JP7000758B2 - 車両用バックドアヒンジ構造 - Google Patents

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本発明は、車両用バックドアヒンジ構造に関するものである。
車両が備えるバックドアには、跳ね上げ式や横開き式など、様々なタイプが存在している。これらはヒンジの位置や構造に違いがあり、例えば跳ね上げ式のバックドアはヒンジが上部に設けられているのに対し、横開きのバックドアではヒンジは車幅方向の側部に設けられている(例えば特許文献1)。
特開平10-203170号公報
上述した横開きのバックドアを備える車両に対して、トランクルームへの荷物の出し入れ等を行う際の利便性を高めるために、バックドアを開けたときに開口がより大きく確保できる構成が望まれている。これを達成するには、例えばヒンジの軸をバックドアから離れた位置に設け、バックドアをより大きな軌跡で開かせる構成などが考えられる。しかし、現在の自動車は、人と接触した際の安全性を考慮し、外部突起に係る規定(外突法規)を満たすことが必須になっている。そのため、例えば特許文献1の図2のように回動中心軸4cをバックドア1のアウタパネル22で覆うなど、バックドアのヒンジは外突法規上の制約のためむやみに設置位置を移動させることができない。
バックドアのヒンジの外突法規を満たすためには、上記特許文献1の構成の他、別部品のカバー等で覆うことも考えられる。ヒンジをカバーで覆う構成であれば、ヒンジをバックドアのアウタパネルで覆う必要も無くなるため、ヒンジの設置位置に関して自由度が増す。しかしながら、カバーをヒンジに取り付けるには、追加の取付部品も必要になるため、ヒンジ付近の部品構成が複雑になるおそれがある。
本発明は、このような課題に鑑み、簡潔な構成でヒンジカバーを実現し、バックドアの開口も大きく確保可能な車両用バックドアヒンジ構造を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明にかかる車両用バックドアヒンジ構造の代表的な構成は、車両後面のバックドアと、バックドアを横開きに開閉させるヒンジとを含む車両用バックドアヒンジ構造において、ヒンジは、バックドアのアウタパネルの車外側の表面に車両後方から見てアウタパネルの車幅方向の側縁に重なるように固定されるバックドアヒンジブラケットと、車両側面のうちバックドアヒンジブラケットの近傍に固定される側面ヒンジブラケットと、バックドアヒンジブラケットのうちアウタパネルの側縁よりも車外側の部位に位置しバックドアヒンジブラケットと側面ヒンジブラケットとを回転可能につなぐ回転軸と、バックドアヒンジブラケットおよび回転軸を覆い隠すヒンジカバーと、バックドアヒンジブラケットに固定されヒンジカバーが接続されるカバーブラケットとを備え、カバーブラケットには、車両後方から見てバックドアヒンジブラケットの範囲内に納まっていてヒンジカバーが接続される接続部が形成されていて、ヒンジカバーは、カバーブラケットごとバックドアヒンジブラケットおよび回転軸を覆い隠すことを特徴とする。
本発明によれば、簡潔な構成でヒンジカバーを実現し、バックドアの開口も大きく確保可能な車両用バックドアヒンジ構造を提供することが可能になる。
本発明の実施例に係る車両用バックドアヒンジ構造を示す図である。 図1のヒンジを示す斜視図である。 図1のヒンジを示す斜視図である。 図1(b)のヒンジの各断面図である。 図1(b)のヒンジのC-C断面図である。
本発明の一実施の形態に係る車両用バックドアヒンジ構造は、車両後面のバックドアと、バックドアを横開きに開閉させるヒンジとを含む車両用バックドアヒンジ構造において、ヒンジは、バックドアのアウタパネルの車外側の表面に車両後方から見てアウタパネルの車幅方向の側縁に重なるように固定されるバックドアヒンジブラケットと、車両側面のうちバックドアヒンジブラケットの近傍に固定される側面ヒンジブラケットと、バックドアヒンジブラケットのうちアウタパネルの側縁よりも車外側の部位に位置しバックドアヒンジブラケットと側面ヒンジブラケットとを回転可能につなぐ回転軸と、バックドアヒンジブラケットおよび回転軸を覆い隠すヒンジカバーと、バックドアヒンジブラケットに固定されヒンジカバーが接続されるカバーブラケットとを備え、カバーブラケットには、車両後方から見てバックドアヒンジブラケットの範囲内に納まっていてヒンジカバーが接続される接続部が形成されていて、ヒンジカバーは、カバーブラケットごとバックドアヒンジブラケットおよび回転軸を覆い隠すことを特徴とする。
上記構成では、バックドアヒンジブラケットおよび回転軸をヒンジカバーで覆い隠すことで、回転軸をアウタパネルの側縁よりも車外側に設けることを許容し、バックドアの開口をより大きく確保している。また、ヒンジカバーとカバーブラケットとの接続部をバックドアヒンジブラケットの範囲内に納めることで、全体構成をより小さく簡潔化させることが可能になっている。
上記のカバーブラケットの縁は、バックドアヒンジブラケットからヒンジカバー側へ立ち上がったフランジになっていて、接続部は、フランジの複数個所を外側へ曲げた複数のフックを含んでいて、ヒンジカバーには、複数のフックが引っ掛かる複数の係留部が形成されていて、複数のフックおよび複数の係留部の少なくとも一部は、車両後方から見て、末広がりの経路に沿って配置されていてもよい。
