JP6994740B2 - 建具用パッキン及びそれを備えた建具 - Google Patents
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Description
ことを特徴とするものである。
図1に示すように、引戸(建具)1は、水平方向に伸びる2本の横枠2aと鉛直方向からなる2本の縦枠2bとからなる戸枠2内に設けられ、横枠2aに沿って摺動することにより、開口3を開閉する。引戸1は、2本の縦枠2bのうちの一方に当接することにより、開口3を閉塞する。
引戸1は、戸本体10とパッキン装置20とを備えている。
図1及び図2に示すように、戸本体10は、矩形状のパネル部材によって構成されている。戸本体10には、戸先側(図1の左側)の端部10a付近に、上下方向の中央よりも上方の位置に手かけ部11が形成されている。手かけ部11は、戸本体10に形成された凹部によって構成されている。
図2~図5に示すように、パッキン装置20は、レール部材21と、パッキン(建具用パッキン)22とを有している。レール部材21は、金属材料によって形成され、パッキン22は、樹脂材料によって形成されている。
レール部材21は、切欠部12において戸本体10に取り付けられている。レール部材21は、例えばアルミニウムにより形成され、ベース部21aと、2つの係合部21b,21bとを有している。ベース部21aは、矩形板状に形成されている。2つの係合部21b,21bは、ベース部21aの表面から突出するように形成された断面がL字形状の板状片である。2つの係合部21b,21bは、それぞれL字の先端が、後述するパッキン部材23の対応する係合部25,25と係合可能な形状(本実施形態1では、矢印形状)に形成されている。2つの係合部21b,21bは、ベース部21aの幅方向(戸本体10の前後方向)の中央を通り、ベース部21aに直交する面に対して対称な形状に形成されている。
パッキン22は、パッキン部材23と、カバー26とを有している。パッキン部材23は、レール部材21にスライド自在に取り付けられる。カバー26は、切欠部12の上端部において戸本体10に固定され、パッキン部材23の上端部外縁を覆う。以下、パッキン部材23とカバー26について詳述する。
パッキン部材23は、引戸1と縦枠2bとの隙間を遮蔽すると共に、手や指等が引戸1と縦枠2bとの間に挟まれた際に手や指等に係る衝撃を緩和するための本体部24と、パッキン部材23をレール部材21にスライド自在に取り付けるための2つの係合部25,25とを有している。
カバー26は、パッキン部材23の上端部外縁を覆うU字カバー部27と、戸本体10に当接して戸本体10に固定される固定部28と、切欠部12内でカバー26を所望の位置に配置するための位置決め部29と、戸本体10の表裏面におけるカバー26との境界を隠す2つの角カバー部30,30とを有している。本実施形態1では、U字カバー部27と、固定部28と、位置決め部29と、2つの角カバー部30,30は、パッキン部材23の本体部24の硬質部分24bと同等以上の硬度を有する樹脂で一体に形成されている。なお、U字カバー部27と、固定部28と、位置決め部29と、2つの角カバー部30,30とは、パッキン部材23の本体部24の硬質部分24bの硬度より低い硬度の樹脂で形成されていてもよい。
次に、引戸1の戸本体10に形成された切欠部12にパッキン装置20を設置する設置手順について説明する。
本実施形態1では、パッキン22を、パッキン部材23だけでなく、切欠部12の上端部においてパッキン部材23の上端部外縁を覆うカバー26を備えるように構成している。パッキン22をこのように構成することにより、切欠部12の外縁を覆うパッキン部材23の上端部外縁(本体部24の上端部外縁)が、切欠部12の上端部に設置されたカバー26によって覆われる。そのため、使用時の開閉に起因する衝撃、経年劣化、子供のいたずら等によってパッキン部材23が上端角部から捲れるのを抑制することができる。このように、パッキン部材23の捲れが抑制されることにより、パッキン22の見栄えの低下を抑制することができ、また、パッキン部材23を切欠部12に固定するためのレール部材21が露出し、露出したレール部材21で手を怪我することも抑制することができる。従って、本実施形態1によれば、見栄えがよく安全性の高い建具用パッキン(パッキン22)を提供することができる。
