JP2008144549A - 指つめ防止装置および戸構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】意匠性や強度の低下を招くことなく加工性を高めることのできる、指つめ防止装置および戸構造を提供する。
【解決手段】戸構造10は、開口部12に設けられた開口枠14、開口枠14に支持金具16を介して開閉自在に支持された戸18、および開口枠14と戸18との間において戸18を開く際に生じる隙間Sを遮蔽する指つめ防止装置20を備えている。指つめ防止装置20は、戸18の表面に取付部材40,50,52を介して取り付けられた板状の押え面材38と、可撓性を有し、幅方向一方端部が開口枠14の内側面に固定されており、かつ、幅方向他方端部が戸18の表面と押え面材38との間に確保された収容空間36に摺動自在に収容されているカバー部材34とを有している。したがって、戸18を開いた際に生じる隙間Sは、収容空間36から引き出されたカバー部材34によって覆われることになる。
【選択図】図7
【解決手段】戸構造10は、開口部12に設けられた開口枠14、開口枠14に支持金具16を介して開閉自在に支持された戸18、および開口枠14と戸18との間において戸18を開く際に生じる隙間Sを遮蔽する指つめ防止装置20を備えている。指つめ防止装置20は、戸18の表面に取付部材40,50,52を介して取り付けられた板状の押え面材38と、可撓性を有し、幅方向一方端部が開口枠14の内側面に固定されており、かつ、幅方向他方端部が戸18の表面と押え面材38との間に確保された収容空間36に摺動自在に収容されているカバー部材34とを有している。したがって、戸18を開いた際に生じる隙間Sは、収容空間36から引き出されたカバー部材34によって覆われることになる。
【選択図】図7
Description
本発明は、支持体と支持体に支持された戸との間において戸を開く際に生じる隙間で手指を挟むのを防止する、指つめ防止装置および戸構造を提供することである。
マンションまたは戸建住宅等の建物においては、玄関、トイレまたは部屋等の出入口すなわち開口部に蝶番等の支持金具を介して戸(開き戸)が取り付けられているが、戸を開いた状態では、開口部の内側部と戸との間に隙間が生じるため、この隙間に幼児等の手指が挟まれるおそれがあった。そして、手指が挟まれた状態で戸が閉じられると、骨折等の重大な事故に至るおそれがあった。
そこで、従来では、開口部の内側部と戸との間に生じる隙間を遮蔽する技術が種々開発されており、その一例として、特許文献1に開示された「ドアの安全装置」や、特許文献2に開示された「安全ドア」等が公知である。
特開平10−46913号
特開2001−59378号
従来の「ドアの安全装置」(特許文献1)および「安全ドア」(特許文献2)は、いずれも開口部の内側部と戸との間に生じる隙間をシート状のカバー部材で遮蔽するものであり、当該隙間に手指が挟まれるのを確実に防止できる。
しかしながら、「ドアの安全装置」では、カバー部材の一部を摺動自在に収容する箱状のポケット部を戸の表面に取り付けていたので、ポケット部によって装飾性が著しく損なわれており、意匠性の面で問題があった。
一方、「安全ドア」では、カバー部材の一部を摺動自在に収容するスリットを戸の端部に設けるとともに、このスリットを表面板で覆っていたので、加工に手間がかかるという問題があった。また、開口部の内側部と表面板の端部との間で手指が挟まれるのを防止するためには、表面板の肉厚を薄くしなければならず、その結果、カバー部材の張力に対する表面板の強度に不安が生じていた。
それゆえに本発明の主たる課題は、意匠性や強度の低下を招くことなく、加工性を高めることのできる、指つめ防止装置および戸構造を提供することである。
請求項1に記載した発明は、「支持体14,60bと前記支持体14,60bに支持金具16,62を介して開閉自在に支持された戸18,60aとの間において前記戸18,60aを開く際に生じる隙間Sを遮蔽するシート状のカバー部材34、および前記戸18,60aの表面に取付部材40を介して取り付けられ、前記カバー部材34の一部を収容する収容空間36を構成する板状の押え面材38を備える、指つめ防止装置20であって、前記カバー部材34は可撓性を有しており、前記カバー部材34の幅方向一方端部が前記支持体14,60bに固定されており、かつ、前記カバー部材34の幅方向他方端部が前記収容空間36に摺動自在に収容されている、指つめ防止装置20」である。