上記構成によれば、フックと係留部を利用した簡潔な構成で、ヒンジカバーをカバーブラケットに取り付けることが可能になる。また、フックと係留部を末広がりの経路に沿って配置することで、組付け後においてがたつきを抑えることが可能になる。
上記の接続部は、カバーブラケットを貫通する貫通孔を含み、ヒンジカバーには、貫通孔に挿し込まれて嵌合する突起部が形成されていてもよい。これによっても、簡潔な構成のヒンジカバーおよびカバーブラケットを実現可能になる。
当該車両用バックドアヒンジ構造はさらに、ヒンジカバーとカバーブラケットとに挟まれて設けられるパッド部材を含んでもよい。パッド部材によって、ヒンジカバーのがたつきを減らし、異音や摩耗等も防ぐことが可能になる。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施例について詳細に説明する。かかる実施例に示す寸法、材料、その他具体的な数値などは、発明の理解を容易とするための例示に過ぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書及び図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
図1は、本発明の実施例に係る車両用バックドアヒンジ構造100を示す図である。図1(a)は、車両用バックドアヒンジ構造100を実施した車両102を、車両後方から見て示している。以下、図1その他の本願のすべての図面において、車両前後方向をそれぞれ矢印F(Forward)、B(Backward)、車幅方向の左右をそれぞれ矢印L(Leftward)、R(Rightward)、車両上下方向をそれぞれ矢印U(upward)、D(downward)で例示する。
車両用バックドアヒンジ構造100は、車両後面のバックドア104と、バックドア104を横開きに開閉させるヒンジ106、108とを含んで構成されている。ヒンジ106、108は、バックドア104の車幅方向の左側の側縁付近に、上下に計2つ設けられている。
図1(b)は、図1(a)のヒンジ106の拡大図である。本実施例では、ヒンジ106には、ヒンジカバー110が備えられている。ヒンジカバー110は、凹凸の少ないなだらかな外観を有し、バックドア104の外表面のアウタパネル112と相まって、車両の美観を向上させる働きを担っている。
上下2つのヒンジ106、108は、互いに同じ構成を有している。以下では、代表して、上側のヒンジ106を例に挙げて説明を行う。
図2は、図1のヒンジ106を示す斜視図である。図2(a)は、ヒンジ106を車幅方向の車外側から見て示している。側面ヒンジブラケット114は、バックドア104に隣接する車両側面116に固定される部位である。側面ヒンジブラケット114は、後述するバックドアヒンジブラケット118の近傍にて、例えば車両側面116の内側を構成するインナパネル(図示省略)に車内側からボルト120によって固定され、車両の外観には現れないように設置される。
図2(b)は、図2(a)のヒンジ106の分解図である。バックドアヒンジブラケット118は、バックドア104のアウタパネル112(図1(b)参照)の車外側の表面に対して、車両後方から見てアウタパネル112の車幅方向の側縁に重なるように固定される。例えば、後述する図4(a)において、バックドアヒンジブラケット118は、車両後方(図4(a)中、上方)から見て、アウタパネル112の側縁124に重ねて固定されている。このときのバックドアヒンジブラケット118のアウタパネル112への固定は、後述するカバーブラケット126と共に使用されるボルト130等によって行われる。
回転軸122は、バックドアヒンジブラケット118と、側面ヒンジブラケット114とを回転可能につないでいる部位である。回転軸122は、バックドアヒンジブラケット118のうち、アウタパネル112の側縁124(図4(a)参照)よりも車外側の部位に位置するよう設けられている。回転軸122をこの位置に設けることで、本実施例では、バックドア104をより大きく開けて、開口をより大きく確保することが可能になっている。
カバーブラケット126は、バックドアヒンジブラケット118に固定され、ヒンジカバー110が接続される部品である。カバーブラケット126は、全体的に板状で、縁にフランジ128を有し、ボルト130やビス132によってバックドアヒンジブラケットに固定される。
当該車両用バックドアヒンジ構造100では、カバーブラケット126を利用することで、ヒンジカバー110を簡単に設置することが可能になっている。以下、カバーブラケット126の構成について、さらなる説明を行う。
図3は、図2(b)のヒンジ106の各部材を示した図である。図3(a)は、カバーブラケット126を車両後方から正対して示している。カバーブラケット126には、フック134、136や貫通孔138、140が含まれる複数の接続部が設けられている。これら接続部は、ヒンジカバー110が接続される部位であって、いずれも車両後方から見てバックドアヒンジブラケット118の範囲内に納まるよう設けられている。
