JP7003491B2 - 液浸冷却装置及び情報処理装置 - Google Patents
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Description
第一槽の側方に隣接して設けられた第二槽と、第一槽及び第二槽に貯留された冷媒液と、第一槽における冷媒液の液面と第二槽における冷媒液の液面の第一領域とを接続する密閉された気体空間と、第二槽における冷媒液の液面の第二領域を大気空間に開放する開放口と、第二領域に浮かべられ、第二領域を覆っている複数の充填材と、を有する。第二槽は、上壁及び下壁と、上壁から下壁の側に延びる仕切壁と、を有する。第一槽及び第二槽の間の隔壁と前記上壁との間には、気体空間の中に位置する気体通路が設けられ、下壁と仕切壁との間には、第二槽における冷媒液の中に位置する冷媒液通路が設けられ、第二槽における仕切壁よりも隔壁と反対側には、開放口が形成されている。
はじめに、本願の開示する技術の第一実施形態を説明する。
次に、本願の開示する技術の第二実施形態を説明する。
次に、本願の開示する技術の第三実施形態を説明する。
次に、本願の開示する技術の第四実施形態を説明する。
次に、本願の開示する技術の第五実施形態を説明する。
次に、本願の開示する技術の第六実施形態を説明する。
次に、本願の開示する技術の第七実施形態を説明する。
次に、本願の開示する技術の第八実施形態を説明する。
次に、本願の開示する技術の第九実施形態を説明する。
次に、本願の開示する技術の第十実施形態を説明する。
液浸槽と、
前記液浸槽に貯留された冷媒液と、
前記液浸槽に充填されると共に、前記冷媒液の表面に浮かべられ、前記冷媒液の表面を覆う複数の充填材と、
を備える液浸冷却装置。
(付記2)
前記液浸槽は、
天壁を有する密閉型の第一槽と、
前記第一槽の側方に隣接して設けられた第二槽と、
前記第一槽における前記冷媒液の液面と前記第二槽における前記冷媒液の液面の第一領域とを接続する密閉された気体空間と、
前記第二槽における前記冷媒液の液面の第二領域を大気空間に開放する開放口と、
を有し、
前記複数の充填材は、前記第二領域に浮かべられ、前記第二領域を覆っている、
付記1に記載の液浸冷却装置。
(付記3)
前記第二槽は、
上壁及び下壁と、
前記上壁から前記下壁の側に延びる仕切壁と、
を有し、
前記第一槽及び前記第二槽の間の隔壁と前記上壁との間には、前記気体空間の中に位置する気体通路が設けられ、
前記下壁と前記仕切壁との間には、前記第二槽における前記冷媒液の中に位置する冷媒液通路が設けられ、
前記第二槽における前記仕切壁よりも前記隔壁と反対側には、前記開放口が形成されている、
付記2に記載の液浸冷却装置。
(付記4)
一端が前記第一槽における前記冷媒液に浸漬された吸入チューブと、
一端が前記第二領域の上方で前記第二槽における前記冷媒液の液面よりも上側に位置する吐出チューブと、
前記仕切壁の下端部よりも上側に配置され、前記第二領域の高さが予め定められた位置にまで低下したことを検出する液位スイッチと、
前記吸入チューブの他端及び前記吐出チューブの他端が接続され、前記吸入チューブから前記吐出チューブに前記冷媒液を送るポンプと、
前記液位スイッチによって前記第二領域の高さが予め定められた位置にまで低下したことが検出された場合に、前記ポンプを作動させる制御部と、
をさらに備える、
付記3に記載の液浸冷却装置。
(付記5)
前記開放口は、前記気体通路よりも高い位置にある、
付記3に記載の液浸冷却装置。
(付記6)
一端が前記第二槽における前記冷媒液に浸漬された吸入チューブと、
一端が前記第一槽における前記冷媒液の液面の上方に位置する吐出チューブと、
前記仕切壁の下端部よりも上側に配置され、前記第二領域の高さが予め定められた位置にまで上昇したことを検出する液位スイッチと、
前記吸入チューブの他端及び前記吐出チューブの他端が接続され、前記吸入チューブから前記吐出チューブに前記冷媒液を送るポンプと、
前記液位スイッチによって前記第二領域の高さが予め定められた位置にまで上昇したことが検出された場合に、前記ポンプを作動させる制御部と、
をさらに備える、
付記3に記載の液浸冷却装置。
(付記7)
一端が前記第一槽における前記冷媒液に浸漬された第一吸入チューブと、
一端が前記第二領域の上方で前記第二槽における前記冷媒液の液面よりも上側に位置する第一吐出チューブと、
一端が前記第二槽における前記冷媒液に浸漬された第二吸入チューブと、
一端が前記第一槽における前記冷媒液の液面の上方に位置する第二吐出チューブと、
前記仕切壁の下端部よりも上側に配置され、前記第二領域の高さが予め定められた位置にまで低下したことを検出する第一液位スイッチと、
