、52Bの間隔が広げられる、あるいは狭められる。
なお、図8Cに示す間隔変更部30の構成は他の図面では図示を省略している。
上述したクリンチ機構23による2本のリード2Lの折曲げ方向は図9A、9Bに示す通りである。図9Aに示すように、第1のクリンチ部52Aによるリード2Lの折曲げ方向70および第2のクリンチ部52Bによるリード2Lの折曲げ方向72は互いに向かい合う方向である。図9Bに示すように、基板3に設けられた2つの挿入孔3aは、点線で示すように、折曲げ方向70、72に対して交差する位置に設けられている。折曲げ方向70に折り曲げられるリード2Lと、折曲げ方向72に折り曲げられるリード2Lは、互いに遠ざかる外向きの方向に折り曲げられる(「外曲げ」と称する。)。
一方で、部品2の種類は多岐にわたっており、リード2Lの折曲げ方向も様々である。図9A、9Bに示すような外向きの折り曲げではなく、互いに近付くような内向きの折り曲げに対応することが求められる場合がある。このため、本実施の形態の部品実装装置1では、クリンチ機構23における第1のクリンチ部52Aおよび第2のクリンチ部52Bを、それぞれ異なる折曲げ方向に対応した代替クリンチ部に交換することができる。
具体的な交換方法について、図10A-10Eを用いて説明する。図10Aは、クリンチ機構23を移動ガイド45から取り外した状態を示す斜視図であり、図10Bは、代替クリンチ機構80を移動ガイド45に取り付ける前の状態を示す斜視図である。図10C、10Dは、代替クリンチ機構80を移動ガイド45に取り付けた後の斜視図であり、図10Eは、その平面図である。
図10Aに示すように、まず、クリンチ機構23を移動ガイド45から取り外す(矢印A)。具体的には、第1のクリンチ部52Aを移動ガイド45のスライド部64に固定していたねじ(図示せず)、および、第2のクリンチ部52Bを移動ガイド45のフランジ部60Bに固定していたねじ(図示せず)を外すことで、クリンチ機構23を移動ガイド45から取り外す。このとき、移動ガイド45および図示しない操作板43は交換を行わず、同じものを使用する。
次に、代替クリンチ機構80を準備する。具体的には、図10Bに示すような代替クリンチ機構80を準備する。代替クリンチ機構80は後述するように、クリンチ機構23によるリード2Lの折曲げ方向とは逆方向にリード2Lを折り曲げるように構成された機構である。代替クリンチ機構80は、代替クリンチ部としての第1のクリンチ部82Aおよび第2のクリンチ部82Bを備える。
次に、代替クリンチ機構80を移動ガイド45に取り付ける(矢印B)。具体的には、ねじ等を用いて、第1のクリンチ部82Aを移動ガイド45のスライド部64に固定し、第2のクリンチ部82Bを移動ガイド45のフランジ部60Bに固定する。これにより、図10C、10Dに示すように、第1のクリンチ部82Aおよび第2のクリンチ部82Bが移動ガイド45にそれぞれ取り付けられる。取り外したクリンチ機構23と同様に、第1のクリンチ部82Aはスライド可能な状態で、第2のクリンチ部82Bは固定状態で、移動ガイド45にそれぞれ保持される。
上述した代替クリンチ機構80の構成・動作について、図10C―10Eを用いて説明する。
図10Cに示す第1のクリンチ部82Aは、第1のベース部材84Aと、第2のベース部材86Aと、固定爪保持部88Aと、揺動爪保持部90Aと、揺動軸92Aと、ロッド94A(図10C)と、下端側ローラ96Aと、上端側ローラ98Aとを備える。第1のクリンチ部82Aはさらに、図10D、10Eに示すように、固定爪87Aと、揺動爪89Aとを備える。
一方で、図10Dに示す第2のクリンチ部82Bは、第1のベース部材84Bと、第2のベース部材86Bと、固定爪保持部88Bと、揺動爪保持部90Bと、揺動軸92Bと、ロッド94B(図10D)と、下端側ローラ96Bと、上端側ローラ98Bとを備える。第2のクリンチ部82Bはさらに、図10C、10Eに示すように、固定爪87Bと、揺動爪89Bとを備える。
