JP6995338B2 - 情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理方法 - Google Patents

情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理方法に関する。
従来から、パソコンやスマートフォン等の電子機器のユーザが設定した探索条件に基づいて経路探索を行い、その結果を電子機器に表示する技術が採用されている。例えば、特許文献1には、乗換駅での交通機関の乗り換えに要する徒歩移動距離をコストに換算して経路探索を行う技術が開示されている。
特開2013-167516号公報
ところで、都心部の駅は、複数の路線が乗り入れるため、駅構造が複雑になっている。このため、初めて都心部の駅を利用する利用者がスムーズに乗り換えを行うことは困難であり、経路探索結果に示される乗り換え先の路線のホームと異なるホームに移動してしまうことや、経路探索結果に示される乗り換え時間に間に合わないことがある。
しかるに、特許文献1に記載の技術は、ホーム間の徒歩移動距離を考慮するのみで、乗り換えのための徒歩移動の容易性を考慮した経路を提供する技術としては不十分であった。このため、従来の技術では、簡便かつ適切に公共交通機関を乗り換えることが困難であった。
本発明は、簡便かつ適切に公共交通機関を乗り換えることができる情報処理システム、情報処理プログラム、情報処理装置および情報処理方法を提供する。
本発明に係る情報処理システムは、
出発地から目的地までの経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、
前記取得された経路情報に示される前記経路のうち公共交通機関の乗り換えのための徒歩経路区間を特定する徒歩経路区間特定手段と、
前記特定された徒歩経路区間の移動難易度を判定する移動難易度判定手段と、
前記判定された移動難易度を示す移動難易度情報を前記取得された経路情報とともに提示する移動難易度情報提示手段と、
を備えたことを特徴とする。
本発明によれば、簡便かつ適切に公共交通機関を乗り換えることができる。
第1の実施形態に係る情報処理システムの概略的な構成を示す図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 第1の実施形態に係る情報処理システムの動作の一例として、移動難易度の判定工程を示す図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムの動作の一例として、経路リスト画面上への移動難易度情報の重畳表示工程を示す図である。 第1の実施形態に係る情報処理システムの動作の一例として、経路詳細画面上への移動難易度情報の重畳表示工程を示す図である。 第1の実施形態の第1の変形例に係る情報処理システムの動作の一例として、経路リスト画面上への移動難易度情報の重畳表示工程を示す図である。 第1の実施形態の第2の変形例に係る情報処理システムの動作の一例として、経路リスト画面上への移動難易度情報の重畳表示工程を示す図である。 第2の実施形態に係る情報処理システムの動作の一例を示すフローチャートである。 第2の実施形態に係る情報処理システムの動作の一例として、経路探索条件設定画面の表示工程を示す図である。 第2の実施形態の変形例に係る情報処理システムの動作の一例として、経路リスト画面上への移動難易度情報の重畳表示工程を示す図である。 第2の実施形態に係る情報処理システムの動作の一例として、経路詳細画面上への移動難易度情報の重畳表示工程を示す図である。 第2の実施形態の変形例に係る情報処理システムの動作の一例として、経路リスト画面上への移動難易度情報の重畳表示工程を示す図である。 第3の実施形態の変形例に係る情報処理システムの動作の一例として、経路リスト画面上への移動難易度情報の重畳表示工程を示す図である。
以下、本発明に係る実施形態について、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、各図において同等の機能を有する構成要素には同一の符号を付し、同一符号の構成要素の詳しい説明は繰り返さない。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態に係る情報処理システム1について説明する。第1の実施形態に係る情報処理システム1は、モバイル端末(スマートフォン、携帯電話、タブレット端末等)やパソコン等の電子機器の使用者(以下、単に「ユーザ」ともいう)に対して、出発地から目的地までの移動経路とともに、移動経路における公共交通機関の乗り換えのための徒歩移動の容易性を判断するのに有用な後述の移動難易度情報を提供するシステムである。
図1に示すように、情報処理システム1は、前述の電子機器に相当する端末装置2と、サーバ3とを備えている。端末装置2とサーバ3とは、インターネット等のネットワークを介して互いに通信可能に接続されている。
ネットワークは、有線回線および無線回線のいずれでもよく、回線の種類や形態は問わない。なお、端末装置2およびサーバ3の少なくとも一部は、コンピュータにより実現される。
端末装置2は、移動経路および移動難易度情報の提供を受けるためにユーザが使用するものであり、例えば、スマートフォンやタブレット端末、パソコン等の情報処理端末である。
端末装置2は、図1に示すように、通信部21と、入力部23と、出力部24と、制御部22とを有する。
通信部21は、ネットワークを介して制御部22とサーバ3との間で情報を送受信するためのインターフェースである。
入力部23は、ユーザが端末装置2に情報を入力するためのインターフェースであり、例えばモバイル端末におけるタッチパネルやマイクロフォン、タッチパッドもしくはダイヤルボタンであってもよい。
出力部24は、端末装置2からユーザに対して各種情報を出力するインターフェースであり、例えば液晶ディスプレイ等の映像表示手段である。一例として、出力部24は、入力部23を通じたユーザからの操作を受け付けるためのGUI(Graphical User Interface)を表示する。出力部24は、各種情報を音声出力するスピーカを有していてもよい。