前記仕切壁の下端部よりも上側に配置され、前記第二領域の高さが予め定められた位置にまで上昇したことを検出する第二液位スイッチと、
前記第一吸入チューブの他端及び前記第一吐出チューブの他端が接続され、前記第一吸入チューブから前記第一吐出チューブに前記冷媒液を送る第一ポンプと、
前記第二吸入チューブの他端及び前記第二吐出チューブの他端が接続され、前記第二吸入チューブから前記第二吐出チューブに前記冷媒液を送る第二ポンプと、
前記第一液位スイッチによって前記第二領域の高さが予め定められた位置にまで低下したことが検出された場合に、前記第一ポンプを作動させ、前記第二液位スイッチによって前記第二領域の高さが予め定められた位置にまで上昇したことが検出された場合に、前記第二ポンプを作動させる制御部と、
をさらに備える、
付記3に記載の液浸冷却装置。
(付記8)
前記第二領域の表面積は、前記第一槽における前記冷媒液の液面の表面積よりも小さい、
付記2~付記7のいずれか一項に記載の液浸冷却装置。
(付記9)
前記第一槽と接続され、前記第一槽との間で前記冷媒液を循環させ、前記冷媒液を冷却する循環機構をさらに備える、
付記2~付記8のいずれか一項に記載の液浸冷却装置。
(付記10)
前記冷媒液は、
前記第一槽に貯留された第一冷媒液と、
前記第二槽に貯留された第二冷媒液と、
を有し、
前記第一冷媒液と、前記第二冷媒液とは、同一の液体である、
付記2~付記9のいずれか一項に記載の液浸冷却装置。
(付記11)
前記液浸槽と接続され、前記液浸槽との間で前記冷媒液を循環させ、前記冷媒液を冷却する循環機構をさらに備え、
前記充填材は、前記循環機構の配管と前記液浸槽との接続口よりも大きい、
付記1に記載の液浸冷却装置。
(付記12)
前記充填材は、樹脂発泡材である、
付記1~付記11のいずれか一項に記載の液浸冷却装置。
(付記13)
前記充填材は、前記冷媒液よりも密度が低い、
付記1~付記12のいずれか一項に記載の液浸冷却装置。
(付記14)
前記充填材は、前記冷媒液に対して難吸収性を有する、
付記1~付記13のいずれか一項に記載の液浸冷却装置。
(付記15)
前記複数の充填材は、層状に積み重ねられている、
付記1~付記14のいずれか一項に記載の液浸冷却装置。
(付記16)
前記冷媒液の表面は、前記冷媒液の蒸発を抑制する蒸発抑制液で覆われており、
前記複数の充填材は、前記蒸発抑制液を介して前記冷媒液の表面に浮かべられている、
付記1~付記15のいずれか一項に記載の液浸冷却装置。
(付記17)
前記冷媒液は、フッ素系不活性液体である、
付記1~付記16のいずれか一項に記載の液浸冷却装置。
(付記18)
液浸槽と、
前記液浸槽に貯留された冷媒液と、
前記液浸槽に充填されると共に、前記冷媒液の表面に浮かべられ、前記冷媒液の表面を覆う複数の充填材と、
前記冷媒液に浸漬された電子機器と、
を備える情報処理装置。
10 液浸槽
11 第一槽
12 第二槽
13 気体空間
14 開放口
15 天壁
16 上壁
17 下壁
18 仕切壁
19 隔壁
20 気体通路
21 冷媒液通路
23 第一槽における隔壁と対向する側壁
24 第二槽における仕切壁と対向する側壁
30 冷媒液
31 第一冷媒液
32 第二冷媒液
34 第一領域
35 第二領域
40 充填材
50 循環機構
51 吸入配管
60 大気空間
70 電子機器
80 情報処理装置
90 蒸発抑制液
100 液浸槽
101 天壁
102 側壁
110 吸入チューブ
111 吐出チューブ
112 吸入チューブ
113 吐出チューブ
114 液位スイッチ
115 液位スイッチ
116 ポンプ
117 ポンプ
118 制御部
Claims (9)
- 天壁を有する密閉型の第一槽と、
前記第一槽の側方に隣接して設けられた第二槽と、
前記第一槽及び前記第二槽に貯留された冷媒液と、
前記第一槽における前記冷媒液の液面と前記第二槽における前記冷媒液の液面の第一領域とを接続する密閉された気体空間と、
前記第二槽における前記冷媒液の液面の第二領域を大気空間に開放する開放口と、
前記第二領域に浮かべられ、前記第二領域を覆っている複数の充填材と、
を有し、
前記第二槽は、
上壁及び下壁と、
前記上壁から前記下壁の側に延びる仕切壁と、
を有し、
前記第一槽及び前記第二槽の間の隔壁と前記上壁との間には、前記気体空間の中に位置する気体通路が設けられ、
前記下壁と前記仕切壁との間には、前記第二槽における前記冷媒液の中に位置する冷媒液通路が設けられ、
前記第二槽における前記仕切壁よりも前記隔壁と反対側には、前記開放口が形成されている、