まず、カバーブラケット126の縁にはフランジ128が設けられている。フランジ128は、壁状であって、バックドアヒンジブラケット118からヒンジカバー110側へ立ち上がっている。そして、フランジ128の複数個所、例えば本実施例では車幅方向の車内側の上側および下側の計2か所にて、フック134、136が形成されている。フック134、136は、フランジ128の上端をカバーブラケット126の外側へ曲げた状態になっている。フック134、138の両脇には切欠142が形成されていて、フック134はある程度のたわみが許容された状態になっている。
図3(b)は、図2(b)のヒンジカバー110の裏側を示した図である。図3(b)では、図3(a)のカバーブラケット126と対比がしやすいよう、車幅方向はそのままにして上下反転させることでヒンジカバー110の裏側を示している。ヒンジカバー110には、上記フック134、136が引っ掛かる部位として、複数の係留部144、146が形成されている。係留部144、146は、フック134、136に対応して、車幅方向の車内側の上側および下側の計2か所に設けられている。
図4は、図1(b)のヒンジ106の各断面図である。図4(a)は、図1(b)のヒンジ106のA-A断面図である。図4(a)に示すように、本実施例では、フック134に係留部144を引っ掛けることで、ヒンジカバー110をカバーブラケット126に取り付けることが可能になっている。本実施例では、このような簡潔な構成で、ヒンジカバー110によって、カバーブラケット126ごとバックドアヒンジブラケット118および回転軸を覆い隠すことが可能になっている。
本実施例では、ヒンジカバー110に覆われることよって、回転軸122が車両の外形から突出することを防いでいる。したがって、回転軸122を、アウタパネル112の側縁124よりも車外側に、問題なく設けることが可能になっている。このように、本実施例では、ヒンジカバー110が回転軸122をアウタパネル112の側縁124よりも車外側に設けることを許容するため、バックドア104をより大きく開かせて開口をより大きく確保することが可能になっている。
再び図3(a)を参照する。フック134は、車両後方から見て、線分L1および線分L2からなる末広がりの経路上に配置されている。同様に、図3(b)に示すように、係留部144、146も、車両前後方向から見て、線分L1および線分L2からなる末広がりの経路に沿って配置されている。このように、フック134、136と係留部144、146を末広がりの経路に沿って配置することで、フック134、136および係留部144、146を1つの方向に並べた場合よりも、フック134、136が係留部144、146を把持する力を各方向に分散でき、ヒンジカバー110を安定した姿勢で取り付けてそのがたつきを抑えることが可能になる。
なお、本実施例では、フック134、136および係留部144、146をそれぞれ2個ずつ設けているため、全体として末広がりの経路に沿った配置となっている。しかしながら、フック134、136および係留部144、146を設ける個数には制限はないため、さらに多数のフックおよび係留部を設けて、全体として末広がりの経路に配置してもよいし、一部のみが末広がりの経路に配置された構成としてもよい。
図3(a)に示すように、カバーブラケット126の接続部には、フック134、136の他、貫通孔138、140も含まれている。そして、図3(b)に示すように、ヒンジカバー110には、貫通孔138、140に対応して、突起部148、150が設けられている。
図4(a)に示すように、貫通孔138はカバーブラケット126を貫通していて、バックドアヒンジブラケット118においても貫通孔138に対応する位置に孔部152が形成されている。突起部148は、例えば固定用クリップなどで実現することができ、貫通孔138に挿し込まれてこれに嵌合する。これら、貫通孔138、140および突起部148、150によっても、簡潔な構成で取り付けることのできるヒンジカバー110およびカバーブラケット126を実現することが可能になる。
図3(a)に示すように、上述したフック134、136および貫通孔138、140からなる接続部は、いずれもバックドアヒンジブラケット118の範囲内に納まるよう設けられている。したがって、ヒンジ106(図2(a)参照)は、全体構成をより小さく簡潔化させることが可能になっている。
以上のように、カバーブラケット126は、フック134、136や貫通孔138、140を利用した簡潔な構成でヒンジカバー110を取り付けることが可能になっている。また、カバーブラケット126は、バックドアヒンジブラケット118の範囲内に、バックドアヒンジブラケット118のアウタパネル112への固定に使用するボルト130等を使って設置されている。したがって、本実施例では、バックドアヒンジブラケット118以外、設置にあたってバックドア104のアウタパネル112に加工を必要とする部品は無い。このことも、ヒンジカバー110が車両102へより簡単に短時間で取り付けられる所以である。