なお、出力部24は、ユーザに情報を直接提示するものでなくてもよい。例えば、出力部24は、端末装置2の外部に接続される映像表示手段や音声出力手段に、映像信号や音声信号を出力するものであってもよいし、外部に接続される印刷装置にデータを出力するものであってもよいし、端末装置2内もしくは外部の記憶装置にデータを出力して記憶させるものであってもよい。
制御部22は、図1に示すように、経路探索条件設定手段の一例である経路探索条件設定部221と、移動難易度情報提示手段の一例である移動難易度情報提示部222とを有する。
経路探索条件設定部221は、出力部24を介して経路探索条件設定画面を表示し、経路探索条件設定画面を介して経路探索条件の設定操作を受け付ける。経路探索条件設定部221で設定された経路探索条件は、通信部21からサーバ3に送信される。サーバ3は、端末装置2から送信された経路探索条件にしたがって出発地から目的地までの移動経路を探索する。そして、サーバ3は、探索された移動経路を示す経路情報と、探索された移動経路のうち公共交通機関の乗り換えのための徒歩経路区間の移動難易度を示す移動難易度情報とを端末装置2に送信する。
移動難易度情報提示部222は、サーバ3から送信された移動難易度情報を、サーバ3から送信された経路情報とともにユーザに提示する。
一例として、移動難易度情報提示部222は、移動経路の全体の移動難易度を示す表示態様で移動難易度情報を表示する。この場合、移動難易度情報提示部222は、複数の経路のリスト画面(以下、経路リスト画面と呼ぶ)を表示し、経路リスト画面上の複数の移動経路のうち相対的に移動難易度が低い少なくとも1つの移動経路に、当該移動経路中の徒歩移動が容易である旨を示す表示態様で移動難易度情報を重畳表示してもよい。また、移動難易度情報提示部222は、経路リスト画面上の複数の移動経路のうち相対的に移動難易度が高い少なくとも1つの移動経路に、当該移動経路中の徒歩移動が難解である旨を示す表示態様で移動難易度情報を重畳表示してもよい。
また、一例として、移動難易度情報提示部222は、徒歩経路区間毎に移動難易度情報を表示する。この場合、移動難易度情報提示部222は、複数の経路リスト画面の中から選択された移動経路の詳細画面(以下、経路詳細画面と呼ぶ)を表示し、経路詳細画面上の選択された移動経路の徒歩経路区間に、移動難易度情報を重畳表示してもよい。
移動難易度情報提示部222は、移動難易度情報として、アイコンやマークなどの指標を表示してもよく、また、文字列を表示してもよい。
経路情報とともに移動難易度情報を提示することで、ユーザは、移動経路中の徒歩経路区間の移動の容易性を簡便に判断することができる。
次に、サーバ3について説明する。図1に示すように、サーバ3は、通信部31と、制御部32と、記憶部33とを有する。制御部32について説明する前に、通信部31および記憶部33について説明する。
通信部31は、ネットワークを介して端末装置2と、サーバ3の制御部32との間で情報を送受信するインターフェースである。
記憶部33は、例えばハードディスク等のデータストレージであり、各種データベースを格納する。なお、記憶部33は、必ずしもサーバ3内に設けられなくてもよく、ネットワークを介してサーバ3と通信可能に接続された別の装置内に設けられてもよい。
記憶部33は、経路ネットワーク情報データベース331と、駅構内情報データベース332とを有する。
経路ネットワーク情報データベース331は、経路探索用のデータベースであり、経路ネットワーク情報として、例えば、交通ネットワーク情報を含む。交通ネットワーク情報は、鉄道やバス等の交通網や道路網を規定する情報である。交通網の情報としては、公共交通機関の路線情報、時刻表情報、料金情報等を含む。また、交通網の情報は、例えば駅等の路線網表現上の結節点(ノード)のデータと、結節点間の線路区間であるリンクのデータとの組み合わせによって表現される。また、道路網の情報は、例えば交差点等の道路網表現上の結節点(ノード)のデータと、結節点間の道路区間であるリンクのデータとの組み合わせによって表現される。
駅構内情報データベース332は、駅構内の徒歩移動区間を特定するためのデータベースであり、駅構内情報として、例えば、駅の構内図情報を含む。
また、図示しないが、記憶部33には、地図の表示や地点の検索等に用いる地図情報データベースを含んでいてもよい。地図情報は、全国または各地方の道路地図などの地図データを含み、地図データに対応付けられた地図オブジェクト情報(注記情報、記号情報等)を含んでいてもよい。さらに、記憶部33には、施設の検索や目的地の設定に用いるPOI(Point of Interest)情報データベースを含んでいてもよい。POI情報は、施設やイベントの情報である。POI情報は、施設やイベントの名称情報や位置情報を含んでいる。
次に、サーバ3の制御部32について説明する。制御部32は、図1に示すように、経路情報取得手段の一例である経路探索部321と、徒歩経路区間特定手段としての徒歩経路区間特定部322と、移動難易度判定手段としての移動難易度判定部323とを有する。
経路探索部321は、端末装置2から送信された経路探索条件にしたがって、経路ネットワーク情報を用いて出発地から目的地までの移動経路を探索する。移動経路を探索することで、経路探索部321は、移動経路を示す経路情報を取得する。経路探索部321は、取得された経路情報を、通信部31を介して端末装置2に送信する。
徒歩経路区間特定部322は、経路情報および駅構内情報に基づいて、経路情報に示される移動経路のうち公共交通機関の乗り換えのための徒歩経路区間を特定する。ここで、公共交通機関の乗り換えとは、乗り換え元の鉄道路線から乗り換え先の鉄道路線への乗り換えのような、同種の移動手段間での乗り換えに限定されず、例えば、鉄道路線からバス路線への乗り換えのような、異なる移動手段間での乗り換えも含む。したがって、徒歩経路区間特定部322によって特定される徒歩経路区間は、鉄道の駅構内での徒歩経路区間に限定されず、鉄道駅のホームからバス停留所までの徒歩経路区間などの場合もある。
移動難易度判定部323は、特定された徒歩経路区間の移動難易度を判定する。一例として、移動難易度判定部323は、徒歩経路区間の分岐数、フロア遷移、案内物、利用時間帯、利用者数、混雑度情報、距離、ユーザ投稿情報および予め記憶された移動難易度が高い事例の少なくとも1つに基づいて移動難易度を判定する。これらの考慮要素について以下詳しく説明する。