液浸冷却装置。 - 一端が前記第一槽における前記冷媒液に浸漬された吸入チューブと、
一端が前記第二領域の上方で前記第二槽における前記冷媒液の液面よりも上側に位置する吐出チューブと、
前記仕切壁の下端部よりも上側に配置され、前記第二領域の高さが予め定められた位置にまで低下したことを検出する液位スイッチと、
前記吸入チューブの他端及び前記吐出チューブの他端が接続され、前記吸入チューブから前記吐出チューブに前記冷媒液を送るポンプと、
前記液位スイッチによって前記第二領域の高さが予め定められた位置にまで低下したことが検出された場合に、前記ポンプを作動させる制御部と、
をさらに備える、
請求項1に記載の液浸冷却装置。 - 前記開放口は、前記気体通路よりも高い位置にある、
請求項1に記載の液浸冷却装置。 - 一端が前記第二槽における前記冷媒液に浸漬された吸入チューブと、
一端が前記第一槽における前記冷媒液の液面の上方に位置する吐出チューブと、
前記仕切壁の下端部よりも上側に配置され、前記第二領域の高さが予め定められた位置にまで上昇したことを検出する液位スイッチと、
前記吸入チューブの他端及び前記吐出チューブの他端が接続され、前記吸入チューブから前記吐出チューブに前記冷媒液を送るポンプと、
前記液位スイッチによって前記第二領域の高さが予め定められた位置にまで上昇したことが検出された場合に、前記ポンプを作動させる制御部と、
をさらに備える、
請求項1に記載の液浸冷却装置。 - 一端が前記第一槽における前記冷媒液に浸漬された第一吸入チューブと、
一端が前記第二領域の上方で前記第二槽における前記冷媒液の液面よりも上側に位置する第一吐出チューブと、
一端が前記第二槽における前記冷媒液に浸漬された第二吸入チューブと、
一端が前記第一槽における前記冷媒液の液面の上方に位置する第二吐出チューブと、
前記仕切壁の下端部よりも上側に配置され、前記第二領域の高さが予め定められた位置にまで低下したことを検出する第一液位スイッチと、
前記仕切壁の下端部よりも上側に配置され、前記第二領域の高さが予め定められた位置にまで上昇したことを検出する第二液位スイッチと、
前記第一吸入チューブの他端及び前記第一吐出チューブの他端が接続され、前記第一吸入チューブから前記第一吐出チューブに前記冷媒液を送る第一ポンプと、
前記第二吸入チューブの他端及び前記第二吐出チューブの他端が接続され、前記第二吸入チューブから前記第二吐出チューブに前記冷媒液を送る第二ポンプと、
前記第一液位スイッチによって前記第二領域の高さが予め定められた位置にまで低下したことが検出された場合に、前記第一ポンプを作動させ、前記第二液位スイッチによって前記第二領域の高さが予め定められた位置にまで上昇したことが検出された場合に、前記第二ポンプを作動させる制御部と、
をさらに備える、
請求項1に記載の液浸冷却装置。 - 前記第二領域の表面積は、前記第一槽における前記冷媒液の液面の表面積よりも小さい、
請求項1~請求項5のいずれか一項に記載の液浸冷却装置。 - 前記第一槽と接続され、前記第一槽との間で前記冷媒液を循環させ、前記冷媒液を冷却する循環機構をさらに備える、
請求項1~請求項6のいずれか一項に記載の液浸冷却装置。 - 前記冷媒液は、
前記第一槽に貯留された第一冷媒液と、
前記第二槽に貯留された第二冷媒液と、
を有し、
前記第一冷媒液と、前記第二冷媒液とは、同一の液体である、
請求項1~請求項7のいずれか一項に記載の液浸冷却装置。 - 請求項1~請求項8のいずれか一項に記載の液浸冷却装置と、
前記第一槽に収容され、前記冷媒液に浸漬された電子機器と、
を備える情報処理装置。
Priority Applications (1)
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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Publications (2)
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2017162826A Active JP7003491B2 (ja) | 2017-07-05 | 2017-08-25 | 液浸冷却装置及び情報処理装置 |
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2017
- 2017-08-25 JP JP2017162826A patent/JP7003491B2/ja active Active
Patent Citations (1)
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