図10Cに示す第1のクリンチ部82Aの第1のベース部材84Aは移動ガイド45のスライド部64に固定されている。一方で、図10Dに示す第2のクリンチ部82Bの第1のベース部材84Bは移動ガイド45のフランジ部60Bに固定されている。これにより、第1のクリンチ部82Aはスライド可能な状態で、第2のクリンチ部82Bは固定状態で、移動ガイド45にそれぞれ保持される。これにより、第1のクリンチ部82Aによるリード2Lの折曲げ・切断箇所と、第2のクリンチ部82Bによるリード2Lの折曲げ・切断箇所の間隔を可変とすることができる。
このような構成において、図10Dに示す第1のクリンチ部82Aのロッド94Aが、操作板43(図示せず)によって押し上げられると、図10D、10Eに示す揺動爪89Aが固定爪87Aに近付くように折曲げ方向99(図10E)に向かって移動する。これにより、リード2Lが折曲げ方向99に折り曲げられてクリンチされる。同様に、図10Cに示す第2のクリンチ部82Bのロッド94Bが、操作板43(図示せず)によって押し上げられると、図10C、10Eに示す揺動爪89Bが固定爪87Bに近付くように折曲げ方向100(図10E)に向かって移動する。これにより、リード2Lが折曲げ方向100に折り曲げられてクリンチされる。
図10Fに示すように、折曲げ方向99に折り曲げられるリード2Lと、折曲げ方向100に折り曲げられるリード2Lは、互いに近付く内向きの方向に折り曲げられる(「内曲げ」と称する。)。
上述した通り、図3-図6などに示したクリンチ機構23と、図10A-10Eなどに示した代替クリンチ機構80はともに、爪部による2本のリード2Lの折曲げ・切断箇所の相対的な間隔が変更可能である。このような構成において、クリンチ機構23は外曲げに対応し、代替クリンチ機構80は内曲げに対応している。さらにクリンチ機構23および代替クリンチ機構80はともに移動ガイド45に着脱自在に設けられており、互いに交換可能である。このような構成によれば、爪部同士の間隔が可変な構成において、リード2Lの折曲げ方向を変更可能とすることができる。
図4などに示した第1のクリンチ部52Aを例に挙げると、特に、爪部である固定爪66Aおよび揺動爪68Aのみを交換するのではなく、爪部を保持するベース部材およびベース部材に挿通されたロッド56Aを含む第1のクリンチ部52A全体を交換している。爪部を駆動する駆動部として機能するロッド56Aも含めて交換することで、ロッドによる爪部の揺動方向・揺動パターンも異ならせることができる。これにより、図9Bの折曲げ方向70、72に対して、図10Fに示すような折曲げ方向99、100という逆方向の折曲げ方向を実現することができる。
なお、第1のクリンチ部82および第2のクリンチ部84は、第1のクリンチ部52および第2のクリンチ部54と異なる折曲げ方向を実現するために、特に、平面視におけるロッドの位置を異ならせている。これに関して、図11A、11Bを用いて説明する。
図11Aは、平面視における操作板43に対する第1のクリンチ部52Aのロッド56Aおよび第2のクリンチ部52Bのロッド56Bの位置を示す概略図である。図11Bは、平面視における操作板43に対する第1のクリンチ部82Aのロッド94Aおよび第2のクリンチ部82Bのロッド94Bの位置を示す概略図である。
図11Aに示すように、ロッド56Aおよびロッド56Bは、操作板43における矩形状の接触面44に対して交差する位置に配置されている(点線参照)。ロッド56Aは移動ガイド45の移動方向であるA方向に移動可能であって、爪部同士の間隔が変更可能である。
一方で、図11Bに示すように、ロッド94Aおよびロッド94Bは、接触面44に対して交差する位置に配置されているものの、図11Aに示したロッド56A、56Bとは異なる位置に配置されている(点線参照)。ロッド94Aは、前述したロッド56Aと同様にA方向に移動可能である。