図4(b)は、図1(b)のヒンジ106のB-B断面図である。本実施例では、ヒンジカバー110とカバーブラケット126との間に、パッド部材153、154を備えることができる。パッド部材153、154は、柔軟性を有する材質から構成され、例えばカバーブラケット126のフランジ128とヒンジカバー110とに挟まれて設けられる。図3(b)に示すように、パッド部材153、154は、ヒンジカバー110の裏側にて、車幅方向の左右両側に設けることができる。同様に、ヒンジカバー110の裏側の上下両側にも、パッド部材155、156を設けることができる。これらパッド部材153~156を備えることによって、ヒンジカバー110のがたつきを減らし、異音や摩耗、塗装の剥がれ等も防ぐことが可能になる。
図5は、図1(b)のヒンジ106のC-C断面図である。上述したように、カバーブラケット126の縁にはフランジ128が形成されている。フランジ128は、バックドアヒンジブラケット118からヒンジカバー110側へ立ち上がっている。フランジ128とヒンジカバー110の裏側との間にはパッド部材155、156が挟まれていて、がたつきや異音、摩耗、塗装の剥がれ等を防止している。なお、例えば変形例としてフランジ128をさらに延ばしてヒンジカバー110の裏側に近づけたり、他にもパッド部材155、156に耐水性のある素材を用いたりすることで、ヒンジカバー110の内側への浸水防止を図ることも可能である。これら構成によって、仮にヒンジカバー110に雨水や洗浄時の水が触れたとしても、フランジ128やパッド部材155、156によってその水を受け流し、カバーブラケット126とバックドアヒンジブラケット118との間への浸入を防ぎ、錆を予防することが可能になる。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明は係る例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
本発明は、車両用バックドアヒンジ構造に利用することができる。
100…車両用バックドアヒンジ構造、102…車両、104…バックドア、106…上側のヒンジ、108…下側のヒンジ、110…ヒンジカバー、112…アウタパネル、114…側面ヒンジブラケット、116…車両側面、118…バックドアヒンジブラケット、120…ボルト、122…回転軸、124…アウタパネルの側縁、126…カバーブラケット、128…フランジ、130…ボルト、132…ビス、134…上側のフック、136…下側のフック、138…上側の貫通孔、140…下側の貫通孔、142…切欠、144…上側の係留部、146…下側の係留部、148…上側の突起部、150…下側の突起部、152…孔部、153~156…パッド部材、L1…上側のフックおよび係留部の配置を示す線分、L2…下側のフックおよび係留部の配置を示す線分

Claims (3)

  1. 車両後面のバックドアと、該バックドアを横開きに開閉させるヒンジとを含む車両用バックドアヒンジ構造において、
    前記ヒンジは、
    前記バックドアのアウタパネルの車外側の表面に車両後方から見て該アウタパネルの車幅方向の側縁に重なるように固定されるバックドアヒンジブラケットと、
    車両側面のうち前記バックドアヒンジブラケットの近傍に固定される側面ヒンジブラケットと、
    前記バックドアヒンジブラケットのうち前記アウタパネルの側縁よりも車外側の部位に位置し該バックドアヒンジブラケットと前記側面ヒンジブラケットとを回転可能につなぐ回転軸と、
    前記バックドアヒンジブラケットおよび前記回転軸を覆い隠すヒンジカバーと、
    前記バックドアヒンジブラケットに固定され前記ヒンジカバーが接続されるカバーブラケットとを備え、
    前記カバーブラケットには、車両後方から見て前記バックドアヒンジブラケットの範囲内に納まっていて前記ヒンジカバーが接続される接続部が形成されていて、
    前記ヒンジカバーは、前記カバーブラケットごと前記バックドアヒンジブラケットおよび前記回転軸を覆い隠し、
    前記カバーブラケットの縁は、前記バックドアヒンジブラケットから前記ヒンジカバー側へ立ち上がったフランジになっていて、
    前記接続部は、前記フランジの複数個所を外側へ曲げた複数のフックを含んでいて、
    前記ヒンジカバーには、前記複数のフックが引っ掛かる複数の係留部が形成されていて、
    前記複数のフックおよび前記複数の係留部の少なくとも一部は、車両後方から見て、末広がりの経路に沿って配置されていることを特徴とする車両用バックドアヒンジ構造。
  2. 前記接続部は、前記カバーブラケットを貫通する貫通孔を含み、
    前記ヒンジカバーには、前記貫通孔に挿し込まれて嵌合する突起部が形成されていることを特徴とする請求項に記載の車両用バックドアヒンジ構造。
  3. 当該車両用バックドアヒンジ構造はさらに、前記ヒンジカバーと前記カバーブラケットとに挟まれて設けられるパッド部材を含むことを特徴とする請求項1または2に記載の車両用バックドアヒンジ構造。
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