上記実施形態1では、本発明に係る建具用パッキンを備えた建具の一例として、建具用パッキンを備えた引戸について説明した。しかしながら、本発明に係る建具用パッキンを備えた建具は、引戸に限られない。本発明に係る建具用パッキンは、開き戸に適用してもよい。つまり、本発明に係る建具用パッキンを備えた建具は、開き戸であってもよい。
10 戸本体
10a 戸先側の端部(幅方向の端部)
10c 戸先側の端面(幅方向の端面)
10d 切欠上壁面
12 切欠部
21 レール部材(固定具)
22 パッキン
23 パッキン部材
24 本体部
26 カバー
27 U字カバー部
27a 基板部
27b 外壁部
27c 内壁部
27d,27d 先端壁部
28 固定部
28a 突出部(傾斜部)
29 位置決め部
30,30 角カバー部
32 開口
33 U字溝
34 ビス
35 挿通穴
Claims (12)
- 建具の幅方向の端部に形成された切欠部に設置される建具用パッキンであって、
上記切欠部の外縁を覆う断面U字形状の本体部を有するパッキン部材と、
上記切欠部の上端部に設置され、上記パッキン部材の上端が上記切欠部の上端に達しないように上記パッキン部材の上端部外縁を覆うカバーとを備えている
ことを特徴とする建具用パッキン。 - 請求項1において、
上記カバーは、
U字形状の板状部分からなる基板部と、
上記基板部の下端面の外縁部から下方に突出する断面U字形状の外壁部と、
上記基板部の下端面の内縁部から下方に突出する断面U字形状の内壁部とを有し、
上記外壁部と上記内壁部との間に、上記本体部の上端部が嵌まるU字形状のU字溝が形成されたU字カバー部を有している
ことを特徴とする建具用パッキン。 - 請求項2において、
上記U字カバー部は、上記カバーを上記建具の所定の取付位置に取り付けたときに、上記外壁部のU字の両端部分となる2つの先端部が、上記建具の側面と対向するように形成されている
ことを特徴とする建具用パッキン。 - 請求項3において、
上記U字カバー部は、上記外壁部の2つの先端部にそれぞれ連続してそれぞれ上記U字溝の先端を覆う2つの先端壁部を有している
ことを特徴とする建具用パッキン。 - 請求項2において、
上記カバーは、
平面視において上記U字カバー部の内側に形成され、上記建具の上記切欠部の直上に位置する切欠上壁面に上端面が当接し、該切欠上壁面に固定される板状部分からなる固定部を有し、
上記固定部を上記切欠上壁面に固定することによって上記切欠部の上端部に固定されるように構成されている
ことを特徴とする建具用パッキン。 - 請求項5において、
上記固定部には、ビスが挿通される挿通穴が形成され、
上記挿通穴は、長穴に形成されている
ことを特徴とする建具用パッキン。 - 請求項6において、
上記固定部は、上記挿通穴の長手方向の一方側に向かう程、下端面が下方に位置するように傾斜する傾斜部を有し、
上記挿通穴は、上記傾斜部に形成されている
ことを特徴とする建具用パッキン。 - 請求項6又は7において、
上記U字カバー部は、上記外壁部よりも上記内壁部の方が、突出高さが高くなるように形成され、
上記内壁部には、上記ビスと該ビス締結用の工具を挿通するための開口が形成されている
ことを特徴とする建具用パッキン。 - 請求項2乃至8のいずれか1つにおいて、
上記カバーは、上記建具に取り付けるときに、上記パッキン部材を上記切欠部に固定する固定具又は上記建具に当接することにより、上記カバーを所定の取付位置に配置する位置決め部を有し、
上記所定の取付位置は、上記建具の幅方向における上記カバーの端面が、上記建具の幅方向の端面と同一平面上に配置される位置である
ことを特徴とする建具用パッキン。 - 請求項5において、
上記基板部と上記固定部とは、互いの上端面が上記建具の上記切欠上壁面に当接する同一平面を形成するように一体に形成されている
ことを特徴とする建具用パッキン。 - 請求項10において、
上記カバーは、上記基板部の対向する2辺からそれぞれ上方に突出して上記建具の上記切欠部上方の角部を覆う2つの角カバー部を有している
ことを特徴とする建具用パッキン。 - 戸本体と、該戸本体の幅方向の端部に形成された切欠部に設置された建具用パッキンとを備えた建具であって、
上記建具用パッキンは、請求項1乃至11のいずれか1つに記載の建具用パッキンである
ことを特徴とする建具。
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