上述したロッド56Aおよびロッド56B並びにロッド94Aおよびロッド94Bの異なる配置およびその可動域に対して、操作板43の接触面44はそれらを全て受ける大きさに設計されている。このような設計によれば、クリンチ部が交換可能であって、ロッドの配置および可動域が異なる場合でも、1つの操作板43を継続して使用し続けることができ、利便性を向上させることができる。
上述したように、本実施の形態の部品実装装置1は、基板位置決め部11と、挿入ヘッド13と、クリンチ機構23とを備え、クリンチ機構23は、第1のクリンチ部52Aと、第2のクリンチ部52Bとを備える。第1のクリンチ部52Aは、固定爪66Aおよび揺動爪68Aを有する爪部と、爪部を保持するベース部材(第1のベース部材51A、第2のベース部材53A)と、ベース部材に挿通されたロッド56Aとを備える。同様に、第2のクリンチ部52Bは、固定爪66Bおよび揺動爪68Bを有する爪部と、爪部を保持するベース部材(第1のベース部材51B、第2のベース部材53B)と、ベース部材に挿通されたロッド56Bとを備える。部品実装装置はさらに、操作板43と、間隔変更部30とを備えている。
このように、ロッド56A、56Bの上下動により爪部を揺動させてリード2Lをクリンチするとともに、ロッド56A、56Bを挿通した第1のベース部材51A、51bの間隔を変更する間隔変更部30を設けている。これにより、爪部による2本のリード2Lの折曲げ箇所の相対的な間隔を変更することができる。
さらに第1および第2のクリンチ部52A、52Bを代替クリンチ部82A、82Bに交換することで、リード2Lの折曲げ方向を変更することができる。このように、一対のクリンチ部52A、52Bにおけるリード2Lの折曲げ箇所のピッチを可変とした構成において、リード2Lの折曲げ方向を変更可能な構成を実現することができる。
具体的には、実施の形態の部品実装装置1は、第1のクリンチ部52Aあるいは第2のクリンチ部52Bと交換可能な代替クリンチ部として、第1のクリンチ部82Aおよび第2のクリンチ部82Bをさらに備える。第1のクリンチ部82Aのロッド94Aおよび第2のクリンチ部82Bのロッド94Bは、第1のクリンチ部52Aのロッド56Aおよび第2のクリンチ部52Bのロッド56Bが操作板43に接触する位置とはそれぞれ異なる位置で操作板43に接触する。操作板43は、第1のクリンチ部52A、第2のクリンチ部52Bのロッド56A、56B、並びに、第1のクリンチ部82A、第2のクリンチ部82Bのロッド94A、94Bのいずれとも接触可能な接触面44を有する。
このような構成によれば、クリンチ部が交換可能であって、ロッドの配置および可動域が異なる場合でも、1枚の操作板43を継続して使用し続けることができ、利便性を向上させることができる。
また実施の形態の部品実装装置1によれば、第1のクリンチ部52Aは、第1のベース部材51Aと、第2のベース部材53Aと、固定爪保持部54Aと、揺動爪保持部55Aとを備える。また、揺動爪保持部55Aにおける揺動軸59Aに接続される箇所とは反対側の下面にロッド56Aの上端部が接触する。同様に、第2のクリンチ部52Bは、第1のベース部材51Bと、第2のベース部材53Bと、固定爪保持部54Bと、揺動爪保持部55Bとを備える。また、揺動爪保持部55Bにおける揺動軸59Bに接続される箇所とは反対側の下面にロッド56Bの上端部が接触する。このような構成によれば、爪部によるリード2Lの折曲げ機構を簡易な方法で実現することができる。
また実施の形態の部品実装装置1は、移動ガイド45をさらに備える。移動ガイド45は、第1のクリンチ部52Aの第1のベース部材51Aを移動可能な状態で保持し、かつ、第2のクリンチ部52Bのベース部材51Bを固定状態で保持するように延びる。このような移動ガイド45を設けることで、爪部同士の間隔が可変な構成を簡易な方法で実現することができる。
本実施の形態の部品実装装置1を用いて、上記一連の方法を実施することにより、基板3に部品2を実装した部品実装基板を製造しながら、クリンチ動作で生じたリード屑を回収することができる。このような全体フローの一例を図12に示す。
