JP7007145B2 - 吸気マニホールド - Google Patents
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Description
「フロントピースとミドルピースとリアピースとの3つのパーツを、フロントピースとリアピースとでミドルピースが挟まれた状態で一体に接合することにより、クランク軸線方向に並んだ吸気枝管の群とサージタンクとを有する中空構造に形成されて、
前記各吸気枝管の上流端は中空部の内部において前記サージタンクに連通し、各吸気枝管の下流端は外側に開口しており、
前記フロントピースとミドルピースとが重なった第1合わせ面と、前記ミドルピースとリアピースとが重なった第2合わせ面とを利用して、EGRガスを前記各吸気枝管に分配するための第1分配通路と、PCVガスを前記各吸気枝管に分配するための第2分配通路とが形成されている」
という基本構成である。
「前記第1分配通路と第2分配通路とは、それぞれ1つの入口から複数段階に枝分かれしたトーナメント形状に形成されて、前記第1分配通路の入口は前記フロントピースとミドルピースとの合わせ面に位置しており、
前記フロントピース及びミドルピースに、前記各ピースの重合方向から見て外側に突出して重なり合ったEGRガス導入部が形成されて、前記EGRガス導入部に、EGRパイプを接続するフランジを形成している」
という特徴を有している。
「前記第1分配通路と第2分配通路とは、それぞれ1つの入口から複数段階に枝分かれしたトーナメント形状に形成されて、前記リアピースに、前記EGRガスの出口穴及びPCVガスの出口穴が、それぞれ下流に行くに従って前記吸気枝管に近づく傾斜姿勢で形成されており、
前記リアピースには、前記分配通路を形成したリアヘッド部が前記吸気枝管と反対側に向けて突設されて、前記EGRガス及びPCVガスの各出口穴の一部は、前記リアヘッド部と吸気枝管とに連接されたリブに形成されている」
という特徴を有している。
請求項3の発明は、前記基本構成において、
「前記吸気枝管の群は、クランク軸線と平行な軸心回りに略一周するように曲がっており、前記吸気枝管の外周部のうち下流側の部位に、前記第1分配通路と第2分配通路とが、それぞれ1つの入口から複数段階に枝分かれしたトーナメント形状に形成されて、
前記吸気枝管の外周部のうち上流側の部位に、燃料タンクから補集された揮発燃料ガスが流入する第3分配通路が、前記各吸気枝管を横切る状態で形成されている」
というものである。
次に、本願発明の実施形態を図面に基づいて説明する。本願発明は、自動車用内燃機関の吸気マニホールドに適用している。
図1に示すように、フロントヘッド部8とフロント蓋部材29との合わせ面には、PCV分配通路27を構成するPCV第1枝通路33が形成されている。すなわち、フロントヘッド部8とフロント蓋部材29との合わせ面に長溝を形成して、この長溝をPCV第1枝通路33と成している。なお、長溝は片方のみの部材に形成してもよい(この点は、他の通路についても同様である。)。
次に、EGR分配通路26を説明する。図1,2,5に示すように、フロントEGRガス導入部9とミドルEGRガス導入部15とが上向きに突設されて、両者の合わせ面に、く字形の長溝よりなるEGR導入通路46が形成されており、EGR導入通路46はフランジ11に開口している。更に、フロントヘッド部8とミドルヘッド部14との合わせ面には、EGR導入通路46の下端から左に分岐したEGR第1枝通路47と右に分岐したEGR第2枝通路48とが形成されている。
図7に示すように、EGRガス出口穴55a~55dの群はPCVガス地口穴40a~40dの群とは左右方向に並んでおり、各出口穴は、図8から理解できるように、下流に行くに従って吸気枝通路23に近づくように傾斜している。また、リアピース4を構成するリアヘッド部24と吸気排出通路23との連接部に、各EGRガス出口穴55a~55d及びPCVガス地口穴40a~40dの箇所に位置したリブ4aが形成されて、各EGRガス出口穴55a~55d及びPCVガス地口穴40a~40dは、それぞれ一部がリブ4aに形成されている。
図2から理解できるように、パージガス分配通路28として、まず、ミドルピース3の右端部に、パージガス導入口32と連通して後ろ向きに開口した第1パージガス連通穴56を形成している一方、リアピース4のうち吸気フランジ22の直下部に、第1パージガス連通穴56と連通した第2パージガス連通穴57を形成している。
既に述べたように、本実施形態では、吸気マニホールドの上部を立体的に使用してトーナメント形状のEGR分配通路26とPCV分配通路27とを形成することができる。このため、吸気マニホールドが上に広がることを防止してコンパクト化しつつ、各吸気枝管5にEGRガスとPCVガスとを均等に分配して供給することができる。
2 フロントピース
3 ミドルピース
4 リアピース
4a リブ
5 吸気枝管
6 サージタンク
9,15 EGRガス導入部
10 EGRパイプ