徒歩経路区間の分岐数は、駅の構内図情報に基づいて取得され、例えば、乗換駅の乗り換え元ホームから乗り換え先ホームまで徒歩経路区間を移動する過程で通過する徒歩経路区間が、乗り換え元ホーム以外のホーム(ホームに続く階段を含む)と交差する数として取得される。
各駅の構内図情報には、各駅において乗り換え元路線から乗り換え先路線に乗り換える場合の分岐数を示す分岐数情報が含まれていてもよい。この場合、移動難易度判定部323は、徒歩経路区間特定部322で特定された乗り換え元路線と乗り換え先路線との間の徒歩経路区間に対応する分岐数を、乗り換え元路線と乗り換え先路線との組合せに対応する分岐数情報から取得してもよい。なお、分岐数情報は、単純に、徒歩経路区間通過時の分岐数を示す情報であってもよい。また、分岐数情報は、上下階への分岐も分岐数に含めた情報であってもよい。また、時刻や列車によって到着路線のホームが変わる場合には、正確な分岐数を取得するために、時刻表情報に分岐数情報を対応付けておくことが好ましい。
徒歩経路区間の分岐数に基づいて移動難易度を判定する場合、移動難易度判定部323は、分岐数が多いほど移動難易度が高いと判定してもよい。
フロア遷移は、駅の構内図情報に基づいて取得され、例えば、乗り換え元ホームから乗り換え先ホームまで徒歩経路区間を移動する過程で生じる階の変化の回数として取得される。フロア遷移に基づいて移動難易度を判定する場合、移動難易度判定部323は、フロア遷移が多いほど移動難易度が高いと判定してもよい。
案内物は、例えば、駅の構内図情報に含まれる案内物として取得される。案内物に基づいて移動難易度を判定する場合、移動難易度判定部323は、案内物の数や設置位置、案内物が有する情報の種類や充実度に基づいて、移動難易度を判定してもよい。案内物や情報の種類は、例えば、対応言語、サイネージ(すなわち、ユーザからの操作入力を受け付けることができるインタラクティブな案内物)、駅係員、ロボットなどであってもよい。
利用時間帯は、例えば、経路探索条件に基づいて取得される。利用時間帯に基づいて移動難易度を判定する場合、移動難易度判定部323は、交通機関の利用時間帯がラッシュアワー(例えば、通勤・通学時間帯や帰宅時間帯)に重なる場合の移動難易度を、利用時間帯がラッシュアワーに重ならない場合の移動難易度より高いと判定してもよい。
利用者数および混雑度情報の具体的な取得方法は特に限定されず、例えば、駅構内に存在する端末装置2の位置情報、改札の入札情報、車両の重量データ、ユーザの検索ログ数などに基づいて取得してもよい。利用者数および混雑度情報に基づいて移動難易度を判定する場合、移動難易度判定部323は、利用者数が多い又は混雑度が高いほど移動難易度が高いと判定してもよい。
距離は、例えば、駅の構内図情報に基づいて、徒歩経路区間の長さとして取得される。距離に基づいて移動難易度を判定する場合、移動難易度判定部323は、距離が短いほど移動難易度が低いと判定してもよい。ただし、距離が短い場合であっても、例えば分岐数が多過ぎる場合は総合的に移動難易度が高いと判定される。
ユーザ投稿情報は、端末装置2とソーシャルネットワークシステム間との通信等によって取得される。ユーザ投稿情報に基づいて移動難易度を判定する場合、移動難易度判定部323は、駅構内の移動が難しい旨のユーザ投稿情報がある駅の移動難易度を高いと判定してもよい。
予め記憶された移動難易度が高い事例は、例えば、特定の駅、特定の駅における乗り換え元の路線と乗り換え先の路線との組み合わせ、特定の駅における特定の事業者間の組み合わせ(例えば、東京駅における路線Aから路線Bへの乗り換え)などであってもよい。これらの事例に特定された徒歩経路区間が該当する場合、移動難易度判定部323は、特定された徒歩経路区間の移動難易度を高いと判定してもよい。
制御部32は、判定された移動難易度を示す移動難易度情報を、経路情報とともに通信部31を介して端末装置2に送信する。端末装置2の移動難易度情報提示部222は、既述したように、サーバ3から送信された移動難易度情報を、経路情報とともにユーザに提示する。
以上のように、第1の実施形態の情報処理システム1は、経路探索部321が、出発地から目的地までの移動経路を示す経路情報を取得し、徒歩経路区間特定部322が、取得された経路情報に示される移動経路のうち公共交通機関を乗り換えるための徒歩経路区間を特定し、移動難易度情報提示部222が、特定された徒歩経路区間の移動難易度を判定し、移動難易度情報提示部222が、判定された移動難易度を示す移動難易度情報を取得された経路情報とともに提示するように構成されている。このように構成されていることで、ユーザに移動難易度が低い移動経路を選択する機会を与えることができるので、ユーザは、簡便かつ適切に公共交通機関を乗り換えることができる。
(動作例)
次に、図1の情報処理システム1の動作例について説明する。図2は、第1の実施形態に係る情報処理システム1の動作の一例を示すフローチャートである。
図2に示すように、先ず、端末装置2の経路探索条件設定部221は、経路探索条件設定画面を表示し、経路探索条件設定画面を介して経路探索条件の設定操作を受け付ける(ステップS21)。
経路探索条件設定画面を表示した後、経路探索条件設定部221は、経路探索条件設定画面に対するユーザの設定操作に応じた経路探索条件を設定し、設定された経路探索条件をサーバ3に送信する(ステップS22)。
経路探索条件が送信された後、サーバ3の経路探索部321は、送信された経路探索条件にしたがって、出発地から目的地までの移動経路を探索する(ステップS31)。
移動経路が探索された後、サーバ3の徒歩経路区間特定部322は、探索された移動経路を示す経路情報と駅構内情報とに基づいて、移動経路のうちの徒歩経路区間を特定する(ステップS32)。
徒歩経路区間が特定された後、サーバ3の移動難易度判定部323は、特定された徒歩経路区間の移動難易度を判定する(ステップS33)。
図3は、第1の実施形態に係る情報処理システム1の動作の一例として、移動難易度の判定工程を示す図である。図3の例において、移動難易度判定部323は、予めサーバ3の記憶部33に取得されている駅の構内図情報を用いて、徒歩経路区間の分岐数に基づいて移動難易度を判定する。図3の例において、分岐数は、乗り換え元ホームから乗り換え先ホームまで徒歩経路区間を移動する過程で通過する徒歩経路区間が、乗り換え元ホーム以外のホーム(ホームに続く階段を含む)と交差する数として定義されている。移動難易度判定部323は、分岐数が多いほど移動難易度が高いと判定する。なお、分岐数に応じた移動難易度の具体的な態様は特に限定されない。例えば、移動難易度は、分岐数の増加にともなって漸増するパラメータであってもよく、または、分岐数の増加にともなって段階的に増加するパラメータであってもよい。