図12に示すように、まず、基板位置決めステップを実施する(ステップS1)。具体的には、図1に示すように、基板位置決め部11を用いて、基板3を所定位置に位置決めする。
次に、挿入ステップを実施する(ステップS2)。具体的には、挿入ヘッド13を用いて、基板位置決め部11により位置決めされた基板3の挿入孔3aに上方から部品2のリード2Lを挿入する。当該ステップS2では、挿入ヘッド13は挿入ヘッド移動機構12によって水平方向および上下方向に移動される。
次に、クリンチステップを実施する(ステップS3)。具体的には、クリンチ機構23を用いて、基板3の挿入孔3aから基板3の下面側に突出したリード2Lをクリンチする。より具体的には、クリンチ機構23の第1のクリンチ部52Aおよび第2のクリンチ部52Bを用いて、基板3の下面側に突出した2本のリード2Lの下端部をそれぞれ切断するとともに、残ったリード2Lをクリンチする。具体的な方法については、図7A-8Bを用いて説明した通りであるため、説明を省略する。当該ステップS3では、クリンチ機構23は、クリンチユニット移動機構14によって水平方向および上下方向に移動される。
このように基板3に部品2を装着することで、部品実装基板が製造される。部品実装基板にはその後、リフローステップ(ステップS4)が実施されることにより、部品2が基板3に半田付けされる。
次に、リード屑回収ステップを実施する(ステップS5)。具体的には、前述のステップS3でクリンチ機構23が切断したリード屑を、図2、3を用いて説明したように、リード屑誘導パイプ73を介してリード屑回収容器24に回収する。
次に、リード屑排出ステップを実施する(ステップS6)。具体的には、リード屑回収容器24を手動でクリンチ機構23から取り外し、リード屑を部品実装装置1の外部に排出する。
上記ステップS1-S6を実施することにより、基板3に部品2を実装した部品実装基板を製造しながら、リード2Lの下端部の切断により生じたリード屑を回収および廃棄することができる。
以上、上述の実施の形態を挙げて本発明を説明したが、本発明は上述の実施の形態に限定されない。例えば、実施の形態では、第1および第2のクリンチ部52A、52Bがリード2Lの下端部を切断するとともに、残ったリード2Lを折り曲げてクリンチする場合について説明したが、このような場合に限らない。リード2Lの下端部を切断せずに、リード2Lを折り曲げてクリンチするだけでもよい。なお、リード2Lを折り曲げてクリンチするだけの構成は、固定爪66A、66Bおよび揺動爪68A、68Bの先端の形状を鋭利な形状(刃状)から丸まった形状に変更すること等により、実現してもよい。
また実施の形態では、図9B、図10Fに示すように、2本のリード2Lの折曲げ方向が互いに向かい合う方向である場合について説明したが、このような場合に限らず、同じ方向を向いてもよい。この場合、2つのクリンチ部のうち一方のクリンチ部における固定爪と可動刃の位置関係が逆になるように、当該クリンチ部の構成を変更すればよい。
第1のクリンチ部52Aおよび第2のクリンチ部52Bの両方を代替クリンチ部と交換する場合について説明したが、このような場合に限らない。第1のクリンチ部52Aおよび第2のクリンチ部52Bのうち、いずれか一方のみを代替クリンチ部と交換し、もう一方は交換せずに継続して使用してもよい。これにより、リード2Lの折曲げ方向に関してさらに別の方向を実現することができる。
また実施の形態では、第1のクリンチ部52Aが可動式であり、第2のクリンチ部52Bが固定式である場合について説明したが、このような場合に限らない。第1のクリンチ部52Aを固定式とし、第2のクリンチ部Bを可動式としてもよい。ただし、内側に配置した第1のクリンチ部52Aを可動式とし、外側に配置した第2のクリンチ部Bを固定式とした方が、第1のクリンチ部52Aの可動域を多くとりながらクリンチ機構23の小型化を図ることができる。