本発明では、戸18,60aの表面に取付部材40,50,52を介して押え面材38を取り付けるだけで収容空間36を簡単に構成することができる。また、押え面材38に装飾性を持たせることによって戸18,60aのデザイン性を高めることができる。そして、押え面材38によって収容空間36の壁面が構成されているので、押え面材38の材質および肉厚を適切に設定しておくことによってカバー部材34の張力に対する強度を確保できる。
なお、本発明を「開き戸構造10」に適用した場合には、開口枠14が「支持体」となる。また、本発明を「折れ戸構造64」に適用した場合には、一方の戸パネル60aが「戸」となり、他方の戸パネル60bが「支持体」となる。
請求項2に記載した発明は、請求項1に記載した「指つめ防止装置20」において、「前記取付部材50,52は、前記戸18,60aの表面と前記押え面材38との間に配置されたスペーサ部50a,52aと、前記押え面材38の端面に係止された係止部50b,52bとを有している」ことを特徴とする。
本発明では、取付部材50,52を構成するスペーサ部50a,52aによって収容空間36が確保され、取付部材50,52を構成する係止部50b,52bによって押え面材38が保持される。
請求項3に記載した発明は、請求項1または2に記載した「指つめ防止装置20」において、「前記カバー部材34の少なくとも一方の表面には、折り曲げ用の溝42が形成されている」ことを特徴とする。
本発明では、折り曲げ用の溝42においてカバー部材34を折り曲げることができるので、戸18,60aの動きに合わせてカバー部材34をスムーズに稼動させることができる。
請求項4に記載した発明は、請求項1ないし3のいずれかに記載の「指つめ防止装置20」において、「前記カバー部材34の幅方向他方端部には、前記押え面材38との摩擦を低減させるための摩擦低減部材44が設けられている」ことを特徴とする。
本発明では、摩擦低減部材44で摩擦を低減させるようにしているので、カバー部材34をよりスムーズに稼動させることができるとともに、摩擦音を低減させることができる。
請求項5に記載した発明は、「開口部12に設けられた開口枠14、前記開口枠14に支持金具16を介して開閉自在に支持された戸18、および前記開口枠14と前記戸18との間において前記戸18を開く際に生じる隙間Sを遮蔽する指つめ防止装置20を備える、戸構造10であって、前記指つめ防止装置20は、前記戸18の表面に取付部材40,50,52を介して取り付けられた板状の押え面材38と、可撓性を有し、幅方向一方端部が前記開口枠14の内側面に固定されており、かつ、幅方向他方端部が前記戸18の表面と前記押え面材38との間に確保された収容空間36に摺動自在に収容されているカバー部材34とを有している、戸構造10」である。
本発明は、請求項1に記載した指つめ防止装置20を用いた戸構造10に関するものである。
請求項6に記載した発明は、請求項5に記載した「戸構造10」において、「前記開口枠14は、前記支持金具16が取り付けられる縦枠22を有しており、前記縦枠22の内側面には、棒状の戸当り26が前記カバー部材34の幅方向一方端部と共にネジ46によって固定されている」ことを特徴とする。
本発明では、棒状の戸当り26がカバー部材34の幅方向一方端部と共に縦枠22の内側面に固定されているので、戸当り26を取り付ける作業と、カバー部材34の幅方向一方端部を固定する作業とを同時に行うことができ、施工性を高めることができる。
請求項1〜6に記載した発明によれば、戸18,60aの表面に取付部材40,50,52を介して押え面材38を取り付けるだけで収容空間36を簡単に構成できるので、加工性を高めることができる。また、押え面材38は板状であるため、箱状のもの(特許文献1)に比べてデザイン選択の自由度が高く、しかも、押え面材38を異なるデザインのものに取り替えるだけで戸18,60aのデザインを簡単に変更できるので、意匠性を高めることができる。そして、押え面材38の材質および肉厚を適切に設定しておくことによってカバー部材34の張力に対する強度を確保できる。
図1は、本発明が適用された戸構造10を示す一部断面平面図であり、図2は、戸構造10を示す正面図である。
戸構造10(図1、図2)は、開口部12に設けられた開口枠14、開口枠14に蝶番等の支持金具16を介して開閉自在に支持された戸18、および開口枠14と戸18との間において戸18を開く際に生じる隙間S(図7)を遮蔽する指つめ防止装置20を備えている。
開口部12は、マンションまたは戸建住宅等の建物において、玄関、トイレまたは部屋等の出入口や、収納等の建具の出入口となる部分であり、開口部12の内側縁に開口枠14が設けられている。
開口枠14は、戸18を支持する「支持体」として機能するものであり、図2に示すように、開口部12の左右両側縁に設けられた2つの縦枠22と、開口部12の上側縁に設けられた横枠24とを有しており、縦枠22および横枠24には、戸18が当たる棒状の戸当り26が取り付けられている。