移動難易度が判定された後、図2に示すように、サーバ3の制御部32は、経路情報と移動難易度情報とを端末装置2に送信する(ステップS34)。
経路情報および移動難易度情報が送信された後、端末装置2の制御部22は、送信された経路情報に基づいて経路リスト画面を表示する(ステップS23)。また、このとき、制御部22の移動難易度情報提示部222は、移動難易度情報を経路リスト画面上に重畳表示する(ステップS23)。
図4は、第1の実施形態に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路リスト画面上への移動難易度情報の重畳表示工程を示す図である。図4の例の経路リスト画面S1には、複数の移動経路のそれぞれを示すリスト項目が、経路探索条件に適合する順に上位から並べられている。各リスト項目は、入力部23を介して個別に選択可能であり、選択されたリスト項目に対応する経路詳細画面の表示に移行することができる。
図4に示すように、経路リスト画面S1上の1つの移動経路(すなわち、リスト項目)には、移動難易度情報提示部222により、他の移動経路との相対的な移動難易度を示す移動難易度情報の一例として、徒歩経路区間の移動が容易であることを示す指標(以下、徒歩移動容易指標とも呼ぶ)I1が重畳表示されている。徒歩移動容易指標I1は、これが重畳表示された移動経路が経路リスト画面S1上の他の移動経路と比較して相対的に最も移動難易度が低いことを示している。図4の例において、徒歩移動容易指標I1は、移動経路中の徒歩経路区間の移動が容易であることを示す“易”という文字を含むアイコンである。
経路リスト画面S1上に徒歩移動容易指標I1が重畳表示されることで、ユーザは、複数のリスト項目の中から徒歩経路区間の移動が容易である移動経路を簡便に把握することができる。そして、ユーザは、徒歩移動容易指標I1に基づいて徒歩経路区間の移動が容易である移動経路を移動することで、公共交通機関を簡便かつ適切に乗り換えることができる。
なお、図4の例において、経路リスト画面S1上の移動経路には、徒歩移動容易指標I1以外にも、サーバ3側で判定された移動経路の特性を示す指標が重畳表示されている。具体的には、経路リスト画面S1上の移動経路には、乗り換え回数が少ないために乗り換えが楽であることを示す指標I2が重畳表示されている。図4の例において、指標I2は、“楽”という文字を含むアイコンである。また、経路リスト画面S1上の移動経路には、所要時間が少ないため目的地に早く到着できることを示す指標(以下、早期到着指標とも呼ぶ)I3が重畳表示されている。図4の例において、早期到着指標I3は、“早”という文字を含むアイコンである。また、経路リスト画面S1上の移動経路には、運賃が安価であることを示す指標(以下、運賃安価指標とも呼ぶ)I4が重畳表示されている。図4の例において、運賃安価指標I4は、“安”という文字を含むアイコンである。これらの指標I2、I3、I4も、ユーザが目的に応じた移動経路を容易に選択するのに役に立つ。
経路リスト画面S1が表示された後、図2に示すように、端末装置2の制御部22は、経路リスト画面S1でのユーザの経路選択に応じて、選択された移動経路に対応する経路詳細画面を表示する(ステップS24)。また、このとき、端末装置2の移動難易度情報提示部222は、経路詳細画面上の徒歩経路区間に、移動難易度情報を重畳表示する(ステップS24)。
図5は、第1の実施形態に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路詳細画面上への移動難易度情報の重畳表示工程を示す図である。図5の経路詳細画面S2は、図4の経路リスト画面S1において選択された1つのリスト項目に対応する画面S2である。なお、一例として、図5の経路詳細画面S2は、図4において徒歩移動容易指標I1が重畳表示されたリスト項目とは異なるリスト項目に対応する画面S2であるが、徒歩経路区間の移動の容易性を重視したいユーザは、図4において徒歩移動容易指標I1が重畳表示されたリスト項目を選択すればよい。
図5の例において、経路詳細画面S2には、移動経路の詳細情報として、出発駅、到着駅および乗換駅のそれぞれの名称、各駅の出発時刻または到着時刻もしくはこれらの双方、および路線名称などが含まれている。また、図5に示すように、経路詳細画面S2上の移動経路には、移動難易度情報提示部222により、移動難易度情報の一例として、移動難易度が高いため徒歩経路区間の移動が難解であることを示す指標(以下、徒歩移動難解指標とも呼ぶ)I5が重畳表示されている。図5の例において、徒歩移動難解指標I5は、徒歩経路区間を有する乗換駅に対応する位置に重畳表示されている。また、図5の例において、徒歩移動難解指標I5は、徒歩経路区間の移動が難解である旨を示す“難”という文字を含むアイコンである。
なお、経路リスト画面S1上の徒歩移動容易指標I1が複数のリスト項目同士の移動難易度の相対比較によって表示されるのに対して、経路詳細画面S2上の徒歩移動難解指標I5は、移動難易度の絶対的な基準との比較によって表示される。具体的には、徒歩移動難解指標I5は、移動難易度が閾値以上の徒歩経路区間に対して表示される。ただし、移動難易度情報の表示態様は、図4および図5に示した例に限定されず、必要に応じて種々変更してよい。例えば、図4および図5の例とは逆に、経路リスト画面S1上の徒歩移動容易指標I1を、移動難易度の絶対的な基準との比較によって表示し、経路詳細画面S2上の徒歩移動難解指標I5を、経路内の複数の徒歩経路区間同士の相対比較によって表示してもよい。
経路詳細画面S2上に徒歩移動難解指標I5が重畳表示されることで、ユーザは、徒歩経路区間の移動が難しく、迷いやすいことを簡便に把握することができる。そして、ユーザは、徒歩移動難解指標I5が重畳表示された徒歩経路区間を、画面S2上にリンクLが貼られた駅構内図によって予め下調べすることや、徒歩移動難解指標I5が重畳表示された徒歩経路区間を回避する再探索を行うことで、公共交通機関を簡便かつ適切に乗り換えることができる。