また実施の形態では、間隔変更部30が図8Cに示すような構成である場合について説明したが、このような構成に限らない。爪部同士の間隔を変更可能であれば、任意の構成を用いてもよい。
本開示は、添付図面を参照しながら好ましい実施の形態に関連して充分に記載されているが、この技術の熟練した人々にとっては種々の変形や修正は明白である。そのような変形や修正は、添付した特許請求の範囲による本開示の範囲から外れない限りにおいて、その中に含まれると理解されるべきである。また、各実施の形態における要素の組合せや順序の変化は、本開示の範囲および思想を逸脱することなく実現し得るものである。
なお、前記様々な実施の形態および変形例のうちの任意の実施の形態あるいは変形例を適宜組み合わせることにより、それぞれの有する効果を奏するようにすることができる。
本発明は、部品実装装置およびそれを用いた部品実装基板の製造方法であれば適用可能である。
1 部品実装装置
2 部品
2L リード
3 基板
3a 挿入孔
11 基板位置決め部
12 挿入ヘッド移動機構
13 挿入ヘッド
13a ピックアップ爪
13K ピックアップ爪駆動機構
14 クリンチユニット移動機構
23 クリンチ機構(クリンチユニット)
24 リード屑回収容器
30 間隔変更部
33 間隔変更シャフト
34 間隔変更シャフト駆動ギア
35 駆動側傘歯車
36 ボール螺子
37 従動側傘歯車
38 移動ブロック
39 連結部材
43 操作板
44 接触面
45 移動ガイド
51A、51B 第1のベース部材
52A、52B クリンチ部
53A、53B 第2のベース部材
54A、54B 固定爪保持部
55A、55B 揺動爪保持部
56A、56B ロッド
57A、57B 下端側ローラ
58A、58B 上端側ローラ
59A、59B 揺動軸
60 第1の土台部
60A 棒状部
60B フランジ部
60C ねじ穴
62 第2の土台部
64 スライド部
64A ねじ穴
66A、66B 固定爪
68A、68B 揺動爪
70、72 折曲げ方向
73 リード屑誘導パイプ
75A、75B 貫通孔
80 代替クリンチ機構
82A 第1のクリンチ部(代替クリンチ部)
82B 第2のクリンチ部(代替クリンチ部)
84A、84B 第1のベース部材
86A、86B 第2のベース部材
87A、87B 固定爪
88A、88B 固定爪保持部
89A、89B 揺動爪
90A、90B 揺動爪保持部
92A、92B 揺動軸
94A、94B ロッド
96A、96B 下端側ローラ
98A、98B 上端側ローラ
99、100 折曲げ方向

Claims (8)

  1. 板の挿入孔から突出したリードをクリンチするクリンチ機構をえ、
    クリンチ機構は、2本のリードのうちの一方のリードをクリンチする第1のクリンチ部と、もう一方のリードをクリンチする第2のクリンチ部とを備え、
    それぞれのクリンチ部は、
    基板の下面側に突出したリードを挟むように配置される固定爪および揺動爪を有し、揺動爪が固定爪に近付くように移動してリードを折り曲げてクリンチする爪部と、
    固定爪を固定した状態で保持し、揺動爪を揺動可能な状態で保持するベース部材と、
    ベース部材に上下動可能な状態で挿通された棒状の部材であって、揺動爪に間接的に接触し、上下動によって揺動爪を揺動させるロッドとを備え、
    部品実装装置はさらに、
    第1および第2のクリンチ部のロッドの下端部に接触してロッドを上方に押し上げる押上げ位置と、ロッドの下端部から下方に離れた非押上げ位置の間を上下動する操作板と、
    第1のクリンチ部あるいは第2のクリンチ部と交換可能な代替クリンチ部とを備え
    代替クリンチ部は、爪部とベース部材とロッドを含めて、第1のクリンチ部あるいは第2のクリンチ部と交換可能である、部品実装装置。
  2. クリンチ部および代替クリンチ部のそれぞれは、第1のベース部材を第2のベース部材に対して相対的に移動させる間隔変更部を備え、