11 EGRガスの導入口となるフランジ
22 吸気フランジ
23 吸気枝管の下流端部を構成する吸気排出通路
26 EGR分配通路(第1分配通路)
27 PCV分配通路(第2分配通路)
28 パージガス分配通路(第3分配通路)
29 フロント蓋部材
30 PCVガス導入口
32 パージガス導入口
33,36,38,43,44 PCV分配通路を構成する枝通路
40a~40d PCV出口穴
46 EGRガス導入通路
47,48,51~53 EGR分配通路を構成する枝通路
55 EGR出口穴
58 リア蓋部材
59 パージガスチャンバー
Claims (3)
- フロントピースとミドルピースとリアピースとの3つのパーツを、フロントピースとリアピースとでミドルピースが挟まれた状態で一体に接合することにより、クランク軸線方向に並んだ吸気枝管の群とサージタンクとを有する中空構造に形成されて、
前記各吸気枝管の上流端は中空部の内部において前記サージタンクに連通し、各吸気枝管の下流端は外側に開口しており、
前記フロントピースとミドルピースとが重なった第1合わせ面と、前記ミドルピースとリアピースとが重なった第2合わせ面とを利用して、EGRガスを前記各吸気枝管に分配するための第1分配通路と、PCVガスを前記各吸気枝管に分配するための第2分配通路とが形成されている構成であって、
前記第1分配通路と第2分配通路とは、それぞれ1つの入口から複数段階に枝分かれしたトーナメント形状に形成されて、前記第1分配通路の入口は前記フロントピースとミドルピースとの合わせ面に位置しており、
前記フロントピース及びミドルピースに、前記各ピースの重合方向から見て外側に突出して重なり合ったEGRガス導入部が形成されて、前記EGRガス導入部に、EGRパイプを接続するフランジを形成している、
吸気マニホールド。 - フロントピースとミドルピースとリアピースとの3つのパーツを、フロントピースとリアピースとでミドルピースが挟まれた状態で一体に接合することにより、クランク軸線方向に並んだ吸気枝管の群とサージタンクとを有する中空構造に形成されて、
前記各吸気枝管の上流端は中空部の内部において前記サージタンクに連通し、各吸気枝管の下流端は外側に開口しており、
前記フロントピースとミドルピースとが重なった第1合わせ面と、前記ミドルピースとリアピースとが重なった第2合わせ面とを利用して、EGRガスを前記各吸気枝管に分配するための第1分配通路と、PCVガスを前記各吸気枝管に分配するための第2分配通路とが形成されている構成であって、
前記第1分配通路と第2分配通路とは、それぞれ1つの入口から複数段階に枝分かれしたトーナメント形状に形成されて、前記リアピースに、前記EGRガスの出口穴及びPCVガスの出口穴が、それぞれ下流に行くに従って前記吸気枝管に近づく傾斜姿勢で形成されており、
前記リアピースには、前記分配通路を形成したリアヘッド部が前記吸気枝管と反対側に向けて突設されて、前記EGRガス及びPCVガスの各出口穴の一部は、前記リアヘッド部と吸気枝管とに連接されたリブに形成されている、
吸気マニホールド。 - フロントピースとミドルピースとリアピースとの3つのパーツを、フロントピースとリアピースとでミドルピースが挟まれた状態で一体に接合することにより、クランク軸線方向に並んだ吸気枝管の群とサージタンクとを有する中空構造に形成されて、
前記各吸気枝管の上流端は中空部の内部において前記サージタンクに連通し、各吸気枝管の下流端は外側に開口しており、
前記フロントピースとミドルピースとが重なった第1合わせ面と、前記ミドルピースとリアピースとが重なった第2合わせ面とを利用して、EGRガスを前記各吸気枝管に分配するための第1分配通路と、PCVガスを前記各吸気枝管に分配するための第2分配通路とが形成されている構成であって、
前記吸気枝管の群は、クランク軸線と平行な軸心回りに略一周するように曲がっており、前記吸気枝管の外周部のうち下流側の部位に、前記第1分配通路と第2分配通路とが、それぞれ1つの入口から複数段階に枝分かれしたトーナメント形状に形成されて、
前記吸気枝管の外周部のうち上流側の部位に、燃料タンクから補集された揮発燃料ガスが流入する第3分配通路が、前記各吸気枝管を横切る状態で形成されている、
吸気マニホールド。
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JP2017191596A JP7007145B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 吸気マニホールド |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017191596A Active JP7007145B2 (ja) | 2017-09-29 | 2017-09-29 | 吸気マニホールド |
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