以上説明したように、第1の実施形態によれば、経路情報とともに移動難易度情報を提示することで、ユーザが簡便かつ適切に公共交通機関を乗り換えることができる。
(第1の変形例)
次に、徒歩移動容易指標I1を強調表示する第1の変形例について説明する。図6は、第1の実施形態の第1変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路リスト画面上への移動難易度情報の重畳表示工程を示す図である。
第1の変形例において、移動難易度情報提示部222は、到着時刻を指定して探索された移動経路における移動難易度情報を、到着時刻を指定しないで探索された移動経路における移動難易度情報よりも強調して表示する。
図6の例において、経路リスト画面S1の1つのリスト項目には、図4の例における徒歩移動容易指標I1よりも目立つ表示色(例えば、赤等)で徒歩移動容易指標I1が重畳表示されている。
ユーザが目的地への到着時刻を指定して移動経路を探索する場合、開始時刻が決まったスケジュールがあるといった事情や、目的地への最終電車の到着時刻であるといった事情等により、指定された到着時刻に確実に目的地に到着することが求められることが多い。この場合、公共交通機関を迷わずに簡便かつ迅速に乗り換える必要性は更に高まる。
第1の変形例によれば、徒歩移動容易指標I1を強調表示することで、ユーザに徒歩経路区間の移動が容易な移動経路を認識および選択させ易くすることができる。これにより、ユーザは、公共交通機関を簡便かつ適切に乗り換えて、指定された到着時刻に適正に目的地に到着することができる。」
なお、移動難易度情報提示部222は、経路リスト画面S1のリスト項目に、目立つ表示色で徒歩移動難解指標I5を重畳表示してもよい。この場合、ユーザは、移動が難解な箇所を事前に把握しておくことができ、スムーズに移動することができる。これにより、指定到着時刻までに到着できる確実性を高めることができる。
(第2の変形例)
次に、経路リスト画面S1上に徒歩移動難解指標I5を重畳表示する第2の変形例について説明する。図7は、第1の実施形態の第2変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路リスト画面S1への移動難易度情報の重畳表示工程を示す図である。
図5では、経路詳細画面S2上に、移動難易度の絶対的な基準との比較によって徒歩移動難解指標I5を重畳表示する例について説明した。これに対して、図7の例において、移動難易度情報提示部222は、複数のリスト項目同士の移動難易度の相対比較によって、1つのリスト項目上に徒歩移動難解指標I5を重畳表示している。
第2の変形例によれば、経路リスト画面S1上に徒歩移動難解指標I5が重畳表示されることで、ユーザは、複数のリスト項目の中から徒歩経路区間の移動が難しく、迷いやすい移動経路を簡便に把握することができる。そして、ユーザは、徒歩移動難解指標I5に基づいて徒歩経路区間の移動が難しく、迷いやすい移動経路を避けることで、公共交通機関の乗り換えが容易な移動経路を選択することができる。
なお、経路探索条件として設定される目的地は、公共交通機関の駅には限定されず、最終到着駅から公共交通機関以外の移動手段(例えば、徒歩)で移動することで到着できる地点である場合がある。この場合、徒歩経路区間特定部322は、最終到着駅から目的地までの徒歩経路区間についても特定し、移動難易度判定部323は、特定された最終到着駅から目的地までの徒歩経路区間の移動難易度を判定してもよい。この場合、移動難易度情報提示部222は、判定された最終到着駅から目的地までの徒歩経路区間の移動難易情報を提示してもよい。最終到着駅から目的地までの徒歩経路区間の移動難易度情報が提示されることで、ユーザは、例えば、移動難易度が高い目的地まで移動手段を徒歩からタクシーに替えるなどの対応をとることができる。また、経路探索条件として設定される出発地は、公共交通機関の駅には限定されず、公共交通機関以外の移動手段(例えば、徒歩)で移動することで出発駅に到着できる地点である場合がある。この場合、徒歩経路区間特定部322は、出発地から出発駅までの徒歩経路区間についても特定し、移動難易度判定部323は、特定された出発地から出発駅までの徒歩経路区間の移動難易度を判定してもよい。この場合、移動難易度情報提示部222は、判定された出発地から出発駅までの徒歩経路区間の移動難易情報を提示してもよい。出発地から出発駅までの徒歩経路区間の移動難易度情報が提示されることで、ユーザは、例えば、移動難易度が高い出発地からの移動手段を徒歩からタクシーに替えるなどの対応をとることができる。
(第2の実施形態)
次に、経路探索条件として設定された移動難易度を考慮した移動経路を探索し、探索された移動経路の経路情報とともに移動難易度情報を提示する第2の実施形態について説明する。図8は、第2の実施形態に係る情報処理システム1の動作の一例を示すフローチャートである。以下、図8のフローチャートのうち、図2と異なる工程に限って説明する。
図8に示すように、第2の実施形態において、端末装置2の経路探索条件設定部221は、経路探索条件設定画面として、移動難易度を考慮した経路探索を選択可能な経路探索条件設定画面を表示する(ステップS211)。
図9は、第2の実施形態に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路探索条件設定画面S3の表示工程を示す図である。図9の例において、経路探索条件設定画面S3には、入力部23を介して選択可能な経路探索条件として、“乗り換えやすさ優先”が含まれている。“乗り換えやすさ優先”を選択することで、移動難易度を考慮した経路探索条件として、移動難易度が低い徒歩経路区間を含む移動経路を優先的に探索することが設定される。この他にも、経路探索条件設定画面S3には、選択可能な経路探索条件として、“時間短い順”、“運賃安い順”、“乗換少ない順”などが含まれている。
また、図8に示すように、経路探索手段の一例であるサーバ3の経路探索部321は、端末装置2から経路探索条件が送信された後に、先ず、第一段階の経路探索として、通常の経路探索を行う(ステップS311)。通常の経路探索の探索条件は、出発地、目的地、経由地等の地点の条件や、出発時刻、到着時刻等の時刻の条件などの移動経路を探索するために必要な基本的な条件にとどまる。したがって、通常の経路探索の探索条件には、既述した“乗り換えやすさ優先”などのコスト計算の変更をともなう条件は含まれていない。“乗り換えやすさ優先”などの条件は、後述する絞り込み条件として扱われる。