戸18は、図3に示すように、開口部12を塞ぐ板状の戸パネル28と、戸パネル28の両主面に取り付けられたハンドル30と、戸パネル28の幅方向一方端面に出入自在に設けられ、縦枠22に取り付けられた凹状金具(図示省略)に係止される係止金具32とによって構成されている。そして、この戸18が開口枠14の縦枠22に蝶番等の支持金具16(図1)を介して開閉自在に取り付けられている。したがって、戸18を開く際には、ハンドル30に手を掛けて戸パネル28を開方向へ回動させることになり、戸18を閉じる際には、ハンドル30に手を掛けて戸パネル28を閉方向へ回動させることになる。
指つめ防止装置20は、図4および図5に示すように、隙間S(図7)を覆うカバー部材34と、戸18の表面にカバー部材34の一部を収容する収容空間36を構成する押え面材38と、収容空間36を確保するために戸18と押え面材38との間に配設された取付部材40とによって構成されている。
カバー部材34(図4、図5)は、可撓性を有する略四角形のシート状部材であり、カバー部材34の幅方向一方端部近傍における折り曲げ方向の表面には、図6に示すように、上下方向へ延びる溝42が折り曲げ箇所に対応して形成されている。カバー部材34の上下方向長さは、隙間S(図7)のほぼ全体を覆うことのできるように、戸18(戸パネル28)の上下方向長さとほぼ同じかそれよりもやや短く設定されており、カバー部材34の左右方向長さ(幅)は、戸18を180度開放した場合(図7)でも隙間Sを確実に覆うことのできるように、隙間Sの最大幅よりも十分に長く設定されている。そして、カバー部材34の幅方向他方端部、すなわち収容空間36へ挿入される側の端部における押え面材38側の表面には、図4に示すように、押え面材38との摩擦を低減させるための摩擦低減部材44が上下方向へ延びて設けられている。
摩擦低減部材44(図4)は、テープ状のベース部44aと、ベース部44aの表面に設けられたモヘアまたは布地等の低摩擦材44bとによって構成されており、ベース部44aがカバー部材34の表面に接着剤または粘着テープ等の固定手段を用いて固定されている。
そして、カバー部材34の幅方向一方端部が開口部12の内側部すなわち開口枠14(縦枠22)に戸当り26と共にネジ46(図4)によって固定されており、かつ、カバー部材34の幅方向他方端部が収容空間36に摺動自在に収容されている。また、ネジ46の頭部には、頭隠し材(図示省略)が貼着されている。
なお、カバー部材34の材質は、特に限定されるものではないが、「可撓性」の他、「曲げに強く」、「粘性が高い」といった性質を有していることが望ましく、具体的には、ABSまたはポリプロピレン等のような合成樹脂が適する。また、折り曲げ用の溝42(図6)は、折り曲げ方向とは反対側の表面に形成されてもよいし、折り曲げ方向およびその反対方向の両側の表面に形成されてもよい。そして、カバー部材34自体が十分な可撓性を有する場合には、溝42は省略されてもよい。また、カバー部材34には、戸構造10の全体で色を統一したり、傷が目立たないようにしたりすることを目的として、塗装が施されてもよいし、化粧シート材が貼着されてもよい。さらに、カバー部材34の幅方向一方端部は、本実施例のように戸当り26の裏面側に配置されてもよいし(図4)、本実施例とは逆に、戸当り26の表面側に配置されてもよい。
押え面材38(図4、図5)は、戸18の表面に取付部材40を介して取り付けられた板状部材であり、押え面材38の幅方向両端面は、角による怪我を防止するために、表面側の角が鈍角となるように傾斜して形成されている。また、収容空間36の入口に位置する押え面材38の幅方向端部は、カバー部材34との摩擦抵抗を低減するために、R形状に加工されている。
押え面材38の上下方向長さは、カバー部材34を収容可能なようにカバー部材34の上下方向長さよりもやや長めに設定されており、押え面材38の左右方向長さ(幅)は、戸18を閉じた際に収容空間36からカバー部材34がはみ出すことのないように、戸18の表面におけるカバー部材34の最大幅よりも十分に長く設定されている。さらに、押え面材38の肉厚は、カバー部材34の張力を受けても反らない強度を確保し得るように設定されている。
そして、押え面材38の上端部および下端部の背面側に取付部材40が配置されており、当該上端部および下端部の表面からねじ込まれたネジ48によって、押え面材38および取付部材40が共に戸18に固定されている。また、ネジ48の頭部には、頭隠し材(図示省略)が貼着されている。