    代替クリンチ部のロッドは、代替クリンチ部と交換可能な第1のクリンチ部又は第2のクリンチ部のロッドが操作板に接触する位置とは異なる位置で操作板に接触し、
    操作板は、クリンチ部および代替クリンチ部のいずれの可動域をも含む接触面を有する、請求項1に記載の部品実装装置。
  3. 第1および第2のクリンチ部において、
    ベース部材は、ロッドを上下動可能な状態で挿通する第1のベース部材と、第1のベース部材に立設された第2のベース部材と、第2のベース部材に固定されて固定爪を保持する固定爪保持部と、第2のベース部材に設けられた揺動軸を中心として揺動可能かつ揺動爪を保持した揺動爪保持部と、を備え、
    揺動爪保持部における揺動軸に接続される箇所とは反対側の下面にロッドの上端部が接触する、請求項1又は2に記載の部品実装装置。
  4. 第1のクリンチ部のベース部材を移動可能な状態で保持し、かつ、第2のクリンチ部のベース部材を固定状態で保持するように延びる移動ガイドをさらに備える、請求項1から3のいずれか1つに記載の部品実装装置。
  5. 部品実装装置のクリンチ機構を用いて、基板の挿入孔から突出したリードをクリンチするクリンチステップ、を含み、
    クリンチ機構として、2本のリードのうちの一方のリードを折り曲げてクリンチする第1のクリンチ部と、もう一方のリードを折り曲げてクリンチする第2のクリンチ部とを備えるクリンチ機構を用い、
    それぞれのクリンチ部として、
    基板の下面側に突出したリードを挟むように配置される固定爪および揺動爪を有し、揺動爪が固定爪に近付くように移動してリードを折り曲げてクリンチする爪部と、
    固定爪を固定した状態で保持し、揺動爪を揺動可能な状態で保持するベース部材と、
    ベース部材に上下動可能な状態で挿通された棒状の部材であって、揺動爪に間接的に接触し、上下動によって揺動爪を揺動させるロッドと、を備える第1および第2のクリンチ部を用い、
    部品実装装置として、
    第1および第2のクリンチ部のロッドの下端部に接触してロッドを上方に押し上げる押上げ位置と、ロッドの下端部から下方に離れた非押上げ位置の間を上下動する操作板、および、爪部とベース部材とロッドを含めて、第1のクリンチ部あるいは第2のクリンチ部と交換可能な代替クリンチ部を備える部品実装装置を用いた、部品実装基板の製造方法。
  6. クリンチ部および代替クリンチ部のそれぞれは、第1のベース部材を第2のベース部材に対して相対的に移動させる間隔変更部を備え、
    代替クリンチ部のロッドとして、代替クリンチ部と交換可能な第1のクリンチ部又は第2のクリンチ部のロッドが操作板に接触する位置とは異なる位置で操作板に接触するロッドを用い、
    操作板として、クリンチ部および代替クリンチ部のいずれの可動域をも含む接触面を有する操作板を用いる、請求項5に記載の部品実装基板の製造方法。
  7. 第1および第2のクリンチ部において、
    ベース部材として、ロッドを上下動可能な状態で挿通する第1のベース部材と、第1のベース部材に立設された第2のベース部材と、第2のベース部材に固定されて固定爪を保持する固定爪保持部と、第2のベース部材に設けられた揺動軸を中心として揺動可能かつ揺動爪を保持した揺動爪保持部と、を備えるベース部材を用い、
    揺動爪保持部における揺動軸に接続される箇所とは反対側の下面にロッドの上端部を接触させた、請求項5又は6に記載の部品実装基板の製造方法。
  8. クリンチ機構として、第1のクリンチ部のベース部材を移動可能な状態で保持し、かつ、第2のクリンチ部のベース部材を固定状態で保持するように延びる移動ガイドをさらに備えるクリンチ機構を用いる、請求項5から7のいずれか1つに記載の部品実装基板の製造方法。
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