通常の経路探索を行った後、経路探索部321は、経路探索条件設定画面S3を介した絞込み条件の設定の有無を判定する(ステップS312)。
絞り込み条件が設定されている場合(ステップS312:Yes)、経路探索部321は、設定された絞込み条件が移動難易度を考慮した経路探索(すなわち、図9における“乗り換えやすさ優先”)であるか否かを判定する(ステップS313)。
設定された絞込み条件が移動難易度を考慮した経路探索である場合(ステップS313:Yes)、図8に示すように、サーバ3の徒歩経路区間特定部322は、通常の経路探索で探索された複数の移動経路のそれぞれの徒歩経路区間を特定する(ステップS314)。
徒歩経路区間が特定された後、サーバ3の移動難易度判定部323は、特定された徒歩経路区間の移動難易度を判定する(ステップS315)。
移動難易度が判定された後、経路探索部321は、判定された移動難易度に基づいて、通常の経路探索で探索された複数の移動経路のうち、移動難易度が低い移動経路への絞り込みを行い、絞り込まれた移動経路を最終的な探索結果とする(ステップS316)。このようにして、経路探索部321は、移動難易度を考慮した経路探索を行う。この場合、サーバ3の制御部32は、絞り込まれた移動経路の経路情報と、絞り込まれた移動経路の移動難易度情報とを端末装置2に送信する(ステップS34)。
一方、絞り込み条件が設定されていない場合(ステップS312:No)、通常の経路探索で探索された移動経路について、徒歩経路区間特定部322による徒歩経路区間の特定(ステップS32)と、移動難易度判定部323による移動難易度の判定(ステップS33)と、制御部32による経路情報、移動難易情報の送信(ステップS34)とを順に実行する。
また、設定された絞込み条件が移動難易度を考慮した経路探索でない場合(ステップS313:No)、経路探索部321は、移動難易度を考慮した経路探索と異なる他の設定された絞込み条件による移動経路の絞り込みを行う(ステップS317)。そして、絞り込まれた移動経路について、徒歩経路区間特定部322による徒歩経路区間の特定(ステップS32)と、移動難易度判定部323による移動難易度の判定(ステップS33)と、制御部32による経路情報、移動難易情報の送信(ステップS34)とを順に実行する。
端末装置2に送信された移動難易度情報は、第1の実施形態と同様に、移動難易度情報提示部222によって経路リスト画面上および経路詳細画面上に重畳表示される(ステップS23、ステップS24)。
図10は、第2の実施形態の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路リスト画面上への移動難易度情報の重畳表示工程を示す図である。図10の経路リスト画面S1は、図9の経路探索条件設定画面S3において“乗り換えやすさ優先”が選択された場合に表示される画面S1の一例である。すなわち、図10の例において、移動難易度情報提示部222は、移動難易度を考慮して探索された複数の移動経路の経路リスト画面S1を表示している。
図4の経路リスト画面S1に対する図10の経路リスト画面S1の違いは、図10の経路リスト画面S1上の複数の移動経路が、上位側ほど移動難易度が低い点である。そして、徒歩移動容易指標I1は最上位の移動経路に重畳表示されている。
このような経路リスト画面S1が表示されることで、ユーザは、自ら選択した“乗り換えやすさ優先”にしたがって探索された移動経路のうち最上位の移動経路が最も徒歩経路区間の移動が容易であることをより簡便に把握することができる。
図11は、第2の実施形態に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路詳細画面上への移動難易度情報の重畳表示工程を示す図である。経路リスト画面S1上の徒歩移動容易指標I1が複数のリスト項目同士の移動難易度の相対比較によって表示されるのに対して、図11に示される経路詳細画面S2上の徒歩移動容易指標I1は、移動難易度の絶対的な基準との比較によって表示される。具体的には、図11の徒歩移動容易指標I1は、移動難易度が閾値以下の徒歩経路区間に対して表示される。経路詳細画面S2上に徒歩移動容易指標I1が重畳表示されることで、ユーザは、徒歩経路区間の移動が容易であることを簡便に把握することができる。
第2の実施形態によれば、移動難易度を考慮した経路探索で探索された移動経路の経路情報と移動難易度情報とをユーザに提示することができる。移動難易度を考慮して探索された移動経路のうち、経路リスト画面S1上において徒歩移動容易指標I1が重畳表示される移動経路は、とりわけ移動難易度が低く徒歩経路区間の移動が容易であると言える。このような移動難易度を考慮して探索された移動経路の移動難易度情報に基づくことで、ユーザは、更に簡便かつ適切に公共交通機関を乗り換えることができる移動経路を選択することができる。
なお、移動難易度情報提示部222は、徒歩移動容易指標I1を表示することに加えて、乗換が更に容易なことを示す指標を表示してもよい。例えば、移動難易度情報提示部222は、降車と乗車が同じホームである場合には、“易”マークI1とともに、“同じホームです”等の補足文言や、“同”マークを表示してもよい。これにより、ユーザは、より簡便かつ適切に公共交通機関を乗り換えることができる移動経路を選択することができる。
(変形例)
次に、移動難易度を考慮した移動経路の時間および金額を考慮する変形例について説明する。図12は、第2の実施形態の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路リスト画面上への移動難易度情報の重畳表示工程を示す図である。
図12に示すように、変形例において、経路探索部321は、移動難易度が低い移動経路への絞り込みの後、絞り込まれた移動経路について、金額(すなわち、運賃)および所要時間が閾値以下であるか否かを判定する(ステップS318)。
金額および所要時間が閾値以下である場合(ステップS318:Yes)、経路探索部321は、絞り込まれた移動難易度が低い移動経路を最終的な探索結果に決定する(ステップS319)。そして、最終的な探索結果に決定された移動難易度が低い移動経路について、制御部32による経路情報および移動難易情報の送信を実行する(ステップS34)。