なお、押え面材38の材質は、特に限定されるものではないが、カバー部材34の張力を受けても反らない強度を確保し得るものである必要があり、具体的には、MDF、合板、LVL、集成材、無垢材等の木質材料や、ABS、ポリプロピレン、ポリエステル等の合成樹脂材料や、アルミニウム等の金属材料が適する。また、押え面材38の取付位置は、特に限定されるものではないが、押え面材38の幅方向端面と縦枠22の内側面との隙間で手指が挟まれるのを防止するためには、当該隙間の幅が手指の幅よりも広くなる位置に設定されることが望ましい。また、押え面材38の角による怪我を防止するためには、当該角をR形状に加工してもよい。
取付部材40は、収容空間36を確保するために、押え面材38の上端部および下端部の背面側に水平方向へ延びて配置された棒状部材である。取付部材40の長さは、押え面材38からはみ出すことのないように、押え面材38の幅よりも短く設定されており、押え面材38の厚さは、カバー部材34を収容する収容空間36を確保するために、カバー部材34の厚さよりも厚く設定されている。
なお、取付部材40の材質は、特に限定されるものではなく、木質材、金属または合成樹脂等の任意の材料が用いられ得る。
戸構造10を構成する際には、建物の開口部12に開口枠14が取り付けられ、その後、開口枠14を構成する一方の縦枠22に支持金具16を介して戸18が取り付けられる。そして、戸18の表面に取付部材40を介して押え面材38が取り付けられる。また、カバー部材34の幅方向一方端部が一方の縦枠22に戸当り26と共にネジ46によって固定され、カバー部材34の幅方向他方端部が収容空間36に摺動自在に収容される。なお、押え面材38は、現場ではなく工場において戸18の表面に取り付けられてもよい。
戸構造10において、戸18を開ける際には、戸18のハンドル30に手を掛けて戸パネル28を開方向へ回動させる。すると、図7に示すように、収容空間36からカバー部材34が引き出され、このカバー部材34によって隙間Sが覆われる。したがって、隙間Sに手指が入り込むのを確実に防止でき、手指を挟む事故を回避できる。一方、戸18を閉じる際には、戸18のハンドル30に手を掛けて戸パネル28を閉方向へ回動させる。すると、隙間Sを覆っていたカバー部材34が収容空間36へ押し込まれ、カバー部材34の弛みが防止される。
なお、上述の実施例では、カバー部材34の挿入側端部における押え面材38側の表面に摩擦低減部材44を設けるようにしているが、この摩擦低減部材44は、少なくとも押え面材38側の表面に設けられていればよい。したがって、図8に示すように、カバー部材34の両面に摩擦低減部材44が設けられてもよいし、これに加えて、押え面材38の背面における入口部分等に摩擦低減部材44が設けられてもよい。
また、上述の実施例では、単なる棒状の取付部材40を用いているが、これに代えて、図9に示すような略L状の取付部材50や、図10に示すような略コ状の取付部材52を用いてもよい。また、図11に示すように、取付部材52(または取付部材40,50)と押え面材38との間に天然ゴム、合成ゴムまたはエラストマ等のクッション材54を配設してもよい。
取付部材50(図9)は、戸18の表面と押え面材38との間に配置される帯板状または棒状のスペーサ部50aと、押え面材38の端面に係止される端面係止部50bとによって略L状に構成されており、スペーサ部50aがネジ56によって戸18に固定され、端面係止部50bがネジ56によって押え面材38の端面に固定される。一方、取付部材52(図10、図11)は、戸18の表面と押え面材38との間に配置される帯板状または棒状のスペーサ部52aと、押え面材38の端面に係止される端面係止部52bと、押え面材38の表面に係止される表面係止部52cとによって略コ状に構成されており、スペーサ部52aがネジ56によって戸18に固定され、スペーサ部52a、端面係止部52bおよび表面係止部52cによって押え面材38の幅方向端部が保持される。
したがって、取付部材50および52によれば、押え面材38の表面にネジ頭が露出するのを防止でき、意匠性をより高めることができる。また、略コ状の取付部材52によれば、押え面材38にネジ48,56をねじ込む必要がないので、ミラー等のネジ留めが困難なものを押え面材38として用いることができる。そして、取付部材40,50,52とクッション材54とを併用した構成によれば、ミラー等を押え面材38に用いるときのような衝撃を緩和させたい場合に有効である。