一方、金額および所要時間が閾値以下でない場合(ステップS318:No)、経路探索部321は、通常の経路探索で探索された移動経路を最終的な探索結果に決定する(ステップS320)。そして、最終的な探索結果に決定された通常の経路探索で探索された移動経路について、徒歩経路区間特定部322による徒歩経路区間の特定(ステップS32)と、移動難易度判定部323による移動難易度の判定(ステップS33)と、制御部32による経路情報、移動難易情報の送信(ステップS34)とを順に実行する。
移動難易度が低い移動経路は、徒歩経路区間の移動を容易に行うことができるため、ユーザは、移動難易度が低い移動経路を利用することで、簡便かつ適切に公共交通機関を乗り換えることができる。一方で、移動難易度が低い移動経路の所要時間および運賃が、通常の経路探索で探索された移動経路の所要時間および運賃に比べて過大である場合、徒歩経路区間での移動に多少手間取っても結果的に通常の経路探索で探索された移動経路を利用した方が目的地に早くかつ低コストで到着できることが想定される。
本変形例によれば、移動難易度が低い移動経路の金額および所要時間が閾値以下であることを条件に移動難易度が低い移動経路を最終的な探索結果とすることで、所要時間および運賃を犠牲にすることなく簡便かつ適切に公共交通機関を乗り換えることができる移動経路を提示することができる。
(第3の実施形態)
次に、移動難易度の指標と乗り換え回数の指標とを統合する第3の実施形態について説明する。図13は、第3の実施形態の変形例に係る情報処理システム1の動作の一例として、経路リスト画面上への移動難易度情報の重畳表示工程を示す図である。
図4の例では、経路リスト画面S1上に、移動難易度の指標としての徒歩移動容易指標I1と、乗り換え回数の指標としての“楽”指標I2とを個別に表示していた。
これに対して、図13の例では、移動難易度の指標と乗り換え回数の指標とを、“楽”指標I2として統一している。すなわち、図13の例における“楽”指標I2は、乗り換え回数が最も少なく、かつ、移動難易度が最も低い移動経路に重畳表示されている。
第3の実施形態によれば、指標の個数を削減することで、画面の視認性を向上させることができる。
上述した実施形態で説明した情報処理システムの少なくとも一部は、ハードウェアで構成してもよいし、ソフトウェアで構成してもよい。ソフトウェアで構成する場合には、情報処理システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムをフレキシブルディスクやCD-ROM等の記録媒体に収納し、コンピュータに読み込ませて実行させてもよい。記録媒体は、磁気ディスクや光ディスク等の着脱可能なものに限定されず、ハードディスク装置やメモリなどの固定型の記録媒体でもよい。
また、情報処理システムの少なくとも一部の機能を実現するプログラムを、インターネット等の通信回線(無線通信も含む)を介して頒布してもよい。さらに、同プログラムを暗号化したり、変調をかけたり、圧縮した状態で、インターネット等の有線回線や無線回線を介して、あるいは記録媒体に収納して頒布してもよい。
さらに、一つまたは複数の情報処理装置によって情報処理システムを機能させてもよい。複数の情報処理装置を用いる場合、情報処理装置のうちの1つをコンピュータとし、当該コンピュータが所定のプログラムを実行することにより情報処理システムの少なくとも1つの手段として機能が実現されてもよい。
また、方法の発明においては、全ての工程(ステップ)をコンピュータによって自動制御で実施するようにしてもよい。また、各工程をコンピュータに実施させながら、工程間の進行制御を人の手によって実施するようにしてもよい。また、さらには、全工程のうちの少なくとも一部を人の手によって実施するようにしてもよい。
上記の記載に基づいて、当業者であれば、本発明の追加の効果や種々の変形を想到できるかもしれないが、本発明の態様は、上述した個々の実施形態に限定されるものではない。特許請求の範囲に規定された内容及びその均等物から導き出される本発明の概念的な思想と趣旨を逸脱しない範囲で種々の追加、変更及び部分的削除が可能である。
1 情報処理システム
2 端末装置
222 移動難易度情報提示部
3 サーバ
321 経路探索部
322 徒歩経路区間特定部
323 移動難易度判定部

Claims (14)

  1. 出発地から目的地までの経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    前記取得された経路情報に示される前記経路のうち公共交通機関の乗り換えのための徒歩経路区間を特定する徒歩経路区間特定手段と、
    前記特定された徒歩経路区間の移動難易度を判定する移動難易度判定手段と、
    前記判定された移動難易度を示す移動難易度情報を前記取得された経路情報とともに提示する移動難易度情報提示手段と、
    を備え
    前記移動難易度情報提示手段は、前記徒歩経路区間毎の移動難易度を示す表示態様で前記移動難易度情報を表示することを特徴とする情報処理システム。
  2. 出発地から目的地までの経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    前記取得された経路情報に示される前記経路のうち公共交通機関の乗り換えのための徒歩経路区間を特定する徒歩経路区間特定手段と、
    前記特定された徒歩経路区間の移動難易度を判定する移動難易度判定手段と、
    前記判定された移動難易度を示す移動難易度情報を前記取得された経路情報とともに提示する移動難易度情報提示手段と、
    を備え、
    前記移動難易度情報提示手段は、前記経路の全体の移動難易度を示す表示態様で前記移動難易度情報を表示することを特徴とする情報処理システム。
  3. 出発地から目的地までの経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    前記取得された経路情報に示される前記経路のうち公共交通機関の乗り換えのための徒歩経路区間を特定する徒歩経路区間特定手段と、
    前記特定された徒歩経路区間の移動難易度を判定する移動難易度判定手段と、
    前記判定された移動難易度を示す移動難易度情報を前記取得された経路情報とともに提示する移動難易度情報提示手段と、
    を備え、
    前記移動難易度情報提示手段は、到着時刻を指定して探索された経路における前記移動難易度情報を、前記到着時刻を指定しないで探索された経路における前記移動難易度情報よりも強調して表示することを特徴とする情報処理システム。
  4. 前記移動難易度情報提示手段は、複数の経路のリスト画面を表示し、前記リスト画面上の複数の経路のうち少なくとも1つの経路に、当該複数の経路のうち他の経路との相対的な前記移動難易度を示す前記移動難易度情報を重畳表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報処理システム。
  5. 経路探索条件設定画面を表示し、前記経路探索条件設定画面を介して前記移動難易度を考慮した経路探索条件の設定操作を受け付ける経路探索条件設定手段をさらに備えることを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の情報処理システム。
  6. 前記移動難易度を考慮して前記出発地から前記目的地までの経路を探索する経路探索手段をさらに備えることを特徴とする請求項に記載の情報処理システム。
  7. 前記移動難易度判定手段は、前記徒歩経路区間の分岐数、フロア遷移、案内物、利用時間帯、利用者数、混雑度情報、距離、ユーザ投稿情報および予め記憶された移動難易度が高い事例の少なくとも1つに基づいて前記移動難易度を判定することを特徴とする請求項1乃至のいずれかに記載の情報処理システム。
  8. コンピュータを、
    出発地から目的地までの経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段、
    前記取得された経路情報に示される前記経路のうち公共交通機関の乗り換えのための徒歩経路区間を特定する徒歩経路区間特定手段、および
    前記特定された徒歩経路区間の移動難易度を判定する移動難易度判定手段、
    として機能させ
    前記移動難易度情報提示手段は、前記徒歩経路区間毎の移動難易度を示す表示態様で前記移動難易度情報を表示することを特徴とする情報処理プログラム。
  9. サーバに通信可能に接続された端末装置で動作するプログラムであって、
    前記サーバは、出発地から目的地までの経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段、前記取得された経路情報に示される前記経路のうち公共交通機関の乗り換えのための徒歩経路区間を特定する徒歩経路区間特定手段、および前記特定された徒歩経路区間の移動難易度を判定する移動難易度判定手段を備え、
    前記プログラムは、コンピュータを、前記判定された移動難易度を示す移動難易度情報を前記取得された経路情報とともに提示する移動難易度情報提示手段として機能させ
    前記移動難易度情報提示手段は、前記徒歩経路区間毎の移動難易度を示す表示態様で前記移動難易度情報を表示することを特徴とする情報処理プログラム。
  10. 通信可能に接続された複数のコンピュータによって構成される情報処理システムであって、
    出発地から目的地までの経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    前記取得された経路情報に示される前記経路のうち公共交通機関の乗り換えのための徒歩経路区間を特定する徒歩経路区間特定手段と、
    前記特定された徒歩経路区間の移動難易度を判定する移動難易度判定手段と、
    前記判定された移動難易度を示す移動難易度情報を前記取得された経路情報とともに提示する移動難易度情報提示手段と、
    を備え
    前記移動難易度情報提示手段は、前記徒歩経路区間毎の移動難易度を示す表示態様で前記移動難易度情報を表示する情報処理システムを機能させるために、
    上記コンピュータの少なくとも1つを上記手段の少なくとも1つとして機能させるための情報処理プログラム。
  11. 通信可能に接続された複数のコンピュータによって、請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理システムを機能させるために、
    上記コンピュータのうちの1つを請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理システムにおける各手段の少なくとも1つとして機能させるための情報処理プログラム。
  12. コンピュータを、請求項1乃至7のいずれかに記載の情報処理システムにおける各手段の少なくとも1つとして機能させるための情報処理プログラム。
  13. 通信可能に接続された複数の情報処理装置によって、
    出発地から目的地までの経路を示す経路情報を取得する経路情報取得手段と、
    前記経路情報に示される前記経路のうち公共交通機関の乗り換えのための徒歩経路区間を特定する徒歩経路区間特定手段と、
    前記特定された徒歩経路区間の移動難易度を判定する移動難易度判定手段と、
    前記判定された移動難易度を示す移動難易度情報を前記取得された経路情報とともに提示する移動難易度情報提示手段と、
    を備え
    前記移動難易度情報提示手段は、前記徒歩経路区間毎の移動難易度を示す表示態様で前記移動難易度情報を表示する情報処理システムを構成するために、
    上記手段の少なくとも1つを備えたことを特徴とする情報処理装置。
  14. 経路情報取得手段が、出発地から目的地までの経路を示す経路情報を取得するステップと、
    徒歩経路区間特定手段が、前記経路情報に示される前記経路のうち公共交通機関の乗り換えのための徒歩経路区間を特定するステップと、
    移動難易度判定手段が、前記特定された徒歩経路区間の移動難易度を判定するステップと、
    移動難易度情報提示手段が、前記判定された移動難易度を示す移動難易度情報を前記取得された経路情報とともに提示するステップと、
    を備え
    前記移動難易度情報提示手段は、前記徒歩経路区間毎の移動難易度を示す表示態様で前記移動難易度情報を表示することを特徴とする情報処理方法。
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