そして、上述の実施例では、本発明を一般的な「開き戸構造10」に適用した場合を示したが、本発明は、図12に示すような「折れ戸構造58」にも適用可能である。折れ戸構造58は、2枚の戸パネル60a,60bと、戸パネル60a,60bどうしを開閉自在に連結する支持金具62とを有する折れ戸64を備えており、折れ戸64を開く際には、2枚の戸パネル60a,60b間に隙間Sが生じる。したがって、本発明を折れ戸構造58に適用した場合には、一方の戸パネル60aの表面に取付部材40および押え面材38によって収容空間36が構成され、他方の戸パネル60bの表面にカバー部材34の幅方向一方端部がネジ66によって固定され、カバー部材34の幅方向他方端部が収容空間36に摺動自在に収容されることになる。つまり、一方の戸パネル60aが「戸」であるとすれば、他方の戸パネル60bが「支持体」となり、「戸」と「支持体」との間に生じる隙間Sをカバー部材34によって覆うことになる。
さらに、押え面材38としては、(a)姿見としての機能を備えたミラーや、(b)飾り板としての機能を備えたコルク面材や、(c)MDFまたは合板等の木質基材の表面に金属または革等の質感を再現したシート材を貼り付けたものや、(d)凹凸のある立体形状を組み合わせたもの等を用いるようにしてもよい。
10… 戸構造(開き戸構造)
12… 開口部
14… 開口枠
16… 支持金具
18… 戸
20… 指つめ防止装置
22… 縦枠
24… 横枠
26… 戸当り
32… 係止金具
34… カバー部材
36… 収容空間
38… 押え面材
40,50,52… 取付部材
42… 溝
44… 摩擦低減部材
44a… ベース部
44b… 低摩擦材
50a… スペーサ部
50b… 端面係止部
58… 折れ戸構造
12… 開口部
14… 開口枠
16… 支持金具
18… 戸
20… 指つめ防止装置
22… 縦枠
24… 横枠
26… 戸当り
32… 係止金具
34… カバー部材
36… 収容空間
38… 押え面材
40,50,52… 取付部材
42… 溝
44… 摩擦低減部材
44a… ベース部
44b… 低摩擦材
50a… スペーサ部
50b… 端面係止部
58… 折れ戸構造
Claims (6)
- 支持体と前記支持体に支持金具を介して開閉自在に支持された戸との間において前記戸を開く際に生じる隙間を遮蔽するシート状のカバー部材、および前記戸の表面に取付部材を介して取り付けられ、前記カバー部材の一部を収容する収容空間を構成する板状の押え面材を備える、指つめ防止装置であって、
前記カバー部材は可撓性を有しており、前記カバー部材の幅方向一方端部が前記支持体に固定されており、かつ、前記カバー部材の幅方向他方端部が前記収容空間に摺動自在に収容されている、指つめ防止装置。 - 前記取付部材は、前記戸の表面と前記押え面材との間に配置されたスペーサ部と、前記押え面材の端面に係止された係止部とを有している、請求項1に記載の指つめ防止装置。
- 前記カバー部材の少なくとも一方の表面には、折り曲げ用の溝が形成されている、請求項1または2に記載の指つめ防止装置。
- 前記カバー部材の幅方向他方端部には、前記押え面材との摩擦を低減させるための摩擦低減部材が設けられている、請求項1ないし3のいずれかに記載の指つめ防止装置。
- 開口部に設けられた開口枠、前記開口枠に支持金具を介して開閉自在に支持された戸、および前記開口枠と前記戸との間において前記戸を開く際に生じる隙間を遮蔽する指つめ防止装置を備える、戸構造であって、
前記指つめ防止装置は、前記戸の表面に取付部材を介して取り付けられた板状の押え面材と、可撓性を有し、幅方向一方端部が前記開口枠の内側面に固定されており、かつ、幅方向他方端部が前記戸の表面と前記押え面材との間に確保された収容空間に摺動自在に収容されているカバー部材とを有している、戸構造。 - 前記開口枠は、前記支持金具が取り付けられる縦枠を有しており、前記縦枠の内側面には、棒状の戸当りが前記押え面材の幅方向一方端部と共にネジによって固定されている、請求項5に記載の戸構造。
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JP2010163871A (ja) * | 2009-01-13 | 2010-07-29 | Panasonic Corp | 多翼遠心送風機 |
KR102110778B1 (ko) * | 2019-06-12 | 2020-05-14 | 김학인 | 손끼임 방지기능이 구비된 도어 |
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2006
- 2006-12-13 JP JP2006335923A patent/JP2008144549A/ja active Pending
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